JP3378250B2 - 回転弁の潤滑機構 - Google Patents

回転弁の潤滑機構

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JP3378250B2 JP51152494A JP51152494A JP3378250B2 JP 3378250 B2 JP3378250 B2 JP 3378250B2 JP 51152494 A JP51152494 A JP 51152494A JP 51152494 A JP51152494 A JP 51152494A JP 3378250 B2 JP3378250 B2 JP 3378250B2
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    • F01L7/024Cylindrical valves comprising radial inlet and axial outlet or axial inlet and radial outlet

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内燃機関の回転弁の潤滑機構に関し、特に次
のような性質の潤滑機構に関する。
1) シリンダヘッド内の空腔内で回転する回転弁の中
央作動部が、常に空腔表面に対し半径方向の小間隙を保
つようになっている。この中央作動部は未端が弁の回転
作動時に周期的にシリンダヘッドの窓部と整列状態とな
る開口で終わる1個又はそれ以上の孔を有する。これら
開口はシリンダ内へのガスの流入、及びそこからの排出
を可能にする。
2) 燃焼室は「浮動シールの配列」によりシールさ
れ、この配列は、燃焼室からの高圧ガスが弁の円周方向
へ逸出するのを防ぐ2個の軸方向シールを含む。これら
軸方向シールは回転弁の外周面と合致する輪郭のシール
面を持ち、弁の長手方向軸に対して並行するように、シ
リンダヘッド内の溝孔に収容される。軸方向シールの1
つはシリンダヘッド内の窓部の軸方向側面に隣接して配
置される。この「配列」は弁表面の軸方向のガス漏れを
防ぐ円周方向シールによって完成される。
3) 潤滑及び冷却油は適当なシール材を用いることに
より、中央作動部から完全にシールされる。
上記の種類の回転弁において、円周方向シール間に位
置する中央作動部分はこの軸方向シールと滑り接触する
ことになる。従ってこれらの表面間に潤滑を行う必要が
あるが、この間に一定量の油が燃焼室に流入するのを防
ぐことが重要であるという課題に直面する。
この発明は、この種の潤滑機構において、適当な潤滑
を行いつつ燃焼室内への油の流入を防ぎ、一定量の油を
常に確保するようにした潤滑機構に関する。
この発明は、内燃機関の回転弁内に配置されたもので
あり、回転弁は1個の有孔円筒状弁からなり、前記回転
弁は円周上に開口をもつ1個又はそれ以上の孔を配置
し、前記回転弁は常に空腔表面に対し半径方向の小間隙
を保つように、内燃機関のシリンダヘッドの空腔内に保
持されており、前記開口は周期的にシリンダヘッドの空
腔の窓部を通過し、前記窓部は内燃機関の燃焼室と連通
しており、内燃機関の燃焼室からのガス漏れを防ぐ前記
空腔と回転弁間のシール手段は複数の軸方向及び円周方
向シールにより形成され、その内少なくとも1個の軸方
向シールは前記窓部の夫々の側面から空腔の円周面に並
ぶ位置に配置され、又少なくとも1個の円周方向シール
は前記夫々の開口の側面から弁の軸方向に並ぶ位置に配
列され、且つこの円周方向シールは前記開口から外側面
にある小間隔を置いて配列されたものに於いて、前記回
転弁はシリンダヘッド内に少なくとも2個の油供給器を
具える潤滑手段を含み、そのうち少なくとも1個の油供
給器は、軸方向には回転弁の各開口の側方で且つ円周方
向には2個の軸方向シールの間で且つ窓部から遠い方の
円周面上に配列され、夫々の油供給器はそれらが前記開
口の軸方向外側端部と、隣接する円周方向シールとの間
にある、回転弁の連続した円周表面に接触する位置で、
弁の外周表面を押圧するように回転弁の外側から直径方
向に付勢されて装着され、各油供給器は1個又はそれ以
上の細い内部通路を通して回転弁の外周表面に潤滑油を
流通するようにし、且つ前記油供給器に潤滑油を供給す
る手段を有することを特徴とする回転弁の潤滑機構に関
する。
夫々の油供給器は、シリンダヘッド内に、回転弁の半
径方向に配置した空腔内に滑動自在に配置した不浸透壁
によって囲まれた、シリンダ状に形成された物質、特に
燒結した青銅製要素により構成され、供給器と空腔との
間にシールとなる円周方向Oリングを具えることが好ま
しい。
この発明の特徴は、以下に図面と共に説明する実施例
によってより良く理解されるであろう。
図1はこの発明によりシリンダヘッドを、回転弁を介
して見た断面図、 図2は図1のA−A面に沿った長手方向の断面図(弁
自体は破断せず)、 図3は油供給器の部分拡大断面図、 図4は先行する軸方向シールの油の分配状況を図式的
に示す部分断面図、 図5は先行する軸方向シールの他の実施例の、油の分
配状況を図式的に示す部分断面図である。
図1及び図2を参照し、各要素及び部分に付した番号
により本発明の構成を説明すると、回転弁10はシリンダ
ヘッド11内の空腔19内で回転するように、複数の軸受12
によって弁10の円周面と空腔の内面との間に小間隙を保
持するようにして、支持される。弁10の周縁にある入口
及び出口の開口13、13aはシリンダヘッド11に設けた窓
部14を通過する。燃焼室33から窓部14を介して流出する
ガスは、軸方向シール15、15a及び円周方向シール16に
よって阻止される。図2に最も良く示すように、開口1
3、13aの軸方向末端部分のいずれかの側と内側円周方向
シール16との間に、弁の円周上に伸びる連続した円周表
面17が存在する。この面17に対して、夫々1個の油供給
器18がバネにより付勢されて配置される。この油供給器
の構成及び配置がこの発明の主要な要件である。
夫々の油供給器の目的は、回転弁の外表面上に直接潤
滑油を供給することである。この表面上に供給される油
は、弁の表面上に極めて薄い油膜を形成するに充分な量
があれば良い。油供給器18は次のような性質を有する。
a) 夫々の供給器は、回転弁の所定位置即ち軸方向シ
ール15と15aとの間の円周面であって、且つ窓部14から
離れた場所即ち図1に示す低圧領域20に配置される。低
圧領域20はエンジンの圧縮及び爆発膨張行程の間、弁の
入口及び出口開口13、13aが位置する場所である。
b) 1個の油供給器18は回転弁の中央作動部分から夫
々端の部分に、軸に向けて配置される。これらは内側円
周方向シール16の内側で、且つ入気及び排気用開口13、
13aの軸方向端部の外側に位置する。夫々の油供給器は
従って弁の回転に伴い中断されない円周表面上に位置す
ることになる。このことは油供給器から弁表面への潤滑
油の流動抵抗が一定であることを保証している。もし油
供給器が開口13、13aの軸方向端部の内側に位置してい
ると、供給器は開口がその下を通過するたびに開口内の
気体に直接晒されることになる。各油供給器18はこのよ
うに軸方向シール15、15aが最も重い負荷を受ける場所
で円周表面17に直接潤滑油を分配することを確実にす
る、精確な軸方向位置に配置される。排気開口13aが先
行する軸方法シール15に近づくと、シールはその背後か
ら弁10面上に押圧する全シリンダ圧を受ける。この圧力
は回転弁10の全表面から反作用がなされる。排気開口13
aの端縁が軸方向シール15を横切ると、この負荷は単に
弁表面の排気開口13aの周縁の内軸方向の2つの面17の
みに作用することになる。この状態でシールと弁表面と
の間には局在的な圧力の一時増加現象が見られる。不都
合なことには、軸方向シール15の背後からの圧力がシー
ルの中央部分を屈曲させ排気開口の方に曲げる作用をす
る。この結果、排気開口の周辺で線状負荷が起こる。も
し軸方向シール15、15aが残って作動するためには、こ
れらの端縁に潤滑油が存在することが不可欠である。
c) 夫々の油供給器自体は油の流出に対して、極めて
高い抵抗値に有する。この供給器は入気及び排気口の高
圧に繰り返し晒される個所に配置される油供給器として
必須のことである。これら圧力変動は一般に中間のゼロ
圧力の周辺で起こる。従って油供給器は、高圧力の変動
には対応しないが、小圧力の低い回数の変動にのみ対応
して油の流動がなされるようになっている。
d) 夫々の油供給器18はバネ21によって回転弁10の外
側から回転弁の直径方向に付勢され,供給器面が常に弁
の表面と緊密な接触状態を保つようにしている。
e) 潤滑油は油流路22から各油供給器18に供給され
る。油供給圧力は、エンジンの負荷と回転速度に従って
変化する。この内で一番単純な圧力分配形式は、スロッ
トル設定とエンジン回転速度の一要素として予め設定す
ることである。より高度に洗練された手法では、これら
諸要素から供給圧力即ち油供給量を決めるフィードバッ
ク制御システムを用いることが出来る。種々の作動条件
が低圧領域20での小さい背圧をもたらすことが確定して
いる所では、供給圧と低圧領域20内の微小圧力との間の
圧力差を一要素として取り出し監視する必要がある。こ
れに換えて潤滑油を、エンジン回転速度及び負荷の変動
により出力が変化するポンプによって、積極的に送り込
むことも出来る。
f) それぞれの油供給器はシリンダヘッドのハウジン
グ内で、極めて微小な間隔を保つように配置される。こ
れにより、ある作動条件下で油供給器の周りに蓄積され
る潤滑油の量を最小限に保ち、他の作動条件の時にの
み、迅速に吸い取られるようになっている。
g) 各油供給器18の外径面には、円周方向溝孔24内に
Oリング23が装着され(図3)、前f項で述べた問題を
最小限に止めるために、成るべく回転弁面に近い位置に
配置される。このOリング23は油供給器18の外側表面を
シールすると共に、油供給器を液圧ピストンに変化さ
せ、即ち油の供給に必然的な油圧が油供給器を回転弁の
表面に対し押圧する作用をする。
h) 好ましい実施例では、油供給器18は端部に溝孔24
を有する青銅の焼結物で形成される。この焼結体及び溝
孔24の外表面は油がしみ出ないように表面を密封する材
料で被覆されている。筒状体の端部が被覆されないで、
油が流通するようになっている。
これら焼結青銅の油の流通抵抗は、焼結前の青銅粒子
の粒度を変更すること、及び油供給器の長さ自体を変更
することによって変えることが出来る。これら諸要素を
変えることにより、殆ど無限の流通抵抗値を得ることが
可能である。
焼結青銅物質はその中を油が通過することができる無
数の微細通路を形成する利点がある。従って少量のゴミ
が夫々に大きさの通路を塞いでも、全体として油の流通
が妨げられることは無い。
焼結青銅の性質から、非常に大きな表面張力と毛細管
現象の効果が表れる。油に圧力を掛けないでも、潤滑油
は常に供給器から回転弁表面に注がれる。同様に表面張
力効果のために、供給器端部から潤滑油を積極的に押し
出す圧力が存在しない場合は、油が供給器から滴下して
回転弁表面に垂れるようなことは無い。
油供給器18は各中央作動領域の端部で、回転弁の表面
に定められた少量の潤滑油を供給する。この油は弁の表
面を濡らすだけの量が有れば充分である。即ち回転弁の
回転による遠心力で過剰の潤滑油が供給され、例えばハ
ウジング壁面から外部に流出するようなことはない。油
層は表面張力が働いているので、充分薄くなっている。
前述したように、油供給器18は最も負荷が掛かる領域
で弁表面に潤滑油を供給する位置に配置されている。し
かしながら圧縮及び燃焼行程で軸方向シールの全表面に
潤滑油が施されることが重要である。従って局部的な油
供給により回転弁の軸方向全域に潤滑油を分配する機構
が必要になる。
前記油分配機構は、弁の表面と先行する軸方向シール
15上に油を分配する機構を含む。この機構には種々の操
作機構がある。この機構は軸方向シールと弁10の表面に
貯められる油の量とによっても変化する。
最も簡単な機構は、軸方向シールがスクレーパとして
作動する場合である。もし軸方向シールの(回転弁の表
面に対応している)先行端縁が浮き上がっておらず、弁
表面との間に鋭角を形成し、これが油のスクレーパとな
る。この機構は油の供給量が多い時には、より良く機能
する。
エンジンの吸入及び排気行程の間は、軸方向シールは
ガス負担に晒されることはない。軸方向シール15、15a
は板バネ25により予め付勢されている。
弁の回転動作により、先行する軸方向シール15はシー
ルの溝孔27の内側面29の方に押される。面上の余剰の油
や軸方向シールにより掻き取られる。この油30は溝孔26
のシールの背面部分、即ち溝孔27とシールの間隙に形成
された空間に貯められる(図4参照)。表面張力と毛細
管現象により、この油は前記空間の全長にわたって分配
される。
一旦圧縮行程が始まると、軸方向シールはシール面28
に押し戻される。この動作により前述した貯留油は押し
上げられ弁表面に供給され、燃焼行程によりシールが弁
表面に押圧される局面の前に、弁表面を充分油により濡
らすことが出来る。
潤滑油の供給が更に制限される所では、他の機構が要
求される。図5に示すこの発明のより好適な実施例で
は、軸方向シールが下記のような形状を呈する。
a) 軸方向シール15の先行端縁は面取りされており、
回転弁が回転するときその表面の潤滑油は面取りされた
部分の集合溝孔31に貯えられる。この状態はピストンリ
ングの場合と同様の動的潤滑効果をもたらすのに好適で
ある。
b) 回転弁に対面する軸方向シールの表面が、それよ
り内側に向かって掘られた一群の互いに連通下微細な溝
孔32で覆われていることを特徴とする。これら溝孔は軸
方向シールはその表面下とその近傍に潤滑油を貯溜する
ことが出来る。油はシールの表面下に入り込むことが出
来る。これに適した溝孔をもつ表面は、鋳鉄円筒の内側
表面に放電加工機により形成される。この溝孔の形態は
あまりにも微細なものであるので、図には説明のために
強調して描かれている。この配列により、油はシール1
5、15aの表面を相互に連結した溝孔32を伝って集合溝孔
31に集められ、貯えられる。エンジンの圧縮/燃焼行程
では、高圧の気体がこの軸方向シールと弁10の面の間に
進入しようとするがシール15、15aの複雑表面に貯留さ
れた油が、この面の間の気体の通過を阻止する。しかし
この高圧気体はこれら油をシール端縁に向けて押圧し、
シール15又は15aの集合溝孔に溜まった油が弁の表面を
濡らす作用をする。
この発明の属する技術分野に精通した者であれば、特
許請求範囲に記載されたこの発明の要旨を変更しない範
囲で、前述の実施例から種々の変更例及び/または改良
例を創りだすことが可能である。従って本発明の実施例
は、上に述べた事柄のあらゆる局面について考慮される
べきであり、限定的に考えるべきでない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−66109(JP,A) 実開 昭62−720(JP,U) 特公 平4−57845(JP,B2) 米国特許1742589(US,A) 米国特許5154147(US,A) 仏国特許出願公開530711(FR,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01L 7/02 F01L 7/16

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関の回転弁内に配置されたものであ
    り、回転弁は1個の有孔円筒状弁からなり、前記回転弁
    は円周上に開口をもつ1個又はそれ以上の孔を配置し、
    前記回転弁は常に空腔表面に対し半径方向の小間隙を保
    つように、内燃機関のシリンダヘッドの空腔内に保持さ
    れており、前記開口は周期的にシリンダヘッドの空腔の
    窓部を通過し、前記窓部は内燃機関の燃焼室と連通して
    おり、内燃機関の燃焼室からのガス漏れを防ぐ前記空腔
    と回転弁間のシール手段は複数の軸方向及び円周方向シ
    ールにより形成され、その内少なくとも1個の軸方向シ
    ールは前記窓部の夫々の側面から空腔の円周面に並ぶ位
    置に配列され、又少なくとも1個の円周方向シールは前
    記夫々の開口の側面から弁の軸方向に並ぶ位置に配列さ
    れ、且つこの円周方向シールは前記開口から外側面に軸
    方向にある小間隔を置いて配列されたものに於いて、 前記回転弁はシリンダヘッド内に少なくとも2個の油供
    給器を具える潤滑手段を含み、そのうち少なくとも1個
    の油供給器は、軸方向には回転弁の各開口の側方で且つ
    円周方向には2個の軸方向シールの間で且つ窓部から遠
    い方の円周面上に配列され、夫々の油供給器はそれらが
    前記開口の軸方向外側端部と、隣接する円周方向シール
    との間にある、回転弁の連続した円周表面に接触する位
    置で、弁の外周表面を押圧するように回転弁の外側から
    回転弁の直径方向に付勢されて装着され、各油供給器は
    1個又はそれ以上の細い内部通路を通して回転弁の外周
    表面に潤滑油を流通するようにし、且つ前記油供給器に
    潤滑油を供給する手段を有することを特徴とする、内燃
    機関の回転弁の潤滑機構。
  2. 【請求項2】各油供給器は、回転弁の半径方向に形成さ
    れ、シリンダヘッドの孔内を滑動するようにシリンダ状
    に形成された物質により構成され、前記孔と前記供給器
    との間にシールを形成するための少なくとも1個の円周
    方向溝孔が前記シリンダ状に形成された物質表面に形成
    されている、請求項1に記載の回転弁の潤滑機構。
  3. 【請求項3】各油供給器は、回転弁の半径方向に形成さ
    れ、シリンダヘッドの孔内を滑動するようにシリンダ状
    に形成された物質により構成され、前記孔と前記供給器
    の外周面との間にシールを形成するための少なくとも1
    個の円周方向溝孔が前記孔の内側に形成されている、請
    求項1に記載の回転弁の潤滑機構。
  4. 【請求項4】各油供給器は、金属の微細粒子が圧縮され
    内部に多数の微細な通路を具えるように焼結された焼結
    金属体により形成される、請求項2又は3に記載の回転
    弁の潤滑機構。
  5. 【請求項5】油供給器を構成する材料は青銅の焼結体よ
    りなる、請求項4に記載の回転弁の潤滑機構。
  6. 【請求項6】各軸方向シールは回転弁の外周面と合致す
    る輪郭のシール面を持つ、請求項1から5までのうち、
    1項に記載の回転弁の潤滑機構。
  7. 【請求項7】各軸方向シールのシール面は一群の互いに
    連通した微細な溝孔で覆われていることを特徴とする、
    請求項6に記載の回転弁の潤滑機構。
  8. 【請求項8】少なくとも1個のシールのシール面の先行
    端縁が面取りされており、回転弁と前記面取りされた面
    との間に潤滑油が貯えられる浅い収容室を形成すること
    を特徴とする、請求項6又は7の内1項に記載の回転弁
    の潤滑機構。
  9. 【請求項9】複数の円周方向シールは弁の円周面に設け
    た溝孔に収容され、シリンダヘッドの空腔内面に対して
    予め押圧されるピストンリング型に形成されたことを特
    徴とする、請求項1から8までの内1項に記載の回転弁
    の潤滑機構。
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