JP3353683B2 - 課金装置およびシステム - Google Patents
課金装置およびシステムInfo
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Description
帯され又は移動体に搭載されて、課金エリアに入った場
合に料金支払を行なう課金装置とそれを用いる課金シス
テムに関する。
設けて、そこで車両を止めて課金作業を行なっており、
料金徴収に多大の労力が費やされ、時間が消費され、ま
た料金所渋滞を生ずるなど、運輸経済性を著しく損って
いる。そこで、複数のル−ト上に車両通過判定器を設置
し、複数のル−ト上のどのル−トを走行してきたかを判
定して課金するシステムが提案されている。その一例が
特開平9−212794号公報に提示されている。この
システムは、分岐ル−トならびに出入口(インタ−)が
少く、インタ−間距離が比較的に長い有料道路網では、
車両通過判定器の設置個数が少くて済み、システム設定
が容易である。
らびに出入口(インタ−)が多く、インタ−間距離が短
い区間が多いが、道路網全体としての延べ距離数が大き
い有料道路網などでは、車両通過判定器の設置個数が多
くなり、その設置費用とメンテナンス費用が高額とな
る。また、いずれにしても有料道路網の管理区域内又は
その入口の直前でしか、有料道路網の課金情報を知るこ
とができず、インタ−よりもかなり手前の、迂回路を選
択しうる領域で、有料道路網を使用する(進入)する
か、迂回して一般無料道路を使用するかの決定をするた
めの情報入手が難かしい。
減,地域財源確保等の一手段として、特定地域すなわち
特定エリアに対して課金することが考えられる。この場
合、対象となるエリアの道路網が複雑で混み入ったもの
である場合、上述の課金システムでは、エリア内の多く
の道路に車両通過判定器を設置しなければならず、それ
らの高密度設置がコスト高になりまた場所によっては物
理的に設置がむつかしくなる。更には、季節(月,
日),時間帯によって課金したりしなかったり、あるい
は課金額を変える場合には、エリア内,外の、エリアに
通ずる多くの道路でこれらの情報を告知する必要があ
る。
行なわれているが、告知を周知徹底しドライバに該エリ
アを避ける迂回路を選択させるためには、エリアの外の
かなり遠方から告知看板等の設置を行なわなければなら
ず、これが膨大になる。また、料金改定,エリア変更等
に伴い変更作業を要しその経費が大きい。ドライバには
告知板等の告知情報を、タイミング良く正確に認知する
負担が加わる。
備の多大な設置を要しない課金装置およびそれを用いる
課金システムを提供することを第1の目的とし、課金エ
リアの情報伝達が容易であって情報の変更が容易な課金
システムを提供することを第2の目的とし、課金エリア
に進入した車両に対する課金処理および課金情報管理が
容易な課金システムを提供することを第3の目的とす
る。
出する手段(ANTg,20〜26);エリア特定情報およびクレ
ジット情報を記憶する記憶手段(CRD,2);前記対地位置
検出手段が検出した対地位置が前記記憶手段のエリア特
定情報が表わすエリアの内か外かを演算する相対位置判
定手段(2);中断指示手段(IGsw);該中断指示手段の中
断指示(Si=L)が無い(Si=H)期間内の、エリアの内にあ
った経過時間を計測する計時手段(2);および、該計時
手段の計時値に基づいて前記クレジット情報を更新する
課金処理手段(2);を備える、使用者によって携帯され
又は移動体に搭載される課金装置。
は、図面に示し後述する実施例の対応要素の符号を、参
考までに付記した。
RD,2)であって、そのクレジット情報の更新により料金
支払処理が行なわれるので、料金支払に手数を要しな
い。課金エリア内の道路網が複雑であっても、エリアの
入出口やエリア内複数ル−トに料金所あるいは車両通過
判定器を設ける必要はなく、課金システムの固定設備の
多大な設置を要しない。
金する場合、該車両の課金エリア内滞留時間に比例して
課金すると、課金エリア内在住者や課金エリア内業務従
事者は、駐車場内等、道路渋滞に影響しない場所に駐車
しておいた場合でも課金額が増加し、道路走行に課金す
る主旨である場合には不合理となる。この対策として課
金エリア内在住者や課金エリア内業務従事者は一定率割
り引く減額の方法が考えられるが、駐車時間と走行時間
の相対比は人によっていろいろであり、例えば駐車時間
が極く短い者が優遇されてしまう。
および、該中断指示手段の中断指示(Si=L)が無い(Si=
H)期間内の、エリアの内にあった経過時間を計測する
計時手段(2);を備えている。車両の場合、車両駐車の
とき中断指示手段(IGsw)が中断指示(Si=L)を発生し、
駐車でない(Si=H)ときの経過時間を計測することによ
り、道路走行に課金する主旨である場合の、道路網利用
と料金支払額との関係が合理的になる。
クレジット情報を記憶する記憶手段(CRD,2);前記対地
位置検出手段が検出した対地位置が前記記憶手段のエリ
ア特定情報が表わすエリアの内か外かを演算する相対位
置判定手段(2);エリアの内にあって移動した距離を計
測する距離計測手段(2);および、該距離計測手段の計
測距離に基づいて前記クレジット情報を更新する課金処
理手段(2);を備える、使用者によって携帯され又は移
動体に搭載される課金装置。
RD,2)であって、そのクレジット情報の更新により料金
支払処理が行なわれるので、料金支払に手数を要しな
い。エリア特定情報が表わす課金エリア内の道路網が複
雑であっても、エリアの入出口やエリア内複数ル−トに
料金所あるいは車両通過判定器を設ける必要はなく、課
金システムの固定設備の多大な設置を要しない。
して課金する車両課金システムに用いた場合は、課金エ
リア内の走行距離に課金され、駐車の間は自動的に課金
額アップが停止する。したがって、課金エリア内在住者
や課金エリア内業務従事者と、他者との間に、料金支払
上の不合理を生じない。
定情報およびクレジット情報が表わす情報を、使用者に
報知するための報知手段(10,11,SP,4,24);を更に備え
る。課金装置の使用者は、課金エリアに入る前にその存
在とクレジット情報を認識することができ、課金エリア
に入るか否かの選択が容易である。
が検出した対地位置と前記記憶手段のエリア特定情報に
基づき、エリア特定情報が表わすエリアに対する課金装
置の接近情報を生成する報知制御手段(2);および、該
接近情報,前記エリア特定情報およびクレジット情報が
表わす情報を、使用者に報知するための報知手段(10,1
1,SP,4,24);を更に備える。課金エリアに対する接近が
報知されるので、使用者は課金エリアに入るか否かの選
択をより確実に余裕をもって行なうことができる。
手段(ANTt,8,6)を備え、記憶手段(CRD,2)は受信したエ
リア特定情報を記憶する上記(1),(3)又は(4)
の課金装置(1)と、エリア特定情報を記憶するための広
報情報記憶手段(FDB,TDB);および、該広報情報記憶手
段のエリア特定情報を発信するための通信手段(40,31,3
2);を含む送信局(30)と、を備える課金システム。
31,32)が、広報情報記憶手段(FDB)のエリア特定情報を
発信し、課金装置(1)の通信手段(ANTt,8,6)がエリア特
定情報を受信して記憶手段(CRD,2)がこれを記憶する。
したがって、送信局(30)がエリアの位置又はサイズを変
更するために広報情報記憶手段(FDB)のエリア特定情報
を変更すると、自動的に課金装置(1)のエリア特定情報
も変更後のものに変わる。エリア特定情報の伝達が容易
であり情報の変更が容易である。一エリアおよびその外
側をカバ−する1つの送信局(30)にて、該エリアに進入
する可能性がある課金装置(1)のすべてに対してエリア
特定情報を送信することができるので、システム要素の
設置が比較的に容易であって課金エリア告知の信頼性が
高い。
指示手段は、該車両のイグニション(IGsw)のオフ操作に
連動して中断指示を行なう、上記(1)又は(5)の課
金装置又は課金システム。
i=L)が発生し、経過時間を中断するので、車両駐車中
の経過時間に課金することがなく、道路走行に課金する
主旨である場合の、道路網利用と料金支払額との関係が
合理的になる。
手段(ANTt,8,6)を備え、記憶手段(CRD,2)は受信したエ
リア特定情報を記憶する上記(2),(3)又は(4)
の課金装置(1)と、エリアの輪郭の2点以上を表わすエ
リア特定情報を記憶するための広報情報記憶手段(FDB,T
DB);および、該広報情報記憶手段のエリア特定情報を
発信するための通信手段(40,31,32);を含む送信局(30)
と、を備える課金システム。これによれば、上記(5)
に記載の作用,効果が同様に得られる。
クレジット情報を課金装置(1)のIDと共に通信手段(AN
Tt,8,6)を介して前記送信局(30)に送信し、送信局(30)
は未納デ−タ記憶手段(CDB)を含み、送信局(30)の情報
制御手段(32)は、受信した支払不足のクレジット情報を
未納デ−タ記憶手段(CDB)に受信したID宛てに積算記
録する課金システム。
タ記憶手段(CDB)の積算記録(未納)デ−タに基づい
て、不足額徴収のための催告および又は精算を行なうこ
とができ、エリア管理業務の追行が容易かつ経済的にな
る。
が課金エリアの外から内に変化したときに、課金エリア
に対する進入を前記通信手段(ANTt,8,6)を介して送信局
(30)に送信し、送信局(30)は積算記憶手段(TDB)を含
み、送信局(30)の情報制御手段(32)は、課金エリア内進
入を受信する毎に積算記憶手段(TDB)の進入量積算デ−
タを大きい値を示すものに更新する課金システム。
手段(TDB)の記憶デ−タに基づいてエリアへの進入数量
(車両台数/時間)を算出してエリア内混雑又はその変
化などの交通量パラメ−タを推定し、交通量情報収集や
交通管制などに利用することができる。
置が課金エリアの内から外に変化したときに、課金エリ
アからの退出を前記通信手段(ANTt,8,6)を介して送信局
(30)に送信し、送信局(30)の情報制御手段(32)は、課金
エリアからの退出を受信する毎に積算記憶手段(TDB)の
退出量積算デ−タを大きい値を示すものに更新する課金
システム。
量積算デ−タより退出量積算デ−タを差し引いた残値
が、課金エリア内の、報知装置(1)を搭載した車両の滞
留量(渋滞時は渋滞量)を示し、その時間微分値が滞留量
変化速度(渋滞傾向,緩和傾向)を示す。エリア管理者
は、進入積算記憶手段(TDB)の記憶デ−タに基づいてエ
リア内混雑又はその変化などの交通量パラメ−タを推定
し、交通量情報収集や交通管制などに利用することがで
きる。
の退出数量を別個に積算(カウント)するのに代えて、
進入時は滞留量デ−タをインクレメントし、退出時は滞
留量デ−タをデクレメントしてもよい。この場合には、
帯留量デ−タが直接にエリア内帯留量を示し、その時間
微分値が滞留量変化速度(渋滞傾向,緩和傾向)を示す。
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
す。車両に搭載された車載課金装置1は、内蔵された電
話ユニット8(後述)及びアンテナANTtを介して、
報知局30と通信して、デ−タをやり取りする。また、
衛星からの電波をGPSアンテナANTgで受信し、内
蔵されたGPS測位装置(20〜28:後述)により車
両の位置および走行方向を認識して、走行地を表わす地
図と共に表示する。受信可衛星が不足の場合あるいは衛
星からの電波受信が不可の場合には、ジャイロを用いる
方向検出と走行速度の積算による車両位置演算で不足の
情報を補う。あるいは車両位置認識を行なう。
図2を参照すると、車載課金装置1には、車両上のバッ
テリから直流電圧+Bが常時与えられ、電源回路PSC
が、GPS情報処理ECU20および課金制御ECU2
のCPUに動作電圧を与えている。これにより、課金制
御ECU2のCPUの内部メモリおよびCPUの外では
あるが課金制御ECU2の内部にある内部メモリにデ−
タが常時保持(保存)されている。
示手段)IGswが閉じると(車両電源がオンになる
と)、電源回路PSCが、車載課金装置1の全回路に動
作電圧を与える。イグニションキ−スイッチIGswの
開(Si=L)は、課金エリア内滞在経過時間の計測停
止(中断)を指示し、閉(Si=H)は、課金エリア内
滞在経過時間の計測継続を指示する。
ンテナANTg,GPS受信機21,GPS復調器2
2,表示装置24,圧電振動ジャイロ25,高度センサ
26,GPS情報処理ECU(電子制御装置)20,操
作ボ−ド23,地図検索エンジン27および地図デ−タ
ベ−ス28を備えている。GPSの各衛星から送られる
1.57542GHzの電波が、受信アンテナANTgを介し
てGPS受信機21で受信され、電波に乗った情報、即
ち衛星の軌道を示す関数,時刻等の情報がGPS復調器
22で復調され、GPS情報処理ECU20に入力され
る。GPS情報処理ECU20は、アルマナックデ−タ
メモリおよびデ−タバッファ用のメモリならびに入出力
インタ−フェ−ス(電気,電子回路)を備える、マイク
ロプロセッサ(CPU)を中心とするコンピュ−タシス
テムであり、CPUが、GPS衛星から送られる情報に
基づいて、自車の位置を示す情報(緯度,経度,高度)
を生成し、かつ、この位置情報の時系列推移に基づいて
自車の進行方向および進行速度を算出する。検索エンジ
ン27が、CPUが生成した位置情報に従って、地図デ
−タベ−ス28から、該位置を含む1頁(1画面)の地
図デ−タを読出してこれを表示装置24に表示して表示
上の現在位置に、進行方向をも示す現在位置指標を表示
する。
1,GPS復調器22及び表示装置24の基本的な構
成、ならびにGPS情報処理ECU20の基本的な動作
は、既に市販されている公知の装置の各構成要素と同様
である。
報処理ECU20のCPUの動作プログラムには、課金
制御ECU2からのデ−タ転送要求に応答して、車両
(車載課金装置1)の現在位置(対地位置),進行方
向,進行速度および現在時刻を、課金制御ECU2に転
送し、かつ、課金制御ECU2が転送してくる課金領域
情報を読込んで内部メモリに格納し、表示装置24上の
表示地図上の、課金領域情報によって規定される領域す
なわち課金領域に、課金エリア表示(網掛け)を重ねる
プログラムが付加されている。
が出力するアナログ信号は、それぞれGPS情報処理E
CU20に入力され、ECU20のCPUは、A/D変
換器を介してデジタルデ−タに変換して読込む。GPS
復調器22から出力される情報及びGPS復調器22を
制御する情報は、GPS情報処理ECU20のI/Oポ
−トを介してCPUに入力又はCPUから出力される。
位演算」又は「4衛星測位演算」によって自車位置の三
次元座標Ux,Uy,Uzを算出する。
連立方程式に、3個の衛星から受信した3組のデ−タを
それぞれパラメ−タとして代入し、この連立方程式を解
くことにより、未知数である受信点の緯度,経度,及び
受信側の時計の誤差を求める。受信点の高度は、この例
では高度センサ26が出力する信号から計算により求
め、既知デ−タとして上記方程式に代入する。また「4
衛星測位演算」では、予め定めた4元連立方程式に、4
個の衛星から受信した4組のデ−タをそれぞれパラメ−
タとして代入し、この連立方程式を解くことにより、未
知数である受信点の緯度,経度,高度,及び受信側の時
計の誤差を求める。また、これらのいずれかの測位演算
を実行することにより、受信側の時計の誤差が得られる
ので、この誤差情報に基づいて内部時計の時刻を校正す
る。
と、GPS情報処理ECU20は、前回算出した対地位
置と比較して車両の進行方向および進行速度を算出し、
今回算出した対地位置に基づいて地図デ−タメモリ28
から、該位置を含む1頁(1画面)の地図デ−タを読出
してこれを表示装置24に表示して表示上の現在位置
に、進行方向をも示す現在位置指標を表示し、そして課
金制御ECU2から受信し内部メモリにセ−ブしている
課金領域情報によって規定される領域すなわち課金領
域、の少くとも一部が、表示装置24上の表示領域に含
まれるときには、表示画面上の該当領域に、課金エリア
表示(網掛け)を重ねる。この付加表示により、運転者
は、表示装置24の表示面上で課金領域を認識すること
ができる。
−ス(電気,電子回路)を備える、マイクロプロセッサ
(CPU)を中心とするコンピュ−タシステムであり、
CPUは、アンテナANTt,電話ユニット8及びモデ
ム7を介して、報知局30との間で、各種情報を送受信
することがてきる。拡張シリアル入出力ポ−ト6は、デ
−タのシリアル入出力およびシリアル/パラレル変換入
出力を行なう。
は、音声認識ユニット9を介して、単語の文字を表すデ
ジタルデータに変換されて課金制御ECU2のCPUに
入力される。さらに、CPUは、音声合成ユニット10
及び切替スイッチSW11を介して、必要に応じて車載
スピーカSPで、運転者向けのメッセージ(出力情報)
を報知(発声)する。切替スイッチSW11は、CPU
から音声データが出力されてくると、車載オーディオと
スピ−カSPとの接続を、音声合成ユニット10とスピ
−カSPとの接続に切換える。この時CPUは、車載ス
ピーカSPより運転者に音声で伝えるメッセージを、同
時に表示装置4に文字で表示する。これにより運転者
は、聴覚と視覚によりCPUからのメッセージを確認す
ることができる。
に対してデ−タの読取り,書込みを行なうカ−ドリ−ダ
5が接続されており、カ−ドリ−ダ5は、そのカ−ド挿
入スロットにICカ−ドCRDが差し込まれたとき、な
らびに課金制御ECU2がデ−タ転送を要求したとき
に、該カ−ドCRDの記憶デ−タを読出して課金制御E
CU2に転送する。カ−ドリ−ダ5は、課金制御ECU
2より書込みデ−タを受けると、それをICカ−ドCR
Dに上書き(更新書込み)する。
す。表1に示す例は、カ−ドの1回の発行額は1000
0円であり、カ−ド残高が10000円(未使用)であ
って発行者が与えたカ−ドのIDがMYCAR003、
申請した車種区分が小型車、車両ID(この例ではナン
バ−プレ−トの表記番号)がA123B568であるこ
とを示す。また課金テ−ブルのデ−タは、カ−ド発行直
後は、運転者が希望(申請)した課金エリアに関するも
のであり、これは申請に応じて発行者が書込む。発行時
に申請(書込み要求)がないと、書込みはない。
および表4に示す。表2に示す時間単位の課金テ−ブル
は、課金領域情報が示す課金エリアの車両に、駐車中を
除くエリア内存在時間に対応する料金を課金するもの、
表3に距離単位の課金テ−ブルは、課金エリア内走行距
離に対応する料金を課金するもの、また、表4に示す進
入1回当りの課金テ−ブルは、進入(利用)回数に対応
する料金を課金するものである。
(一点)のデ−タは、課金エリアの輪郭上の一点を表わ
す位置情報であり、2組のデ−タ(2点のデ−タ)のみ
が存在する場合、各組のデ−タが4角形(方形)の対角
コ−ナの位置を意味し、課金エリアは矩形である。その
一例を図7に示す。
−タが表わす位置(点)を、デ−タ組の書込み順に結ん
でゆき、最後の点と最初の点とを結ぶことによって現わ
れる多角形の領域が課金エリアであることを意味する。
表2〜表4に示す例は、位置(点)デ−タが2組である
ので、課金エリアは4角形(方形)である。料金情報は
時間帯別および車種区分別となっている。
し、テ−ブル有効領域情報は、課金領域情報で規定され
る課金領域の輪郭より外に略600m前後広がった、課
金エリアと略相似形状の輪郭を示すものである。このテ
−ブル有効領域情報は、複数の課金エリアが設定される
場合に、車両に、それに近い課金エリアの課金テ−ブル
を選択させるためのものである。
−ド発行&精算所)71〜73が、ICカ−ドCRDを
発行する。これらのスポット(取扱所)は、報知局30
の近辺,報知局30の管轄区域内又は外等、課金エリア
が設定される地域に極力近い、運転者のアクセスが容易
な場所に設けられるものであり、たとえば課金エリアが
設定される地域の市役所又は出張所に設けてもよい。こ
れらのスポットでは、取扱人又は自動券売機にて、運転
者の求めに応じて、ICカ−ドの新規発行,紛失時の再
発行,未払金(マイナスのカ−ド残高)の精算および予
納金の積増し(カ−ド残高の増量)を行ない、これらの
処理を行なうと、処理デ−タを公衆回線および交換局6
0を介して報知局30に送信する。報知局30は、受信
した処理デ−タに応じて、新規発行,粉失時の再発行お
よび予納金の積増しの場合には監視デ−タベ−スWDB
のデ−タを更新し、未払金の精算があるときには未納デ
−タべ−スCDBのデ−タを更新する。
30には、コントロ−ラ32からの送信デ−タを電波信
号に変調してアンテナ40に送出し、アンテナ40を介
して電波を受信して受信デ−タを復調してコントロ−ラ
32に与える無線通信装置31がある。コントロ−ラ3
2は、入出力インタ−フェ−スを備える、マイクロプロ
セッサ(MPU)を中心とするコンピュ−タシステムで
あり、これに、端末(パソコン,ディスプレイ,キ−ボ
−ド,マウス,プリンタの一式)PC,課金デ−タベ−
ス(メモリ)FDBおよび情報管理ユニット33が接続
され、この情報管理ユニット33に、未納デ−タベ−ス
CDB,監視デ−タベ−スWBDおよび入出車デ−タベ
−スTBDが接続されている。
れ、コントロ−ラ32はこのモデム34ならびに公衆通
信回線の交換局60(図1)を介して管理センタ50
(図1)と、音声およびデ−タ通信を行なうことができ
る。
CPU)の、課金制御動作の概要を示す。まず図4を参
照する。課金制御ECU2は、イグニションキ−スイッ
チIGswが閉(Si:H)になるのを待ち、閉じられ
ると、カ−ドリ−ダ5を介してカ−ドCRDのデ−タを
内部メモリに読込む(ステップ1〜4)。カ−ドCRD
の装着が無いと、装着されるのを待ち、装着されたらカ
−ドCRDのデ−タを内部メモリに読込む。なお、以下
においてカッコ内には、ステップという語を省略して、
ステップNo.数字のみを記す。
高を表示装置4に表示する(5)。次に課金制御ECU
2は、Tc時限のタイマTcをスタ−トする(6)。そ
してGPS情報処理ECU20にデ−タ転送を要求し
て、GPS情報処理ECU20から、現在位置(対地位
置),進行方向,進行速度および日時のデ−タを受信し
て内部メモリに書込み、そしてGPS情報処理ECU2
0に、内部メモリに読込んだカ−ドデ−タの中の課金領
域情報を送信する(7)。この課金領域情報を受信する
とGPS情報処理ECU20は、該情報が表わす課金エ
リアに対応する、表示装置24上の地図表示の対応領域
に、課金エリア表示(網掛け)を付す。
ECU20から受信した日時が、内部メモリに読込んだ
課金テ−ブルの中のテ−ブル有効期間内であるか、ある
いは、GPS情報処理ECU20から受信した現在位置
が、内部メモリに読込んだ課金テ−ブルのテ−ブル有効
領域情報が示すテ−ブル有効領域内にあるかをチェック
する(8)。日時がテ−ブル有効期間外、又は、現在位
置がテ−ブル有効領域外であると、この場合には課金テ
−ブルが、現在時刻又は現在地域に適合しないものであ
るので、課金テ−ブル要求をアンテナANTtで発信す
る(9)。このとき、カ−ドデ−タの中のカ−ドIDお
よび車両IDと、GPS情報処理ECU20から得た位
置および方向デ−タを付して課金テ−ブル要求を発信す
る。報知局30は、この課金テ−ブル要求を受信する
と、カ−ドID,車両ID,位置および方向デ−タを内
部メモリにセ−ブして、課金デ−タベ−スFDBにあ
る、課金テ−ブル(表2,表3又は表4)を発信する
(図6の41〜44)。
CU2は、GPS情報処理ECU20から受信した日時
が、その課金テ−ブルの中のテ−ブル有効期間内である
か、あるいは、GPS情報処理ECU20から受信した
現在位置が、テ−ブル有効領域情報が示すテ−ブル有効
領域内にあるかをチェックする(10,11)。日時が
テ−ブル有効期間内、かつ、現在位置がテ−ブル有効領
域内であると、課金制御ECU2は、受信した課金テ−
ブルを内部メモリおよびICカ−ドCRDに上書き(更
新書込み)する(12)。
CU2は、現在位置が課金テ−ブルの課金領域情報が表
わす課金エリア内であるか、あるいは課金エリア外であ
るかを、Tc周期でチェックする(13〜34−1〜1
1−13)。そして、課金エリア外、かつ、進行方向が
課金エリアに接近する方向であって、位置が課金エリア
から500m以内になったときに、「課金エリア 50
0m前方」と、課金テ−ブルの情報(ただし課金領域情
報とテ−ブル有効領域情報は削除)とを、表示装置4に
表示すると共に、音声合成ユニット10とスピ−カSP
で、音声合成により「課金エリアが500m前方にあり
ます。」を報知する(13〜19)。
以内になったときに、表示装置4上に表示中の「課金エ
リア 500m 前方」を「課金エリア 400m 前
方」に変更し、「課金エリアが400m前方にありま
す。」を報知する(13〜16−20〜23)。
れるステップ7で、表示装置24の表示地図上に重ね表
示され、しかも表示地図上に、方向付指標で車両の現在
位置も表示されているので、運転者は、課金エリアに対
する車両の位置および進行方向を表示装置24の表示か
ら認識することができる。
ECU2は、課金エリア内に入っていることを示す
「1」をレジスタ(内部メモリ)に書込み、そして課金
エリア外で500m以内,400m以内に入ったかを示
す情報(レジスタRPF,RPSのデ−タ)をクリアし
(13,24,25)、課金エリアに進入したことを報
知局30に報知する(26)。このとき、カ−ドデ−タ
の中のカ−ドIDおよび車両IDと、GPS情報処理E
CU20から得た現在位置および方向ならびにカ−ド残
高を表わす各デ−タを付して進入通知を報知局30に発
信する。報知局30は、この入車報知を受信すると、カ
−ドID,車両ID,位置,方向およびカ−ド残高を内
部メモリにセ−ブして、これらのデ−タの内容に対応し
てデ−タベ−スの情報を更新する。この内容は後に説明
する。
御ECU2は、「中間課金処理」(27)をTc周期で
繰返し実行する。この「中間課金処理」(27)では、
内部メモリの課金テ−ブル(=ICカ−ドCRDの課金
テ−ブル)の料金情報を参照して、課金テ−ブルが、時
間課金のもの(表2)か、走行距離課金のもの(表3)
か、あるいは通過(利用)1回毎に課金するもの(表
4)かをチェックする。そして、通過1回毎に課金する
ものであると、次のステップ34に進む。
あったときには、ICカ−ドCRDに登録している車種
区分(大型,普通,小型)の現在時刻の料金Ft/1時
間を課金テ−ブルから摘出して、Tc(秒)間の時間料
金AF AFt=Tc(秒)×Ft/3600円 を算出して、課金制御ECU2の内部メモリに割り宛て
ている料金積算レジスタRAFのデ−タが表わす、ここ
までの料金積算値RAFとの和(RAF+AFt)を算
出し、この和(RAF+AFt)を料金積算レジスタR
AFに更新書込みする(27)。
3)であったときには、ICカ−ドCRDに登録してい
る車種区分(大型,普通,小型)の現在時刻の料金Fd
/1Kmを課金テ−ブルから摘出して、Tc(秒)間の
走行料金AFd AFd=Tc(秒)×速度(Km/h)×Fd/360
0円 を算出して、課金制御ECU2の内部メモリに割り宛て
ている料金積算レジスタRAFのデ−タが表わす、ここ
までの料金積算値RAFとの和(RAF+AFd)を算
出し、この和(RAF+AFd)を料金積算レジスタR
AFに更新書込みする(27)。
と課金制御ECU2は、ステップ13,14からステッ
プ28に進み、ステップ28でレジスタRAEのデ−タ
を課金エリア外を示す「0」に変更し、「課金引落し処
理」(29)を行なう。
CU2はまず、内部メモリの課金テ−ブルの料金情報を
参照して、課金テ−ブルが、通過1回毎に課金するもの
であるか否かをチェックし、そうであると、課金テ−ブ
ルの、カ−ドデ−タの中の車種区分に対応する料金を摘
出して、内部メモリのカ−ドデ−タの中のカ−ド残高
を、該料金分減額した値に更新し、同じくICカ−ドC
RDのデ−タも更新する。そして上述の料金積算レジス
タRAFのデ−タをクリアする。
には、内部メモリのカ−ドデ−タの中のカ−ド残高を、
料金積算レジスタRAFの値分減額した値に更新し、同
じくICカ−ドCRDのデ−タも更新する。そして料金
積算レジスタRAFのデ−タをクリアする。
示中の残高(ステップ5で表示)を更新して(30)、
出車報知デ−タを、報知局30に発信する。このとき、
カ−ドデ−タの中のカ−ドIDおよび車両IDと、GP
S情報処理ECU20から得た現在位置および方向なら
びにカ−ド残高も発信する(31)。報知局30は、こ
の出車報知を受信すると、カ−ドID,車両ID,位
置,方向およびカ−ド残高を内部メモリにセ−ブして、
これらのデ−タの内容に対応してデ−タベ−スの情報を
更新する。この内容は後に説明する。
ス値(料金支払不足)であるかをチェックして(3
2)、そうであると「支払不足 精算要」を表示装置4
に表示し、「カ−ド残高が不足しています。精算して下
さい。」を、音声合成ユニット10とスピ−カSPで、
音声合成で報知する(33)。
エリアに対して車両の進行方向が離れる方向であるの
で、課金制御ECU2は、ステップ15からステップ3
4に進み、課金エリアに対する相対距離報知(16〜2
3)は実行しない。
1課金エリア)を通過して、もう1つの課金エリア(第
2課金エリア)に向かっている場合、車両(の現在位
置)が第1課金エリアを表わす第1課金テ−ブルのテ−
ブル有効領域情報が表わすテ−ブル有効領域を外れる
と、課金制御ECU2は、ステップ8から9に進んで、
課金テ−ブル要求を発信する。この発信電波が第1課金
エリアに宛てられた第1報知局(30)で受信されてこ
れが第1課金テ−ブルを発信し課金制御ECU2がこれ
を受信すると、ステップ10で受信課金テ−ブルは無効
と判定する。これにより、課金制御ECU2は、車両
(の現在位置)が第1課金エリアを表わす第1課金テ−
ブルのテ−ブル有効領域情報が表わすテ−ブル有効領域
を外れた後には第1課金テ−ブルを受信しても、内部メ
モリやICカ−ドCRDに書込まない。車両(の現在位
置)が第2課金エリアのテ−ブル有効領域内に入ると、
図示しない第2報知局が発信する第2課金テ−ブルを課
金制御ECU2が、内部メモリおよびICカ−ドCRD
に書込み、そのデ−タに従った課金制御を上述と同様に
行なう。
m手前に達したときにそれが表示装置4とスピ−カSP
で運転者に報知されると共に課金エリアの情報が表示装
置4に表示され、更に、400m手前に達したときに再
度報知が行なわれるので、運転者は、課金エリアに進入
するか否を余裕をもって決定し、迂回路を余裕をもって
選択しうる。
Gswが閉(Si=H)かのチェックは、車両駐車中か
否を判定するものである。上述の時間料金の課金テ−ブ
ル(表2)が適用される課金エリアに入った場合、イグ
ニションキ−スイッチIGswが開(Si=L:課金の
ための計時を中断する中断指示)のときには、課金制御
ECU2は、イグニションキ−スイッチIGswが閉
(Si=H:課金のための計時指示)になるのを待ち、
待っている間はステップ27の「中間課金処理」27を
実行しない。したがって、課金エリア内の車両駐車時間
は、時間料金の課金額算出のための課金エリア内滞在時
間には入らない。
−ラ32の広報処理の概要を示す。車両の課金装置1の
課金制御ECU2が、ステップ9でカ−ドID,車両I
D,位置および方向を含めて課金テ−ブル要求を送信す
ると、報知局30のコントロ−ラ32は、これを受信し
て、カ−ドID,車両ID,位置および方向を表わすデ
−タを内部メモリにセ−ブして、この要求に応答して
(41,42)、デ−タベ−スFDBの課金テ−ブルを
アンテナ40で発信する(44)。そして、受信したカ
−ドID又は車両IDが、監視デ−タベ−スWDBに記
憶されているトラブル(粉失,盗難,再発行にて廃棄,
不法複製)カ−ドID又は盗難,事故車両IDであるか
を、管理ユニット33を介して検索する(45)。そし
てそのようなものであると、カ−ドID,車両ID=車
両No.,トラブルの内容および現在位置(受信デ−
タ)および現在時刻を、監視デ−タセットとして、端末
PCのディスプレイに表示しプリントアウトすると共
に、管理センタ50およびカ−ド発行&精算スポット7
1〜73に送信する。これらの機関は、トラブルの内容
に応じたデ−タ登録やアクションをとることができる。
リアから出たことを示す出車報知デ−タを発信し、報知
局30のコントロ−ラ32がこれを受信すると、コント
ロ−ラ32は、カ−ドID,車両ID,現在位置,方向
およびカ−ド残高を内部メモリにセ−ブして、位置デ−
タに基づいて退出道路(エリア入出口)を特定して、入
出車デ−タベ−スTDBの該退出道路宛ての出車量を1
インクレメントする(48)。そして、カ−ド残高が負
(マイナス)かをチェックして(49)、負であると、
端末PCにこのデ−タ(カ−ドID,車両ID,現在位
置,方向およびカ−ド残高)を与えてディスプレイに表
示しプリントアウトすると共に、管理ユニット33を介
して未納デ−タベ−スCDBに該当カ−ドID又は該当
車両IDがあるかをチェックして、あれば未納デ−タベ
−スCDBの該当のもののカ−ド残高を今回値に更新す
る。該当が無かった場合には、今回の入手デ−タ(カ−
ドID,車両ID,現在位置,方向およびカ−ド残高)
を未納デ−タベ−スCDBに新規登録する(50)。そ
して、すでに説明したIDチェック等(45,46)を
行なう。
リアに入ったことを示す入車報知デ−タを発信し、報知
局30のコントロ−ラ32がこれを受信すると(5
3)、コントロ−ラ32は、カ−ドID,車両ID,現
在位置および方向を内部メモリにセ−ブして、位置デ−
タに基づいて進入道路(エリア入出口)を特定して、入
出車デ−タベ−スTDBの該進入道路宛ての入車量を1
インクレメントする(54)。そしてすでに説明したI
Dチェック等(45,46)を行なう。
精算デ−タ(カ−ドID,車両IDおよびカ−ド残高)
が送られて来るとコントロ−ラ32は、受信したカ−ド
残高が+であると未納デ−タベ−スCDBの該当IDの
デ−タを消去(未納登録を消去)する。カ−ド残高がな
お負(マイナス)であると該当IDのカ−ド残高を受信
カ−ド残高に更新する。
びTDBのデ−タは、端末PCおよび管理センタ50で
管理(読出し,転送,出力,書き込み,消去)すること
ができる。端末PC又は管理センタ50がコントロ−ラ
32にアクセスすると、コントロ−ラ32はそれの指示
に従ったデ−タ処理(読出し,転送,出力,書き込み,
消去)を行なう(58)。管理センタ50は、課金エリ
ア内,外の交通管理および料金徴収管理、ならびに、ト
ラブルカ−ドおよび車両の監視および追跡を行なうもの
である。管理センタ50は交通管理のために、定期的お
よび適宜に入出車デ−タベ−スTDBのデ−タを参照し
て、課金エリア内の車両滞留量(各エリア入出口の入車
量の和−出車量の和),その微分値(渋滞傾向,緩和傾
向)を所定時間帯区分で算出して交通量の動向を把握
し、短時間視点では交通情報広報を行ない、長時間視点
では、課金テ−ブルの修正,撤廃等を行なう。料金徴収
管理においては、未納デ−タベ−スCDBの、カ−ド残
高の負値の絶対値が大きい車両(の所有者)に対して未
払料金の徴収作業を行なう。監視デ−タベ−スWDBの
デ−タは、トラブルカ−ドおよび車両の発見に利用され
る。
操作,表示ボ−ド3には、緊急通報スイッチがあり、運
転者がこれを操作すると課金制御ECUは、車両ID,
現在位置および方向を含む救求デ−タをアンテナANT
tで、所定周期で発信する。これを受信すると報知局3
0は、救求発生と車両ID,現在位置および方向を端末
PCに表示しプリントアウトすると共に、救求デ−タを
管理センタ50に転送する(51,52)。
単位で課金する課金システムであり、高速道路網の全体
又は一部,一般道路網の特定地域等を課金エリアに定め
て、そこを通過する車両に課金することができる。しか
し本発明は、道路網課金システムのみならず、観光地,
イベントエリアなどの入場金徴収システムとして実施す
ることもできる。
すブロック図である。
ック図である。
図である。
の一部を示すフロ−チャ−トである。
の残部を示すフロ−チャ−トである。
を示すフロ−チャ−トである。
ある。
Claims (7)
- 【請求項1】対地位置を検出する手段;エリア特定情報
およびクレジット情報を記憶する記憶手段;前記対地位
置検出手段が検出した対地位置が前記記憶手段のエリア
特定情報が表わすエリアの内か外かを演算する相対位置
判定手段;中断指示手段;該中断指示手段の中断指示が
無い期間内の、エリアの内にあった経過時間を計測する
計時手段;および、 該計時手段の計時値に基づいて前記クレジット情報を更
新する課金処理手段;を備える、使用者によって携帯さ
れ又は移動体に搭載される課金装置。 - 【請求項2】対地位置を検出する手段;エリアの輪郭の2点以上を表わす エリア特定情報および
クレジット情報を記憶する記憶手段; 前記対地位置検出手段が検出した対地位置が前記記憶手
段のエリア特定情報が表わすエリアの内か外かを演算す
る相対位置判定手段; エリアの内にあって移動した距離を計測する距離計測手
段;および、 該距離計測手段の計測距離に基づいて前記クレジット情
報を更新する課金処理手段; を備える、使用者によって携帯され又は移動体に搭載さ
れる課金装置。 - 【請求項3】前記エリア特定情報およびクレジット情報
が表わす情報を、使用者に報知するための報知手段;を
更に備える請求項1又は請求項2記載の課金装置。 - 【請求項4】前記対地位置検出手段が検出した対地位置
と前記記憶手段のエリア特定情報に基づき、エリア特定
情報が表わすエリアに対する課金装置の接近情報を生成
する報知制御手段;および、該接近情報,前記エリア特
定情報およびクレジット情報が表わす情報を、使用者に
報知するための報知手段;を更に備える請求項1又は請
求項2記載の課金装置。 - 【請求項5】対地位置を検出する手段;エリア特定情報
を受信する通信手段;受信したエリア特定情報およびク
レジット情報を記憶する記憶手段;前記対地位置検出手
段が検出した対地位置が前記記憶手段のエリア特定情報
が表わすエリアの内か外かを演算する相対位置判定手
段;中断指示手段;該中断指示手段の中断指示が無い期
間内の、エリアの内にあった経過時間を計測する計時手
段;および、該計時手段の計時値に基づいて前記クレジ
ット情報を更新する課金処理手段;を備える、使用者に
よって携帯され又は移動体に搭載される課金装置、およ
び、 エリア特定情報を記憶するための広報情報記憶手段およ
び該広報情報記憶手段のエリア特定情報を発信する送信
手段を含む送信局、を備える課金システム。 - 【請求項6】課金装置は車両上に搭載され、中断指示手
段は、該車両のイグニションのオフ操作に連動して中断
指示を行なう、請求項1又は請求項5記載の課金装置又
は課金システム。 - 【請求項7】対地位置を検出する手段;エリア特定情報
を受信する通信手段;受信したエリア特定情報およびク
レジット情報を記憶する記憶手段;前記対地位置検出手
段が検出した対地位置が前記記憶手段のエリア特定情報
が表わすエリアの内か外かを演算する相対位置判定手
段;エリアの内にあって移動した距離を計測する距離計
測手段;および、該距離計測手段の計測距離に基づいて
前記クレジット情報を更新する課金処理手段;を備え
る、使用者によって携帯され又は移動体に搭載される課
金装置、および、エリアの輪郭の2点以上を表わす エリア特定情報を記憶
するための広報情報記憶手段および該広報情報記憶手段
のエリア特定情報を発信する送信手段を含む送信局、 を備える課金システム。
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WO2013047498A1 (ja) * | 2011-09-27 | 2013-04-04 | 三菱重工業株式会社 | 課金システム、課金装置、課金方法、及びプログラム |
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