JP3352895B2 - 半導体集積回路、半導体集積回路の設計方法および製造方法 - Google Patents

半導体集積回路、半導体集積回路の設計方法および製造方法

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JP3352895B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はMOS・LSI等の
半導体集積回路の配線技術に関する。特に、特定用途向
けIC(ASIC−IC)の設計において、基本セルを
構成するMOSFETのソース/ドレイン領域に接続さ
れる金属配線層(第1の配線層)の配線ピッチを相対的
に変更可能とし、集積密度を向上させる技術に係る。
【0002】
【従来の技術】フルカスタムICは高性能ICを大量に
製造する場合に適しているが、ASIC−ICに代表さ
れるセミカスタムICはSSI,MSI(LSI)レベ
ルの機能を有する論理セルを準備し、ユーザの希望する
LSIを、これらの論理セルの計算機による自動設計で
行うことにより、短期間に開発する場合に適している。
フルカスタム設計においても、計算機による自動設計を
取り入れる場合もあるが、この場合は主として回路動作
の予測とパターンの検証に自動化が適用されている。設
計の他の部分では自動設計の標準化がなされておらず、
設計者が対話的に行う、いわゆる計算機の助けを借りた
設計手法が取り入れられている。
【0003】一方、セミカスタム手法は設計手法の標準
化された、計算機による自動設計であるといえる。AS
IC−ICに用いられるゲートアレイは図12(a),
図14に示すような基本セルを格子状に並べたマスター
チップ(図12(b),図13)を、あらかじめ作成し
ておき、基本セルの上部の金属配線層の設計のみを行な
い、この金属配線層の配線接続だけを図15,図16に
示すように行うことにより、ユーザの希望に沿ったLS
Iを短期間に開発できる特長をもっている。
【0004】ゲートアレイが短期間に開発できる要因と
しては 1)製造工程は金属配線層の配線工程だけである。
【0005】2)あらかじめチップサイズ・パッド数な
どが決まっているため、実装・評価の(準備)期間が短
い。
【0006】3)検証ずみのセルを用い、自動設計(D
A)によってLSIが設計され、論理検証が行われるた
め、機能の確認が速やかでミスによるトラブルがない。
【0007】などがあげられる。
【0008】図12(b)は、ゲートアレイのチップ構
成の一例である。この例では基本セル61が列状に配置
されており、各列の間に配線領域63をもっている。ま
た、別の例として、図13に示すように島状に基本セル
群を配列し、縦横双方に配線領域65,66を設ける方
法もある。基本セル61の配置方法と配線領域63,6
5,66の設定は、使用するプロセス技術、基本セル6
1の構造、自動配置配線プログラムのつくりやすさなど
を考慮して決められる。チップの周辺部には、I/Oセ
ル62が配置されており、配線マスクにより、各端子ご
とに入力バッファ、出力バッファ、双方向性バッファな
どを構成することができる。I/Oセルのさらに外側に
はボンディングパッド71が形成され、パッケージのピ
ンと金線等のボンディングワイヤーで接続される。
【0009】図12(a)や図14に示すような所定の
マスクパターンに統一された基本セル61に金属配線を
施すと、NOT,NANDあるいはNORのように、希
望の論理ゲートに変えることができる。また基本セル間
の配線領域も、金属配線を施すと希望の論理ゲート間の
接続が行える。たとえば図15,図16に示すように水
平方向の第1の配線層6と、垂直方向の第2の配線層7
からなる金属配線を施せば2入力のNAND回路が構成
できる。
【0010】このようにASICにおいてはあらかじめ
設計されて、登録された基本セル61に対して、第1お
よび第2の配線層等の金属配線層のパターン6,7だけ
を設計することにより自由な結線が可能である。セル列
間に用意された配線領域は、水平方向(ゲートポリシリ
コン1と直交する方向)の配線は第1の配線層6を用
い、垂直方向(ゲートポリシリコン1と平行方向)の配
線はその上部にある第2の配線層7を用いるのが普通で
ある。ただし、図16に示すように一部においてはゲー
トポリシリコンと平行方向の第1の配線層6も設計され
る。水平方向の第1の配線層6と垂直方向の第2の配線
層7は、マスクパターンとして重なっていても、厚さ方
向の層が違い、互いに層間絶縁膜で分離されているため
に電気的には接続されない。基本セル61中のn+ ソー
ス・ドレイン領域12、p+ ソース・ドレイン領域22
と第1の配線層6とを電気的に接続するためには層間絶
縁膜中にコンタクト窓3を用いて接続する必要がある。
【0011】ASICにおけるゲートアレイのNAN
D,NORもしくはNOTなどの基本論理ゲートの基本
セル61のn+ ソース・ドレイン領域12、p+ ソース
・ドレイン領域22、ゲートポリシリコン1等のパター
ンはあらかじめ設計されていて、セルライブラリとして
計算機に登録されているのが普通である。また大きな論
理ブロックも、複数の基本セルを用いると実現可能であ
る。フリップフロップや基本的な複合ゲートも、あらか
じめ設計されていて計算機上に登録されている。これら
は複数の基本セルを利用するので、マクロセルと呼ばれ
ている。
【0012】ゲートアレイでは、同じゲート数の回路で
あれば金属配線層以外の下の基本セルの層は共通化する
ことができる。論理回路の論理設計が終了したら、レイ
アウト設計では金属配線層の設計を行えば、希望の論理
回路が実現できる。金属配線層はチップの最上部でもあ
るので、金属配線層以外の基本セル部はあらかじめ製造
しておけば集積回路のコストを安くすることができる。
この意味で、セミカスタムICとして広く利用されてい
る。
【0013】金属配線層の設計は一般には、図14で示
したグリッド上において行なわれる。グリッドは所定の
ピッチを有し、グリッドの交点上に正方形のコンタクト
ホールが置かれる。図14はnウエル9中に2つのp+
領域22、nウエルの外部に2つのn+ 領域12を有し
た基本セルである。各n+ 領域12、p+ 領域22には
一定の間隔でゲートポリシリコン1が2本、それぞれ、
配置されている。図14でグリッドの交点と、ゲートポ
リシリコン1は重なってはいないが、実際のパターンで
はゲートポリシリコン上にも交点が位置し、ゲートポリ
シリコン1の所定の場所にコンタクトホールが開口され
る。ゲートアレイの回路は図14に示されるような基本
セルが、図13に示すように上下左右に配置される。そ
して第1および第2の配線層をグリッド上のみに引くこ
とにより、自動設計を可能としている。図15,図16
は、それぞれ、ASICの手法により設計した2入力N
AND回路、2入力AND回路の第1の配線層6および
第2の配線層7を示す。
【0014】図15は細い線で第1の配線層6、太い線
で第2の配線層、黒塗りの丸印でコンタクトホール(ヴ
ィアホール)を示した2入力NAND回路の線図であ
る。図16は2入力AND回路をより具体的に示す平面
図で、第1の配線層6、第2の配線層7、コンタクトホ
ール74,75,76,ヴィアホール77を示してい
る。第1の配線層と第2の配線層の間には層間絶縁膜が
形成され、両者を分離しているが、一定の場所でヴィア
ホール77を介して接続されている。また第1の配線層
はコンタクトホール76を介してゲートポリシリコン1
と、コンタクトホール75を介してn+ ソース・ドレイ
ン領域12と、コンタクトホール74を介してp+ ソー
ス・ドレイン領域と接続されている。
【0015】図9(a)は従来のASIC−MOS・L
SIの平面パターンの一部を示す。図10(a)は図9
(a)のI−I方向に沿った断面図で、図10(b)は
図9(a)のII−II方向に沿った断面図である。従来の
技術では、図10(a)の断面図に示すように、ソース
領域12およびドレイン領域12の間のチャネル領域の
上部にゲート酸化膜を介してゲートポリシリコン1を置
き、MOSトランジスタを構成している。そしてゲート
ポリシリコン端からデザインルールで決められた間隔
(マスク合わせ余裕)aだけ離して、第一の配線層6と
ソース・ドレイン領域を接続するためのコンタクトホー
ル3を開けて、MOSトランジスタへの電気的接続をし
ている。又、ゲートポリシリコン1の幅、コンタクトホ
ール3の幅、ゲートポリシリコン1とコンタクトホール
3との間隔より、このトランジスタを基礎とするMOS
LSIのピッチが決められ、図14に示すようなグリッ
ドが定められている。
【0016】また、図10(b)に示すように、ソース
・ドレイン領域12の端からデザインルールで決められ
たマスク合わせ余裕cだけとって、コンタクトホール3
を開けている。
【0017】図11(a)は従来のLDD・MOSFE
Tを用いた半導体集積回路で、図11(b)はそのIII
−III 方向断面図である。図11においては深い、高不
純物密度のn+ ソース・ドレイン領域12にオーミック
・コンタクトを形成する必要があり、ゲートポリシリコ
ン1とコンタクトホール3の間隔は通常のMOSFET
よりも広くなっている。
【0018】ASICにおいてはゲート(トランジスタ
数)に合わせて数品種〜十数品種のマスターチップが準
備されているので、所望のLSIの規模に合わせて、マ
スターチップを選択する。選択されたマスターチップに
所望の機能を実現するため、まず、各セル間の接続関係
を考慮して基本セルが(自動)配置される。
【0019】基本セルが配置されると、セル間の接続と
して図14に示すようなグリッド上で自動配線が行われ
る。ゲートアレイの配線領域は図12(b)、図13に
も示すとおり固定であり、配線ツールとしては、論理セ
ルの行間での配線(チャネル・ルーティング)が行われ
る。このあと未配線の信号に対して、迷路探索法などを
用いた配線が行われる。未配線が生じた場合、設計者に
よる対話的な配線がなされる。この場合でも、従来のフ
ルカスタム設計のときのマニュアル配線と異なり、セル
間の接続情報や設計ルールなどが入った計算機のデータ
ベース上での配線が一般的であり、接続ミスや設計ルー
ル違反などは生じない。また対話的な配線の必要が生じ
た場合においても、なるべく基本セル上のグリッドのデ
ータベース、コンタクトホールの位置、ピッチ、形状、
第1の配線層6の配線ピッチ、第2の配線層7の配線ピ
ッチ等を変更しないで行うことが好ましい。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】図9(a),(b),
図10(a),(b)は従来のASICにおいて、ユー
ザの希望により種々のLSIパターンを設計する場合の
問題点を説明するための図である。すなわち、図9
(a),(b),図10(a),(b)に示したような
従来技術においては、 (イ)図9(b)に示すようにユーザの要求仕様によっ
てはLSIパターンの金属配線の第1の配線層6の位置
が、セルライブラリとして登録された基本セルのコンタ
クトホール3のピッチ(ピッチ1)に適合しなくなるよ
うな場合が発生する。第1の配線層は図14に示したよ
うなグリッド上になされ、コンタクトホールはグリッド
の交点に設けられるので、この場合、ピッチ1を広げ
て、隣のグリッドの交点にコンタクトホール3を配置し
なければ、コンタクトホール3を介して第1の配線層6
をソース・ドレイン領域12に接続できなくなる。しか
しピッチ1をピッチ2まで広げると図10(b)に示し
たソース・ドレイン領域12の端からのコンタクトホー
ル3の位置までのマスク合わせ余裕がとれなくなってし
まうか、コンタクトホール3の位置がソース・ドレイン
領域12から全くはみ出してしまう。したがって、結果
的に、ソース・ドレイン領域12を広くすることにな
り、基本セルのパターン変更が必要となり、ASICと
しての特徴を失うこととなる。さらにはソース・ドレイ
ン領域12を広くすることによりソース・ドレイン領域
の抵抗率で決まる寄生的な抵抗(ソース抵抗、ドレイン
抵抗)が増大し、面積増大に伴う接合容量の増大も生
じ、高速・高周波特性や雑音特性が劣化するという問題
を生じさせていた。
【0021】(ロ)ピッチ1を、それよりも広いピッチ
2に合わせるということは、結果的に基本セルのゲート
ポリシリコン1のピッチを狭くすることができないとい
うことになり、半導体集積回路の集積度を高くすること
ができないという問題につながっていた。
【0022】(ハ)ASICにおいてはコンタクトホー
ルは図14に示すようなグリッドの交点に所定の面積の
正方形で配置して自動設計を行うが、第1の配線層6と
ソース・ドレイン領域12を接続するコンタクトホール
(グリッドの交点)の数が少ない時に、図9(a)に示
すソース・ドレイン領域の幅(チャネル幅)Wを大きく
すると、チャネル幅に沿った方向での拡散抵抗が増加し
てしまう問題があった。
【0023】これらの問題点を鑑み、本発明は基本セル
中のソース・ドレイン領域のパターンのデータベースや
このソース・ドレイン領域に対して配置されるコンタク
トホールのピッチおよび、第1の配線層のピッチ等のデ
ータベースを変更せずに、迅速にLSIのパターンの自
動設計可能な設計手法およびこれを用いた半導体集積回
路を提供することを目的とする。
【0024】より具体的には、本発明はASICにおけ
る金属配線層を構成する第1の配線層のピッチ(ピッチ
2)に影響されずに、基本セルを構成するゲートポリシ
リコンのピッチを狭く維持することも、基本セルのピッ
チとは独立に金属配線層のピッチを狭く設定することも
可能な半導体集積回路を提供することを目的とする。
【0025】本発明の他の目的はコンタクトホールとソ
ース・ドレイン領域との余裕を大きく保ち、しかもソー
ス・ドレイン領域の面積を大きくする必要がない半導体
集積回路を提供することである。つまり、ソース・ドレ
イン領域の面積の増大に起因した寄生抵抗や寄生容量の
増大を伴うことなく、集積度を向上させることが可能
で、しかも設計・製造が容易な半導体集積回路の配線技
術を提供することである。
【0026】本発明のさらに他の目的はASICにおけ
る基本セル中のMOSFETのゲート長をパラメータと
したデザインルールと、金属配線層の配線幅をパラメー
タとしたデザインルールとを互いに独立して設計するこ
とをも可能とすることである。つまり、金属配線層のデ
ザインルールが金属の抵抗によって制限を受けるような
ゲート長0.025〜0.02μm程度の微細化の極限
におけるMOSFETを基本セルとしたデザインを可能
とし、より高集積密度化が可能なASIC−ICの配線
技術を提供することである。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の特徴は図1に例示するようなASI
C−ICであって、ゲートアレイの基本セルを構成する
MOSFETのソース・ドレイン領域12の上部で、ソ
ース・ドレイン領域12に直接接する第1のコンタクト
ホール(中継コンタクト)5のピッチ(ピッチ1)と、
ゲートアレイの基本セルの上部の金属配線層を構成する
第1の配線層6の下部で第1の配線層6に直接接する第
2のコンタクトホール3のピッチ(ピッチ2)とが異な
る半導体集積回路であることである。ピッチ1およびピ
ッチ2とは、図1に示すように基本セルのゲート電極1
を挟んで、ゲート電極1の長手の方向に垂直方向に測っ
たピッチを言う。ピッチ1は図1のようにピッチ2より
も小さくてもよく、図8に例示するように大きくてもよ
い。
【0028】すなわち、本発明によれば基本セルパター
ンとしてあらかじめ定められたピッチ1に対して金属配
線層のピッチ2を独立に選択してゲートアレイを構成す
ることが可能になる。このため基本セル中のソース・ド
レイン領域の再設計やそれに伴う不必要な面積増大を防
止し、しかもASIC−ICの集積密度を増大すること
ができる。
【0029】本発明の第2の特徴は、図2および図4
(f)に例示するようにチャネル領域となる第1の半導
体領域11と、第1の半導体領域の上部の一部に形成さ
れた第2導電型のソース領域12およびドレイン領域1
2と、ソース領域およびドレイン領域の間の第1の半導
体領域(チャネル領域)11の上部のゲート酸化膜を介
して形成されたポリシリコン,高融点金属もしくは高融
点金属のシリサイド又はこれらの複合膜からなるゲート
電極1と、ゲート電極1、ドレイン領域12およびソー
ス領域12の上部に形成されたSiO2 ,PSGもしく
はBPSG膜又はこれらの複合膜からなる第1の層間絶
縁膜13から構成された基本セルと、ソース領域12,
ドレイン領域12のそれぞれの上部の第1の層間絶縁膜
13中に開孔された第1のコンタクトホール(中継コン
タクト)5と、第1のコンタクトホール5中に埋め込ま
れたポリシリコン、高融点金属もしくは高融点金属のシ
リサイド又はこれらの複合膜等の高導電性物質からなる
第1のプラグ55と、第1のプラグ55と重なる位置に
配置され、第1のプラグ55と電気的に接続されたポリ
シリコン膜又は金属膜からなる中継配線4と、中継配線
4および中継配線4の形成されていない第1の層間絶縁
膜13の上部に形成されたSiO2 ,PSG,BPSG
膜、もしくはSi3 4 膜又はこれらの複合膜からなる
第2の層間絶縁膜14と、中継配線4の上部の第2の層
間絶縁膜14中に形成された第2のコンタクトホール3
とを少なくとも有する半導体集積回路であることであ
る。好ましくは図4(f)に示すように第2コンタクト
ホール3中にはポリシリコン,高融点金属、もしくは高
融点金属のシリサイド、又はこれらの複合膜等の高導電
性物質からなる第2のプラグ33が埋め込まれ、第2の
プラグ33を介して、Al,Al−Si,Al−Cu−
Si,W,Ti等の金属膜,WSi2 ,MoSi2 等の
高融点金属のシリサイド膜、もしくはポリシリコン膜ま
たはこれらの複合膜からなる第1の配線層6とを有する
ことである。図5にはp基板中にnウエル9を形成し、
nウエル中にp+ 領域22、p基板中にn+ 領域12を
形成し、さらにその上部にゲート電極1を有する基本セ
ルの平面図を示した。図5において符号4が中継配線で
あり、ほぼソース・ドレイン領域の近傍に中継配線4が
形成されている。中継配線の最大領域は基本セルの外部
まで延長されることはなく、この点で第1の配線層とは
明確に区別される。
【0030】より好ましくは、図8に示すように、ゲー
ト電極1の端部と第1のコンタクトホールの端部との間
のマスク合わせ余裕aが、ゲート電極1の端部と第2の
コンタクトホール3の端部との間のマスク合わせ余裕f
よりも大きいことである。
【0031】本発明の第2の特徴において、図7に示す
ようにソース領域12,ドレイン領域12の端部と、第
1のコンタクトホール5の端部との間のマスク合わせ余
裕cが、ソース領域12,ドレイン領域12の端部と第
2のコンタクトホール3の端部との間のマスク合わせ余
裕dよりも大きいことが好ましい。
【0032】本発明の第2の特徴によれば、ソース領
域,ドレイン領域を再設計し、その面積を大きくしなく
てもよい。すなわち基本セルのパターン変更をしなくて
も一定のマスク合わせ余裕が担保され、しかも高集積密
度化が可能となる。さらにゲート容量の低減化、ショー
トチャネル効果の抑制、あるいは高耐圧化も高集積密度
化と同時に達成できる。
【0033】本発明の第3の特徴は所定の基本セルのパ
ターンの上部に金属配線層を配線するASIC−ICの
設計方法であって、この基本セル中に形成する第1のコ
ンタクトホールのピッチ1が、金属配線層を構成する第
1の配線層直下の第2のコンタクトホールのピッチ2と
異なることである。
【0034】ここで、第1のコンタクトホールと第2の
コンタクトホールの間に図5に示すような基本セルの範
囲内に位置する中継配線4を設けることが好ましい。
「基本セルの範囲内」とは図5に示すようにソース・ド
レイン領域12,22とオーバーラップし、その一部が
若干はみ出す程度の範囲を意味する。特にピッチ1は固
定として第1の配線層の設計をすることが好ましい。
【0035】本発明の第3の特徴によれば基本セルの再
設計が不要であり、これに伴うソース・ドレイン領域の
面積の増大もない。したがって高集積密度化が可能で、
高速、低消費電力特性を有した半導体集積回路が短時間
で簡単に設計できる。
【0036】本発明の第4の特徴は少なくともゲート電
極形成用の第1のマスクパターンとソース・ドレイン領
域形成用の第2のマスクパターンとを用いて基本セル部
を形成する第1工程と、ソース・ドレイン領域内に位置
する第1のコンタクトホール形成用の第3のマスクパタ
ーンと、第1のコンタクトホールと重なる位置で、ソー
ス・ドレイン領域近傍にのみ配置される中継配線形成用
の第4のマスクパターンとを用いて、ソース・ドレイン
領域と中継配線とを接続する第2工程と、中継配線と重
なる位置に配置される第2のコンタクトホール形成用の
第5のマスクパターンと、第2のコンタクトホールと重
なる位置に形成された第1の配線層形成用の第6のマス
クパターンとを用いて中継配線と第1の配線層とを接続
する第3工程とを少なくとも具備するASIC−ICで
あることである。図3が第1および第2のマスクパター
ンを用いた第1工程に対応し、図4(d)および図4
(e)が第3および第4のマスクパターンを用いた第2
工程に対応し、図4(f)が第5および第6のマスクパ
ターンを用いた第3工程に対応する。
【0037】本発明の第4の特徴によれば、第1および
第2のマスクパターンを固定マスクパターンとして、基
本セルを用意し、基本セルの上部に第6のマスクパター
ンを自由に設計することが可能となり、ユーザの希望す
るLSIを短期間に開発することが可能となる。
【0038】本発明の第5の特徴は所定の基本セルの上
部に金属配線層を形成するASIC−ICの製造方法で
あって、図4に示すように第1導電型の半導体領域11
と、半導体領域11の上部の一部に形成された第2導電
型のソース領域およびドレイン領域12と、ソース領域
およびドレイン領域12の間の半導体領域11の上部の
ゲート酸化膜204を介して形成されたゲート電極1
と、ソース領域、ドレイン領域12およびゲート電極1
の上部に形成された第1の層間絶縁膜13とからなる部
分を有する基本セルを形成する第1工程と、ソース領
域、ドレイン領域12のそれぞれの上部の第1の層間絶
縁膜13中に第1のコンタクトホールを開孔し、ソース
領域、ドレイン領域の一部を露出させる第2工程と、第
2のコンタクトホール中に高導電性物質を埋め込み、図
4(d)に示すように第1のプラグ55を形成する第3
工程と、第1のプラグ55に電気的に接続された高導電
性物質からなる中継配線4を図4(e)に示すように、
ソース領域、ドレイン領域12の近傍に局所的に形成す
る第4工程と、中継配線4および該第1の層間絶縁膜1
3の上部に図4(f)に示すように第2の層間絶縁膜1
4を形成する第5工程と、中継配線4の上部の第2の層
間絶縁膜14中に第2のコンタクトホールを開孔し、中
継配線の一部を露出させる第6工程とを少なくとも含む
ことである。この第6工程の後に、さらに、第2のコン
タクトホール中に高導電性物質を埋め込み、図4(f)
に示すように第2のプラグ33を形成する第7工程と、
第2のプラグ33と電気的に接続された高導電性物質か
らなる第1の配線層6を形成することが好ましい。第1
の配線層6は従来のASIC−ICにおける金属配線層
の一部に対応する。
【0039】本発明の第5の特徴によれば、図4に示す
ような基本セルを有したマスターチップを用意し、金属
配線層の設計に際しては基本セル部の再設計を不要と
し、迅速に自動設計することができる。特に基本セル部
に固有のピッチと、金属配線層に固有のピッチが異なる
場合においてもデータベースの変更等を不要とし、短期
間にASIC−ICを開発できる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0041】(第1の実施の形態)図1は本発明の第1
の実施の形態に係る半導体集積回路(ASIC−IC)
の平面図で、図2は図1のA−A方向から見た断面図で
ある。本発明の第1の実施の形態においては、従来のA
SIC−ICのようにゲートアレイを構成している基本
セルのソース・ドレイン領域12に直接コンタクトホー
ル3を開口し、金属配線層に接続するのではなく、図2
に示すように第1の層間絶縁膜13中に中継コンタクト
(第1のコンタクトホール)5を開口し、中継コンタク
ト5中にタングステン(W)、タングステンシリサイド
(WSi2 )あるいはポリシリコン等のプラグを形成し
ている(図2においてはプラグの図示を省略している。
図4(f)のプラグ55を参照されたい。)。このプラ
グと接続するようにW,WSi2 ,ポリシリコン等の中
継配線4を形成し、中継配線の上部に形成した第2の層
間絶縁膜中に第2のコンタクトホール3を開口してい
る。したがってこの第2のコンタクトホール3を介して
第1の配線層(図示省略)6と中継配線4とが接続され
ている。第1の配線層6は従来のASIC−ICの金属
配線層に対応するが、Al,Al−Si,W,WS
2 ,あるいはポリシリコン等の高導電性の膜で形成す
ればよい。一方中継配線は図1に示すように基本セルを
構成するソース・ドレイン領域12の上部およびその近
傍のみに配置される配線であって、基本セルの外部、す
なわち図12(b)、図13に示す配線領域63,6
5,66まで延長して配置される第1の配線層6とは明
確に区別される配線である。中継配線4とプラグは同一
導電性材料で一体として形成してもよい。
【0042】本発明の第1の実施の形態においては図1
に示すようにあらかじめ定められた狭いピッチ(ピッチ
1)で基本セル中に中継コンタクト5を配置し、基本セ
ルの上部の金属配線層はピッチ1よりも広いピッチ(ピ
ッチ2)で所定のグリッド上に第1の配線層6が配置さ
れ、設計されている。そして、中継コンタクト5と重な
る位置に中継配線4を形成し、この中継配線4を仮想的
なソース・ドレイン領域とみなしコンタクトホール(第
2のコンタクトホール)を開口し、第1の配線層6と接
続している。
【0043】図1および2に示す構造によれば、ユーザ
の要求により、金属配線層の第1の配線層6のピッチ
(ピッチ2)が広くなる場合でも、基本セルのパターン
変更(再設計)をする必要がない。このため再設計にと
もなうソース・ドレイン領域12の面積の拡大も生じな
い。したがって、ソース・ドレイン領域の不純物密度で
決まる抵抗率に起因した寄生ソース・ドレイン抵抗の増
大や不必要にソース・ドレイン領域を大きくすることに
伴う、寄生容量となる接合容量の増大等の問題も生じな
い。したがって、ASIC−ICの集積密度が増大する
と共に、高速スイッチング、高周波動作が可能となる。
なお、図1および2では基本セルとしてnMOSFET
の部分について図示したが、導電性を全く逆にしてpM
OSFETにしてもよいことはもちろんである。図5お
よび図6に示すようにp基板11中にnウエル9を形成
してもよく、逆にn基板中にpウエルを形成してもよ
い。さらにpウエルやnウエルの内部にnMOSFET
や,pMOSFETを構成してもよく、CMOS構成、
BiCMOS構成の基本セルとしてもよいことは本発明
の趣旨から容易に理解できるであろう。
【0044】本発明の第1実施の形態に係る半導体集積
回路は図3および図4に示すような工程で製造すること
ができる。図3は基本セル部の製造方法を説明する工程
断面図で、図4はユーザの希望に応じて、この基本セル
部の上部に金属配線層を形成する場合の工程断面図であ
る。
【0045】(a)まず不純物密度5×1015〜3×1
17cm-3のp(100)基板を用意し、LOCOS法
等の選択酸化技術により、図3(a)に示すように素子
分離用の酸化膜(フィールド酸化膜)23を厚さ0.3
〜1μmで形成し、隣接する素子間を電気的に分離す
る。集積密度の高い場合は(図6に示すような)BOX
法(Buried OXide法)等の他の素子分離技術を用いても
よい。(なお、n(100)基板を用いて素子分離用酸
化膜23を形成してから11+ のイオン注入、ドライブ
インを行ってpウエルを形成してもよい。)その後、ゲ
ート酸化膜204を10〜30nmの厚さで形成し、リ
ンドープのポリシリコン1を300nmの厚さでCVD
法により堆積する。そして第1のマスクパターンを用い
たフォトリソグラフィーおよびRIEを用いた工程によ
り図3(a)に示すような、ゲート長0.5μmのゲー
ト電極1を形成する。
【0046】(b)次に、後酸化膜17を厚さ10nm
で形成した後、第2のマスクパターンを用いて31+
加速電圧Vac=30kV、ドーズ量Φ=3×1015cm
-2でイオン注入する。次に、850℃、30分のアニー
ルを施し図3(b)に示すようにn+ ソース領域、n+
ドレイン領域12を形成する。前もって、第2のマスク
パターンを用いてフィールド酸化膜23を形成しておけ
ば(図3(a)参照)、イオン注入時に第2のマスクパ
ターンは不要である。
【0047】(c)次に300〜500nmのSiO2
膜又はSiO2 膜とPSG,BPSG膜等の複合膜から
らなる層間絶縁膜13をCVD法により堆積する。その
後層間絶縁膜13の表面を化学的機械研磨(CMP)法
等を用いて図3(c)に示すように平坦化し基本セルを
完成する。ASIC−ICにおいてはここまでの工程の
基板をあらかじめ用意しておくことになる。
【0048】(d)次に、ユーザの希望により、この上
部に金属配線層を設計し、以下のような工程でその金属
配線層を形成する。すなわち、この層間絶縁膜13中に
第3のマスクパターンを用いて第1のコンタクトホール
(中継コンタクト)5を開口する。中継コンタクト5
は、図1に示すようにピッチ1で配置され、RIE等を
用いて開口する。そして、この開口部5にPやAs等の
n型の不純物をドープしたポリシリコン(ドープドポリ
シリコン)又はW等の高融点金属又はWSi2 等の高融
点金属のシリサイドを図4(d)に示すように埋め込
み、いわゆるプラグ(第1プラグ)55とする。第1の
プラグ55の形成は選択CVD法によって埋め込んでも
よいし、全面に堆積してからCMP法等によって中継コ
ンタクト5の内部のみに残存させてもよい。
【0049】(e)次に電子ビーム(EB)蒸着法、D
Cマグネトロンスパッタリング法、あるいはCVD法等
により、W,Ti,Mo,WSi2 ,TiSi2 、Mo
Si2 ,ドープドポリシリコン等を堆積し、第4のマス
クパターンを用いて図4(e)示すように中継配線4の
形状にパターンニングする。パターニングは周知のフォ
トリソグラフィー法およびRIE法を用い、第1のプラ
グ55と接続されるように、第1のコンタクトホールの
位置と重なる位置に形成する。
【0050】(f)そして、中継配線4の上部にSiO
2 ,PSG,BPSG,Si3 4膜、又はこれらの複
合膜からなる第2の層間絶縁膜14をCVD法により堆
積する。続いてこの層間絶縁膜14中の、中継配線4と
重なる部分に第5のマスクパターンを用いて第2のコン
タクトホール3を開口する。第2のコンタクトホール3
は図1に示すようにピッチ2で開口する。そしてこの第
2のコンタクトホール3中にW,Ti,Mo,WS
2 ,あるいはドープドポリシリコン等の第2のプラグ
33を形成する。そしてAl,Al−Si,W,ドープ
ドポリシリコン等の高導電性物質の層をEB蒸着法、ス
パッタリング法、又はCVD法で堆積し、第6のマスク
パターンを用いて、第1の配線層6を図4(f)に示す
ように形成すれば、本発明の第1の実施の形態に係る半
導体集積回路が完成する。
【0051】図5は本発明の第1の実施の形態に係るA
SIC−ICの他の例(第1の変形例)を示し、特に中
継配線4の範囲を示す。図5においてp基板中にnウエ
ル9が形成され、nウエル9中にソース・ドレイン領域
となるp+ 領域22およびn+ コンタクト領域28が形
成されている。一方nウエル9の外側のp基板中にはn
+ 領域12がソース・ドレイン領域として形成され、さ
らにその近傍にp+ コンタクト領域29が形成されてい
る。そして各n+ 領域12、p+ 領域22の上部にはそ
れぞれゲートポリシリコン1が2本ずつ配置され基本セ
ルを構成している。図5に示すように中継配線4は各ソ
ース・ドレイン領域12,22の上部およびその近傍の
みに配置され、一方のソース・ドレイン領域の上部の中
継配線が、隣接するソース・ドレイン領域の上部まで延
長して形成されることは原則として禁止される。つまり
図14に示すようなグリッドで測れば、高々1〜2グリ
ッド分、ソース・ドレイン領域から外側にはみ出した範
囲内のみに配置された配線として中継配線4は定義され
る。
【0052】図6は本発明の第1の実施例に係るさらに
他のASIC−IC(第2の変形例)の断面図を示す。
図6においてp(100)基板11中にnウエル9が形
成され、BOX法によって形成されたフィールド酸化膜
23により素子分離されている。nウエル中にはソース
・ドレイン領域となるp+ 領域22が形成され、p基板
11中にはソース・ドレイン領域となるn+ 領域12が
形成されている。そしてソース・ドレイン領域の間のチ
ャネル領域となるnウエル9の上部にはゲート酸化膜2
04が形成されている。nウエル9中にはさらにn+
ンタクト領域28が、p基板11中には図示を省略した
+ コンタクト領域が形成されている。そして、ゲート
酸化膜204の上部にはゲートポリシリコン1が形成さ
れている。ゲートポリシリコンの両側にはサイドウォー
ルが形成され、さらにその上部には後酸化膜17が形成
されている。後酸化膜17の上部にはSiO2 ,PS
G,BPSG又はこれらの複合膜等からなる第1の層間
絶縁膜13が形成され、基本セル部が構成されている。
【0053】ASICにおいてはこの基本セルに第1の
配線層、第2の配線層等の金属配線層が形成されるので
あるが、図6に示した本発明の第1の実施の形態の第2
の変形例においては、基本セルのソース・ドレイン領域
12,22と第1の配線層6との間を中継コンタクトお
よび中継配線4とを用いて接続している。すなわち、図
6に示すように、第1の層間絶縁膜13中にソース・ド
レイン領域12,22,n+ コンタクト領域28(およ
び図示を省略したp+ コンタクト領域)に達するように
第1のコンタクトホールとなる中継コンタクトが形成さ
れ、この中継コンタクト中にポリシリコン、あるいはW
等の高導電性物質からなる第1のプラグ55が埋め込ま
れ、この第1のプラグ55に接続するように中継配線4
が形成されている。この中継配線4は、平面パターンと
しては(図5と同様に)、ソース・ドレイン領域12,
22,n+ コンタクト領域28等の極く近傍のみに位置
するポリシリコン,W,WSi2 ,TiSi2 等の高導
電性物質からなる配線層である。中継配線4の上部には
SiO2 ,PSG,BPSG又はこれらの複合膜等から
なる第2の層間絶縁膜14が形成され、この第2の層間
絶縁膜14中に第2のコンタクトホールが、中継配線4
の一部を露出するように形成されている。この第2のコ
ンタクトホール中にポリシリコン,W,Ti,Mo,W
Si2 ,TiSi2 等の高導電性物質からなる第2のプ
ラグ33が埋め込まれている。第2のプラグ33に接す
るようにASICの第1の配線層6が形成されている。
この第1の配線層6の上部にはSiO2 ,PSG,BP
SG,Si3 4 等からなる第3の層間絶縁膜15が形
成され、この第3の層間絶縁膜15中にヴィアホール7
7が設けられ、図示を省略した第2の配線層と第1の配
線層6とを接続している。
【0054】なお、実際には第2の配線層の上部に第3
の配線層を形成しても良いが、これらの上層の配線層に
ついては説明を省略する。もちろん、第2の配線層を最
上層とする半導体装置でもよい。又中継配線4と第1の
プラグ55とは同一のポリシリコン、W等の高導電性物
質で一度に形成してもよい。同様に、第2のプラグ33
と第1の配線層6とを同一の高導電性物質で一度に形成
しても良い。このような場合は中継配線4と第1のプラ
グ55、あるいは第1の配線層6と第2のプラグ33は
それぞれ同一の領域になるが、本発明においては中継配
線4と第1のプラグ55が一体であるか否か、第1の配
線層6と第2のプラグ33が一体であるか否かを問わ
ず、第1のコンタクトホールに埋め込まれた高導電性物
質の部分を第1のプラグ、第2のコンタクトホール中に
埋め込まれた高導電性物質の部分を第2のプラグと呼
ぶ。
【0055】(第2の実施の形態)図7(a)は本発明
の第2の実施の形態に係る半導体集積回路(ASIC−
IC)の平面図で、図7(b)は図7(a)のB−B方
向から見た断面図である。第1の実施の形態と同様AS
ICにおける金属配線層を構成する第1の配線層のピッ
チ(ピッチ2)が、基本セル中のコンタクトホール(第
1のコンタクトホール)のピッチ(ピッチ1)よりも大
きくなる場合である。
【0056】本発明の第2の実施の形態においては、図
7(a)および(b)に示すようにピッチ1で基本セル
中に第1のコンタクトホール(中継コンタクト)5を配
置し、ピッチ2で金属配線層に対する第2のコンタクト
ホールを配置している。第1および第2のコンタクトホ
ール間を中継配線4で接続している。
【0057】ASIC−ICの設計においては、所定の
グリッドが(図14に示すように)あらかじめ定めら
れ、所定の面積の正方形のコンタクトホールがこのグリ
ッドの交点に配置されるようにデータベースとして登録
されている。そしてこのデータベースを用い、基本セル
のソース・ドレイン領域12内での第1のコンタクトホ
ール5の端部とソース・ドレイン領域12の端部との間
のマスク合わせ余裕cが、ゲートポリシリコン1の端部
と第1のコンタクトホール5の端部との間隔を違反しな
いように、できるだけ多くの数の中継コンタクト5をピ
ッチ1で配置する。また、第1の配線層のピッチ2の位
置に第2のコンタクトホールを置き、その第2のコンタ
クトホール3と重なり、同時に、第1のコンタクトホー
ル(中継コンタクト)5を配置したソース・ドレイン領
域12と重なる領域に中継配線4を形成している。これ
により、中継配線4を仮想のソース・ドレイン領域と見
ることができる。このため第1の配線層の位置に制限さ
れずに、第1のコンタクトホール5を配置することがで
き、自動配線用の計算機のデータベースを変更せずにパ
ターン設計ができる。すなわち、ソース・ドレイン領域
12の再設計およびこれに伴う面積の増大を生じさせず
に、MOSFETを作成できる。また、中継コンタクト
5の数を多くとることにより、寄生抵抗の減少も可能で
あり、高速、低消費電力のASIC−ICが実現でき
る。
【0058】(第3の実施の形態)図8(a)は本発明
の第3の実施の形態に係る半導体集積回路の平面図で、
図8(b)は図8(a)のC−C方向から見た断面図で
ある。本発明の第3の実施の形態は、第1の配線層のピ
ッチ2よりも、第1のコンタクトホール5のピッチ1の
方が大きい場合である。たとえば図8(b)示すような
LDD・MOSFETのような場合であって、コンタク
トホールとゲートポリシリコン1との間隔が標準的なM
OSFETを用いた基本セルの配線のピッチよりも大き
くなるような場合等のASIC−ICの配線に係る。も
ちろんLDD・MOSFETに限定されず、通常のMO
SFETでもよい。ピッチ1とピッチ2とは相対的な関
係であり、標準的なピッチ1よりもピッチ2を小さくな
るような場合でも同じである。
【0059】すなわち本発明の第3の実施の形態に係る
半導体集積回路は深さ0.2〜1.0μmで5×1018
〜1×1021cm-3程度の高不純物密度のn+ ソース・
ドレイン領域12と、5×1014〜1×1018cm-3
度の低不純物密度で拡散深さ0.05〜0.2μm程度
の浅いn- ソース・ドレイン領域10を有するnMOS
FETからなる基本セルを有している。図8に示すFE
Tはショートチャネル効果を抑制し、あるいは高耐圧化
およびゲート寄生容量を小さくするためにn+ソース・
ドレイン領域12とゲートポリシリコンとの間を通常の
nMOSFETより大きくしたLDD・MOSFETで
ある。本発明の第3の実施の形態においては基本セルの
+ ソース・ドレイン領域の内部となる位置の第1の層
間絶縁膜13中に第1のコンタクトホール(中継コンタ
クト)5を配置している。そして中継コンタクト5と重
なるように中継配線4をパターニングしている。中継配
線4の上部には第2の層間絶縁膜14が形成され、第2
の層間絶縁膜中で、中継配線4と重なる位置に第2のコ
ンタクトホール3が開口され、従来のASIC−ICの
金属配線層に対応する第1の配線層が中継配線4に接続
している。
【0060】図6に示した構造によれば金属配線層のデ
ザインルールに制約されずに基本セルのデザインができ
る。すなわち第1のコンタクトホール5とゲートポリシ
リコン1の間隔が違反しない程度まで拡げて、その位置
に中継コンタクト5を置くことができる。また、第1の
配線層に対して、第1の配線層の配線ピッチ(ピッチ
2)に合った第2のコンタクトホール3を置くことがで
きる。第2のコンタクトホール3と重なり、同時に中継
コンタクト5と重なる領域に中継配線4を形成してい
る。これにより、中継配線4を仮想のソース・ドレイン
領域と見ることができる。したがって、コンタクトホー
ルとゲートポリシリコンの間隔は考えなくてよいので、
従来技術として説明した図11に示すMOSFETのコ
ンタクトホールの端部とゲートポリシリコンの端部との
間隔(マスク合わせ余裕)eより狭い間隔で、コンタク
トホール3を配置できる。よって、ゲートポリシリコン
の幅(ゲート長)およびゲート・ゲート間のピッチを狭
めることが可能である。
【0061】本発明の第3の実施の形態によれば、第1
のコンタクトホール5のピッチ(ピッチ1)とは独立に
第1の配線層のピッチ(ピッチ2)、さらには第1の配
線層の上層の配線層のピッチを設計することができる。
したがって高耐圧かつ高集積密度の半導体集積回路が実
現できる。また基本セルのデザインルールを標準的なも
のとし、第1の配線層のピッチを標準的なピッチよりも
小さくし、金属配線層のデザインルールをより集積密度
の高いものとすることもできる。つまり、第1の配線層
のピッチをより狭くすることにより、第2の配線層以上
の層のピッチも狭くすることも可能となるので、ASI
C−ICの高集積密度化が可能となる。
【0062】なお説明の都合上LDD・MOSFETで
説明したが、本発明の第3の実施の形態は、LDD・M
OSFETに限られず、ユーザの要求によりソース・ド
レイン領域12に直接接するコンタクトホール(第1の
コンタクトホール)の端部と、ゲートポリシリコン(ゲ
ート電極)1の端部との間隔(マスク合わせ余裕)aが
大きくなるような状況が生じる他の基本セルにも適用可
能なことはもちろんである。
【0063】上記のように、本発明を第1〜3の実施の
形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及
び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきで
はない。図面等は多義的に解すべきでこの開示から当業
者には様々な代替実施の形態および運用技術が明らかと
なろう。また、本発明はここでは記載していない様々な
実施の形態および実施例を包含するということを理解す
べきである。したがって、本発明はこの開示から妥当
な、特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定さ
れるものである。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、図1に示すように基本
セルの固有のピッチとしてあらかじめ定められたピッチ
1に対して、その上部に設計する金属配線層の第1の配
線層のピッチ2を独立に選択してASIC−ICを設計
することができる。したがって、広汎なユーザの要求を
基本セルのデータベース、金属配線層のデータベースを
変更せずに自動配線により達成できる。このため、迅速
かつ汎用性の広いASIC−ICの提供が可能となる。
【0065】本発明によれば、基本セルのソース・ドレ
イン領域12と金属配線層の第一の配線層6の間に、中
継コンタクト5及び中継配線4を追加することにより、
図7に示すように第2コンタクトホール3の端部とソー
ス・ドレイン領域12の端部とのマスク合わせ余裕dを
小さくすることができる。よって、ソース・ドレイン領
域12の再設計や、それに伴うソース・ドレイン領域の
面積の拡大もなく、基本セル部のパターンを固定でき
る。したがって迅速なパターン設計が可能となると共
に、ソース・ドレイン領域中の抵抗率に依拠した寄生抵
抗の増加を防ぐことが可能である。またソース・ドレイ
ン領域の面積の増大による寄生容量(接合容量)の増大
も抑制できる。このため、高集積密度化、低消費電力化
および高速動作化が同時に可能となる。また一定の場合
には、ソース・ドレイン領域を相対的に縮小することも
可能である。
【0066】本発明によれば、基本セルのソース・ドレ
イン領域12と第一の配線層6の間に中継コンタクト5
及び中継配線4を追加することにより、図8に示すよう
に第2のコンタクトホール3の端部とゲート電極1の端
部との間隔(マスク合わせ余裕)fを小さくすることが
できるので、第一の配線層より上の層の集積度の向上が
可能である。
【0067】本発明によれば、基本セルのソース・ドレ
イン領域12と第一の配線層6の間に中継コンタクト5
および中継配線4を追加することにより、グリッドやそ
の交点であるコンタクトホールのデータベースの変更を
伴うことなくソース・ドレイン領域12と接続する中継
コンタクト5の数を自動設計で増加できる。このことに
より、コンタクトの総面積が従来のASIC−ICより
大きくなるので、コンタクト抵抗および拡散抵抗(寄生
ソース・ドレイン抵抗)を減少することができる。ゆえ
に、ASIC−ICの高周波特性、消費電力特性、雑音
指数等のパフォーマンスを改善することが可能である。
【0068】本発明はより微細化され、高集積密度化さ
れたASIC−ICにおいて効果的である。なぜなら
ば、MOSLSIのゲート長を0.025〜0.02μ
mまで微細化した極限においては、金属配線層の線幅
が、配線材料の抵抗値による制限を受けるようになるた
め、0.5〜0.3μm程度までしか微細化できないと
いう問題を本発明は解決できるからである。つまり、本
発明によれば基本セル部の設計と、その上部の金属配線
層の設計を独立にすることが可能となるため、この線幅
の制限を解除してパターン設計をすることができる。し
たがって、本発明によれば、個々のMOSFETの高g
m 化、高速動作化という要求と、ASIC−ICとして
の高集積密度化という要求を同時に満足することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係るASIC−IC
の基本セルの平面図である。
【図2】図1のA−A方向から見た部分断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るASIC−I
Cの基本セル部の製造方法を説明する工程断面図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るASIC−I
Cの金属配線層の製造方法を説明する工程断面図であ
る。
【図5】本発明の第1の実施の形態の第1の変形例に係
るASIC−ICの中継配線の設置範囲を示す図であ
る。
【図6】本発明の第1の実施の形態の第2の変形例に係
るASIC−ICの断面図である。
【図7】図7(a)は本発明の第2の実施の形態に係る
ASIC−ICの基本セルの平面図で、図7(b)は図
7(a)のB−B方向から見た部分断面図である。
【図8】図8(a)は本発明の第3の実施の形態に係る
ASIC−ICの基本セルの平面図で、図8(b)は図
8(a)のC−C方向から見た断面図である。
【図9】図9(a)は従来のASIC−ICの基本セル
の平面図で、図9(b)は基本セルと金属配線層のパタ
ーンのピッチが異なる場合を説明する平面図である。
【図10】図10(a)は図9(a)のI−I方向部分
断面図、図10(b)は図9(a)のII−II方向の
断面である。
【図11】図11(a)は、他の従来のASIC−IC
の基本セルの平面図で、図11(b)は、図11(a)
のIII−III方向断面ある。
【図12】図12(a)はゲートアレイの基本セルを示
す平面図で、図12(b)はマスターチップの全体を示
す模式的な平面図である。
【図13】ゲートアレイ方式のマスターチップの他の構
成を示す模式的な平面図である。
【図14】基本セルの上部のグリッドを示す図である。
【図15】ゲートアレイ方式において基本セルの上部に
第1の配線層および第2の配線層を形成し、2入力NA
NDゲートを構成した場合の模式図である。
【図16】ゲートアレイ方式における他の2入力AND
ゲートの第1の配線層および第2の配線層をより具体的
に示す平面図である。
【符号の説明】
1 ゲートポリシリコン 3 コンタクトホール(第2のコンタクトホール) 4 中継配線 5 中継コンタクト(第1のコンタクトホール) 6 第1の配線層 7 第2の配線層 9 nウエル 10 n- ソース・ドレイン領域 11 半導体基板 12 n+ ソースドレイン領域 13 第1の層間絶縁膜 14 第2の層間絶縁膜 15 第3の層間絶縁膜 17 後酸化膜 22 p+ ソース・ドレイン領域 23 素子分離酸化膜(フィールド酸化膜) 28 n+ コンタクト領域 29 p+ コンタクト領域 33,55 プラグ 61 基本セル 62 I/Oセル 63 配線領域 64 貫通セル 65 水平チャネル 66 垂直チャネル 71 ボンディングパッド 74,75,76 コンタクトホール 77 ヴィアホール 204 ゲート絶縁膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 圓角 元洋 神奈川県川崎市幸区堀川町580番1号 株式会社東芝 半導体システム技術セン ター内 (56)参考文献 特開 平9−134967(JP,A) 特開 平4−355952(JP,A) 特開 昭58−58746(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/82 H01L 21/3205 - 21/3213 H01L 21/768

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の基本セルからなる基本セル領域、
    該基本セルを挟む配線領域とを備え、前記基本セルの上
    部に金属配線層を形成したASIC−ICであって、前記 基本セルを構成するソース及びドレイン領域と、 該ソース及びドレイン領域の間で、該ソース及びドレイ
    ン領域の上方に、前記基本セルを構成するように配置さ
    れたゲート電極と、 該ゲート電極の長手方向に垂直方向に測ったピッチがピ
    ッチ1のグリッドの交点位置に配置され、且つ前記 ソー
    及びドレイン領域に直接接し、高導電性物質からなる
    第1のプラグと、 該第1のプラグの上部において、該第1のプラグと直接
    接続され、且つ前記ゲート電極の長手の方向に伸延する
    中継配線と、 前記ゲート電極の長手方向に垂直方向に測ったピッチが
    前記ピッチ1とは異なるピッチ2の線群上の位置に配置
    され、且つ前記中継配線の上部において前記中継配線に
    直接接し、高導電性物質からなる第2のプラグ とを備え
    ることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 前記中継配線は、前記ソース及びドレイ
    ン領域が画定する上方の領域、及び前記グリッドで測っ
    て、1〜2グリッド分、前記ゲート電極の長手方向に前
    記ソース及びドレイン領域が画定する上方の領域から外
    側にはみ出した範囲内のみに配置されている ことを特徴
    とする請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 前記ピッチ1が前記ピッチ2よりも大き
    いことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体集積
    回路。
  4. 【請求項4】 前記中継配線は、前記配線領域までは延
    長しないことを特徴とする請求項記載の半導体集積回
    路。
  5. 【請求項5】 前記第1のプラグの数が、前記第2の
    ラグの数より多い、又は等しいことを特徴する請求項1
    〜4のいずれか1項に記載の半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 前記第1のプラグは、前記ソース領域
    ドレイン領域のそれぞれの上部の第1の層間絶縁膜中
    に開孔された第1のコンタクトホール中に埋め込まれ、前記第2のプラグは、前記 中継配線および前記第1の層
    絶縁膜の上部に形成された第2の層間絶縁膜に形成され
    た第2のコンタクトホール中に埋め込まれていることを
    特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体
    集積回路。
  7. 【請求項7】 前記第2のプラグの上部に、前記第2の
    プラグを介して前記中継配線と電気的に接続され、前記
    配線領域まで延長形成される配線層として定義される
    1の配線層の一部となる配線をさらに有することを特徴
    とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の半導体集積
    回路。
  8. 【請求項8】 前記ゲート電極の端部と前記第1のコン
    タクトホールの端部との間のマスク合わせ余裕が、前記
    ゲート電極の端部と前記第2のコンタクトホールの端部
    との間のマスクに合わせ余裕よりも大きいことを特徴と
    する請求項6記載の半導体集積回路。
  9. 【請求項9】 前記ソース領域、ドレイン領域の端部と
    前記第1のコンタクトホールの端部との間のマスク合わ
    せ余裕が、前記ソース領域、ドレイン領域の端部と前記
    第2のコンタクトホールの端部との間のマスク合わせ余
    裕よりも大きいことを特徴とする請求項6記載の半導体
    集積回路。
  10. 【請求項10】 前記第1のコンタクトホールが前記ソ
    ース及びドレイン領域が画定する上方の領域の内部に配
    置され、前記第2のコンタクトホールが前記ソース及び
    ドレイン領域が画定する上方の領域の外部に配置されて
    いることを特徴とする請求項6記載の半導体集積回路。
  11. 【請求項11】 複数の基本セルからなる基本セル領
    域、該基本セルを挟む配線領域とを備え、前記基本セル
    の上部に金属配線層を形成したASIC−ICの設計方
    法であって、前記 基本セルのゲート電極の長手方向に垂直方向に測っ
    たピッチがピッチ1のグリッドの交点位置に配置される
    第1のコンタクトホールと、 該第1のコンタクトホールを含む領域であって、且つ前
    記ゲート電極の長手の方向に伸延する領域として定義さ
    れる中継配線と、 前記ゲート電極の長手方向に垂直方向に測ったピッチが
    前記ピッチ1とは異な るピッチ2の線群上の位置に配置
    され、且つ前記中継配線の上部の領域に配置され 第2の
    コンタクトホール とを自動設計することを特徴とする
    半導体集積回路の設計方法。
  12. 【請求項12】 前記中継配線は、前記ソース及びドレ
    イン領域が画定する上方の領域、及び前記グリッドで測
    って、1〜2グリッド分、前記ゲート電極の長手方向に
    前記ソース及びドレイン領域が画定する上方の領域から
    外側にはみ出した範囲内のみに設けるように自動設計す
    ことを特徴とする請求項11記載の半導体集積回路の
    設計方法。
  13. 【請求項13】 前記ピッチ1は固定として、前記配線
    領域まで延長形成される配線層として定義される第1の
    配線層の配線を行うように自動設計することを特徴とす
    る請求項11記載の半導体集積回路の設計方法。
  14. 【請求項14】 少なくともゲート電極形成用の第1の
    マスクパターンとソース及びドレイン領域形成用の第2
    のマスクパターンとを用いて基本セル部及び該基本セル
    を挟む配線領域とを形成する工程と、前記ゲート電極の長手方向に垂直方向に測ったピッチが
    ピッチ1のグリッドの交点位置に配置され、且つ前記
    ース及びドレイン領域内に位置する第1のコンタクトホ
    ール形成用の第3のマスクパターンと、該第1のコンタ
    クトホールと重なる位置で、該ソース・ドレイン領域近
    傍にのみ配置され、且つ前記ゲート電極の長手の方向に
    伸延する中継配線形成用の第4のマスクパターンとを用
    いて、前記ソース及びドレイン領域と前記中継配線とを
    接続する工程と、前記 中継配線と重なる位置で、且つ前記ゲート電極の長
    手方向に垂直方向に測ったピッチが前記ピッチ1とは異
    なるピッチ2の線群上の位置に配置される第2のコンタ
    クトホール形成用の第5のマスクパターンと、該第2の
    コンタクトホールと一部が重なり、且つ前記配線領域ま
    で延長形成される配線層として定義される第1の配線層
    形成用の第6のマスクパターンとを用いて前記中継配線
    前記第1の配線層とを接続する工程とを含むことを特
    徴とする半導体集積回路の製造方法。
  15. 【請求項15】 複数の基本セルからなる基本セル領
    域、該基本セルを挟む配線領域とを備え、前記基本セル
    の上部に金属配線層を形成したASIC−ICの製造方
    法であって、 第1導電型の半導体領域と、該半導体領域の上部の一部
    に形成された第2導電型のソース領域およびドレイン領
    域と、前記ソース領域およびドレイン領域の間の前記
    導体領域の上部のゲート酸化膜を介して形成されたゲー
    ト電極と、前記ソース領域、ドレイン領域およびゲート
    電極の上部に形成された第1の層間絶縁膜とからなる部
    分を有する基本セルを形成する工程と、前記 ソース領域、ドレイン領域のそれぞれの上部の前記
    第1の層間絶縁膜中に、前記ゲート電極の長手方向に垂
    直方向に測ったピッチがピッチ1のグリッドの交点位置
    に配置された第1のコンタクトホールを開孔し、前記
    ース領域、ドレイン領域の一部を露出させる工程と、前記 第1のコンタクトホール中に高導電性物質を埋め込
    み、第1のプラグを形成する工程と、 該第1のプラグに電気的に接続された高導電性物質から
    り、前記ゲート電極の長手の方向に伸延する中継配線
    前記ソース領域、ドレイン領域の近傍に局所的に形成
    する工程と、前記 中継配線および該第1の層間絶縁膜の上部に第2の
    層間絶縁膜を形成する工程と、前記 中継配線の上部の該第2の層間絶縁膜中に、前記ゲ
    ート電極の長手方向に垂直方向に測ったピッチが前記ピ
    ッチ1とは異なるピッチ2の線群上の位置に配置された
    第2のコンタクトホールを開孔し、前記中継配線の一部
    を露出させる工程とを含むことを特徴とする半導体集積
    回路の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記中継配線の一部を露出させる工程
    の後に、さらに、 前記第2のコンタクトホール中に高導電性物質を埋め込
    み、第2のプラグを形成する工程と、前記 第2のプラグと電気的に接続された高導電性物質か
    らなり、前記配線領域まで延長形成される配線層として
    定義される第1の配線層を形成し、前記金属配線層の一
    部とする工程とを含むことを特徴とする請求項15記載
    の半導体集積回路の製造方法。
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