JP3371944B2 - 物品保管設備 - Google Patents

物品保管設備

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JP3371944B2
JP3371944B2 JP24305096A JP24305096A JP3371944B2 JP 3371944 B2 JP3371944 B2 JP 3371944B2 JP 24305096 A JP24305096 A JP 24305096A JP 24305096 A JP24305096 A JP 24305096A JP 3371944 B2 JP3371944 B2 JP 3371944B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地上に設置固定さ
れた一対の固定棚と、それらの間に配設される1つ又は
複数個の移動棚とが、物品出し入れ方向を同方向に向け
る状態で、かつ、前記物品出し入れ方向と直交する横方
向に長い横長の姿勢で並設され、前記移動棚の底部に、
物品出し入れ方向に沿って地上側に設置された棚支持レ
ールに支持されて走行する走行車輪の複数が、前記横方
向に間隔を隔てて備えられて、前記移動棚が、物品出し
入れ方向に一定走行範囲内で往復移動可能に構成され、
前記移動棚の往復移動により、隣合う棚どうしの間に作
業通路が選択的に形成されるように構成され、その作業
通路内を前記横方向に走行して、前記固定棚又は前記移
動棚に対して物品を出し入れする走行式の移載装置が、
作業通路の両横側の夫々に位置する棚に設けたガイドに
よって案内支持されて走行するように設けられている物
品保管設備に関する。
【0002】
【従来の技術】冒記物品保管設備は、移動棚を一定走行
範囲内で往復移動させて、当該移動棚の物品出し入れ方
向のいずれか一端側に、移載装置が走行する物品出し入
れ用の作業通路を形成するので、多数の物品を狭い場所
に効率よく保管できる利点があるが、横長の移動棚を物
品出し入れ方向に走行させるので、横方向に間隔を隔て
て設けた走行車輪の周速度差等に起因して、当該移動棚
がその横方向一端側と他端側とが走行方向の前後にずれ
た斜め姿勢で走行し易く、移動棚をこのような斜め姿勢
のままで一定走行範囲の一端側で停止させると、作業通
路の左右両横側に位置するガイドの間隔を適正間隔に維
持できないから、移載装置を円滑に走行させることがで
きなくなる問題がある。そこで、従来、図12,図13
に示すように、左右の駆動車輪01と共に一体に回転す
るピニオン02を、移動棚03の支持レール04両側に
沿って固定したラック05に噛み合わせて、移動棚03
が斜め姿勢で走行することを規制している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によれば、移動棚の横方向一端側と他端側との走
行方向でのずれが大きくなると、ピニオン02とラック
05がうまく噛み合わずに、ピニオン02の歯がラック
05の歯に乗り上げてしまうことがあり、この場合は、
移動棚03を円滑に走行させることができなくなった
り、ピニオン02とラック05との噛み合い位相が移動
棚一端側と他端側とでずれてしまって移動棚03が正常
に走行しなくなるおそれがある。また、ピニオン02と
ラック05を設けるので構造が複雑で、その製作並びに
取り付けに多くの費用と労力を要する欠点がある。本発
明は上記実情に鑑みてなされたものであって、簡単な構
造で移動棚を円滑に走行させることができるようにしな
がら、作業通路の左右両横側に位置するガイドの間隔を
適正間隔に維持できるようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の物品保管
設備は、作業通路の両横側に位置するガイドの間隔を適
正間隔に維持すべく、作業通路の形成状態において密接
状態に隣接位置する棚どうしの物品出し入れ方向の間隔
を互いの接当により規制する接当部が、固定棚及び移動
棚の夫々に設けられているので、作業通路の形成状態に
おいて密接状態に隣接位置する棚どうしの接当部におけ
る互いの接当によって、その物品出し入れ方向の間隔が
規制されるとともに、移動棚の横方向一端側と他端側と
の走行方向におけるずれが解消される。従って、ピニオ
ンやラック等を必要としない簡単な構造で移動棚を円滑
に走行させることができるようにしながら、作業通路の
左右両横側に位置するガイドの間隔を適正間隔に維持で
きる。
【0005】請求項2記載の物品保管設備は、移動棚に
横方向に間隔を隔てて備えた複数の走行車輪のうちの少
なくともその横方向両端側に位置するものを各別に駆動
する一対の駆動手段と、それらの駆動手段の作動を制御
する制御手段と、移動棚の横方向両端側部分が一定走行
範囲の一端側に接近したことを各別に検出する一対の検
出手段とが設けられ、制御手段は、起動指令に基づいて
一対の駆動手段の作動を開始させ、かつ、一対の検出手
段と一対の駆動手段とを移動棚横方向において同じ端部
側に位置するものどうしを対応づけた状態で、検出手段
が一定走行範囲の一端側に接近したことを検出すると、
その検出手段に対応する駆動手段を設定時間に亘って引
き続き作動させるので、作業通路の形成状態において密
接状態に隣接位置する棚棚どうしが接当部において確実
に接当するまで、移動棚の横方向両端側を走行移動させ
ることができるとともに、設定時間に亘って作動させた
のち駆動手段を停止させるので、移動棚が一定走行範囲
の一端側で停止している状態で、走行車輪の駆動手段が
過負荷状態で長時間に亘って作動されることがなく、駆
動手段の耐久性を損なうおそれが少ない。
【0006】請求項3記載の物品保管設備は、移載装置
は地上側に設けた移載装置支持レールに支持されて走行
するように設けられ、移載装置の作業通路幅方向両側に
上下軸芯周りで支承したローラをガイドに対して、その
ガイドが設けられている棚に近接する方向に向けて接当
させて、物品の移載にともなう移載装置の倒れを規制す
るように構成されているので、移載装置が固定棚又は移
動棚に対して物品を出し入れする際に、移動棚が作業通
路側にずれ動くおそれがない。つまり、物品の移載にと
もなう移載装置の倒れを規制するにあたって、移載装置
の走行を許容する状態で、その移載装置に対して係合す
る係合部を移動棚側に設けて、移載装置の移動棚側との
係合でその倒れを規制するように構成した場合は、移載
装置がその係合されている移動棚から離れる側に倒れよ
うとすると、移動棚がその倒れようとする移載装置に引
っ張られて作業通路側にずれ動いてしまうおそれがあ
る。ところが、本発明においては、移載装置に支承した
ローラをガイドに対して、そのガイドが設けられている
棚に近接する方向に向けて接当させて、物品の移載にと
もなう移載装置の倒れを規制するので、移載装置がいず
れの棚側に倒れようとしても、移動棚がその倒れようと
する移載装置で作業通路側に引っ張られることがなく、
移動棚が作業通路側にずれ動くおそれがないのである。
従って、物品の移載にともなう移載装置の倒れを規制し
ながら、作業通路の両横側に位置するガイドの間隔を適
正間隔に維持して、移動棚がその横方向一端側と他端側
とが走行方向の前後にずれた斜め姿勢で走行を開始する
ような事態や、移載装置が円滑に走行しなくなるような
事態を防止できる。
【0007】請求項4記載の物品保管設備は、接当部
が、固定棚及び移動棚の夫々において、少なくとも横方
向に離れた二箇所に設けられているので、作業通路の形
成状態において密接状態に隣接位置する固定棚或いは移
動棚の形状が、横方向に離れた箇所に設けた接当部の間
において多少歪んでいても、それらの接当部における接
当で、それらの棚どうしの間隔を適正に規制し易い。
【0008】請求項5記載の物品保管設備は、接当部
が、固定棚及び移動棚の夫々において、その横方向の略
全長に亘って設けられているので、作業通路の形成状態
において密接状態に隣接位置する棚どうしをその横方向
の略全長に亘って接当させて、作業通路の左右両横側に
位置するガイドの間隔を作業通路の略全長に亘って適正
間隔に維持し易い。
【0009】請求項6記載の物品保管設備は、移載装置
を案内支持するガイドが接当部に兼用されているので、
接当部を別途設ける必要がなく、部材点数の削減と棚構
造の簡略化並びに軽量化を図ることができる。
【0010】請求項7記載の物品保管設備は、接当部
が、固定棚及び移動棚の夫々において、その上部位置と
下部位置とを互いに接当させるように設けられているの
で、例えば、移動棚の上部位置のみが互いに接当してい
る状態で移動棚の下部が更に移動しようとして、その移
動棚が移動方向に傾くようなおそれが少なく、ガイドの
間隔を一層適正に維持できる。
【0011】請求項8記載の物品保管設備は、検出手段
が、フォトセンサーとそのフォトセンサーをON・OF
Fさせる被検出部材とを設けて構成されているので、移
動棚側又は地上側との接触でON・OFFするリミット
スイッチを設けて検出する場合に比べて、移動棚が一定
走行範囲の一端側に接近したことを精度良く検出でき、
移動棚が一定走行範囲の一端側に接近してから駆動手段
を引き続き作動させる時間を短く設定して、駆動手段の
耐久性が損なわれるおそれを一層少なくすることができ
るとともに、フォトセンサーと被検出部材とのうちの一
方が移動棚側に設けられ、他方が棚支持レールの固定具
側に固定されているので、フォトセンサー又は被検出部
材を地上側に固定する為の基礎を別途に設けることを要
さず、その固定構造を簡略化できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕図1,図2は、自動倉庫に設置されて
いる物品保管設備を示し、地上床面に設置固定された一
対の固定棚Aと、それらの固定棚間に配設される8基の
移動棚Bとが、物品出し入れ方向を同方向に向ける状態
で、かつ、物品出し入れ方向と直交する横方向に長い横
長の姿勢で並設され、物品出し入れ方向に沿って地上床
面に固定した4本の棚支持レール1と、隣合う棚どうし
の間に形成した物品出し入れの為の作業通路C内をその
棚の横方向に沿って走行して、それらの固定棚A又は移
動棚Bに対して物品Dを出し入れする走行式の移載装置
としてのスタッカークレーンEと、スタッカークレーン
Eを固定棚A及び移動棚Bの一端側に設けた台車レール
2に沿って走行移送するクレーン移送台車(トラバー
サ)Fと、入出庫対象となる物品Dを仮置きする荷受け
台車Gとが設けられている。
【0013】前記固定棚Aと移動棚Bの各々には、物品
の一例としての矩形箱形のコンテナDを収納する物品収
納部Hが左右及び上下多段に備えられ、移動棚Bの各々
は、図3,図4に示すように、背中合わせで隣合う二つ
の棚B1を互いに連結してその底部を支持フレームB2
に固定して構成され、支持フレームB2には、走行方向
の前後に配置した二個を一組とする棚走行車輪3の四組
を四本の棚支持レール1の各々に対応させて、物品出し
入れ方向と直交する横方向に間隔を隔てて支承されてい
る。
【0014】そして、棚走行車輪3の転動でこれらの移
動棚Bを四本の棚支持レール1に沿って一定走行範囲内
で往復走行移動させて、図3に示すように固定棚Aと移
動棚Bとの間、又は、図4に示すように隣合う移動棚B
間のいずれか一箇所に作業通路Cを選択的に形成するよ
うに構成してあり、それらの作業通路Cの各々に対応し
て、スタッカークレーンEの下部に設けたクレーン走行
車輪4の転動で当該スタッカークレーンGを走行可能に
支持する単一のクレーン支持レール5が設けられてい
る。
【0015】前記スタッカークレーンEは、図5に示す
ように、走行方向一端側に配置した二個の駆動車輪4a
と走行方向他端側に配置した二個の遊転車輪4bとの四
個のクレーン走行車輪4が支承されている走行車体6
に、フォーク装置Jを駆動昇降させる昇降台6aと、こ
の昇降台6aを昇降移動可能に支持する二基の支柱6b
と、駆動車輪4aを駆動する電動式の走行駆動ユニット
6cと、昇降台6aを駆動昇降する電動式の昇降駆動機
構6dと、二基の支柱6bの上端部どうしを連結する四
角形の枠体6eと、この枠体6eの作業通路幅方向両側
に上下軸芯周りで支承した四個のガイドローラ7aとを
備え、四個のクレーン走行車輪4のうちの少なくとも三
個のクレーン走行車輪4でクレーン支持レール5に走行
可能に支持されている。
【0016】そして、走行車体6の走行に伴って、これ
らのガイドローラ7aをその作業通路Cの両横側の夫々
に位置する固定棚A又は移動棚Bの上端部に設けたガイ
ドレール7bの側面に沿って転動させて、その走行を案
内支持するとともに、コンテナDの移載のともなうスタ
ッカークレーンEの倒れを、ガイドローラ7aのガイド
レール7bに対する、そのガイドレール7bが設けられ
ている固定棚A又は移動棚Bに近接する方向に向けての
接当で規制するように構成されている。
【0017】前記棚支持レール1とクレーン支持レール
5とが平面視で交差する交差部においては、棚支持レー
ル1とクレーン支持レール5とが、床面にボルト固定し
た共通のレール固定具8によって固定され、棚支持レー
ル1をその交差部において一連に連続させるとともに、
棚走行車輪3がクレーン支持レール5に干渉されること
なくその交差部を通過できるように、そのクレーン支持
レール5を、平面視で棚支持レール1を挟む位置に間隔
を隔てて固定してある。
【0018】そして、クレーン支持レール5を棚支持レ
ール1よりも高い位置に位置させるとともに、スタッカ
ークレーンEの二個の駆動車輪4a及び二個の遊転車輪
4bを、棚支持レール1を挟む位置に設けたクレーン支
持レール5の間隔よりも広いピッチで前後に設けて、交
差部においてそれらのクレーン走行車輪4のいずれか一
つがクレーン支持レール5間で浮き上がっている状態で
は、スタッカークレーンEを残りの三個のクレーン走行
車輪4で走行可能に支持するようにして、クレーン走行
車輪4が棚支持レール1に干渉されることなく、棚支持
レール1を跨ぎながらその交差部を通過できるようにし
てある。
【0019】前記固定棚A及び移動棚Bの夫々における
横方向に離れた二箇所、つまり、棚の横方向両端に、作
業通路Cの両横側に位置するガイドレール7bの間隔を
適正間隔に維持すべく、作業通路Cを固定棚Aと移動棚
Bの間又は移動棚Bどうしの間のいずれかに選択的に形
成した状態において、密接状態に隣接位置する棚どうし
の物品出し入れ方向の間隔を互いの接当により規制する
接当部9が設けられている。
【0020】前記接当部9は、固定棚Aの横方向両端の
移動棚B側に対向する位置と、移動棚Bの横方向両端の
前後位置との各々において、二個の硬質のストッパー9
aをガイドレール7bの上部位置と、支持フレームB2
とに配置するとともに、これらのストッパー9aの接当
面9bをガイドレール7bよりも物品出し入れ方向に突
出させて、所望の棚間に作業通路Cを形成するべく移動
棚Bを移動させると、隣合う棚が近接方向に相対移動す
るにともなって、それらの棚間で移動方向に対向する四
個のストッパー9aどうしが略同時に接当し、作業通路
Cの両横側に位置するガイドレール7bの間隔が適正間
隔に維持されるようにしてある。
【0021】前記棚支持レール1の各々に対応させて前
後に支承した二個の棚走行車輪3は駆動車輪3aと遊転
車輪3bとで構成され、図6に示すように、駆動車輪3
aは、移動棚Bの両端側で横方向に隣合うものどうしを
一組にして車軸10で連動され、車軸10の各々に対応
させて、当該車軸10を各別に駆動する駆動手段として
の電動モータMが設けられているとともに、これらの電
動モータMの作動を制御する制御手段としての制御装置
11が移動棚B毎に設けられ、これらの電動モータMは
制御装置11から出力される起動指令に基づいてその作
動が開始されるようにしてある。
【0022】前記移動棚Bの一定走行範囲に沿って、当
該移動棚Bの横方向両端側部分の位置を各別に検出して
制御装置11に入力する一対の検出手段12が設けら
れ、これらの検出手段12の各々は、図7〜図9に示す
ように、三個のフォトインターラプタ型のフォトセンサ
ー13a,13b,14を支持フレームB2の走行方向
長さの中心位置に対して前後に対称に配置して、その支
持フレームB2の横方向側端部にブラケット12aを介
して固定するとともに、これらのフォトセンサー13
a,13b,14をON・OFFさせる被検出部材とし
ての二枚の被検出板15a,15bを、棚支持レール1
を地上床面に固定しているレール固定具16に固定して
構成され、第1被検出板15aは走行方向前後に配置し
た二個の第1フォトセンサー13a,13bをON・O
FFさせるように設けられ、第2被検出板15bは、そ
の両端部を第1被検出板15aの端部よりも走行方向に
突出させて、二個の第1フォトセンサー13a,13b
の中間位置でそれら第1フォトセンサー13a,13b
よりも横外方に配置した第2フォトセンサー14をON
・OFFさせるように設けられている。
【0023】前記二個の第1フォトセンサー13a,1
3bは、それらの第1フォトセンサー13a,13bが
設けられている側の移動棚横方向一端側部分がその一定
走行範囲の一端側に接近したことを検出するもので、図
9(イ),(ロ)に示すように、走行方向後方側に位置
する第1フォトセンサー13bが第1被検出板15aに
遮光されていてOFF作動している状態で、走行方向先
頭側に位置する第1フォトセンサー13aが第1被検出
板15aの一端側から抜け出てON作動し、二個の第1
フォトセンサー13a,13bのうちの一方からのON
信号と他方からのOFF信号とが制御装置11に入力さ
れると、その移動棚横方向一端部分が一定走行範囲の一
端側に接近したことが検出されて、制御装置11はその
第1フォトセンサー13a,13bが設けられている側
に対応して同じ端部側に位置する駆動車輪3aの電動モ
ータMを設定時間、例えば1秒程度に亘って引き続き作
動させたのち、その電動モータMの作動を停止させる。
【0024】前記第2フォトセンサー14は、二個の第
1フォトセンサー13a,13bが正常に作動せず、移
動棚Bが一定走行範囲の一端側で停止しないおそれがあ
る場合に、その移動棚Bの走行を強制的に停止させるも
ので、第2フォトセンサー14が第2被検出板15bの
一端側から抜け出てON作動すると、制御装置11はそ
の第2フォトセンサー14が設けられている側の電動モ
ータMの作動を直ちに停止させるようにしてある。
【0025】〔第2実施形態〕図10は、接当部9が、
固定棚A及び移動棚Bの夫々において、その棚の横方向
の略全長に亘って設けられている実施形態を示す。前記
接当部9は、第1実施形態で示した固定棚A及び移動棚
Bの夫々において、ガイドレール7bの上部位置におい
てその横方向両端位置に各別に設けたストッパー9aに
代えて、その棚の横方向の略全長に亘って一連に設けら
れているガイドレール7bで兼用して、そのガイドレー
ル7bどうしを接当させるもので、作業通路Cを固定棚
Aと移動棚Bの間又は移動棚Bどうしの間のいずれかに
選択的に形成した状態において、密接状態に隣接位置す
る棚のガイドレール7bどうしの接当で、それらの棚ど
うしの物品出し入れ方向の間隔を規制するように構成し
てある。その他の構成は第1実施形態と同様である。
【0026】〔第3実施形態〕図11は、接当部9が、
固定棚A及び移動棚Bの夫々において、その棚の横方向
の略全長に亘って設けられている別の実施形態を示す。
前記接当部9は、第1実施形態で示した固定棚A及び移
動棚Bの夫々において、ガイドレール7bの上部位置に
設けたストッパー9aを、その棚の横方向の略全長に亘
って一連に設けて構成したもので、作業通路Cを固定棚
Aと移動棚Bの間又は移動棚Bどうしの間のいずれかに
選択的に形成した状態において、密接状態に隣接位置す
る棚のその一連に設けたストッパー9aどうしの接当
で、それらの棚どうしの物品出し入れ方向の間隔を規制
するように構成してある。その他の構成は第1実施形態
と同様である。
【0027】〔別実施形態〕 1.単一の移動棚が一対の固定棚間に配置されている物
品保管設備であっても良い。 2.移動棚は、人為操作力で移動させるものであっても
良い。 3.移動棚を単一の駆動手段で駆動走行させるように構
成されていても良い。 4.接当部を、固定棚及び移動棚の夫々において、その
上部位置と下部位置との各々にその横方向の略全長に亘
って設けて、その上部位置と下部位置とを互いに接当さ
せるように構成されていても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】物品保管設備の斜視図
【図2】物品保管設備の概略平面図
【図3】要部の側面図
【図4】要部の側面図
【図5】要部の側面図
【図6】要部の平面図
【図7】要部の一部断面図
【図8】要部の拡大平面図
【図9】(イ)は要部の拡大側面図、(ロ)は要部の拡
大平面図
【図10】第2実施形態を示す要部の側面図
【図11】第3実施形態を示す物品保管設備の斜視図
【図12】従来例を示す要部の平面図
【図13】従来例を示す要部の一部断面図
【符号の説明】
A 固定棚 B 移動棚 C 作業通路 D 物品 E 移載装置 M 駆動手段 1 棚支持レール 3 走行車輪 5 移載装置支持レール 7a ローラ 7b ガイド 9 接当部 11 制御手段 12 検出手段 13a フォトセンサー 13b フォトセンサー 15a 被検出部材 16 固定具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 1/10 B65G 1/04 503 B65G 1/04 547

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地上に設置固定された一対の固定棚と、
    それらの間に配設される1つ又は複数個の移動棚とが、
    物品出し入れ方向を同方向に向ける状態で、かつ、前記
    物品出し入れ方向と直交する横方向に長い横長の姿勢で
    並設され、 前記移動棚の底部に、物品出し入れ方向に沿って地上側
    に設置された棚支持レールに支持されて走行する走行車
    輪の複数が、前記横方向に間隔を隔てて備えられて、前
    記移動棚が、物品出し入れ方向に一定走行範囲内で往復
    移動可能に構成され、 前記移動棚の往復移動により、隣合う棚どうしの間に作
    業通路が選択的に形成されるように構成され、 その作業通路内を前記横方向に走行して、前記固定棚又
    は前記移動棚に対して物品を出し入れする走行式の移載
    装置が、作業通路の両横側の夫々に位置する棚に設けた
    ガイドによって案内支持されて走行するように設けられ
    ている物品保管設備であって、 前記作業通路の両横側に位置するガイドの間隔を適正間
    隔に維持すべく、前記作業通路の形成状態において密接
    状態に隣接位置する棚どうしの物品出し入れ方向の間隔
    を互いの接当により規制する接当部が、前記固定棚及び
    前記移動棚の夫々に設けられている物品保管設備。
  2. 【請求項2】 前記移動棚に横方向に間隔を隔てて備え
    た複数の走行車輪のうちの少なくともその横方向両端側
    に位置するものを各別に駆動する一対の駆動手段と、 それらの駆動手段の作動を制御する制御手段と、 前記移動棚の横方向両端側部分が前記一定走行範囲の一
    端側に接近したことを各別に検出する一対の検出手段と
    が設けられ、 前記制御手段は、起動指令に基づいて前記一対の駆動手
    段の作動を開始させ、かつ、前記一対の検出手段と前記
    一対の駆動手段とを移動棚横方向において同じ端部側に
    位置するものどうしを対応づけた状態で、前記検出手段
    が前記一定走行範囲の一端側に接近したことを検出する
    と、その検出手段に対応する駆動手段を設定時間に亘っ
    て引き続き作動させたのち停止させるように構成されて
    いる請求項1記載の物品保管設備。
  3. 【請求項3】 前記移載装置は地上側に設けた移載装置
    支持レールに支持されて走行するように設けられ、 前記移載装置の作業通路幅方向両側に上下軸芯周りで支
    承したローラを前記ガイドに対して、そのガイドが設け
    られている棚に近接する方向に向けて接当させて、物品
    の移載にともなう前記移載装置の倒れを規制するように
    構成されている請求項1又は2のいずれか1項に記載の
    物品保管設備。
  4. 【請求項4】 前記接当部が、前記固定棚及び前記移動
    棚の夫々において、少なくとも横方向に離れた二箇所に
    設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の物
    品保管設備。
  5. 【請求項5】 前記接当部が、前記固定棚及び前記移動
    棚の夫々において、その横方向の略全長に亘って設けら
    れている請求項1〜3のいずれか1項に記載の物品保管
    設備。
  6. 【請求項6】 前記ガイドが、前記接当部に兼用されて
    いる請求項5記載の物品保管設備。
  7. 【請求項7】 前記接当部が、前記固定棚及び前記移動
    棚の夫々において、その上部位置と下部位置とを互いに
    接当させるように設けられている請求項1〜6のいずれ
    か1項に記載の物品保管設備。
  8. 【請求項8】 前記検出手段が、フォトセンサーとその
    フォトセンサーをON・OFFさせる被検出部材とを設
    けて構成され、前記フォトセンサーと前記被検出部材と
    のうちの一方が前記移動棚側に設けられ、他方が前記棚
    支持レールの固定具側に固定されている請求項2記載の
    物品保管設備。
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