JP3363245B2 - サブマージドポンプ - Google Patents

サブマージドポンプ

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JP3363245B2
JP3363245B2 JP07836494A JP7836494A JP3363245B2 JP 3363245 B2 JP3363245 B2 JP 3363245B2 JP 07836494 A JP07836494 A JP 07836494A JP 7836494 A JP7836494 A JP 7836494A JP 3363245 B2 JP3363245 B2 JP 3363245B2
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JP
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pump
liquid
casing
pumping pipe
submerged
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悦子 岡田
洋二郎 林
裕明 依田
大策 田島
四郎 仲平
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Tokyo Gas Co Ltd
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Tokyo Gas Co Ltd
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は液化ガス用サブマージド
ポンプの改良に係り、特に、液化天然ガスタンク内に挿
入された揚液管内に垂下着座されるサブマージドポンプ
に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、貯槽タンク内の液化ガス等を排
出するために使用されるポンプとして、種々のサブマー
ジドポンプが知られている。 【0003】この使用例を図2に示す全体概念図により
説明する。可燃性の液化ガスの貯槽タンク1からの吸上
げは、貯槽タンク1の上部より貯槽液内に挿入設置され
た揚液管2内に、巻上機を介してワイヤ4により吊り下
げて揚液管2の底部に着座されたサブマージドポンプ3
により行われれる。 【0004】この種の装置には、特開平1−177493 号公
報に記載のものが挙げられ、ポンプ一時停止後の再起動
時の送液効率の改良のため、一端揚液管2内を通して持
ち上げた揚液が逆流しないようポンプ吐出口8に逆止弁
を設けること、また、点検のためポンプ3を吊り上げる
際、ポンプ3上部に位置する揚液の圧力により過大な吊
り荷重を必要としないですむよう、ケーシング頂部に遠
隔操作できる開閉弁を設けることが論じられている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上記従来技術で揚液管
2の逆流を抑えるために吐出口8に逆止弁を設置した場
合は、起動中のポンプ3を一端停止し短時間で再起動す
ることを想定した時、モータ部7の残留熱によりケーシ
ング内に閉塞された液化ガスが気化しケーシング内に充
満し、ポンプ部5で昇圧できなくなる可能性があるとい
う問題があった。 【0006】本発明の目的は、揚液管2内の前記ポンプ
3上方に残留した取扱液の逆流を防止しすることにより
送液効率の良い、また、停止時に気化した液化ガスだけ
をケーシングの外に随時排出することができ短時間に停
止起動を繰り返す運転を可能とし、点検時のポンプ3吊
り上げに対して過大な仕様の揚重機を必要としないサブ
マージドポンプを提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は揚液管底部に設けられた座面に垂下着座
し、ポンプケーシングとモータハウジングとからなる
ーシング内部を取扱液が流過可能なモータ部とポンプ部
とで構成されるサブマージドポンプにおいて、前記モー
タハウジングの上部をポンプカバーで封鎖し、このポン
プカバーに上部軸受を支持する上部軸受ハウジングを設
け、ポンプ吸込口に運転停止時に閉塞する逆止弁を取り
付けると共に、前記ポンプカバー頂部にフロートにより
内部の液面を感知し液面が下がった時に弁体が開いて自
動的にガスのみを抜くガス抜き弁を設けたものである。 【0008】 【作用】本発明のサブマージドポンプによれば、サブマ
ージドポンプの起動により、貯槽タンク1内の液化ガス
はポンプ吸込口より吸引された後、吐出口8より吐出さ
れて揚液管2内を満たし、タンク外部へと送液される。
また、ポンプの運転を停止すると、揚液管2底部でポン
プ吸込口に設けた逆止弁で閉塞されるため、ポンプ部5
の内部を含む揚液管2内の揚液は貯留したままの状態と
なる。 【0009】従って、ポンプを一時停止した後の再起動
時に、揚液管2内を取扱液で満たす必要がなくなり送液
効率が向上できる。また、ポンプ3を一時停止した後、
モータ部7の残留熱により、ケーシング内の液化ガスが
気化した場合、気化したガスのみをケーシング頂部に設
けたガス抜き弁によりケーシングの外部に抜くことによ
り、機器が冷え気化したガスが再度液化し空運転となら
ない状態になるのを待つことなく、即座に再起動可能と
なる。更に、ポンプ吸込口に逆止弁を設けたことによ
り、ケーシング内部は揚液管内と圧力が釣合うため、ポ
ンプの修理,点検などのために巻上機等によりポンプ3
を引揚げる際、引揚げに要する力はほぼポンプ3の自重
だけで済む。 【0010】 【実施例】本発明のサブマージドポンプの実施例につ
き、図1を参照しながら以下詳細に説明する。 【0011】図1は、液化ガス供給用サブマージドポン
プ3を貯槽タンク1内に挿入された揚液管2の底部に着
座した状態の構造図を示す。 【0012】図1において、サブマージドポンプ3は、
ポンプ部5とモータ部7とからなり、それぞれポンプケ
ーシング9およびモータハウジング10とからなるケー
シング内に納められている。 【0013】また、サブマージドポンプ3は、揚液管2
とポンプケーシング9とが接するは座面11、及び、底
板6とポンプケーシング9とが接する座面12に着座し
ている。 【0014】ポンプ部5は、複数のインペラ13と、吸
込口15から吐出口8までインペラ13を介して結ぶ流
路を形成するように設けたポンプケーシング9とからな
っており、ポンプ部5に取扱液を導く底板6に設けた吸
込口15の入口には逆止弁14を設けている。 【0015】一方、モータ部7はステータ組立16とロ
ータ組立17とからなり、ロータ軸18はそれぞれ上部
軸受19と下部軸受20により支持されている。 【0016】モータハウジング10の上部はポンプカバ
ー21で封鎖され、ポンプカバー21には上部軸受19
を支持する上部軸受ハウジング22が設けられている。
また、ポンプカバー21の頂部には、フロートにより内
部の液面を感知し液面が下がった時に弁体が開き自動的
にガスのみを抜くガス抜き弁23が取り付けられてい
る。 【0017】以上述べたように構成されたサブマージド
ポンプは次のように動作する。 【0018】すなわち、モータ部7の起動により、ポン
プ部5のインペラ13が回転し、貯槽タンク1内の取扱
液である液化ガスは、揚液管2の底板6と揚液管2との
隙間から、揚液管2の底板6に設けた逆止弁14を有す
る吸込口15を通してインペラ13に導かれ、吐出口8
より揚液管2内に吐出される。吐出された取扱液は図2
に示す矢印に沿って送液され、揚液管2内を満たした
後、貯槽タンク1外部に送液される。 【0019】また、送液を中断すべくポンプ3を停止さ
せると、揚液管2内に満たされた取扱液は、逆止弁1
4,座面11,座面12,揚液管2の内縁、及びポンプ
ケーシング9の外縁部とにより閉塞され貯留される。 【0020】またこの時、運転を止めたモータの残留熱
により、モータ部及びポンプ部の液体の一部が気化した
場合、ポンプカバー21の頂部に設けたガス抜き弁23
によってケーシング外に排出される。 【0021】サブマージドポンプ3を点検または修理の
ための引き揚げる荷重としては、サブマージドポンプ3
の自重の他に、揚液管2内の液頭と貯槽タンク1の液頭
の差に相当する圧力と、座面11と座面12の径方向寸
法の差から決定される環状断面積との積で求まる荷重が
作用する。但し、本構造では、座面11と座面12の径
方向寸法の差を小さく抑えることができるので、過大な
揚重機は不要となり経済的である。 【0022】 【発明の効果】本発明のサブマージドポンプによれば、
ポンプの運転を停止すると、揚液管の底部でポンプ吸込
口に設けた逆止弁で閉塞され、再起動時に、揚液管内を
取扱液で満たす必要がなくなり送液効率が向上できる。 【0023】また、ポンプを一時停止した後、モータ部
の残留熱により、ケーシング内の液化ガスが気化した場
合でも、気化したガスのみをケーシング頂部に設けたガ
ス抜き弁によりケーシングの外部に抜けることから、即
座に再起動可能となる。 【0024】更に、ポンプ吸込口に逆止弁を設けたこと
により、ケーシング内部は揚液管内と圧力が釣合うた
め、ポンプの修理,点検などのために巻上機等によりポ
ンプを引揚げる際、引揚げに要する力はほぼポンプの自
重だけで済む。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示す断面図。 【図2】揚液管及びサブマージドポンプを貯槽タンク内
に設置した状態を示す断面図。 【符号の説明】 1…貯槽タンク、2…揚液管、3…サブマージドポン
プ、5…ポンプ部、6…底板、7…モータ部、8…吐出
口、9…ポンプケーシング、11…座面、12…座面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 洋二郎 茨城県土浦市神立町603番地 株式会社 日立製作所 土浦工場内 (72)発明者 依田 裕明 茨城県土浦市神立町603番地 株式会社 日立製作所 土浦工場内 (72)発明者 田島 大策 茨城県土浦市神立町603番地 株式会社 日立製作所 土浦工場内 (72)発明者 仲平 四郎 茨城県土浦市神立町603番地 株式会社 日立製作所 土浦工場内 (56)参考文献 実開 昭58−118291(JP,U) 実開 平4−1691(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04D 13/08 F04D 7/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 揚液管底部に設けられた座面に垂下着座
    し、ポンプケーシングとモータハウジングとからなる
    ーシング内部を取扱液が流過可能なモータ部とポンプ部
    とで構成されるサブマージドポンプにおいて、前記モー
    タハウジングの上部をポンプカバーで封鎖し、このポン
    プカバーに上部軸受を支持する上部軸受ハウジングを設
    け、ポンプ吸込口に運転停止時に閉塞する逆止弁を取り
    付けると共に、前記ポンプカバー頂部にフロートにより
    内部の液面を感知し液面が下がった時に弁体が開いて自
    動的にガスのみを抜くガス抜き弁を設けたことを特徴と
    するサブマージドポンプ。
JP07836494A 1994-04-18 1994-04-18 サブマージドポンプ Expired - Lifetime JP3363245B2 (ja)

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JP4660320B2 (ja) * 2005-08-30 2011-03-30 株式会社荏原製作所 送液装置及びその運転方法
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