JP3354297B2 - カラー受像管 - Google Patents

カラー受像管

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JP3354297B2
JP3354297B2 JP18727394A JP18727394A JP3354297B2 JP 3354297 B2 JP3354297 B2 JP 3354297B2 JP 18727394 A JP18727394 A JP 18727394A JP 18727394 A JP18727394 A JP 18727394A JP 3354297 B2 JP3354297 B2 JP 3354297B2
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    • H01J29/86Vessels; Containers; Vacuum locks
    • H01J29/861Vessels or containers characterised by the form or the structure thereof
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2229/00Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
    • H01J2229/86Vessels and containers
    • H01J2229/8613Faceplates
    • H01J2229/8616Faceplates characterised by shape
    • H01J2229/862Parameterised shape, e.g. expression, relationship or equation

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  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カラーブラウン管に
係り、特にパネルの有効面の肉厚を変えて、シャドウマ
スクの熱膨張および振動や衝撃によるランディングずれ
を軽減したカラー受像管に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にカラー受像管は、3色蛍光体層か
らなる蛍光体スクリーンと対向して、シャドウマスクが
配置され、このシャドウマスクにより電子銃から放出さ
れた3電子ビームを選別して3色蛍光体層に入射させる
ことにより、蛍光体スクリーン上にカラー画像を表示す
る構造に形成されている。
【0003】図3にその要部構成を示す。通常カラー受
像管は、内外面が曲面からなる実質的に矩形状の有効部
1を有するパネル2を備え、その有効部1の曲面からな
る内面に3色蛍光体層からなる蛍光体スクリーン3が形
成されている。シャドウマスク4は、上記パネル2の内
面に対応する形状の曲面に多数の電子ビーム通過孔が形
成された実質的に矩形状の有効面を有するマスク本体5
と、このマスク本体5の周辺部に取付けられた実質的に
矩形状のマスクフレーム6とから構成されている。そし
て、このシャドウマスク4は、マスクフレーム6に取付
けられた弾性支持体7をパネル2に設けられたスタッド
ピン8に嵌合係止することによりパネル2の内側に支持
されている。
【0004】なお、図面には、マスクフレーム6の各辺
の中央部に帯板状の弾性支持体7を取付けてシャドウマ
スク4を支持する構造について示したが、マスクフレー
ム6の各対角部に楔状の弾性支持体を取付けてシャドウ
マスクを支持する構造も実用に供されている。
【0005】ところで、このようなカラー受像管におい
て、蛍光体スクリーン3上に色ずれのない画像を表示す
るためには、シャドウマスク4の各電子ビーム通過孔を
通過した3電子ビームが、それぞれ蛍光体スクリーン3
を構成する3色蛍光体層に正しくランディングするよう
にすることが必要である。そのためには、パネル2とシ
ャドウマスク4との位置関係、特にパネル2の有効部1
の内面に対するシャドウマスク4の有効面との間隔(q
値)を所定の許容範囲に保つように構成することが必要
である。
【0006】しかしながら、通常シャドウマスク4のマ
スク本体5は、板厚の薄い炭素鋼板により形成され、そ
の有効面に形成されている電子ビーム通過孔を通って蛍
光体スクリーン3に達する電子ビームの量は、電子銃か
ら放出される電子ビームの1/3以下であり、電子ビー
ムの大部分は、シャドウマスク4に衝突する。その結
果、シャドウマスク4は、加熱されて熱膨張し、特に板
厚の薄い曲面形状からなるマスク本体5が蛍光体スクリ
ーン3方向に膨出するドーミング(変形)をおこす。こ
のドーミングによる膨出量が上記q値の許容範囲を越え
ると、3色蛍光体層に対する電子ビームのランディング
がずれ、色ずれが生ずる。このシャドウマスク4の熱膨
張により生ずるランディングずれの大きさは、電子ビー
ムのビーム電流量、画像パターンの大きさ、画像パター
ンの継続時間などにより異なる。
【0007】上記シャドウマスク4の熱膨張によるラン
ディングずれのうち、カラー受像管の動作開始の初期に
マスクフレーム6よりも比較的板厚の薄いマスク本体5
が加熱され、このマスク本体5の温度がマスクフレーム
6に伝達されて、それらが熱平衡状態になるまでの比較
的長い期間、すなわちマスク本体5とマスクフレーム6
の温度がほぼ同じ温度になるまでの期間(約30分)に
生ずるランディングずれについては、たとえば特公昭4
4−3547号公報に示されているように、マスクフレ
ーム6とシャドウマスク4を支持する弾性支持体7との
間にバイメタル素子を介在させることにより、有効に補
正することができる。しかし比較的短期間に局部的に高
輝度画像を表示させた場合には、局部的な膨出がおこ
り、そのために生ずる局部的なランディングずれについ
ては、上記バイメタル素子では、補正することはできな
い。
【0008】このシャドウマスク4の熱膨張により生ず
るランディングずれについて、信号器により蛍光体スク
リーン上に矩形パターンを発生させ、この矩形パターン
の形状、発生位置などを種々変えてランディングずれの
大きさを測定した結果、図4(a)に示すように、蛍光
体スクリーン3のほぼ全域に大電流高輝度の矩形パター
ン10a を発生させた場合は、ランディングずれは小さ
い。しかし同(b)に示すように、大電流高輝度の細長
い矩形パターン10b を蛍光体スクリーン3の左右端
(長軸(水平軸、x軸)端)からやや中央寄りに発生さ
せた場合に、最も大きなランディングずれが生ずること
が判明している。
【0009】このことは、つぎの説明により容易に理解
できる。
【0010】第1に、一般にテレビ受像機は、受像管に
加える平均陽極電流、すなわち画面全体で陽極に流れる
電流が一定値を越えないように設計されているため、図
4(a)に示したように高輝度の大きな矩形パターン1
0a を発生させた場合は、シャドウマスクの単位面積当
りに衝突するビーム電流が図4(b)の場合よりも小さ
くなり、シャドウマスクの温度上昇は比較的低い。
【0011】第2に、図4(b)に示した細長い矩形パ
ターン10b のような局部的な高輝度パターンについて
は、この局部的な高輝度パターンが蛍光体スクリーン3
の中央部に発生した場合は、シャドウマスクが熱膨張し
ても、電子ビームの偏向角が小さいので、ランディング
ずれは生じにくい。しかし中央から左右端になるにした
がって、シャドウマスクの熱膨張がランディングずれと
して現れる度合いが大きくなる。しかし左右端では、マ
スク本体がマスクフレームにより固定されているため、
熱膨張による変形が小さくなり、結局、左右端よりもや
や中央寄りに高輝度パターンが発生した場合に、最も大
きくランディングずれが生ずる。
【0012】図5に、上記蛍光体スクリーン3の左右端
よりもやや中央寄りに高輝度パターンが発生した場合の
ランディングずれを示す。この場合、シャドウマスク4
は、マスクフレーム6に取付けられた弾性支持体7とパ
ネル2に設けられたスタッドピン8との嵌合係止により
支持され、多数の電子ビーム通過孔の形成されたマスク
本体5の有効面がパネル2の内面に形成された蛍光体ス
クリーン3と対向しており、実線で示したシャドウマス
ク4が正常な位置にあるシャドウマスクとする。この実
線で示した位置にシャドウマスク4があるときは、この
シャドウマスク4の左右端よりもやや中央寄りに位置す
る1つの電子ビーム通過孔12を通過した電子ビーム1
3は、正しく対応する蛍光体層14にランディングす
る。しかし上記電子ビーム通過孔12の近傍を通過する
大電流の電子ビームにより高輝度画像を表示すると、そ
の電子ビーム通過孔12の近傍は、大電流の電子ビーム
の衝突により、一点破線で示すように局部的に熱膨張
し、この熱膨張により変位した電子ビーム通過孔12a
を通過する電子ビーム13a は、所定の蛍光体層14を
ランディングしなくなる。
【0013】特に最近のカラー受像管は、パネルの有効
部が平坦化したものが主流となっており、それにともな
って、シャドウマスクのマスク本体の有効面も平坦化し
ている。そのため、このような平坦化したシャドウマス
クは、電子ビームの衝突による熱膨張により、より変形
しやすく、ランディングずれが大きく生じやすい。
【0014】このパネルの有効部が平坦化したカラー受
像管に対して、特開昭61−163539号公報や特開
昭61−88427号公報などには、シャドウマスクの
形状を変えて、ランディングずれを抑制する手段が示さ
れている。しかし平坦化したパネルと平坦化したシャド
ウマスクとの組合わせからなるカラー受像管では、上記
公報に示されているシャドウマスクの形状では、十分な
効果は得られない。
【0015】すなわち、最近のカラー受像管は、これら
公報に示されているパネルやシャドウマスクよりも、よ
り平坦化している。そのため、電子ビームの衝突による
シャドウマスクの熱膨張によりランディングずれが大き
くなり、その大きなランディングずれを補正する方法が
必要となるが、上記公報に示されているパネルやシャド
ウマスクの形状では、そのランディングずれに対して十
分な補正効果が得られない。
【0016】これに対し、特開昭64−17360号公
報や特開平1−154443号公報などには、パネルの
曲面も変更して、シャドウマスクの熱膨張によるランデ
ィングずれを抑制する手段が示されている。しかしこれ
ら公報に示されているようにパネルの曲面を変更して
も、最近実用化されはじめているパネル外面の映り込み
が自然にみえる異和感のないほぼ球面からなる平坦なパ
ネルに対しては、十分な効果が得られない。
【0017】さらに、パネルおよびシャドウマスクの有
効面が平坦化したカラー受像管については、シャドウマ
スクの熱膨張のほかに、つぎの問題がある。
【0018】すなわち、パネルの有効部が平坦化したカ
ラー受像管のシャドウマスクのマスク本体には、通常の
カラー受像管のシャドウマスクに用いられる低炭素鋼板
のほかに、アンバーなどの低熱膨張係数の材料が用いら
れる。通常シャドウマスクのマスク本体は、フォトエッ
チング法により電子ビーム通過孔を形成したのち、プレ
ス成形加工により所定の曲面に成形される。この場合、
曲率の大きいマスク本体については、プレス成形時に十
分に塑性変形させて、必要とする機械的強度を付与する
ことができるが、平坦化したマスク本体については、十
分に塑性変形させることができず、局部的に機械的強度
の弱い部分ができる。つまり、平坦化したマスク本体に
ついては、プレス成形時の加工量や伸び量が減少し、塑
性変形領域で成形されず、弾性変形領域にとどまる部分
が生ずる。そのため、局部的に機械的強度の低い部分が
できる。この機械的強度の低い部分は、実質的に有効面
が矩形状のシャドウマスクでは、中心に対して短軸(垂
直軸)方向に位置する長辺よりも、中心からの離れてい
る長軸方向に位置する短辺からやや中央寄りの長軸端近
傍に現れる。
【0019】すなわち、短辺からやや中央寄りの領域
は、シャドウマスクの中心から遠く、かつ対角軸端部の
ようにスカート部により囲まれていないため、プレス成
形時に十分に塑性変形されず、弾性変形領域での加工と
なる。その結果、所定の曲面に成形されず、機械的強度
が低くなり、衝撃などによりこの部分が変形する。また
振動や衝撃などが加わった場合、この部分が共振しやす
く、色ずれをおこすという問題がある。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、カラー
受像管の蛍光体スクリーンに色ずれのない画像を表示す
るためには、パネルの有効部の内面とシャドウマスクの
有効面との間隔を所定の許容範囲に保つことが必要であ
る。しかしシャドウマスクには、電子銃から放出される
電子ビームの大部分が衝突するため、この電子ビームの
衝突により熱膨張し、蛍光体スクリーン方向に膨出す
る。そのため、3色蛍光体層に対する電子ビームのラン
ディングがずれ、色ずれが生ずる。この熱膨張によるラ
ンディングずれには、カラー受像管の動作開始初期にマ
スク本体とマスクフレームとが熱平衡状態になるまでの
間生ずる比較的長期間のランディングずれと、比較的短
期間高輝度画像を表示させた場合に生ずる局部的なラン
ディングずれとがある。このうち、カラー受像管の動作
開始初期に生ずる比較的長期間のランディングずれは、
マスクフレームとシャドウマスクを支持する弾性支持体
との間にバイメタル素子を介在することにより有効に補
正することができる。しかし比較的短期間高輝度画像を
表示させた場合に生ずる局部的なランディングずれは、
バイメタル素子では補正することができない。しかもこ
の局部的なランディングずれは、左右端よりもやや中央
寄りに高輝度画像が発生した場合に、最も大きく現れ
る。
【0021】このようなシャドウマスクの熱膨張による
ランディングずれは、特に最近カラー受像管の主流とな
っているパネルおよびシャドウマスクが平坦化したカラ
ー受像管の場合に大きく生じやすい。そのため、このパ
ネルおよびシャドウマスクの平坦化したカラー受像管に
ついては、そのシャドウマスクの形状、さらにはパネル
の曲面形状も変えてランディングずれを防止する方法が
知られている。しかし既知のシャドウマスクの形状で
は、十分な効果が得られない。またパネルの曲面形状を
変えても、最近実用化されはじめているパネル外面の映
り込みが自然にみえる異和感のないほぼ球面からなる平
坦なパネルに対しは、十分な効果が得られないという問
題がある。
【0022】さらに、シャドウマスクの有効面が平坦化
したカラー受像管については、そのマスク本体をプレス
成形時に十分に塑性変形させることができず、局部的に
機械的強度の弱い部分ができ、実質的に矩形状のシャド
ウマスクの短辺よりやや中央寄りの水平軸端近傍が最も
弱くなり、この部分が振動や衝撃などにより変形したり
また共振し、色ずれをおこすという問題がある。
【0023】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたものであり、パネルの有効部が平坦化したカラ
ー受像管において、そのパネルの有効部の曲面形状を適
正化することにより、パネルの有効部の平坦化に対応し
て平坦化したシャドウマスクの電子ビームの衝突による
熱膨張を抑制してランディングずれを防止し、かつ振動
や衝撃などにより変形や共振をおこしにくいカラー受像
管を構成することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】内外面が曲面からなる実
質的に矩形状の有効部を有するパネルを備え、その有効
部の内面にシャドウマスクの多数の電子ビーム通過孔の
形成された曲面からなる実質的に矩形状の有効面に対向
して蛍光体スクリーンが形成されてなるカラー受像管に
おいて、パネルを、有効部の外面をほぼ球面とし、この
有効部の対角軸有効径をsd、長軸有効径をsh、短軸
有効径をsvとするとき、有効部の中心に対して対角軸
有効径端での管軸方向の落込み量d、長軸有効径端での
管軸方向の落込み量h、短軸有効径端での管軸方向の落
込み量vが、 (d/sd)<0.05 v<h<d 2v<d<2h の関係を満足し、有効部の外面と内面との曲面の相違に
より有効部の肉厚が位置により異なり、有効部の平均肉
厚taよりも厚い長軸上領域の長軸方向の大きさah、
この平均肉厚taよりも厚い短軸上領域の短軸方向の大
きさavが、 (ah/sh)<(av/sv) の関係を満足し、かつ有効部の最大肉厚tmax が対角軸
端付近にあり、この最大肉厚tmax と最小肉厚tmin と
が、 (tmax −ta)>(ta−tmin ) または |tmax −ta|>|tmin −ta| の関係を満足する形状に形成した。
【0025】
【作用】上記のようにパネルを構成すると、その肉厚に
より外面が平坦化して映り込みが自然にみえる違和感の
ないほぼ球面からなるパネルに対しても、パネルの内
面、さらにはシャドウマスクの有効面の長軸周辺部での
長軸方向の曲率半径を小さくして、振動や衝撃に強い曲
面とすることができ、かつ長軸中間部での短軸方向の曲
率半径も小さくして、電子ビームの衝突による熱膨張を
抑制することができる。
【0026】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明を実施例に基
づいて説明する。
【0027】図1にその一実施例であるカラー受像管を
示す。このカラー受像管は、内外面が後述する形状の曲
面からなる実質的に矩形状の有効部20の周辺部にスカ
ート部21が形成されたパネル22と、このパネル22
のスカート部21に一体に接合された漏斗状のファンネ
ル23とからなる外囲器を有する。そのパネル22の有
効部20の曲面からなる内面には、青、緑、赤に発光す
るストライプ状の3色蛍光体層が所定の配列で形成され
た蛍光体スクリーン24が設けられている。そしてこの
蛍光体スクリーン24に対向して、その内側にシャドウ
マスク25が装着されている。このシャドウマスク25
は、上記パネル22の有効部20の内面に対応する形状
の曲面に多数の電子ビーム通過孔が形成された実質的に
矩形状の有効面の周辺部にスカート部が形成されたマス
ク本体26と、そのスカート部に取付けられた断面L字
形のマスクフレーム27とからなる。そしてこのマスク
フレーム27の外側面に複数個の弾性支持体28が取付
けられ、その各弾性支持体28に設けられた嵌合孔をそ
れぞれパネル22のスカート部21の内面に設けられた
複数個のスタッドピン29に嵌合係止することにより、
パネル22の内側に装着されている。一方、ファンネル
23のネック30内に、一列配置の3電子ビーム31を
放出する電子銃32が配設されている。
【0028】そして、上記電子銃32から放出される3
電子ビーム31をファンネル23の外側に装着された偏
向ヨーク34の発生する磁界により偏向し、その電子ビ
ーム31をシャドウマスク25により選別して、蛍光体
スクリーン24を水平、垂直走査することにより、パネ
ル22の有効部20にカラー画像を表示する構造に形成
されている。図1(b)に示した35が、その画像表示
領域である。
【0029】上記パネル22の有効部20は、外面がほ
ぼ球面からなり、この有効部20の外面の対角軸(D
軸)有効径をsd(mm)、このパネル22の有効部20
外面の中心に対する有効部20外面の対角軸有効端での
管軸(Z軸)方向の落込み量をd(mm)とするとき、 (d/sd)<0.05 となる平坦性をもち、かつ長軸(水平軸)(X軸)有効
端での管軸方向の落込み量をh(mm)、短軸(垂直軸)
(Y軸)有効端での管軸方向の落込み量をv(mm)とす
るとき、 v<h<d 2v<d<2h となっている。つまり、このパネル22の有効部20の
外面は、大幅に平坦化され、かつ外面の映込みが自然に
見える違和感のないものとなっている。
【0030】このような外面をもつパネル22では、周
辺部の読取り角が改善され、また見る角度による見掛け
上の画面歪みも改善される。さらに外光の映込み角を低
減できる。その結果、表示画像の品位を良好にすること
ができる。
【0031】具体例として、対角寸法が68cm(29イ
ンチ)、80cm(32インチ)のパネルについて、上記
のような平坦性をもつパネルと従来のパネルのd/sd
の値を比較して表1に示す。
【表1】 また最近開発が進んでいる画面のアスペクト比が16:
9のワイド・カラー受像管について、上記のような平坦
性をもつパネルのd/sdの値を表2に示す。
【表2】 パネルをこれら表1、表2に示す程度まで平坦性をもた
せると、十分に画面を平坦化して違和感のない画面とす
ることができる。なお、このパネルの平坦性の程度は、
外囲器の耐気圧強度などにより制限される。
【0032】一方、上記パネルの有効部の内面は、パネ
ルの中心軸(管軸(Z軸)と一致)上で直交する長軸を
X軸、短軸をY軸とする直交座標系において、数1で示
される非球面に形成されている。
【数1】 ここで、A3i+jは係数であり、A0 =0である。
【0033】表3に対角寸法が68cmのパネルについ
て、数1の係数A3i+jの具体的数値を示す。
【表3】 さらに図2(a)および(b)にそれぞれ対角寸法が6
8cmのパネルについて、長軸上および短軸上の肉厚分布
を従来のパネルのそれと比較して示す。曲線37H ,3
7V がこの例のパネルの長軸上および短軸上の肉厚分
布、曲線38H ,38V が従来のパネルの長軸上および
短軸上の肉厚分布である。図2(a)に示した曲線37
H と38H の比較から明らかなように、この例のパネル
の長軸上の肉厚分布は、従来のパネルに対して、長軸方
向の中間部において薄くなっている。一方、図2(b)
に示した曲線37V と38V の比較から明らかなよう
に、この例のパネルの短軸上の肉厚分布は、従来のパネ
ルに対して、短軸方向の周辺部において厚くなってい
る。
【0034】すなわち、有効部の長軸有効径をsh、短
軸有効径をsvとするとき、従来のパネルでは、直線4
0A で示した平均肉厚tao に対して、肉厚の厚い長軸
上領域の長軸方向の大きさをaho 、短軸上領域の短軸
方向の大きさをavo とすると、その平均肉厚tao に
対して肉厚の厚い領域が、 (aho /sh)>(avo /sv) となっているが、この例のパネルでは、直線39A で示
した平均肉厚taに対して、肉厚の厚い長軸上領域の長
軸方向の大きさをah、短軸上領域の短軸方向の大きさ
をavとし、その長軸有効径をsh、短軸有効径をsv
とすると、その平均肉厚taに対して肉厚の厚い領域
が、 (ah/sh)<(av/sv) となっている。
【0035】またパネルの最大肉厚tmax は、ともにコ
ーナー部にあり、従来のパネルではその最大肉厚tmax
が17.85mmであるが、この例のパネルでは18.3
9mmとなっている。一方、最小肉厚tmin は、ともにパ
ネルの中心にあり、これら最大、最小肉厚tmax ,tmi
n と平均肉厚tao ,taとが、従来のパネルについて
は、 (tmax −tao )<(tao −tmin ) または |tmax −tao |<(tmin −tao ) であるが、この例のパネルは、 (tmax −ta)>(ta−tmin ) または |tmax −ta|>|tmin −ta| となっている。
【0036】ところで、上記形状にパネル22を形成す
ると、その有効部20の外面がほぼ球面であるにもかか
わらず、長軸付近では、平均肉厚taより厚い部分が減
少し、短軸付近では、平均肉厚taより厚い部分が増加
する。しかも最大肉厚tmaxがコーナー部にあるため、
長軸中間部の肉厚が薄くなり、かつ短軸端部の長辺部の
肉厚が厚くなる。その結果、有効部20内面の長軸中間
部における短軸方向の曲率半径を大幅に小さくすること
ができる。たとえば対角寸法が68cmのパネルの場合、
従来のパネルでは、長軸中間部の短軸方向の曲率半径が
約1900mmであるが、これを約1600mmと小さくす
ることができる。
【0037】またこの例のパネル22は、平均肉厚ta
と最大肉厚tmax との差が大きくなっているため、周辺
部で急激に肉厚が変化する。特に長軸端付近で急激に肉
厚が増大するため、有効部20内面の長軸方向の曲率半
径を大幅に小さくすることができる。たとえば対角寸法
が68cmのパネルの場合、従来のパネルでは、長軸中間
部での長軸方向の曲率半径が約1900mmであるが、こ
れを約900mmにすることができる。
【0038】またパネル22を上記のように構成する
と、一般にシャドウマスクは、マスク本体の有効面の全
面にわたり、パネルの有効部内面との間隔を所定値にす
る必要があるため、パネルの有効部内面に近似した曲面
にする必要がある。したがって上記のようにパネル22
の有効部20内面の曲率半径が小さくなると、対応する
位置のマスク本体26の有効面の曲率半径も小さくな
る。その結果、シャドウマスクの熱膨張による電子ビー
ムのランディングずれを効果的に防止することができ
る。すなわち、従来シャドウマスクでは、熱膨張による
ランディングずれが長軸中間部付近で大きく発生した。
このシャドウマスクの熱膨張を抑制する手段としては、
長軸中間部付近の短軸方向の曲率半径を小さくすること
が最も有効であるため、上記のようにパネル22の有効
部20内面の曲率半径が小さくなると、対応してシャド
ウマスク25のマスク本体26の有効面の曲率半径も小
さくなり、シャドウマスクの熱膨張によるランディング
ずれを効果的に防止することができる。
【0039】さらに一般にシャドウマスクの機械的強度
は、長軸端部付近が最も弱い。これを改善するために
は、この長軸端部付近の長軸方向の曲率半径を小さくす
ることが最も効果的ある。したがって上記のようにマス
ク本体26の有効面の曲率半径も小さくなると、この長
軸端部付近の機械的強度を強化することができる。
【0040】したがってたとえば対角寸法が68cmのパ
ネルを上記のように構成した場合、従来のカラー受像管
に対して、シャドウマスクの熱膨張によるランディング
ずれを約10%小さくできるばかりでなく、機械的強度
を約2倍大きくするすることができ、シャドウマスクの
熱膨張によるランディングずれや、振動や衝撃による色
純度の劣化を大幅に向上させることができる。
【0041】さらにまたこの例のパネル22は、従来の
パネルにくらべて、有効部20の長軸中間部付近の肉厚
が薄くなっている。そのため、短軸端部では厚くなって
いるが、平均肉厚分布は、従来のパネルよりも薄く形成
でき、重量を軽減できる。
【0042】以上要するに上記形状にパネル22を形成
すると、有効部20の外面がほぼ球面であるにもかかわ
らず、パネルの機械的強度を犠牲にすることなく、シャ
ドウマスクの熱膨張によるランディングずれを小さくし
て、色純度の劣化を大幅に向上させることができるばか
りでなく、振動や衝撃による色純度の劣化も大幅に向上
させることができる。
【0043】なお、上記実施例では、マスクフレームの
各辺の中央部に帯板状の弾性支持体を取付けてシャドウ
マスクを支持するカラー受像管について説明したが、こ
の発明は、マスクフレームのコーナー部に楔状の弾性支
持体を取付けてシャドウマスクを支持するカラー受像管
にも適用できる。
【0044】
【発明の効果】内外面が曲面からなる実質的に矩形状の
有効部を有するパネルを備え、その有効部の内面にシャ
ドウマスクの多数の電子ビーム通過孔の形成された曲面
からなる実質的に矩形状の有効面に対向して蛍光体スク
リーンが形成されてなるカラー受像管において、パネル
を、有効部の外面をほぼ球面とし、この有効部の対角軸
有効径をsd、長軸有効径をsh、短軸有効径をsvと
するとき、有効部の中心に対して対角軸有効径端での管
軸方向の落込み量d、長軸有効径端での管軸方向の落込
み量h、短軸有効径端での管軸方向の落込み量vが、 (d/sd)<0.05 v<h<d 2v<d<2h の関係を満足し、有効部の外面と内面との曲面の相違に
より有効部の肉厚が位置により異なり、有効部の平均肉
厚taよりも厚い長軸上領域の長軸方向の大きさah、
平均肉厚taよりも厚い短軸上領域の短軸方向の大きさ
avが、 (ah/sh)<(av/sv) の関係を満足し、かつ有効部の最大肉厚tmax が対角軸
端付近にあり、この最大肉厚tmax と最小肉厚tmin と
が、 (tmax −ta)>(ta−tmin ) または |tmax −ta|>|tmin −ta| の関係を満足する形状に形成すると、その肉厚により外
面が平坦化し、映り込みが自然にみえる違和感のないほ
ぼ球面からなるパネルに対して、パネルの内面、さらに
はシャドウマスクの有効面の長軸周辺部での長軸方向の
曲率半径を小さくして、電子ビームの衝突による熱膨張
を抑制することにより、電子ビームのランディングずれ
を小さくして色純度の劣化を大幅に向上させることがで
きる。また機械的にも強い曲面とすることができ、振動
や衝撃による色純度の劣化を大幅に向上させることがで
き、品位良好な画像を表示するカラー受像管とすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)はこの発明の一実施例であるカラー
受像管の構成を示す図、図1(b)はそのパネルの有効
面を示す図である。
【図2】図2(a)は上記カラー受像管のパネルの有効
部の長軸上の肉厚分布を従来のパネルのそれと比較して
示す図、図2(b)は短軸上の肉厚分布を従来のパネル
のそれと比較して示す図である。
【図3】図3(a)は従来のカラー受像管の要部構成を
示す平面図、図3(b)はその断面図である。
【図4】図4(a)および(b)はそれぞれ電子ビーム
の衝突によるシャドウマスクの熱膨張により生ずるラン
ディングずれを説明するための図である。
【図5】電子ビームの衝突によるシャドウマスクの局部
的な熱膨張により生ずるランディングずれを説明するた
めの断面図である。
【符号の説明】
20…有効部 22…パネル 24…蛍光体スクリーン 25…シャドウマスク 26…マスク本体 27…マスクフレーム 31…3電子ビーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 紀雄 埼玉県深谷市幡羅町一丁目9番2号 株 式会社東芝 深谷電子工場内 (56)参考文献 特開 昭60−72146(JP,A) 特開 昭63−181243(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 29/86

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内外面が曲面からなる実質的に矩形状の
    有効部を有するパネルを備え、上記有効部の内面にシャ
    ドウマスクの多数の電子ビーム通過孔の形成された曲面
    からなる実質的に矩形状の有効面に対向して蛍光体スク
    リーンが形成されてなるカラー受像管において、 上記パネルは、上記有効部の外面がほぼ球面をなし、こ
    の有効部の対角軸有効径をsd、長軸有効径をsh、短
    軸有効径をsvとするとき、上記有効部の中心に対する
    対角軸有効径端での管軸方向の落込み量d、長軸有効径
    端での管軸方向の落込み量h、短軸有効径端での管軸方
    向の落込み量vが、 d/sd<0.05 v<h<d 2v<d<2h の関係を満足し、上記有効部の外面と内面との曲面の相
    違により上記有効部の肉厚が位置により異なり、上記有
    効部の平均肉厚taよりも厚い長軸上領域の長軸方向の
    大きさah、この平均肉厚taよりも厚い短軸上領域の
    短軸方向の大きさavが、 (ah/sh)<(av/sv) の関係を満足し、かつ有効部の最大肉厚tmax が対角軸
    端付近にあり、この最大肉厚tmax と最小肉厚tmin と
    が、 (tmax −ta)>(ta−tmin ) または |tmax −ta|>|ta−tmin | の関係を満足する形状に形成されていることを特徴とす
    るカラー受像管。
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