JP3371536B2 - スタッドボルト自動探傷装置 - Google Patents

スタッドボルト自動探傷装置

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JP3371536B2 JP09732494A JP9732494A JP3371536B2 JP 3371536 B2 JP3371536 B2 JP 3371536B2 JP 09732494 A JP09732494 A JP 09732494A JP 9732494 A JP9732494 A JP 9732494A JP 3371536 B2 JP3371536 B2 JP 3371536B2
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孝治 田中
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石川島播磨重工業株式会社
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    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はスタッドボルト自動探傷
装置に係り、特に、原子炉圧力容器本体に上蓋を取り付
けるためのスタッドボルトを探傷検査するためのスタッ
ドボルト自動探傷装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図4および図5に示すように、原子炉圧
力容器1は本体2の上部開口部2aを上蓋3で閉じて密
閉容器を形成しており、本体2に形成された本体フラン
ジ部4と上蓋3に形成された上蓋フランジ部5とは互い
に重ね合わされて周方向に互いに所定ピッチを隔てて配
置される多数本のスタットボルト6で連結されている。
本体フランジ部4から上方に延出されるスタッドボルト
6は上蓋フランジ部5の上方に所定高さ露出すると共に
その露出部分7に座金8を介してナット9を噛み合わせ
て上蓋3を固定するようになっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、スタッドボ
ルト6の探傷検査がなされており、スタッドボルト6の
上方の建屋から検査装置を吊り下げて手動ないし半自動
で検査がなされているため、作業性が悪く、検査時間に
長時間を要する問題があった。 【0004】本発明は上記問題点を有効に解決すべく創
案されたものである。本発明はスタッドボルトの探傷時
間を短縮し、探傷検査の省労力化を達成することのでき
るスタッドボルト自動探傷装置を提供することを目的と
する。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は原子炉圧力容器
本体から延出されて上蓋のフランジ部に所定高さ露出さ
れると共に、上記フランジ部の上方にこれに沿って周方
向に互いに所定ピッチを隔てて露出されるスタッドボル
ト内に探触子を挿入して探傷検査するための装置におい
て、上記スタッドボルトのピッチに合わせて1ピッチず
つ移動する上蓋自動着脱機の着脱ユニットに開口を上下
方向へ向けて設けられるガイド筒と、このガイド筒内に
昇降自在に取り付けられ、下端部に上記探触子を有する
探触子昇降用ロッドと、上記ガイド筒に設けられ上記探
触子昇降用ロッドを昇降させて上記探触子をスタッドボ
ルト内に挿入するための昇降機構と、上記スタッドボル
ト内に挿入された探触子を上記スタッドボルトの軸心ま
わりに回転させる回転機構と、上記探触子昇降用ロッド
相対移動可能に取り付けられ上記探触子を位置決めす
べく上記スタッドボルトの上端面に着座する位置決め用
ガイドとから構成したものである。 【0006】 【0007】 【作用】このような構成において、上蓋自動着脱機に取
り付けられた探触子昇降用ロッドを昇降機構を介して昇
降させて探触子昇降用ロッドの下端部に取り付けられた
探触子をスタッドボルト内に挿入し、その挿入された探
触子を回転機構を介してスタッドボルトの軸回りに回転
させて探傷検査がなされる。 【0008】探触子昇降用ロッドは周方向に所定ピッチ
で上蓋のフランジ部に露出されるスタッドボルトのピッ
チに合わせて1ピッチずつ移動する上蓋自動着脱装置の
着脱ユニットに取り付けられていることから、着脱ユニ
ットの移動を利用して各スタッドボルトの探傷検査が自
動的になされる。 【0009】 【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。 【0010】図2、図3および図4に示すように、原子
炉圧力容器1の本体2の本体フランジ部4上に上蓋3の
上蓋フランジ部5を重ね合わせて固定すべく、本体フラ
ンジ部4には上蓋フランジ部5を貫通して所定高さ露出
される多数本のスタッドボルト6が周方向に沿って所定
ピッチを隔てて取り付けられ、このスタッドボルト6の
露出部7には座金8を介してナット9が噛み合うように
なっている。 【0011】一方、図2に示すように、原子炉圧力容器
1の上方には定期点検等のために上蓋3を着脱するため
の上蓋自動着脱機11がクレーンのフック12で吊り上
げられ、この上蓋自動着脱機11にはフック12に引掛
けられるベース13が設けられている。このベース13
は上蓋3に形成されたブラケット14,15にピン結合
等により着脱自在に連結されるようになっている。 【0012】また、ベース13上にはリング状のレール
上を走行するスラストローラ16を介して旋回テーブル
17が載置され、この旋回テーブル17をベース13と
同芯軸上で旋回移動させるために、旋回テーブル17の
内周部に形成された内歯ギヤにピニオンを噛み合わせる
と共にそのピニオンをベース13側に取り付けられたモ
ータ18で回転させるようになっている。ベース13に
は周方向に沿って所定間隔ごとに配置された複数のラジ
アルローラ19が支持され、これらのラジアルローラ1
9は旋回テーブル17に押し付けられて旋回テーブル1
7を芯出しするようになっている。 【0013】旋回テーブル17の下方には周方向に複数
台のベッド21が昇降ユニット22を介して昇降自在に
支持され、ベッド21には着脱ユニット23が取り付け
られている。図3に示すように、着脱ユニット23は旋
回テーブル17の回転方向前方側から後方側に沿ってナ
ット・座金搬送装置24、位置決め装置25,スタッド
テンショナ26,ボルト清掃装置27、ボルト伸び計測
装置28、ボルト着脱装置29等を有している。このよ
うに構成された着脱ユニット23はモータ18の駆動に
よりナット9やスタッドボルト6の着脱のために、周方
向に所定ピッチで上蓋フランジ部5の露出されるスタッ
ドボルト6のピッチに合わせて1ピッチずつ移動するよ
うになっている。 【0014】なお、ボルト伸び計測装置28はスタッド
ボルト6内に計測棒を挿入してスタッドボルト6の伸縮
量を計測するようになっている。したがって、計測棒を
挿入するための計測棒孔30を有する中空のスタッドボ
ルト6が形成されることになる。図1に示すように、計
測棒孔30は大口径部30a、中口径部30b、小口径
部30cの3つの口径を有する。 【0015】特に、この上蓋自動着脱装置11にはスタ
ッドボルト6内に探触子31を挿入して探傷検査するた
めのスタッドボルト自動探傷装置32が着脱自在に取り
付けられ、このスタッドボルト自動探傷装置32は図1
に示すように主に上蓋自動着脱装置11の着脱ユニット
23のボルト着脱装置29に取り付けられ下端部に探触
子31を有する探触子昇降用ロッド33と、この探触子
昇降用ロッド33を昇降させる昇降機構34と、スタッ
ドボルト6内の探触子31をボルト軸回りに回転させる
回転機構35とから構成されている。 【0016】具体的には探触子昇降用ロッド33は大径
の下部ロッドガイド41と小径の上部ロッドガイド42
とを有するガイド筒43内に挿入され、このガイド筒4
3はボルト着脱装置29の側部に取合いボルト44を介
して略水平に取り付けられた上下のブラケット45,4
6に支持されている。ガイド筒43の下部ロッドガイド
41内には探触子昇降用ロッド33を間に挟んで昇降自
在に案内する一対のガイドローラ群47,48が上下に
それぞれ支持されており、これら下部の一対のガイドロ
ーラ群48の下方には昇降機構34を構成するラック・
ピニオンが設けられている。すなわち、探触子昇降用ロ
ッド33に軸方向に沿ってラック(図示せず)を形成す
ると共に、そのラックに噛み合うピニオン49と下部ロ
ッドガイド41に支持されたガイドローラ51とで探触
子昇降用ロッド33を挟んでピニオン49を減速機52
を介して探触子昇降用モータ53で回転駆動する昇降機
構34を構成する。ラックピニオンの他ウォームギヤな
どで昇降機構34を構成することも可能である。 【0017】また、探触子昇降用ロッド33の下端部に
はスタッドボルト6の上端面6aに係脱自在に着座して
探触子31を位置決めするための位置決め用ガイド54
相対移動可能に取り付けられている。この位置決め用
ガイド54は下部ロッドガイド41内に摺動自在に挿入
される筒体状の上部ガイド部55を有すると共に上部ガ
イド部55の下端部にフランジ状に拡径され、スタッド
ボルト6の上端面6aに着座する円盤状の係合部材56
を有する。係合部材56の下面には計測棒孔30の大径
部30aに係合するリング状の下部ガイド57が形成さ
れると共にその下部ガイド57内に探触子回転機構35
として探触子31をスタッドボルト6の軸心まわりに回
転させる探触子回転用モータ58が取り付けられてい
る。 【0018】なお、計測棒穴30への挿入を容易にする
ために、下部ガイド57の下端部には下方に順次縮径さ
れたテーパ部が形成されている。また、探触子回転用モ
ータケーブル61および探触子31に接続される信号ケ
ーブル62は探触子昇降用ロッド33内を通って上方に
引き出されると共に上部ブラケット45の先端部63で
探触子昇降用モータケーブル64と集合して外部取合ケ
ーブル65として引き出されるようになっている。 【0019】このような構成において、スタッドボルト
6内を探傷検査するためには探触子昇降用モータ53を
駆動して探触子31を降下させ、位置決め用ガイド54
をスタッドボルト6の上端面6aに着座させ、探触子3
1をボルト軸線上に位置決めする。次いで、探触子31
をさらに計測棒孔30の小口径部30cまで降下させて
探触子回転用モータ58の始動により探傷検査が開始さ
れる。探触子31の降下とボルト軸回りの回転とを繰り
返して探傷を終了した後、探触子昇降用モータ53の駆
動により探触子31をスタッドボルト6の上方に引き抜
けばスタッドボルト6の探傷作業は終了する。 【0020】着脱ユニット23はスタッドボルト6,6
間のピッチを1ピッチとして1ピッチずつ移動するの
で、探傷すべきスタッドボルト6の探傷検査が終了すれ
ば、着脱ユニット23を1ピッチだけ前進移動させるだ
けで、次の検査すべきスタッドボルト6の上方にスタッ
ドボルト自動探傷装置32を移動させて位置決めするこ
とができる。 【0021】したがって、探傷時間の短縮が可能にな
り、自動的に探傷されるので探傷検査の省労力化を達成
することができる。 【0022】 【発明の効果】以上要するに本発明によれば、探傷時間
が短縮し、探傷検査の省労力化を達成することができ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のスタッドボルト自動探傷装置を示す正
面図である。 【図2】上蓋自動着脱装置を示す正面図である。 【図3】上蓋自動着脱装置の着脱ユニットを示す正面図
である。 【図4】スタットボルトを示す正面図である。 【図5】スタッドボルトを示す斜視図である。 【符号の説明】 1 原子炉圧力容器 2 原子炉圧力容器の本体 3 上蓋 5 上蓋フランジ部 6 スタッドボルト 6a スタッドボルトの上端面 11 上蓋自動着脱機 23 着脱ユニット 31 探触子 32 探傷装置 33 探触子昇降用ロッド 34 昇降機構 35 回転機構 54 位置決め用ガイド
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G21C 17/00 - 17/14 G01N 29/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 原子炉圧力容器本体から延出されて上蓋
    のフランジ部に所定高さ露出されると共に、上記フラン
    ジ部の上方にこれに沿って周方向に互いに所定ピッチを
    隔てて露出されるスタッドボルト内に探触子を挿入して
    探傷検査するための装置において、上記スタッドボルト
    のピッチに合わせて1ピッチずつ移動する上蓋自動着脱
    機の着脱ユニットに開口を上下方向へ向けて設けられる
    ガイド筒と、該ガイド筒内に昇降自在に取り付けられ、
    下端部に上記探触子を有する探触子昇降用ロッドと、上
    記ガイド筒に設けられ上記探触子昇降用ロッドを昇降さ
    せて上記探触子をスタッドボルト内に挿入するための昇
    降機構と、上記スタッドボルト内に挿入された探触子を
    上記スタッドボルトの軸心まわりに回転させる回転機構
    と、上記探触子昇降用ロッドに相対移動可能に取り付け
    られ上記探触子を位置決めすべく上記スタッドボルトの
    上端面に着座する位置決め用ガイドとを備えたことを特
    徴とするスタッドボルト自動探傷装置。
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