JP3383594B2 - 眼の開度測定装置 - Google Patents

眼の開度測定装置

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JP3383594B2 JP27503898A JP27503898A JP3383594B2 JP 3383594 B2 JP3383594 B2 JP 3383594B2 JP 27503898 A JP27503898 A JP 27503898A JP 27503898 A JP27503898 A JP 27503898A JP 3383594 B2 JP3383594 B2 JP 3383594B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼を撮影した映像
を処理することにより眼の開度(上下まぶたの間隔)を
測定する方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】人間の眼の開度(上下まぶたの間隔)を
測定する方法としては、従来、例えば特開平10−44
824号公報等に示されるものがあった。この方式で
は、顔画像を処理することにより処理対象領域を決定
し、その領域に対して2値化処理を行うことで、眼領域
を抽出している。この2値化のための閾値は処理対象領
域内にある画素の濃度値に関する頻度分布を求め、最大
頻度となる濃度値や頻度分布の重心、中央値、微分値が
0となる濃度値などとして決定している。そして2値化
により得た眼領域を上下方向に走査し、連続する最大長
さとして眼の開度を測定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方式では、映像上の眼の大きさ(40画素程度以
内)に対して濃度値の頻度分布を求める処理対象を広く
(横120、縦60画素程度)としているため、眼以外
の領域を広く含む画像を撮影する必要がある。また、2
値化閾値を決定するため、処理対象領域の全ての画素か
ら濃度値の頻度分布を求める必要があり、処理量が多く
なる問題がある。
【0004】このような点から、少ない処理量で眼の開
度を測定することのできる眼の開度測定方法および装置
の実現が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決するため次の構成を採用する。 〈構成1〉 被験者の眼の映像を撮影し、得られた映像から眼の開度
を計測する眼の開度測定装置において、瞳孔の幅の範囲
内を通り、上下に延びる直線を計測列として設定する計
測位置設定部と、計測列上の濃度値の変化に基づき、計
測列上のまぶたの端点を検出し、まぶたの端点の間隔を
眼の開度として測定する眼の開度計測部と、被験者の眼
の映像を撮影するカメラと、被験者とカメラとの間に設
けられ、被験者とカメラとを離隔し、かつ、被験者の映
像を透過する光透過部材とを備えたことを特徴とする眼
の開度測定装置。
【0006】〈構成2〉 構成1に記載の眼の開度測定装置において、被験者の瞳
孔の幅の範囲内に照明の写り込みが位置するよう、被験
者の眼に対して照明を行う照明装置と、照明の写り込み
位置を通る計測列を設定する計測位置設定部と、写り込
み位置の上下でまぶたの端点を検出し、まぶたの端点の
間隔を眼の開度として測定する眼の開度計測部と備えた
ことを特徴とする眼の開度測定装置。
【0007】〈構成3〉 構成2に記載の眼の開度測定装置において、照明の写り
込み位置の探索を、眼の映像における濃度値が閾値以上
になる領域を探索することによって行う計測位置設定部
を備えたことを特徴とする眼の開度測定装置。
【0008】〈構成4〉 構成3に記載の眼の開度測定装置において、照明の写り
込み位置の探索を、予め決められた大きさの範囲内であ
る領域を探索することによって行う計測位置設定部を備
えたことを特徴とする眼の開度測定装置。
【0009】〈構成5〉 構成1〜4のいずれかに記載の眼の開度測定装置におい
て、眼の映像において計測列上の瞳孔の上下端点を検出
し、瞳孔の上下端点の上下でまぶたの端点を検出する眼
の開度計測部を備えたことを特徴とする眼の開度測定
置。
【0010】〈構成6〉 構成5に記載の眼の開度測定装置において、瞳孔の上下
における画素の濃度値を、虹彩端点検出用閾値と比較す
ることによってまぶたの端点を検出する眼の開度計測部
を備えたことを特徴とする眼の開度測定装置。
【0011】〈構成7〉 構成6に記載の眼の開度測定装置において、虹彩端点検
出用閾値は、瞳孔周辺の画素について求めた濃度値の最
大値に予め定められたオフセット値を加えたものである
ことを特徴とする眼の開度測定装置。
【0012】〈構成8〉 構成5〜7のいずれかに記載の眼の開度測定装置におい
て、瞳孔端点を、検出した照明の写り込み位置の上下で
検出する眼の開度計測部を備えたことを特徴とする眼の
開度測定装置。
【0013】〈構成9〉 構成8に記載の眼の開度測定装置において、瞳孔端点
を、検出した照明の写り込み位置の上下における画素の
濃度値を、瞳孔端点検出用閾値と比較することによって
検出する眼の開度計測部を備えたことを特徴とする眼の
開度測定装置。
【0014】〈構成10〉 構成9に記載の眼の開度測定装置において、瞳孔端点検
出用閾値は、検出した照明の写り込み位置の周辺におけ
る画素について求めた濃度値の最小値にオフセット値を
加えたものであることを特徴とする眼の開度測定装置。
【0015】〈構成11〉 構成2〜10のいずれかに記載の眼の開度測定装置にお
いて、照明装置は、赤外光の照明であることを特徴とす
る眼の開度測定装置。
【0016】〈構成12〉構成1〜11のいずれかに記載の眼の開度測定装置にお
いて、光透過部材はハーフミラーである ことを特徴とす
る眼の開度測定装置。
【0017】〈構成13〉 構成1〜11のいずれかに記載の眼の開度測定装置にお
いて、光透過部材は可視光カットフィルタであることを
特徴とする眼の開度測定装置。
【0018】〈構成14〉 構成1〜11のいずれかに記載の眼の開度測定装置にお
いて、光透過部材はハーフミラーと可視光カットフィル
タの組み合わせであることを特徴とする眼の開度測定装
置。
【0019】〈構成15〉 構成12に記載の眼の開度測定装置において、被験者に
対して斜めに設置された光透過部材と、被験者の眼の映
像を光透過部材による反射像として撮影するカメラとを
備えたことを特徴とする眼の開度測定装置。
【0020】〈構成16〉 構成15に記載の眼の開度測定装置において、光透過部
材の後方に設置され、与えられた映像信号に基づき被験
者の目の映像を表示する画像表示器と、カメラの映像信
号を、画像表示器と、計測位置設定部および眼の開度計
測部とに分配する映像分配器とを備えたことを特徴とす
る眼の開度測定装置。
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて詳細に説明する。
【0034】本発明では、閾値決定処理の必要な2値化
処理を行わず、眼画像における濃度値の変化に着目した
眼の開度測定を行う。また、濃度値変化を観測する位置
を決定するため、眼画像を撮影するカメラの近傍に照明
を設置し、被験者がカメラの方を向いたときにこの照明
が角膜上に写り込むことを利用して、観測位置を決定す
る。そして、照明の写り込み位置から上下方向に濃度値
の変化を観測することによって瞳孔および上下まぶたの
端点を決定する。そして得られた上下まぶたの端点間の
距離として、眼の開度を測定する。眼の内部の画素に関
して濃度値を観測するため、処理対象となる画像は眼の
周辺部を広く含む必要はない。また、濃度値の頻度分布
を求める必要がないことから、画素の濃度値を参照する
回数が減少し、処理量を低減することができる。
【0035】《具体例1》 〈構成〉図1は本発明の眼の開度測定方法の具体例1を
示すフローチャートであるが、これに先立ち、眼の開度
測定方法を実現するための眼の開度測定装置を説明す
る。
【0036】図2は、眼の開度測定装置の構成図であ
る。図の装置は、カメラ1、照明装置2、光透過部材
3、眼画像処理装置4からなる。カメラ1は、被験者1
00が注視する方向に設けられ、被験者100の眼画像
を撮影し、これを画像信号として眼画像処理装置4に出
力するカメラである。
【0037】照明装置2は、カメラ1の近傍に設けら
れ、被験者100に対して照明を行うための装置であ
る。光透過部材3は、被験者100が不用意にカメラ1
等の機器に近づき過ぎないよう設けられた防護面であ
り、ガラス等、光を透過する材質で構成され、カメラ1
の前面側(被験者100とカメラ1との間)に設置され
ている。
【0038】眼画像処理装置4は、眼画像入力部11、
計測位置設定部12、眼の開度計測部13、開度出力部
14を備えている。
【0039】眼画像入力部11は、カメラ1よりアナロ
グ画像信号を受け取り、A/D変換によりデジタル画像
に変換する機能部である。
【0040】計測位置設定部12は、眼画像入力部11
の画像信号に基づき、瞳孔付近に写り込んでいる照明の
写り込みを探索する機能部である。そして、このような
照明反射が検出された場合に、照明反射部分の中心位置
を計測位置として出力する機能を有している。
【0041】眼の開度計測部13は、計測位置の上下に
ある瞳孔の上下端位置、上まぶたの下端位置、下まぶた
の上端位置を順次検出し、得られた上下まぶたの端点位
置に基づき眼の開度を算出する機能部である。また、開
度出力部14は、眼の開度計測部13によって求められ
た眼の開度情報を出力する機能部である。
【0042】〈動作〉次に動作について説明する。カメ
ラ1によって被験者100の眼画像が撮影され、これが
眼画像処理装置4に送られる。
【0043】図3は、眼画像の説明図である。図中、2
01は瞳孔であり、カメラ1と照明装置2とが近接して
いる場合には瞳孔上に照明の写り込み202が観測でき
る。また、203は虹彩、204は強膜を示している。
尚、図示省略しているが、上下のまつげがこれに加わ
る。
【0044】眼画像処理装置4における眼画像入力部1
1は、カメラ1より画像信号を受け取り、A/D変換に
よりデジタル画像データを生成する。入力された映像
は、横W画素、縦H画素から構成される眼画像データに
変換される。以下の説明において、I(x,y)は、第
x列、第y行の位置にある画素の濃度値を示すものとす
る。但し、列数、行数は画像左上位置を基準として数
え、最も左にある列を第0列、最も上にある行を第0行
と定義する。通常、濃度値は0から255までの整数で
表現され、0が最も暗く、255が最も明るいことを示
す。
【0045】次に、計測位置設定部12からの処理を図
1に沿って説明する。計測位置設定部12は、眼の計測
位置を設定する(ステップS1)。
【0046】図4は、計測位置設定部12の処理を示す
フローチャートである。先ず、眼画像データにおいて、
濃度値が予め設定した閾値を越える領域を探索する(ス
テップS11)。探索の方法は、先ず眼画像データを一
定手順で走査して濃度値が閾値を越える画素を探索し、
次にこの画素近傍において同様に濃度値が閾値を越える
画素に対するラベル付けを行い、同一ラベルを持つ領域
を求める。このラベル付けは上下左右に隣接する画素に
ついて同じ値を付与するようにする。
【0047】このステップS11の処理は、眼画像デー
タ上で照明反射領域を検出するものである。領域の大き
さは照明装置2の大きさやカメラ1の解像度、カメラ1
と被験者100との距離等によりおよその範囲を事前に
設定することができる。
【0048】このように照明の写り込みの大きさの範囲
を事前に設定しておき、ステップS11で求められた領
域の大きさ(領域の最大幅と高さ)をこの範囲とを比較
し、領域が照明の写り込みであることを検査する(ステ
ップS12)。
【0049】このステップS12において、領域の大き
さが範囲外であるときは、ステップS11の処理に戻
り、次の領域を探索する。このような再探索を行うた
め、計測位置設定部12では、ステップS11の処理が
どこまで進んだのかを保持しておき、探索再開時にはこ
の保持位置から探索を行う。
【0050】ステップS12の大きさ判定に合格した場
合は、次のステップS13において、領域の中心位置を
算出する。これは領域の外接矩形の中心位置として算出
する。得られた位置を(X,Y)とする。
【0051】次に瞳孔の判定を行う。図2のように照明
装置2がカメラ1の直下に位置する場合には、図3に示
したように眼画像データにおいて瞳孔中心の直下に照明
の写り込みが観測される。この特性を利用し、ステップ
S14においては、位置(X,Y)の上方にサンプル画
素を数点設定し、次のステップS15において、その各
画素の濃度値が事前に設定した閾値より低いかどうかに
よって、検出した領域が瞳孔付近にある照明の写り込み
であるかどうかを判定する。瞳孔でないと判定された場
合には、ステップS11に戻り、次の領域を探索する。
【0052】次に、眼の開度計測部13の動作について
説明する。この眼の開度計測部13の処理は、眼画像デ
ータの第X列にある画素の濃度値に基づいて処理を行
う。この第X列を計測列と呼ぶ。
【0053】図5は、図3の眼画像データについて計測
列にある画素の濃度値分布を示したものである。眼の開
度計測部13は、図5に示す上まぶた下端、瞳孔上端、
瞳孔下端、下まぶた上端の位置をそれぞれ決定し、上ま
ぶた下端と下まぶた上端との間隔として眼の開度を計測
するものである。
【0054】図1に戻り、眼の開度計測部13は、先
ず、瞳孔端点検出用閾値を設定する(ステップS2)。
この値は計測列の位置Yから上方向(図5におけるyの
減少方向)に濃度値の最小値を検索し、得られた最小値
にオフセット値(通常は30〜50程度)を加えたもの
とする。最小を求める画素の範囲は位置Yから数画素程
度とする。通常、位置Yより上方で濃度値が最小となる
位置は瞳孔内(通常、瞳孔内の濃度値はほぼ変化しな
い)となるため、このような方法により瞳孔端点検出用
閾値を決定することができる。尚、この瞳孔端点検出用
閾値が極端に高い場合には、以降の処理を中断して計測
位置設定部12における次の領域探索処理に戻る。
【0055】次に、瞳孔の上端位置を検出する(ステッ
プS3)。この処理は、先ず濃度値の最小値の位置より
上方に計測列の画素を走査し、濃度値がステップS2で
設定した瞳孔端点検出用閾値を上回る手前の画素の位置
として、瞳孔の上端位置を検出する。
【0056】次に、瞳孔の下端位置を検出する(ステッ
プS4)。この処理は、先ず、計測列の位置Yから下方
向に濃度値の最小値を検索し、その値がステップS2で
設定した瞳孔端点検出用閾値以下である場合には、照明
反射の下部に瞳孔があるものと判定する。そして、更に
下方に計測列の画素を走査し、濃度値が瞳孔端点検出用
閾値を上回る手前の画素の位置として、瞳孔の下端位置
を検出する。
【0057】尚、濃度値の最小値が瞳孔端点検出用閾値
を越えている場合には、照明反射の下部に瞳孔がないも
のと判定する。この場合は瞳孔下端の位置を照明反射部
の上方で求める。即ち、位置Yから上方向に計測列の画
素を走査し、濃度値が瞳孔の最大濃度値以下となる画素
の位置として、瞳孔の下端位置を検出する。
【0058】次に、上記のステップS4までの処理で検
出した瞳孔の上下端位置の間隔として瞳孔の大きさ(直
径)を求め、これが事前に設定した条件に合致している
かどうかで瞳孔の大きさを検定する(ステップS5)。
【0059】瞳孔の大きさは照明条件や個人差により変
動するので、予め瞳孔の大きさの範囲を設定しておき、
得られた瞳孔の大きさがこの範囲内に収まっているかど
うかを判定する。収まっていない場合には計測位置設定
部12における次の領域探索処理に戻る。
【0060】次に、虹彩端点検出用閾値を設定する(ス
テップS6)。これは瞳孔の下端位置から下方向に濃度
値の最大値を求め、得られた最大値にオフセット値(通
常は15程度)を加えたものとする。但し、最大を求め
る範囲は虹彩が存在する範囲として事前に設定してお
く。尚、瞳孔下端を位置Yより上方で求めた場合には、
ステップS4において位置Yより下方で求めた濃度値の
最小位置より下方で同様の処理を行うものとする。ま
た、この虹彩端点検出用閾値が極端に高い場合には、以
の処理を中断し、計測位置設定部12における次の領
域探索処理に戻る。
【0061】次に、下まぶたの上端位置を検出する。こ
の処理は、先ず前記虹彩端点検出用閾値を求めた範囲よ
り下方に計測列の画素を走査し、濃度値がステップS6
で設定した虹彩端点検出用閾値を上回る画素の位置とし
て、下まぶたの上端位置を検出する。
【0062】次に、上まぶたの下端位置を検出する(ス
テップS8)。この処理は瞳孔の上端位置から上方向に
計測列の画素を走査し、濃度値がステップS6で設定し
た虹彩端点検出用閾値を上回る画素の位置として、上ま
ぶたの下端位置を検出する。
【0063】次に、上まぶたの下端位置と下まぶたの上
端位置との間隔として眼の開度を算出する(ステップS
9)。そして、この値が予め設定した範囲内に収まって
いるかどうかを判定する。範囲外である場合には計測位
置設定部12における次の領域探索処理に戻る。
【0064】以上のような処理を眼の開度計測部13で
行い、得られた眼の開度を開度出力部14において出力
する。
【0065】〈効果〉以上、説明したように具体例1に
よれば、瞳孔の幅内に位置する計測列を設け、この計測
列上の濃度値の値に基づき眼の開度を測定するようにし
たため、濃度値の頻度分布を求めることなく眼の開度を
測定することができ、従って、計算量を削減でき、高速
な処理を実行することができる。また、2値化処理を行
わずに濃度値を直接使用した処理であるため、眼画像の
ほとんどを眼の部分が占めていても眼の開度が測定でき
る。即ち、眼を含む広範囲の画像が必要ない。
【0066】尚、上記具体例1では、光透過部材3をガ
ラス等の光を透過する部材で形成したが、被験者100
が自分で眼を確認できるようハーフミラーとしてもよ
い。また、被験者100にとって照明がまぶしくないよ
うに、照明装置2に赤外照明を用いてもよい。更に、外
光の影響を受けないよう光透過部材3に可視光カットフ
ィルタを合わせて設置してもよい。
【0067】《具体例2》 具体例2は、光透過部材をハーフミラーとして被験者に
対して斜めに設置し、被験者の眼の映像をハーフミラー
による反射像として撮影するようにしたものである。
【0068】〈構成〉 図6は本発明の具体例2による眼の開度測定装置の構成
図である。図の装置は、カメラ1、照明装置2、光透過
部材5、眼画像処理装置4からなり、光透過部材5はハ
ーフミラーからなり、被験者100にとって斜めに設置
され、カメラ1が被験者100の画像をこのハーフミラ
ーを介して撮影するように構成されている。
【0069】図6において、(a)は横方向から見た図
であり、この場合は、光透過部材5を被験者100の前
方に下向きに設置したものである。このハーフミラーは
上向きに設置してもよい。また同図(b)は上方向から
見た図であり、光透過部材5を被験者100の前方に、
被験者100から見て右向きとなるよう設置したもので
ある。このハーフミラーは左向きに設置してもよい。
【0070】図6(a),(b)いずれの構成において
も、カメラ1は、光透過部材5による被験者100の眼
の反射像を撮影するよう配置されている。また、照明装
置2は光透過部材5の裏側(被験者100を表側とした
場合)に配置され、光透過部材5を通して被験者100
を照射するよう構成されている。
【0071】眼画像処理装置4の構成については具体例
1と同様であるため、ここでの説明は省略する。
【0072】〈動作〉 具体例2においては、光透過部材5で上下または左右に
反射させた被験者100の眼の映像を撮影し、眼の開度
を測定する。測定処理は眼画像処理装置4で行われ、処
理の内容は具体例1と同様である。但し、光透過部材5
で反射させた映像を撮影するため、上まぶたが映像の上
部に写るようカメラ1の設置方向に注意する。このよう
な場合、眼画像データは具体例1のものに対し左右に反
転しているものが得られているが、これは具体例におけ
る眼の開度計測には影響を与えない。
【0073】〈効果〉 以上のように、具体例2によれば、光透過部材5をハー
フミラーとし、このハーフミラーによる被験者100の
眼の反射像を撮影するよう構成したので、被験者100
は、ハーフミラーを通して外の様子を見ることができ
る。これは、例えば、車両運転者の眼画像を撮影する場
合等、被験者100の視野が妨げられないような状況で
の眼の開度計測に有効である。
【0074】《具体例3》具体例3は、具体例2の構成
に加えて、被験者100の眼を撮影した画像を、被験者
100自身が見ることができるようモニタを設けたもの
である。
【0075】〈構成〉 図7は、本発明の具体例3による眼の開度測定装置の構
成図である。図の装置は、カメラ1、照明装置2、光透
部材5、眼画像処理装置4、映像分配器6、モニタ7
からなる。ここで、映像分配器6およびモニタ7以外は
具体例2の構成と同様であるため、対応する部分に同一
符号を付してその説明を省略する。
【0076】映像分配器6は、カメラ1によって撮影さ
れた映像を眼画像処理装置4およびモニタ7に分配する
機能を有している。モニタ7は、映像分配器6で分配さ
れたカメラ1からの映像を表示する表示器であり、CR
Tや液晶ディスプレイで構成されている。また、このモ
ニタ7は、ハーフミラーからなる光透過部材5を通して
被験者100が自身の眼画像を見ることができる位置に
設置されている。
【0077】〈動作〉 被験者100の眼画像は、具体例2と同様に光透過部材
5で反射され、カメラ1によって撮影される。カメラ1
で撮影された映像は映像分配器6によって眼画像処理装
置4とモニタ7に分配される。これにより、モニタ7
は、カメラ1で撮影した眼画像を表示し、被験者100
はこれを光透過部材5を通して確認する。尚、眼画像処
理装置4の動作については、具体例1、2と同様である
ため、ここでの説明は省略する。
【0078】〈効果〉以上のように具体例3によれば、
カメラ1で撮影した被験者100の眼画像を表示するた
めのモニタ7を設けたので、被験者100は、モニタ映
像によりカメラ1が撮影している映像を確認することが
できる。従って、例えばピントが合うよう被験者100
自身が眼の位置を調整できる。このためカメラ1は固定
焦点カメラでもよく、安価に構成することが可能とな
る。尚、モニタに表示される映像は左右が反転している
ため、表示映像における眼の位置は被験者100の左右
の動きと同方向に移動する。従って被験者100は眼の
位置合わせを行いやすい効果もある。
【0079】また、照明装置2を赤外照明とした場合
は、被験者100はその反射像を確認することができな
いが、具体例3のようにカメラ1の画像をモニタ7で表
示することによって、自身の眼画像を確認することがで
きる。
【0080】《利用形態》本発明の眼の開度測定方法お
よび装置は、例えば車両運転者のまばたきによる覚醒状
態の検知や、眼の映像を利用した個人識別装置に対する
映像入力の判定などに用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の眼の開度測定方法の具体例1を示すフ
ローチャートである。
【図2】本発明の眼の開度測定方法を実現するための眼
の開度測定装置の具体例1を示す構成図である。
【図3】本発明の眼の開度測定方法における眼画像の説
明図である。
【図4】本発明の眼の開度測定方法の具体例1における
計測位置設定部の処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明の眼の開度測定方法の具体例1における
計測列画素の濃度値分布説明図である。
【図6】本発明の眼の開度測定装置の具体例2の構成図
である。
【図7】本発明の眼の開度測定装置の具体例3の構成図
である。
【符号の説明】
1 カメラ 2 照明装置 3、5 光透過部材 4 眼画像処理装置 7 モニタ 12 計測位置設定部 13 眼の開度計測部 100 被験者
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 孝弘 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−313459(JP,A) 特開 平9−56679(JP,A) 特開 平11−318826(JP,A) 特開 平2−264626(JP,A) 特開 平10−44824(JP,A) 特開 平9−108184(JP,A) 特開 平5−95908(JP,A) 特開 平9−230436(JP,A) 特開 平9−105853(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 3/00 - 3/16

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被験者の眼の映像を撮影し、得られた映
    像から眼の開度を計測する眼の開度測定装置において、 瞳孔の幅の範囲内を通り、上下に延びる直線を計測列と
    して設定する計測位置設定部と、 前記計測列上の濃度値の変化に基づき、前記計測列上の
    まぶたの端点を検出し、当該まぶたの端点の間隔を眼の
    開度として測定する眼の開度計測部と、 前記被験者の眼の映像を撮影するカメラと、 前記被験者と前記カメラとの間に設けられ、前記被験者
    と前記カメラとを離隔し、かつ、当該被験者の映像を透
    過する光透過部材とを備えたことを特徴とする眼の開度
    測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の眼の開度測定装置にお
    いて、 被験者の瞳孔の幅の範囲内に照明の写り込みが位置する
    よう、当該被験者の眼に対して照明を行う照明装置と、 前記照明の写り込み位置を通る計測列を設定する計測位
    置設定部と、 前記写り込み位置の上下でまぶたの端点を検出し、当該
    まぶたの端点の間隔を眼の開度として測定する眼の開度
    計測部と備えたことを特徴とする眼の開度測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の眼の開度測定装置にお
    いて、 照明の写り込み位置の探索を、眼の映像における濃度値
    が閾値以上になる領域を探索することによって行う計測
    位置設定部を備えたことを特徴とする眼の開度測定装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の眼の開度測定装置にお
    いて、 照明の写り込み位置の探索を、予め決められた大きさの
    範囲内である領域を探索することによって行う計測位置
    設定部を備えたことを特徴とする眼の開度測定装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の眼の開
    度測定装置において、 眼の映像において計測列上の瞳孔の上下端点を検出し、
    当該瞳孔の上下端点の上下でまぶたの端点を検出する眼
    の開度計測部を備えたことを特徴とする眼の開度測定装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の眼の開度測定装置にお
    いて、 瞳孔の上下における画素の濃度値を、虹彩端点検出用閾
    値と比較することによってまぶたの端点を検出する眼の
    開度計測部を備えたことを特徴とする眼の開度測定装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の眼の開度測定装置にお
    いて、 虹彩端点検出用閾値は、瞳孔周辺の画素について求めた
    濃度値の最大値に予め定められたオフセット値を加えた
    ものであることを特徴とする眼の開度測定装置。
  8. 【請求項8】 請求項5〜7のいずれかに記載の眼の開
    度測定装置において、 瞳孔端点を、検出した照明の写り込み位置の上下で検出
    する眼の開度計測部を備えたことを特徴とする眼の開度
    測定装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の眼の開度測定装置にお
    いて、 瞳孔端点を、検出した照明の写り込み位置の上下におけ
    る画素の濃度値を、瞳孔端点検出用閾値と比較すること
    によって検出する眼の開度計測部を備えたことを特徴と
    する眼の開度測定装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の眼の開度測定装置に
    おいて、 瞳孔端点検出用閾値は、検出した照明の写り込み位置の
    周辺における画素について求めた濃度値の最小値にオフ
    セット値を加えたものであることを特徴とする眼の開度
    測定装置。
  11. 【請求項11】 請求項2〜10のいずれかに記載の眼
    の開度測定装置において、 照明装置は、赤外光の照明であることを特徴とする眼の
    開度測定装置。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれかに記載の眼
    の開度測定装置において、 光透過部材はハーフミラーであることを特徴とする眼の
    開度測定装置。
  13. 【請求項13】 請求項1〜11のいずれかに記載の眼
    の開度測定装置において、 光透過部材は可視光カットフィルタであることを特徴と
    する眼の開度測定装置。
  14. 【請求項14】 請求項1〜11のいずれかに記載の眼
    の開度測定装置において、 光透過部材はハーフミラーと可視光カットフィルタの組
    み合わせであることを特徴とする眼の開度測定装置。
  15. 【請求項15】 請求項12に記載の眼の開度測定装置
    において、 被験者に対して斜めに設置された光透過部材と、 被験者の眼の映像を前記光透過部材による反射像として
    撮影するカメラとを備えたことを特徴とする眼の開度測
    定装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の眼の開度測定装置
    において、光透過部材の後方に設置され、与えられた映像信号に基
    づき被験者の目の映像を表示する画像表示器と、 カメラの映像信号を、前記画像表示器と、計測位置設定
    部および眼の開度計測部とに分配する映像分配器 とを備
    えたことを特徴とする眼の開度測定装置。
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