JP3379641B2 - 自動変速機のシフトダウン指示装置 - Google Patents

自動変速機のシフトダウン指示装置

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JP3379641B2
JP3379641B2 JP26811899A JP26811899A JP3379641B2 JP 3379641 B2 JP3379641 B2 JP 3379641B2 JP 26811899 A JP26811899 A JP 26811899A JP 26811899 A JP26811899 A JP 26811899A JP 3379641 B2 JP3379641 B2 JP 3379641B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自車輌前方の走行
状況に応じて自動変速機のシフトダウンを指示するシフ
トダウン指示装置に係り、特に、減速が必要な状況で自
動的にシフトダウンした後に行われるシフトダウンの解
除判定に関する。
【0002】
【従来の技術】ナビゲーション情報やプレビューセンサ
から得られたプレビュー情報に基づいて自車輌前方の走
行状況を把握し、必要に応じてシフトダウンによる減速
を行う技術が提案されている。例えば、特開平8−20
2989号公報や特開平8−1944886号公報に
は、自車輌前方の道路がカーブしている場合、このカー
ブ路へ進入する際の車速が大きすぎる、すなわちオーバ
ースピードであると判断したならば、カーブ進入前にシ
フトダウンを実行する技術が開示されている。このよう
に、カーブ進入直前に前もって減速しておくことで、ド
ライバーに違和感を与えることのない良好なカーブ走行
性を実現することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シフトダウ
ンにより減速してカーブを通過するとシフトダウンモー
ドが解除され、通常の変速モードにおける変速段が設定
される。この通常モードへの復帰によりシフトアップが
自動的に行われるケースが多いため、自車輌は加速し始
める。その際、自車輌の前方に先行車が存在すると、シ
フトアップによる加速で先行車との車間距離が急激に縮
まる可能性があるため、安全上の課題が存在する。
【0004】この発明はこのような課題に鑑みなされた
もので、その目的は、車外監視に応じて車輌の挙動制御
を行う装置における安全性・信頼性を一層向上させるこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、本発明は、自動変速機のシフトダウン指示装置に
おいて、プレビュー情報に基づいて、自車輌前方の走行
状況を認識すると共に、自車輌前方の先行車までの車間
距離を算出する認識手段と、認識手段における認識結果
に基づいて、減速すべき状況になったと判断した場合
に、シフトダウンを指示すると共に、減速すべき状況で
はなくなったと判断した場合に、シフトダウンの解除を
指示する指示手段とを有する。この指示手段は、認識手
段により算出された先行車までの車間距離に基づき、シ
フトダウンを解除することにより安全な車間距離を確保
できないと判断した場合は、シフトダウンの解除を指示
しないように構成されている。
【0006】ここで、指示手段は、シフトダウンを解除
することにより安全な車間距離を確保できないと判断し
たならば、安全な車間距離を確保できると判断するま
で、当該シフトダウンの解除の指示を保留することが好
ましい。
【0007】また、指示手段は、自車輌前方に存在する
カーブと自車輌の車速とに基づいて、減速すべき状況で
あるか否かを判断することが好ましい。
【0008】また、指示手段は、自車輌と自車輌前方に
存在する先行車との位置的関係に基づいて、減速すべき
状況であるか否かを判断することが望ましい。
【0009】一方、指示手段は、シフトダウン解除後の
シフトアップにより生じる自車輌の予測加速度と、認識
手段により算出された先行車までの車間距離とに基づい
て、シフトアップに伴う加速で車間距離が安全な車間距
離となるか警戒すべき車間距離になるかを判断すること
により、シフトダウンの解除の可否を判断してもよい。
その際、自車輌の走行抵抗を算出する走行抵抗算出手段
をさらに設け、走行抵抗算出手段により算出された走行
抵抗を考慮して、シフトダウンの解除の可否を判断する
ことが好ましい。また、自車輌位置における道路勾配を
算出する道路勾配算出手段をさらに設け、道路勾配算出
手段により算出された道路勾配を考慮して、シフトダウ
ン後に自車輌が加速するか否かを判断することが望まし
い。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本実施例にかかるシフト
ダウン指示装置を用いた変速システムの全体構成を示し
たブロック図である。シフトダウン指示装置であるマイ
クロコンピュータ1には、センサ2〜5から得られた車
輌状態信号(車速υ,エンジン回転数NE,スロットル
開度θ等)、ナビゲーションユニット6から得られたナ
ビゲーション情報、およびトランスミッションコントロ
ールユニット(TCU)7から出力された情報である現
在の設定変速段を示す変速信号Pが入力されている。マ
イクロコンピュータ1は、これらの入力情報に基づい
て、自車輌前方の走行状況を認識すると共に、認識結果
に応じて減速を行うべくTCU7に対して指示信号DO
WN,TRGTを出力する。TCU7は、これらの指示
信号DOWN,TRGTによってシフトダウンが指示さ
れた場合、ノーマルモードにおける変速制御を一時的に
中断し、その指示内容にしたがった変速制御を行う(シ
フトダウンモード)。
【0011】図6は、TCU7において行われる変速制
御手順を示したフローチャートである。まず、ステップ
51において、TCU7はシフトダウン指示信号DOW
Nを読み込み、この指示信号DOWNが「1」レベルで
あるか否か、すなわちシフトダウンの実行が指示されて
いるか否かを判断する。通常の走行状態では、シフトダ
ウン指示信号DOWNは「0」レベルに設定されてい
る。したがって、シフトダウン指示信号DOWNが
「0」である限りは、ステップ52のノーマルモードに
おける変速制御、すなわち図9に示したような、車速υ
およびスロットル開度θに基づく変速マップに基づい
て、変速段GRが設定される。そして、TCU7は、自
動変速機9(以下、ATという)の変速段を変速段GR
に設定するための係合制御信号を油圧制御回路8に対し
て出力する(ステップ54)。油圧制御回路8は、係合
制御信号による指示にしたがって自動変速機(AT)9
中の油圧制御機構9aを構成する各ソレノイドを作動さ
せる。これにより、AT9中の摩擦係合機構9bを構成
する各摩擦係合要素(クラッチやブレーキ)が締結/解
放され、AT9はTCU7によって指示された変速段
(例えば前進4段,後進1段)に設定される。
【0012】これに対して、シフトダウン指示信号DO
WNが「1」レベルである場合、すなわちシフトダウン
実行が指示されている場合は(ステップ51)、シフト
ダウンモードにおける変速設定が行われる(ステップ5
3)。このモードにおいて、変速段GRは強制的に(す
なわち図9に示した変速マップを参照することなく)目
標変速段TRGT(マイクロコンピュータ1からの指示
信号TRGTにより特定)に設定される。そして、TC
U7は、AT9の変速段を変速段GR、すなわち目標変
速段TRGTに設定するための係合制御信号を油圧制御
回路8に対して出力する(ステップ54)。
【0013】車速センサ2、エンジン回転数センサ3お
よびスロットル開度センサ4はそれぞれ、車速υ,エン
ジン回転数NE,スロットル開度θを算出するために用
いられる周知のセンサである。また、プレビューセンサ
5は、自車輌前方の走行状況をプレビューセンサ情報と
して出力するセンサである。本実施例では、プレビュー
センサ5として一対のCCDカメラおよび画像処理系で
構成された周知のステレオ画像処理装置を用いている。
各CCDカメラから得られた一対の撮像画像に基づい
て、前方に存在する対象物(先行車や道路形状)までの
距離を含めた三次元的な位置情報を得ることができる。
なお、プレビューセンサ5として、ステレオ画像処理装
置以外にも単眼カメラ、ミリ波やレーザ波を用いたセン
サ、或いはそれらを併用したセンサを用いてもよい。
【0014】ナビゲーションユニット6は、CD−RO
MやDVD等の記憶媒体にストアされた道路地図情報と
GPS技術とを併用して、自車輌の位置、進行方向、道
路形状等を含むナビゲーション情報を出力する。マイク
ロコンピュータ1は、プレビューセンサ5からのプレビ
ューセンサ情報とナビゲーションユニット6からのナビ
ゲーション情報とのマッチングをとり、マッチングが取
れた情報を「プレビュー情報」(すなわち、自車輌前方
の走行状況を認識するのに直接用いられる情報)として
用いることで、自車輌前方の走行状況に関する認識の信
頼性を確保している。
【0015】図2は、本実施例にかかる減速指示のメイ
ンルーチンを示したフローチャートである。マイクロコ
ンピュータ1は、このフローチャートに示された一連の
手順を所定の間隔で繰り返し実行する。まず、ステップ
1において、プレビュー情報や各種センサ情報υ,N
E,θ等が読み込まれる。
【0016】つぎに、プレビュー情報およびナビゲーシ
ョン情報に基づいて自車輌前方の走行状況が認識される
(ステップ2)。具体的には、三次元的な道路形状や先
行車の存在の有無、自車輌と先行車との間の距離(車間
距離)等が認識される。本実施例との関係において認識
すべき重要事項として、前方に存在するカーブの検出が
挙げられる。一つのカーブを構成するパターンとして
は、図11に示したようにカーブが単一のノードで構成
されたケースと、図12に示したように複数のノードで
構成されたケースがある。なお、これらのノードに関す
る情報はナビゲーション情報から得ることができ、自車
輌を基準とした道路の離散的な点の座標情報を含んでい
る。道路形状は各隣接ノード間を結んだ線分によって折
れ線状に表現される。
【0017】互いに隣接したノードPj-1(座標(x[j-
1],y[j-1])),Pj(座標(x[j],y[j]))が基本
的には以下の二つの条件を具備するならば、各ノードP
j-1,Pjが同一のカーブに属するものと判断する。
【0018】(同一カーブ条件) 1.隣接したノードPj-1,Pj間の距離L[j]が所定値
よりも小さいこと 2.隣接したノードPj-1,Pjのノード角度t[j-1],
t[j]の符号が同じであること
【0019】ここで、ノードPjのノード間距離L[j]は
下式により算出される。
【数1】L[j]={(x[j]−x[j-1])2+(y[j]ーy
[j-1])21/2
【0020】また、ノードPjのノード角度t[j]は下式
により算出される。
【数2】t[j]=sin-1[{(x[j-1]−x[j])(y[j]−
y[j+1])−(x[j]−x[j+1])(y[j-1]−y[j])}
/(L[j]L[j+1])]
【0021】このような同一カーブ条件から、図11に
示した各ノードP1,Pj-1,Pj,Pj+1はそれぞれ別個
のカーブを形成するものと判断される。また、図12に
示したノード群Pj-1〜Pj+2は1つのカーブを形成する
ものと判断される。
【0022】ステップ2に続くステップ3において、前
方のカーブ形状に応じた判定速度Vthが算出される。判
定速度Vthは、自車輌の現在位置において、前方のカー
ブ形状との関係で許容される車速の上限値を示したもの
であり、ステップ5の減速判定(シフトダウンの可否)
を行う際の判定しきい値として用いられる。図13は、
ステップ3における判定速度Vthの詳細な算出手順を示
したフローチャートである。
【0023】まず、道路の路面摩擦係数μ(以下路面μ
という)および道路勾配SLが推定される(ステップ1
2)。路面μは、例えば特開平8−2274号公報に開
示されているように、ヨーレート、舵角、横加速度、お
よび車速に基づいて推定することができる。なお、道路
勾配SLの算出方法については後述する。
【0024】ステップ12に続くステップ13におい
て、ある路面μにおいてスリップを生じないような減速
度の最大値、すなわち許容減速度βが算出される。許容
減速度βは、ステップ12において算出された路面μを
基本パラメータとして特定された値を、同じくステップ
12において算出された道路勾配SLを用いて補正する
ことによって求めることができる。なお、許容減速度β
の具体的な演算方法については、特開平11−8350
1号公報に開示されているので必要ならば参照された
い。
【0025】そして、上述したステップ2において特定
された前方のカーブに関して、そのターゲットノードP
trgtおよびターゲットノードPtrgtの許容進入速度Vap
が算出される(ステップ14)。ここで、「ターゲット
ノードPtrgt」とは、一つのカーブにおいてカーブ曲率
半径が最も小さいノードをいう。自車輌の前方に存在す
るあるカーブに進入する際に許容されうる車速は、曲率
半径が最小ゆえに最も減速して通過すべきノードを基準
に設定すればよい。したがって、図11に示した道路形
状では、別個のカーブを形成する各ノードP1,Pj-1,
Pj,Pj+1がそれぞれターゲットノードPtrgtとなる。
また、図12に示した道路形状では、1つのカーブを構
成するノード群Pj-1〜Pj+2のうち、曲率半径が最も小
さなノードPj-1がそのカーブにおけるターゲットノー
ドPtrgtとなる。あるノードPjにおけるカーブ曲率半
径r[j]は、その前後のノードPj-1,Pj+1を含めた三
点に基づいて算出することができる。
【0026】特定されたターゲットノードPtrgtのカー
ブ曲率半径に基づき、以下の手法によって、ターゲット
ノードPtrgtを通過するのに許容される進入速度Vapが
算出される。まず、許容進入速度Vapを算出するのに先
立ち、許容横加速度gvが算出される。カーブ通過時に
おいて、路面μが小さいほど横加速度の限界値は小さく
なる。また、同一車速であってもカーブの曲率半径が小
さいほど横加速度は増大していく。このような知得に基
づき、横加速度は、路面μとターゲットノードPtrgtの
カーブ曲率半径とを基本的な入力変数として算出するこ
とができる。そして、算出された横加速度を道路勾配S
Lで補正することにより、許容横加速度gvを算出す
る。なお、許容横加速度gvの詳細な演算方法について
は、特開平11−83501号公報に開示されているの
で必要ならば参照されたい。
【0027】許容進入速度Vapは、許容横加速度gvと
ターゲットノードPtrgtのカーブ曲率半径rtrgtから、
下式によって算出することができる。同数式からわかる
ように、許容横加速度が小さいほど、または、カーブの
曲率半径が小さいほど、そのカーブに進入する際に許容
される速度は小さくなる。
【数3】Vap=(gv×rtrgt)1/2
【0028】なお、カーブの深さや道路幅に応じてこの
値を補正し、その補正値を許容進入速度Vapとしてもよ
い。この場合、カーブの深さが大きいほど、または道路
幅が狭いほど許容進入速度Vapが小さくなるようにす
る。
【0029】ステップ14に続くステップ15におい
て、ターゲットノードPtrgtにおける許容進入速度Vap
から、自車輌の現在位置における車速の上限を示した判
定速度Vthが算出される。この判定速度Vthは、現在位
置からターゲットノードPtrgtまでの距離(その距離を
Lとする)を、許容減速度βのK%(例えば50%)で
減速していった際に、ターゲットノードPtrgt到達時に
車速が許容進入速度Vapになるような速度である。一例
として、判定速度Vthは下式によって求めることができ
る。
【数4】Vth=(Vap2)+2×(K×β)L)1/2
【0030】このように、前方のカーブに対する許容進
入速度Vapと、ターゲットノードPtrgtまでの距離L
と、許容減速度βとが特定できれば、現在位置において
自車輌がとり得る車速の上限値(判定速度Vth)を逆算
することができる。そして、後のステップ5において現
在位置における車速υと判定速度Vthとを比較すること
により、カーブの進入に対して車速υが過大であるか否
か、すなわち、減速の必要性を判断する。
【0031】ステップ3に続くステップ4において、減
速実行フラグFDSが「1」であるか否かが判断され
る。減速実行フラグFDSは初期的には「0」にセット
されている。したがって、このフラグFDSが「0」の
状態ではステップ4からステップ5に進む。
【0032】ステップ4に続くステップ5において、減
速すべき状況であるか否かが判断される。具体的には、
ステップ3において算出された判定速度Vthと車速セン
サ2により算出された現在の車速υとが比較される。車
速υが判定速度Vth以下である場合は、減速しなくとも
現在の車速υで前方のカーブに進入することが可能であ
ると判断する。したがって、この場合は、ステップ5に
おける否定判定からステップ9,11に進み、「0」レ
ベルのシフトダウン指示信号DOWNがTCU7に対し
て出力される。シフトダウン指示信号DOWNは、自動
的に減速を行う必要がある特別な走行状況にある場合以
外は、通常、「0」レベル(ノーマルモードの変速制御
を指示)に設定されている。「0」レベルのシフトダウ
ン指示信号DOWNを受けて、TCU7はノーマルモー
ドにおける変速制御を行う(ステップ52)。
【0033】一方、ステップ5において肯定判定された
場合、すなわち、車速υが判定速度Vthよりも大きい場
合、前方のカーブに対して安全に進入するためには現在
の車速υは過大であると判断する。この場合は減速を行
う必要があると判断して、ステップ6,11に進み、カ
ーブ進入前に減速を行うために、マイクロコンピュータ
1はTCU7に対してシフトダウンを指示する。具体的
には、シフトダウン指示信号DOWNが「1」レベルと
なり、減速実行フラグFDSが「1」レベルにセットさ
れる。また、シフトダウン後の目標変速段TRGTが設
定される。目標変速段TRGTは、Dレンジを含めたす
べてのレンジにおいて、現在の変速段から1段落とした
変速段(例えば現在の変速段が4速ならば3速)を設定
する。また、Dレンジで、かつ、現在の変速段が4速
(または3速)の場合に、3速(または2速)を目標変
速段TRGTに設定するようにしてもよい。さらに、必
要な減速の程度に応じて現在の変速段から1段または2
段落とした変速段を目標変速段TRGTと設定してもよ
い。また、変速モード自体を変更するような手法も可能
である。例えば、現在の変速モードがDレンジである場
合、それを3レンジに落としてもよい。
【0034】これによって、TCU7は、ノーマルモー
ドを一時的に中断し、シフトダウンモードにおける変速
制御、すなわち、目標変速段TRGTへのシフトダウン
を実行する。
【0035】つぎに、減速指示の解除手順について説明
する。あるサイクルでシフトダウンの実行が指示される
と、そのサイクルにおけるステップ6において、減速実
行フラグFDSが「1」にセットされる。したがって、
次回のサイクルにおいては、ステップ4における肯定判
定からステップ7以降の手順が実行される。まず、ステ
ップ7において、減速すべき状況ではなくなったか否か
が判断される。この判断は、ターゲットノードPtrgtを
含むカーブの通過、および自車輌の走行状態等に基づき
行われる。ステップ7で否定判定された場合(例えば、
未だカーブを通過していない場合)は、ステップ10,
11に進み、「1」レベルのシフトダウン指示信号DO
WNがTCU7に対して出力される。したがって、シフ
トダウンモードは解除されないため、AT9の変速段は
目標変速段TRGTに維持される(つまりダウンシフト
状態が維持される)。減速が必要な状況ではなくなるま
で、シフトダウン指示信号DOWNは「1」レベルに維
持されるので、ノーマルモードへは復帰しない。
【0036】一方、減速すべき状況でなくなった場合、
そのサイクルにおいてステップ7からステップ8に進
み、シフトダウン解除の可否が判定が行われる。ステッ
プ8における判定結果から、シフトダウンを解除しても
よいと判断された場合は、シフトダウン指示信号DOW
Nが「1」レベルから「0」レベルに切り替わると共
に、減速実行フラグFDSも「0」にリセットされる。
これにより、シフトダウン制御からノーマルモードへ復
帰し、通常の変速制御が再開される(図6のステップ5
2)。これに対して、シフトダウンを解除すべきでない
と判断された場合は、シフトダウン指示信号DOWNは
「1」レベルのままであり、かつ、減速実行フラグFD
Sも「1」に維持される。これにより、今回のサイクル
では、ノーマルモードを再開することなく、シフトダウ
ンモードが継続される(図6のステップ53)。
【0037】図3は、シフトダウン解除判定の詳細な手
順を示したフローチャートである。まず、ステップ21
において、プレビュー情報に基づいた認識結果から、自
車輌前方の走行路(所定の監視距離範囲内)に先行車が
存在するか否かが判断される。先行車が存在しないので
あれば、シフトダウン解除後の車間距離を検討する必要
性はそもそも存在しない。したがって、この場合は、ス
テップ25に進み、シフトダウン指示信号DOWNを
「1」レベルから「0」レベルに切り替えると共に、変
速実行フラグFDSを「0」にリセットする。これによ
り、TCU7は、シフトダウンモードを終了し、中断さ
れていたノーマルモードにおける変速制御を再開する。
つまり、先行車が存在しない場合は、減速すべき走行状
況ではなくなると、すぐにノーマルモードにおける変速
制御が再開される。通常は、これによりシフトアップが
生じることが多い。
【0038】一方、ステップ21において肯定判定され
た場合、すなわち先行車が存在する場合は、すくにノー
マルモードに復帰するのではなく、先行車との車間距離
からシフトアップによる加速が生じても安全であると判
断された場合のみ復帰する。そのために、まず、先行車
までの車間距離DSが特定される(ステップ22)。車
間距離DSはプレビュー情報から周知の手法を用いて算
出することができる。そして、車間距離DSを考慮し
て、シフトダウンを解除しても安全であるか否かが判定
される(ステップ23)。図4は、安全判定の詳細な手
順を示したフローチャートである。
【0039】まず、ステップ31において、図9に示し
た変速マップを参照して、シフトダウンを解除した場合
に設定される変速段(TCU7からノーマルモード時の
予定変速段信号をもらってもよい)が、目標変速段TR
GTとして特定される。つぎに、変速マップの参照結果
から、シフトアップ解除後にシフトアップが生じるか否
かが判断される(ステップ32)。シフトダウンを解除
してもシフトアップが生じないのであれば、先行車との
車間距離が急激に縮まるという事態は生じないため、す
ぐにノーマルモードを再開しても何ら支障はない。した
がって、この場合は、ステップ32での否定判定から図
3のステップ25に進み、シフトダウン指示信号DOW
Nを「「0」レベルに切り替えると共に、変速実行フラ
グFDSを「0」にリセットする。これにより、TCU
7は、シフトダウンモードを終了し、ノーマルモードに
おける変速制御を再開する。
【0040】一方、ステップ32において肯定判定され
た場合、すなわちシフトダウン解除後にシフトアップが
生じる場合は、ステップ33に進む。このステップ32
において、センサ3から算出された現在のエンジン回転
数NEと、センサ4から算出された現在のスロットル開
度θとに基づき、図7に示したエンジントルク算出マッ
プを参照して、現在の出力トルクTqが算出される。そ
して、ステップ34において、現在の出力トルクTqと
目標変速段TRGTの変速比Rtrgtとから、下式に基づ
いて、シフトアップ後の予測駆動力Fが算出される。同
数式において、Rfinalはファイナル変速比(定数)で
あり、Cはタイヤ半径(定数)である。
【数5】F=Tq×Rtrgt×Rfinal/C
【0041】ステップ34に続くステップ35におい
て、センサ2から算出された現在の車速υから下式によ
って走行抵抗r、すなわち自車輌が空気中を逆らって進
む際に受ける抵抗が算出される。ここで、定数Aは全面
投影面積、定数Cdは空気抵抗係数、定数ρは空気密度
である。
【数6】r=A×Cd×1/2ρ×υ2
【0042】そして、ステップ36において、現在の車
速υと現在の発生駆動力F(シフトアップ前の変速段に
おける駆動力である点に留意されたい)に基づいて道路
勾配SLが算出される。図5は、道路勾配の詳細な推定
手順を示したフローチャートである。まず、ステップ4
1において、現在の変速段Pにおける発生駆動力Fを、
ステップ22において算出された現在の出力トルクTq
と現在の変速段Pの変速比Rとから、上述した数式5と
同様の算出式により求める。
【0043】つぎに、ステップ42において、現在の車
速υとステップ34において算出された現在の発生駆動
力Fとから、図8に示した道路勾配推定マップを参照し
て、道路勾配SLを算出する。道路勾配推定マップは、
道路勾配毎に車速υに対する発生駆動力Fの変化を示し
たものである。したがって、現時点における車速υと発
生駆動力Fとが特定されれば、そのときの道路勾配SL
を推定することができる。
【0044】ステップ36に続くステップ37におい
て、予測駆動力F[N](シフトダウン解除後の目標変速
段TRGTにおける駆動力)、走行抵抗r[N]、および
道路勾配SL[degree]から、目標変速段TRGTの加速
度α(シフトダウン解除後の予測加速度)が下式によっ
て算出される。なお、同数式中の定数gは重力加速度で
ある。
【数7】α=F/W−(r/W−g×sinSL)
【0045】そして、ステップ38において、シフトダ
ウン解除後の予測加速度αと、車間距離DSとに基づい
て、図10に示した安全判定マップを参照して、安全/
警戒のいずれかが判断される。この安全判定マップは、
車間距離がある値である場合、加速度αが小さいほど判
定結果が「安全」となるように設定されている。なお、
判定要素として、加速度αおよび車間距離DSのほか
に、自車輌の車速υや先行車との相対速度等を加味して
もよい。
【0046】ステップ23に続くステップ24において
肯定判定された場合、すなわち、安全判定マップの参照
結果が「安全」である場合は、ステップ25に進み、シ
フトダウン指示信号DOWNを「1」レベルから「0」
レベルに切り替える。それと共に、減速実行フラグFD
Sを「0」にリセットする。シフトダウン指示信号DO
WNのレベルの変化を受けて、シフトダウンモードが終
了し、中断されていたノーマルモードにおける変速制御
が再開される。これによりシフトアップに伴う加速が生
じるが、車間距離の観点で見た安全性は確保することが
できる。
【0047】一方、ステップ24において否定判定され
た場合、すなわち、安全判定マップによる参照結果が
「警戒」である場合は、ステップ26に進み、シフトダ
ウン指示信号DOWNは「1」レベル(シフトダウンの
指示)に、そして減速実行フラグFDSは「1」に維持
される。したがって、今回のサイクルではシフトダウン
モードは終了せず、次回のサイクル以降で「安全」と判
定されるまでこのモードが継続される。つまり、シフト
アップに伴う加速で警戒すべき車間距離になってしまう
場合は、シフトダウンモードが継続される。したがっ
て、車間距離が急激に縮まるような事態の発生を防ぐこ
とができるので、車間距離の観点で見た安全性を確保す
ることができる。
【0048】以上の説明からわかるように、カーブの通
過によりシフトダウンを解除しようとする場合、マイク
ロコンピュータ1はシフトダウンの解除に伴う安全性を
評価した上で、シフトダウンの解除をTCU7に対して
指示している。すなわち、シフトアップにより生じる加
速度と現在の車間距離とに基づき、安全/警戒のいずれ
かであるかを判定している。そして、判定結果が「警
戒」である場合はシフトダウンを解除しないため、シフ
トアップによる加速も生じない。シフトダウンの解除
は、判定結果が「安全」となるような状態に変化するま
で(またはシフトアップが生じないような状態に変化す
るまで)保留される。
【0049】これにより、シフトダウン解除により先行
車までの車間距離が急激に縮まってしまう事態の発生を
避けることができる。そのため、ドライバーに不安感を
与えることがなく、車外監視に応じた車輌挙動制御の安
全性・信頼性を一層向上させることができるという効果
がある。
【0050】なお、上述した実施例では、自車輌の前方
にカーブが存在するような状況における減速制御につい
て説明したが、この減速制御は警報制御(ドライバーへ
の注意の喚起)と併用して行うことが好ましい。例え
ば、前方のカーブに対して現在の車速υが過大である場
合、まず警報を鳴らしてドライバーに減速を促す。そし
て、ドライバーがブレーキ操作による減速を行わなかっ
た場合やその減速が不十分な場合に、シフトダウンによ
る減速制御を行うようにしてもよい。
【0051】また、上述した実施例は、自車輌前方のカ
ーブに起因した減速制御について説明した。しかしなが
ら、本発明はこれに限定されるものではなく、減速制御
を行い得るような様々な走行状況に広く適用することが
できる。例えば、先行車との車間距離に応じてシフトダ
ウンを行うような減速制御に適用してもよい。この場
合、図2のステップ3における判定速度Vthの算出に代
えて、判定車間距離Dthを下式にしたがって算出する。
【数8】Dth=(現在の車速υ[m/s]×空走時間A[sec]
+余裕B[m])×(−(相対速度[m/s]×係数C+余裕
D)
【0052】ここで、相対速度は、プレビューセンサ5
から得られたプレビューセンサ情報から、先行車との車
間距離の単位時間あたりの変化に基づいて算出すること
ができる。そして、判定車間距離Dthよりも現在の車間
距離が小さくなった場合に、減速すべき状況と判断し
て、上述した実施例で説明したようなシフトダウンによ
る減速を行う。
【0053】
【発明の効果】このように、本発明によれば、減速すべ
き走行状況でなくなった場合にシフトダウンの解除を行
う際、シフトアップの発生により車間距離が急激に縮ま
ってしまうような事態を避けることができる。したがっ
て、車外監視に応じて車輌の挙動制御を行う装置の安全
性・信頼性を一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例にかかるシフトダウン指示装置を用い
た変速システムの全体構成を示したブロック図
【図2】本実施例にかかる減速指示のメインルーチンを
示したフローチャート
【図3】シフトダウン解除判定の順を示したフローチャ
ート
【図4】安全判定の手順を示したフローチャート
【図5】道路勾配の推定手順を示したフローチャート
【図6】変速制御手順を示したフローチャート
【図7】エンジントルク算出マップの一例
【図8】道路勾配推定マップの一例
【図9】変速マップの一例
【図10】安全判定マップの一例
【図11】単一のノードで構成された一つのカーブの説
明図
【図12】複数のノードで構成された一つのカーブの説
明図
【図13】判定速度の算出手順を示したフローチャート
【符号の説明】
1 シフトダウン指示装置(マイクロコンピュータ)、
2 車速センサ、 3 エンジン
回転数センサ、4 スロットル開度センサ、
5 プレビューセンサ、6 ナビゲーションユニッ
ト、7 トランスミッションコントロールユニット(T
CU)、8 油圧制御回路、 9
自動変速機(AT)、9a 油圧制御機構、
9b 摩擦係合機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 59/00 - 61/12 F16H 61/16 - 61/24 F16H 63/40 - 63/48 C08G 1/16

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動変速機のシフトダウン指示装置におい
    て、 プレビュー情報に基づいて、自車輌前方の走行状況を認
    識すると共に、自車輌前方の先行車までの車間距離を算
    出する認識手段と、 前記認識手段における認識結果に基づいて、減速すべき
    状況になったと判断した場合に、シフトダウンを指示す
    ると共に、減速すべき状況ではなくなったと判断した場
    合に、シフトダウンの解除を指示する指示手段とを有
    し、 前記指示手段は、前記認識手段により算出された先行車
    までの車間距離に基づき、シフトダウンを解除すること
    により安全な車間距離を確保できないと判断した場合
    は、シフトダウンの解除を指示しないことを特徴とする
    自動変速機のシフトダウン指示装置。
  2. 【請求項2】前記指示手段は、シフトダウンを解除する
    ことにより安全な車間距離を確保できないと判断したな
    らば、安全な車間距離を確保できると判断するまで、当
    該シフトダウンの解除の指示を保留することを特徴とす
    る請求項1に記載された自動変速機のシフトダウン指示
    装置。
  3. 【請求項3】前記指示手段は、自車輌前方に存在するカ
    ーブと自車輌の車速とに基づいて、減速すべき状況であ
    るか否かを判断することを特徴とする請求項1または2
    に記載された自動変速機のシフトダウン指示装置。
  4. 【請求項4】前記指示手段は、自車輌と自車輌前方に存
    在する先行車との位置的関係に基づいて、減速すべき状
    況であるか否かを判断することを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載された自動変速機のシフトダウン指示装
    置。
  5. 【請求項5】前記指示手段は、シフトダウン解除後のシ
    フトアップにより生じる自車輌の予測加速度と、前記認
    識手段により算出された先行車までの車間距離とに基づ
    いて、シフトアップに伴う加速で車間距離が安全な車間
    距離となるか警戒すべき車間 距離になるかを判断するこ
    とにより、シフトダウンの解除の可否を判断することを
    特徴とする請求項1に記載された自動変速機のシフトダ
    ウン指示装置。
  6. 【請求項6】自車輌の走行抵抗を算出する走行抵抗算出
    手段をさらに有し、 前記指示手段は、前記走行抵抗算出手段により算出され
    た走行抵抗を考慮して、シフトダウンの解除の可否を判
    断することを特徴とする請求項5に記載された自動変速
    機のシフトダウン指示装置。
  7. 【請求項7】自車輌位置における道路勾配を算出する道
    路勾配算出手段をさらに有し、 前記指示手段は、前記道路勾配算出手段により算出され
    た道路勾配を考慮して、シフトダウン後に自車輌が加速
    するか否かを判断することを特徴とする請求項5または
    6に記載された自動変速機のシフトダウン指示装置。
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