JP3377959B2 - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JP3377959B2
JP3377959B2 JP03851399A JP3851399A JP3377959B2 JP 3377959 B2 JP3377959 B2 JP 3377959B2 JP 03851399 A JP03851399 A JP 03851399A JP 3851399 A JP3851399 A JP 3851399A JP 3377959 B2 JP3377959 B2 JP 3377959B2
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    • H02M1/4208Arrangements for improving power factor of AC input
    • H02M1/4266Arrangements for improving power factor of AC input using passive elements
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブリッジ整流回路
を利用した整流方式を用い、装置、システム等に電力を
供給する電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ダイオードを利用した種々の
整流方式が知られている。図6にブリッジ整流回路を利
用した全波整流回路の一例を示す。本図に示した全波整
流回路は、4つのダイオード1〜4で構成されたブリッ
ジ整流回路5を備えている。14は、負荷を示してい
る。
【0003】図6(a)は、交流電源6からの交流が正
の半周期の間における電流の流れを示している。電流は
矢印で示したように、ダイオード1、平滑コンデンサ
8、ダイオード4の順に流れるので、正の電圧Voを取
り出すことができる。
【0004】図6(b)は、交流電源6からの交流が負
の半周期の間における電流の流れを示している。電流は
矢印で示したように、ダイオード3、平滑コンデンサ
8、ダイオード2の順に流れるので、正の電圧Voを取
り出すことができる。すなわち、交流電源6からの交流
入力は全波整流され、正の直流電圧が得られることにな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような従来の電源装置では、交流電源6の電圧が直流出
力電圧より高い期間しか入力電流が流れないため力率が
低く、電源高調波も大きくなるという問題があった。
【0006】通常これらの改善策として交流電源6とブ
リッジ整流回路5との間にリアクタを接続する方法が用
いられるが、この方法では高調波は抑制できても力率が
約70%程度しか得られないため、中容量から大容量の
電源としてはそれに用いる素子の大型化、ひいては装置
の大型化を招くとともに、電源系統にも負担をかけると
いう問題があった。
【0007】本発明の電源装置は、前記のような従来の
問題を解決するものであり、ブリッジ整流回路の交流入
力端と直流出力端との間にコンデンサを接続することに
より、高力率と高調波抑制とが両立できる電源装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の電源装置は、交流電源と、前記交流電源か
らの交流を全波整流する4個のダイオードで形成された
ブリッジ整流回路と、前記ブリッジ整流回路の直流出力
端に接続された平滑コンデンサとを有する電源装置であ
って、前記交流電源と前記ブリッジ整流回路の交流入力
端との間に接続されたリアクタと、前記ブリッジ整流回
路の交流入力端と直流出力端との間に素子を介さず直接
接続されたコンデンサとを備えたことを特徴とする。
【0009】前記のような電源装置によれば、交流電源
からの交流が正の半周期、負の半周期いずれの場合にお
いても、電流を交流電圧のゼロ位相より流すことがで
き、高力率化が図れる。また、前記電流は前記リアクタ
と、前記コンデンサ又は前記平滑コンデンサとの直列共
振電流となるためその波形は滑らかであり、高調波の抑
制も図れる。
【0010】前記電源装置においては、前記コンデンサ
の両端の電圧をVc、前記ブリッジ整流回路の出力電圧
をVoとすると、前記交流電源からの交流が半周期の間
に前記リアクタ及び前記コンデンサに共振電流が流れ、
前記コンデンサの充電により前記VcがゼロからVoま
で上昇し、前記交流電源からの交流が次の半周期の間に
前記コンデンサの放電により前記VcがVoからゼロま
で下降するように、前記リアクタのインダクタンス、及
び前記コンデンサの静電容量の値が設定されていること
が好ましい。
【0011】また、前記コンデンサは、前記ブリッジ整
流回路の交流入力端と、正の直流出力端との間に接続さ
れていることが好ましい。
【0012】また、前記コンデンサは、前記ブリッジ整
流回路の交流入力端と、負の直流出力端との間に接続さ
れていることが好ましい。
【0013】また、前記コンデンサと、前記ブリッジ整
流回路の直流出力端との間に軽負荷時に開く開閉手段が
接続され、前記開閉手段と並列にかつ前記コンデンサの
充電を停止する方向にダイオードが接続されていること
が好ましい。前記のような電源装置によれば、軽負荷時
にはコンデンサの充電を停止させることができるので、
出力電圧の必要以上の上昇を抑制することができる。
【0014】また、前記開閉手段は、前記コンデンサと
前記ブリッジ整流回路の負の直流出力端との間に接続さ
れ、前記開閉手段と並列に接続された前記ダイオード
は、前記交流電源側がカソードで、前記直流出力端側が
アノードであることが好ましい。
【0015】また、前記開閉手段は、前記コンデンサと
前記ブリッジ整流回路の正の直流出力端との間に接続さ
れ、前記開閉手段と並列に接続された前記ダイオード
は、前記交流電源側がアノードで、前記直流出力端側が
カソードであることが好ましい。
【0016】また、前記開閉手段は、出力電圧、出力電
流、又は負荷の運転時間に応じて開閉が制御されること
が好ましい。
【0017】また、前記開閉手段と前記開閉手段に並列
に接続された前記ダイオードとがMOSFETで構成さ
れていることが好ましい。前記のような電源装置によれ
ば、部品点数を削減することができ、小型化、コストダ
ウンが可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の一実施形態について説明する。従来例と同一構成のも
のは、同一番号を付して説明する。
【0019】(実施の形態1)図1は、本発明に係る電
源装置の回路図の一実施形態を示している。(a)〜
(d)に示した電源装置は、4つのダイオード1〜4で
形成されたブリッジ整流回路5と、交流電源6とを備え
ている。交流電源6とブリッジ整流回路5の交流入力端
との間にはリアクタ7が、ブリッジ整流回路の交流入力
端と、直流出力端との間には、コンデンサ9が接続され
ている。
【0020】図1(a)、(b)に示した回路図では、
コンデンサ9はブリッジ整流回路5の交流入力端5aま
たは5bと、負の直流出力端5cとの間に接続されてお
り、図1(c)、(d)に示した回路図では、コンデン
サ9はブリッジ整流回路5の交流入力端と5aまたは5
bと、正の直流出力端5dとの間に接続されている。
【0021】また、ブリッジ整流回路5の正の直流出力
端5dと、負の直流出力端5cとの間には、平滑コンデ
ンサ8が接続されている。この平滑コンデンサ8によ
り、ブリッジ整流回路5によって得られた変化の激しい
直流を滑らかな直流にすることができる。
【0022】以下、図2(a)〜(d)を用いて、図1
(a)に示した電源装置の動作について説明する。図2
(a)、(b)は、交流入力電圧Viが正の半周期の間
を示し、図2(c)、(d)は、負の半周期の間を示し
ている。図3(a)、(b)は、図1(a)に示した電
源装置についてLを10mH、Cを27μF、Coを1
500μFとした場合の実施例の各波形を示したもので
ある。
【0023】図3(a)は、交流入力電圧Vi、リアク
タ7を流れる電流(交流入力電流)IL、及び直流出力
電圧Voの各波形を、図3(b)は、交流入力電圧V
i、コンデンサ9を流れる電流Ic、及びコンデンサ9
の両端間の電圧Vcの各波形を示している。各図共、横
軸は時間を示しており、横方向に隣接する破線間が3.
33msに相当する。縦軸は電圧値及び電流値を示して
おり、縦方向に隣接する破線間がそれぞれ100V、5
Aに相当する。
【0024】図2(a)に示した状態、すなわち正の交
流半周期のゼロ位相直後では、電流は矢印a方向に流れ
る。すなわち、交流電源6から順に、コンデンサ9、ダ
イオード4、リアクタ7に共振電流が流れ、コンデンサ
9は充電されることになる。この状態におけるリアクタ
電流ILは図3(a)のL1部に、コンデンサ電圧Ic
は、図3(b)のC1部に相当する。
【0025】コンデンサ9の充電が進むにつれて、電圧
Vcは上昇し続けることになる。図2(b)には、Vc
がVoまで上昇した後の電流の流れを示している。この
状態では、VCはVoにクランプされるので、電流は矢
印bで示したように、交流電源6から順に、ダイオード
1、平滑コンデンサ8、ダイオード4、リアクタ7の順
に流れる。また、矢印bで示した通電状態のリアクタ電
流ILは、図3(a)のL2部に相当する。
【0026】図2(c)は、交流電源6の極性が図2
(a)、(b)の状態から反転した状態を示している。
この状態では、電流は矢印cで示したように、交流電源
6から順に、リアクタ7、ダイオード3、平滑コンデン
サ8、コンデンサ9の順に流れる。すなわち、交流電源
6の電位は、コンデンサ9の電圧VC分だけ昇圧してい
るので、必ずゼロ位相より、平滑コンデンサ8に電流が
流れる。
【0027】本図に示した電流の流れにより、コンデン
サ9は放電し続け最終的にはVcはゼロになる。このコ
ンデンサ9の放電状態におけるリアクタ電流ILは図3
(a)のL3部に、コンデンサ電流Icは、図3(b)
のC2部に相当する。
【0028】図2(d)は、コンデンサ7の放電完了以
後の状態を示している。本図に示した状態では、電流は
矢印dで示したように、交流電源6から順に、リアクタ
7、ダイオード3、平滑コンデンサ8、ダイオード2の
順に流れ、コンデンサ9の電圧VCはVC=0にクランプ
される。この状態におけるリアクタ電流ILは図3
(a)のL4部に相当する。
【0029】負の交流半周期を終えて交流電源6の極性
が反転すると、VC=0にクランプされているので電流
は、再び図2(a)に示したように矢印a方向に流れ
る。
【0030】以上のように、図2(a)、(b)に示し
た状態では、コンデンサ9はVC=V0になるまで充電さ
れるため、入力電圧のゼロ位相から電流が流れ始める。
また、図2(c)に示した状態では、交流電源6の電位
は、コンデンサ9の電圧Vc分だけ昇圧しているので、
ゼロ位相より電流が流れる。すなわち、交流電源6から
の交流が正の半周期、負の半周期いずれの場合において
も、電流は交流のゼロ位相より流れ、高力率化が図れ
る。
【0031】また、電流はリアクタ7と、コンデンサ9
又は平滑コンデンサ8との直列共振電流となるため、図
3に示す通り滑らかな波形となり、リアクタ7のインダ
クタンスLとコンデンサ9のキャパシタンスCを適当に
選ぶことにより、高調波を適切に抑制することができ
る。図3(c)に電流の高調波成分と高調波規制国内ガ
イドライン15との比較の一例を示している。本図で
は、横軸が高調波の次数、縦軸が電流値(隣接する破線
間が0.5Aに相当)を示している。
【0032】なお、図1(a)に示した電源装置の動作
について説明したが、図2(b)〜(d)に示したいず
れの電源装置についても動作は同様であり、交流入力が
半周期の間にリアクタ7及びコンデンサ9に共振電流が
流れ、コンデンサ9の充電によりVcがゼロからVoま
で上昇する。さらに交流入力が次の半周期の間にコンデ
ンサ9の放電によりVcがVoからゼロまで下降する。
このことにより、入力電圧のゼロ位相から電流が流れる
ことになる。
【0033】(実施の形態2)図4は、実施形態2に係
る電源装置の回路図を示している。本図の(a)〜
(d)に示した電源装置は、それぞれ図1(a)〜
(d)に示した電源装置にダイオードと開閉手段とを追
加したものである。
【0034】実施形態1に示したような電源装置の場
合、図2(c)に示した状態では、交流電源6の電位
は、コンデンサ9の電圧Vc分だけ昇圧する。このた
め、軽負荷時には、出力電圧が上がり過ぎる場合が生ず
る。本実施形態2に係る電源装置は、ダイオードと開閉
手段とを追加することにより、負荷が一定値以下の軽負
荷の場合には、開閉手段を開く(切る)ことにより、コ
ンデンサ9への充電を停止させて、出力電圧の上昇を抑
制するものである。
【0035】図4(a)に示した回路では、ブリッジ整
流回路5の負の直流出力端5cとコンデンサ9との間に
ダイオード10が接続されている。ダイオード10は交
流電源6側がカソードで、負の直流出力端5c側がアノ
ードである。
【0036】さらに、ダイオード10と並列に開閉手段
11が接続されている。開閉手段11は、負荷の大きさ
に応じて開閉するものであり、負荷が一定値以下の軽負
荷の場合には、開閉手段11が開くことになる。開閉手
段11が開くと共振電流の流れ方向に対して逆方向に接
続されているダイオード10により、コンデンサ9への
充電が停止するので、出力電圧の上がり過ぎを防止する
ことができる。開閉手段11の開閉には、例えばリレー
を用いることができる。
【0037】開閉手段11と並列にダイオード10が接
続されていることにより、開閉手段11を開いて、コン
デンサ9の充電を停止させた場合であっても、図2
(c)に示したような放電ループは残すことができる。
したがって、開閉手段11が開時には、必ずコンデンサ
9の電圧Vcは0で終了し、再度開閉手段11が閉にな
った時のコンデンサ9、開閉手段11への過大電流を防
止することができる。また、電流が切られた後に、コン
デンサ9に電圧が残り続けることを防止することがで
き、安全なシステムとすることができる。
【0038】負荷の検知は、出力電圧、負荷電流、又は
負荷の運転時間等とすることができる。モータを用いた
機器では、モータの出力回転数を検知してもよい。
【0039】例えば、開閉手段11の開閉にリレーを用
い、負荷の検知を出力電圧とする場合では、出力電圧が
一定の上限値まで上昇するとリレーの通電を切ることに
より開閉手段11を開き、出力電圧が一定の下限値にま
で下降すると、リレーに通電させて開閉手段11を閉じ
る。このことにより、出力電圧を一定の上限値と下限値
との問に抑えることができる。
【0040】図4(b)に示した回路は、図2(b)に
示した回路について、ブリッジ整流回路5の負の直流出
力端5cにダイオード10及び開閉手段11を接続した
ものである。接続方法、及び動作は図3(a)に示した
回路と同様である。
【0041】図4(c)、(d)に示した回路は、それ
ぞれ図2(c)、(d)に示した回路に、ダイオード1
0及び開閉手段11を接続したものであるが、これらを
ブリッジ整流回路5の正の直流出力端5dに接続した点
が、図4(a)、(b)に示した回路と異なっている。
動作は図4(a)、(b)に示した回路と同様である。
【0042】(実施の形態3)図5は、実施形態3に係
る電源装置の回路図を示している。本図に示した電源装
置は、図4(a)に示した電源回路の開閉手段として、
MOSFETを用いたものである。MOSFET12
は、ブリッジ整流回路5の負の直流出力端5cとコンデ
ンサ9との間に接続されている。MOSFET12に
は、ダイオード12が内蔵されており、交流電源6側が
カソードで、負の直流出力端5c側がアノードである。
【0043】MOSFET12のゲート12aへの電圧
を印加しない状態では、ドレイン12bとソース12c
との間には電流は流れない。ソース12cに対して、正
電圧がゲート12aに印加されるとドレイン12bから
ソース12cに向かって電流が流れる。
【0044】本実施形態によれば、図4の各図に示した
ような、ダイオードと開閉手段との並列回路を1個のM
OSFETに置き換えることができるので、部品点数を
削減することができ、小型化、コストダウンが可能にな
る。
【0045】なお、図3(a)に相当する回路について
説明したが、図3(b)〜(d)に示した回路のダイオ
ードと開閉手段との並列回路を、図5に示したようなM
OSFETに置き換えても、同様の効果が得られる。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明の電源装置によれ
ば、ブリッジ整流回路の交流入力端と直流出力端との間
にコンデンサを接続することにより、高力率と高調波抑
制とを両立させることができる。
【0047】また、コンデンサとブリッジ整流回路の直
流出力端との間に、軽負荷時に開く開閉手段とこれと並
列のダイオードを接続することにより、軽負荷時にはコ
ンデンサの充電を停止させて、出力電圧の必要以上の上
昇を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る電源装置の回路図
【図2】本発明の実施形態1に係る電源装置の動作を説
明する図
【図3】(a)本発明の実施形態1に係る電源装置の交
流入力電圧Vi、リアクタ電流IL、及び直流出力電圧
Voの各波形を示す図 (b)本発明の実施形態1に係る電源装置の交流入力電
圧Vi、コンデンサ電流Ic、コンデンサ電圧Vcの各
波形を示す図 (c)本発明の実施形態1に係る電源装置の電流の高調
波成分と高調波規制国内ガイドラインとの比較を示す
図。
【図4】本発明の実施形態2に係る電源装置の回路図
【図5】本発明の実施形態3に係る電源装置の回路図
【図6】従来の電源装置の一例に係る回路図
【符号の説明】
1,2,3,4 ダイオード 5 ブリッジ整流回路 6 交流電源 7 リアクタ 8 平滑コンデンサ 9 コンデンサ 10 充電停止用ダイオード 11 開閉手段 12 MOSFET

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源と、前記交流電源からの交流を
    全波整流する4個のダイオードで形成されたブリッジ整
    流回路と、前記ブリッジ整流回路の直流出力端に接続さ
    れた平滑コンデンサとを有する電源装置であって、前記
    交流電源と前記ブリッジ整流回路の交流入力端との間に
    接続されたリアクタと、前記ブリッジ整流回路の交流入
    力端と直流出力端との間に素子を介さず直接接続された
    コンデンサとを備えたことを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】 前記コンデンサの両端の電圧をVc、前
    記ブリッジ整流回路の出力電圧をVoとすると、前記交
    流電源からの交流が半周期の間に前記リアクタ及び前記
    コンデンサに共振電流が流れ、前記コンデンサの充電に
    より前記VcがゼロからVoまで上昇し、前記交流電源
    からの交流が次の半周期の間に前記コンデンサの放電に
    より前記VcがVoからゼロまで下降するように、前記
    リアクタのインダクタンス、及び前記コンデンサの静電
    容量の値が設定されている請求項1に記載の電源装置。
  3. 【請求項3】 前記コンデンサは、前記ブリッジ整流回
    路の交流入力端と、正の直流出力端との間に接続されて
    いる請求項1または2に記載の電源装置。
  4. 【請求項4】 前記コンデンサは、前記ブリッジ整流回
    路の交流入力端と、負の直流出力端との間に接続されて
    いる請求項1または2に記載の電源装置。
  5. 【請求項5】 交流電源と、前記交流電源からの交流を
    全波整流する4個のダイオードで形成されたブリッジ整
    流回路と、前記ブリッジ整流回路の直流出力端に接続さ
    れた平滑コンデンサとを有する電源装置であって、前記
    交流電源と前記ブリッジ整流回路の交流入力端との間に
    接続されたリアクタと、前記ブリッジ整流回路の交流入
    力端と直流出力端との間に接続されたコンデンサとを備
    え、 前記コンデンサと、前記ブリッジ整流回路の直流出力端
    との間に軽負荷時に開く開閉手段が接続され、前記開閉
    手段と並列にかつ前記コンデンサの充電を停止する方向
    にダイオードが接続されていることを特徴とする電源装
    置。
  6. 【請求項6】 前記開閉手段は、前記コンデンサと前記
    ブリッジ整流回路の負の直流出力端との間に接続され、
    前記開閉手段と並列に接続された前記ダイオードは、前
    記交流電源側がカソードで、前記直流出力端側がアノー
    ドである請求項5に記載の電源装置。
  7. 【請求項7】 前記開閉手段は、前記コンデンサと前記
    ブリッジ整流回路の正の直流出力端との間に接続され、
    前記開閉手段と並列に接続された前記ダイオードは、前
    記交流電源側がアノードで、前記直流出力端側がカソー
    ドである請求項5に記載の電源装置。
  8. 【請求項8】 前記開閉手段は、出力電圧、出力電流、
    又は負荷の運転時間に応じて開閉が制御される請求項5
    から7のいずれかに記載の電源装置。
  9. 【請求項9】 前記開閉手段と前記開閉手段に並列に接
    続された前記ダイオードとがMOSFETで構成されて
    いる請求項5から8のいずれかに記載の電源装置。
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