JP3364528B2 - 転写搬送装置 - Google Patents

転写搬送装置

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JP3364528B2 JP09874794A JP9874794A JP3364528B2 JP 3364528 B2 JP3364528 B2 JP 3364528B2 JP 09874794 A JP09874794 A JP 09874794A JP 9874794 A JP9874794 A JP 9874794A JP 3364528 B2 JP3364528 B2 JP 3364528B2
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PPC静電転写方式を
採用するファクシミリ、プリンタ等に適用することので
きる転写搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】PPC静電転写方式を採用するファクシ
ミリ、プリンタ等において、感光体と、駆動ローラと従
動ローラにより張架され所定の電気抵抗値を有する無端
状の転写手段である転写ベルトと、該転写ベルトに電荷
を付与する電荷付与手段と、転写ベルトの表面を清掃す
るクリーニング手段とを備えた転写搬送装置がある。
【0003】図15に、上記転写搬送装置の一例を示
す。図15において、符号100は転写手段としての転
写ベルトを示し、矢印の向きに回動するドラム状の感光
体101に対向して配置されている。転写ベルト100
は駆動ローラ101と従動ローラ102間に支持されて
矢印の向きに回動するようになっており、感光体との対
向部よりも下流位置であって該ベルトの裏側に接するよ
うにして、該ベルトに電荷を付与するための電荷付与手
段としての転写ベイアスローラ103が設けられてい
る。又、従動ローラ102に接するようにして該ベルト
の表面をクリーニングするためのクリーニング手段とし
ての転写クリーニングブレード104が設けられてい
る。
【0004】転写のプロセスは次の通りである。表面に
トナー画像が作られた感光体99が回転移動し、レジス
トローラ105部で待機していた用紙は、該用紙先端部
とトナー画像先端部が転写部で一致するようなタイミン
グで送り出される。
【0005】用紙先端が、感光体と転写ベルトとの当接
部に形成されるニップ部に進入するタイミングに合わせ
て転写バイアスが転写バイアスローラ103に印加さ
れ、転写ベルト上には感光体上のトナーの極性とと逆の
極性の電圧が印加されて転写が行われる。このとき、用
紙は転写ベルトに静電吸着されるため、感光体から分離
され、転写ベルトに乗って搬送される。この用紙は従動
ローラ102の部位にて曲率分離され、図示省略の定着
部へ送られる。
【0006】一方、転写ベルト上に残ったトナーは転写
ベルト下にある転写クリーニングブレード104にてか
き落される。又、感光体上に残ったトナーは感光体クリ
ーニングユニットによりかき落され、次の作像工程に移
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】 .上記転写搬送装置において、転写ベルトのクリーニ
ング性能確保のため、転写クリーニングブレード幅≧転
写ベルト幅とされる。一方、転写搬送装置を構成する構
造体の寸法公差、つまり、加工された物品自体及び物品
の組付けの寸法公差、転写ベルト等の経時劣化、環境変
化等により転写ベルトの蛇行又は片寄りは不可避な現象
として発生する。
【0008】これにより、転写ベルトの端部がクリーニ
ングブレードにかかることから、ブレードめくれを発生
し易くなる。ブレードがめくれると、ブレードが転写ベ
ルトに過剰な力で押圧され、駆動負荷が増大し、駆動系
に多大な損害を与えてしまう。又、めくれることによ
り、転写ベルト表面がクリーニング不良の状態となる。
【0009】
【0010】.クリーニング手段の幅を前記.の問
題を解決すべく、転写ベルトの蛇行範囲内に設定した場
合、転写ベルトの表面全域を清掃できなくなるので、転
写ベルト両端エッジ部近傍はクリーニング不良となるお
それがある。
【0011】例えば、転写ベルト幅を330mm、有効
画像領域幅297mm(A4横幅)とした場合、有効画
像領域幅297mmを完全にクリーニングすれば問題な
いのではないかという設定もできるが、しかしながら、
実際は、ブレード幅を297mmに設定すると、有効画
像領域幅の両外側に飛散したトナーが転写ベルトの幅方
向の両端部に付着し、再び飛散してファクシミリ、プリ
ンタ等の機内を汚染してしまう。
【0012】又は、上記転写搬送装置において、転写ベ
ルト上の未クリーニング領域、言い換えれば、転写ベル
ト端部に飛散するトナーは、転写ベルト部で紙詰まり、
所謂、ジャムを発生したとき、これを復旧するため機内
に突っ込まれるユーザーの手や衣服を汚したり、密閉さ
れた機内に再度飛散トナーが浮遊し、機内を汚したりす
る虞がある。
【0013】このため、転写ベルト表面は全域にわたり
クリーニングすることが望ましい。とはいっても、非画
像域でのクリーニングの目的は飛散トナーの防止、ジャ
ム除去時の手、衣服の汚れ等の防止であるから、有効画
像領域(297mm)でのクリーニング性能は要求され
ず、ブレードめくれが発生しない程度での、クリーニン
グ性が要求される。
【0014】これより、請求項乃至請求項の発明で
、ジャム処理に際し、機内に突っ込まれるユーザーの
手や衣服を汚さない転写搬送装置を提供することを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、次のように構成した。 (1).感光体と、駆動ローラにより張架され所定の電
気抵抗値を有する無端状の転写手段と、この転写手段に
電荷を付与する電荷付与手段と、転写手段の表面を清掃
するクリーニング手段とを備えた転写搬送装置におい
て、上記クリーニング手段は、上記転写手段の張架方向
と直交する方向の幅が、上記転写手段の幅以下である第
1のクリーンニング部材と、該第1のクリーニング部材
の少なくとも一方の端部側に設けられ、その端部が上記
第1のクリーニング部材の端部よりも外側に突出し、上
記転写手段に対して上記第1のクリーニング部材とは異
なる状態で当接する第2のクリーニング部材からなり、
上記第2のクリーニング部材は上記第1のクリーニング
部材と別の材料で構成され、上記第1のクリーニング部
材よりも硬度が高い、或いは摩擦係数が低くした(請求
項1)。 (2).上記第1のクリーニング部材は上記転写手段に
対してカウンター状態で当接し、上記第2のクリーニン
グ部材は上記転写手段に対してトレーリング状態で当接
することとした(請求項2)。 (3).上記第2のクリーニング部材は上記第1のクリ
ーニング部材に対し独立して取外し可能とした(請求項
3)。 (4).上記第2のクリーニング部材は上記第1のクリ
ーニング部材よりも上記転写手段に対する当接角度或い
は当接圧力の少なくとも1つを小さくした(請求項
4)
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【作用】請求項1〜4の発明では、クリーニング手段と
しての転写クリーニングブレードが、主として画像部の
クリーニングを行う第1のクリーニング部材と、該第1
のクリーニング部材の両側に位置して主として非画像域
のクリーニングを行う第2のクリーニングブレードを設
けることで、ジャム処理時に衣服等が触れやすい第2の
ブレードについては、容易に着脱自在の構成とすること
が可能となる。
【0023】
【0024】
【実施例】
(1).請求項1に対応する説明 図2は本発明にかかる転写搬送装置の構成を説明したも
ので、本発明の特徴部分以外の構成は図15に示した転
写搬送装置に準じている。図2において、転写ベルト3
は駆動ローラ1と従動ローラ2により張架されている。
図1に駆動ローラ1の正面図、図4に従動ローラ2の正
面図をそれぞれ示す。
【0025】図3に模視的に示すように、一般に、無端
状のベルト3’を支持するローラ2’の形状を太鼓状に
すると、ベルト3’は回動中に径の大きい中央部に寄ろ
うとする性質があり、走行上の安定を保つことができ
る。この性質を利用すべく、図4に示すように本例の従
動ローラ2についても、端部をテーパ状にして走行中の
安定性を保つようにしている。
【0026】しかしながら、完全に中央で走行が保たれ
ているわけではなく、駆動ローラ1と従動ローラ2との
間の平行度や転写ベルト3の円筒度等の寸法差によっ
て、部品ごとのばらつきが生じ、転写ベルト3中央より
若干、前又は後に片寄った状態で安定し、走行する。
【0027】そこで、図2に示すようにクリーニングブ
レード4の先端部をベルトの回動方向上、上流側に向け
て接する配置とする所謂、カウンタークリーニングブレ
ード方式(図5参照。図中、符号Jは支点軸を示す。)
により転写ベルト表面をクリーニングする場合、予め、
このクリーニングブレード4の幅を有効画像領域幅を覆
いかつ、転写ベルト3の蛇行範囲内にあるよう設定し、
転写ベルト3が片寄りを起こしてもベルト端部がブレー
ドエッジ部にかからないようにしてある。
【0028】本例では図1に示す通り、転写手段たる転
写ベルト3の張架方向と直交する方向のクリーニングブ
レード4の幅(W)を、感光体の有効画像領域幅(b1
=297mm=A4サイズの横幅)以上とすると共に、
転写ベルトの張架方向と直交する方向の幅(F=330
mm)から上記転写ベルトの張架方向と直交する方向の
転写ベルトの蛇行幅(b2×2=10mm×2=20m
m)を差し引いた寸法(330mm−20mm=310
mm)以下、つまり、本例ではW=306mmに設定し
ている。本例では転写ベルトの幅を(F=330mm)
とし、W≦F−b2×2の条件を満足している。
【0029】本例では、クリーニングブレードの幅を転
写ベルトの蛇行範囲内に設定しているので、転写ベルト
が走行中に片寄りを起こしても、転写ベルトの端部がク
リーニングブレードのエッジにかかることがなく、ブレ
ードめくれが発生しないので、ブレードめくれに伴う駆
動負荷の増大、駆動系の損傷等の問題は生じなくなる。
又、めくれる事により生じたクリーニング不良も解消さ
れる。
【0030】(2).請求項1、2、4に対応する例 本例では、図6、図7に示すように、上記の例で、幅寸
法W=306mmを有する第1のクリーニング部材とし
てのクリーニングブレード4の両端部に、第2のクリー
ニング部材としての端部クリーニングブレード5−a、
5−bを装着している。これら端部クリーニングブレー
ド5−a、5−bの端部はクリーニングブレード4の端
部よりも外側に突出している。
【0031】ここで、端部クリーニングブレード5−
a,5−bの各幅b3は転写ベルトの蛇行幅20mmよ
りも大きい24mmとしており、転写ベルト3が±10
mm蛇行しても転写ベルト端部エッジ部が当該端部クリ
ーニングブレード5−a,5−bから外れないようにし
ている。クリーニングブレード4と各端部クリーニング
ブレード5−a,5−b間には、ブレード同士の重なり
合いを防止するため、0〜0.5mmの隙間(Δt)を
設けている。
【0032】これら、端部クリーニングブレード5−
a,5−bは、クリーニング量の少ない領域での補助的
クリーニングに供するもので、クリーニングブレード4
と同じ材質の材料、ウレタンゴムを使用しており、転写
ベルト3の端部にかかることからブレードめくれを防止
するべく、図8に示すように、第1のクリーニング部材
としてのクリーニングブレード4に比べ、当接角度をね
かせた状態で当接するように設定する。或いは、図9に
示すように、クリーニングブレード4の場合に比べて、
圧縮スプリング6の押圧力を弱くした状態で当接するよ
うにする。
【0033】このように、第2のクリーニング部材を当
接角度をねかせた条件としたり、押圧角度を弱めたりす
る条件設定を選択した場合には、第1のクリーニング部
材と同じ材質のものを第2のクリーニング部材に適用で
きる。これにより、ブレードめくれを発生させずに、ク
リーニングを行うことができる。
【0034】当接角度θについては、図13に示すよう
に、端部クリーニングブレード5−a(5−b)は、接
線に対し好ましくはθ=4°〜16°、最適な角度とし
てはθ=10°としている。この場合、クリーニングブ
レード4については図示してないが、接線に対し20°
の傾きを与えているものとする。
【0035】その他、図10、図11に示すように、端
部クリーニングブレード7−a,7−bの先端部を転写
ベルトの回動方向の下流側に向かう状態に設定する、所
謂、トレーリングクリーニングブレード方式(図5参
照)を採用する。図10、図11において、端部クリー
ニングブレード以外の部分の構成は図6、図7に示した
構成と同じとする。
【0036】本例及び、以下に説明する(3)〜(4)
の例によれば、クリーニングブレード4の両端部或いは
少なくとの一端側に画像領域内のクリーニング条件とは
異なる条件で転写ベルト表面をクリーニングする第2の
クリーニング部材を設けているので、転写ベルトの表面
全域を清掃できる。
【0037】図示の例では、転写ベルト3の幅方向両端
部にそれぞれ、端部クリーニングブレード7−a,7−
bをそれぞれ設けているが、ジャム処理時のユーザーの
手等の汚れ防止、ユーザーの手等の接触によるトナー飛
散の解消の点では、必ずしも両端に設ける必要はなく、
最低限、ジャムした転写紙をユーザーが除去する際に転
写ベルト手前側端部でユーザーの手や衣服を汚すことが
なければよいので、上記除去側に相当する、少なくと
も、装置本体の前面、つまり、図中に<手前>と表示し
た側に設けることで十分である。<奥側>には必ずしも
設けなくとも、トナー飛散を低減できる利点がある。
【0038】(3).請求項に対する対応する説明 本例では、図6、図7に示したブレードの構成を前提と
して、図12に示すように、クリーニングブレード4と
は別部材として端部クリーニングブレード5−a,5−
b(或いは7−a、7−b)を設け、かつ、これら端部
クリーニングブレードを転写搬送装置本体7に対してね
じ8により独立して取付け取外し自在としている。よっ
て、交換自在でもある。
【0039】実験によれば、クリーニングブレード4は
約12万枚の通紙により摩耗が激しくなり、クリーニン
グ不良が発生し、転写紙の裏汚れが発生している。これ
に対し、端部クリーニングブレード5−a,5−b(或
いは7−a,7−b)については、有効画像領域幅の外
にあるため、紙の裏汚れという品質上の問題はなく、ト
ナーの飛散が生じるまでの汚れに至るまでやジャム除去
時に手に汚れが生じるに至るまでには、12万枚以上ま
で交換は必要ないことが確認された。このように、各ク
リーニングブレードは交換の時期が異なるが、それぞれ
必要な時期に独立して交換自在であり、経済的である。
【0040】図示の例では、転写ベルト3の幅方向両端
部にそれぞれ、端部クリーニングブレード7−a,7−
bをそれぞれ設けているが、必ずしも両端に設ける必要
はなく、最低限、ジャムした転写紙をユーザーが除去す
る際に転写ベルト手前側端部でユーザーの手や衣服を汚
すことがなければよいので、上記除去側に相当する、少
なくとも、装置本体の前面、つまり、図中に<手前>と
表示した側に設けることで十分である。<奥側>には必
ずしも設けなくともトナー飛散を低減することができ
る。
【0041】(4).請求項に対応する説明 前記例における端部クリーニングブレード5−a、b或
いは7−a,bの材料特性は、クリーニングブレード4
に比べ、硬度の高いもの、又は摩擦係数の低いものを使
用する。通常、クリーニングブレード4としては硬度が
65°〜70°のウレタンゴムを使用しているので、好
ましくは75°〜80°、最適硬度としては77°のウ
レタンゴムを使用する。
【0042】又、摩擦係数に関しては、クリーニングブ
レード4の摩擦係数を1.0以下とするとき、端部クリ
ーニングブレード7−a,7−bについては、好ましく
は0.5から0.8、最適の値としては、0.8とす
る。材料としては、ウレタンゴムに離形材として、フッ
素、カイナー等を混合した成形したものを使用する。
【0043】第2のクリーニング部材としては、図14
に示すように、前記例における端部クリーニング部材5
−a、b或いは7−a、bに代えて、回転ブラシ9−
a,bを設けることもできる。これら回転ブラシを使用
した場合には、ブレードめくれの問題は生じないばかり
か、経時劣化の点についてもブレードの場合に比べ飛躍
的に長期わたりクリーニング性能を維持できる利点があ
る。
【0044】該回転ブラシの場合、トナーの極性を
(+)とすると、この回転ブラシには−4kv前後のバ
イアス電圧を印加したとき、トナーを転写ベルト3より
回収することができた。これら回転ブラシの外周部に
は、不動部材に固定されたフリッカーバー10−a、b
を当接させてトナーをかき取るようにしている。
【0045】このように、本例では、第2のクリーニン
グ部材として、第1のクリーニング部材とは別の材料で
構成し、材料特性を第1のクリーニング部材とは異なる
ものにしてベルトめくれの生じにくい条件設定をしてい
るので、ベルトめくれを生ずることなく、所期のクリー
ニング性能を達成できる。
【0046】図示の例では、転写ベルト3の幅方向両端
部にそれぞれ、第2のクリーニング部材を設けている
が、必ずしも両端に設ける必要はなく、最低限、ジャム
した転写紙をユーザーが除去する際に転写ベルト手前側
端部でユーザーの手や衣服を汚すことがなければよいの
で、上記除去側に相当する、少なくとも、装置本体の前
面、つまり、図中に<手前>と表示した側に設けること
で十分である。<奥側>には必ずしも設けなくとも、ト
ナー飛散を低減することができる。
【0047】
【発明の効果】請求項〜請求項の発明では、ブレー
ドめくれや、ジャム処理に際しての、機内に突っ込まれ
るユーザーの手や衣服がブレードに接触することによる
汚れ、トナー飛散等を解消し得る。
【0048】
【図面の簡単な説明】
【図1】写搬送装置の寸法関係を説明した駆動ローラ
部の正面図である。
【図2】写搬送装置の斜視図である。
【図3】ベルトの片寄り防止の一般的な手法を説明した
図である。
【図4】従動ローラの両端側をテーパ状に構成した例を
説明した該ローラ部の正面図である。
【図5】ブレードの転写ベルト対する当接方式を例示し
た説明図である。
【図6】写搬送装置の斜視図である。
【図7】写装置の駆動ローラ部の正面図である。
【図8】第2のクリーニング部材の転写ベルトに対する
当接方法を説明した図である。
【図9】第2のクリーニング部材の転写ベルトに対する
当接力を調整する方法を説明した図である。
【図10】写搬送装置の斜視図である。
【図11】写装置の駆動ローラ部の正面図である。
【図12】第2のクリーニング部材を第1のクリーニン
グ部材とは独立して本体に対して取付け取外し自在をし
たことを例示した要部の斜視部である。
【図13】第2のクリーニング部材の転写ベルトに対す
る当接角度を説明した図である。
【図14】第2のクリーニング部材として、回転ブラシ
を使用した場合の説明図である。
【図15】本発明に適用可能な転写搬送装置の要部構成
を説明した正面図である。
【符号の説明】
1 駆動ローラ 2 従動ローラ 3 (転写手段としての)転写ベルト 4 (クリーニング手段、第1のクリーニング部材と
しての)クリーニングブレード 5−a (第2のクリーニンブ部材としての)端部クリ
ーニングブレード 5−b (第2のクリーニンブ部材としての)端部クリ
ーニングブレード 7−a (第2のクリーニンブ部材としての)端部クリ
ーニングブレード 7−b (第2のクリーニンブ部材としての)端部クリ
ーニングブレード 9−a (第2のクリーニンブ部材としての)回転ブラ
シ 9−b (第2のクリーニンブ部材としての)回転ブラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原沢 祐子 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株 式会社リコー内 (72)発明者 石井 宏一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 平2−157769(JP,A) 特開 平3−291685(JP,A) 特開 平2−106780(JP,A) 実開 昭57−72455(JP,U) 実開 平2−13262(JP,U) 実開 昭62−146182(JP,U) 実開 平1−73868(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/16 - 15/16 103 G03G 21/10 - 21/12

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体と、駆動ローラにより張架され所定
    の電気抵抗値を有する無端状の転写手段と、この転写手
    段に電荷を付与する電荷付与手段と、転写手段の表面を
    清掃するクリーニング手段とを備えた転写搬送装置にお
    いて、 上記クリーニング手段は、上記転写手段の張架方向と直
    交する方向の幅が、上記転写手段の幅以下である第1の
    クリーンニング部材と、該第1のクリーニング部材の少
    なくとも一方の端部側に設けられ、その端部が上記第1
    のクリーニング部材の端部よりも外側に突出し、上記転
    写手段に対して上記第1のクリーニング部材とは異なる
    状態で当接する第2のクリーニング部材からなり、上記
    第2のクリーニング部材は上記第1のクリーニング部材
    と別の材料で構成され、上記第1のクリーニング部材よ
    りも硬度が高い、或いは摩擦係数が低い、 ことを特徴と
    する転写搬送装置。
  2. 【請求項2】上記第1のクリーニング部材は上記転写手
    段に対してカウンター状態で当接し、上記第2のクリー
    ニング部材は上記転写手段に対してトレーリング状態で
    当接することを特徴とする請求項記載の転写搬送装
    置。
  3. 【請求項3】上記第2のクリーニング部材は上記第1の
    クリーニング部材に対し独立して取外し可能であること
    を特徴とする請求項記載の転写搬送装置。
  4. 【請求項4】上記第2のクリーニング部材は上記第1の
    クリーニング部材よりも上記転写手段に対する当接角度
    或いは当接圧力の少なくとも1つが小さいことを特徴と
    する請求項記載の転写搬送装置。
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