JP3363603B2 - 格子型ネットワークシステム及びノード間接続装置 - Google Patents

格子型ネットワークシステム及びノード間接続装置

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JP3363603B2
JP3363603B2 JP19147194A JP19147194A JP3363603B2 JP 3363603 B2 JP3363603 B2 JP 3363603B2 JP 19147194 A JP19147194 A JP 19147194A JP 19147194 A JP19147194 A JP 19147194A JP 3363603 B2 JP3363603 B2 JP 3363603B2
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正幸 鹿嶋
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  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は格子型ネットワークシス
テム及びノード間接続装置に関し、例えば、2次元格子
型光ネットワークシステム及びそのノード間接続装置に
適用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高速、大規模化に適したパケット
通信用の光ネットワークシステムとして、2次元格子型
ネットワークシステムが注目されている。
【0003】ここで、格子型ネットワークシステムと
は、複数のノードを格子状(2次元格子状)に配列して
各行及び各列毎にグループ化し、同じグループに属する
任意の2つのノード間では1ホップでパケットを転送
し、異なるグループに属する任意の2つのノード間では
両者が属する2つのグループの交点に位置するノードを
介して2ホップで転送することができるように構成され
たシステムである。
【0004】このような格子型ネットワークシステムと
しては、例えば、次の文献の図6に記載されたシステム
がある。
【0005】文献:『 Bo Li and Aura Ganz、「Virtua
l Topologies for WDM Star LANs- The Regular Struct
ures Approach」、IEEE INFOCOM'92 9B.3.1-9B.3.10』 この文献の図6に記載された格子型ネットワークシステ
ムは、論理的には格子型ではあるが、物理的には、1つ
のスターカプラ(ノード間接続装置)を介して、同じグ
ループに属する任意の2つのノードを接続する方式が採
用されている。すなわち、同じグループに属する任意の
2つのノード間の通信には、スターカプラ(ノード間接
続装置)が介在するようになされている。
【0006】ここで、全てのノードの送信波長を1つの
スターカプラで波長多重(周波数多重)する方式が採用
されている。このため、このネットワークシステムにお
いては、パケット送信波長(パケット送信周波数)の割
り付け方式としては、全てのノード(格子座標)に異な
る波長を割り付ける方式が採用されている。また、この
ネットワークシステムにおいては、パケットのアドレッ
シング方式(パケットの宛先を規定する方式)として、
各パケットをその宛先に応じた波長で送信する方式が採
用されている。
【0007】言い換えると、送信ノードは、当該送信ノ
ードと、同一グループの受信ノードとの組み合わせ数だ
けのパケット送信波長を多重して送信し、しかも、各送
信ノードのその数のパケット送信波長も異なっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ここで、N×N(N行
N列)の従来の格子型ネットワークシステムを考えた場
合、各ノードは自己が属する行グループの他のノードへ
の送信波長としてN−1種類を有し、また、自己が属す
る列グループの他のノードへの送信波長としてN−1種
類を有し、結局、送信波長として2×(N−1)種類有
する。各ノード毎に、送信波長は異なるので、ネットワ
ークシステム全体としては、2×(N−1)×N×N種
類の送信波長が存在し、スターカプラにおける波長多重
度は、2×(N−1)×N×Nとなる。また、各ノード
は、2×(N−1)×N×N種類の波長が多重された多
重信号から、自己が属する行グループの他のノードから
のN−1種類の送信波長成分と、自己が属する列グルー
プの他のノードからのN−1種類の送信波長成分とを弁
別しなければならない。
【0009】すなわち、各ノードには、2×(N−1)
種類の波長についての送信構成と受信構成が必要とな
る。その結果、ネットワークシステムの規模を大きくし
ようとすると、各ノードのハードウェア量が大きくなる
ため、大規模化が難しいという問題があった。
【0010】また、格子状配置を再構成する場合におい
て、所属するグループが変化したノードにおいては、送
受信する信号の波長が変更されるため、その送信構成や
受信構成を一部変更しなければならないという問題があ
った。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、第1の本発明においては、複数のノードを2次元格
子状に配列し、各ノードをそれぞれ各行毎又は各列毎に
グループ化し、その同一行又は同一列グループに属する
ノード間の光通信を、ノード間接続装置を介して行なう
格子型ネットワークシステムにおいて、以下のようにし
た。
【0012】すなわち、各ノードは、同一行又は同一列
グループ内でそれぞれ異なる所定の送信波長を割り当て
られ、その送信波長毎で更にグループ化されており、ノ
ード間接続装置は、同一行グループ内で接続する場合
に、各ノードからの送信光信号を各送信波長グループ別
で受け取り、各ノードが属する行グループ毎に多重化信
号を形成して、その多重化信号を各ノードが属する行グ
ループの各ノードに各送信波長グループ別で与えるもの
であって、各送信波長グループ別で各行グループ毎の信
号内部経路が固定的に設定されている行側接続手段と、
同一列グループ内で接続する場合に、各ノードからの送
信光信号を各送信波長グループ別で受け取り、各ノード
が属する列グループ毎に多重化信号を形成して、その多
重化信号を各ノードが属する列グループの各ノードに各
送信波長グループ別で与えるものであって、各送信波長
グループ別で各列グループ毎の信号内部経路が固定的に
設定されている列側接続手段とを備え、行側接続手段、
及び又は、列側接続手段が、各送信波長グループ別で各
行及び又は各列グループ毎の信号内部経路を切り替え
て、信号内部経路に対応するノードの論理的な配置を変
更する。
【0013】また、第2の本発明においては、複数のノ
ード間で信号を伝送するためにこれら複数のノードを接
続するノード間接続装置を、以下の各手段を備えるよう
に構成した。
【0014】すなわち、同一行グループ内で接続する場
合に、各ノードからの送信光信号を各送信波長グループ
別で受け取り、それら各送信光信号をそれぞれ固定的に
設定された内部経路を介して、各ノードが属する行グル
ープに振り分ける行側光信号振分け部と、各行グループ
毎に振り分けられた送信光信号を各行グループ毎に多重
化する多重化部と、多重化部から分配された各行グルー
プ毎の多重化信号を、各送信波長グループ毎で受け取
り、それら多重化信号をそれぞれ固定的に設定された内
部経路を介して、各ノードが属する行グループの各ノー
ドに分配する行側光信号分配部とを有する行側接続装置
と、同一列グループ内で接続する場合に、各ノードから
の送信光信号を各送信波長グループ別で受け取り、それ
ら各送信光信号をそれぞれ固定的に設定された内部経路
を介して、各ノードが属する列グループに振り分ける列
側光信号振分け部と、各列グループ毎に振り分けられた
送信光信号を各列グループ毎に多重化する多重化部と、
多重化部から分配された各列グループ毎の多重化信号
を、各送信波長グループ毎で受け取り、それら多重化信
号をそれぞれ固定的に設定された内部経路を介して、各
ノードが属する列グループの各ノードに分配する列側光
信号分配部とを有する列側接続装置とを備える。
【0015】
【作用】第1の本発明の格子型ネットワークシステムに
おいて、各ノードは、同一行又は同一列グループ内でそ
れぞれ異なる所定の送信波長を割り当てられ、その送信
波長毎で更にグループ化されており、ノード間接続装置
は、行側接続手段と列側接続手段とを有しており、行側
接続手段が、同一行グループ内で接続する場合に、各ノ
ードからの送信光信号を各送信波長グループ別で受け取
り、各ノードが属する行グループ毎に多重化信号を形成
して、その多重化信号を各ノードが属する行グループの
各ノードに各送信波長グループ別で与えるものであっ
て、各送信波長グループ別で各行グループ毎の信号内部
経路が固定的に設定されており、列側接続手段が、同一
列グループ内で接続する場合に、各ノードからの送信光
信号を各送信波長グループ別で受け取り、各ノードが属
する列グループ毎に多重化信号を形成して、その多重化
信号を各ノードが属する列グループの各ノードに各送信
波長グループ別で与えるものであって、各送信波長グル
ープ別で各列グループ毎の信号内部経路が固定的に設定
されており、行側接続手段、及び又は、列側接続手段
が、各送信波長グループ別で各行及び又は各列グループ
毎の信号内部経路を切り替えて、信号内部経路に対応す
るノードの論理的な配置を変更する。
【0016】
【0017】一送信波長でもグループ化させており、
ノード間接続装置の入出力を、この同一送信波長グルー
プを単位に行なっているので、ネットワークシステムの
論理的配置を再構成する場合において、同一送信波長
有するノード間の位置を変更するようにすれば、ノード
内構成を変更させることなく(送信波長及び受信波長
変更する必要がなく)、ノード間接続装置の行側接続手
及び列側接続手段の構成を変更することで再構成を実
現できる。
【0018】第2の本発明はノード間接続装置単独の発
明であり、作用は第1の本発明におけるノード間接続装
置と同様である。
【0019】
【実施例】以下、本発明を、3×3の格子型光ネットワ
ークシステム及びそのノード間接続装置に適用した一実
施例を図面を参照しながら詳述する。
【0020】(A)実施例の構成 (A-1) 論理的配置及び波長の割当て まず、この実施例のネットワークシステムにおけるノー
ドの論理的配置及び送信波長の割当てについて、図2を
参照しながら説明する。
【0021】計9個のノードND−1〜ND−9は、論
理的には、図2に示すように、3×3の格子状に配置さ
れている。各ノードND−1、…、ND−9はそれぞ
れ、いずれかの行グループRG1、RG2、RG3に属
し、かつ、いずれかの列グループCG1、CG2、CG
3に属している。1回の通信(1ホップ)では、同一行
グループRG1、RG2、RG3内、又は、同一列グル
ープCG1、CG2、CG3内の2個のノード間でのみ
通信できるようになされている。従って、行グループR
G1、RG2、RG3も列グループCG1、CG2、C
G3も異なる2個のノード間では、両ノードのそれぞれ
に対して行グループ又は列グループが共通の中継ノード
を介した2回の通信(2ホップ)で通信を実行するよう
になされている。
【0022】この実施例では、ネットワークシステム全
体として、送信波長はλ1、λ2、λ3の3種類である
(なお、N×Nの場合にはN種類である)。すなわち、
行グループRG1、RG2、RG3での通信に使用する
送信波長も、列グループCG1、CG2、CG3での通
信に使用する送信波長も同じ3種類のλ1、λ2、λ3
になされている。
【0023】各ノードND−1、…、ND−9には、図
2に示すように、1種類の送信波長λ1、λ2又はλ3
が割り当てられており、自ノードが属する行グループの
他のノードに送信(中継送信を含む)するときにも、自
ノードが属する列グループの他のノードに送信(中継送
信を含む)するときにも、割り当てられているその送信
波長を用いる。
【0024】また、図2に示すように、同一行グループ
内のノードの割り当て送信波長が異なり、かつ、同一列
グループ内のノードの割り当て送信波長が異なるよう
に、各ノードND−1、…、ND−9の送信波長が定め
られている。
【0025】(A-2) ノード間の接続構成 次に、この実施例の格子型ネットワークシステムにおけ
るノードの物理的な接続構成及びノード間接続装置の詳
細構成について説明する。図1は、この実施例のネット
ワークシステムにおける行側又は列側のノード間接続装
置の内部詳細構成を示すブロック図である。なお、以下
の説明において、行側又は列側を区別させる場合におい
ては、図1に示した符号の末尾に行側のときに「R」を
列側のときに「C」を付与する。
【0026】論理的には、図2に示すように、3×3の
格子型に配置されている計9個のノードND−1〜ND
−9は、後述するように、同一行グループRG1、RG
2、RG3内での通信用の入出力端子及び同一列グルー
プCG1、CG2、CG3内での通信用の入出力端子を
備えている。また、ノード間接続装置も、行側のノード
間接続装置10Rと列側のノード間接続装置10Cとが
ある。
【0027】各ノードND−1、…、ND−9の同一行
グループRG1、RG2、RG3内での通信用の入出力
端子は、行側のノード間接続装置10Rに接続され、各
ノードND−1、…、ND−9の同一列グループCG
1、CG2、CG3内での通信用の入出力端子は、列側
のノード間接続装置10Cに接続される。
【0028】行側のノード間接続装置10Rと列側のノ
ード間接続装置10Cは、図1に示す同一構成を有す
る。ノード間接続装置10(10R又は10C)は、入
力端子100〜108、入力側光スイッチ109〜11
1、スターカプラ112〜114、出力側光スイッチ1
15〜117及び出力端子118〜126で構成されて
いる。
【0029】各入力側光スイッチ(信号振分け手段)1
09、110、111は、3個のノードからの送信光信
号(パケット信号)を複数のグループに振り分けていず
れかのスターカプラ112、113、114に出力する
ものである。各入力側光スイッチ109、110、11
1はそれぞれ、同一の送信波長が割当てられている3個
のノードからの送信光信号を振り分けるものである。す
なわち、入力側光スイッチ109は、波長λ1が割り付
けられているノードND1、ND5及びND9の送信光
信号を振分け、入力側光スイッチ110は、波長λ2が
割り付けられているノードND2、ND6及びND7の
送信光信号を振分け、入力側光スイッチ111は、波長
λ3が割り付けられているノードND3、ND4及びN
D8の送信光信号を振分ける。
【0030】各スターカプラ(周波数多重手段)11
2、113、114はそれぞれ、振り分けられた送信光
信号を周波数多重(波長多重)し、全ての出力側光スイ
ッチ115〜117に出力するものである。各スターカ
プラ(周波数多重手段)112、…、114は、行グル
ープ又は列グループに対応している。ノード間接続装置
10が行側のノード間接続装置10Rであれば、スター
カプラ112(112R)は第1の行グループRG1に
対応し、スターカプラ113(113R)は第2の行グ
ループRG2に対応し、スターカプラ114(114
R)は第3の行グループRG3に対応する。また、ノー
ド間接続装置10が列側のノード間接続装置10Cであ
れば、スターカプラ112(112C)は第1の列グル
ープCG1に対応し、スターカプラ113(113C)
は第2の列グループCG2に対応し、スターカプラ11
4(114C)は第3の列グループCG3に対応する。
【0031】各出力側光スイッチ(信号分配手段)11
5、116、117は、スターカプラ112、113、
114によって、各グループで周波数多重された信号を
各ノードND−1、…、ND−9に分配するものであ
る。各出力側光スイッチ115、116、117はそれ
ぞれ、同一の送信波長が割当てられている3個のノード
へ周波数多重信号を送出する。すなわち、出力側光スイ
ッチ115は、波長λ1が割り付けられているノードN
D1、ND5及びND9へ周波数多重信号を送出し、出
力側光スイッチ116は、波長λ2が割り付けられてい
るノードND2、ND6及びND7へ周波数多重信号を
送出し、出力側光スイッチ117は、波長λ3が割り付
けられているノードND3、ND4及びND8へ周波数
多重信号を送出する。
【0032】従って、行側のノード間接続装置10Rに
おける各光スイッチ109R、…、111R、115
R、…、117Rの状態は、図3(A)に示す通りであ
り、列側のノード間接続装置10Cにおける各光スイッ
チ109C、…、111C、115C、…、117Cの
状態は、図3(B)に示す通りである。
【0033】図4は、発信ノードから宛先ノードへパケ
ット信号が伝送される経路を示したブロック図である。
【0034】各ノードND−1、…、ND−9からのパ
ケット信号は、行側ノード間接続装置10R又は列側ノ
ード間接続装置10Cを介して他ノードND−1、…、
ND−9に伝送される。ここで、発信ノードから宛先ノ
ードへの通信が同一グループ内での通信(1ホップ通
信)であれば、受信した他ノードND−1、…、ND−
9がパケット信号を取込む。一方、発信ノードから宛先
ノードへの通信が異なるグループ間での通信(2ホップ
通信)であれば、受信した他ノードND−1、…、ND
−9は中継ノードとして、受信したパケット信号を列側
ノード間接続装置10C又は行側ノード間接続装置10
Rに送信し、この列側ノード間接続装置10C又は行側
ノード間接続装置10Rを介してさらに他のノードND
−1、…、ND−9にパケット信号が送信され、これに
より宛先ノードがパケット信号を取込む。
【0035】(A-3) ノードの内部構成 次に、この実施例におけるノードの内部詳細構成を説明
する。ここで、図5が、ノードの内部詳細構成を示すブ
ロック図である。なお、図5において符号末尾が「R」
のものは行側要素を表し、符号末尾が「C」のものは列
側要素を表し、「R」も「C」も付与されていないもの
は行側及び列側での共通要素を表している。
【0036】各ノードND−1、…、ND−9は、波長
成分を考慮に入れなければ図5に示す同一構成を有す
る。また、行側と列側とで同様な構成を有する。
【0037】図5において、ノードND(ND−1〜N
D−9)は、入力端子301R、301C、カプラ30
2R、302C、固定波長フィルタ303R、304
R、303C、304C、光/電気変換回路(O/E)
305R、306R、305C、306C、パケット処
理部307、固定波長レーザダイオード(LD)308
R、308C、及び、出力端子309R、309Cで構
成されている。
【0038】ここで、入力端子301R、301Cから
パケット処理部307までの処理構成がパケット受信手
段を構成しており、パケット処理部307から出力端子
309R、309Cまでの処理構成がパケット送信手段
を構成している。
【0039】各カプラ302R、302Cは、対応する
行側又は列側のノード間接続装置10R又は10Cから
の周波数多重信号を、対応する2個のフィルタ303R
及び304R、又は、303C及び304Cに分配する
ものである。
【0040】行側の2個のフィルタ303R及び304
Rはそれぞれ、自ノードが属する行グループの他の2個
のノードに割当てられている波長成分を周波数多重信号
(波長多重信号)から分離抽出するするものである。同
様に、列側の2個のフィルタ303C及び304Cはそ
れぞれ、自ノードが属する列グループの他の2個のノー
ドに割当てられている波長成分を周波数多重信号(波長
多重信号)から分離抽出するするものである。例えば、
当該ノードがノードND−1であれば、行側の2個のフ
ィルタ303R及び304Rはそれぞれ、ノードND−
2に割当てられている波長成分λ2とノードND−3に
割当てられている波長成分λ3とを分離抽出し、列側の
2個のフィルタ303C及び304Cはそれぞれ、ノー
ドND−4に割当てられている波長成分λ3とノードN
D−7に割当てられている波長成分λ2とを分離抽出す
る。
【0041】各光/電気変換回路305R、306R、
305C、306Cはそれぞれ、対応するフィルタ30
3R、304R、303C、304Cからの光信号を電
気信号に変換して共通のパケット処理部307に出力す
るものである。
【0042】ここで、ノード間では、図6に示す構成の
パケットを用いて通信するようになされている。すなわ
ち、宛先ノードを指示する宛先アドレス及び発信ノード
を指示する発信アドレスがヘッダ部に挿入され、送信デ
ータが情報部に挿入されているパケットを用いて通信す
るようになされている。
【0043】パケット処理部307は、受信したパケッ
トの宛先アドレスに基づいて、自ノード宛てのパケット
か、自ノードが中継するパケットか等を判別する。パケ
ット処理部307は、受信パケットが自ノード宛てのパ
ケットの場合には受信バッファに格納し、中継するパケ
ットの場合には、固定波長レーザダイオード308R又
は308Cに出力する。なお、パケット処理部307
は、行側の光/電気変換回路305R、306Rからの
パケットを中継する場合には列側の固定波長レーザダイ
オード308Cに出力し、列側の光/電気変換回路30
5C、306Cからのパケットを中継する場合には行側
の固定波長レーザダイオード308Rに出力する。
【0044】当該ノードNDを発信元とするパケットは
送信バッファに格納された後、パケット処理部307に
よって、その宛先ノードによって定まる行側又は列側の
固定波長レーザダイオード308R又は308Cに出力
される。
【0045】各固定波長レーザダイオード308R又は
308Cは、パケット処理部307からのパケット信号
に応じて断続発振(電気/光変換)し、対応するノード
間接続装置10R又は10Cに送出する。ここで、これ
らレーザダイオード308R及び308Cの発振波長
は、当該ノードNDに割当てられている波長となってい
る。
【0046】(B)実施例の動作 次に、この実施例のネットワークシステムの通信動作例
について説明する。以下では、ノードND−1からノー
ドND−3を経由してノードND−6へ送信する場合
(2ホップ通信)を例に説明する。なお、同一グループ
内への通信(1ホップ通信)は、ノードND−1から中
継ノードND−3への通信、又は、中継ノードND−3
からノードND−6への通信とほぼ同様であるので、そ
れ単独での説明は省略する。また、ノードND−1から
ノードND−6へ送信する場合(2ホップ通信)、ノー
ドND−4を中継ノードとする通信経路もあるが、中継
ノードの決定にはこの実施例の特徴はないので、中継ノ
ードの決定方法の説明は省略する。
【0047】ノードND−1の図示しない情報処理部が
ノードND−6へのデータ通信が必要となった場合に
は、図示しない送信バッファに送信データを格納して宛
先ノードがノードND−6であることを指示してパケッ
ト処理部307にパケット送信を依頼する。
【0048】パケット処理部307は、宛先アドレスに
ノードND−6のアドレスを挿入し、発信アドレスに自
ノードND−1のアドレスを挿入し、情報部に送信バッ
ファにバッファリングされているデータを挿入した図6
に示すパケットを生成し、行側の固定波長レーザダイオ
ード308Rに出力する。これにより、光信号となるパ
ケットが、ノードND−1から行側のノード間接続装置
10Rに与えられる。ノードND−1は、図2に示すよ
うに、送信波長としてλ1が割り当てられており、この
パケット(光信号)は波長λ1を有する。
【0049】行側のノード間接続装置10Rにおいて、
ノードND−1からの信号は、ノードND−5及びND
−9からの信号と同様に、光スイッチ109Rに入力さ
れ、この光スイッチ109Rを介することで、同一行グ
ループRG1の他のノードND−2及びND−3からの
信号(存在しない場合もある)と同様に、スターカプラ
112Rに入力される。このスターカプラ112Rによ
って、ノードND−1からの信号(波長λ1)、ノード
ND−2からの信号(波長λ2)及びノードND−3か
らの信号(波長λ3)が周波数多重(波長多重)され、
この多重信号が全ての光スイッチ115R〜117Rに
与えられる。そのうちの光スイッチ117Rに与えられ
た多重信号は、ノードND−3、ND−4及びND−8
に送信される。
【0050】ノードND−3においては、この光多重信
号が入力端子301Rを介してカプラ302Rに入力さ
れ、このカプラ302Rによって行側のノード間接続装
置10Rからの光多重信号が2分割され、各フィルタ3
03R、304Rによってそれぞれ、自ノードND−3
の割当て波長λ3以外の波長成分λ1及びλ2が分離抽
出され、対応する光/電気変換回路305R、306R
によって電気信号に変換されてパケット処理部307に
与えられる。
【0051】ノードND−3のパケット処理部307
は、波長λ1の受信信号(パケット)に対しては、その
宛先アドレス及び発信アドレスに基づいて、自ノードN
D−3を中継ノードとするものであると判別し、そのパ
ケットを、列側の固定波長レーザダイオード308Cに
出力する。これにより、ノードND−1が発信したパケ
ット(光信号)が、この中継ノードND−3から列側の
ノード間接続装置10Cに与えられる。ノードND−3
は、図2に示すように、送信波長としてλ3が割り当て
られており、このパケット(光信号)は波長λ3を有す
る。
【0052】列側のノード間接続装置10Cにおいて、
ノードND−3からの信号は、ノードND−4及びND
−8からの信号と同様に、光スイッチ111Cに入力さ
れ、この光スイッチ111Cを介することで、同一列グ
ループCG3の他のノードND−6及びND−9からの
信号(存在しない場合もある)と同様に、スターカプラ
113Cに入力される。このスターカプラ113Cによ
って、ノードND−3からの信号(波長λ3)、ノード
ND−6からの信号(波長λ2)及びノードND−9か
らの信号(波長λ1)が周波数多重(波長多重)され、
この多重信号が全ての光スイッチ115C〜117Cに
与えられる。そのうちの光スイッチ116Cに与えられ
た多重信号は、ノードND−2、ND−6及びND−7
に送信される。
【0053】ノードND−6においては、この光多重信
号が入力端子301Cを介してカプラ302Cに入力さ
れ、このカプラ302Cによって列側のノード間接続装
置10Cからの光多重信号が2分割され、各フィルタ3
03C、304Cによってそれぞれ、自ノードND−6
の割当て波長λ2以外の波長成分λ1及びλ3が分離抽
出され、対応する光/電気変換回路305C、306C
によって電気信号に変換されてパケット処理部307に
与えられる。
【0054】ノードND−6のパケット処理部307
は、波長λ3の受信信号(パケット)に対しては、その
宛先アドレス及び発信アドレスに基づいて、自ノードN
D−6を宛先ノードとするものであると判別し、その受
信パケットを受信バッファに取込む。
【0055】以上のようにして、ノードND−1からノ
ードND−3を経由してノードND−6への通信(2ホ
ップ通信)が実行される。
【0056】(C)実施例におけるネットワークシステ
ムの再構成(グループ変更) 次に、実施例のネットワークシステムの再構成につい
て、図7〜図11を用いて説明する。
【0057】上述したように、格子型ネットワークシス
テムの場合、発信ノード及び宛先ノード間の通信は1ホ
ップ又は2ホップで行なわれる。この場合において、頻
繁に通信される2ノード間の通信が2ホップ通信であれ
ば、ネットワークシステム全体としての通信効率が低く
なる。そこで、頻繁に通信される2ノード間の通信を1
ホップ通信にしてネットワークシステム全体としての通
信効率を高めるように、ネットワークシステムの再構成
が実行される。また、ノード故障によっても、ネットワ
ークシステムの再構成が求められる場合がある。
【0058】ネットワークシステムの再構成は、ノード
の論理的な配置を変更することによってなされる。
【0059】この実施例の場合、各ノードND−1、
…、ND−9の変更可能位置を制限するが、その代わ
り、ノードの論理的な配置の変更を、ノード間接続装置
10R及び10Cの内部の変更のみ(パケット処理部3
07が管理する他ノードの位置情報の変更を除く)で達
成しようとしたものである。
【0060】図7は、各ノードND−1、…、ND−9
の制限された変更可能位置の説明図である。この実施例
の場合、各ノードND−1、…、ND−9は、上述のよ
うに、行グループRG1〜RG3及び列グループCG1
〜CG3にグループ化されているだけでなく、送信波長
λ1、λ2、λ3によってもグループ化されている。す
なわち、図7に示すように、送信波長λ1を有するノー
ドND−1、ND−5、ND−9は同一の送信波長グル
ープGλ1に属し、送信波長λ2を有するノードND−
2、ND−6、ND−7は同一の送信波長グループGλ
2に属し、送信波長λ3を有するノードND−3、ND
−4、ND−8は同一の送信波長グループGλ3に属す
る。
【0061】この実施例の場合、各ノードND−1、
…、ND−9の変更可能位置は、同一の送信波長グルー
プGλ1、Gλ2、Gλ3内の他のノード位置である。
例えば、送信波長λ1が割当てられているノードND−
1は、ノードND−5又はND−9との間で位置変更が
可能である。
【0062】ここで、動作例として説明したノードND
−1からノードND−6への2ホップ転送が頻繁にあっ
たとする。この場合、ノードND−3は中継処理を行な
わなければならず、自発信の転送ができなくなる。この
場合には、ノードND−1及びノードND−6が同じ行
グループ又は列グループ(1ホップ転送可能)になるよ
うにネットワークシステムを再構成すれば良い。
【0063】ノードND−1及びノードND−6が同じ
行グループ又は列グループ(1ホップ転送可能)になる
ように再構成するためには、ノードND−1の位置を、
ノードND−6が属する同じ行グループ又は列グループ
に属するように変える場合、ノードND−6の位置を、
ノードND−1が属する同じ行グループ又は列グループ
に属するように変える場合のいずれの場合であっても良
い。前者の場合としては、ノードND−1及びND−5
の位置を変える場合と、ノードND−1及びND−9の
位置を変える場合とがあり、また、後者の場合として
は、ノードND−2及びND−6の位置を変える場合
と、ノードND−6及びND−7の位置を変える場合と
がある。このように、各ノードND−1、…、ND−9
の変更可能位置を制限していても、多様な変更方法の中
から選択が可能となっており、ネットワークシステム全
体の転送効率に応じて最適な変更方法を選択できるよう
になっている。
【0064】図8は、上記の変更方法の内のノードND
−1及びノードND−5間の配置換えを示している。送
信波長λ1のグループGλ1でのこのような論理的配置
の変更は、図9(A)及び(B)に示すように、行側ノ
ード間接続装置10R及び列側ノード間接続装置10C
における送信波長λ1のグループGλ1に係る光スイッ
チ109R、115R、109C、115Cの内部経路
を切り替えることで行なう。
【0065】すなわち、ノードND−1が第2行グルー
プGR2の要素になり、ノードND−5が第1行グルー
プRG1の要素となるので、図9(A)に示すように、
行側ノード間接続装置10Rにおける光スイッチ109
Rを、ノードND−1からの信号を第2行グループRG
2に係るスターカプラ113Rに与えると共に、ノード
ND−5からの信号を第1行グループRG1に係るスタ
ーカプラ112Rに与えるように変更し、かつ、光スイ
ッチ115Rを、第2行グループRG2に係るスターカ
プラ113Rからの多重信号をノードND−1に送出す
ると共に、第1行グループRG1に係るスターカプラ1
12Rからの多重信号をノードND−5に送出するよう
に変更する。また、ノードND−1が第2列グループC
G2の要素になり、ノードND−5が第1列グループC
G1の要素となるので、図9(B)に示すように、列側
ノード間接続装置10Cにおける光スイッチ109C
を、ノードND−1からの信号を第2列グループCG2
に係るスターカプラ113Cに与えると共に、ノードN
D−5からの信号を第1列グループCG1に係るスター
カプラ112Cに与えるように変更し、かつ、光スイッ
チ115Cを、第2列グループCG2に係るスターカプ
ラ113Cからの多重信号をノードND−1に送出する
と共に、第1列グループCG1に係るスターカプラ11
2Cからの多重信号をノードND−5に送出するように
変更する。
【0066】このような光スイッチ109R、115
R、109C、115Cの内部経路の固定的な切替え
は、例えば、図示しないスイッチ制御部がオペレータか
らの指令に応じて実行する。
【0067】図10は、ノードND−1及びノードND
−6間での1ホップ転送を可能とさせる再構成方法の内
のノードND−2及びノードND−6間の配置換えを示
している。送信波長λ2のグループGλ2でのこのよう
な論理的配置の変更は、図11(A)及び(B)に示す
ように、行側ノード間接続装置10R及び列側ノード間
接続装置10Cにおける送信波長λ2のグループGλ2
に係る光スイッチ110R、116R、110C、11
6Cの内部経路を切り替えることで行なう。
【0068】すなわち、ノードND−2が第2行グルー
プGR2の要素になり、ノードND−6が第1行グルー
プRG1の要素となるので、図11(A)に示すよう
に、行側ノード間接続装置10Rにおける光スイッチ1
10Rを、ノードND−2からの信号を第2行グループ
RG2に係るスターカプラ113Rに与えると共に、ノ
ードND−6からの信号を第1行グループRG1に係る
スターカプラ112Rに与えるように変更し、かつ、光
スイッチ116Rを、第2行グループRG2に係るスタ
ーカプラ113Rからの多重信号をノードND−2に送
出すると共に、第1行グループRG1に係るスターカプ
ラ112Rからの多重信号をノードND−6に送出する
ように変更する。また、ノードND−2が第3列グルー
プCG3の要素になり、ノードND−6が第2列グルー
プCG2の要素となるので、図11(B)に示すよう
に、列側ノード間接続装置10Cにおける光スイッチ1
09Cを、ノードND−2からの信号を第3列グループ
CG3に係るスターカプラ114Cに与えると共に、ノ
ードND−6からの信号を第2列グループCG2に係る
スターカプラ113Cに与えるように変更し、かつ、光
スイッチ116Cを、第2列グループCG2に係るスタ
ーカプラ113Cからの多重信号をノードND−2に送
出すると共に、第3列グループCG3に係るスターカプ
ラ114Cからの多重信号をノードND−6に送出する
ように変更する。
【0069】このような光スイッチ109R、115
R、109C、115Cの内部経路の固定的な切替え
も、例えば、図示しないスイッチ制御部がオペレータか
らの指令に応じて実行する。
【0070】以上のように、この実施例においては、ネ
ットワークシステムの再構成を、ノード間接続装置10
R及び10Cにおける光スイッチの経路変更のみで達成
できる。なお、各ノードND−1、…、ND−9のパケ
ット処理部307が管理する他ノードの位置情報の変更
は行なわれるが、これはどのような配置換えでも実行さ
れるものであり、各ノードND−1、…、ND−9にお
けるソフトウェア的な部分の変更であってハードウェア
的な変更は必要がない。
【0071】(D)実施例の効果 上記実施例によれば、複数のノードから出力された送信
パケットを各行グループ又は各列グループ毎に周波数多
重し、この周波数多重信号を対応するグループに属する
ノードに分配するようにしたので、従来より、波長多重
度を大幅に低減でき、ネットワークシステムの大規模化
に伴うハードウェア量の増大を抑制することができる。
【0072】また、上記実施例によれば、ノード配置を
変更するときにおいても、波長変換を行なわず、ノード
間接続装置における一部構成要素だけを変更すれば良い
ので、ノード配置の変更を容易かつ迅速に実行させるこ
とができる。
【0073】(E)他の実施例 (E-1) 上記実施例においては、本発明の格子型ネット
ワークシステムを光通信ネットワークシステムに適用す
る場合を説明したが、電気信号を使用する通信ネットワ
ークシステムにも適用することができる。
【0074】(E-2) 本発明のノード間接続装置は、デ
ジタル信号を伝送するネットワークシステムだけでな
く、アナログ信号を伝送するネットワークシステムや、
デジタル信号とアナログ信号の両方を伝送するネットワ
ークシステムにも適用することができる。
【0075】(E-3) 上記実施例においては、各方向の
グループの要素ノード数が等しいものを示したが、各方
向のグループの要素ノード数が異なる格子型ネットワー
クシステムにも本発明を適用することができる。例え
ば、2次元格子型ネットワークシステムが3×4の論理
的配置のものであれば、グループ要素数が大きい方の
「4」に着目し、4×4の2次元格子型ネットワークシ
ステムの場合と同様に、ノード間接続装置やノードを構
成すれば良い。
【0076】(E-4) 上記実施例においては、行側及び
列側で別個の構成(ノード間接続装置やノード内構成)
を設けたものを示したが、行側及び列側で共通の構成を
設け、行側通信時間及び列側通信時間を分けてこれら共
通構成を利用するものであっても良い。
【0077】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、各ノー
ドは、同一行又は同一列グループ内でそれぞれ異なる所
定の送信波長を割り当てられ、その送信波長毎で更にグ
ループ化されており、ノード間接続装置は、行側接続手
段と列側接続手段とを有しており、行側接続手段が、同
一行グループ内で接続する場合に、各ノードからの送信
光信号を各送信波長グループ別で受け取り、各ノードが
属する行グループ毎に多重化信号を形成して、その多重
化信号を各ノードが属する行グループの各ノードに各送
信波長グループ別で与えるものであって、各送信波長グ
ループ別で各行グループ毎の信号内部経路が固定的に設
定されており、列側接続手段が、同一列グループ内で接
続する場合に、各ノードからの送信光信号を各送信波長
グループ別で受け取り、各ノードが属する列グループ毎
に多重化信号を形成して、その多重化信号を各ノードが
属する列グループの各ノードに各送信波長グループ別で
与えるものであって、各送信波長グループ別で各列グル
ープ毎の信号内部経路が固定的に設定されており、行側
接続手段、及び又は、列側接続手段が、各送信波長グル
ープ別で各行及び又は各列グループ毎の信号内部経路を
切り替えて、信号内部経路に対応するノードの論理的な
配置を変更するようにしたので、従来より、周波数多重
度を大幅に低減できてシステムの大規模化に伴うハード
ウェア量の増大を抑制でき、また、ノード配置を変更す
るときに周波数変換を行わないため容易かつ迅速に変更
処理が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のノード間接続装置を示すブロック図で
ある。
【図2】実施例におけるノードの論理配置及び波長割当
てを示す説明図である。
【図3】実施例のノード間接続装置の内部伝送経路を示
す説明図である。
【図4】実施例の発信ノードから宛先ノードに至るまで
の送信信号のネットワーク上での経路を示す説明図であ
る。
【図5】実施例のノードの内部構成を示すブロック図で
ある。
【図6】実施例のパケット構成を示す説明図である。
【図7】実施例のノードの変更可能な位置を示す説明図
である。
【図8】実施例のノードの配置変更例を示す説明図(そ
の1)である。
【図9】その場合のノード間接続装置内光スイッチの経
路変更を示す図である。
【図10】実施例のノードの配置変更例を示す説明図
(その2)である。
【図11】その場合のノード間接続装置内光スイッチの
経路変更を示す図である。
【符号の説明】
ND、ND−1〜ND−9…ノード、 10、10R、10C…ノード間接続装置、 109〜111、109R〜111R、109C〜11
1C…光スイッチ(信号振分け手段)、 112〜114、112R〜114R、112C〜11
4C…スターカプラ(周波数多重手段)、 115〜117、115R〜117R、115C〜11
7C…光スイッチ(信号分配手段)、 302R、302C…カプラ、 303R、304R、303C、304C…フィルタ、 307…パケット処理部、 308R、308C…レーザダイオード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−97941(JP,A) 特開 昭62−10997(JP,A) 特開 平2−76497(JP,A) 特開 平5−102934(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 3/52 H04B 10/02 H04B 10/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノードを2次元格子状に配列し、
    各ノードをそれぞれ各行毎又は各列毎にグループ化し、
    その同一行又は同一列グループに属するノード間の光通
    信を、ノード間接続装置を介して行なう格子型ネットワ
    ークシステムにおいて、 上記各ノードは、同一行又は同一列グループ内でそれぞ
    れ異なる所定の送信波長を割り当てられ、その送信波長
    毎で更にグループ化されており、 上記ノード間接続装置は、 同一行グループ内で接続する場合に、上記各ノードから
    の送信光信号を上記各送信波長グループ別で受け取り、
    上記各ノードが属する行グループ毎に多重化信号を形成
    して、その多重化信号を上記各ノードが属する行グルー
    プの各ノードに上記各送信波長グループ別で与えるもの
    であって、各送信波長グループ別で各行グループ毎の信
    号内部経路が固定的に設定されている行側接続手段と、 同一列グループ内で接続する場合に、上記各ノードから
    の送信光信号を上記各送信波長グループ別で受け取り、
    上記各ノードが属する列グループ毎に多重化信号を形成
    して、その多重化信号を上記各ノードが属する列グルー
    プの各ノードに上記各送信波長グループ別で与えるもの
    であって、各送信波長グループ別で各列グループ毎の信
    号内部経路が固定的に設定されている列側接続手段と
    備え、 上記行側接続手段、及び又は、上記列側接続手段が、各
    送信波長グループ別で各行及び又は各列グループ毎の上
    記信号内部経路を切り替えて、当該信号内部経路に対応
    するノードの論理的な配置を変更することを特徴とする
    格子型ネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 上記行側接続手段は、 同一行グループ内で接続する場合に、上記各ノードから
    の送信光信号を上記各送信波長グループ別で受け取り、
    それら各送信光信号をそれぞれ固定的に設定された信号
    内部経路を介して、上記各ノードが属する行グループに
    振り分ける行側光信号振分け部と、 上記各行グループ毎に振り分けられた送信光信号を各行
    グループ毎に多重化す る多重化部と、 上記多重化部から分配された上記各行グループ毎の多重
    化信号を、各送信波長グループ毎で受け取り、それら多
    重化信号をそれぞれ固定的に設定された信号内部経路を
    介して、上記各ノードが属する行グループの各ノードに
    分配する行側光信号分配部と を有し、 上記列側接続手段は、 同一列グループ内で接続する場合に、上記各ノードから
    の送信光信号を上記各送信波長グループ別で受け取り、
    それら各送信光信号をそれぞれ固定的に設定された信号
    内部経路を介して、上記各ノードが属する列グループに
    振り分ける列側光信号振分け部と、 上記各列グループ毎に振り分けられた送信光信号を各列
    グループ毎に多重化する多重化部と、 上記多重化部から分配された上記各列グループ毎の多重
    化信号を、各送信波長グループ毎で受け取り、それら多
    重化信号をそれぞれ固定的に設定された信号内部経路を
    介して、上記各ノードが属する列グループの各ノードに
    分配する列側光信号分配部と を有する ことを特徴とする
    請求項1に記載の格子型ネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 複数のノードを2次元格子状に配列し、
    各ノードをそれぞれ各行毎又は各列毎にグループ化し、
    その同一行又は同一列グループに属するノード間の光通
    信を、ノード間接続装置を介して行なう格子型ネットワ
    ークシステムの構成要件であるノード間接続装置におい
    て、 同一行グループ内で接続する場合に、上記各ノードから
    の送信光信号を上記各送信波長グループ別で受け取り、
    それら各送信光信号をそれぞれ固定的に設定された内部
    経路を介して、上記各ノードが属する行グループに振り
    分ける行側光信号振分け部と、 上記各行グループ毎に振り分けられた送信光信号を各行
    グループ毎に多重化する多重化部と、 上記多重化部から分配された上記各行グループ毎の多重
    化信号を、各送信波長グループ毎で受け取り、それら多
    重化信号をそれぞれ固定的に設定された内部経路を介し
    て、上記各ノードが属する行グループの各ノードに分配
    する行側光信号分配部と を有する行側接続装置と、 同一列グループ内で接続する場合に、上記各ノードから
    の送信光信号を上記各送信波長グループ別で受け取り、
    それら各送信光信号をそれぞれ固定的に設定された内部
    経路を介して、上記各ノードが属する列グループに振り
    分ける列側光信号振分け部と、 上記各列グループ毎に振り分けられた送信光信号を各列
    グループ毎に多重化する多重化部と、 上記多重化部から分配された上記各列グループ毎の多重
    化信号を、各送信波長グループ毎で受け取り、それら多
    重化信号をそれぞれ固定的に設定された内部経路を介し
    て、上記各ノードが属する列グループの各ノードに分配
    する列側光信号分配部と を有する列側接続装置と を備え
    ることを特徴とするノード間接続装置。
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