JP3372150B2 - 酸素濃度検出装置 - Google Patents

酸素濃度検出装置

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JP3372150B2
JP3372150B2 JP28610795A JP28610795A JP3372150B2 JP 3372150 B2 JP3372150 B2 JP 3372150B2 JP 28610795 A JP28610795 A JP 28610795A JP 28610795 A JP28610795 A JP 28610795A JP 3372150 B2 JP3372150 B2 JP 3372150B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周囲雰囲気中の酸
素濃度に応じて抵抗値が変化するセンサ素子を用いて酸
素濃度を検出する抵抗値検出型の酸素濃度検出装置に関
し、特に、内燃機関等の各種燃焼機器の排気中の酸素濃
度から燃焼機器に供給された燃料混合気の空燃比を検出
するのに好適な酸素濃度検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置では、センサ素子と
して、チタニア等からなる金属酸化物半導体が使用され
ているが、このセンサ素子は、周囲の酸素濃度によって
抵抗値が変化するのと同時に、それ自身の温度によって
も抵抗値が変化する。即ち、負の温度係数を有して、そ
の温度(以下、素子温度という)が高いと抵抗値が低
く、逆に素子温度が低いと抵抗値が高くなる。従って、
この種の装置では、検出信号に対して何の補償もしない
場合には、酸素濃度を正確に検出することができないと
いった問題があった。
【0003】そこで、こうした抵抗値検出型の酸素濃度
検出装置を用いて内燃機関に供給された燃料混合気の空
燃比がリッチかリーンかを判定する空燃比検出装置にお
いては、従来より、例えば特公昭61−33127号公
報に開示されているように、空燃比の判定基準を、検出
信号の最大値と最小値との中間値にセットして、空燃比
を正確に判定できるようにすると共に、その中間値に基
づき、センサ素子に直列接続される素子抵抗検出用の基
準抵抗器の抵抗値を変化させることにより、検出信号の
振れ幅(最大値−最小値)を大きくして、空燃比の検出
精度を向上するとか、例えば特開平1−267449号
公報に開示されているように、排気温度が高いときには
素子抵抗検出用の基準抵抗器の抵抗値を小さくし、排気
温度が低いときには基準抵抗器の抵抗値を大きくするこ
とにより、基準抵抗器の抵抗値を、素子温度の変化に伴
う素子抵抗の変化に応じて変化させ、検出信号が素子温
度の変化によって大きく変化しないようにする、といっ
たことが提案されている。
【0004】しかし、特公昭61−33127号公報に
開示された装置は、検出信号の最大値と最小値との中間
値が素子温度に対応しているものとして、空燃比の判定
基準や基準抵抗器の抵抗値を変化させるものであるた
め、素子温度が安定している場合には、ある程度の効果
は得られるものの、素子温度(延いてはその抵抗値)が
変化すると、そのときの素子温度に対応した検出信号の
中間値を得ることができず、内燃機関の運転状態等によ
り素子温度が急変した場合には、正確な検出信号を得る
ことができないといった問題があった。
【0005】また、特開平1−267449号公報に開
示された装置では、排気温度が素子温度に対応している
ものとして、基準抵抗器の抵抗値を変化させるものであ
るが、センサ素子は排気温度の影響を受けるものの、素
子温度と排気温度とは一致しないことから、基準抵抗器
の抵抗値を素子温度に応じて正確に変化させることがで
きず、正確な検出信号を得ることはできないといった問
題があった。また特に、この装置では、センサ素子に直
列接続される基準抵抗器として、抵抗値の異なる抵抗器
を複数(実施例では2個)設け、排気温度に応じて基準
抵抗器としてセンサ素子に接続する抵抗器を切り替える
ようにしているので、基準抵抗器の抵抗値を段階的にし
か変化させることはできず、排気温度と素子温度とが一
致している場合であっても、酸素濃度に対応した正確な
検出信号を得ることはできない。
【0006】一方、こうした問題を解決し得る装置とし
て、例えば、特開平3−180748号公報に開示され
ているように、センサ素子と同一基板上にヒータを積層
し、そのヒータを通電してセンサ素子を加熱することに
より、素子温度を積極的に安定化させるようにしたもの
や、例えば、特開平5−288711号公報に開示され
ているように、素子温度を一定に保つために、ヒータに
正の温度係数の金属抵抗体を用いて、ヒータの抵抗値が
一定となるように(換言すれば素子温度が目標温度とな
るように)、ヒータの通電電流を制御するようにしたも
の、が提案されている。そして、この種の装置によれ
ば、ヒータを用いて素子温度を安定化させるので、酸素
濃度に対応した高精度の検出信号が得られるようにな
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の装置
では、ヒータによる加熱によって素子温度を安定化させ
るので、周囲雰囲気の温度上昇に伴い、素子温度が、ヒ
ータの通電制御による目標温度を越えてしまうと、検出
信号を温度補償することができなくなり、検出信号が実
際の酸素濃度とは異なる値になってしまうといった問題
があった。
【0008】例えば、内燃機関の空燃比制御に用いられ
る酸素濃度検出装置では、その始動特性を向上するため
に、センサ素子を内燃機関に極めて近い位置に配置され
るようになってきており、内燃機関の運転条件によって
は、センサ素子に直接当たる排気の温度やセンサ素子が
取り付けられた排気管の温度が、センサ素子の目標温度
よりも高い高温に達することがある。そして、このよう
な場合には、ヒータによって素子温度を制御できなくな
るので、検出信号から排気中の酸素濃度(換言すれば空
燃比)を正確に検出することができなくなってしまうの
である。
【0009】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
ので、センサ素子をヒータにより温度制御するようにし
た酸素濃度検出装置において、素子温度がヒータにより
制御可能な温度を越えた場合でも、その素子温度に影響
されることなく安定した検出信号が得られるようにする
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた請求項1に記載の発明は、負の温度係数を
有し、周囲雰囲気中の酸素濃度に応じて抵抗値が変化す
るセンサ素子と、正の温度係数を有し、該センサ素子を
加熱するヒータとを、同一基板上に積層してなる検出素
子部と、前記ヒータの抵抗値を検出し、該抵抗値が所定
の目標温度に対応した所定値となるように前記ヒータの
通電電流を制御して、前記検出素子部を目標温度に制御
するヒータ制御手段と、前記センサ素子に直列接続され
た基準抵抗器と、該センサ素子と基準抵抗器との直列回
路に直流電圧を印加する定電圧源とを備え、該センサ素
子と基準抵抗器との接続点電圧を、酸素濃度を表わす検
出信号として出力する検出手段と、を備えた酸素濃度検
出装置において、前記検出手段の基準抵抗器に補正抵抗
器を並列接続するスイッチング素子と、該スイッチング
素子を、所定デューティ比のパルス幅変調信号にてON
・OFF制御するPWM制御手段と、前記ヒータ制御手
段にて検出された前記ヒータの抵抗値に基づき、該抵抗
値が高くなるほど前記スイッチング素子のON時間が長
くなるよう、前記パルス幅変調信号のデューティ比を設
定するデューティ比設定手段と、前記パルス幅変調信号
の周波数よりも低いカットオフ周波数を有し、前記検出
手段から出力される検出信号を信号処理するローパスフ
ィルタと、を設けたことを特徴とする。
【0011】このように構成された請求項1に記載の酸
素濃度検出装置においては、ヒータ制御手段が、ヒータ
の抵抗値が所定の目標温度に対応した所定値となるよう
にヒータの通電電流を制御することにより、検出素子部
(延いてはセンサ素子)の温度を目標温度に制御する。
このため、センサ素子の温度(素子温度)は、通常、ヒ
ータの通電制御によって目標温度に制御され、検出手段
から出力される検出信号は、酸素濃度に対応した値とな
る。
【0012】一方、検出素子部が配置される周囲温度が
高くなり、それに応じて検出素子部の温度が目標温度を
越えると、ヒータ制御手段によるヒータの通電制御で
は、もはや検出信号を温度補償することができなくな
り、検出手段から出力される検出信号は、素子温度に応
じて変化する。
【0013】しかし、本発明では、センサ素子に直列接
続される素子抵抗検出用の基準抵抗器とは別に、スイッ
チング素子を介して並列接続可能な、基準抵抗器より低
い抵抗値をもつ補正抵抗器が設けられ、PWM制御手段
が、このスイッチング素子を、所定デューティ比のパル
ス幅変調信号にてON・OFF制御し、デューティ比設
定手段が、そのパルス幅変調信号のデューティ比を、ヒ
ータ制御手段にて検出されたヒータの抵抗値に基づき、
ヒータの抵抗値が高くなるほどスイッチング素子のON
時間が長くなるように設定する。
【0014】従って、センサ素子には、パルス幅変調信
号のデューティ比に応じて、基準抵抗器と、基準抵抗器
及び補正抵抗器の並列回路とが、交互に直列接続される
ことになり、その抵抗値の平均(以下、比較抵抗とい
う)は、基準抵抗器の抵抗値を上限として、その上限値
から、基準抵抗器及び補正抵抗器の並列回路の抵抗値ま
での値となる。また、この比較抵抗は、パルス幅変調信
号のデューティ比により決定されるが、このデューティ
比は、デューティ比設定手段によって、ヒータの抵抗値
(延いてはセンサ素子の温度)が高くなるほど、スイッ
チング素子のON時間が長くなるように設定されるた
め、比較抵抗は、センサ素子の温度が高くなるほど(換
言すれば素子抵抗が小さくなるほど)小さくなる。つま
り、比較抵抗は、PWM制御手段及びデューティ比設定
手段の動作により、センサ素子の素子抵抗に応じて変化
する。
【0015】このため、本発明によれば、検出素子部が
温度上昇して、ヒータ制御手段によるヒータの通電制御
では素子温度を制御できなくなったとしても、検出手段
から出力される検出信号の平均値を、実際の酸素濃度に
対応した値に制御することができる。
【0016】また、このように検出手段から出力される
検出信号の平均値は、酸素濃度に対応した値となるが、
この検出信号はパルス幅変調信号の周波数に応じて脈動
することから、その検出信号の絶対値からは酸素濃度を
検出することができない。そこで更に本発明では、パル
ス幅変調信号の周波数よりも低いカットオフ周波数を有
するローパスフィルタを設け、このローパスフィルタに
て、検出手段から出力される検出信号を信号処理するよ
うにしている。
【0017】従って、本発明の酸素濃度検出装置によれ
ば、センサ素子の温度変化に影響されることなく、常に
酸素濃度に対応した検出信号を得ることができる。また
特に、本発明では、従来装置のように、センサ素子に直
列接続される基準抵抗器自体を変更したり、基準抵抗器
に補正抵抗器を単に並列接続するのではなく、基準抵抗
器に対する補正抵抗器の並列接続を、パルス幅変調信号
を用いたパルス幅変調制御(PWM制御)によって行
い、しかも、パルス幅変調信号のデューティ比の設定に
は、素子温度に対応したヒータの抵抗値を用いるので、
センサ素子に直列接続される抵抗器の抵抗値(比較抵
抗)を、素子抵抗に対応した値に正確且つ応答遅れなく
設定することができ、酸素濃度を極めて高精度に検出す
ることができる。このため、本発明の酸素濃度検出装置
を、内燃機関等の空燃比制御装置に用いれば、空燃比の
制御精度を向上することが可能になる。
【0018】なお、このように本発明の酸素濃度検出装
置を、内燃機関等の空燃比制御装置に用いる場合、パル
ス幅変調信号の周波数は、少なくとも、空燃比制御によ
り空燃比がリーン・リッチに反転する制御周波数(自動
車用内燃機関の場合、0.5〜3Hz程度となる)より
も大きくしておく必要があり、好ましくは、その制御周
波数に対して約1000倍程度の周波数に設定すること
が望ましい。
【0019】またこの場合、検出信号をフィルタ処理す
るローパスフィルタは、制御周波数の信号成分をカット
してしまうことのないよう、そのカットオフ周波数を、
制御周波数よりも高くパルス幅変調信号の周波数よりも
低い周波数に設定する必要があり、具体的には、制御周
波数の10〜30倍程度のカットオフ周波数とすること
が望ましい。
【0020】ところで、本発明の酸素濃度検出装置にお
いて、上記PWM制御手段により基準抵抗器に補正抵抗
器を並列接続する制御(以下、比較抵抗制御という)
は、ヒータの通電制御による検出信号の温度補償を更に
補うものであり、基本的には、ヒータの通電制御によっ
て温度補償できない領域、つまり素子温度が目標温度を
越えた領域、にて実行すればよい。しかし、実際には、
ヒータ通電電流を制御していても、被測定ガスの流れ等
によって、検出素子部の温度が目標温度から一時的に低
下することがある。例えば、検出素子部を内燃機関の排
気管に取り付けて空燃比を検出する場合、内燃機関の加
速時等には、排気の流れが急速になるので、その流れに
よって検出素子部が冷却され、素子温度が一時的に目標
温度から低下することがある。
【0021】従って、こうした比較抵抗制御は、検出素
子部の温度が一時的に低下する領域でも実行することが
望ましく、そのためには、請求項2に記載のように、デ
ューティ比設定手段において、ヒータの抵抗値が、目標
温度よりも所定温度だけ低い温度に対応した抵抗値以上
であるときに、その抵抗値に応じてデューティ比を設定
するようにすればよい。つまり、このようにすれば、素
子温度が一時的に低下するような領域でも、比較抵抗制
御によって検出信号を温度補償することができ、酸素濃
度の検出精度をより向上することができるようになる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例として、自
動車用内燃機関の排気中の酸素濃度から内燃機関に供給
された燃料混合気の空燃比を検出する空燃比検出装置に
ついて説明する。
【0023】まず図2は、内燃機関の排気管に図示しな
いハウジング等を介して取り付けられる検出素子部2の
構成を表わす。図2に示す如く、本実施例の検出素子部
2は、アルミナ等からなる平板状の電気絶縁性部材10
の側面に、厚膜技術を用いて、電極パターン12,14
を形成すると共に、その周囲に、加熱用のヒータHTを
構成する発熱抵抗体パターン16を形成し、このパター
ン面上に、電極パターン12,14の先端部を露出させ
るように設けた開口部18aを有し、電気絶縁性部材1
0と同材料でこれより薄肉に形成された平板状の電気絶
縁性部材18を接合し、更に、その開口部18aに、セ
ンサ素子TSを構成するチタニア等からなる金属酸化物
半導体20を充填して、焼成することにより作製され
る。
【0024】なお、発熱抵抗体パターン16は、正の温
度係数を有する金属抵抗体からなり、電極パターン1
2,14は、低抵抗の金属体からなる。また、発熱抵抗
体パターン16の両端、及び電極パターン12,14の
金属酸化物半導体20とは反対側端部には、夫々、外部
装置との接続のための図示しない電極端子が設けられ
る。
【0025】次に、図1は、検出素子部2に設けられた
電極端子及びリード線等を介して、ヒータHT及びセン
サ素子TSに接続され、ヒータ通電及び空燃比の検出を
行う制御装置全体の構成を表わす概略構成図である。図
1に示す如く、ヒータHTには、内燃機関のイグニッシ
ョンスイッチIG及びヒータ通電回路4を介してバッテ
リBTが接続され、センサ素子TSには、酸素濃度(換
言すれば空燃比)検出用の検出回路6が接続されてい
る。
【0026】ヒータ通電回路4は、イグニッションスイ
ッチIGのON時に、内燃機関制御用の電子制御装置
(以下、ECUという)内の中央処理装置(以下、CP
Uという)8から出力される制御信号PWM1によりO
N・OFFされ、バッテリBTの正極側からヒータHT
に至る通電経路を導通・遮断する、バイポーラトランジ
スタ,MOS−FET等からなる半導体スイッチ4a
と、この半導体スイッチ4aからヒータHTに至る通電
経路に設けられ、ヒータHTに流れる電流値を検出する
ための検出抵抗器RSH(抵抗値:100mΩ程度)と、
から構成されている。
【0027】このため、ヒータHTには、内燃機関が運
転されるイグニッションスイッチIGのON時に、半導
体スイッチ4aがON状態にある時、検出抵抗器RSHを
介して電流が流れ、この電流に応じてヒータHTが発熱
して、センサ素子TSを含む検出素子部2全体の温度が
上昇することになる。
【0028】一方、検出回路6は、バッテリ電圧から定
電圧を生成する図示しない定電圧回路からの出力電圧V
cをセンサ素子TSの一端に印加し、他端を基準抵抗器
Rcを介して接地することにより、センサ素子TSに電
流を流すようにされている。また、センサ素子TSと基
準抵抗器Rcとの接続点には、カットオフ周波数50H
z程度のローパスフィルタ(以下、LPFという)6a
が設けられ、その接続点電圧をLPF6aにてフィルタ
処理した検出信号Vsを生成し、これをCPU8に出力
するようにされている。
【0029】また、センサ素子TSと基準抵抗器Rcと
の接続点には、補正抵抗器RA の一端が接続され、更
に、この補正抵抗器RA の他端には、エミッタ接地され
たNPN型のトランジスタTR1(本発明のスイッチン
グ素子に相当)のコレクタが接続されている。そして、
このトランジスタTR1のベースは、抵抗器R1を介し
てCPU8に接続されると共に、抵抗器R2を介して接
地されている。なお、これは、CPU8から出力される
制御信号PWM2により、トランジスタTR1をON・
OFFさせて、基準抵抗器Rcに対して補正抵抗器RA
を並列接続するか否かを切り替えるためである。
【0030】次に、ECUは、イグニッションスイッチ
IGを介してバッテリBTから電源供給を受けることに
より動作し、例えば、検出回路6から出力される検出信
号Vsに基づき、内燃機関に供給された燃料混合気の空
燃比がリーンかリッチかを判定し、その空燃比が理論空
燃比となるように、内燃機関に噴射供給する燃料量を制
御する空燃比制御等、内燃機関制御のための各種制御処
理を実行する周知のものであり、CPU8及び図示しな
いROM,RAM等からなるマイクロコンピュータを中
心に構成され、更に、上記ヒータ通電回路4,検出回路
6等の機関制御のための各種回路が設けれている。
【0031】そして、本実施例では、CPU8は、検出
抵抗器RSHの両端電圧からヒータHTの抵抗値(ヒータ
抵抗)RH を検出し、そのヒータ抵抗RH が目標温度
(例えば700℃)に対応した値となるように、制御信
号PWM1を生成して半導体スイッチ4aをON・OF
F制御することにより、ヒータHTの通電電流を制御す
る、ヒータ制御手段としての制御処理、及び、ヒータ抵
抗RH (延いてはセンサ素子TSの素子温度)に応じて
制御信号PWM2を生成し、この制御信号PWM2にて
トランジスタTR1をON・OFF制御することによ
り、検出信号Vsの温度補償(比較抵抗制御)を行う、
PWM制御手段及びデューティ比設定手段としての制御
処理も実行する。
【0032】なお、CPU8から出力される各制御信号
PWM1,PWM2は、共に、デューティ比が制御され
たパルス幅変調信号であり、本実施例では、ヒータ制御
用の制御信号PWM1は、図3に示す如く、50msec.
を1周期(周波数:20Hz)として生成され、比較抵
抗制御用の制御信号PWM2は、図4に示す如く、1m
sec.を1周期(周波数:1kHz)として生成される。
【0033】そして、この制御信号PWM2にてトラン
ジスタTR1がON・OFFされることにより、センサ
素子TSには、この制御信号PWM2のデューティ比に
応じて、基準抵抗器Rcと、基準抵抗器Rc及び補正抵
抗器RA の並列回路とが、交互に直列接続されることに
なり、その抵抗値の平均(比較抵抗)Rc′は、図5に
示す如く、デューティ比0%のときの基準抵抗器Rcの
抵抗値を上限、デューティ比100%のときの基準抵抗
器Rcと補正抵抗器RA との並列回路の抵抗値を下限、
として、制御信号PWM2のデューティ比(DUTY
比)に応じて変化する。
【0034】次に、CPU8において、ヒータ制御及び
比較抵抗制御のために実行される制御処理について、図
6に示すフローチャートに沿って説明する。図6(a)
に示す如く、CPU8は、ヒータ制御用の制御信号PW
M1の周期と同じ50msec.毎に、ヒータ通電制御処理
を実行する。この処理では、まずS110にて、制御信
号PWM1をHighレベルにすることにより、半導体スイ
ッチ4aをONして、ヒータHTへの通電を開始する。
また、続くS120では、当該処理にて前回算出した通
電時間DH (CPU8の起動直後には初期値が設定され
る)をタイマにセットし、S130にて、制御信号PW
M1をHighレベルにしてから所定時間(本実施例では2
msec.)経過したか否かを判断することにより、所定時
間が経過するのを待つ。そして、所定時間が経過する
と、S140にて、検出抵抗器RSHのバッテリBT側電
圧VH1及びヒータHT側電圧VH2を夫々読み込み、S1
50にて、その読み込んだ各電圧値VH1,VH2と検出抵
抗器RSHの抵抗値とに基づき、次式を用いてヒータ抵抗
RH を算出する。
【0035】RH =RSH・VH2/(VH1−VH2) つまり、本実施例では、図3に示すように、ヒータHT
への通電開始直後の2msec.間をヒータ抵抗測定タイミ
ングとして確保し、通電開始後、2msec.間経過して、
ヒータHTに流れる電流が安定した時点で、検出抵抗器
RSHの両端電圧から、ヒータ抵抗RH を検出するのであ
る。
【0036】こうしてS150にてヒータ抵抗RH が算
出されると、S160に移行して、ヒータHTの通電時
間DH を更新する。この通電時間DH は、図3に示すよ
うに、制御信号PWM1の1周期(50msec.)内での
ON時間、換言すれば制御信号PWM1のデューティ比
を設定するためのものであり、S160では、上記算出
したヒータ抵抗RH と、検出素子部2(延いてはセンサ
素子TS)の温度が目標温度(700℃)であるときの
ヒータ抵抗RHC(予め判定基準値として設定された値)
とを比較し、RH >RHCであるときにはB=0.5mse
c.,RH =RHCである時にはB=0,RH <RHCである
ときにはB=−0.5msec.として、通電時間DH の更
新基準値Bを設定し、この設定した更新基準値Bと、係
数Aと、前回設定した通電時間DH(n-1)とに基づき、次
式を用いて次回の通電時間DH を算出する。
【0037】DH =DH(n-1)+A・B なお、このように算出された通電時間DH は、当該処理
が次に実行されたときにS120にてタイマにセットす
るのに用いられる。そして、S120にて通電時間DH
がセットされると、CPU8に内蔵されたタイマがこの
通電時間DH を計時し、通電時間DH が経過した時点
で、図6(b)に示すDH タイマ割込処理を起動する。
するとこのDH タイマ割込処理では、制御信号PWM1
をLow レベルにすることにより、半導体スイッチ4aを
OFFして、ヒータHTへの通電を停止する(S30
0)。従って、半導体スイッチ4aは、ヒータ通電制御
処理とDH タイマ割込処理とによって、ヒータ抵抗RH
が判定基準値RHCとなるように、50msec.を1周期と
して繰返しON・OFFされることになり、このON・
OFF動作によって、検出素子部2,延いてはセンサ素
子TSの温度が、目標温度(700℃)に制御されるこ
とになる。
【0038】次に、S160にて通電時間DH が更新さ
れると、今度は、S170に移行して、上記算出したヒ
ータ抵抗RH が、比較抵抗制御を実行すべき抵抗値(制
御開始抵抗)RHO以上であるか否かを判断する。なお、
この制御開始抵抗RHOには、検出素子部2の温度が目標
温度(700℃)よりも低い所定温度(本実施例では6
50℃)であるときのヒータ抵抗RH が設定されてい
る。
【0039】そして、ヒータ抵抗RH が制御開始抵抗R
HO以上であれば、S180に移行して、比較抵抗(R
c′)の制御のためのデューティ比DT を、図7に示す
マップを用いて算出し、ヒータ抵抗RHが制御開始抵抗
RHOに達していなければ、S190にて、この比較抵抗
制御のためのデューティ比DT を0に設定する。
【0040】なお、図7に示すように、このデューティ
比DT 算出用のマップは、ヒータ抵抗RH が大きいほ
ど、換言すればセンサ素子TSの温度が高いほど、デュ
ーティ比DT が大きくなるように設定されている。これ
は、センサ素子TSは負の温度係数を有し、図8に示す
如く、その温度が高くなるほど、素子抵抗が低くなるた
めであり、本実施例では、センサ素子TSの温度変化に
伴う素子抵抗の変化に対応して、比較抵抗Rc′も同じ
変化割合で変化させることができるように、このマップ
が設定されているのである。
【0041】このように、S180又はS190にてデ
ューティ比DT が設定されると、今度はS200に移行
して、この設定されたデューティ比DT に基づき、比較
抵抗Rc′の制御値TONを更新する。この制御値TON
は、図4に示す如く、制御信号PWM2の1周期(1m
sec.)内でのON時間を表わし、S200では、上記設
定されたデューティ比DT に対応した比率で検出回路6
内のトランジスタTR1をONするための時間TONを算
出するのである。そして、このように比較抵抗制御のた
めのON時間TONが算出されると、当該処理は一旦終了
する。
【0042】次に、S200にて算出された制御値(O
N時間)TONは、比較抵抗制御のために1msec.毎に実
行される図6(c)に示すRc′制御処理にて、制御信
号PWM2をこのON時間TONだけHighレベルにする
(S400)のに用いられる。この結果、検出回路6内
のトランジスタTR1は、上記デューティ比DT に対応
した比率で、しかも極めて高速にON・OFFされるこ
とになり、センサ素子TSに直列接続される抵抗器の平
均抵抗(つまり比較抵抗Rc′)は、センサ素子TSの
温度に対応して変化することになる。
【0043】以上説明したように、本実施例の空燃比検
出装置によれば、センサ素子TSの温度が目標温度(7
00℃)となるようにヒータHTの通電制御を行うだけ
でなく、ヒータ抵抗RH から比較抵抗制御のためのデュ
ーティ比DT を求め、そのデューティ比DT に応じた制
御信号PWM2にてトランジスタTR1をON・OFF
(パルス幅変調制御)することにより、センサ素子TS
に直列接続される比較抵抗Rc′を制御するようにされ
ている。
【0044】このため、本実施例によれば、例えば、セ
ンサ素子TSに直列接続される抵抗器を基準抵抗器Rc
に固定した場合(図9に点線で示す)のように、LPF
6aを介してCPU8に入力される検出信号Vsが、空
燃比が空気過剰率λ=1の理論空燃比となっているにも
かかわらず、センサ素子TSの目標温度(700℃)か
らの温度上昇に伴い、リーン側の値に変化するようなこ
とはなく、図9に実線で示すように、検出信号Vsを、
センサ素子TSの温度変化に影響されることなく、常に
排気中の酸素濃度(空燃比)に対応した値にすることが
できる。従って、本実施例によれば、CPU8におい
て、内燃機関の空燃比制御を、センサ素子TSの温度に
影響されることなく、常に高精度で実行することができ
る。
【0045】また本実施例では、比較抵抗制御を、セン
サ素子TSの温度に対応したヒータ抵抗RH に基づき行
うので、比較抵抗Rc′をセンサ素子TSの温度変化に
対して応答遅れなく制御できる。そして、特に、本実施
例では、この比較抵抗制御を、目標温度(700℃)よ
りも低い温度(650℃)以上の領域で行うようにして
いるので、センサ素子TSが目標温度以上となってヒー
タHTの通電制御では検出信号Vsを温度補償できなく
なった領域だけでなく、センサ素子TSが一時的に目標
温度を下回った場合にでも、比較抵抗制御によって検出
信号Vsを温度補償することができる。
【0046】従って、本実施例によれば、図10に点線
で示す如く、内燃機関の加速時や減速時等の過渡運転時
に生じるセンサ素子TSの急激な温度変化によって、検
出信号Vsがリッチ又はリーン側に大きく変化するよう
なことはなく、図10に実線で示すように、こうしたセ
ンサ素子TSの過渡的な温度変化があっても、検出信号
Vsを実際の酸素濃度(空燃比)に対応させることがで
きる。
【0047】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種
々の態様をとることができる。例えば、上記実施例で
は、自動車用内燃機関の排気中の酸素濃度から空燃比を
検出する空燃比検出装置について説明したが、本発明
は、チタニア等の温度依存正を有する抵抗体からなるセ
ンサ素子を用いて酸素濃度を検出する抵抗値検出型の酸
素濃度検出装置であれば、上記実施例と同様に適用し
て、同様の効果を得ることができる。
【0048】また例えば、上記実施例では、基準抵抗器
Rcをセンサ素子TSのグランド側に設け、補正抵抗器
RA を所謂ローサイドスイッチとして機能するスイッチ
ング素子(トランジスタTR1)にて基準抵抗器Rcに
並列接続するようにした検出回路6を用いるようにした
が、例えば、図11に示す如く、基準抵抗器Rcをセン
サ素子TSの電源側に設け、これに補正抵抗器RA を並
列接続するように構成した検出回路30を用いても、上
記実施例と同様の効果を得ることができる。
【0049】即ち、この検出回路30は、図示しない定
電圧回路からの出力電圧Vcを基準抵抗器Rcを介して
センサ素子TSの一端に印加し、センサ素子TSの他端
を直接接地することにより、センサ素子TSに電流を流
すように構成され、センサ素子TSと基準抵抗器Rcと
の接続点には、図1の検出回路6と同様、その接続点電
圧をフィルタ処理して検出信号Vsを生成するLPF3
0aが接続されている。また、センサ素子TSと基準抵
抗器Rcとの接続点には、補正抵抗器RA の一端が接続
され、この補正抵抗器RA の他端には、エミッタが電源
ラインに接続されたPNP型のトランジスタTR12の
コレクタが接続されている。そして、このトランジスタ
TR12のベース−エミッタ間には抵抗器R14が接続
され、更にこのトランジスタTR12のベースには、抵
抗器R13を介してNPN型のトランジスタTR11の
コレクタが接続されている。このトランジスタTR11
は、CPU8からの制御信号PWM2によりON・OF
Fし、そのON時に、トランジスタTR12のベース電
流を流して、トランジスタTR12をONするためのも
のであり、そのエミッタは接地され、ベースは抵抗器R
11を介してCPU8の制御信号PWM2出力ポートに
接続されると共に抵抗器R12を介して接地されてい
る。
【0050】従って、このように構成された検出回路3
0においても、CPU8から出力される制御信号PWM
2に応じて、基準抵抗器Rcに補正抵抗器RA を並列接
続することができ、センサ素子TSに直列接続される抵
抗器の平均(比較抵抗Rc′)を制御することができ
る。そして、検出信号Vsは、センサ素子TSと基準抵
抗器Rcとの接続点電圧を、LPF30aにてフィルタ
処理することにより生成されるため、トランジスタTR
12のスイッチングにより脈動することは少ない。この
ため、この検出回路30を用いても、制御信号PWM2
を上記実施例と同様に生成することにより、上記実施例
と同様の効果を得ることができるようになるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ヒータ通電及び空燃比検出を行う実施例の制
御装置全体の構成を表わす概略構成図である。
【図2】 実施例の検出素子部の構成を表わす分解斜視
図である。
【図3】 ヒータ制御のための制御信号PWM1を表わ
す説明図である。
【図4】 比較抵抗制御のための制御信号PWM2を表
わす説明図である。
【図5】 制御信号PWM2と比較抵抗Rc′との関係
を表わす説明図である。
【図6】 CPUにて実行される制御処理を表わすフロ
ーチャートである。
【図7】 ヒータ抵抗から制御信号PWM2のデューテ
ィ比DT を設定するのに使用されるマップを表わす説明
図である。
【図8】 センサ素子の温度変化に対応する素子抵抗の
変化を表わす説明図である。
【図9】 センサ素子の温度変化に対する検出信号の変
化を表わす説明図である。
【図10】 内燃機関の過渡運転時の検出信号の変化を
表わす説明図である。
【図11】 検出回路の他の構成例を説明する電気回路
図である。
【符号の説明】
2…検出素子部 HT…ヒータ TS…センサ素子 4…ヒータ通電回路 4a…半導体スイッチ RSH
…検出抵抗器 6,30…検出回路 Rc…基準抵抗器 RA …補
正抵抗器 TR1,TR12…トランジスタ(スイッチング素子) 6a,30a…ローパスフィルタ(LPF) 8…中
央処理装置(CPU) 10,18…電気絶縁性部材 12…電極パターン 16…発熱抵抗体パターン 20…金属酸化物半導体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−49818(JP,A) 特開 平3−180748(JP,A) 特開 平1−267449(JP,A) 特開 平5−288711(JP,A) 特開 昭55−2932(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 27/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負の温度係数を有し、周囲雰囲気中の酸
    素濃度に応じて抵抗値が変化するセンサ素子と、正の温
    度係数を有し、該センサ素子を加熱するヒータとを、同
    一基板上に積層してなる検出素子部と、 前記ヒータの抵抗値を検出し、該抵抗値が所定の目標温
    度に対応した所定値となるように前記ヒータの通電電流
    を制御して、前記検出素子部を目標温度に制御するヒー
    タ制御手段と、 前記センサ素子に直列接続された基準抵抗器と、該セン
    サ素子と基準抵抗器との直列回路に直流電圧を印加する
    定電圧源とを備え、該センサ素子と基準抵抗器との接続
    点電圧を、酸素濃度を表わす検出信号として出力する検
    出手段と、 を備えた酸素濃度検出装置において、 前記検出手段の基準抵抗器に補正抵抗器を並列接続する
    スイッチング素子と、 該スイッチング素子を、所定デューティ比のパルス幅変
    調信号にてON・OFF制御するPWM制御手段と、 前記ヒータ制御手段にて検出された前記ヒータの抵抗値
    に基づき、該抵抗値が高くなるほど前記スイッチング素
    子のON時間が長くなるよう、前記パルス幅変調信号の
    デューティ比を設定するデューティ比設定手段と、 前記パルス幅変調信号の周波数よりも低いカットオフ周
    波数を有し、前記検出手段から出力される検出信号を信
    号処理するローパスフィルタと、 を設けたことを特徴とする酸素濃度検出装置。
  2. 【請求項2】 前記デューティ比設定手段は、前記ヒー
    タの抵抗値が、前記目標温度よりも所定温度だけ低い温
    度に対応した抵抗値以上であるときに、該抵抗値に応じ
    て前記デューティ比を設定することを特徴とする請求項
    1に記載の酸素濃度検出装置。
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