JP3360438B2 - 遠心機 - Google Patents
遠心機Info
- Publication number
- JP3360438B2 JP3360438B2 JP26560694A JP26560694A JP3360438B2 JP 3360438 B2 JP3360438 B2 JP 3360438B2 JP 26560694 A JP26560694 A JP 26560694A JP 26560694 A JP26560694 A JP 26560694A JP 3360438 B2 JP3360438 B2 JP 3360438B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- photocoupler
- centrifuge
- converter
- adjustment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Centrifugal Separators (AREA)
- Control Of Voltage And Current In General (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
Description
ロータ負荷を駆動するインバータの過電圧検出回路及び
調整方式に関するものである。
タに要求される機能としては、誘動機にのせたロータを
定格内で最短時間で加速・減速させることにある。特に
減速時間を短くするために制動方式を回生制動方式とし
ている。遠心機の負荷であるロータは多種類あり、それ
ぞれ許容回転数、慣性モーメントが違っている。そこで
許容回転数、慣性モーメントの小さいロータは回生され
たエネルギーを吸収できるが、高回転数、慣性モーメン
トの大きいロータは吸収しきれず、コンバータ部の電圧
を上昇させてしまう。この電圧が過大になるとインバー
タを破壊するため、コンバータ電圧を検知し、上昇分を
電源側に戻したり、抵抗で消費してコンバータの電圧を
抑えるようにしている。そこで遠心機のように多種の負
荷を最短時間で減速させるには、コンバータの電圧を精
度よく検出する必要が出てくる。
強電部と弱電部の絶縁の為にフォトカプラ20を使用し
ている。フォトカプラのフォトダイオードの順電流はコ
ンバータの電圧により変化し、フォトトランジスタに伝
わり、コレクタ電圧の変化となってCPU23のアナロ
グポートに入力される。
用ボリューム21でコレクタ電圧を調整している。従来
の技術の問題点としては、 (1)調整を実際のコンバータ電圧で行なうので簡便に
するには定常時の電圧を利用することになる。しかし、
この検出回路の目的は過電圧時の検出であり、定常時電
圧の調整では誤差が生じる恐れがある。そこで、誤差を
最少にするには過電圧での調整になるが、実際に過電圧
を入力しなければならず、煩雑な調整となってしまう。
変化の問題がある。フォトカプラは経年変化で変換効率
が悪くなってしまう。調整時には誤差なしにできても次
第に誤差が増してしまう。遠心機のように製品寿命が5
年〜10年と長いと経年変化は無視できなくなってく
る。
した調整の煩雑さ及び経年変化による誤差の増大という
問題があった。
自動化すると共に経年変化による誤差をなくすことであ
る。
部の過電圧検出回路から調整用ボリュームをなくし、遠
心機を制御するCPUのイニシャル動作時に調整用リレ
ーをオンにしてコンバータの過電圧に相当する基準電圧
をツェナーダイオードで発生させ、フォトカプラによっ
て絶縁したコレクタ電圧のA/D値をCPUが自動調整
することで達成される。
出回路を持つ遠心機は、電源が入り、遠心機制御用CP
Uがイニシャル動作をする毎に自動調整を行ない、フォ
トカプラが経年変化で変換効率が下った誤差分も含めて
調整するようになるので経年変化の影響を受けないよう
に動作する。
施例を示している。この回路の入力電圧はコンバータ部
の電圧(DC VOLT)である。出力電圧はフォトカ
プラ1、内部のフォトトランジスタのコレクタ電圧であ
る。この電圧はCPU11のアナログポート端子に入力
される。
になっている。コンバータ電圧は、抵抗2と抵抗3で分
圧する。分圧によりコンバータ電圧を1/100にす
る。そこでコンバータ電圧がDC280Vの時、入力電
圧Viは2.8Vとなる。
DC450Vとする時、Viは4.5Vになるのでツェ
ナーダイオード4の基準電圧は許容電圧より少し高いD
C500Vに相当する5.0Vとする。Viはバッファ
ー回路5に入力する。バッファー回路はViが後段の検
出回路のインピーダンスの影響を受けないようにすると
ともに、フォトダイオードに適切な順電流を流す電源の
役割をしている。次段の定電流回路でフォトダイオード
の順電流を安定にさせている。
御の他に温度制御、操作パネルの制御等を行なってい
る。遠心機の電源がオンされると制御部のCPUは、こ
れらの制御を始める前にCPUのポートや周辺ICの初
期化(イニシャル動作)を行なう。このイニシャル動作
の途中でCPUはリレー7をオンにする。するとツェー
ダイオード4と抵抗8により、Viは基準電圧5.0V
となる。CPU11はアナログポートから入力した電圧
をA/D変換し、そのA/D値をコンバータ部の電圧
が、DC500Vの時の電圧として認識し、自動調整す
る。これで調整が完了し、CPUはリレー7をオフす
る。
過電圧防止素子として働く。
ないように図2のトランジスタ13をスイッチングす
る。
を自動化できるので、調整用ボリュームを削除し調整を
なくすことができる。また遠心機の電源をオンする毎に
自動調整するのでフォトカプラの経年変化による誤差を
なくすことができる。
ある。
部及びインバータ部の基本構成を示す回路図である。
ダイオード、5はバッファー回路、6は定電流回路、7
はリレー、8は抵抗、9は抵抗、10は抵抗、11はC
PU、12は交流電源、13はパワートランジスタ、1
4は抵抗、15は電解コンデンサ、16はコンバータ
部、17はインバータ部、18はACモータ、19は抵
抗、20はフォトカプラ、21はボリューム、22は抵
抗、23はCPUである。
Claims (3)
- 【請求項1】 ロータを回転させる誘動機と、該誘動機
を駆動するインバータと、該インバータを制御するCP
Uと、前記誘動機の回生制動時にコンバータ電圧をイン
バータ制御する前記CPUに入力するために絶縁するフ
ォトカプラとを備えた遠心機において、検出回路を調整
するための過電圧のしきい値に相当する基準電圧を発生
するツェナーダイオードと調整時の切換をするリレーを
設け、遠心機を制御する前記CPUのイニシャル動作時
に前記リレーの接点を基準電圧のツェナーダイオード側
に切換え、フォトカプラのコレクタ電圧をA/D値とし
て入力し、前記フォトカプラの経年変化を認識すること
で過電圧検出回路を自動調整させることを特徴とする遠
心機。 - 【請求項2】 前記フォトカプラの前段に定電流回路を
設けたことを特徴とする請求項1記載の遠心機。 - 【請求項3】 前記基準電圧が前記コンバータ電圧の許
容電圧値になるように調整することで、前記ツェナーダ
イオードが調整時には基準電圧となり、電圧検出時には
検出回路を保護することを特徴とする請求項1記載の遠
心機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26560694A JP3360438B2 (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 遠心機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26560694A JP3360438B2 (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 遠心機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08126851A JPH08126851A (ja) | 1996-05-21 |
JP3360438B2 true JP3360438B2 (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=17419474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26560694A Expired - Fee Related JP3360438B2 (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 遠心機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3360438B2 (ja) |
-
1994
- 1994-10-28 JP JP26560694A patent/JP3360438B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08126851A (ja) | 1996-05-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4607205A (en) | Method and system for reconnecting inverter to rotating motors | |
US5705904A (en) | Frequency converter device which adaptively responds to a power failure | |
US10033310B2 (en) | Drive control device for motor | |
JP3168191B2 (ja) | 充電装置 | |
JPH1189270A (ja) | モータの駆動装置及び電気自動車 | |
EP0078117B1 (en) | Inverter circuit | |
JP2000188897A (ja) | モータ制御装置 | |
JP4031398B2 (ja) | 成形機 | |
JP3360438B2 (ja) | 遠心機 | |
US20220077702A1 (en) | Battery pack, power tool, and power supply method thereof | |
JP2980469B2 (ja) | インバータ装置 | |
JPH08149868A (ja) | インバータ | |
WO2022208885A1 (ja) | 突入電流抑制回路、コンバータシステム及びモータ駆動装置 | |
JP2737262B2 (ja) | 回生電力放電用トランジスタの制御方法 | |
JPH1118464A (ja) | モータ制御装置 | |
JP2757684B2 (ja) | 駆動制御装置 | |
US11637506B2 (en) | Low loss shunt regulator | |
JPH0956167A (ja) | 電動機制御装置 | |
JPS6223557B2 (ja) | ||
JP5879870B2 (ja) | ロボットシステム | |
KR100547336B1 (ko) | 세탁기에서의 제동 제어방법 | |
JP3614064B2 (ja) | インバータ装置 | |
JPH11252987A (ja) | インバータ回路の駆動装置 | |
JP4171862B2 (ja) | 昇降機用ドライブ装置 | |
US20050057201A1 (en) | Fixed speed drive |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020917 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081018 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091018 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101018 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111018 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111018 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121018 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121018 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131018 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |