JP3365935B2 - 内燃機関の蒸発燃料処理装置 - Google Patents

内燃機関の蒸発燃料処理装置

Info

Publication number
JP3365935B2
JP3365935B2 JP24938697A JP24938697A JP3365935B2 JP 3365935 B2 JP3365935 B2 JP 3365935B2 JP 24938697 A JP24938697 A JP 24938697A JP 24938697 A JP24938697 A JP 24938697A JP 3365935 B2 JP3365935 B2 JP 3365935B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
internal combustion
combustion engine
air
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24938697A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1182190A (ja
Inventor
康次郎 堤
学 仁木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP24938697A priority Critical patent/JP3365935B2/ja
Publication of JPH1182190A publication Critical patent/JPH1182190A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3365935B2 publication Critical patent/JP3365935B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関を搭載した
車輌のキャニスタに貯留した蒸発燃料を内燃機関の吸気
系にパージする制御を行う内燃機関の蒸発燃料処理装置
に関し、特に内燃機関の負荷変動時のパージ流量変化に
よる空燃比変動を抑制する内燃機関の蒸発燃料処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、燃料タンク内で発生したベーパ
(蒸発燃料)をキャニスタに貯留し、該貯留したベーパ
を内燃機関の吸気系にパージする際に該ベーパのパージ
流量を内燃機関の負荷に応じて制御する場合には、パー
ジの開始時やパージ流量の調整時に急激に空燃比が大き
く変動することを防止するために、パージ流量の変更時
にパージ量の変更を徐々に行うようにしていた(特公平
5−69986号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、内燃機関の
負荷変動時は吸気管内負圧の変化によってパージ流量の
変化が生じるが、特に吸気管内負圧が大きいアイドル時
においてはパージ流量が急激に変化する。このため、内
燃機関の排気系に設けられた空燃比センサの出力に基づ
く空燃比フィードバック制御により空燃比変動を補正す
る手法では、パージ流量変化に伴う空燃比変動を即座に
補正することができず、空燃比が目標空燃比(理論空燃
比)からずれている時間が長くなって、排気ガス特性や
運転性の悪化を引き起こす原因となっていた。
【0004】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、内燃機関の負荷変動時のパージ流量変化
による空燃比変動を迅速に抑制して、排気ガス特性や運
転性の悪化を防止することができる内燃機関の蒸発燃料
処理装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、内燃機関の排気中の酸素濃
度を検出する空燃比センサの出力に基づいて内燃機関に
供給される混合気の空燃比を目標空燃比にフィードバッ
ク制御する空燃比フィードバック制御手段を備えた内燃
機関の蒸発燃料処理装置であって、蒸発燃料を貯留する
蒸発燃料貯留手段と、該蒸発燃料貯留手段により貯留さ
れた蒸発燃料の内燃機関の吸気系へのパージを制御する
パージ制御手段とを備えた内燃機関の蒸発燃料処理装置
において、前記内燃機関の負荷の変動量を検出する負荷
変動量検出手段と、前記内燃機関の運転状態に応じて前
記内燃機関に供給される燃料量を算出する燃料量算出手
段とを有し、前記パージ制御手段は、前記負荷変動量検
出手段により検出された負荷の変動量が大きいときに、
前記パージされた蒸発燃料量および算出された燃料量の
前記負荷の変動前の各値と前記負荷の変動後に算出され
た燃料量とに基づいて、前記パージされる蒸発燃料量を
算出することを特徴とする。
【0006】この構成によって、負荷変動量検出手段に
より検出された負荷変動量に基づいて、蒸発燃料貯留手
段により貯留された蒸発燃料の内燃機関吸気系へのパー
ジが制御されるので、内燃機関の負荷変動時の蒸発燃料
のパージ量の変化に起因する空燃比変動を迅速に抑制
し、以て排気ガス特性や運転性の悪化を防止することが
できる。
【0007】
【0008】またこの構成によって、負荷変動量検出手
段により検出された負荷の変動量が所定値よりも大きい
ときは、パージされた蒸発燃料量および算出された燃料
量の前記負荷の変動前の各値と前記負荷の変動後に算出
された燃料量とに基づいて、前記パージされる蒸発燃料
量が算出されるので、負荷変動による燃料量の変化分だ
けパージされる蒸発燃料量を変化させることができ、以
て該パージされる蒸発燃料量の変化に起因する空燃比変
動を迅速に且つ効果的に抑制することができる。
【0009】また、請求項記載の発明は、内燃機関の
排気中の酸素濃度を検出する空燃比センサの出力に基づ
いて内燃機関に供給される混合気の空燃比を目標空燃比
にフィードバック制御する空燃比フィードバック制御手
段を備えた内燃機関の蒸発燃料処理装置であって、蒸発
燃料を貯留する蒸発燃料貯留手段と、該蒸発燃料貯留手
段により貯留された蒸発燃料の内燃機関の吸気系へのパ
ージを制御するパージ制御手段とを備えた内燃機関の蒸
発燃料処理装置において、前記内燃機関の負荷の変動量
を検出する負荷変動量検出手段を有し、前記空燃比フィ
ードバック制御手段は、前記内燃機関に供給される混合
気の空燃比を目標空燃比に制御するために前記空燃比セ
ンサの出力に基づいて空燃比補正係数を算出し、前記パ
ージ制御手段は、前記負荷変動量検出手段により検出さ
れた負荷の変動量が小さいとき、前記空燃比補正係数が
所定値を下回るまでは前記パージされる蒸発燃料量を漸
増させ、前記空燃比補正係数が前記所定値を下回ったと
き前記パージされる蒸発燃料量を漸減させることを特徴
とする。
【0010】この構成によって、負荷変動量検出手段に
より検出された負荷の変動量が所定値よりも小さいとき
は、パージ制御手段によりパージされる蒸発燃料量は、
空燃比フィードバック制御手段によるフィードバック制
御の制御量を参照しつつ漸増減されるので、パージ制御
手段を構成する電磁弁等の個体差に起因する制御の不安
定性を抑制できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。
【0012】図1は本発明の実施の一形態に係る蒸発燃
料処理装置を備えた内燃機関及びその制御装置の全体構
成図であり、符号1は例えば4気筒の内燃機関(以下
「エンジン」という)を示し、エンジン1の吸気管2の
途中にはスロットルボディ3が設けられ、その内部には
スロットル弁4が配されている。スロットル弁4にはス
ロットル弁開度(θTH)センサ5が連結されており、
当該スロットル弁4の開度に応じた電気信号を出力して
電子コントロールユニット(以下「ECU」という)6
に供給する。
【0013】燃料噴射弁7はエンジン1とスロットル弁
4との間で且つ吸気管2の図示しない吸気弁の少し上流
側に各気筒毎に設けられており、各燃料噴射弁7は燃料
ポンプ8を介して燃料タンク9に接続されていると共に
ECU6に電気的に接続されて当該ECU6からの信号
によりその開弁時間(燃料噴射時間)Toutが制御さ
れる。
【0014】スロットル弁4の直ぐ下流には管10を介
して吸気管内絶対圧(PBA)センサ11が設けられて
おり、この絶対圧センサ11により電気信号に変換され
た絶対圧信号は前記ECU6に供給される。
【0015】また、吸気管2の絶対圧センサ11の下流
側には吸気温(TA)センサ12が取付けられており、
吸気温TAを検出して対応する電気信号を出力してEC
U6に供給する。エンジン1のシリンダブロックにはサ
ーミスタ等から成るエンジン水温(TW)センサ13が
装着され、エンジン水温(冷却水温)TWを検出して対
応する温度信号を出力してECU6に供給する。
【0016】エンジン回転数(NE)センサ14がエン
ジン1の図示しないカム軸周囲又はクランク軸周囲に取
り付けられ、エンジン1のクランク軸の180度回転毎
に所定のクランク角度位置で信号パルス(以下「TDC
信号パルス」という)を出力し、このTDC信号パルス
はECU6に供給される。
【0017】空燃比センサとしてのLAFセンサ16は
エンジン1の排気管15に装着されており、排気ガス中
の酸素濃度を検出し、その濃度に応じた信号を出力しE
CU6に供給する。
【0018】密閉された燃料タンク9の上部は通路20
aを介してキャニスタ(蒸発燃料貯留手段)21に連通
し、キャニスタ21はパージ通路23を介して吸気管2
のスロットル弁4の下流側に連通している。キャニスタ
21は、燃料タンク9内で発生する蒸発燃料を吸着する
吸着剤22を内蔵し、外気取込口21aを有する。通路
20aの途中には、正圧バルブ及び負圧バルブから成る
2ウェイバルブ20が配設され、パージ通路23の途中
にはデューティ制御型の電磁弁であるパージ制御弁24
が配設されている。パージ制御弁24のソレノイドはE
CU6に接続され、パージ制御弁24はECU6からの
信号に応じて制御されて開弁時間の時間的割合(開弁デ
ューティ)を変化させる。
【0019】燃料タンク9内で発生した蒸発燃料は、所
定の設定圧に達すると2ウェイバルブ20の正圧バルブ
を押し開き、キャニスタ21に流入し、キャニスタ21
内の吸着剤22に吸着され貯蔵される。パージ制御弁2
4はECU6からのデューティ制御信号によって開弁/
閉弁作動し、キャニスタ21に一時貯えられていた蒸発
燃料は、吸気管2内の負圧により、キャニスタ21に設
けられた外気取込口21aから吸入された外気と共にパ
ージ制御弁24を経て吸気管2へ吸引され、内燃機関の
各気筒へ送られる。また外気などで燃料タンク9が冷却
されて燃料タンク内の負圧が増すと、2ウェイバルブ2
0の負圧バルブが開弁し、キャニスタ21に一時貯えら
れていた蒸発燃料は燃料タンク9へ戻される。このよう
にして燃料タンク9内に発生した燃料蒸気が大気に放出
されることを抑止している。
【0020】ECU6は各種センサからの入力信号波形
を整形し、電圧レベルを所定レベルに修正し、アナログ
信号値をデジタル信号値に変換する等の機能を有する入
力回路、中央演算処理回路(以下「CPU」という)、
CPUで実行される各種演算プログラム及び演算結果等
を記憶する記憶手段、前記燃料噴射弁7、パージ制御弁
24に駆動信号を供給する出力回路等から構成される。
【0021】また、ECU6のCPUは、上述の各種エ
ンジンパラメータセンサからの出力信号に基づいて、空
燃比フィードバック制御領域や空燃比フィードバック制
御を行わないオープンループ制御領域等のエンジン運転
状態を判別すると共に、該判別されたエンジン運転状態
に応じて、次式(1)に基づき、前記TDC信号パルス
に同期して燃料噴射弁7の燃料噴射時間Toutを演算
する。
【0022】 Tout=Ti×KAF×K1+K2 … …(1) ここに、Tiは基本燃料量、具体的にはエンジン回転数
NEと吸気管内圧力PBとに応じて決定される基本燃料
噴射時間であり、このTi値を決定するためのTiマッ
プがECU6に設けられた記憶手段(不図示)に記憶さ
れている。
【0023】KAFは空燃比補正係数であり、記憶手段
に記憶されたフィードバック制御手段により、エンジン
が空燃比フィードバック制御領域にあるときにエンジン
に供給される混合気の空燃比が目標空燃比(理論空燃
比)に一致するように、LAFセンサ16からの出力信
号に基づいてPID制御理論により計算される。また、
前記KAFのなまし値をKAFPGとして記憶手段に記
憶する。K1およびK2は夫々各種エンジンパラメータ
信号に応じて演算される他の補正係数および補正変数で
あり、エンジン運転状態に応じた燃費特性、エンジン加
速特性等の諸特性の最適化が図られるような値に設定さ
れる。
【0024】次に、図2を参照して、キャニスタ21か
ら吸気管2への蒸発燃料のパージ流量を燃料噴射量や蒸
発燃料濃度に応じて最適に制御するためのパージ制御処
理(パージ制御手段)を説明する。図2は、該パージ制
御処理全体の概略の流れを示すフローチャートであり、
該図2および後述する図3〜図5のフローチャートが示
す各処理は所定時間毎(例えば、81.92ms毎)に
繰り返し実行される。
【0025】図2において、まず、TWセンサ13によ
り検出されたエンジン水温TWが、キャニスタ21から
の蒸発燃料のパージが可能な所定の高水温領域にあるか
否かを判別する(ステップS101)。エンジン水温T
Wが上記所定の高水温領域にあれば、更にエンジン1が
フューエルカット中であるか否かを判別する(ステップ
S102)。フューエルカット中でなければ、更にLA
Fセンサ16の状態が、該LAFセンサ16の出力に基
づく空燃比フィードバック制御の実施が可能な所定の空
燃比フィードバック制御実施条件を満足しているか否か
を判別する(ステップS103)。空燃比フィードバッ
ク制御実施条件が成立していれば、更にエンジン1がア
イドル中であるか否かを判別する(ステップS10
4)。
【0026】また、上記ステップS103で、空燃比フ
ィードバック制御実施条件が成立していなければ、更に
エンジン負荷がWOT(スロットル全開)領域にあるか
否かを判別し(ステップS105)、WOT領域であれ
ば、上記ステップS104に進む。
【0027】上記ステップS104でエンジンがアイド
ル中であるときは、更に車速(VP)センサ(不図示)
により検出された車速VPが所定値VQPGIDLE以
上であるか否かを判定し(ステップS106)、VP<
VQPGIDLEであれば、所定の低車速領域にあるも
のとして、更に吸気管内圧力PBAが所定圧PBQPG
IDLよりも小さいか否かを判別する(ステップS10
7)。PBA<PBQPGIDLであれば、エンジンが
所定の低負荷領域にあるものとして、ステップ108の
処理に進む。
【0028】該ステップ108においては、パージ制御
を後述する開弁デューティ比制御により実行することを
値「1」で示すパージ制御切換フラグFQPGIDLE
を値「1」に設定する。上記ステップS101〜S10
7の各判別処理の結果、ステップS108の処理に進む
のはパージ流量が比較的低流量であると判別された場合
であり、このような場合にパージ制御を開弁デューティ
比制御により実行するのは、パージ制御弁24の固体間
のばらつきによりパージ流量が比較的低流量のときに特
に誤差が大きくなるため、目標パージ流量に応じて直接
開弁デューティを演算することが困難であることによ
る。
【0029】また、上記ステップS101でエンジン水
温TWが所定の高水温領域にない場合、上記ステップS
102でフューエルカット中の場合、または上記ステッ
プS105でエンジン負荷がWOT領域にない場合のい
ずれかの場合は、開弁デューティDOUTPG及びパー
ジ流量QPGを共に値「0」に設定した後(ステップS
109,110)、上記パージ制御切換フラグFQPG
IDLEを値「0」に設定し(即ち、パージ制御をパー
ジ流量に基づいて実行する)(ステップS111)、ス
テップS114に進む。
【0030】また、上記ステップS104でアイドル中
でない場合、上記ステップS106でVP≧VQPGI
DLEの場合、または上記ステップS107でPBA≧
PBQPGIDLの場合のいずれかの場合も、上記パー
ジ制御切換フラグFQPGIDLEを値「0」に設定す
る(ステップS112)。
【0031】ステップS108又はS112の処理が終
了すると、後述するDOUTPG(開弁デューティ比)
を算出(ステップS113)した後、ステップS114
に進む。
【0032】ステップS114においては、DOUTP
G値が負の値であるか否かを判別し、DOUTPG値が
負の値であれば、DOUTPG値を「0」に設定し(ス
テップS115)、処理を終了する。また、DOUTP
G値が100(%)を越えていれば「100」に設定し
(ステップS116,S117)、処理を終了する。
【0033】次に、図3を参照して、上記ステップS1
13のDOUTPG(開弁デューティ比)算出処理を説
明する。図3は、設定した目標パージ流量に応じた開弁
デューティ比を算出するためのDOUTPG算出処理を
示すフローチャートである。
【0034】まず、ステップS201で、PBAセンサ
11の検出圧力PBAから算出されるゲージ圧PBG
(大気圧(PA)−PBA)に応じて、図6に示すよう
な、DPGOnテーブル(流量立ち上がりデューティ比
テーブル)(同図(a))、QPGBRKnテーブル
(デューティ折れ点(DPGBRK)でのパージ流量値
テーブル)(同図(b))、およびQPGFnテーブル
(開弁デューティ比100%でのパージ流量値テーブ
ル)(同図(c))を検索して夫々流量立ち上がりデュ
ーティ比DPGOn、デューティ折れ点でのパージ流量
QPGBRKn、開弁デューティ比100%でのパージ
流量値QPGFnを求める。これは、パージ制御弁24
のパージ流量−開弁デューティ比特性曲線は、図7に示
すような、1点折れの特性を示すので、流量立ち上がり
デューティ比DPGOnと、デューティ比折れ点(DP
GBRK)でのパージ流量QPGBRKnと、開弁デュ
ーティ比100%でのパージ流量QPGFnとから、パ
ージ流量QPGに応じた開弁デューティ比DOUTPG
を演算できるからである。
【0035】次に、上記パージ制御切換フラグFQPG
IDLEが値「1」であるか否かを判別する(ステップ
S202)。フラグFQPGIDLEが値「1」であれ
ば、後述する開弁デューティ比(DUTY)制御処理
(開弁デューティ比をKAF値を参照しつつ漸増減させ
る制御)によるパージ制御を実行するためにステップS
203に進む一方、FQPGIDLEが値「0」であれ
ば、流量制御(目標パージ流量から直接開弁デューティ
比を演算してパージ流量を制御する)によるパージ制御
を実行すべく、処理を終了する。
【0036】次に、図4及び図8を参照して、上記ステ
ップS203の開弁デューティ比制御処理を説明する。
図4は開弁デューティ比制御処理を示すフローチャート
であり、図8は開弁デューティ制御処理実行中のフラ
グ、係数、開弁デューティ比の変化を示すタイムチャー
トである。
【0037】先ず、開弁デューティ比制御実行中にエン
ジン負荷が変動したときのパージ流量変化による空燃比
変動を抑制するための負荷変動処理を実行する(ステッ
プS301)。この負荷変動処理については後に詳述す
る。
【0038】次に、パージ制御切換フラグFQPGID
LEが前回において値「1」であったか否かを判別する
(ステップS302)。フラグFQPGIDLEが値
「1」でなければ、今回から開弁デューティ比制御を開
始するものとして(図8の時刻t1)、アイドル時の目
標開弁デューティ比DPGIDLEの初期値として所定
値DPGIDINIを設定する(ステップS303)と
共に、KAFPGIDLに空燃比補正係数KAFのなま
し値KAFPGを設定し(ステップS304)、処理を
終了する。上記所定値DPGIDINIは、パージ制御
弁24のばらつきがあってもアイドル時に蒸発燃料をパ
ージできるような値に設定されるもので、具体的には、
DPGIDINI値は、パージ制御弁24がパージ流量
が多い側に最大にばらついた場合の、パージ制御弁24
の流量が立ち上がる時の開弁デューティ値に設定され
る。
【0039】上記ステップS302でフラグFQPGI
DLEが値「1」であれば、開弁デューティ比制御を継
続するものとして、上記ステップS301の負荷変動処
理において後述する過渡補正処理の実行中に値「1」に
設定される過渡補正実行フラグFDLOADPGが値
「1」であるか否かを判別する(ステップS305)。
フラグFDLOADPGが値「1」であれば、上記過渡
補正処理を実行するものとして、ステップS306以降
の漸増減による開弁デューティ比制御を実行することな
く、処理を終了する。フラグFDLOADPGが値
「1」でなければ、上記過渡補正処理を実行せず、ステ
ップS306以降の処理に進む。
【0040】ステップS306においては、空燃比補正
係数KAFが上記ステップS304で設定されたKAF
PGIDLよりも所定幅(DKAFPGIL)以上大き
いか否かを判別する。KAF>KAFPGDL−DK
AFPGIであれば(図8の時刻t1−t2の状
態)、空燃比補正係数KAFへのパージの影響がまだ小
さいものとして、目標開弁デューティ比DPGIDLE
を所定量DDPGIDLE増大させる(ステップS30
7)。増大されたDPGIDLE値が所定の上限値DP
GIDLEHを越えると、DPGIDLE値を上限値D
PGIDLEHに設定する(ステップS308,S30
9)。上記上限値DPGIDLEHは、パージ制御弁2
4のばらつきがあってもアイドル時に蒸発燃料をパージ
できるような値に設定されるもので、具体的には、DP
GIDLEH値は、パージ制御弁24がパージ流量が少
ない側に最大にばらついた場合の、アイドル目標流量と
なる開弁デューティ値に設定される。
【0041】上記ステップS306において、KAF≦
KAFPGIDL−DKAFPGILであれば、更にK
AF値がKAFPGIDL値よりも所定幅DKAFPG
IH(DKAFPGIH>DKAFPGIL)以上小さ
いか否かを判別する(ステップS310)。KAF≧K
AFPGLDL−DKAFPGIHであれば(図8の時
刻t2−t3の状態)、適当な蒸発燃料量がパージされ
ているものとして処理を終了し、KAF<KAFPGL
DL−DKAFPGIHであれば(図8の時刻t3以降
の状態)、空燃比補正係数KAFへのパージの影響が大
きすぎるものとして、DPGIDLE値を所定量DDP
GIDLE減少させる(ステップS311)。減少され
たDPGIDLE値が所定の下限値DPGIDINIを
下回ると、DPGIDLE値は下限値DPGIDINI
に設定される(ステップS312,S313)。
【0042】次に、図5及び図9を参照して、上記ステ
ップS301の負荷変動処理を説明する。図5は負荷変
動処理を示すフローチャートであり、図9は負荷変動処
理実行中のフラグ、係数、開弁デューティ比の変化の様
子を示すタイムチャートである。
【0043】本負荷変動処理は、エンジン負荷変動時の
パージ流量変化に起因する空燃比変動を抑制するための
処理であり、図5において、まず、パージ制御切換フラ
グFQPGIDLEが前回において値「1」であったか
否かを判別する(ステップS401)。フラグFQPG
IDLEが前回に値「1」でなければ、今回開弁デュー
ティ比制御を開始するものとして、パージ流量QPGD
LD算出のために、上記アイドル時の目標開弁デューテ
ィ比DPGIDLEに上記初期値DPGIDINIを設
定し(ステップS402)、パージ流量QPGDLDを
下記式(2)に従ってDPGIDLE値および上記ステ
ップS201の検索により得られたDPGOn値、QP
GBRKn値および折れ点での開弁デューティ比DPG
BRK値を用いて算出する(ステップS403)。
【0044】
【数1】 次に、現在の燃料量(噴射燃料量+パージ燃料量)TI
Mを負荷変動前の燃料量TIMDLDとして設定し(ス
テップS404)、上記過渡補正実行フラグFDLOA
DPGを値「0」に設定し(ステップS405)、処理
を終了する。
【0045】上記ステップS401でフラグFQPGI
DLEが値「1」であれば、開弁デューティ比制御が継
続中であるものとして、上記ステップS403又は後述
するステップS412で上記式(2)又は(3)に従っ
て算出されたパージ流量QPGDLDが零以下であるか
否かを判別する(ステップS406)。QPGDLD>
0であれば、負荷変動前後に亘る燃料量の変動率KTI
DLD値をTIM(今回の燃料量)/TIMDLD(前
回の燃料量)に設定する(ステップS407)一方、Q
PGDLD≦0であれば、実際にパージ流量が負の値と
なることはないので、該計算上のQPGDLD値に基づ
き開弁デューティ比を逆方向に補正しないように、上記
KTIDLD値を値「1.0」(無補正値)に設定する
(ステップS409)。
【0046】次に、吸気管内圧力PBAのクランク軸の
2回転における差により求められる負荷変動量DPBA
CYLを算出し、該DPBACYL値が上側閾値DPB
ALDPよりも大きいか否か、即ちPBA値の増大側へ
の変動が大きいか否か、または下側閾値−DPBALD
Mよりも小さいか否か、即ちPBA値の減少側への変動
が大きいか否かを夫々判定する(ステップS409,S
410)。図9はPBA値が減少側に変動する一例を示
す。下側閾値−DPBALDM(上側閾値DPBALD
Pも同様)には、制御の安定性を考慮してヒステリシス
が設けられており、図9に−DPBALDML,−DP
BALDMHとして示してある。
【0047】このように、PBA値(エンジン負荷)の
増大側への変動が大きい場合と、PBA値の減少側への
変動が大きい場合とで、閾値を上側閾値DPBALDP
と下側閾値−DPBALDMとに持ち替えているのは、
パージ流量の変動の空燃比補正係数に対する影響が、エ
ンジン負荷の増大側と減少側とで異なることによる。換
言すれば、エンジンのリッチ/リーンタフネス(燃料量
変化による空燃比変動の起こりやすさ)やエンジン負荷
変動によるパージ流量変化の度合いがエンジン負荷の増
大側と減少側とで異なるからである。
【0048】また、吸気管内圧力PBAの変動を検出す
るために前記負荷変動量DPBACYLを用いるのは、
アイドル時の負荷変動はエアコンディショナのオン/オ
フ等を原因として起こるものであって急激に生じないの
で、PBAの変動としてPBA値の前回値と今回値との
差ΔPBAを用いた場合にはPBAの差が小さいのでア
イドル時の負荷変動を正確に検出できないからである。
【0049】次に、上記ステップS409,S410の
判別結果により、吸気管内圧力PBAの変動量が増大側
または減少側のいずれかに大きいと判定されたとき(ス
テップS409の答えがNO,又はステップS410の
答えがYES)は、特許請求の範囲に所謂負荷の変動が
大きい場合であるものとして負荷変動前のパージ流量Q
PGDLDに負荷変動前後に亘る燃料量の変動値KTI
DLDを乗算することにより、負荷変動後のパージ流量
QPGDLDCを演算し(ステップS411)、該算出
されたQPGDLDC値から負荷変動後の開弁デューテ
ィ値DPGIDLEを下記式(3)に従って上記ステ
ップS201の検索により得られた、DPBOn値、Q
PGBRKn値、および折れ点での開弁デューティ比D
PGBRKを用いて算出し(ステップS412)、該算
出されたDPGIDLE値に所定のリミット処理を施し
て(ステップS413)、上記過渡補正実行フラグFD
LOADPGを値「1」に設定し(ステップS41
4)、処理を終了する。
【0050】
【数2】 上記ステップS409,S410の答えがいずれもNO
である場合は、特許請求の範囲に所謂負荷の変動が小さ
い場合であるものとして、上記ステップS403以降の
処理に進む。
【0051】このように吸気管内圧力PBAの変動量が
比較的大きいときに、図8に示したような漸増減による
開弁デューティ比制御を中止して、負荷変動前後に亘る
燃料量の変動に応じて直接開弁デューティ比を演算する
のは、特にアイドル時には吸気管内圧力PBAの変動に
対するパージ流量の変化が急激であり、空燃比の大幅な
変動を引き起こすので、上記漸増減による開弁デューテ
ィ制御では空燃比変動の補正が間に合わず、このため排
気ガス特性や運転性の悪化を招くため、負荷変動時のパ
ージ流量変化を見越して、適切に開弁デューティ比を設
定し、パージされる蒸発燃料量を制御することにより、
上述した不具合の発生を防止しようとするものである。
【0052】また、図9において、開弁デューティ比D
PGIDLEは、吸気管内圧力PBAの前記負荷変動量
DPBACYLが上記下側閾値−DPBALDM(H)
を下回る時刻t1まではパージ流量の急激な変化は起こ
らないため、図4の開弁デューティ比制御(通常制御)
により漸増減されることにより変化している。また、時
刻t1からの負荷変動処理実行中(時刻t1−t2)
は、この間の開弁デューティ比DPGIDLEは、負荷
変動処理実行中のパージ流量QPGDLDの変化と燃料
量の変動KTIDLDに基づいて空燃比への影響が負荷
が変動しない場合と同程度となるように、燃料量の変化
と対応してQPGDLD値(時刻t1における固定値)
から算出されたQPGDLDC値に基づいて算出され
る。
【0053】時刻t2に微分値DPBACYLが上記下
側閾値−DPBALDM(L)を上回ると、吸気管内圧
力PBAの変化が終わって、これ以後はパージ流量の急
激な変動は起こらないので、上記漸増減による開弁デュ
ーティ比制御が再開される。このとき、QPGDLD値
は、時刻t2の吸気管内圧力PBAに基づいて算出され
た値に更新される。
【0054】以上述べたように、本実施の形態の内燃機
関の蒸発燃料処理装置によれば、エンジン負荷の変動前
後に亘る燃料量の変化に応じて適切にパージ流量が変化
するように、直接開弁デューティ比が算出されるので、
エンジン負荷変動時のパージ流量変化による大幅な空燃
比変動を迅速に且つ効果的に抑制することができ、排気
ガス特性や運転性の悪化を防止することができる。
【0055】
【発明の効果】請求項1記載の内燃機関の蒸発燃料処理
装置によれば、負荷変動量検出手段により検出された負
荷変動量に基づいて、蒸発燃料貯留手段により貯留され
た蒸発燃料の内燃機関吸気系へのパージが制御されるの
で、内燃機関の負荷変動時の蒸発燃料のパージ量の変化
に起因する空燃比変動を迅速に抑制し、以て排気ガス特
性や運転性の悪化を防止することができる。
【0056】なお、負荷変動量検出手段により検出され
た負荷の変動が大きいときは、パージされた蒸発燃料
量および算出された燃料量の前記負荷の変動前の各値と
前記負荷の変動後に算出された燃料量とに基づいて、前
記パージされる蒸発燃料量が算出されるので、負荷変動
による燃料量の変化分だけパージされる蒸発燃料量を変
化させることができ、以て該パージされる蒸発燃料量の
変化に起因する空燃比変動を迅速に且つ効果的に抑制す
ることができる。
【0057】また、請求項記載の内燃機関の蒸発燃料
処理装置によれば、負荷変動量検出手段により検出され
た負荷の変動が小さいときは、パージ制御手段により
パージされる蒸発燃料量は、空燃比フィードバック制御
手段によるフィードバック制御の制御量を参照しつつ漸
増減されるので、パージ制御手段を構成する電磁弁等の
個体差に起因する制御の不安定性を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る内燃機関の蒸発燃
料処理装置の主要な構成を示す図である。
【図2】パージ制御処理の概略の流れを示すフローチャ
ートである。
【図3】DOUTPG算出処理を示すフローチャートで
ある。
【図4】DUTY制御処理を示すフローチャートであ
る。
【図5】負荷変動処理を示すフローチャートである。
【図6】吸気管内負圧からパージ流量を決定するために
検索される各種テーブル値を示すテーブル図である。
【図7】開弁デューティ−パージ流量特性を示すグラフ
図である。
【図8】DUTY制御処理実施中の各係数の変化の様子
を示すタイムチャートである。
【図9】負荷変動処理実施中の各係数の変化の様子を示
すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 エンジン 2 吸気管 6 ECU(フィードバック制御手段、パージ制御手
段、パージ量漸増減手段) 11 PBAセンサ(負荷変動量検出手段) 16 LAFセンサ(排気センサ) 21 キャニスタ(蒸発燃料貯留手段)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 25/08 301 F02D 41/02 301 F02D 41/04 305 F02D 41/14 310

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の排気中の酸素濃度を検出する
    空燃比センサの出力に基づいて内燃機関に供給される混
    合気の空燃比を目標空燃比にフィードバック制御する空
    燃比フィードバック制御手段を備えた内燃機関の蒸発燃
    料処理装置であって、蒸発燃料を貯留する蒸発燃料貯留
    手段と、該蒸発燃料貯留手段により貯留された蒸発燃料
    の内燃機関の吸気系へのパージを制御するパージ制御手
    段とを備えた内燃機関の蒸発燃料処理装置において、 前記内燃機関の負荷の変動量を検出する負荷変動量検出
    手段と、 前記内燃機関の運転状態に応じて前記内燃機関に供給さ
    れる燃料量を算出する燃料量算出手段と を有し、 前記パージ制御手段は、前記負荷変動量検出手段により
    検出された負荷の変動量が大きいときに、前記パージさ
    れた蒸発燃料量および算出された燃料量の前記負荷の変
    動前の各値と前記負荷の変動後に算出された燃料量とに
    基づいて、前記パージされる蒸発燃料量を算出すること
    を特徴とする内燃機関の蒸発燃料処理装置。
  2. 【請求項2】 内燃機関の排気中の酸素濃度を検出する
    空燃比センサの出力に基づいて内燃機関に供給される混
    合気の空燃比を目標空燃比にフィードバック制御する空
    燃比フィードバック制御手段を備えた内燃機関の蒸発燃
    料処理装置であって、蒸発燃料を貯留する蒸発燃料貯留
    手段と、該蒸発燃料貯留手段により貯留された蒸発燃料
    の内燃機関の吸気系へのパージを制御するパージ制御手
    段とを備えた内燃機関の蒸発燃料処理装置において、 前記内燃機関の負荷の変動量を検出する負荷変動量検出
    手段を有し、 前記空燃比フィードバック制御手段は、前記内燃機関に
    供給される混合気の空燃比を目標空燃比に制御するため
    に前記空燃比センサの出力に基づいて空燃比補正係数を
    算出し、 前記パージ制御手段は、前記負荷変動量検出手段により
    検出された負荷の変動量が小さいとき、前記空燃比補正
    係数が所定値を下回るまでは前記パージされる蒸発燃料
    量を漸増させ、前記空燃比補正係数が前記所定値を下回
    ったとき前記パージされる蒸発燃料量を漸減させること
    を特徴とする 内燃機関の蒸発燃料処理装置。
JP24938697A 1997-08-29 1997-08-29 内燃機関の蒸発燃料処理装置 Expired - Fee Related JP3365935B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24938697A JP3365935B2 (ja) 1997-08-29 1997-08-29 内燃機関の蒸発燃料処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24938697A JP3365935B2 (ja) 1997-08-29 1997-08-29 内燃機関の蒸発燃料処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1182190A JPH1182190A (ja) 1999-03-26
JP3365935B2 true JP3365935B2 (ja) 2003-01-14

Family

ID=17192238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24938697A Expired - Fee Related JP3365935B2 (ja) 1997-08-29 1997-08-29 内燃機関の蒸発燃料処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3365935B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1182190A (ja) 1999-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3511722B2 (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JP3173661B2 (ja) 内燃エンジンの蒸発燃料制御装置
US6305362B1 (en) Evaporative emission control system for internal combustion engine
US6516772B2 (en) Combustion state control system of internal combustion engine
JP2615285B2 (ja) 内燃エンジンの蒸発燃料制御装置
US6039032A (en) Air-fuel ratio controller for an internal combustion engine
JP3438386B2 (ja) エンジンの燃料蒸気処理装置
JP2003083114A (ja) 内燃機関の制御装置
JP2017025756A (ja) エンジンの制御装置
JP3632985B2 (ja) 蒸発燃料処理装置
JP3788204B2 (ja) エンジンのパージ制御装置
US6330879B1 (en) Evaporative emission control system for internal combustion engine
JPH0914022A (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
US6347617B1 (en) Evaporative emission control system for internal combustion engine
JP3365935B2 (ja) 内燃機関の蒸発燃料処理装置
JP4349438B2 (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JPH109008A (ja) エンジンの制御装置
JP3061277B2 (ja) 空燃比学習制御方法及びその装置
JP2004100532A (ja) 内燃機関のパージ流量制御装置
US20010003982A1 (en) Control apparatus for internal combustion engine
JP3880655B2 (ja) 内燃機関の蒸発燃料制御装置
US6453895B2 (en) Feedback control device and feedback control method of air-fuel ratio in internal combustion engine
JP3765416B2 (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JP3937702B2 (ja) 内燃機関のエバポパージ制御装置
JP3304572B2 (ja) 内燃機関の空燃比制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071101

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081101

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081101

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091101

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees