JP3351495B2 - 物品移載装置 - Google Patents

物品移載装置

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JP3351495B2
JP3351495B2 JP00095995A JP95995A JP3351495B2 JP 3351495 B2 JP3351495 B2 JP 3351495B2 JP 00095995 A JP00095995 A JP 00095995A JP 95995 A JP95995 A JP 95995A JP 3351495 B2 JP3351495 B2 JP 3351495B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品を載置支持する本
体載置部と、前記物品の被係止部を係止してその物品を
水平又は略水平方向に移動させて、前記本体載置部とそ
の外側方の外方載置部との間で前記物品を移載させる係
止具とが備えられている物品移載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の上記物品移載装置としては、例え
ば特公平2−23441号公報に示されるように、前記
係止具を支持する支持体が、物品移載方向に沿って移動
自在に支持されると共に、この支持体に対して係止具が
一体的に物品移載方向に沿って移動するように支持さ
れ、前記係止具は、支持体が横移動ストロークの終端部
に位置する状態で、その係止作用部が前記外方載置部に
向けて外方突出するように長尺状になるように設けられ
ていた。
【0003】そして、この物品移載装置では、例えば、
外方載置部から本体載置部に向けて物品を移載させる場
合においては、次のような順序で移載が行われる。つま
り、係止具が本体載置部側に引退している待機状態か
ら、支持体を横移動させて、係止作用部が外方載置部に
載置されている物品の被係止部の下方側に位置する状態
になるまで係止具を突出させて被係止部に係止させた
後、その状態で支持体を横移動させて、物品を本体載置
部上に移載させるようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来構成
においては、係止具による本体載置部への物品の移載作
動が終了した時点では、係止具は、外物との衝突等を回
避させるために横外方に突出しない位置で停止させる必
要があるが、上述したように、係止具は物品移載方向に
長尺状に設けられるので、本体載置部の移載方向に沿う
幅は、物品の移載方向に沿う幅よりも係止具の長さ分だ
け大きく設定させる必要があり、それだけ、外形が大型
化してしまうといった不利があった。
【0005】そこで、このような不利を解消する方法と
して、例えば、本出願人による特願平6−224530
号に示されるように、前記係止具による本体載置部への
物品の移載作動中において係止具がその移動途中部で下
方に引退し、その後は、前記ベルトコンベアの駆動力に
て物品を設定載置位置まで移載させるように構成したも
のが考えられた。
【0006】このような改良構成においては、本体載置
部の移載方向に沿う幅を物品の幅とほぼ同じ幅に収める
ことが可能となるが、未だ、次のような不利があった。
つまり、係止具を移動途中で一旦、下降作動させた後、
再度、ベルトコンベアによる移動操作を実行する構成で
あるから、係止具の操作とベルトコンベアの操作との2
段階操作となって、作動状態切り換わりのための待ち時
間が必要で移載作動のための所要時間が長くかかる不利
があると共に、係止具を物品移載方向に移動操作させる
横移動駆動手段と、係止具を昇降操作させる昇降駆動手
段とが必要で、駆動手段が複数必要であると共に、それ
らを駆動制御する制御構成も複雑になる不利があった。
【0007】本発明は、かかる点に着目してなされたも
のであって、その目的は、合理的な構成によって、移載
作動を円滑に行えることができるものでありながら、駆
動構造の簡素化を図ると共に、コンパクトな形状に収め
ることが可能となる物品移載装置を提供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1発明の特徴構成は、
物品を載置支持する本体載置部と、前記物品の被係止部
を係止してその物品を水平又は略水平方向に移動させ
て、前記本体載置部とその外側方の外方載置部との間で
前記物品を移載させる係止具とが備えられている物品移
載装置において、駆動手段により正逆に駆動回転自在な
無端回動帯が、直線経路部分を物品移載方向に沿わせる
状態で、且つ、前記直線経路部分が、前記本体載置部に
おける物品移載方向に沿う長さとほぼ同じ長さになる状
態で設けられ、前記係止具を物品移載方向に設定範囲内
において移動自在に案内支持する支持体が、物品移載方
向に移動自在にガイド手段にて支持され、且つ、前記無
端回動帯の回動に伴って物品移載方向に移動されるよう
に、前記無端回動帯に連結されて設けられ、前記支持体
に対して***作部が物品移載方向に正逆に移動されるに
伴って、その***作部の移動方向と反対側に前記係止具
を移動操作するように、前記***作部と前記係止具とを
連係する連係手段が、前記支持体に設けられ、前記物品
を前記本体載置部から前記外方載置部へ搬出移載するた
めの前記無端回動帯の回動に伴う前記支持体の物品移載
方向の移動により、前記***作部に接当してその***作
部を前記支持体に対して物品移載方向に移動操作する搬
出用固定接当部と、前記物品を前記外方載置部から前記
本体載置部へ搬入移載するための前記無端回動帯の回動
に伴う前記支持体の物品移載方向の移動により、前記被
操作部に接当してその***作部を前記支持体に対して物
品移載方向に移動操作する搬入用固定接当部とが設けら
れ、前記無端回動帯の正逆駆動に伴って、前記係止具
が、前記本体載置部上の設定載置位置に載置された前記
物品の前記被係止部に係止する移載用係止位置、及び、
前記本体載置部の外側方に突出して、前記外方載置部上
の設定載置位置に載置された前記物品の前記被係止部に
係止する移載用突出位置、の夫々にわたって正逆に移動
されるように構成されている点にある。
【0009】第2発明の特徴構成は、第1発明の実施に
好適な構成を特定するものであって、前記無端回動帯、
前記支持体、前記係止具、前記***作部、前記連係手
段、搬出用固定接当部及び搬入用固定接当部の夫々が、
前記移載用突出位置が互いに逆向きになる状態で、且
つ、物品移載方向が平行になる状態で、一対づつ設けら
れている点にある。
【0010】第3発明の特徴構成は、第1又は第2発明
の実施に好適な構成を特定するものであって、前記各無
端回動帯が、同方向に連動して回動するように設けられ
ると共に、上側直線経路部分及び下側直線経路部分夫々
を物品移載方向に沿わせる状態で、且つ、それら経路部
分を繋ぐ左右一対の昇降用経路部分を前記本体載置部に
おける物品移載方向両端部に位置させる状態で設けら
れ、一対の前記各係止具のうちの一方の係止具が、一方
の前記無端回動帯の上部側直線経路部分に沿って移動す
ると、前記他方の係止具が、他方の前記無端回動帯の下
部側直線経路部分に移動するように、前記各支持体の前
記各無端回動帯に対する連結箇所が設定されている点に
ある。
【0011】第4発明の特徴構成は、第1、第2又は第
3発明の実施に好適な構成を特定するものであって、前
記連係手段が、前記支持体に前記物品移載方向に沿って
間隔をあけて設けられた一対の回動案内体にわたって回
動自在に巻回張設された無端体にて構成され、この無端
体の直線経路部分の適宜箇所に前記係止具が連結される
と共に、反対側の直線経路部分の適宜箇所に、前記***
作部が連結され、前記***作部の前記搬出用固定接当部
への接当による前記無端体の相対回動に伴って、前記係
止具が前記移載用突出位置へ相対移動し、且つ、前記被
操作部の前記搬入用固定接当部への接当による前記無端
体の相対回動に伴って、前記係止具が前記移載用係止位
置へ相対移動するように構成されている点にある。
【0012】第5発明の特徴構成は、第1、第2、第3
又は第4発明の実施に好適な構成を特定するものであっ
て、前記本体載置部が、前記係止具による前記物品の移
載作動中に、前記物品の荷重を支持するように構成さ
れ、且つ、この本体載置部に、前記物品の移載作動に伴
う摺接抵抗を軽減させる抵抗軽減手段が備えられている
点にある。
【0013】第6発明の特徴構成は、第1、第2、第
3、第4又は第5発明の実施に好適な構成を特定するも
のであって、前記抵抗軽減手段が、複数の転動ローラで
構成されている点にある。
【0014】
【作用】第1発明の特徴構成によれば、例えば、物品を
本体載置部から外方載置部へ搬出移載する場合には、搬
出移載するための駆動手段による無端回動帯の回動に伴
って、それに連結された支持体が、直線経路部分に沿っ
て移載用係止位置から移載用突出位置側に向けて移動操
作される。それに伴って物品を水平又はほぼ水平方向に
係止移動させる。このとき、移動途中において***作部
が搬出用固定接当部に接当すると、***作部は移動が停
止されるが、支持体の移動に伴って相対的に支持体の移
動方向と逆方向に移動操作されることになる。そうする
と、連係手段によって***作部に連係された係止具が支
持体に対して移動方向側に相対移動して、移載用突出位
置に移動することになる。その結果、物品が外方載置部
上の設定載置位置まで移動操作される。
【0015】又、物品を外方載置部から本体載置部へ搬
入移載する場合には、係止具が外方載置部上の設定載置
位置に載置されている物品の被係止部に係止した状態
で、無端回動帯が回動すると、係止具が物品を係止した
状態で移載用係止位置に向けて移動する。このとき、移
動途中において***作部が搬入用固定接当部に接当する
と、***作部は移動が停止され、支持体の移動に伴って
相対的に支持体の移動方向と逆方向に移動操作されるこ
とになる。そうすると、連係手段によって***作部に連
係された係止具が支持体に対して移動方向側に相対移動
するので本体載置部の端部に近い位置まで移動し、移載
用係止位置に移動することになる。その結果、物品が本
体載置部上の設定載置位置まで移載されることになる。
【0016】第2発明の特徴構成によれば、第1発明の
特徴構成による作用に加えて次の作用がある。一対の係
止具のうち、一方の係止具は一側外方に位置する外方載
置部と本体載置部との間で物品を移載させることがで
き、他方の係止具は、他側外方に位置する外方載置部と
本体載置部との間で物品を移載させることができる。
【0017】第3発明の特徴構成によれば、第2発明の
特徴構成による作用に加えて次の作用がある。係止具が
無端回動帯の上側直線経路部分に沿って移動することに
より、物品の移載が行われ、一対の係止具のうちの一方
の係止具によって物品移載作動が実行されているとき
は、他方の係止具は下側直線経路部分に沿って移動する
ので、物品移動経路部分よりも下側に引退下降したレベ
ルにあり、物品の係止移動を阻害することがない。
【0018】第4発明の特徴構成によれば、第1、第2
又は第3発明の特徴構成による作用に加えて次の作用が
ある。支持体の移動に基づく***作部の固定接当部への
接当により、無端体が相対回動して、係止具が相対移動
するので、接当衝撃が発生したりすることなく、支持体
に対する係止具の相対移動が円滑に行われるものとな
る。
【0019】第5発明の特徴構成によれば、第1、第
2、第3又は第4発明の特徴構成による作用に加えて次
の作用がある。係止具により物品が搬出入される際に、
物品は摺接抵抗が軽減された状態で本体載置部にて荷重
が支持されながら移動操作されることになり、係止具に
対して過大な操作反力が掛かることがない。
【0020】第6発明の特徴構成によれば、第5発明の
特徴構成による作用に加えて次の作用がある。複数の転
動ローラによって摺接抵抗が軽減される構成であるか
ら、本体載置部のほぼ全幅にわたる長尺状の駆動式ベル
トコンベア等を用いる場合等に比較して構造が簡素化で
きる。
【0021】
【発明の効果】第1発明の特徴構成によれば、係止具
が、支持体つまりは無端回動帯に対して相対的に正逆移
動されることで、係止用突出位置と係止用移載位置との
間で移動操作させる構成としたので、係止具を外方突出
のための長尺状に設ける必要がなく、本体載置部の移載
方向に沿う幅を、物品の幅にほぼ等しい狭い幅に収める
ことが可能となり、形状のコンパクト化を図ることが可
能となった。
【0022】しかも、無端回動帯の回動操作に伴って、
係止具を、移載用係止位置と移載用突出位置の夫々にわ
たって一連に連なる状態で、正逆移動操作させることが
可能となって、係止具の移載用横移動操作の途中で昇降
させる等の余分な構成が不要となり、構造が簡素化でき
るものとなった。
【0023】更に、上記各位置への移動操作が、無端回
動帯の回動に伴って連続的に行われるものであり、物品
移載作動が無駄時間なく能率よく行われると共に、係止
具の滑らかな移動操作により円滑な移載作動が行えるも
のとなった。
【0024】第2発明の特徴構成によれば、第1発明の
特徴構成による効果に加えて次の効果がある。物品移載
装置の両横側夫々の外方側に外方載置部が存在する場合
であっても、各外方載置部の各々と本体載置部との間で
有効に物品の移載作動を実行することが可能となる。
【0025】第3発明の特徴構成によれば、第2発明の
特徴構成による効果に加えて次の効果がある。係止作動
を実行する係止具とは異なる他方の係止具により物品の
係止移動が阻害されることの無い状態で、両横側外方の
夫々の外方載置部の各々と本体載置部との間での円滑な
物品移載作動を行うことが可能となった。
【0026】第4発明の特徴構成によれば、第1、第2
又は第3発明の特徴構成による効果に加えて次の効果が
ある。支持体に対する係止具の相対移動が円滑に行われ
るので、接当衝撃等の発生により、物品に無理な力が掛
かって傾いてしまったり、脱落してしまう等の不具合が
発生することなく、円滑な移載作動が行われる。
【0027】第5発明の特徴構成によれば、第1、第
2、第3又は第4発明の特徴構成による効果に加えて次
の効果がある。係止具が過大な操作反力に起因して損傷
する等の不利がなく、しかも、物品の移載用操作力が小
さいもので済むから、駆動手段を小出力の小型のもので
済ませることで構造の簡素化が図れるものとなった。
【0028】第6発明の特徴構成によれば、第5発明の
特徴構成による効果に加えて次の効果がある。駆動手段
のみならず本体載置部の構造が簡素化できるものとな
り、全体として、簡素な構造の物品移載装置を提供でき
るに至った。
【0029】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図8
に、物品の一例としてのコンテナCを、収納棚に備えら
れた複数の収納部のうちのいずれかの収納部に収納させ
ることができると共に、所定の収納棚に収納されるコン
テナCを取り出すことができるようにした本発明に係る
保管装置が示されている。尚、コンテナCには、例え
ば、複数種の小型部品等が区分けされる状態で積載され
る。
【0030】この保管装置には、上下方向並びに横方向
に並列する状態で、物品を収納する複数の収納部1が設
けられた収納棚2A,2Bが、前後に所定間隔を隔てて
一対備えられ、又、各収納棚2A,2Bの前後中間部
に、横長形状の昇降台5が、収納棚2A,2Bの上下高
さのほぼ全域にわたって昇降操作自在に備えられ、昇降
台5には昇降台5の横方向ほぼ全域にわたって横移動す
る移動体6が備えられ、更に、この移動体6には、前記
各収納棚2A,2Bにおける前記各収納部1との間にお
いて、コンテナCを移載させる物品移載装置7が設けら
れている。
【0031】又、各収納棚2A,2Bの下方側の横一側
外方には、収納棚2A,2Bの横外側方からのコンテナ
Cの搬入、並びに、横外方側へのコンテナCの搬出が可
能な物品搬出入部4が設けられている。
【0032】前記昇降台5、移動体6及び物品移載装置
7の夫々によって、物品搬出入部3と、前記各収納棚2
A,2Bにおける前記各収納部1との間において、コン
テナCを搬送して移載させる物品搬送装置が構成される
ことになる。
【0033】前記各収納棚2A,2Bは、夫々、横方向
両端部及び横方向中間部の夫々において前後両側に、合
計6本の支柱8が備えられ、前部側に位置する3本の支
柱8、並びに、後部側に位置する3本の支柱8の夫々に
わたって上下方向に所定間隔をあけて複数の横フレーム
9が架設連結されている。そして、同レベルに位置する
前後横フレーム9にわたって、前記コンテナCを載置収
納するための多数の係止部材10が所定間隔をあけて前
後方向に沿って架設連結され、上下方向並びに横方向に
並列する状態で複数のコンテナCの収納部1が構成され
ている。
【0034】前記昇降台5は、その長手方向の長さが収
納棚2A,2Bの横方向の幅よりも所定距離長く設けら
れると共に、収納棚2A,2Bの横側面よりも横一側外
方側に突出する状態で配置され、昇降台5における収納
棚2A,2Bの横側面よりも横外方側に突出する横外方
突出部5Aの前後方向外側箇所に、前記物品搬出入部4
が設けられている。
【0035】物品搬出入部4は、収納部1から搬送され
てきたコンテナCが前記物品移載装置7によって移載さ
れると共に、作業者によって横外方から載置搬送される
コンテナCが物品移載装置7に移載される移載用載置部
4a,4aが、各収納棚2A,2Bの横一側外方の前後
両側に備えられ、各移載用載置部4a,4aの横外方側
には、作業者がコンテナCを搬出入させるための作業用
載置部4bが設けられている。移載用載置部4a,4a
は、自由回動状態の複数のローラRoにより構成され、
作業用載置部4bは自由回動状態の複数の球体Riによ
り構成されている。
【0036】次に、昇降台5の昇降操作構造について説
明する。図9、図10に示すように、この昇降台5の横
方向両側部の上方箇所に位置する4個の案内ドラム11
a,11bによって、両端部が垂下状態に支持される4
本の連結ワイヤ12a,12bの夫々の一端側が、昇降
台5の横方向(長手方向)両端部の前後両側部に、夫々
連結されている。又、各連結ワイヤ12a,12bの他
端側が、昇降台5の昇降用通路の横一側に形成されたウ
エイト用昇降用通路に沿って昇降自在なバランスウエイ
ト13に連結され、バランスウエイト側の各案内ドラム
11bを電動モータM1により正逆転駆動することで、
各連結ワイヤ12a,12bを長手方向に正逆移動操作
させて、昇降台5を昇降操作するように構成されてい
る。
【0037】各案内ドラム11a,11bの横方向の配
置間隔が、各収納棚2A,2Bの横方向の幅とほぼ同じ
になるように設けられ、昇降台5における収納棚2A,
2Bの横側面よりも横外方に突出する側は、前記物品搬
出入部4に対する物品移載装置7による移載作動用空間
を迂回する中継連結具14を介して連結ワイヤ12aに
連結されている。このようにして、物品移載装置7が昇
降台5の横外方突出部5Aに位置する状態でも、コンテ
ナCの移載作動を行えるようになっている。各案内ドラ
ム11a,11bは収納棚2A,2Bにおける強度部材
である夫々の支柱8の上部に支承されている。
【0038】尚、昇降台5に対してウエイト用昇降経路
側の箇所に連結される連結ワイヤ12bが、ウエイト用
昇降経路側の箇所の上方に位置する案内ドラム11aの
外周部の上方側半周に巻回される状態で支持され、ウエ
イト用昇降経路側と反対側箇所に連結される連結ワイヤ
12aが、ウエイト用昇降経路側の箇所の上方に位置す
る各案内ドラム11a及びそれとは反対側箇所に位置す
る各案内ドラム11bに対して、夫々の各案内ドラム1
1a,11bにわたって2回づつ巻回される状態で支持
されている。
【0039】前記各案内ドラム11a,11bは、上述
したように巻回することで、確実に電動モータM1の駆
動力が各連結ワイヤ12a,12bに伝わるように駆動
側案内ドラム11bへの巻付角度を充分確保すると共
に、駆動側案内ドラム11bにそのまま1周巻回する場
合に比較して、連結ワイヤ12aの捩じれが生じるおそ
れを極力少なくするようにしている。
【0040】前記バランスウエイト13を昇降自在にガ
イドする前後一対のガイドレール15が設けられ、各ガ
イドレール15は、断面コの字型に形成され、前後の収
納棚2A,2Bにおける支柱8に取付け支持されてい
る。バランスウエイト側の被案内部は、図示はしない
が、ガイドレール15の内面に摺接しながら転動する前
後軸芯周りで回動する転動ローラにより横方向の移動が
阻止され、横方向軸芯周りで回動する転動ローラにより
前後方向の移動が阻止される状態で円滑に昇降移動でき
るように構成されている。
【0041】このように、吊り下げ式昇降機構を合理的
に構成することで、昇降台5の昇降用経路を迂回する状
態で、且つ、外方への突出を極力少なくした状態で、コ
ンパクトな形状に収めることができるように構成されて
いる。
【0042】そして、各支柱8に複数のブラケット16
を介して取付けられた矩形状の棒体からなる昇降ガイド
17により、昇降台5に備えられた被案内部18を、水
平方向の移動を阻止する状態で昇降自在に案内するよう
に構成されている。
【0043】昇降台5側の被案内部18は、図10に示
すように、昇降台5に取付け固定された支持ブラケット
19に、前後軸芯周りで回転自在に支承された一対の転
動ローラ20により上下2箇所において昇降ガイド17
の横方向両側面を挟持して横方向の相対移動を阻止する
よう構成すると共に、前記支持ブラケット19に、横軸
芯周りで回転自在に支承された一対の転動ローラ21に
より上下2箇所において昇降ガイド17の前後方向両側
面を挟持して前後方向の相対移動を阻止するように構成
され、水平方向の移動を阻止しながら円滑な昇降作動を
行えるように構成されている。
【0044】尚、前記支持ブラケット19には、図示は
しないが、昇降台5の昇降作動に伴って昇降ガイド17
に摺接転動する回動ローラの回動量に基づいて昇降移動
量を検出するロータリーエンコーダが備えられている。
又、支持ブラケット19配設部の反対側には、適宜位置
に設けられた遮蔽板60により仕切られることで、昇降
台5の昇降停止位置を判別するための透過型の光電セン
サ61が備えられている。
【0045】次に移動体6の横移動操作構造について説
明する。図3に示すように、移動体6は、昇降台5の前
後両側部及び上部側を覆う状態で移動体フレーム22が
構成され、移動体フレーム22における左右の側部フレ
ーム体22a,22bのうちの一方には、昇降台5の側
部に横向き突出する状態で形成された突条部5aを、横
方向2箇所において、上下両側から挟持する上下一対の
挟持ローラ23,23が水平軸芯周りで回転自在に支承
されている。これらの挟持ローラ23,23により移動
体6が上方への浮き上がりを阻止する状態で横移動案内
されるように構成されている。又、各側部フレーム体2
2a,22bの夫々には、移動方向に沿う方向の前後2
箇所において夫々、昇降台5の前後方向両側から挟持す
る状態で摺接しながら転動する一対の転動ローラ24が
縦軸芯周りで回転自在に支承され、円滑に移動案内され
るように構成されている。
【0046】そして、図2、図10に示すように、昇降
台5における両端部の夫々に前後軸芯周りで回転自在に
支承されたプーリ25,25に巻回された駆動ベルト2
6の両端部が移動体フレーム22に連結され、一方のプ
ーリ25を電動モータM2によって回転駆動すること
で、駆動ベルト26が長手方向に移動操作され、それに
伴って、移動体6が横移動操作されるように構成されて
いる。
【0047】尚、一方の側部フレーム体22aには、適
宜位置に設けられた遮蔽板27により仕切られること
で、移動体6の横移動停止位置を判別するための透過型
の光電センサ28が備えられている。
【0048】次に物品移載装置7について説明する。図
1、図2、図3に示すように、移動体フレーム22に位
置固定状態でコンテナCを載置支持する載置部29(本
体載置部の一例)が横方向両側に一対設けられ、各載置
部29,29の中間部に、外方載置部としての、各収納
部1あるいは物品搬出入部4上の設定載置位置に載置さ
れる状態と、載置部29上の設定載置位置に載置される
状態とにわたって、コンテナCを係止移動させる係止式
移動操作機構Kが設けられている。前記載置部29には
適宜間隔をあけて、コンテナCを円滑に移動させるため
の抵抗軽減手段としての複数の転動ローラ30が、その
載置面からわずかに露出する状態で配設されている。
【0049】前記係止式移動操作機構Kについて説明す
る。前後両側部に軸受け31により横軸芯周りで回動自
在に支承されたスプロケット32にわたって一対の無端
回動帯としての無端回動チェーン33a,33bが回動
操作自在に巻回されると共に、各無端回動チェーン33
a,33bに、それらと一体的に移動するように移動操
作部34a,34bが連結され、各無端回動チェーン3
3a,33bは電動モータM3によって回動駆動操作さ
れるように構成されている。従って、各無端回動チェー
ン33a,33bは、上側直線経路部分及び下側直線経
路部分夫々を物品移載方向に沿わせる状態で、且つ、そ
れら経路部分を繋ぐ左右一対の昇降経路部分を載置部2
9における物品移載方向両端部に位置させる状態で設け
られることになる。
【0050】前記各無端回動チェーン33a,33bに
備えられる夫々の移動操作部34a,34bは、共に次
のように構成されている。移動体フレーム22に連設さ
れた縦壁部35にコンテナ移動方向(前後方向)に沿っ
て形成された横レール部36に対して、摺動移動自在に
係合案内される横移動部37と、この横移動部37と一
体的に横移動すると共に、横移動部37に設けられた縦
レール部38に対して上下方向に摺動移動自在に係合案
内される縦移動部39とが備えられている。
【0051】この縦移動部39は、その下部側におい
て、横軸芯周りで相対回動自在に枢支連結されたチェー
ン連結具40を介して無端回動チェーン33a(又は3
3b)に連結され、縦移動部39の上部側に水平姿勢の
支持体41が設けられている。従って、前記支持体41
は、無端回動チェーン33a(33b)の回動に伴っ
て、無端回動チェーン33a(33b)の上側直線経路
部分を移動すると、横レール部36に沿って水平方向に
移動案内されることになり、無端回動チェーン33a
(33b)の両側部の円弧状経路部分(昇降経路部分の
一例)においては、縦レール部38に沿って上下方向に
移動案内される。従って、横レール部36、横移動部3
7によってガイド手段Gが構成されることになる。
【0052】前記支持体41の上部には、コンテナCの
被係止部kに係止してスライド移動させるための係止具
42が、コンテナ移動方向(前後方向)に沿って相対移
動自在に支持レール43によって係合案内されるように
設けられている。この支持レール43の両端部には接当
規制によって抜け外れを防止する規制部43aが形成さ
れている。そして、支持体41の上面には、前後両側部
において縦軸芯周りで回動自在に支承された一対のスプ
ロケット44,44(回転案内体の一例)にわたって無
端体としての補助無端チェーン45が巻回張設されてい
る。この補助無端チェーン45の一方の直線経路部分に
係止具42が連結され、他方の直線経路部分には***作
部47が取付けられている。
【0053】そして、無端回動チェーン33a(33
b)における支持体との連結箇所が上側直線経路部分に
位置する状態において、コンテナCを載置部29から収
納部1(又は物品搬出入部4)へ搬出移載するための無
端回動チェーン33a(33b)の回動に伴う支持体4
1の物品移載方向の移動により、***作部47に接当し
てその***作部47を支持体41に対して物品移載方向
に移動操作する搬出用固定接当部46aと、無端回動チ
ェーン33a(33b)における支持体41の連結箇所
が上側直線経路部分に位置する状態において、コンテナ
Cを収納部1(又は物品搬出入部4)から載置部29へ
搬入移載するための無端回動チェーン33a(33b)
の回動に伴う支持体41の物品移載方向の移動により、
***作部47に接当してその***作部41を支持体41
に対して物品移載方向に移動操作する搬入用固定接当部
46bとが設けられている。各固定接当部46a,46
bは、移動体フレーム22から連設された縦壁部35に
取付け固定されている。
【0054】そして、図4に示すように、無端回動チェ
ーン33a(33b)の正逆駆動に伴って、係止具42
が、載置部29上の設定載置位置に載置されたコンテナ
Cの被係止部kに係止する移載用係止位置、この移載係
止位置と同レベル又は略同レベル状態で載置部29の外
側方に突出して、収納部1(又は物品搬出入部4)での
設定載置位置に載置されたコンテナCの被係止部kに係
止する移載用突出位置の夫々にわたって正逆に移動され
るように構成されている。尚、前記移載用突出位置は、
図7に示すように、最も外方突出する第1突出位置
1 、中間の第2突出位置P2 、突出量が少ない第3突
出位置P3 の3位置に切り換えられるようになってい
る。
【0055】前記係止具42の通過経路の下方側所定位
置には、後述するような停止作動用の各設定位置まで移
動したことを検出する複数の透過型の光電センサ48,
49が備えられている。尚、一方の移動操作部が無端回
動チェーン33a(33b)の上方側直線経路部分に沿
って移動すると、他方側の移動操作部は無端回動チェー
ン33b(33b)の下方側直線経路部分に沿って移動
するように、互いの連結位置が設定されている。尚、無
端回動チェーン33a,33bが回動操作される場合で
あっても、支持板41や係止具42は、水平姿勢を維持
しながら横移動並びに上下移動することになる。
【0056】前記各無端回動チェーン33a,33b及
び各係止具42は、互いに反対側に位置する収納部1あ
るいは物品搬出入部4に対する物品移載を実行するよう
に設けられ、前後いずれの方向に対しても物品移載動作
を実行することができる。
【0057】次に、物品移載装置7の動作について説明
する。尚、前記各支持体41及び係止具42等は、移動
操作方向が互いに反対に設定される他はほぼ同じ動作で
あるので、右側の収納部1に対して移載動作を行うもの
について説明する。先ず、待機状態においては、図5
(イ)に示すように、支持体41と無端回動チェーン3
3a(33b)との連結点が、コンテナCを出し入れす
る収納部1と反対側の上側直線経路部分の一側端に位置
して、係止具42は移載用係止位置に位置するように設
定されている。右側の収納部1から載置部29上にコン
テナCを搬入するときは、電動モータM3の駆動により
無端回動チェーン33a(33b)を回動操作させて、
移動操作部全体を移載用係止位置から反対方向(右側)
に上側直線経路部分に沿って移動操作させる。そして、
直線経路終端近くにおいて、***作部47が搬出用固定
接当部46aに接当して、支持体41の横移動に対して
相対的に補助無端チェーン45が回動して、係止具42
が支持体41の横移動量よりも大きく横移動して、係止
具42が移載用突出位置(第2突出位置P2 )に達する
と無端回動チェーン33a(33b)の回動が停止され
る(図5(ロ)参照)。
【0058】尚、支持体41の無端回動チェーン33a
(33b)に対する連結位置は、進行方向下手側に偏っ
た位置に設定されており、このとき、支持体41は載置
部29の前後端縁Liよりも更に外方に突出することに
なり、係止具42は支持体41の進行方向上手側に相対
移動するので、移載用突出位置(第2突出位置P2 )ま
で突出することになる。このとき、昇降台5は、コンテ
ナCの載置面よりも係止具42が下方側に位置するよう
に昇降位置が設定されている。
【0059】そして、昇降台5を少し上昇させて係止具
42をコンテナCの被係止部kに入り込み係止させた状
態で、無端回動チェーン33a(33b)を反対方向に
回動させると、係止具42によってコンテナCが係止移
動される。このとき、コンテナCを係止した状態で搬入
移載させるとき、上側直線経路部分の終端近くまで移動
した場合であっても、支持体41は載置部29の前後端
縁Liよりも内方側に位置することになり、しかも、被
操作部47が搬入用固定接当部46bに接当して、係止
具42は支持体41上の進行方向に相対移動して、載置
部29のほぼ端部近く(移載用係止位置)までコンテナ
Cを搬入させることができる(図5(ハ)参照)。
【0060】載置部上に位置するコンテナCを右側の収
納部1に向けて搬出させるときは、上述したような動作
と逆の動作、つまり、係止具42を移載用係止位置から
移載用突出位置(第1突出位置P1 )まで移動させるこ
とで移載が行われることになる(図5(ニ)参照)。こ
のとき、係止具42は、被係止部kの内奥側の側面を押
し操作することになる。尚、移載が行われた後は、昇降
台5を少し下降させて、係止具42と被係止部kとの係
合を解除させて、係止具42を移載用係止位置まで戻
す。
【0061】又、他方の係止具42により左側の収納部
1から載置部29上に移載されたコンテナCを右側の収
納部1に移載させる場合は、図6(イ),(ロ)に示す
ように、係止具42が被係止部kの外側面に係止した状
態でコンテナCを移載させ、外方突出位置(第3突出位
置P3 )まで移動させて、コンテナCを移載させるよう
になっている。
【0062】図6(ハ)に示すように、一方の係止具4
2によりコンテナCの移載が行われるときは、他方の係
止具42は、下側直線経路部分に沿って移動してコンテ
ナCの載置面よりも下方側に退避移動することになる。
【0063】前記物品搬出入部4には、操作指令によ
り、前記各ロータリーエンコーダ、光電センサ等の検出
情報に基づいて、昇降用電動モータM1、横移動用電動
モータM2、物品移載用電動モータM3の夫々を駆動制
御する制御手段としての制御部50が備えられ、この制
御部50には、人為操作により動作内容や設定収納部の
指定等を指令する操作部51と、各収納部1に対応する
各コンテナCに収納される各部品名や個数等を表示する
表示部52等が設けられている。
【0064】コンテナCを指定された収納部1に搬入さ
せるときは、そのことを操作部51にて指令して、コン
テナCを物品搬出入部4における作業用載置部4bを介
して移載用載置部4aの所定位置に載置させた後、昇降
用電動モータM1、横移動用電動モータM2、物品移載
用電動モータM3等を起動させる。そうすると、物品移
載装置7が、移載用載置部4aに対応する箇所に移動し
て、コンテナCを移載させた後、指定された収納部1ま
で移動して、当該収納部1にコンテナCを移載させて、
動作を終了する。収納されているコンテナCを搬出する
ときは、上記動作と逆の動作によってコンテナCが移載
用載置部4aに搬出されることになる。
【0065】〔別実施例〕 (1)上記実施例では、物品移載装置の前後両側に収納
棚が配置され、前後両側の収納部に対して、各々、コン
テナの移載作動が行える場合を例示したが、片側にのみ
収納棚が設けられ、前記無端回動チェーン、係止具、支
持体等が1組だけ設けられる構成としてもよい。
【0066】(2)上記実施例では、物品移載装置が昇
降台に設けられる場合を例示したが、位置固定状態で設
けられる構成としてもよい。
【0067】(3)上記実施例では、前記連係手段とし
て縦軸芯周りで回動自在な回転案内体にわたって巻回さ
れた無端チェーンにて構成したが、水平軸芯周りで回動
自在な回転案内体にわたって巻回された無端チェーンに
て構成してもよく、又、図11に示すように、ラックピ
ニオン形式で構成してもよい。つまり、支持体41に固
定状態で設けられた縦軸60にその縦軸芯周りで回動自
在にピニオン61が支承され、このピニオン61に互い
に両側部から係合する一対のラック62,62が水平方
向にスライド移動自在に支持され、夫々のラック62,
62に前記係止具42及び***作部47が設けられる構
成し、支持体に対して相対移動する構成としてもよい。
【0068】(4)上記実施例では、無端回動帯及び無
端体としてチェーンの場合を例示したが、ワイヤで構成
してもよく、又、図12に示すように、上下の直線経路
部分を繋ぐ左右昇降経路部分を、上記実施例に示すよう
に円弧状に構成するものに代えて直線状の経路で構成す
るようにしてもよい。
【0069】(5)上記実施例では、物品の移載作動の
際の摺動抵抗を軽減させる手段として、複数の転動ロー
ラにて構成される場合を例示したが、前記載置部29の
物品移載方向のほぼ全幅にわたる駆動式ベルトコンベア
にて構成して、係止具42の移動に同期させてベルトコ
ンベアを回動操作させる構成としてもよい。
【0070】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】物品移載装置の平面図
【図2】物品移載装置の縦断側面図
【図3】移動体の正面図
【図4】物品移載装置の作用状態を示す平面図
【図5】物品移載装置の作用状態を示す正面図
【図6】物品移載装置の作用状態を示す正面図
【図7】物品移載装置の作用状態を示す正面図
【図8】保管装置の斜視図
【図9】昇降操作構造を示す斜視図
【図10】昇降台の平面図
【図11】別実施例の連係手段を示す側面図
【図12】別実施例の物品移載装置の側面図
【符号の説明】
29 本体載置部 30 転動ローラ 33a,33b 無端回動帯 41 支持体 42 係止具 44,44 回転案内体 45 無端体 46a 搬出用固定接当部 46b 搬入用固定接当部 47 ***作部 C 物品 G ガイド手段 M3 駆動手段

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品(C)を載置支持する本体載置部
    (29)と、前記物品(C)の被係止部(k)を係止し
    てその物品(C)を水平又は略水平方向に移動させて、
    前記本体載置部(29)とその外側方の外方載置部との
    間で前記物品(C)を移載させる係止具(42)とが備
    えられている物品移載装置であって、 駆動手段(M3)により正逆に駆動回転自在な無端回動
    帯(33a),(33b)が、直線経路部分を物品移載
    方向に沿わせる状態で、且つ、前記直線経路部分が、前
    記本体載置部(29)における物品移載方向に沿う長さ
    とほぼ同じ長さになる状態で設けられ、 前記係止具(42)を物品移載方向に設定範囲内におい
    て移動自在に案内支持する支持体(41)が、物品移載
    方向に移動自在にガイド手段(G)にて支持され、且
    つ、前記無端回動帯(33a),(33b)の回動に伴
    って物品移載方向に移動されるように、前記無端回動帯
    (33a),(33b)に連結されて設けられ、 前記支持体(41)に対して***作部(47)が物品移
    載方向に正逆に移動されるに伴って、その***作部(4
    7)の移動方向と反対側に前記係止具(42)を移動操
    作するように、前記***作部(47)と前記係止具(4
    2)とを連係する連係手段が、前記支持体(41)に設
    けられ、 前記物品(C)を前記本体載置部(29)から前記外方
    載置部へ搬出移載するための前記無端回動帯(33
    a),(33b)の回動に伴う前記支持体(41)の物
    品移載方向の移動により、前記***作部(47)に接当
    してその***作部(47)を前記支持体(41)に対し
    て物品移載方向に移動操作する搬出用固定接当部(46
    a)と、 前記物品(C)を前記外方載置部から前記本体載置部
    (29)へ搬入移載するための前記無端回動帯(33
    a),(33b)の回動に伴う前記支持体(41)の物
    品移載方向の移動により、前記***作部(47)に接当
    してその***作部(47)を前記支持体(41)に対し
    て物品移載方向に移動操作する搬入用固定接当部(46
    b)とが設けられ、 前記無端回動帯(33a),(33b)の正逆駆動に伴
    って、 前記係止具(42)が、 前記本体載置部(29)上の設定載置位置に載置された
    前記物品(C)の前記被係止部(k)に係止する移載用
    係止位置、及び、前記本体載置部(29)の外側方に突
    出して、前記外方載置部上の設定載置位置に載置された
    前記物品(C)の前記被係止部(k)に係止する移載用
    突出位置、の夫々にわたって正逆に移動されるように構
    成されている物品移載装置。
  2. 【請求項2】 前記無端回動帯(33a),(33
    b)、前記支持体(41)、前記係止具(42)、前記
    ***作部(47)、前記連係手段、搬出用固定接当部
    (46a)及び搬入用固定接当部(46b)の夫々が、
    前記移載用突出位置が互いに逆向きになる状態で、且
    つ、物品移載方向が平行になる状態で、一対づつ設けら
    れている請求項1記載の物品移載装置。
  3. 【請求項3】 前記各無端回動帯(33a),(33
    b)が、同方向に連動して回動するように設けられると
    共に、上側直線経路部分及び下側直線経路部分夫々を物
    品移載方向に沿わせる状態で、且つ、それら経路部分を
    繋ぐ左右一対の昇降用経路部分を前記本体載置部(2
    9)における物品移載方向両端部に位置させる状態で設
    けられ、 一対の前記各係止具(42),(42)のうちの一方の
    係止具(42)が、一方の前記無端回動帯(33a)の
    上部側直線経路部分に沿って移動すると、前記他方の係
    止具(42)が、他方の前記無端回動帯(33b)の下
    部側直線経路部分に移動するように、前記各支持体(4
    1),(41)の前記各無端回動帯(33a),(33
    b)に対する連結箇所が設定されている請求項2記載の
    物品移載装置。
  4. 【請求項4】 前記連係手段は、 前記支持体(41)に前記物品移載方向に沿って間隔を
    あけて設けられた一対の回動案内体(44),(44)
    にわたって回動自在に巻回張設された無端体(45)に
    て構成され、 この無端体(45)の直線経路部分の適宜箇所に前記係
    止具(42)が連結されると共に、反対側の直線経路部
    分の適宜箇所に、前記***作部(47)が連結され、 前記***作部(47)の前記搬出用固定接当部(46
    a)への接当による前記無端体(45)の相対回動に伴
    って、前記係止具(42)が前記移載用突出位置へ相対
    移動し、 且つ、前記***作部(47)の前記搬入用固定接当部
    (46b)への接当による前記無端体(45)の相対回
    動に伴って、前記係止具(42)が前記移載用係止位置
    へ相対移動するように構成されている請求項1、2又は
    3記載の物品移載装置。
  5. 【請求項5】 前記本体載置部(29)は、前記係止具
    (42)による前記物品(C)の移載作動中に、前記物
    品(C)の荷重を支持するように構成され、 且つ、この本体載置部(29)に、前記物品(C)の移
    載作動に伴う摺接抵抗を軽減させる抵抗軽減手段が備え
    られている請求項1、2、3又は4記載の物品移載装
    置。
  6. 【請求項6】 前記抵抗軽減手段が、複数の転動ローラ
    (30)で構成されている請求項5記載の物品移載装
    置。
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