JP3365359B2 - プリンタホスト、プリンタ、プリンタシステム、及び印刷領域及び用紙サイズを定めるプログラムが記憶されている記憶媒体 - Google Patents
プリンタホスト、プリンタ、プリンタシステム、及び印刷領域及び用紙サイズを定めるプログラムが記憶されている記憶媒体Info
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Description
サイズを定めるプリンタホスト、プリンタ、プリンタシ
ステム、そのプログラムが記憶されている記憶媒体に関
する。
ように、ロール紙1の一部に印刷を施し、この一部を切
り出して、これをベニヤ板等の基板8に貼り付けて製作
するものがある。この場合、ロール紙1上で、基板8の
サイズに合った部分を印刷領域4とし、その回りを加工
しろ5として、この印刷領域4及び加工しろ5を含む領
域を用紙サイズ2としている。加工しろ5は、ロール紙
1から用紙サイズ2とした部分を切り出した後、用紙を
基板8に貼り付ける際に、基板8の裏側に回して、用紙
を基板8にしっかりと貼り付けるために利用される。
作成する際には、作業者は、図12に示すような作業を
行っている。
で、印刷データを作成するためのアプリケーションを起
動し(ステップ50)、用紙サイズ、印刷領域を設定す
る(ステップ59,51)。この際、作業者は、加工し
ろを考慮して、用紙サイズ及び印刷領域を設定する。そ
して、印刷データとなる画像・文字データを作成する
(ステップ52)。印刷データの作成が終了すると、プ
リンタドライバを起動し(ステップ53)、使用するロ
ール紙を指定するために給紙装置の選択し(ステップ5
5)、印刷開始を指定する(ステップ56)。
後、加工しろを変えたい場合が度々ある。このような場
合、従来技術では、図13に示すように、再び、アプリ
ケーションを起動し(ステップ50)、新たな加工しろ
を決めた上で、新たな用紙サイズ及び新たな印刷領域を
設定し(ステップ59,51)、その上で、既存の印刷
データを読み込み(ステップ60)、以下は、先程と同
様に、プリンタドライバの起動(ステップ53)、給紙
装置の選択(ステップ55)、印刷開始の指示を行う
(ステップ56)。
術では、一端、用紙サイズ及び印刷領域を設定した後、
加工しろを変更したい場合には、変更したい加工しろの
サイズを決め、さらに新たな印刷領域及び新たな用紙サ
イズを決めて上で、用紙サイズも印刷領域も設定しなお
さなければならず、作業が煩雑で面倒であるという問題
点がある。
し、加工しろを変更する場合に、簡単に加工しろを変更
することができるプリンタホスト、プリンタ、プリンタ
システム、記憶媒体を提供することを目的とする。
の第一のプリンタホストは、印刷データと共に、該印刷
データが印刷される印刷領域の情報及び用紙サイズの情
報をプリンタへ出力するプリンタホストにおいて、前記
用紙サイズが未設定の状態で、前記印刷領域を定める印
刷領域設定手段と、前記印刷領域内に印刷する前記印刷
データを作成する印刷データ作成手段と、前記印刷領域
の外周縁の外側の上下左右それぞれに設ける加工しろ
を、該印刷領域の設定に対して独立して設定する加工し
ろ設定手段と、前記印刷領域設定手段で定められた前記
印刷領域のサイズと、前記加工しろ設定手段で定められ
た前記加工しろのサイズとに基づいて、前記用紙サイズ
を決定する用紙サイズ決定手段と、前記印刷領域、前記
印刷データ及び前記用紙サイズの情報を前記プリンタへ
出力する出力手段と、を備えていること特徴とするもの
である。
ホストは、前記第一のプリンタホストにおいて、前記用
紙サイズ決定手段で決定された用紙の縁の位置を求め、
該縁の位置を示す枠線の印刷指令を前記出力手段に与え
る枠線印刷指令作成手段を備えていることを特徴とする
ものである。
ホストは、前記第一及び第二のいずれかのプリンタホス
トにおいて、表示手段と、前記用紙サイズ決定手段で決
定された前記用紙サイズの領域、及び前記印刷領域設定
手段で設定された前記印刷領域を、前記表示手段にプレ
ビュー画面として表示させる表示制御手段と、を備えて
いることを特徴とするものである。
システムは、前記第一から第三のいずれかのプリンタホ
ストと、前記プリンタホストから出力された前記印刷領
域、前記印刷データ及び前記用紙サイズの情報に基づい
て、印刷を行うプリンタと、を備えていることを特徴と
するものである。
は、プリンタホストから送られてきた印刷データの情
報、及び該印刷データが印刷される印刷領域の情報に基
づいて印刷を行うプリンタにおいて、前記プリンタホス
トから送られてきた前記印刷領域の外周縁の外側の上下
左右それぞれに設ける加工しろを設定する加工しろ設定
手段と、前記プリンタホストから送られてきた前記印刷
領域のサイズと、前記加工しろ設定手段で定められた前
記加工しろのサイズとに基づいて、前記用紙サイズを決
定する用紙サイズ決定手段と、前記印刷領域の情報、前
記印刷データの情報及び前記用紙サイズに基づいて、印
刷を行う印刷手段と、を備えていること特徴とするもの
である。
システムは、前記第一のプリンタと、プリンタホストと
を備え、前記プリンタホストは、前記用紙サイズが未設
定の状態で、前記印刷領域を定める印刷領域設定手段
と、前記印刷領域内に印刷する前記印刷データを作成す
る印刷データ作成手段と、前記印刷領域及び前記印刷デ
ータの情報を前記プリンタへ出力する出力手段と、を備
えていることを特徴とするものである。
は、印刷データの作成にあたって、該印刷データが印刷
される印刷領域及び用紙サイズを定めるプログラムが記
憶されている記憶媒体において、前記用紙サイズが未設
定の状態で、前記印刷領域を定める印刷領域設定手順
と、前記印刷領域の外周縁の外側の上下左右それぞれに
設ける加工しろを、該印刷領域の設定に対して独立して
設定する加工しろ設定手順と、前記印刷領域設定手順で
定められた前記印刷領域のサイズと、前記加工しろ設定
手順で定められた前記加工しろのサイズとに基づいて、
前記用紙サイズを決定する用紙サイズ決定手順と、を備
えていること特徴とするプログラムが記憶されているも
のである。
は、前記第一の記憶媒体において、前記用紙サイズ決定
手順で決定された用紙の縁の位置を求め、該縁の位置を
示す枠線の印刷指令を作成する枠線印刷指令作成手順を
備えていることを特徴とするプログラムが記憶されてい
るものである。
は、プリンタホストから送られてきた印刷領域の情報に
基づいて、用紙サイズを定めるプログラムが記憶されて
いる記憶媒体において、前記プリンタホストから送られ
てきた前記印刷領域の外周縁の外側の上下左右それぞれ
に設ける加工しろを設定する加工しろ設定手順と、前記
プリンタホストから送られてきた前記印刷領域のサイズ
と、前記加工しろ設定手順で定められた前記加工しろの
サイズとに基づいて、前記用紙サイズを決定する用紙サ
イズ決定手順と、を備えていること特徴とするプログラ
ムが記憶されているものである。
テムの実施形態について、図面を用いて説明する。ま
ず、本発明に係る第一の実施形態としてのプリンタシス
テムについて、図1〜図9を用いて説明する。本実施形
態のプリンタシステムは、図1に示すように、プリンタ
ホスト10と、このプリンタホスト10から出力された
イメージデータコマンドに基づいて印刷するプリンタ3
0と、を備えている。
と、ディスプレイ装置12と、キーボード13とを備え
ている。ホスト本体11は、ハードウェア的には、各種
プログラム等を実行するCPU20と、各種データや各
種プログラム等が記憶されているROM21と、各種デ
ータや各種プログラムが一時的に記憶されるRAM22
と、ディスプレイ装置12を制御するディスプレイコン
トローラ23と、キーボード13を制御するキーボード
コントローラ24と、フロッピーディスクドライブ25
と、ハードディスクドライブ26と、CDドライブ27
と、プリンタインタフェース28と、ネットインタフェ
ース29と、を有している。
ニタ37と、実際に印刷を行う印刷機構38と、これら
を制御する印刷制御部31と、を有している。印刷制御
部31は、各種プログラム等を実行するCPU32と、
各種データや各種プログラム等が記憶されているROM
33と、各種データや各種プログラムが一時的に記憶さ
れるRAM34と、モニタ37を制御するモニタコント
ローラ35と、インタフェース36と、を有している。
また、印刷機構部38は、印刷ヘッドの他に、幅の異な
るロール紙1が装着される複数の給紙装置39を有して
いる。
図2に示すように、アプリケーション(印刷データ作成
手順)41と、オペレーションシステム42と、ディス
プレイ装置12やキーボード13等のユーザインタフェ
ースを制御するユーザインターフェース制御モジュール
(印刷領域設定手順、加工しろ設定手順、用紙サイズ決
定手順)43と、アプリケーション41から印刷データ
を受け取ってこれからスプールデータとしてのイメージ
データを生成するジャーナルドライバ45と、イメージ
データを生成する際にレンダリング処理を行うレンダリ
ング処理モジュール44と、スプールデータとしてのイ
メージデータに対して色変換・ハーフトーン処理を施し
て、CMYK二値化イメージデータを作成する二値化処
理モジュール47と、CMYK二値化イメージデータを
プリンタ30が解釈できるイメージデータコマンドに変
換するコマンド作成モジュール48と、スプールデータ
ファイル46からスプールデータを読み込み、これを二
値化処理モジュール47及びコマンド作成モジュール4
8に与えると共に、これらを制御するコマンドジェネレ
ータ49と、を有している。
も、図1に示すように、これらのソフトウェアが記憶さ
れているCD等の記憶媒体17をそのドライバ27で読
み込んで、RAM22にロードし、これをCPU20が
実行することで、実際に機能する。
について、図3を用いて説明する。プリンタホスト10
は、印刷領域を設定する印刷領域設定部(印刷領域設定
手段)51と、加工しろを設定する加工しろ設定部(加
工しろ設定手段)52と、複数の給紙装置39のうちい
ずれを使用するかを選択する給紙装置選択部53と、用
紙サイズの縁を示す枠線の有無を指定する枠線有無選択
部54と、印刷データを作成する印刷データ作成部(印
刷データ作成手段)55と、設定された印刷領域及び加
工しろに基づいて用紙サイズを決定する用紙サイズ決定
部(用紙サイズ決定手段)56と、設定された印刷領域
や作成された印刷データ等に基づいてイメージデータコ
マンドを作成するイメージデータ作成部57と、イメー
ジデータコマンド等をプリンタ30へ出力する出力部
(出力手段)58と、を有している。
0からのイメージデータコマンド等が入力する入力部6
1と、印刷機構部38を制御する印刷制御部65と、印
刷機構部38と、を有している。
部(印刷領域設定手段)51、加工しろ設定部(加工し
ろ設定手段)52、給紙装置選択部53及び枠線有無選
択部54は、ソフトウェアとしてのユーザインタフェー
ス制御モジュール43と、このソフトウェアが記憶され
るRAM22と、このソフトウェアを実行するCPU2
0と、ディスプレイ装置12と、ディスプレイコントロ
ーラ23と、キーボード14と、キーボードコントロー
ラ24と、を有して構成される。また、印刷データ作成
部(印刷データ作成手段)55は、ソフトウェアとして
のアプリケーション41と、このソフトウェアが記憶さ
れるRAM22と、このソフトウェアを実行するCPU
20と、を有して構成される。イメージデータ作成部5
7は、ソフトウェアとしてのレンダリング処理モジュー
ル44、ジャーナルドライバ45、二値化処理処理モジ
ュール47、コマンド作成モジュール48及びコマンド
ジェネレータ49と、これらのソフトウェアが記憶され
るRAM22と、これらのソフトウェアを実行するCP
U20と、を有して構成される。また、枠線印刷指令作
成手段は、枠線有無選択部54と、イメージデータ作成
部57とを有して構成される。
従って、以上で説明したソフトウェアの実行手順、及び
作業者の作業手順について説明する。
て、ユーザインタフェース制御モジュール43の実行手
順について説明する。ユーザインターフェース制御モジ
ュール43は、まず、図9に示すようなユーザインタフ
ェース画面をディスプレイ装置12に表示する(ステッ
プ10)。そして、ユーザの入力を待ち(ステップ1
1)、印刷領域の入力であれば、印刷領域の設定を行い
(ステップ12)、初期設定されている加工しろの値、
または新たに設定された加工しろの値を用いて用紙サイ
ズ(=印刷領域+加工しろ)を計算し、これをユーザイ
ンターフェース画面に表示する(ステップ13)。次
に、設定された印刷領域及び計算で得られた用紙サイズ
の領域を示すプレビュー画面を表示する(ステップ1
4)。
あれば、加工しろの設定を行い(ステップ15)、この
加工しろ及びステップ12で設定された印刷領域を用い
て用紙サイズを計算し、これをユーザインタフェース画
面に表示する(ステップ16)。次に、設定された印刷
領域及び計算で得られた用紙サイズの領域を示すプレビ
ュー画面を表示する(ステップ17)。
われば、これを設定し(ステップ18)、枠線表示デー
タを作成する(ステップ19)。次に、枠線を示すプレ
ビュー画面を表示する(ステップ20)。
があれば、その給紙装置の設定を行い(ステップ2
1)、この給紙装置に取り付けられている幅のロール紙
を示すプレビュー画面を表示する(ステップ22)。
面内の「OK」ボタンがクリックされると(ステップ2
3)、以上のステップ12,15,18,21で設定さ
れた値を保存し(ステップ24)、終了する。
に、用紙サイズは印刷領域及び加工しろから自動的に計
算されるものであるため、図9に示すように、ユーザイ
ンタフェース画面上で、計算結果としての用紙サイズが
表示され、この用紙サイズをユーザが入力する必要はな
い。
45の実行手順について説明する。ジャーナルドライバ
45は、まず、アプリケーション41から印刷データを
受け取る(ステップ30)。続いて、この印刷データを
イメージデータに変換する(ステップ31)。この際、
ジャーナルドライバ45は、レンダリング処理モジュー
ル44を用いて、レンダリング処理を行うと共に、文字
イメージの生成、イメージデータの解像度変換等を行
う。そして、ジャーナルドライバ45は、ステップ31
で生成したイメージデータをスプールデータとして、ス
プールファイル46に保存する(ステップ32)。
タ49の実行手順について説明する。
ールファイル46からスプールデータを読み込む(ステ
ップ40)。次に、二値化処理モジュール47を用い
て、読み込んだスプールデータとしてのイメージデータ
をCMYK二値化イメージデータに変換する(ステップ
41)。イメージデータの変換が終了すると、ユーザイ
ンタフェース制御モジュール43から印刷領域、用紙サ
イズ及び加工しろを読み込む(ステップ42)。さら
に、給紙装置の情報もユーザインターフェース制御モジ
ュール43から読み込む(ステップ43)。
テップ42で読み込んだ加工しろが給紙装置の最小印刷
不可領域より小さいか否かを判断し、小さいときには、
加工しろを給紙装置の最小印刷不可領域と同じサイズに
設定し直す(ステップ44)。
ップ42で読み込んだ加工しろ、又はステップ44で設
定し直した加工しろを用いて、印刷領域の隅の印刷開始
位置を計算する(ステップ46)。この計算では、図1
1に示すように、給紙装置にロール紙1が装着されてい
る際のロール紙1の右下端、言い換えると、ポスター等
になった時点での左上端を原点(0,0)として、上端
加工しろの寸法をY方向の印刷開始位置Y1とし、左加
工しろの寸法をX方向の印刷開始位置X1とする(ステ
ップ46)。続いて、枠線3の位置を計算する(ステッ
プ47)。この計算では、Y1に印刷領域の高さ及び下
端加工しろの寸法を加えたものを、Y方向の枠線の位置
Y2(=Y1+印刷領域高さ+下端加工しろ)とし、X
1に印刷領域幅及び右加工しろの寸法を加えたものを、
X方向の枠線の位置X2(=X1+印刷領域幅+右加工
しろ)とする。なお、図11においては、用紙2の縁に
当たる部分を枠線3としてすべて実線で描いているが、
枠線は、用紙2の縁の位置を示すものであれば、如何な
るものでもよく、例えば、点線で示すものでも、また、
用紙2の角の位置のみをマーク等で示すものでもよい。
ンド作成モジュール48を用いて、プリンタ30へ送る
コマンドを作成する(ステップ48)。ここでは、ステ
ップ46及び47で求めた印刷開始位置(X1,Y1)
及び枠線の位置として表される用紙サイズ(X2,Y
2)をコマンド化すると共に、ユーザインターフェース
制御モジュール43で枠線有の設定が成されていれば、
枠線の位置(X2,Y2)を用いて枠線描画コマンドを
作成する。さらに、ステップ41で作成されたCMYK
二値化イメージデータもコマンド化する。最後に、ステ
ップ48で作成されたコマンドを出力する(ステップ4
9)。
出力されたコマンドを受信して、このコマンドに従って
プリンタ30の印刷機構部38が、選択された給紙装置
39に装着されているロール紙1の印刷領域4内に目的
のイメージを印刷する。さらに、枠線有が設定されてい
たならば、用紙2の縁に相当する枠線3も印刷する。
び図5に示すフローチャートに従って説明する。
ンタホスト10上で、印刷データを作成するためのアプ
リケーションを起動してから(ステップ50)、図9に
示すユーザインタフェース画面を呼び出して、印刷領域
を設定する(ステップ51)。次に、印刷データとなる
画像・文字データを作成する(ステップ52)。印刷デ
ータの作成が終了すると、プリンタドライバを起動して
から(ステップ53)、再び、図9に示すユーザインタ
フェース画面を呼び出して、加工しろの設定(ステップ
54)、及び、ロール紙の選択、言い換えると、給紙装
置の選択(ステップ55)を行って、印刷開始を指定す
る(ステップ56)。この一連の作業で着目すべき点
は、ステップ52の印刷データを作成する前に、印刷デ
ータの作成に必要な印刷領域の設定(ステップ51)を
行うものの、加工しろ及び用紙サイズの設定を行う必要
がない点、さらに、先に述べたように、用紙サイズが自
動設定されるので、最後まで、用紙サイズを設定する必
要がない点である。なお、ここでは、加工しろの設定
(ステップ54)及び給紙装置の選択(ステップ55)
をプリンタの起動後に行っているが、これらは、最初
に、ユーザインターフェース画面を呼び出した段階で、
印刷領域とともに一度に設定してしまってもよい。
場合には、図5に示すように、まず、アプリケーション
を起動し(ステップ50)、プリンタホストに既存の印
刷データを読み込こませる(ステップ60)。そして、
図9に示すユーザインターフェース画面を呼び出して、
加工しろの設定(ステップ54)及び給紙装置の選択
(ステップ55)を行ってから、印刷開始を指示する
(ステップ56)。なお、この場合においても、加工し
ろの設定(ステップ54)及び給紙装置の選択(ステッ
プ55)をプリンタの起動後に行っているが、既存デー
タの読み込みの時点で、設定してもよい。
タの作成後、加工しろを変えたい場合には、印刷領域、
加工しろ、及び用紙サイズのうち、加工しろのみを再設
定すればよく、従来技術のように、変更したい加工しろ
のサイズを決め、さらに新たな用紙サイズ及び新たな印
刷領域を決めた上で、用紙サイズも印刷領域も設定し直
す必要がなく、非常に簡単に加工しろを変更することが
できる。本実施形態において、以上のような効果が得ら
れるのは、印刷データの作成前には、この印刷データの
作成に必要な印刷領域の設定のみを要求し、加工しろを
独自に設定できるようにしたからである。また、言い換
えると、本来、用紙サイズは、印刷領域の決定、及び加
工しろの決定を行って、初めて決まるものを、従来技術
のように、用紙サイズを先に決めることはせずに、本来
の手順通りに、用紙サイズを決定するようにしたからで
あるとも言える。
のプリンタシステムについて、図10を用いて説明す
る。
に、印刷領域設定部51、印刷データ作成部55、イメ
ージデータ作成部57、出力部58を有している。ま
た、本実施形態のプリンタ30は、機能的に、入力部6
1、加工しろ設定部62、用紙サイズ決定部66、印刷
制御部65、印刷機構部38を有している。すなわち、
本実施形態のプリンタシステムは、第一の実施形態のプ
リンタホスト10が有していた、加工しろ設定部52、
給紙装置選択部53及び用紙サイズ決定部56をプリン
タ30aに移したものである。
ードウェア的構成は、第一の実施形態と同様である。ま
た、プリンタ10aの加工しろ設定部62や用紙サイズ
決定部66等の動作を実現するためのソフトウェアは、
記憶媒体の一種であるROM33内に予めロードされて
いる。但し、このソフトウェアは、メモリカード等の記
憶媒体に記憶しておき、プリンタがこの記憶媒体に記憶
されているプログラムを読み込むことで、得られるよう
にしてもよい。
形態のプリンタホスト10が有していた加工しろ設定部
52等をプリンタ30aに移したものなので、第一の実
施形態と同様の効果を得ることができる。
は、この印刷データの作成に必要な印刷領域の設定のみ
を要求し、加工しろを独自に設定できるようにしている
ので、印刷データの作成後に、加工しろを変更したい場
合には、加工しろのみを設定し直せばよく、印刷領域及
び用紙サイズを設定し直す必要がなく、非常に簡単に加
工しろを変更することができる。
システムの回路ブロック図である。
ホストのソフトウェア構成図である。
システムの機能ブロック図である。
印刷データ作成手順を示すフローチャートである。
加工しろ変更手順を示すフローチャートである。
ンターフェース制御モジュールの実行手順を示すフロー
チャートである。
ルドライバの実行手順を示すフローチャートである。
ジェネレータの実行手順を示すフローチャートである。
ンターフェース画面を示す説明図である。
タシステムの機能ブロック図である。
紙と基板との関係を示す説明図である。
順を示すフローチャートである。
ローチャートである。
Claims (9)
- 【請求項1】 印刷データと共に、該印刷データが印刷
される印刷領域の情報及び用紙サイズの情報をプリンタ
へ出力するプリンタホストにおいて、 前記用紙サイズが未設定の状態で、前記印刷領域を定め
る印刷領域設定手段と、 前記印刷領域内に印刷する前記印刷データを作成する印
刷データ作成手段と、 前記印刷領域の外周縁の外側の上下左右それぞれに設け
る加工しろを、該印刷領域の設定に対して独立して設定
する加工しろ設定手段と、 前記印刷領域設定手段で定められた前記印刷領域のサイ
ズと、前記加工しろ設定手段で定められた前記加工しろ
のサイズとに基づいて、前記用紙サイズを決定する用紙
サイズ決定手段と、 前記印刷領域、前記印刷データ及び前記用紙サイズの情
報を前記プリンタへ出力する出力手段と、 を備えていること特徴とするプリンタホスト。 - 【請求項2】 請求項1に記載のプリンタホストにおい
て、 前記用紙サイズ決定手段で決定された用紙の縁の位置を
求め、該縁の位置を示す枠線の印刷指令を前記出力手段
に与える枠線印刷指令作成手段を備えている、 ことを特徴とするプリンタホスト。 - 【請求項3】 請求項1及び2のいずれか一項に記載の
プリンタホストにおいて、 表示手段と、 前記用紙サイズ決定手段で決定された前記用紙サイズの
領域、及び前記印刷領域設定手段で設定された前記印刷
領域を、前記表示手段にプレビュー画面として表示させ
る表示制御手段と、 を備えていることを特徴とするプリンタホスト。 - 【請求項4】 請求項1から3のいずれか一項に記載の
プリンタホストと、 前記プリンタホストから出力された前記印刷領域、前記
印刷データ及び前記用紙サイズの情報に基づいて、印刷
を行うプリンタと、 を備えていることを特徴とするプリンタシステム。 - 【請求項5】 プリンタホストから送られてきた印刷デ
ータの情報、及び該印刷データが印刷される印刷領域の
情報に基づいて印刷を行うプリンタにおいて、 前記プリンタホストから送られてきた前記印刷領域の外
周縁の外側の上下左右それぞれに設ける加工しろを設定
する加工しろ設定手段と、 前記プリンタホストから送られてきた前記印刷領域のサ
イズと、前記加工しろ設定手段で定められた前記加工し
ろのサイズとに基づいて、前記用紙サイズを決定する用
紙サイズ決定手段と、 前記印刷領域の情報、前記印刷データの情報及び前記用
紙サイズに基づいて、印刷を行う印刷手段と、 を備えていること特徴とするプリンタ。 - 【請求項6】 請求項5に記載のプリンタと、前記プリ
ンタホストとを備え、 前記プリンタホストは、 前記用紙サイズが未設定の状態で、前記印刷領域を定め
る印刷領域設定手段と、 前記印刷領域内に印刷する前記印刷データを作成する印
刷データ作成手段と、 前記印刷領域及び前記印刷データの情報を前記プリンタ
へ出力する出力手段と、 を備えている、 ことを特徴とするプリンタシステム。 - 【請求項7】 印刷データの作成にあたって、該印刷デ
ータが印刷される印刷領域及び用紙サイズを定めるプロ
グラムが記憶されている記憶媒体において、 前記用紙サイズが未設定の状態で、前記印刷領域を定め
る印刷領域設定手順と、 前記印刷領域の外周縁の外側の上下左右それぞれに設け
る加工しろを、該印刷領域の設定に対して独立して設定
する加工しろ設定手順と、 前記印刷領域設定手順で定められた前記印刷領域のサイ
ズと、前記加工しろ設定手順で定められた前記加工しろ
のサイズとに基づいて、前記用紙サイズを決定する用紙
サイズ決定手順と、 を備えていること特徴とするプログラムが記憶されてい
る記憶媒体。 - 【請求項8】 請求項7に記載の記憶媒体において、 前記用紙サイズ決定手順で決定された用紙の縁の位置を
求め、該縁の位置を示す枠線の印刷指令を前記出力手段
に与える枠線印刷指令作成手順を備えている、 ことを特徴とするプログラムが記憶されている記憶媒
体。 - 【請求項9】 プリンタホストから送られてきた印刷領
域の情報に基づいて、用紙サイズを定めるプログラムが
記憶されている記憶媒体において、 前記プリンタホストから送られてきた前記印刷領域の外
周縁の外側の上下左右それぞれに設ける加工しろを設定
する加工しろ設定手順と、 前記プリンタホストから送られてきた前記印刷領域のサ
イズと、前記加工しろ設定手順で定められた前記加工し
ろのサイズとに基づいて、前記用紙サイズを決定する用
紙サイズ決定手順と、 を備えていること特徴とするプログラムが記憶されてい
る記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21249099A JP3365359B2 (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | プリンタホスト、プリンタ、プリンタシステム、及び印刷領域及び用紙サイズを定めるプログラムが記憶されている記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP21249099A JP3365359B2 (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | プリンタホスト、プリンタ、プリンタシステム、及び印刷領域及び用紙サイズを定めるプログラムが記憶されている記憶媒体 |
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