JPH0615320Y2 - カード端末装置 - Google Patents

カード端末装置

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JPH0615320Y2
JPH0615320Y2 JP12082988U JP12082988U JPH0615320Y2 JP H0615320 Y2 JPH0615320 Y2 JP H0615320Y2 JP 12082988 U JP12082988 U JP 12082988U JP 12082988 U JP12082988 U JP 12082988U JP H0615320 Y2 JPH0615320 Y2 JP H0615320Y2
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card
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は事故カードの各カード情報を記憶した事故カー
ドファイルを有するカード端末装置に関する。
[従来の技術] 周知のように、プリペイドカードには金額情報が予め磁
気記録されており、カード利用者はその磁気記録された
金額情報に相当する代金を支払ってこのカードを購入す
る。そして、利用者がこのプリペイドカードで例えば券
売機,公衆電話機等を利用する度にその利用代金に相当
する金額が磁気記録された金額情報から差引かれる。
このような代金前払いの機能を有するプリペイドカード
(以下カードと略記する)を一般の商店においても適用
できることが考えられる。この場合、代金はカードを販
売した時点で回収されているので、商店側にとって資金
的に非常に有利である。また、クレジットカードのよう
にそのカードに対する信用照会を行なう必要がないの
で、販売業務の能率を向上できる。
しかし、複数の店で各店毎にカードを発行すると混乱す
るので、各カードにはこのカードを発行した会社(店)
を示す発行会社コードを磁気記憶して、このカードを使
用できるる店を制限する必要がある。
また、同一店においてもカードの使用できる商品範囲を
拡大すると商品券との区別が困難になり、税金上の問題
が生じる。さらに、同一カードが不特定多数の人が使用
すると現金と同じとなる問題も生じる。
このような不都合を解消するために、各カードに会員番
号や暗証番号を磁気記録して、このカードを使用できる
人を特定し、前記商品券や現金とは異質なものであるこ
とを示すとともに、会員番号,暗証番号を確認すること
によって、客がたとえそのカードを紛失したとしても、
拾得した第3者が使用できなくして、かつ紛失者に対し
てカードを再発行可能にすることが考えられる。
なお、紛失のみならず、カードが盗難にあった場合にお
いても、紛失した場合と同様に、この盗難カードを無効
にして、第3者が使用できないように必要がある。
[考案が解決しようとする課題] しかし、このように各カードに会員番号や暗証番号を記
録したとしても紛失,盗難に対してそのカードの第3者
による不正使用を完全に防止することは困難であった。
すなわち、プリペイドカードは、クレジットカードとは
異なり、カードに磁気記録されている金額が零になると
そのカードは使用価値を失い破棄される。そして、新た
なカードを購入する必要がある。一般に一人の客に対し
ては1個の会員番号が与えられており、暗証番号も一般
に変更しない。したがって、新たに購入されたカードに
対しても、使用済みカードと同一の会員番号および暗証
番号が磁気記録される。
よって、先のカードに金額が残っているのに新規のカー
ドを購入した場合や、複数枚のカードを同時に購入した
場合には、一時的に同一会員番号,同一暗証番号を有し
た複数枚のカードが存在することになる。その結果、そ
の中の1枚が紛失,又は盗難にあった場合は、その事故
カードを特定できない問題が生じる。
事故カードが特定できなければ、第3者による該当事故
カードの使用を完全に阻止できないのみならず、事故カ
ードが特定できないので、紛失又は盗難にあった元のカ
ード保持者に対するカード、再発行が不可能となる。な
お、暗証番号のみのカード不正使用防止対策は、暗証番
号が簡単に割出される傾向にあるので、完全な不正使用
防止対策とはなりえない。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
紛失,盗難等の事故カードにおける会員番号,暗証番
号,全カードに連続するカード番号等の複数のカード情
報から選択された組合せの各カード情報を記憶する事故
カードファイルを設けることによって、売上操作時に入
力されたカードが事故カードであるか否かを確実に判断
でき、事故カードの使用を防止でき、信頼性を大幅に向
上できるカード端末装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解消するために本考案は、カード挿入口から
挿入されたカードに記録された金額情報をカードリーダ
ライタで読取り、キーボードから入力された売上金額を
前記金額情報から差引いて差引かれた後の金額情報をカ
ードリーダライタでカードに書込んで排出するカード端
末装置において、 紛失,盗難等の事故カードにおける会員番号,暗証番
号,カード番号等の複数のカード情報を記憶する領域を
有した事故カードファイルと、前記複数のカード情報の
なかから予め定められた1個以上のカード情報で構成さ
れるとともに構成された各カード情報でもって1枚の事
故カードを特定できる複数種類の組合せと、キーボード
におけるキー操作にて複数種類の組合せから1個の組合
せを選択する組合せ選択手段と、キーボードから入力さ
れ、組合せ選択手段にて選択された組合せに含まれる各
カード情報を事故カードファイルに登録する事故カード
登録手段と、売上操作時に前記カード挿入口へ挿入され
たカードに記録された各カード情報を用いて事故カード
ファイルを検索して該当カードが事故カードであるか否
かを判断する判断手段と、この判断手段にて事故カード
と判断されたカードを排除する事故カード排除手段とを
備えたものである。
また、別の考案は、上記各手段に加えて、判断手段にて
事故カードと判断されたカードにカードリーダライタで
事故カード識別情報を書込む事故識別情報書込手段を備
えたものである。
[作用] このように構成されたカード端末装置においては、カー
ドに金額情報の他に、少なくとも、会員番号,暗証番
号,全カードに連続するカード番号等の複数のカード情
報が記録されている。そして、カード端末装置内には、
事故カードにおける前記各カード情報を記憶する領域を
有した事故カードファイルが形成されている。そして、
紛失や盗難等の事故カードが生じた時にこの事故カード
における前記全部のカード情報を入力することなく、予
め定められた複数の組合せのなかから選択された1個の
組合せに含まれる各カード情報を入力すれば、その入力
された各カード情報は事故カードファイルに記憶され
る。したがって、それらのカード情報から1枚の事故カ
ードが特定される。
しかして、売上操作時にカード挿入口にカードが挿入さ
れると、そのカードに記録されている各カード情報が読
取られ、その各カード情報で事故カードファイルが検索
され、各カード情報と一致したカード情報を有するカー
ド情報の組合せが検索されると、カード挿入口に挿入さ
れたカードは事故カードであると判断できる。その結
果、その事故カードは排除される。
また、事故カードには事故カード識別情報が書込まれる
ので、以後そのカードを使用できない。
[実施例] 以下本考案の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は実施例のカード端末装置に使用されるカード
(プリペイドカード)を示す図である。このカード1に
は[ショッピングカード]等のプリペイドカードである
ことを示す名称および[50000円]等の額面2が記載さ
れ、各カード情報を磁気記録した磁気ストライプ3形成
されている。さらに、全てのカード1に連続するカード
番号4が記載されている。
前記磁気ストライプ3内には、第2図に示すように、こ
のカード1を発行(販売)した会社(店)の発行会社コ
ード3a,発行日付3b,カード保持者の会員番号3
c,暗証番号3d,全てのカード1に連続するカード番
号3e,金額情報としての金額3f,このカード1がカ
ード端末装置にて事故カードと判断された場合に1に設
定される事故識別コード3g等が記録されている。した
がって、カード発行時においては、前記事故識別コード
3gは0である。
第3図は前記カード1が使用されるカード端末装置5を
示す外観図である。筐体の前面にキーボード6が配設さ
れており、上部にカード挿入口7,表示部8が設けられ
ている。さらにこのカード端末装置5には客が暗証番号
を入力するためのピンバッド9および記録用紙10に売
上情報や事故カード発見レポート等を印字するプリンタ
11がケーブルにて接続されている。
前記キーボード6には、第4図に示すように、数字デー
タを入力するための置数キー12,置数された数字デー
タを確認するための確認キー13の他に、入力された一
人の客に対する売上金額を合計するための売上計キー1
4a,業務を強制的に初期状態へ戻すリセットキー14
b,紛失又は盗難発生時にその事故カードの各カード情
報を登録する場合に使用する紛失登録キー14c,事故
カードファイル内に記憶された各カード情報を検索する
場合に使用する紛失検索キー14d等の各種ファンクシ
ョンキー14が配設されている。
さらに、このキーボード6には操作員が鍵にて切換操作
する業務切換スイッチ15が配設されている。そして、
この業務切換スイッチ15によって、[売上][点検]
[精算]等の各種業務が選択設定される。
第5図はカード端末装置5の概略構成を示すブロック図
である。
各種情報処理を実行するCPU25に対してバスライン
26を介して、制御プログラムを記憶するROM27、
事故カードファイル等の各種可変データを記憶するRA
M28、キーボード6、電話回線を介してホストコンピ
ュータからなるカードセンタ29にオンライン接続され
るMODEM等からなる通信制御回路30、カード挿入
口7から挿入された各カード1に対して情報の読み書き
を実行するカードリーダライタ31、ピンパッド9に接
続されたインターフェース32、プリンタ11に接続さ
れたインターフェース33等が接続されている。
また、上記各電子構成部材に対して電源34から各駆動
電圧V,Vが供給される。
前記RAM28内には、第6図に示すように、事故カー
ドの会員番号,暗証番号,カード番号,紛失又は盗難の
届出日付等の各カード情報を記憶する事故カードファイ
ル28aが形成されている。この事故カードファイル2
8aには最大20枚の事故カードの各カード情報が登録
可能である。さらに、このRAM28内には、組合せ種
別テーブル28bが設けられている。この組合せ種別テ
ーブル28a内には、1,2,3の3種類の各組合せ種
別カードに対して、その組合せ種別コードに割付けられ
た前記事故カードファイル28aを構成する各カード情
報が設定されている。例えば組合せ種別コード1の場合
は、会員番号,暗証番号,カード番号が割付けられ、組
合せ種別カード2には会員番号,暗証番号,届出日付が
割付けられている。さらに、組合せコード3の場合は、
カード番号のみが割付けられている。すなわち、一つの
組合せ種別コードに割付けられた各カード情報を組合わ
せることによって1枚の事故カードが特定できる。ま
た、選択された1個の組合せ種別コードを記憶する種別
コードメモリ28cが形成されている。
さらに、RAM28内には、カード1で販売した商品の
売上金額等を集計する売上集計ファイル28d、カード
リーダライタ31で読取った各カード情報を記憶するカ
ード情報メモリ28e、一人の客の売上合計金額を算出
する合計メモリ28f、カードセンタ29へ送信する売
上情報および集計情報を記憶する送信バッファ28g、
表示部8に表示する表示データを記憶する表示バッファ
28h、プリンタ11にて記録用紙10へ印字する印字
データを記憶する印字バッフャ28i等が形成されてい
る。
しかして、カード端末装置5の電源34が投入される
と、前記CPU25は第7図の流れ図に従って事故カー
ドの登録処理業務を実行するようにプログラム構成され
ている。
流れ図が開始され、S(ステップ)1にてキーボード6
の業務切換スイッチ15が[点検]業務に設定される
と、表示バッファ28hを介して表示部8に[点検]の
業務メッセージを表示する。そして、紛失登録キー14
cがキー入力すると、事故カードの登録業務が開始され
たので、表示部8に[紛失登録]の表示を行なう。確認
キー13がキー入力されると、表示部8に[組合せ種別
入力]の操作案内を表示する。
S2にて置数キー12にて1,2,3のいずれか1個の
組合せ種別コードが入力すると、入力された組合せ種別
コードを種別コードメモリ28cへ格納する。そして、
S3にて種別コードメモリ28cに記憶されている組合
せ種別コードが1,2であれば、組合せ種別テーブル2
8bから判断して、会員番号を入力する必要があるの
で、[会員番号入力]の操作案内を表示する。例えば6
桁の会員番号が置数キー12にてキー入力されると、そ
の会員番号を表示して、確認キー13がキー入力される
と、会員番号を事故カードファイル28aの空の登録N
O.に対応する会員番号の領域へ格納する。
次に表示部8に[暗証番号入力]の操作案内を表示し、
置数キー12で例えば4桁の暗証番号が入力されると、
その暗証番号を表示し、確認キー13がキー入力される
と、この暗証番号を事故カードファイル28aの先に決
めた登録NO.の暗証番号の領域へ格納する。
次にS4にて再度種別コードメモリ28cの組合せ種別
コードを調べる。なお、S3にて組合せ種別コードが3
であれば、会員番号および暗証番号を入力する必要がな
いので、直ちにS4へ進む。S4にて組合せ種別コード
が1,3であれば、カード番号を入力する必要があるの
で、[カード番号入力]の操作案内を表示する。カード
番号が置数キー12と確認キー13との組合せキー操作
で入力されると、入力されたカード番号を事故カードフ
ァイル28aの先の登録NO.のカード番号の領域へ格納
する。なお、組合せ種別コードが2の場合は、カード番
号を入力する必要がない。
さらに、S5にて再度種別コードメモリ28cの組合せ
種別コードを調べる。組合せ種別コードが2であれば、
届出日付を入力する必要があるので、別途設けられた時
計回路から現在の日付を届出日付として事故カードファ
イル28aの先の登録NO.の届出日付の領域へ格納す
る。なお、組合せ種別コードが1,3の場合は、届出日
付を格納する必要がない。
以上で1枚の事故カードに関する各カード情報の事故カ
ードメモリ28aに対する登録処理が終了したので、S
6にて事故カードファイル28aに格納された該当事故
カードの各カード情報を登録データとしてプリンタ11
にて記録用紙10に印字出力してこの流れ図を終了す
る。
次に、事故カードファイル28aに各事故カードに関す
る各カード情報が登録された状態で、前記CPU25は
第8図の流れ図に従って売上処理業務を実行するように
プログラム構成されている。
流れ図が開始されると、S7にてキーボード6の業務切
換スイッチ15が[売上]業務に設定されていれば、表
示部8に[カード挿入]の操作案内を表示する。そし
て、カード挿入口7にカード1が挿入されると、カード
リーダライタ31にてそのカード1の磁気ストライプ3
に記憶された発行会社コード3a,発行日付3b,会員
番号3c,暗証番号3d,カード番号3e,金額3f,
事故識別コード3g等の各カード情報を読取る。そし
て、読取った各カード情報をRAM28のカード情報メ
モリ28eへ格納する。次にS8にてカード情報メモリ
28eに記憶された各カード情報から挿入されたカード
1が事故カードであるか否かの判断処理を実行する。
具体的には、先ず、カード情報メモリ28eに1に設定
された事故識別コード3g存在すれば、そのカード1は
事故カードである。次に、カード情報メモリ28eに記
憶されているカード番号3cで事故カードファイル28
aの各登録NO.のカード番号を検索する。同一カード番
号が検索されれば、入力されたカード1は無条件に事故
カードであると判断できる。同一カード番号が検索され
ない場合は、カード情報メモリ28eに記憶されている
会員番号3c,暗証番号3dで各登録NO.の会員番号お
よび暗証番号を検索する。会員番号および暗証番号が共
に一致した登録NO.が検索されると、この登録NO.の届出
日付とカード情報メモリ28eの発行日付3bとを比較
する。届出日付が発行日付3bより新しい場合は、この
挿入されたカード1は事故カードであると判断する。な
お、上記に該当しないカード1は正常カードであると判
断する。
しかして、S9にて入力されたカード1が事故カードで
あれば、S10にて[事故カード使用不可]のメッセー
ジを表示し、キーボード6のリセットキー14bがキー
入力されると、カードリーダライタ31にて1に設定さ
れた事故識別コード3gをカード1の該当領域へ書込
む。そして、カード情報メモリ28eから発行会社コー
ド3a,会員番号3c暗証番号3d,カード番号3eを
読出して、第9図に示すように、プリンタ11で記録用
紙10上に印字出力して事故カード発見レポート35と
して発行する。しかる後、事故カードファイル28aか
ら該当事故カードの各カード情報をクリアする。そし
て、S11にて該当事故カードを排出する。
S9にて入力されたカード1が正常カードであれは、S
12にて[暗証番号入力]の操作案内を表示し、ピンバ
ッド9における客のキー操作にて例えば4桁の暗証番号
が入力されると、その暗証番号がカード情報メモリ28
eに記憶されている暗証番号3dと一致するか否かを調
べる。一致しなければ[暗証番号入力]の操作案内を表
示して、再度暗証番号が入力されるのを待つ。3回暗証
番号が入力されても暗証番号が一致しなければ、事故カ
ードであると判断して、[使用不可]を表示してS11
にて該当カードを排出する。
暗証番号が一致すると、S13にてカード情報メモリ2
8eの金額3fを残額として表示する。そして、客の購
入した商品の金額が置数キー12にてキー入力され、表
示された金額が正しいと判断して確認キー13がキー入
力されると、その金額を合計メモリ28fの合計額に加
算する。そして、売上計キー14aがキー操作される
と、一人の客に対する売上金額の合計処理が終了したの
で、その合計金額がカード情報メモリ28eの金額3f
で示されるカード残高以下であることを確認する。
カード残高以下であれば、前記金額3fから合計額を差
引いてその差引残高を表示するとともに、その差引き残
高を新たな金額3fとしてカード情報メモリ28eへ書
込む。
しかして、S5にてカード情報メモリ28eに記憶され
た新たな金額3fをカードリーダライタ31に挿入され
ているカード1の磁気ストライプ3の該当領域に書込
む。
次に、売上合計金額を売上集計ファイル28dに集計登
録し、売上合計金額,会員番号,売上合計金額を差引く
前のカード残高,売上合計金額を差引いた後のカード残
高等の売上情報をプリンタ11で記録用紙10へ印字出
力してレシートとして発行する。最後に、カード1を排
出して、一人の客に対するカード1による売上処理業務
を終了する。
このように構成されたカード端末装置5において、カー
ド1に金額3fの他に、発行日付3b,会員番号3c,
暗証番号3d,全カードに連続するカード番号3e等の
複数のカード情報が記録されている。また、カード端末
装置5内には、事故カードにおける前記各カード情報を
記憶する領域を有した事故カードファイル28aが形成
されている。そして、紛失や盗難等の事故カードが生じ
た場合に、この事故カードファイル28aに事故カード
を特定する各カード情報を登録すればよいが、必ずしも
前述したた全部のカード情報を登録しなくても1枚の事
故カードを特定できる。その事故カードを特定できるカ
ード情報の組合せを実施例のカード端末装置5において
は、3種類準備して、それぞれに組合せ種別コード1,
2,3を付与している。
そして、客が覚えているカード情報の種類および数に応
じて、最も都合のよい組合せ種別コードをキーボード6
上のキー操作にて選択して、選択された組合せ種別コー
ドの指定する各カード情報を入力すればよい。すなわ
ち、全カード1に連続するカード番号3eを客が覚えて
いれば問題ないが、前述したように、カード1は残高が
零になると破棄されれ、新たなカード1が購入されるの
で、カード番号を常時覚えていることは煩雑である。し
たがって、会員番号や暗証番号を届出日付とともに登録
することによって事故カードを特定するようにして、客
の負担を軽減するものである。
そして、売上操作時にカード挿入口7にカード1が挿入
されると、そのカード1に記録されている各カード情報
が読取られ、その各カード情報で事故カードファイル2
8aが検索され、各カード情報と一致したカード情報を
有するカード情報の組合せが検索されると、カード挿入
口7に挿入されたカード1は事故カードであると判断さ
れる。
事故カードであると判断されると、該当カードは1の事
故識別コード3gが付されて排出されるので、たとえ事
故カードファイル28aから該当事故カードの各カード
情報がクリアされたとしても、この事故カードをカード
端末装置5で使用することが不可能になる。
さらに、第9図に示す事故カード発見レポート35が発
行されるので、操作員は事故カードの詳細なカード情報
を確認できる。
さらに、発見された事故カードの各カード情報は事故カ
ードファイル28aから削除されるので、事故カードフ
ァイル28aの記憶容量を一定の限度内に抑制できる。
このように、事故カードを特定する事故カードファイル
28aを設けることによって、事故カードが不正使用さ
れることが確実に防止される。よって、発見された事故
カードに対しては、カードの再発行の道が開かれる。し
たがって、カード端末装置全体の信頼性を向上できる。
また、紛失,盗難等の事故カードの登録も客に大きな負
担を強いることなく簡単に登録できる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案のカード端末装置において
は、紛失,盗難等の事故カードにおける会員番号,暗証
番号,全カードに連続するカード番号等の複数のカード
情報から選択された組合せの各カード情報を記憶する事
故カードファイルを設けている。したがって、客にとっ
て事故カードの登録が簡単になるとともに、店側にとっ
ても売上操作時に入力されたカードが事故カードである
か否かを確実に判断でき、事故カードの使用を防止で
き、装置全体の信頼性を大幅に向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図は本考案の一実施例に係わるカード端
末装置を示すものであり、第1図はカードの外観図、第
2図はカードに記憶されたカード情報を示す図、第3図
はカード端末装置を示す外観図、第4図はキーボードの
キー配置図、第5図はカード端末装置の概略構成を示す
ブロック図、第6図は記憶部に形成された各メモリを示
す図、第7図および第8図は動作を示す流れ図、第9図
は事故カード発見レポートを示す図である。 1……カード、3……磁気ストライプ、3a……発行会
社コード、3b……発行日付、3c……会員番号、3d
……暗証番号、3e……カード番号、3f……金額、3
g……事故識別コード、5……カード端末装置、6……
キーボード、7……カード挿入口、8……表示部、9…
…ピンパッド、11……プリンタ、12……置数キー、
14a……売上計キー、14c……紛失登録キー、25
……CPU、28……RAM、28a……事故カードフ
ァイル、28b……組合せ種別テーブル、28e……カ
ード情報メモリ、31……カードリーダライタ、35…
…事故カード発見レポート。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カード挿入口(7)から挿入されたカード
    (1)に記録された金額情報(3f)をカードリーダライ
    タ(31)で読取り、キーボード(6)から入力された売
    上金額を前記金額情報から差引いて差引かれた後の金額
    情報を前記カードリーダライタで前記カードに書込んで
    排出するカード端末装置において、 紛失,盗難等の事故カードにおける会員番号,暗証番
    号,カード番号等の複数のカード情報を記憶する領域を
    有した事故カードファイル(28a)と、前記複数のカー
    ド情報のなかから予め定められた1個以上のカード情報
    で構成されるとともに構成された各カード情報でもって
    1枚の事故カードを特定できる複数種類の組合せ(28
    b)と、前記キーボードにおけるキー操作にて前記複数
    種類の組合せから1個の組合せを選択する組合せ選択手
    段(S2)と、前記キーボードから入力され、前記組合せ
    選択手段にて選択された組合せに含まれる各カード情報
    を前記事故カードファイルに登録する事故カード登録手
    段(S3〜S6)と、売上操作時に前記カード挿入口へ挿入
    されたカードに記録された各カード情報を用いて前記事
    故カードファイルを検索して該当カードが事故カードで
    あるか否かを判断する判断手段(S8)と、この判断手段
    にて事故カードと判断されたカードを排除する事故カー
    ド排除手段(S10〜S11)とを備えたカード端末装置。
  2. 【請求項2】前記判断手段にて事故カードと判断された
    カードに前記カードリーダライタで事故カード識別情報
    を書込む事故識別情報書込手段(S14)を備えた請求項
    1記載のカード端末装置。
JP12082988U 1988-09-14 1988-09-14 カード端末装置 Expired - Lifetime JPH0615320Y2 (ja)

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JPH0242142U JPH0242142U (ja) 1990-03-23
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