JP3351441B2 - カード処理装置 - Google Patents

カード処理装置

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JP3351441B2 JP19163293A JP19163293A JP3351441B2 JP 3351441 B2 JP3351441 B2 JP 3351441B2 JP 19163293 A JP19163293 A JP 19163293A JP 19163293 A JP19163293 A JP 19163293A JP 3351441 B2 JP3351441 B2 JP 3351441B2
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プリペイドカード等
からデータを読み取って処理するカード処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、社員食堂で採用されているカード
処理装置においては、プリペイドカードから読み取った
残金から代金を減算して残金の更新を行い、その結果を
プリペイドカードに書き込んで食券を発行するカード端
末装置と、プリペイドカードを発行するカード発行装置
が備えられている。ところで、この種のプリペイドカー
ドは金額追加によって何回も繰り返し利用される為、残
金書き込み時に書き込みエラーが発生することが多かっ
た。このような場合、従来においては、利用者の自己申
告に基づいて新規カードを発行するか金銭を返却するよ
うにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カード
利用者の自己申告に基づいて新規カードを発行すること
は不正等の問題があると共に、利用者にとっても残金を
正確に覚えているとは限らず、正当性を主張できない
等、トラブルの原因ともなっていた。そこで、カードの
書き込みエラーが発生した際にその時点での残金を記憶
管理しておけば、上述の様なトラブルの発生を効果的に
防止することができるが、その為にはプリペイドカード
にIDコードが記録されていることが必要となる。した
がって、IDコードが記録されていないプリペイドカー
ドやIDコードが記録されていても繰り返し使用による
カードの劣化により、IDコードを判読することができ
ない場合には、残金管理を行うことができず、利用者の
自己申告に頼るしか対処することができないのが現状で
あった。この発明の課題は、カード書き込みエラーが発
生した場合、IDコードの有無に拘らず、書き込むべき
データを正確に読み出すことができるようにすることで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。 (1)、エラー検出手段は前記カード処理装置はカード
にデータを書き込む際に書き込みエラーを検出する。 (2)、穿孔手段はこのエラー検出手段によって書き込
みエラーの発生が検出された際に、カードにエラーカー
ド識別情報を穿孔する。なお、エラーカード識別情報と
はエラーカードを識別する為の一連No等である。 (3)、データ記憶手段はこの穿孔手段によって穿孔さ
れたエラーカード識別情報と前記エラー検出手段によっ
て書き込みエラーとなった書き込みデータとを対応付け
て記憶する。
【0005】
【作用】この発明の手段の作用は次の通りである。い
ま、カード処理装置においては例えばプリペイドカード
から残金を読み取ったのち、この残金から代金を減算
し、その結果をプリペイドカードに書き込む際に、書き
込みエラーを検出すると、そのプリペイドカードにエラ
ーカード識別情報を穿孔する。そして、このエラーカー
ド識別情報と共に書き込みデータ(例えば、更新後の残
金)とを対応付けて記憶しておく。このように、書き込
みデータを記憶保持しておけばエラーカードとなったプ
リペイドカードがカード発行装置等に投入して、このエ
ラーカードに穿孔されているエラー識別情報を読み取
り、これに対応して記憶保持されている書き込みデータ
を読み出して新規カードに書き込むことにより新規カー
ドを発行することや、カードのエラー識別コードを係員
が判読してキー入力することで、これに対応して記憶保
持されている書き込みデータを読み出して金銭を返却す
ることができる。したがって、カード書き込みエラーが
発生した場合、IDコードの有無に拘らず、書き込むべ
きデータを正確に読み出すことができる。
【0006】
【実施例】以下、図1〜図7を参照して一実施例を説明
する。図1は社員食堂用のカードシステムを示したシス
テム構成図で、このシステムにはメニュ分類別に設置さ
れた複数台のカード処理装置(カード端末装置)1……
と1台のカード発行装置(カード自動販売機)2とを構
内専用回線を介して接続して成るもので、カード自動販
売機2にはトランザクションファイルTFが設けられて
いる。
【0007】図2はカード端末装置1のハード構成を示
したブロック図である。CPU1−1はROM1−2内
の各種プログラムにしたがってこのカード端末装置1の
全体動作を制御するもので、その周辺デバイスとしてC
PU1−1には入力部1−3、時計部1−4、表示部1
−5、ブザー1−6、メモリカードインターフェイス部
1−7、プリペイドカードリーダ/ライタ1−8、イン
ラインインターフェイス部1−9が接続され、それらの
入出力動作を制御すると共に、RAM1−10に対して
データの書き込み/読み出し動作を制御する。
【0008】入力部1−3は通常備えられている各種の
キー、例えば、テンキーAK、取消キーBK、メニュキ
ーCK等を有している。ここで、食券購入時にメニュが
選択されたり、個数が置数されると、CPU1−1はそ
の操作内容を売上データとして表示部1−5に表示させ
たり、RAM1−10に登録させ、更には、メモリカー
ドインターフェイス部1−7を介してメモリカード(図
示せず)に登録させる。なお、メモリカードインターフ
ェイス部1−7はバックアップ用の外部メモリであり、
RAM1−10は売上合計器等を構成する内部メモリで
ある。
【0009】プリペイドカードリーダ/ライタ1−8は
プリペイドカードの磁気記録部に対してデータの読み取
り/書き込みを行うもので、プリペイドカードの磁気記
録部に記録されている残金を読み込むと、CPU1−1
はこの残金から代金を減算して残金の更新を行い、その
演算結果(更新後の残金)をプリペイドカードリーダ/
ライタ1−8に送る。この際、CPU1−1は正常にプ
リペイドカードに残金が書き込まれたか否かを監視して
おり、書き込みエラーの発生を検出すると、CPU1−
1はエラーカード識別情報(エラーマッチングナンバ)
を生成し、プリペイドカードリーダ/ライタ1−8内の
穿孔部(図示せず)を駆動させてエラーマッチングナン
バをプリペイドカードに穿孔させる。また、CPU1−
1はこのエラーマッチングナンバと、プリペイドカード
に書き込むべき書き込みデータ(書き込みエラーとなっ
た更新後の残金)とを伝達データとしてインラインイン
ターフェイス部1−9に与え、カード自動販売機2へ伝
送させる。なお、エラーマッチングナンバは2進8桁構
成で、最大値255(10進数)までの一連Noを表現
できるようにしてある。ここで、エラーマッチングナン
バをプリペイドカードに穿孔する場合、2進数“1”の
時にパンチ孔をあけるようにしてあり、エラーマッチン
グナンバが最大値255の場合には横一列に8個のパン
チ孔が形成される。
【0010】図3はカード自動販売機2のハード構成を
示したブロック図である。CPU2−1はROM2−2
内の各種プログラムにしたがってこのカード自動販売機
2の全体動作を制御するもので、CPU2−1にはその
周辺デバイスとしてROM2−2、入力部2−3、時計
部2−4、ブザー2−5、メモリカードインターフェイ
ス部2−6、インラインインターフェイス部2−7、プ
リペイドカードリーダ/ライタ2−8、紙幣識別装置2
−9が接続され、それらの入出力動作を制御すると共
に、RAM2−10に対してデータの書き込み/読み出
し動作を制御する。入力部2−3は通常備えられている
各種のキー、例えば、プリペイドカードの販売金額に応
じて千円単位毎に設けられた発行金額選択キーDKと、
挿入紙幣等の返却を要求する返却キーEK等を有してい
る。ここで、プリペイドカード購入時に、発行金額が選
択されると、CPU2−1はその操作内容を売上データ
として表示部2−4に表示させたり、RAM2−10に
登録させ、更にはメモリカードインターフェイス部2−
6を介してバックアップ用のメモリカード(図示せず)
に登録させる。
【0011】RAM2−10内のトランザクションファ
イルTFは売上データを記憶する他に、インラインイン
ターフェイス部2−7を介してカード端末装置1から伝
達されて来たエラーマッチングナンバと書き込みデータ
とを対応付けて記憶管理するもので、カード端末装置1
側で書き込みエラーとなったカードに代えて新規カード
を発行する際に、CPU2−1はこのエラーマッチング
ナンバと書き込みデータとを参照して新規カードを発行
するようにしている。
【0012】プリペイドカードリーダ/ライタ2−8は
プリペイドカードの磁気記録部に対してデータの読み取
り/書き込みを行う他、このプリペイドカードリーダ/
ライタ2−8にはカード端末装置1側で書き込みエラー
となったカードが投入されると、そのカードに穿孔され
ているパンチ孔からエラーマッチングナンバを読み取る
パンチ孔読取装置も設けられている。
【0013】次に、本実施例の動作を図4〜図7を参照
して説明する。ここで、図4はカード端末装置1の動作
を示したフローチャートである。先ず、CPU1−1は
プリペイドカードリーダ/ライタ1−8内にプリペイド
カードが挿入されたかをチェックし、カードが挿入され
るまで待機する(ステップA1)。いま、カードが挿入
されると、CPU101はプリペイドカードリーダ/ラ
イタ1−8に対して読み取り指令を与え、これによって
プリペイドカードリーダ/ライタ1−8はプリペイドカ
ードの磁気記録部からカードデータを読み取ってCPU
1−1に与える(ステップA2)。すると、CPU1−
1はカード残金が正常に読み取られたかをチェックする
(ステップA3)。ここで、読み取り異常が検出される
と、ステップA13に進み、表示部2−4にエラーメッ
セージを表示させると共にブザー2−5を駆動させてア
ラーム音を発生させたのちプリペイドカードリーダ/ラ
イタ1−8からプリペイドカードを排出させる(ステッ
プA8)。
【0014】いま、正常読み取りが検出されると、CP
U1−1はそのカード残金から代金を減算して残金の更
新を行い(ステップA4)、プリペイドカードリーダ/
ライタ1−8に対してこの演算結果と共に書き込み指令
を与える(ステップA5)。この際、CPU1−1はこ
の演算結果、即ち更新後の残金を一時記憶保持してお
く。ここで、プリペイドカードリーダ/ライタ1−8は
更新後の残金をプリペイドカードに書き込むが、その
際、CPU1−1は再度、プリペイドカードリーダ/ラ
イタ1−8に読み取り指令を与え、これによって読み取
られた残金と予め記憶保持しておいた残金とを比較し、
書き込みエラーの発生有無をチェックする(ステップA
6)。ここで、両者の残金が一致し、正常に書き込まれ
たことがステップA7で検出されると、カードを排出さ
せる(ステップA8)。
【0015】一方、ステップA7で書き込みエラーが検
出されると、ステップA9に進み、エラーメッセージを
表示させると共にアラーム音を発生させたのち、エラー
マッチングナンバを生成する(ステップA10)。この
場合、エラーマッチングナンバは一連Noであり、同一
番号の重複を避ける為に、カード自動販売機2側で管理
されている。この結果、エラーマッチングナンバをカー
ド自動販売機2に対して問い合せ、これに応答してカー
ド自動販売機2から送信されて来たデータに基づいてエ
ラーマッチングナンバを生成する。そして、このエラー
マッチングナンバにしたがってプリペイドカードリーダ
/ライタ1−8内の穿孔部を駆動させ、エラーマッチン
グナンバに応じてプリペイドカードにパンチ孔を穿孔さ
せる(ステップA11)。図5はプリペイドカードに書
き込みエラーを示すエラーマッチングナンバを穿孔した
状態例で、8個の穿孔位置のうち左から5番目、6番
目、8番目の位置にパンチ孔が形成され、これによって
2進数表現で「00001101」、10進数表現で
「13」となるエラーマッチングナンバが穿孔される。
そして、次のステップA12ではこのエラーマッチング
ナンバと書き込みエラーとなった残金とをインラインイ
ンターフェイス部1−9を介してカード自動販売機2へ
伝達したのち、カードの排出を行う(ステップA8)。
【0016】カード自動販売機2は図6、図7に示すフ
ローチャートにしたがって動作する。以下、カード自動
販売機2の動作をプリペイドカードを新規購入する場
合、既に発行済のプリペイドカードに対して残金を追加
する場合、書き込みエラーとなったプリペイドカードを
回収して新規カードに変換する場合に分けて説明する。
先ず、ステップB1では既に発行済のカードが挿入され
たが、新規購入の為に紙幣が挿入されたかを調べる。い
ま、プリペイドカードを新規購入する為に、紙幣が挿入
されたものとする。すると、ステップB14に進み、紙
幣識別装置2−9によって識別された挿入紙幣額を表示
出力させたのち、CPU2−1内の新規カード発行フラ
グをオンさせる(ステップB11)。次に、図7のステ
ップB15に進み、発行金額選択キーDKが押下された
かをチェックする。いま、新規購入時には紙幣を挿入し
たのち発行金額選択キーDKを押下する為、ステップB
15でそのことが検出されてステップB16に進み、新
規カード発行フラグがオンされているかをチェックす
る。いま、新規カード発行フラグはオンされているの
で、新規カードに残金(発行金額選択キーDKによって
選択された金額)を書き込む(ステップB17)。次
に、釣銭を返却する為に、挿入金額と選択された発行金
額とを比較し(ステップB19)、挿入金額が発行金額
を越えている場合には釣銭計算を行って差額を返却する
(ステップB20)。その後、カードを排出させて新規
カードを発行させる。
【0017】一方、既に発行済のカードに対して残金追
加する場合には、カードを挿入したのち、紙幣を追加挿
入する。この場合、先ず、ステップB1でカード挿入有
りが検出される為、ステップB2に進み、パンチ孔の読
み取りを行う。この場合、パンチ孔を2進数として認識
して10進数に変換するが、その値が10進数の“0”
であれば、正常カードであると認識し、また“1”以上
であれば書き込みエラーとなったエラーカードであると
認識する(ステップB3)。いま、正常カードに対して
残金追加を行う場合であるから、ステップB4に進み、
カードから磁気データを読み取り、残金を表示出力させ
る(ステップB5)。次に、カードから読み取った磁気
データ内のR/Wカウンタ値(読み取り/書き込み回数
値)を抽出し、この回数値が予め設定されている規定回
数(カードの耐用回数)を越えているかをチェックする
(ステップB6)。この結果、耐用回数を越えて繰り返
し使用されたカードであれば、それを新規カードと変換
する為に、ステップB10で挿入カードを回収し、新規
カード発行フラグをオンさせる(ステップB11)。な
お、耐用回数以内であればこのような処理(ステップB
10、B11)は行われない。
【0018】次に、図7のステップB15に進み、発行
金額選択キーDKとが押下されたかを調べ、押下されな
ければ、紙幣が追加挿入されたかを調べる(ステップB
22)。ここで、紙幣が追加挿入されなければステップ
B15に戻り、以下、発行金額選択キーDKが押下され
るか、紙幣が追加挿入されるまで待機する。ここで、紙
幣が追加挿入されたものとすると、ステップB23に進
み、追加分の加算演算を行うと共にその結果を表示出力
させたのちステップB15に戻る。いま、発行金額選択
キーDKが操作されたものとすると、ステップB16に
進むが、この場合、耐用回数を越えたか否かによって新
規カード発行フラグがオン/オフされているので、それ
に応じた処理(ステップB17、B18)が行われる。
即ち、耐用回数を越えている場合には新規カードに発行
金額を書き込み(ステップB17)、耐用回数以内であ
れば、挿入カードから読み取った残金に発行金額を加算
し、その結果を挿入カードに書き込む(ステップB1
8)。そして、必要に応じて釣銭計算を行って差額を返
却したのちカードを排出する。
【0019】他方、書き込みエラーとなったエラーカー
ドが挿入された場合には、カードに穿孔されているパン
チ孔を2進数として認識し、それを10進数に変換した
値が“1”以上となるので、書き込みエラーとなったエ
ラーカードであることがステップB3で検出されてステ
ップB7に進み、この10進数(エラーマッチングナン
バ)に基づいてトランザクションファイルTFを検索す
る。ここで、トランザクションファイルTFにはエラー
マッチングナンバと書き込みエラー発生時の残金とが対
応付けて記憶されているので、CPU2−1はこのトラ
ンザクションファイルTFを検索し、該当ナンバがトラ
ンザクションファイルTF内にあるかを調べる(ステッ
プB8)。ここで、該当ナンバが無ければ処理不能とし
てエラー表示及びブザー音を発生させ(ステップB1
2)カードを排出させる(ステップB13)。
【0020】いま、トランザクションファイルTF内に
該当するエラーマッチングナンバが有れば、それに対応
する残金データを読み出して表示出力させると共に(ス
テップB19)、挿入カードを回収する(ステップB1
0)。そして、新規発行フラグをオンさせ(ステップB
11)、以下、上述の場合と同様に、紙幣が追加挿入さ
れれば、残金に挿入金額を加算して表示出力させる(ス
テップB22、B23)。そして、発行金額選択キーD
Kの押下に応答して新規カードに発行金額を書き込み
(ステップB17)、必要があれば差額を返却し(ステ
ップB19、B20)カードを排出を行う(ステップB
21)。
【0021】このように本実施例においてはカード端末
装置側1でカードの書き込みエラーが発生した場合には
そのカードにエラーマッチングナンバが穿孔され、この
穿孔されたエラーカードをカード自動販売機2に投入す
ると、このエラーカードが回収されて新規カードが発生
されるので、プリペイドカードにIDコードが記録され
ていない場合あるいはIDコードが記録されていてもそ
れを正確に判読できない場合でもエラーカードに代わる
新規カードの発行が可能となる。また、社員食堂用のプ
リペイドカードは繰り返し使用の為、書き込みエラーが
起き易いが、本実施例においてはカード内のカウント値
により予め定期的に耐用回数を越えたカードについては
カードの交換を行って予防策が講じられるので、書き込
みエラーの発生を大幅に削減することが可能となる。
【0022】なお、上記実施例はエラーマッチングナン
バに基づいて自動販売機2で新規カードを発行するよう
にしたが、エラーマッチングナンバを係員が判読してキ
ー入力することで対応するカードの残金を読み出すよう
にし、残金を返却するようにしてもよい。また、カード
端末装置1側でエラーマッチングナンバを生成する際
に、同一番号の重複を避けるために、カード自動販売機
2側にエラーマッチングナンバを問い合わせるようにし
たが、予め各カード端末装置1を識別するための固有の
識別子、例えばアルファベット記号等を先頭桁に配置
し、それに続けて各カード端末装置1側で生成した自己
固有の一連No.を付加したデータをエラーマッチングナ
ンバとしてもよい。また、エラーマッチングナンバとし
ては一連No.に限らず、日付、時刻等を参照することに
よって生成したデータであってもよい。この場合、各カ
ード端末装置1を識別する為の固有の識別子を付加する
ようにしてもよい。また、エラーマッチングナンバと共
に、エラー発生位置を示すデータを合せて穿孔するよう
にしてもよく、更に、エラーの種類を示すエラーコード
を穿孔するようにすれば、後日のエラー解析作業を容易
かつ迅速に行うことができる。
【0023】
【発明の効果】この発明によれば、カード書き込みエラ
ーが発生した場合、IDコードの有無に拘らず、書き込
むべきデータを読み出すことができるため、従来の様
に、カード利用者の自己申告に頼らなくても、書き込み
エラーの発生に対するリカバリーを正確かつ迅速に行う
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る社員食堂用のカードシステムを
示したシステム構成図。
【図2】カードシステムを構築するカード端末装置1の
ブロック図。
【図3】カードシステムを構築するカード自動販売機2
のブロック図。
【図4】カード端末装置1の動作を示したフローチャー
ト。
【図5】プリペイドカードにエラーマッチングナンバが
穿孔された状態を示した図。
【図6】カード自動販売機2の動作の一部を示したフロ
ーチャート。
【図7】図6に続くカード自動販売機2の動作の一部を
示したフローチャート。
【符号の説明】
1 カード端末装置 1−1、2−1 CPU 1−2、2−2 ROM 1−8、2−8 プリペイドカードリーダ/ライタ 1−9、2−7 インラインインターフェイス部 2 カード自動販売機 TF トランザクションファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−102595(JP,A) 特開 平2−48786(JP,A) 特開 平3−147194(JP,A) 特開 平2−105987(JP,A) 特開 平5−166013(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 17/00 G07F 7/08 - 9/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カードからデータを読み取って処理すると
    共に、その処理結果をカードに書き込むカード処理装置
    において、 カードにデータを書き込む際に書き込みエラーを検出す
    るエラー検出手段と、このエラー検出手段によって書き
    込みエラーの発生が検出された際に、カードにエラーカ
    ード識別情報を穿孔する穿孔手段と、この穿孔手段によ
    って穿孔されたエラーカード識別情報と前記エラー検出
    手段によって書き込みエラーとなった書き込みデータと
    を対応付けて記憶するデータ記憶手段と、 を備えてなることを特徴とするカード処理装置。
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