JP3358078B2 - パレット - Google Patents

パレット

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JP3358078B2
JP3358078B2 JP15642697A JP15642697A JP3358078B2 JP 3358078 B2 JP3358078 B2 JP 3358078B2 JP 15642697 A JP15642697 A JP 15642697A JP 15642697 A JP15642697 A JP 15642697A JP 3358078 B2 JP3358078 B2 JP 3358078B2
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隆志 大塚
節夫 寺井
秀治 広田
利春 松倉
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出窓、サッシ等を
縦向き姿勢として輸送、保管する際に用いるパレットに
関する。
【0002】
【従来の技術】組立てした出窓、サッシ等を工場内で輸
送するには、出窓、サッシ等をパレット上に載置し、そ
のパレットをフォークリフトトラックを利用して運搬す
るのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】出窓、サッシ等は枠体
にガラスをシール材を介して装着した幅狭で横長、縦長
な形状であり、それらは建物開口部に縦向き姿勢として
取付けられる。このために出窓、サッシ等は縦向き姿勢
の時にシール材などに無理な力が作用しない形状として
ある。
【0004】このために、前述のようにパレット上に水
平姿勢として載置してフォークリフトラックを利用して
運搬する際にシール材などに無理な力が作用してガラス
が外れる恐れがあるし、枠体を形成する縦横材の連結部
に無理な力が作用して縦横材の連結が弛んだりする恐れ
がある。
【0005】このことを解消するには、パレット上に出
窓、サッシ等を縦向き姿勢として載置することが考えら
れるが、従来のパレットでは出窓、サッシ等を縦向き姿
勢として安定した状態で簡単に載置することは困難であ
る。
【0006】例えば、特開平7−242239号公報に
示すように、架台の4隅に支柱を取付けたパレットであ
ると、出窓、サッシ等を支柱に倒れないように連結して
縦向き姿勢として載置するので、その作業が大変面倒で
あるし、連結が不十分であると運搬中に出窓、サッシ等
が倒れることがあって危険である。
【0007】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたパレットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、架台1
と、この架台1の左右に、それぞれ取付けた左右の支柱
10と、この各支柱10の上部寄りにそれぞれ取付けた
左右の支持装置20を備え、前記各支持装置20は、支
柱10に回転自在に支承した前後方向に向う回転軸22
と、この回転軸22に、前後方向に間隔を置いて対向し
て取付けた一対の回転自在な弾性ロール23bと、保持
部材25を有し、前記弾性ロール23bは、回転軸22
の回転によって支柱10の内面10aよりも内方に突出
した支持位置と支柱10の内面10aよりも外側の退避
位置とに亘って移動自在で、前記保持部材25は、弾性
ロール23bが支持位置の時に回転軸22を回転しない
ように保持する位置と、回転軸22を回転自在とする位
置とに亘って移動可能であることを特徴とするパレット
である。
【0009】第2の発明は、第1の発明において、保持
部材25は支柱10に下方位置と上方位置に上下揺動自
在に取付けられ、下方位置で回転軸22に取付けた位置
決めピン24を保持してなることを特徴とするパレット
である。
【0010】
【0011】
【作 用】第1の発明によれば、左右の支柱10,10
に取付けた一対の弾性ロール23bをそれぞれ退避位置
に移動し、架台1上に出窓、サッシ等を縦向き姿勢で置
き、その後に一対の弾性ロール23bをそれぞれ支持位
置に移動することで出窓、サッシ等の両側縦縁部を一対
弾性ロール23bで狭持することで、出窓、サッシを
架台1上に縦向き姿勢で支持できる。 前記一対の弾性ロ
ール23bが退避位置の時には、左右の支柱10の内面
よりも外側であるから、一対の支柱10間から架台1上
に出窓、サッシを縦向き姿勢として置く時に、その一対
の弾性ロール23bが邪魔にならない。 前記一対の弾性
ロール23bが支持位置の時に保持部材25で回転軸2
2が回転しないように保持できるから、一対の弾性ロー
ル23bを支持位置で保持できる。 このようであるか
ら、パレット上に出窓、サッシ等を縦向き姿勢として安
定した状態で、簡単に載置することができる。 また、一
対の弾性ロール23bは回転軸22に対して回転するの
で、回転軸22を回転しながら一対の弾性ロール23b
を退避位置から移動位置に移動して出窓、サッシ等の縦
縁部を狭持する際に、弾性ローラ23bが弾性変形しな
がら回転する。 これによって、出窓、サッシ等の縦縁部
を損傷することがないし、幅が若干異なる縦縁部でも確
実に狭持できる。しかも複数回の使用によって弾性ロー
ラ23bが局部的に摩耗した時に他の部分で狭持でき
る。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【発明の実施の形態】図1に示すように、架台1は、前
後一対の横材2,2を複数の連結材3で長方形状に連結
し、その前後左右の各コーナー部にソケット4をそれぞ
れ取付けてある。前記一対の横材2,2の下面間に跨っ
て左右の一対の上向きコ字状片5が固着されて前後方向
に向う左右一対のフォーク爪挿入部6としてある。
【0017】前記ソケット4は角筒状で、下部には角形
で下向き皿状の脚片7が固着されている。ソケット4の
対向面上部寄りには切欠開口部8が形成され、この切欠
開口部8よりも下部寄りに鉤形の杆体9が固着してあ
る。
【0018】前記各ソケット4には角筒状の支柱10の
下部が上下動自在に嵌合し、この支柱10の左右方向の
相対向した内面10a下部寄りに上下方向の長孔11が
形成してある。この長孔11に前記杆体9が摺動自在に
挿入している。前記前後一対の支柱10,10は連杆1
2で連結してある。前記各支柱10の内面10aと反対
側の外面10bの下部寄りに掛け止め片13がそれぞれ
固着してある。
【0019】このようであるから、支柱10は掛け止め
片13をソケット4の外面4a上部に係合することで起
立姿勢に保持される。支柱10を若干上方に移動して掛
け止め片13をソケット4から外し、長孔11と杆体9
をガイドとして傾動することで図2の仮想線で示すよう
に支柱10は倒伏姿勢として架台1上に格納される。
【0020】前記左右の支柱10の上部寄りには支持装
置20が取付けてある。この支持装置20は図3に示す
ように支柱10に固定した筒状のストッパー21と、こ
のストッパー21を挿通して支柱10に回転自在に支承
した前後方向に向う回転軸22と、この回転軸22に左
右方向に向けて取付けた一対の挟持部材23,23と、
回転軸22に取付けた位置決めピン24と、支柱10に
上下揺動自在に取付けた保持部材25等を有している。
【0021】前記ストッパー21には90度よりも若干
大きな範囲で切欠き21aが形成してある。前記挟持部
材23は支軸23aに弾性ロール23bを回転自在に取
付けてあり、その一対の弾性ロール23b,23bは間
隔を置いて対向している。前記保持部材25はほぼコ字
状で、その両端部25aが支柱10の内面10aと外面
10bに上下揺動自在に支承してあり、突起26によっ
て下方位置、上方位置に保持される。
【0022】次に支持装置20の作動を説明する。図
3、図4、図5に示すように、位置決めピン24を上向
き姿勢してストッパー21の切欠き21aの一方の段部
に当接すると挟持部材23が支柱10の内面10aより
も内方に突出した支持位置となる。この状態で保持部材
25を突起26を越えて下方に揺動して下方位置とする
と位置決めピン24を保持し、回転軸22を回転しない
ように保持するから、挟持部材23を支持位置に保持す
ることができる。
【0023】図4、図5に仮想線で示すように保持部材
25を突起26を越えて上方に揺動して上方位置とする
と位置決めピン24と離れる。この状態で位置決めピン
24を持って回転軸22を回転し、位置決めピン24を
ストッパー21の切欠き21aの他方の段部に当接する
と一対の挟持部材23,23が図5に仮想線で示すよう
に90度よりも若干大きな角度回転して支柱10の内面
10aよりも外側の退避位置となり、自重で回転付勢さ
れて位置決めピン24がストッパー21の切欠き21a
の他方の段部に当接して、退避位置に保持される。
【0024】次に出窓Aを縦向き姿勢として載置する動
作を説明する。前述のように保持部材25を上方位置と
し、一対の挟持部材23,23を支柱10の内面10a
よりも外側の退避位置とする。この状態で出窓Aを架台
1の上に縦向き姿勢で載置する。この時、一対の挟持部
材23と出窓Aは干渉しないので、一対の挟持部材2
3,23が邪魔にならない。
【0025】前述のように操作して一対の挟持部材2
3,23を支柱10の内面10aよりも内方の支持位置
とし、一対の挟持部材23,23で出窓Aの縦縁部Bを
挟持する。この時、一対の挟持部材23,23の弾性ロ
ーラ23bが回転しながら弾性変形して出窓Aの縦縁部
Bを挟持するので、縦縁部Bを損傷しないし、若干の幅
の異なる縦縁部でも確実に挟持でき、しかも複数回の使
用によって弾性ロール23bが局部的に摩耗しても別の
位置で挟持できる。
【0026】前述のようにして出窓Aを縦向き姿勢とし
て載置したら、フォーク爪をフォーク爪挿入部6に挿入
してフォークリフトトラックでパレットを持ち上げて運
搬する。
【0027】また、パレットを使用しない時には支柱1
0を図2の仮想線で示すように架台1上に倒伏姿勢とし
て格納できるから、パレットがコンパクトとなり、狭い
スペースに収納できる。
【0028】また、出窓Aを載置した状態のパレットの
脚片7を他のパレットの支柱10の上部に嵌め合せるこ
とで2段積みとして保管することもできる。
【0029】回転軸22をモータ、シリンダ等で回転し
ても良い。
【0030】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、左右の支
柱10,10に取付けた一対の弾性ロール23bをそれ
ぞれ退避位置に移動し、架台1上に出窓、サッシ等を縦
向き姿勢で置き、その後に一対の弾性ロール23bをそ
れぞれ支持位置に移動することで出窓、サッシ等の両側
縦縁部を一対の弾性ロール23bで狭持することで、出
窓、サッシを架台1上に縦向き姿勢で支持できる。 前記
一対の弾性ロール23bが退避位置の時には、左右の支
柱10の内面よりも外側であるから、一対の支柱10間
から架台1上に出窓、サッシを縦向き姿勢として置く時
に、その一対の弾性ロール23bが邪魔にならない。
記一対の弾性ロール23bが支持位置の時に保持部材2
5で回転軸22が回転しないように保持できるから、一
対の弾性ロール23bを支持位置で保持できる。 このよ
うであるから、パレット上に出窓、サッシ等を縦向き姿
勢として安定した状態で、簡単に載置することができ
る。 また、一対の弾性ロール23bは回転軸22に対し
て回転するので、回転軸22を回転しながら一対の弾性
ロール23bを退避位置から移動位置に移動して出窓、
サッシ等の縦縁部を狭持する際に、弾性ローラ23bが
弾性変形しながら回転する。 これによって、出窓、サッ
シ等の縦縁部を損傷することがないし、幅が若干異なる
縦縁部でも確実に狭持できる。しかも複数回の使用によ
って弾性ローラ23bが局部的に摩耗した時に他の部分
で狭持できる。
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す全体斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す全体正面図である。
【図3】支持装置の斜視図である。
【図4】支持装置の側面図である。
【図5】支持装置の正面図である。
【符号の説明】
1…架台 10…支柱 20…支持装置 22…回転軸 23…挟持部材 23a…支軸 23b…弾性ロール 24…位置決めピン 25…保持部材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−139345(JP,A) 実開 昭57−107787(JP,U) 実開 平5−61086(JP,U) 実開 平7−22928(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 19/44

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架台1と、この架台1の左右に、それぞ
    れ取付けた左右の支柱10と、この各支柱10の上部寄
    りにそれぞれ取付けた左右の支持装置20を備え、前記各支持装置20は、支柱10に回転自在に支承した
    前後方向に向う回転軸22と、この回転軸22に、前後
    方向に間隔を置いて対向して取付けた一対の回転自在な
    弾性ロール23bと、保持部材25を有し、前記弾性ロ
    ール23bは、回転軸22の回転によって支柱10の内
    面10aよりも内方に突出した支持位置と支柱10の内
    面10aよりも外側の退避位置とに亘って移動自在で、
    前記保持部材25は、弾性ロール23bが支持位置の時
    に回転軸22を回転しないように保持する位置と、回転
    軸22を回転自在とする位置とに亘って移動可能である
    ことを特徴とするパレット。
  2. 【請求項2】 保持部材25は支柱10に下方位置と上
    方位置に上下揺動自在に取付けられ、下方位置で回転軸
    22に取付けた位置決めピン24を保持してなることを
    特徴とする請求項1記載のパレット。
JP15642697A 1997-06-13 1997-06-13 パレット Expired - Fee Related JP3358078B2 (ja)

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KR101289010B1 (ko) * 2011-08-15 2013-07-31 중앙알칸(주) 운송용 팔레트
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CN114908868A (zh) * 2022-06-22 2022-08-16 北京益唯易科技发展有限公司 一种装配式混凝土结构整体飘窗及施工方法

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