JP2939718B2 - 磁気カードのセキュリティ・システム - Google Patents

磁気カードのセキュリティ・システム

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JP2939718B2
JP2939718B2 JP7227295A JP22729595A JP2939718B2 JP 2939718 B2 JP2939718 B2 JP 2939718B2 JP 7227295 A JP7227295 A JP 7227295A JP 22729595 A JP22729595 A JP 22729595A JP 2939718 B2 JP2939718 B2 JP 2939718B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気カードを不法
にコピーして行なわれる不正使用をコンピュータネット
ワークを駆使して防止するシステムに関し、詳しくはパ
チンコ遊技、ゴルフの打ち放し、ガソリンの提供、駐車
場の提供などで発券されるプリペイド磁気カード及びパ
チンコ玉などと引き換えの換金用磁気カードのセキュリ
ティ・システムに関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技場では、例えば1万円を挿
入して1万円に相当する玉貸しを保障するプリペイド磁
気カードを出力する券売機は知られている。このカード
を挿入してその金額内の例えば1千円のデータを入力す
れば、1千円に相当する玉数をパチンコ遊技台に送り出
し、他方磁気カードに残額を9千円として書き込まれて
排出させる玉貸し機も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】パチンコ遊技業界で
は、このように一般的には500円から1万円について
磁気カードを使用したプリペイドカードで玉貸しを行な
っているが、このカードをコピーして不正使用する者が
あり、その損害額は大きく、その防止が困難であるのが
実状である。磁気カードのコピーは、コピーする機械が
用意されると、簡単にかつ大量に作られること、コピー
した磁気データが目に見えないという特質を持ってい
る。
【0004】本発明の課題は、パチンコの玉貸しなどで
発券されるプリペイド磁気カード及び将来のことである
がパチンコ玉などとの引き換えとして発券される換金用
磁気カードの発券時に磁気記録された債権額を越えたサ
ービスまたは支払が行なわれないようにした、磁気カー
ドのセキュリティ・システムを提供することである。ま
た、第2の課題は、磁気カードの主に残額などの磁気デ
ータが摩擦などにより読み取り不可能になった場合に求
められる再発券のときに、真正な残額を磁気記録させて
債務側に損失がないようにその再発券を行なうことがで
きる、磁気カードのセキュリティ・システムを提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】プリペイド磁気カードに
関する課題は、通信手段を備えた少くとも1つのプリペ
イド磁気カード券売機と、データ処理機能と通信手段と
を備えたセンターマシンと、パチンコ玉貸しなど特定の
動作を行なう自動機械に付設され、磁気カードのリーダ
・ライターを備え、また自動機械の動作許可信号を得る
ことにより当該機械が入力された使用金額に見合う動作
を行なうよう制御する少なくとも1つの端末機とからな
り、券売機が現金を挿入されると、少なくともカード識
別コードと残額としてその卷面額との各データを磁気カ
ードに書き込み、当該各データをセンターマシンにも発
信して記録させる手段と、端末機が磁気カードを挿入さ
れると、読み出したそれぞれのカード識別コード及び残
額の各データをセンターマシンに発信し、センターマシ
ンがその識別コードをキーにしてセンターマシンに記録
されている残額を照合し、一致する場合のみ、当該端末
機が自動機械の動作許可信号を得る手段と、センターマ
シンに記録されている残額から端末機に入力された使用
金額を差し引いた金額を新たな残額として少なくともそ
のデータを、センターマシン及び磁気カードに更新記録
させる手段とを具備することにより、達成される。な
お、同様の課題は、券売機より発券される全ての磁気カ
ードについて少くともそれらのカード識別データと残額
としてその券面額データをそれらの磁気カードとセンタ
ーマシンとに記録させ、カード端末機に磁気カードが挿
入されると、そのカード識別データと残額データとが読
み出されて、センターマシンに記録されている対応する
データと照合して、一致した場合にはカード端末機に接
続された自動機械の動作許可信号を該端末機に得させ、
不一致の場合には該動作許可信号を該端末機へ出力させ
ず、一致した場合に該端末機に該自動機械に対する前記
残額内の使用金額が入力され、前記残額とその入力金額
との差額を新たな残額として磁気カードとセンターマシ
ンとに更新、記録させる、ことにより達成される。
【0006】換金用磁気カードに関する前記した課題
は、通信手段を備えた少くとも1つの換金用磁気カード
出力機と、データ処理機能と通信手段とを備えたセンタ
ーマシンと、キャッシュ・ディスペンサー(ATM)に
付設され、磁気カードのリーダ・ライターを備え、また
ディスペンサーの動作許可信号を得ることにより当該デ
ィスペンサーが入力された使用金額を排出する動作を行
なうよう制御する少なくとも1つの端末機とからなり、
カード出力機がパチンコ玉など特定の物を納入される
と、その数量を計り、少なくともカード識別コードとそ
の計量に対応する金額を債権額として各データを磁気カ
ードに書き込み、当該各データをセンターマシンにも発
信して記録させる手段と、端末機が磁気カードを挿入さ
れると、読み出したそれぞれのカード識別コード及び残
額の各データをセンターマシンに発信し、センターマシ
ンがその識別コードをキーにしてセンターマシンに記録
されている残額を照合し、一致する場合にのみ当該端末
機がディスペンサーの動作許可の信号を得る手段と、セ
ンターマシンに記録されている残額から端末機に入力さ
れた使用金額を差し引いた金額を新たな残額として少な
くともそのデータを、センターマシン及び磁気カードに
更新記録させる手段とを具備することにより、達成され
る。なお、前記した課題において、複数のセンターマシ
ンがネットワークを介して接続されており、1つのセン
ターマシンはそのネットワークを介して他のセンターマ
シンに記録されているデータにアクセスできるようにし
てもよい。
【0007】本発明の第2の課題は、磁気カードに識別
コードについてバーコード、OCRコードなど見識可能
なデータが表示され、また券売機またはカード出力機は
このデータのリーダを備え、この読み出されたデータを
第2のカード識別データとして磁気データと共にセンタ
ーマシンへ発信し、記録させる手段を具備し、磁気カー
ドの磁気データが消失しても第2のカード識別データに
基づいてセンターマシンよりその残額データを読み出せ
るようにして、達成される。この場合、第2の識別デー
タのリーダをある特定の端末機に設けて、残額データを
読み出せる。
【0008】
【発明の実施の形態】パチンコ遊技を例にして述べてみ
ると、遊技する者は、券売機に現金を入れて金額に対応
した磁気カードを購入する。このとき券売機は、その磁
気カードに識別ナンバーとその後使用の度に変動する残
額、発券日時(または使用日時)などの変動データを書
き込んで発券を行なうとともに、センターマシンにその
識別ナンバーと変動データを通知し、センターマシンは
これらを記録する。
【0009】このようなカードが玉貸し機に付設された
端末機に挿入されると、端末機はカードを読み取り、自
分の端末機ないし玉貸し機ナンバーと変動データをセン
ターマシンに通知する。
【0010】センターマシンは、その記憶装置に記録さ
れているデータと照合し、一致すれば玉貸し許可の信号
を返すとともに、そのカードが使用中であることを識別
するフラッグをセットする。
【0011】端末機は、玉貸し許可の信号が返ってくれ
ば、端末機により入力設定されている金額に相当する玉
数を貸し出す。この例では照合をセンターマシンで行な
っているが、識別ナンバーを基にセンターマシンの記録
しているデータを端末機へ送り、端末機でそのような照
合を行なって判断して玉貸し許可の信号を出力しても何
の問題もない。このようなことはシステム設計上、均等
の事柄である。
【0012】このとき別の玉貸し機に付設されている端
末機で、コピーされた磁気カードが使用されると、同様
にその端末機はそのカードを読み取り、その端末機ナン
バーないし玉貸し機ナンバー、カード識別ナンバーと変
動データをセンターマシンに通知するが、すでに使用中
であることを識別するフラッグがセットされているの
で、同じカードが2枚あることになり、許可の信号は発
行されない。
【0013】最初に使用して許可された磁気カードがコ
ピーされたものであった場合は、正しいカードが使用で
きなくなるが、遊技場は損失を免れることができる。必
要があれば、使用中の端末機、玉貸し機ないし遊技台を
特定して調べることもできる。
【0014】カードの金額がなくなるか、途中で遊技を
中止すると、端末機は使われたカードの変動データを所
定の値に書き換えてそのカードを排出するとともに、セ
ンターマシンの変動データもそのように更新して一致さ
せる。このとき、フラッグはリセットされる。変動デー
タの更新は端末機(磁気カードへの書き込み)、センタ
ーマシンのどちらが先になっても構まわない。金額がな
くなったカードは、記録から消滅させられるか、そのカ
ードがないものとして扱われる。
【0015】コピーした磁気カードと正しい磁気カード
を同時に使用すると、先に使用した磁気カードに対して
使用許可が認められるが、どちらかを使用した後、時間
をおいて別の磁気カードを端末機ないし玉貸し機に挿入
すると、変動データが一致しないので使用許可はおりな
い。このような本システムにより、磁気カードを何枚コ
ピーしても使用できるのは、常に1枚だけで、結果的に
不正使用の防止ができる。センターマシンはネットワー
クで理論的に何台の端末機ないし玉貸し機でも制御可能
である。
【0016】なお、カードの磁気データを故意に消去さ
せた場合や、何等かの理由で磁気コードが読めなくなっ
た場合が起り得る。一般的には遊技場が無条件により新
しい磁気カードと再発券、交換することで対応している
のが実状であるが、実際より多く使用された分は、遊技
場の損失である。このため、カードに使用残高を示すた
めのパンチ穴を開け、おおよその残高がわかるようにし
て、遊技場の損失を最小限にする方法がとられる場合が
多い。
【0017】磁気カードは、書き換えが可能な媒体であ
るので、リサイクルさせることが可能であるが、パンチ
穴を開ける方法は、磁気カードのリサイクル性を駄目に
してしまう。そこで、本システムの別の実施態様では、
用いるカードに磁気以外のユニーク(一意)なコード例
えばバーコード、OCRコード等を印刷または張り付
け、発券するときにそれらのコードを読み取って、磁気
部へ書き込むとともに、第2の識別コードとしてセンタ
ーマシンに記録させる。
【0018】磁気コードが読めなくなった場合、第2の
識別コードの読み取り機を使用してセンターマシンから
変動データを引き出せるので、故意のデータ消去や読み
取り不可能による再発券の際、遊技場の損失を防止する
ことができる。また、端末機にこれらのコード読み取り
機を組み込むと、ネットワークシステムで2つの識別ナ
ンバーを管理できるので、磁気データだけのコピーカー
ドは完全に不正防止が可能になる。
【0019】将来のことであるが現金の引き渡しを磁気
カードで行なう場合にも有効に活用することができ、前
記した要領で行なわれ、その際券売機に代えてパチンコ
玉を納入してその数量に見合う金額の換金用磁気カード
の出力機と、玉貸し機に代えてキャッシュ・ディスペン
サとが用いられ、このような磁気カードの不正防止を可
能にする。さらに景品の交換にも適用可能である。
【0020】パチンコ遊技を例にしてかつ図面の図1及
び図2に基づいて本発明によるプリペイド磁気カードの
セキュリテイ・システムの実施の形態を説明する。
【0021】図1はその実施形態の一例を示した本発明
によるシステムの概略構成図である。一定の敷地を有す
るホールH内に3台のプリペイド磁気カード券売機12
が配置され、それぞれが通信手段を持ってセンターマシ
ン20に接続されている。また、端末機14が図示され
ていない玉貸し機16に付設され、この玉貸し機に並ん
でパチンコ遊技台18が配設されている。このようなセ
ット(14、16、18)が5セットづつ3列をなして
15かぞえられ、それぞれの端末機14がセンターマシ
ン20に接続されている。なお、20pはプリンターで
ある。また、専用回線22を介してセンターマシン20
が遠隔のコアセンター24に接続されており、その構成
はサーバー24s、FEP24f、記憶装置24mなど
からなる。
【0022】図2は本システムによるデータ処理例の流
れを示している。なお、この流れにおける4A−7Aの
表示はこのホールH内または自店発行カードによる玉出
しに関し、4B−11Bは他店発行カードによる玉出し
に関する。
【0023】顧客Cが券売機ないしカード販売機12へ
現金1を挿入すると、その金額に見合うプリペイド磁気
カード2が得られ、その際少なくともカード識別ナンバ
ーと残額としてその金額の各データが磁気カードに書き
込まれており、また当該各データがセンターマシン20
にも発信され記録される(カード販売データ3)。この
カードを玉貸し機16に付設ないし内蔵されたカード端
末機14へ挿入すると(カード使用4A)、この端末機
は磁気カードのリーダ・ライターを備えているのでその
カードを読み取り、その端末機ナンバー、読み出したそ
れぞれのカード識別ナンバー及び残額の各データをセン
ターマシン20に発信し(カードチェック5A)、セン
ターマシン20がその識別ナンバーをキーにして記録さ
れている残額(生存カード管理データ)を照合し、一致
する場合のみ動作許可の信号を当該端末機に返す(カー
ドOK応答6A)と共にその残額が表示され、端末機1
4にその残額内の金額を入力して、その金額に見合う玉
数が図示しない遊技台に貸し送り出される(玉出し7
A)。その後、入力金額を差し引いた金額を残額として
磁気カード及びセンターマシンにも更新記録される。
【0024】上記の場合で、もし残額が一致しないなら
ば、動作許可信号(カードOK応答6A)は端末機14
へ出力されず、従って玉出しは行なわれない。
【0025】また、上記した一致の場合には、センター
マシン20側でフラッグを立て、同時に同一の残額が記
録された2以上の磁気カードが使用された場合には、最
先にセンターマシン20へアクセスされたカードについ
てのみ有効とし、その他のカードについては玉出しを行
なわない。
【0026】センターマシン20は最近の市場環境によ
り小型高性能コンピュータと複数の大容量ハードディス
クなどにより容易にまた安価で構成できるようになって
おり、その記憶装置ないしデータベースには前記した生
存カード管理データの他に、集計用に生存カードデー
タ、玉出しデータ、カード販売データなども任意に記録
される。
【0027】次に、他店発行磁気カードによる玉出しに
ついては、自己のセンターマシン20は1つのローカル
センターとして扱われ、他店発行カードの他のローカル
センターないしデータベース24mに通信接続されたコ
アセンター24が専用回線により接続され、図示例のよ
うに行なわれる。24bは複数のローカルセンターに接
続されたネットワークサーバおよび通信制御端末機を備
えている。この場合には、自己のセンターマシン20に
照会されたカードが他店であるものをチェックし、カー
ドの重複使用のチェックは他店が持つセンターマシンな
いしデータベース24mがその処理を行なう。この処理
例は自己の銀行のものでなければ他の銀行に照会する、
銀行のキャッシュサービスカードの取扱と似ている。
【0028】パチンコ遊技を例にしてかつ図面の図3〜
図5に基づいて本発明による換金用磁気カードのセキュ
リティ・システム例を説明する。パチンコ遊技場で得た
パチンコ玉を貯玉としてその数量に応じたレシートを、
または将来のことであるがその数量に応じた現金の受け
取りなどを自動的に行なわれるシステムの構成例が図3
に示されている。図4及び図5はその処理例の流れを示
している。
【0029】図3において、ホールH3内に玉カウンタ
ー44、現金引出機および端末機(コントローラ)32
が配置され、この端末機32はその通信制御部48と専
用回線42を介してセンターマシン40に遠隔接続され
ている。
【0030】端末機34にはコントローラとして小型の
コンピュータが内蔵されており、表示部46、通信制御
部48、レシート発行部50、カード発行部52及び現
金トレーおよび排出部54がそれぞれ接続されており、
これらを制御している。また玉が納入される玉カウンタ
ー44が前置して端末機34に接続されている。さらに
は、センターマシン40はセンターコンピュータ40c
及びデータベースの記憶装置40mからなる。
【0031】図4によれば、スタート(ステップS1
0)により、表示部46には、メニュとして残額照会
(ステップS20)、現金引出(ステップS30)及び
貯玉(ステップS40)が表示され、いずれか1つの選
択が求められる。便宜上、貯玉を選択して換金用磁気カ
ードの発行を求める手順を説明する。この場合、玉数カ
ウンター44に玉を納入することによりその数をカウン
トした(ステップS42)後、レシートの発行のみか
(ステップS50)、メンバーカード所有か(ステップ
S60)の選択表示画面が現われ、後者を選び、この後
者についても新規の換金用磁気カードを求めるならば、
NOを選び、発行済み換金用磁気カードの記録残額に、
いま納入した玉数に相当する金額を追加記録したい場合
には、YESが選ばれる。
【0032】新規カードを選ぶと、名前、暗証番号など
の入力が求められ、その入力後、玉数相当の金額が換算
され、その金額を残額としてまた端末機ナンバー、カー
ド識別ナンバーの各データがセンターマシン40のデー
タベース40mに記録される(ステップS72、S7
4)と、レシート発行、少なくともカード識別ナンバー
と残額の各データが磁気書き込まれた新規カードの作
成、及びその排出が実行され(ステップS76)て、処
理終了となる。
【0033】前記メニュより現金引出(ステップS3
0)を選ぶと、カード挿入と暗証番号入力が求められ実
行されると、カードに磁気記録された識別ナンバー及び
残額のデータが読み取られ(ステップS32)、その識
別ナンバーをキーにしてデーターベースに記録されてい
る残額と照合(ステップS34)し、一致すれば、引出
しOKの信号が当該端末機に送られ、これにより引出金
額の入力が求められ、その入力により現金排出、またカ
ードとデーターベースとに同一の残額を更新記録させ
(ステップS36)、レシート発行とカード排出とが実
行され(ステップS38)、処理終了となる。
【0034】なお、前記した引出しOKの信号を送ると
きに、同時に使用中のフラッグを立て、他の端末機より
同一の磁気データの書き込まれたカードが使用された場
合には、当該他の端末機に重複使用の警告信号が送られ
る。
【0035】前記したメニュのうち残高照会は発行済み
カードの磁気データが読めないために選択されるもので
あるが、ここでの手順においても前記したようなチェッ
ク処理が行なわれる。また、玉を納入した後に、発行済
みカードを使用してそのカードにその納入した玉数に相
当の金額を追加して残額を更新記録させるメニュとし
て、ステップS60、S62以下を選んでも、ステップ
S64で前記したようなチェック処理が行なわれ、もし
重複使用と判断されれば、新規カード発行の手順へジャ
ンプしてステップS72以下が実行される。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、例えばパチンコの玉貸
しなどで発券されるプリペイド磁気カード及び将来のこ
とであるが例えばパチンコ玉などとの引き換えとして発
券される換金用磁気カードの発券時に磁気記録された債
権額を越えたサービスまたは支払が行なわれないので、
磁気カードのコピーによる損害が防止される。
【0037】また、第2の識別ナンバーとしてバーコー
ドなどが磁気データと共に併用できるので、この第2の
識別ナンバーを基にしてセンターマシンに記録された残
額を読み出すことができ、磁気カード再発行に際してそ
の記録残額を書き込めば、損害は生じない。
【0038】なお、本発明で用いられる磁気カードは、
孔をあけたり、カード自体には物理的な傷を負わせない
ので、磁気データを初期化してリサイクルが可能であ
り、システムのランニング・コストを安くできる。さら
に、センターマシンのデーターベースを利用して、カー
ド販売額、自店発行カード売上額、他店発行カード売上
額、自店発行カード他店使用額、自店発行カード末使用
残額などの業務日報、券売機毎金種別カードの枚数、そ
の合計額を表わすカード販売明細書、端末機別売上明
細、他店発行カード自店使用明細、自店発行カード他店
使用明細など多種の帳表をデータ処理によりプリンタを
介して容易に得られる。
【0039】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリペイド磁気カードに関するシステ
ムの構成例示図。
【図2】前記システムによるデータ処理例の流れ図。
【図3】本発明の換金用磁気カードに関するシステムの
構成例示図。
【図4】前記システムによるデータ処理手順例前半の流
れ図。
【図5】前記システムによるデータ処理手順例後半の流
れ図。
【符号の説明】
12 券売機 14 端末機 16 玉貸し機 20 センターマシン 32 現金引出機および端末機 40 センターマシン 44 玉カウンター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井阪 勲 大阪府和泉市池田下町1598−1 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 19/04 521 B42D 15/10 501 G06K 17/00 G07F 7/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信手段を備えた少くとも1つのプリペ
    イド磁気カード券売機と、データ処理機能と通信手段と
    を備えたセンターマシンと、パチンコ玉貸しなど特定の
    動作を行なう自動機械に付設され、磁気カードのリーダ
    ・ライターを備え、また自動機械の動作許可信号を得る
    ことにより当該機械が入力された使用金額に見合う動作
    を行なうよう制御する少なくとも1つの端末機とからな
    り、 券売機が現金を挿入されると、少なくともカード識別コ
    ードと残額としてその卷面額との各データを磁気カード
    に書き込み、当該各データをセンターマシンにも発信し
    て記録させる手段と、 端末機が磁気カードを挿入されると、読み出したそれぞ
    れのカード識別コード及び残額の各データをセンターマ
    シンに発信し、センターマシンがその識別コードをキー
    にしてセンターマシンに記録されている残額を照合し、
    一致する場合のみ、当該端末機が自動機械の動作許可信
    号を得る手段と、 センターマシンに記録されている残額から端末機に入力
    された使用金額を差し引いた金額を新たな残額として少
    なくともそのデータを、センターマシン及び磁気カード
    に更新記録させる手段とを具備していることを特徴とす
    る、プリペイド磁気カードのセキュリティ・システム。
  2. 【請求項2】 通信手段を備えた少くとも1つの換金用
    磁気カード出力機と、データ処理機能と通信手段とを備
    えたセンターマシンと、キャッシュ・ディスペンサー
    (ATM)に付設され、磁気カードのリーダ・ライター
    を備え、またディスペンサーの動作許可信号を得ること
    により当該ディスペンサーが入力された使用金額を排出
    する動作を行なうよう制御する少なくとも1つの端末機
    とからなり、 カード出力機がパチンコ玉など特定の物を納入される
    と、その数量を計り、少なくともカード識別コードとそ
    の計量に対応する金額を債権額として各データを磁気カ
    ードに書き込み、当該各データをセンターマシンにも発
    信して記録させる手段と、 端末機が磁気カードを挿入されると、読み出したそれぞ
    れのカード識別コード及び残額の各データをセンターマ
    シンに発信し、センターマシンがその識別コードをキー
    にしてセンターマシンに記録されている残額を照合し、
    一致する場合にのみ当該端末機がディスペンサーの動作
    許可の信号を得る手段と、 センターマシンに記録されている残額から端末機に入力
    された使用金額を差し引いた金額を新たな残額として少
    なくともそのデータを、センターマシン及び磁気カード
    に更新記録させる手段とを具備していることを特徴とす
    る、換金用磁気カードのセキュリティ・システム。
  3. 【請求項3】 券売機より発券される全ての磁気カード
    について少くともそれらのカード識別データと残額とし
    てその券面額データをそれらの磁気カードとセンターマ
    シンとに記録させ、 カード端末機に磁気カードが挿入されると、そのカード
    識別データと残額データとが読み出されて、センターマ
    シンに記録されている対応するデータと照合して、一致
    した場合にはカード端末機に接続された自動機械の動作
    許可信号を該端末機に得させ、他方不一致の場合には該
    動作許可信号を該端末機へ出力させず、一致した場合に
    該端末機に該自動機械に対する前記残額内の使用金額が
    入力され、前記残額とその入力金額との差額を新たな残
    額として磁気カードとセンターマシンとに更新、記録さ
    せる、 ことを特徴とする、プリペイド磁気カードのセキュリテ
    ィ方法。
  4. 【請求項4】 センターマシンが1つの端末機に使用さ
    れた磁気カードについて自動機またはディスペンサーの
    動作許可信号を当該端末機へ送ると、使用中のフラッグ
    をセットし、その使用時に他の端末機に他の磁気カード
    が使用された場合、そのカード識別コードと残額の各デ
    ータがセンターマシンに記録された前記フラッグにかか
    るものと一致するときは、センターマシンは前記フラッ
    グにより当該他の端末機に重複使用の警告信号を通知す
    る手段とを具備していることを特徴とする、請求項1ま
    たは請求項2に記載されたプリペイド磁気カードまたは
    換金用磁気カードのセキュリティ・システム。
  5. 【請求項5】 複数のセンターマシンがネットワークを
    介して接続されており、1つのセンターマシンはそのネ
    ットワークを介して他のセンターマシンに記録されてい
    るデータにアクセスできることを特徴とする、請求項
    1、請求項2、または請求項4に記載のプリペイド磁気
    カードまたは換金用磁気カードのセキュリティ・システ
    ム。
  6. 【請求項6】 磁気カードに識別コードについてバーコ
    ード、OCRコードなど見識可能なデータが表示され、
    また券売機またはカード出力機はこのデータのリーダを
    備え、この読み出されたデータを第2のカード識別デー
    タとして磁気データと共にセンターマシンへ発信し、記
    録させる手段を具備し、磁気カードの磁気データが消失
    しても第2のカード識別データに基づいてセンターマシ
    ンよりその残額データを読み出せるようにしたことを特
    徴とする、請求項1または請求項2に記載されたプリペ
    イド磁気カードまたは換金用磁気カードのセキュリティ
    ・システム。
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