JP3379772B2 - エンドレスベルト式面加圧連続加硫装置用加圧ベルト及びその製造方法 - Google Patents

エンドレスベルト式面加圧連続加硫装置用加圧ベルト及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンドレスベルト式
面加圧連続加硫装置用加圧ベルトと、その製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】エンドレスベルト式面加圧連続加硫装置
は、図1に示すように、加熱ドラム1と二つの案内ドラ
ム2、3および加圧調整ドラム4を有しており、前記加
熱ドラム1、案内ドラム2、3および加圧調整ドラム4
には加圧ベルト5がエンドレスに卷回されている。未加
硫原反6は原反用ドラム7に卷回されており、第一の案
内ドラム2を卷回する加圧ベルト5上を案内されて加熱
ドラム1に導かれる。このとき未加硫原反6は加圧ベル
ト5の下となり、このため加圧ベルト5によって加熱ド
ラム1方向に加圧されるとともに加硫される。加硫済み
反8は第二の案内ドラム3に導かれ、この案内ドラム3
などに案内されているエンドレスの加圧ベルト5上を案
内され、加圧調整ドラム4を経て、巻取ドラム9に巻き
取られる。
【0003】上記加圧調整ドラム4は油圧シリンダー4
1を有しており、この油圧シリンダー41によって前記
加圧ベルト5の張りが調整され、従って未加硫原反6の
加圧量が制御できるようになっている。
【0004】上述のようなエンドレスベルト式面加圧連
続加硫装置において使用される加圧ベルト5は、スチー
ルワイヤーを編み上げた物を支持体とし、この支持体に
耐熱性ゴム層を積層した構造または、エンドレスのスチ
ールベルトになっている。
【0005】このような従来の加圧ベルト5を製造する
場合、支持体であるスチールワイヤーおよびスチールベ
ルトがエンドレス形状であるため、連続加硫装置はこの
スチールワイヤーを加熱ドラム1、第一の案内ドラム
2、第二の案内ドラム3に係止した後、前記加圧調整ド
ラム4を移動してスチールワイヤーのエンドレス内に挿
入し係止させている。この後、スチールワイヤーの場合
は、その上にゴム配合物を張り付け、これを加硫ドラム
1で加硫し加圧ベルトが作られていた。
【0006】
【発明が解決する問題点】この方法で作られた加圧ベル
トはスチールワイヤーの1編み組織の直径が20mmほ
どあり、標準仕様の張り合わせゴムにより被覆しても、
その影響が加硫ゾーン内の面加圧力の不均一性となって
現われていた。つまり、ワイヤーの編み跡パターン通り
に、加硫済み反に残留歪が残されたり、厚みが編み跡パ
ターン化する欠点があった。
【0007】したがって、加硫後の厚み精度、厚み方向
の弾性に対する要求度の高い製品の製造には適さない傾
向にあった。
【0008】また、支持体がエンドレスのスチールワイ
ヤー編み上げ物あるいはスチールベルトであったため、
装置組立後に長期の張力などにより劣化した加圧ベルト
を交換する場合、加圧調整ドラム4を移動させなければ
ならないなど作業性に問題を生じていた。
【0009】
【発明の目的】本発明は、上述の問題点に鑑みなされた
ものであり、加硫時の面内の加圧力を均一化し、面内の
厚み精度、厚み方向の弾性のばらつきがなく加硫可能な
エンドレスベルト式面加圧連続加硫装置用加圧ベルトを
提供することを目的とする。
【0010】本発明はさらに、上記面加圧連続加硫装置
によって面内の厚み精度、厚み方向の弾性のばらつきが
ない加圧ベルトを容易に製造でき、さらには容易に交換
可能な加圧ベルトを製造する方法を提供することを目的
とする。
【0011】
【問題点を解決するための手段】上記問題点を解決する
ため、エンドレスベルト式面加圧連続加硫装置用加圧ベ
ルトは、支持体の両面に耐熱性ゴム層を設けたエンドレ
ベルト式面加圧連続加硫装置用加圧ベルトにおいて、
前記支持体を高強度非金属材料より製造したことを特徴
とするものである。
【0012】また本発明によるエンドレスベルト式面加
圧連続加硫装置用加圧ベルトの製造方法は、加熱ドラム
と、第一の案内ドラムと、第二の案内ドラムと、加圧調
整ドラムとに、前記加熱ドラムと他の複数のドラムの当
接面が反対であるようにエンドレスに卷回されるエンド
レスベルト式面加圧連続加硫装置用加圧ベルトの製造方
法において、高強度非金属材料より成る支持体の両面に
未加硫耐熱性ゴム層を積層する工程、前記積層物を第一
の案内ドラム、加熱ドラム、第二の案内ドラム、加圧調
整ドラムにエンドレスに卷回する工程、前記積層物の後
端部を切断するとともに、前記積層物に重ね合わせてエ
ンドレスとし、未加硫耐熱性ゴム層を加硫する工程、前
記接着部分を平坦にする工程を含むことを特徴とするも
のである。
【0013】
【発明の作用】本発明によるエンドレスベルト式面加圧
連続加硫装置用加圧ベルトによれば、スチールワイヤー
を編み上げたものを支持体として使用せずに、高強度非
金属材料を支持体として使用しているため、加硫時の面
内の加圧力を均一化し、面内の厚み精度、厚み方向の弾
性のばらつきがなく加硫可能な加圧ベルトとなる。
【0014】また本発明によるエンドレスベルト式面加
圧連続加硫装置用加圧ベルトの製造方法によれば、加圧
ベルトが装着される面加圧装置を使用し、未加硫耐熱性
ゴム層を両面に積層した支持体よりなる積層物を所定の
ドラムに卷回するとともに、端部を重ね合わせてエンド
レスとし、加硫した後、この接着端部を平坦化するた
め、加圧調整ドラムを移動させることなく、ベルトの製
造が可能である。このため交換をする場合にも、従来に
比較して容易であるという利点がある。
【0015】
【発明の具体的説明】上述のように本発明によるエンド
レスベルト式面加圧連続加硫装置用加圧ベルトは、例え
ば図2に示すように非金属性の高強度繊維材料よりなる
支持体10の両面に耐熱性ゴム層11を設けた構造にな
っている。この具体例においては、三層積層して支持体
10は3層設けられている。本発明においてはこれに限
定されるものではなく、強度などが充足できれば、一層
であってもよい。図3は本発明のエンドレスベルト式面
加圧連続加硫装置用加圧ベルトの他の具体例を示した断
面図であるが、この例においてはフィルム状の支持体を
使用している。即ちフィルム状の支持体10を中心とし
て接着材12を介して両面に耐熱性ゴム層11を設けた
構造になっている。
【0016】前述のような非金属高強度材料としては、
たとえばポリエステル、ナイロン、アラミド、ポリイミ
ドなどの合成繊維のほか、ガラス繊維、カーボン繊維又
はこれらの誘導体の一種以上を有効に使用することがで
きる。また支持体の形態としては前述のように平織り、
綾織りなどの織り布状のほか、フィルム状であることも
できる。
【0017】このような支持体の両面に形成される耐熱
性ゴム層の基材としては、NBR、水添加NBR、フッ
素ゴム、シリコンゴム、フロロシリコンゴムなどを使用
することができる。
【0018】このような加圧ベルトは破断強度が1m幅
辺り、好ましくは5×10kgf以上、破断伸度が1
0%以下であるのがよい。この範囲を逸脱すると、ベル
トの伸長により、製品の加硫に必要な圧力が得られな
い。あるいは、加圧シリンダーによる張力に耐えられず
ベルト破断に至る。
【0019】上述のようなエンドレスベルト式面加圧連
続加硫装置用加圧ベルトの厚さは、上記の強度、伸度が
達成されれば特に制約を受けない。
【0020】次に本発明のエンドレスベルト式面加圧連
続加硫装置用加圧ベルトの製造方法について図4を参照
し説明する。
【0021】本発明によるエンドレスベルト式面加圧連
続加硫装置用加圧ベルトを製造するに際しては、エンド
レスベルト式面加圧連続加硫装置を使用する。エンドレ
ベルト式面加圧連続加硫装置は、前述のように加熱ド
ラム1と二つの案内ドラム2、3および加圧調整ドラム
4を有しており、前記加熱ドラム1、案内ドラム2、3
および加圧調整ドラム4には加圧ベルト5がエンドレス
に卷回されている。
【0022】本発明においては、まず上述のような非金
属高強度繊維材料より成る支持体10に未加硫の耐熱性
ゴム層をカレンダー加工あるいはコーティング加工など
することによりその両面に設ける。
【0023】上述のような積層物13を原反用ドラム7
に卷回した後、前記積層物13を第一の案内ドラム2を
経て、加熱ドラム1、第二の案内ドラム3、加圧調整ド
ラム4に卷回するとともに、前記第一の案内ドラムに卷
回し、その先端部を積層物13の二層目の裏面に重ね合
わせる。この状態でエンドレスベルト式面加圧連続加硫
装置を駆動し、加硫を開始し、所定の層を加硫しながら
積層する。その後、所定層を積層した後、積層物13の
後端部を切断して前記積層物13に重ね合わせ加硫接着
することにより、エンドレスの加圧ベルトとする。さら
にこの接着部分の段差を研磨装置などによって平滑とす
ることによって、加圧ベルトは完成する。この場合、前
記積層物13の未加硫ゴム層の少なくとも一方にたとえ
ば梨地模様、サンドブラスト処理などによって模様が形
成された転写フィルム14を貼着しておき、加硫開始し
たのち、前記転写フィルム14を巻取ドラム9によって
巻き取るようにすれば、耐熱性ゴム層11表面に転写フ
ィルム14に対応した模様を形成できる。この場合、連
続加硫する製品に前記模様を転写することが可能にな
る。
【0024】この具体例においては、加圧ベルトは数層
積層されているが、本発明においてはこれに限定される
ものではない。例えば、図3の加圧ベルトにおいては、
単層前記面加圧装置に卷回した後、積層物13の後端部
を切断し、この後端部を積層物13に重ね合わせて加硫
することによって製造できる。この場合、図5に示すよ
うな積層物を使用することができる。即ち、支持体10
に対し、少なくとも一方の未加硫ゴム層に転写フィルム
14を積層しておき、上述のようにエンドレスとした後
加硫し、さらにこの転写フィルムを剥離して加圧ベルト
を製造する。この転写フィルムにたとえば梨地模様、サ
ンドブラスト処理などを行なって模様を施しておけば、
耐熱性ゴム層に転写フィルムに対応する模様が形成され
る。
【0025】
【実施例】本発明による高強度繊維織物を支持体とする
図2の加圧ベルトを製造した。
【0026】基材の耐熱性ゴム物質として以下の配合を
用いた。
【0027】 東レダウコーニングシリコン製 SH747U 100phr 東レダウコーニングシリコン製 RC―3 3.3phr 合計 103.3phr
【0028】支持体の高強度繊維織物としては次のもの
を使用した。
【0029】帝人(株)製テクノーラ平織り布 MF1
001(厚さ0.40mm)
【0030】支持体の織り布に東レダウコーニングシリ
コン製プライマーをロールコーターにてコーティング
し、150℃にて15分焼成した後、上記シリコンゴム
をトルエンの30%溶液としたものを両面に0.8mm
づつ積層コーティングし、総厚さ2.0mmの未加硫ゴ
ム引布を作成した。
【0031】これを出発物質とし、図4の面加圧連続加
硫装置にて3層積層加硫成形を行なった。まずあらかじ
め1周分を装置に卷回した。一旦装置を停止し、その先
端部を第一の案内ドラム2上で2層目となる未加硫部分
に重ね合わせた。再び、本装置を駆動し加硫操作を開始
した。その後、2周分加硫操作を行なって加硫を終え
た。加硫ドラム温度は150℃、シリンダー油圧3kg
f/cm、加硫ゾーン通過時間12分で行なった。未
加硫部分を先のドラム上で切断し、さらに数回回転加硫
操作を行なった。その後、エンドレスジョイント部分の
段差を回転ドラム式研磨装置で研磨しより平坦にした。
これらの操作により加圧ベルトを作成できた。
【0032】ベルト構造をこのようにすることによりベ
ルト支持体の凹凸を減少させ、その結果製品に供与され
る加硫圧力の面内ばらつきを抑えることができ、引いて
は製品そのものの厚さ精度、弾性率精度の向上につなが
る。
【0033】先のベルト作成の実施例と同じ材料を用
い、総厚さ2.0mmの未加硫ゴム引布を作成した。こ
れを2層積層し、第3層目を積層加硫にする際、同時に
加硫ドラムと未加硫引布との間にサンドブラスト加工し
たポリエチレンナフタレートフィルム(帝人(株)製、
商品名テオネックス厚さ100μm)を挿入した。この
フィルムは加硫ゾーンを経由し装置の巻取ドラム9で巻
き取った。先の実施例では、加熱ドラムの鏡面がシリコ
ンゴム上に形成されたのに対し、今回は粗面が形成され
た。
【0034】図6、図7に、それぞれスチールワイヤー
及び高強度繊維織物を支持体とする加圧ベルトによる加
圧ゾーンの巾方向の圧力分布を示す。後者の方がより均
一な圧力分布をなすことがわかる。
【0035】本発明によるベルトを用いて製造された図
8に示す多重積層型ゴム引布製品の巾方向の厚さ分布を
図9に示す。図8中、符号81は織布、82はソリッド
ゴム、83はラバースポンジを示す。また図9中、実線
はスチールワイヤー担持のもの、破線は本発明のものを
示す。スチールワイヤー担持の場合に比べ、目の細かい
平織物の支持体によったほうが均一の厚さに加硫成形さ
れている。
【0036】図10に一定歪(10%)負荷時の圧縮応
力分布を示す。実線はスチールワイヤー担持のもの、破
線は本発明のものを示す。やはり、非金属支持体によっ
たほうが巾方向の弾性分布も均一である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるエンド
レスベルト式面加圧連続加硫装置用加圧ベルトによれ
ば、スチールワイヤーを編み上げたものを支持体として
使用せずに、高強度非金属材料を支持体として使用して
いるため、加硫時の面内の加圧力を均一化し、面内の厚
み精度、厚み方向の弾性のばらつきがなく加硫可能な加
圧ベルトとなる。
【0038】また本発明によるエンドレスベルト式面加
圧連続加硫装置用加圧ベルトの製造方法によれば、加圧
ベルトが装着される面加圧装置を使用し、未加硫耐熱性
ゴム層を両面に積層した支持体よりなる積層物を所定の
ドラムに卷回するとともに、端部を重ね合わせてエンド
レスとし、加硫した後、この接着端部を平坦化するた
め、加圧調整ドラムを移動させることなく、ベルトの製
造が可能である。このため交換をする場合にも、従来に
比較して容易であるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】面加圧連続加硫装置。
【図2】本発明の一具体例の高強度繊維織物を支持体と
するエンドレスベルト式面加圧連続加硫装置用加圧ベル
トの断面図。
【図3】本発明の一具体例の高強度繊維フィルムを支持
体とするエンドレスベルト式面加圧連続加硫装置用加圧
ベルトの断面図。
【図4】本発明の製造方法を説明するための説明図。
【図5】表面形状転写フィルムを含む加圧ベルト用出発
材料の断面図。
【図6】スチールワイヤーを支持体とする加圧ベルトに
よる加圧ゾーンの圧力分布。
【図7】高強度繊維織物を支持体とする加圧ベルトによ
る加圧ゾーンの圧力分布。
【図8】多重積層型ゴム引布製品の断面図。
【図9】製品の厚さ分布の比較を示す図。
【図10】製品の応力分布の比較を示す図。
【符号の説明】
1 加熱ドラム 2 第一の案内ドラム 3 第二の案内ドラム 4 加圧調整ドラム 5 加圧ドラム 10 支持体 11 耐熱性ゴム層 13 積層物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B29L 29:00 B29L 29:00 (56)参考文献 特開 昭57−123037(JP,A) 特開 昭59−171648(JP,A) 特開 平2−2112(JP,A) 特開 平3−138134(JP,A) 特開 平4−211438(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 35/00 - 35/18 B29C 59/04 B32B 25/00 - 25/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体の両面に耐熱性ゴム層を設けたエン
    ドレスベルト式面加圧連続加硫装置用加圧ベルトにおい
    て、前記支持体を高強度非金属材料より製造したことを
    特徴とするエンドレスベルト式面加圧連続加硫装置用加
    圧ベルト。
  2. 【請求項2】加熱ドラムと、第一の案内ドラムと、第二
    の案内ドラムと、加圧調整ドラムとに、前記加熱ドラム
    と他の複数のドラムの当接面が反対であるようにエンド
    レスに卷回されるエンドレスベルト式面加圧連続加硫装
    置用加圧ベルトの製造方法において、高強度非金属材料
    より成る支持体の両面に未加硫耐熱性ゴム層を積層する
    工程、前記積層物を第一の案内ドラム、加熱ドラム、第
    二の案内ドラム、加圧調整ドラムにエンドレスに卷回す
    る工程、前記積層物の後端部を切断するとともに、前記
    積層物に重ね合わせてエンドレスとし、未加硫耐熱性ゴ
    ム層を加硫する工程、前記接着部分を平坦にする工程を
    含むことを特徴とするエンドレスベルト式面加圧連続加
    硫装置用加圧ベルトの製造方法。
  3. 【請求項3】前記積層物の耐熱性未加硫ゴム層の片面あ
    るいは両面に転写フィルムを設け、前記未加硫ゴム層を
    加硫後、前記転写フィルムを引き剥がすことにより転写
    フィルム面に応じた模様を加圧ベルト表面に形成するこ
    とを特徴とする請求項2記載のエンドレスベルト式面加
    圧連続加硫装置用加圧ベルトの製造方法。
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