JP3348724B2 - 映像信号記録装置 - Google Patents

映像信号記録装置

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JP3348724B2
JP3348724B2 JP20204290A JP20204290A JP3348724B2 JP 3348724 B2 JP3348724 B2 JP 3348724B2 JP 20204290 A JP20204290 A JP 20204290A JP 20204290 A JP20204290 A JP 20204290A JP 3348724 B2 JP3348724 B2 JP 3348724B2
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Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来の技術 D 発明が解決しようとする課題 E 課題を解決するための手段 F 作用 G 実施例 G18ミリビデオの規格の説明 G2ビデオカメラの映像記録・再生部の説明 G3ビデオカメラの音声記録・再生部の説明 G4静止画像の記録・再生部の説明 G5変形例の説明 H 発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、例えばカメラ一体型のVTRに適用して好適
な映像信号記録装置に関する。
B 発明の概要 本発明は、例えばカメラ一体型のVTRに適用して好適
な映像信号記録装置において、撮影により連続して得ら
れる映像信号を動画として連続的に記録すると共に、こ
の記録処理と並行して任意のタイミングで映像信号より
得た静止画像信号を記録するようにし、動画と静止画の
記録が同時に出来るようにしたもので、この場合に任意
のタイミングで撮影した複数枚分の静止画像信号を輝度
信号と色信号を生成させて、ビットリダクションした
後、映像メモリに記憶させて、この複数枚の静止画の連
続的な記録ができ、静止画を一時記憶するメモリの空き
が無くなった場合、空きがないことをビューファインダ
内に表示するようにしたものである。
C 従来の技術 従来、静止画像を電気的な映像信号として記録する記
録装置として、磁気ディスクに記録する所謂電子スチル
カメラが開発されている。この電子スチルカメラによる
と、一般の銀塩フィルムによるカメラのように現像等の
処理が必要なく、テレビジョン受像機に接続するだけ
で、撮影した静止画が直ちに見れる利点がある。
D 発明が解決しようとする課題 ところが、このような電子スチルカメラにより撮影し
た静止画は、一般に銀塩フィルムを用いて撮影した静止
画に比べ解像度が悪く、より解像度の高い静止画が撮影
できる電子スチルカメラの開発が要請されていた。この
場合、記録媒体としての磁気ディスクは大きさ等に制約
があるため、この磁気ディスクを使用した上での解像度
の改善には限度があった。
このため、記録媒体として半導体メモリを使用し、撮
影して得た静止画の映像信号をデジタル信号に変換し、
このデジタル映像信号を半導体メモリに記憶させて記録
を行うようにし、解像度の高い静止画が得られるように
した電子スチルカメラが既に開発されているが、大容量
の半導体メモリが必要で、記録媒体のコストが高く、業
務用としてしか使用されていなかった。一方、民生用の
映像機器としてビデオテープレコーダ(VTR)が普及し
ており、このVTRを使用して解像度の高い画像を記録出
来るようにすることが要請されていた。
またこの場合において、高解像度の静止画を記録処理
するのには時間がかかるのが普通で、連続的に撮影した
複数枚の静止画を記録することはできなかった。
本発明の目的は、比較的簡単な構成で解像度の高い静
止画が連続的に記録できるようにすることにある。
E 課題を解決するための手段 本発明は、例えば第1図に示すように、静止画像デー
タを出力する撮像手段と、ビューファインダと、静止画
像データをデジタル変換するデジタル変換手段と、デジ
タル変換された静止画像データを処理して輝度信号と色
信号を生成する信号処理手段と、撮像手段から任意のタ
イミングで得られ信号処理された静止画像データをビッ
トリダクションするビットリダクション手段と、ビット
リダクションされた静止画像データを複数枚分一時記憶
するメモリ手段と、メモリ手段からビットリダクション
された静止画像データを読み出すメモリコントロール手
段と、メモリ手段から読み出されたビットリダクション
された静止画像データを所定の記録媒体に順次記録する
記録手段とを備え、一時記憶するメモリ手段の空きが無
くなった場合、空きが無いことをビューファインダ内に
表示するようにしたものである。
F 作用 このようにしたことで、任意のタイミングで連続的に
撮像して得た静止画像データがメモリに一旦記憶され、
このメモリから順次読出して記録処理することで、撮像
手段が連続的に撮像した静止画像データが磁気テープ等
の記録媒体に記録できる。
G 実施例 以下、本発明の一実施例を、添付図面を参照して説明
する。
G18ミリビデオの規格の説明 本例においては、8ミリビデオテープレコーダと称さ
れる規格のビデオカメラを使用したもので、まずこの8
ミリビデオテープレコーダの規格について説明する。
この規格においては、互いに180度の角度間隔で設け
られた一対の回転ヘッドを用いて記録再生が行われると
共に、テープはヘッド回転周面の221度の範囲に巻付け
られる。そしてこの221度の内の180度の区間でビデオ信
号の記録再生が行われると共に、残りの内の36度の区間
でデジタル(PCM)化され時間軸圧縮された音声信号の
記録再生が行われるようになっている。
すわなち第3図は上述の規格によるテープ上の記録ト
ラックのフォーマットであって、ヘッドがテープに対接
し始める右側から、まず先端部にヘッドの回転角で5度
分の突入部(51)が設けられ、この突入部(51)の後半
の2.06度(ビデオ信号の3水平期間(H)分に相当)の
期間は後述するPCMデータに同期するクロックランイン
部(52)が設けられる。このランイン部(52)に続いて
時間軸圧縮された音声信号のPCMデータ部(53)が26.32
度にわたって設けられる。このデータ部(53)に続く2.
06度(3H)の期間はアフターレコーディング時の記録位
置ずれ等に対するバックマージン部(54)とされ、この
後に2.62度のビデオ部とPCMデータ部とのガード部(5
5)が設けられる。そしてこのガード部(55)に続いて
1フィールド分のビデオ信号部(56)が180度にわたっ
て設けられる。さらにこの後に5度分の離間部(57)が
設けられている。
従ってこの規格において、1フィールドのビデオ信号
がビデオ信号部(56)にて記録再生されると共に、この
間の1/60秒分の音声信号がPCM化され、誤り訂正等の処
理が施された後、約1/6.8に時間軸圧縮されてPCMデータ
部(53)にて記録再生される。この記録トラックがテー
プの長手方向に順次斜めに設けられて、連続するビデオ
信号及び音声信号が記録再生される。
ところで上述の規格において、ビデオ信号部(56)の
180度を5等分するとそれぞれは36度になる。一方PCMデ
ータ部(53)と、突入部(51)の5度、後続のバックマ
ージン部(54)の2.06度及びガード部(55)の2.62度を
加えるとちょうど36度である。そこで上述の規格の装置
を流用して、音声信号専用の記録再生装置を形成するこ
とが提案された。
第4図はそのための記録トラックのフォーマットの一
例を示す。図においてヘッドの対接し始める側の突入部
(51)からガード部(55)までは上述の規格と同等であ
って、この区間が第1セグメントとされる。次いで従来
のビデオ信号部(56)の始端側から上述と同じ構成の突
入部(61)及びランイン部(62)、データ部(63)、マ
ージン部(64)、ガード部(65)が設けられ、この区間
が第2セグメントとされる。さらにこの第2セグメント
と同様の構成がビデオ信号部(56)の36度ごとに繰り返
し設けられ、それぞれ第3〜第6セグメントとされる。
そしてこの後に5度分の離間部(57)が設けられる。
これによって第1〜第6の6つのセグメントが設けら
れる。そしてこれらの各セグメントに対して、回転ヘッ
ドの回転角位置を検出し、それぞれヘッドの対接始端側
から36度ずつの、所望のセグメント(区間)に対応する
時間にPCMデータを出力して記録を行うと共に、再生信
号のその時間をゲートして再生を行うことにより、各セ
グメントをそれぞれ独立に記録再生することができる。
なお1度使用されたテープに再記録を行う場合には、い
わゆるフライングイレーズヘッドを用いて所望のセグメ
ントの区間にこのヘッドが対接している時間のみ駆動を
行うことにより、その区間のみを選択的に消去して再記
録を行うことができる。
こうしてテープを幅方向に6分割した各区間ごとにそ
れぞれ独立にPCM音声信号を記録再生することができ、
例えば4時間30分の録画の可能なテープを用いてその6
倍の27時間のPCM音声信号の記録再生を行うことができ
る。
G2ビデオカメラの映像記録・再生部の説明 本例においてはこの第3図及び第4図に示した8ミリ
ビデオテープレコーダの規格のビデオカメラとしたもの
で、第1図に示す如く構成する。この第1図において、
(1)は固体撮像素子としてのCCDイメージャを示し、
このCCDイメージャ(1)としては奇数水平ラインの画
素の撮像信号と、偶数水平ラインの画素の撮像信号とを
個別に読出せる所謂全画素読出し型(特開平1−188179
号公報参照)のものを使用する。この全画素読出し型の
CCDイメージャ(1)は、例えば第2図に示す如く、黄Y
e,緑G,シアンCy等の色フィルタを494(垂直)×768(水
平)個に配してなる色フィルタアレイが配され、この色
フィルタアレイの各色フィルタをCCDイメージャ(1)
の前面に配された受光素子に対応させ、各色フィルタを
通過した色光に基づく信号電荷をそれぞれの受光素子に
蓄積させるようにしてある。
そして、奇数水平ラインの受光素子に蓄積した信号電
荷と、偶数水平ラインの受光素子に蓄積した信号電荷と
を別のシフトレジスタ(1a)及び(1b)から出力させ、
シフトレジスタ(1a)及び(1b)の出力を出力回路
(2)及び(3)に供給する。そして、各出力回路
(2)及び(3)でサンプルホールド等の出力処理を行
い、出力回路(2)及び(3)が出力する撮像信号をア
ナログ・デジタル変換器(4)及び(5)に供給し、デ
ジタル撮像信号に変換する。そして、両アナログ・デジ
タル変換器(4)及び(5)が出力するデジタル撮像信
号を撮像信号処理回路(6)及び(7)に供給し、この
撮像信号処理回路(6)及び(7)で供給される撮像信
号から輝度成分と色差成分とを抽出する。この場合、撮
像信号の水平ライン数をnとすると、撮像信号処理回路
(6)では輝度成分Ynと色差成分(R−Y)n,(B−
Y)とを抽出し、撮像信号処理回路(7)では輝度成
分Yn+263と色差成分(R−Y)n+263,(B−Y)n+263
とを抽出する。即ち、撮像信号処理回路(6)の出力と
撮像信号処理回路(7)の出力とでは、1フィールド分
に相当する263水平ライン分ずれた信号が時間的に同時
に出力される。このため、撮像信号処理回路(6)から
奇数フィールドの各ラインの映像信号の輝度成分と色差
成分が出力されているとき、撮像信号処理回路(7)か
ら偶数フィールドの各ラインの映像信号の輝度成分と色
差成分が出力され、また逆に撮像信号処理回路(6)か
ら偶数フィールドの映像信号の輝度成分と色差成分が出
力されているとき、撮像信号処理回路(7)から奇数フ
ィールドの映像信号の輝度成分と色差成分が出力され
る。
そして、撮像信号処理回路(6)の出力Yn,(R−
Y)n,(B−Y)をそれぞれデジタル・アナログ変換
器(8),(9)及び(10)に供給し、それぞれデジタ
ル信号に変換した後、映像信号処理回路(11)に供給
し、この映像信号処理回路(11)で輝度成分と色差成分
として供給される映像信号を記録用の所定の規格の映像
信号に変換し、この映像信号をRF回路(12)を介して回
転ヘッドドラムに装着された磁気ヘッド(13)に供給
し、ビデオテープ(14)に形成される第3図に示す如き
規格のトラックのビデオ信号部(56)に記録する。この
場合には、1本のトラックに1フィールドずつ映像信号
を記録する。
また、ビデオテープ(14)から磁気ヘッド(13)で再
生した映像信号を、RF回路(12)を介して映像信号処理
回路(11)に供給し、この映像信号処理回路(11)から
再生映像信号を出力端子(15)に供給する。
G3ビデオカメラの音声記録・再生部の説明 そして本例においては、端子(21)に供給されるマイ
ク(図示せず)が拾った音声信号を、ノイズリダクショ
ン回路(22)に供給し、このノイズリダクション回路
(22)でノイズリダクションを行った後、アナログ・デ
ジタル変換器(23)に供給し、このアナログ・デジタル
変換器(23)でデジタル信号に変換された音声信号を切
換スイッチ(24)の第1の固定接点(24a)に供給す
る。この切換スイッチ(24)は、デジタル音声信号記録
・再生時には可動接点(24m)を第1の固定接点(24a)
と接続させるようにしてあり、この可動接点(24m)に
得られる信号をデジタルデータ処理回路(25)に供給
し、このデジタルデータ処理回路(25)でエラー訂正符
号の付加等の所定の処理をした後、RF回路(12)を介し
て磁気ヘッド(13)に供給し、ビデオテープ(14)に形
成される第3図に示す如き規格のトラックのPCMデータ
部(53)に記録する。
また、ビデオテープ(14)から磁気ヘッド(13)で再
生したデジタル音声信号を、RF回路(12)を介してデジ
タルデータ処理回路(25)に供給し、このデジタルデー
タ処理回路(25)でエラー訂正等を行った後、切換スイ
ッチ(24)を介してデジタル・アナログ変換器(26)に
供給する。そして、このデジタル・アナログ変換器(2
6)でアナログ音声信号に変換した後、ノイズリダクシ
ョン回路(22)でノイズリダクションを行い、処理され
た音声信号を音声信号出力端子(27)から出力させる。
なお、図示はしないが、音声信号はFM変調された信号の
映像信号との周波数多重記録も行われ、デジタル音声信
号の上述した記録はオプションとして設けられたもの
で、必要により記録する。
G4静止画像の記録・再生部の説明 そして本例においては、このようにしてデジタル音声
信号が記録されるPCMデータ部(53)に、デジタル音声
信号の代わりに静止画像のデジタル映像信号が記録でき
るようにしてある。なお、このようにデジタル映像信号
を記録するようにしたものは、本出願人が特願平2−46
816号において先に提案したものである。
即ち、静止画像の記録モードとなっているときには、
撮像信号処理回路(6)及び(7)が出力する映像信号
の輝度成分と色差成分(デジタル信号)とをビットリダ
クション回路(31)に供給し、このビットリダクション
回路(31)でデータの冗長度を数分の1に短くした後、
フレームメモリ(32)に供給して所定のタイミングで書
込ませる。この書込みは、輝度成分Yと色差成分(R−
Y),(B−Y)とでそれぞれ別に行う。この場合、フ
レームメモリ(32)は3フレーム分(即ち静止画像3枚
分)の映像信号を記憶する容量を有し、メモリコントロ
ーラ(33)により書込み及び読出しが制御され、ビデオ
カメラが備える静止画記録スイッチ(42)が1回押され
ることで1フレーム分の映像信号の書込みが行われる。
このため、例えば連続的に静止画記録スイッチ(42)が
押されたときには、最大で3回(3フレーム)まで記憶
できる。
このときの記憶は、撮像信号処理回路(6)と撮像信
号処理回路(7)とで、1フィールドずれた映像信号が
出力されるため、両処理回路(6)及び(7)の出力を
合わせることで1フレーム分の映像信号となってフレー
ムメモリ(32)に書込まれる。また、ビットリダクショ
ン回路(31)では、データの冗長度を短くするだけで、
映像信号の情報量は変化させない。
そして、フレームメモリ(32)に一旦記憶された1フ
レーム分の映像信号を、メモリコントローラ(33)の制
御により、上述したデジタル音声信号の伝送レートに準
じた比較的遅い伝送レートで順次読出してシリアル・パ
ラレル変換回路(34)に供給し、このシリアル・パラレ
ル変換回路(34)でシリアルデータに変換する。そし
て、シリアル・パラレル変換回路(34)が出力するシリ
アルデータを切換スイッチ(24)の第2の固定接点(24
b)に供給する。この場合、本例においてはフレームメ
モリ(32)に3フレームまで静止画像のデジタル映像信
号を記憶できる構成としてあるが、2フレーム或いは3
フレームの映像信号がこのフレームメモリ(32)に記憶
されているときには、メモリコントローラ(33)の制御
で、先に書込まれた映像信号から順に、デジタル音声信
号の伝送レートに準じた比較的遅い伝送レートで読出さ
せる。
そして、フレームメモリ(32)からの読出しを行って
いるときには、切換スイッチ(24)の可動接点(24m)
を第2の固定接点(24b)と接続させ、シリアル・パラ
レル変換回路(34)が出力するシリアルデータをデジタ
ルデータ処理回路(25)に供給する。そして、デジタル
データ処理回路(25)でデジタル音声信号記録時と同様
にエラー訂正符号の付加等の所定の処理をした後、RF回
路(12)を介して磁気ヘッド(13)に供給し、ビデオテ
ープ(14)に形成される第3図に示す如き規格のトラッ
クのPCMデータ部(53)に、1フレーム分の映像信号を
静止画像信号として記録する。
この場合には、1本のトラックのPCMデータ部(53)
に記録できる容量が少ないので、複数のトラックで1フ
ィールド分の映像信号を記録する。例えば1本のトラッ
クのPCMデータ部(53)にデジタル音声信号を記録する
場合、500kBPSの伝送レートで記録(即ち1秒で500kビ
ットの記録)が行われるとし、撮像信号処理回路(6)
及び(7)が出力する1フレーム分の映像信号が輝度と
色差合わせて7.6Mビットであるとする。そして、ビット
リダクション回路(31)で1/4の圧縮が行われるとする
と、フレームメモリ(32)は1フレーム分の映像信号と
して1.9Mビット記憶する。この1.9Mビットの信号を500k
BPSの伝送レートで記録すると、1900÷500=3.8とな
り、3.8秒で1フレーム分の映像信号がPCMデータ部(5
3)に記録される。この3.8秒は228トラックに相当す
る。
また本例においては、フレームメモリ(32)が3フレ
ームの映像信号を記憶できるようにしてあるが、例えば
この3フレームの映像信号が連続的に記憶されていると
きには、3.8×3=11.4となり、11.4秒かけてこのフレ
ームメモリ(32)から読出される。
そして、このようにして各トラックのPCMデータ部(5
3)に記録された静止画像信号としての1フレーム分の
映像信号を再生する際には、ビデオテープ(14)から磁
気ヘッド(13)で再生したデジタル映像信号を、RF回路
(12)を介してデジタルデータ処理回路(25)に供給す
る。そして、このデジタルデータ処理回路(25)でエラ
ー訂正等を行った後、切換スイッチ(24)を介してシリ
アル・パラレル変換回路(34)に供給する。そして、こ
のシリアル・パラレル変換回路(34)で再生データをパ
ラレルデータに変換し、このパラレルデータをメモリコ
ントローラ(33)の制御でフレームメモリ(32)に書込
ませる。
このときには、1フレーム分の映像信号が記録に要し
たのと同じ時間(例えば3.8秒)をかけてビデオテープ
から再生される。
そして、フレームメモリ(32)に1フレーム分の映像
信号が書込まれると、メモリコントローラ(33)の制御
でフレームメモリ(32)からビットリダクション回路
(31)に映像信号を読出し、このビットリダクション回
路(31)で元の冗長度のデジタル信号に戻す。このとき
には、1フレーム分の映像信号を構成する2フィールド
の映像信号を実時間で交互に読出させる。即ち、1/30秒
周期で1フレーム分の映像信号を繰り返し読出させる。
そして、戻された映像信号の輝度信号Yと色差信号(R
−Y),(B−Y)とを、それぞれデジタル・アナログ
変換器(35),(36)及び(37)に供給し、各デジタル
・アナログ変換器(35),(36)及び(37)でアナログ
の輝度信号と色差信号とに変換する。そして、このアナ
ログの輝度信号と色差信号とをエンコーダ(38)に供給
して複合映像信号に変換し、この複合映像信号を出力端
子(39)からモニタ受像機等に供給する。また、各デジ
タル・アナログ変換器(35),(36)及び(37)が出力
するアナログの輝度信号と色差信号とをマトリクス回路
(40)に供給して原色信号R,G,Bに変換し、この各原色
信号R,G,Bを出力端子(41R),(41G),(41B)からモ
ニタ受像機等に供給する。
本例のビデオカメラは以上のように構成したことで、
デジタル信号化された解像度の高い静止画像が記録され
る。即ち、静止画像の記録モードとなっているときに
は、各トラックのPCMデータ部(53)へのデジタル音声
信号の記録が行われず、代わりに任意のタイミングでデ
ジタル信号化された1フレームの映像信号が記録され
る。この場合、例えばビデオカメラに静止画記録スイッ
チ(42)を設けて、連続的なアナログ映像信号を各トラ
ックのビデオ信号部(56)に記録させている最中に、こ
の静止画記録スイッチ(42)を押すことで、このスイッ
チを操作した瞬間の映像信号がデジタル信号としても記
録される。例えば第5図に示す如く、通常のアナログ映
像信号の記録で、ビデオテープ上に各トラックT1,T2,T3
‥‥が順次形成されているとし、トラックT3の記録を行
っているタイミングで静止画記録スイッチ(42)を操作
したとすると、このトラックT3のビデオ信号部(56)に
記録されるアナログ映像信号と同一の映像のデジタル映
像信号のPCMデータ部(53)への記録が開始される。但
し、回路の処理速度によりデジタル信号の記録は数トラ
ック遅れる場合もある。この場合、PCMデータ部(53)
への1フレーム分の記録は、第5図にハッチングを付し
て示すように、228トラックかけてトラックT230まで行
われ、次のトラックT231以降の任意のタイミングで再び
デジタル信号化された静止画像の記録が可能になる。
この場合本例においては、フレームメモリ(32)に3
フレーム分の映像信号が記憶できるようにしたので、例
えば連続的に静止画像の撮影動作が3回行われたとき、
684トラック(228トラック×3)で連続的にデジタル信
号化された静止画像の記録が行われる。即ち、第6図に
示すように、或るタイミングで静止画記録スイッチ(4
2)が押され静止画の撮影1が行われたとすると、この
ときCCDイメージャ(1)で撮像した映像信号がフレー
ムメモリ(32)に書込まれ、直ちにビデオテープのPCM
データ部(53)への228トラックかけた記録(静止画記
録1)が開始される。そして、この228トラックのPCMデ
ータ部(53)への記録が終了する前に、静止画記録スイ
ッチ(42)が2回押され静止画の撮影2及び3が行われ
たとすると、このときにもCCDイメージャ(1)で撮像
した映像信号がフレームメモリ(32)に書込まれる。そ
して、静止画記録1が終了すると、撮影2でフレームメ
モリ(32)に書込まれた映像信号が読出されてビデオテ
ープに記録される(静止画記録2)。さらに、この静止
画記録2が終了すると、撮影3でフレームメモリ(32)
に書込まれた映像信号が読出されてビデオテープに記録
される(静止画記録3)。
この場合、それぞれの映像信号のビデオテープへの記
録が終了してフレームメモリ(32)に空きが生じた時点
で、次の静止画の撮影ができる。例えば、静止画記録2
が行われている途中で、静止画記録スイッチ(42)が押
された場合(第6図の撮影4)、フレームメモリ(32)
の撮影1で使用したアドレスにこのときの映像信号が書
込まれ、静止画記録3が終了してからビデオテープに記
録される(静止画記録4)。
このようにして記録される静止画像はデジタル信号化
された1フレームの映像信号であるので、CCDイメージ
ャ(1)の出力が殆ど劣化なく記録され、ビデオ信号部
(56)に記録されている各フィールドのアナログ映像信
号に基づいて静止画再生を行う場合や、従来の電子スチ
ルカメラのようにアナログの1フィールドの映像信号記
録を行う場合に比べ、解像度の高い静止画像が再生で
き、例えばこの静止画像の再生信号をビデオプリンタに
供給することで、解像度の高い静止画像のハードコピー
が得られる。この場合、8ミリビデオテープレコーダの
規格によるビデオカメラのPCM音声信号を記録するため
の構成を利用してデジタル映像信号の記録を行うように
したので、フレームメモリ等のわずかの回路を追加する
だけでデジタル映像信号の記録ができ、記録・再生装置
としての構成を簡単にでき、また記録媒体としてビデオ
テープの本来映像信号の記録に使用しないサブ領域を使
用するので、無駄のない効率の良い記録が行われる。
そして本例においては、静止画記録のためのフィール
ドメモリ(32)が3フィールド分映像信号を記憶できる
ようにしたので、3枚の静止画まで連続的に撮影したも
のを記録することができ、通常のスチルカメラと同様に
連続撮影ができる。
なお、短時間に3回以上連続的に静止画記録スイッチ
(42)が押されたときには、メモリ容量を越えてしまい
全ての記録はできないが、この旨をビューファインダ内
等に表示するようにしても良い。
また、ビットリダクション回路(31)によるビットリ
ダクションでデジタル映像信号の冗長度を圧縮させてか
らビデオテープに記録するようにしたので、1フィール
ド分のデータ量が少なく、比較的短時間に効率良く記録
ができる。なお、このビットリダクションは、フレーム
メモリで行うようにしても良い。
G5変形例の説明 なお上述実施例においては、動画としてのアナログ映
像信号の連続的な記録と同時に静止画としてのデジタル
映像信号を記録するようにしたが、ビデオテープのビデ
オ信号部(56)にはダミーの映像信号(例えば映像情報
を持たない同期信号だけの信号)を記録し、静止画とし
てのデジタル映像信号だけを記録するようにしても良
い。
この場合、フィールドメモリ(32)の容量を越える連
続撮影があった場合には、ビデオ信号部(56)にアナロ
グの映像信号を記録するようにしても良い。即ち、例え
ば3.8秒以内に4回連続的に静止画記録スイッチ(42)
が押されたときには、最初の3回までは押されたタイミ
ングで1フレームずつフィールドメモリ(32)に書込ま
れ順次PCMデータ部(53)に記録される。ところが、最
後の4回目に押されたタイミングでは、フィールドメモ
リ(32)に空きがなく書込めないので、代わりにビデオ
信号部(56)に通常の動画の記録系回路を使用して1フ
ィールド又は1フレームのアナログ映像信号を書込むよ
うにすれば、解像度は低下するが静止画記録ができる。
例えば、第7図に示すように、フィールドメモリ(32)
に空きがない状態で、トラックT3〜T230のPCMデータ部
(53)にデジタル映像信号を記録しているとし、トラッ
クT228を記録する直前に静止画記録スイッチ(42)が押
されたとき、トラックT228のビデオ信号部(56)に現在
撮影したアナログ映像信号を1フィールドだけ記録する
ようにする。このとき、トラックT228のPCMデータ部(5
3)には、特殊なIDデータを記録し、このアナログ記録
による静止画像がサーチ等で容易にさがせるようにして
おく。
また、第4図に示した8ミリビデオテープレコーダの
マルチセグメントPCMの規格を用いて、静止画としての
デジタル映像信号だけを記録するようにしても良い。こ
の場合には、第1〜第6のセグメントをそれぞれ個別の
チャンネルとして、6チャンネル個別に静止画を記録す
るように構成する他に、第1〜第6のセグメントを連続
的に使用して1フレーム分のデジタル映像信号をより短
時間で記録できるようにしても良い。
また上述実施例においては、ビデオカメラが備える撮
像手段として、1フレーム分の全画素の撮像信号が1フ
ィールド期間で出力できるCCDイメージャ(1)を使用
したので、1フレームの映像信号が容易に得られ、1フ
レームの映像信号をデジタル信号化して記録するように
したが、撮像手段として1フィールドの撮像信号しか得
られないものを使用した場合には、1フィールド分のデ
ジタル映像信号だけを静止画信号として記録するように
しても良い。この場合には、メモリ(32)が3フレーム
(6フィールド)の容量を有しているので、6枚分の静
止画を記録でき、6枚までの連続的な静止画撮影ができ
る。
但しこのフィールド記録の場合には、記録映像信号の
垂直解像度がフレーム記録の場合の1/2に低下する。
また上述実施例においては、静止画記録のためのメモ
リ(32)として、3フレーム分記憶できるものを使用し
たが、少なくとも2枚の静止画が記憶できる容量があれ
ば連続的な撮影ができる。また、3フレーム分以上の記
憶容量のメモリを使用しても良いことは勿論である。
また、ビデオカメラによる撮像信号をデジタル映像信
号として記録するようにしたが、VTR等の他の映像機器
から供給される映像信号を1フレーム分或いは1フィー
ルド分記録するようにしても良い。
さらにまた、本発明は上述実施例に限らず、その他種
々の構成が取り得ることは勿論である。
H 発明の効果 本発明によると、静止画像としての映像信号が動画と
しての映像信号と同時に記録され、静止画像の記録が簡
単な構成で効率よく行われる。そしてこの場合に、連続
的に撮影した静止画像の記録ができ、任意のタイミング
で連続的に静止画撮影できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は一実
施例のイメージャの例を示す説明図、第3図及び第4図
は8ミリビデオの規格を示す説明図、第5図は一実施例
による記録トラックを示す説明図、第6図は一実施例に
よる記録タイミングを示す説明図、第7図は本発明の一
実施例の変形例による記録トラックを示す説明図であ
る。 (1)はCCDイメージャ、(4)及び(5)はアナログ
・デジタル変換器、(6)及び(7)は撮像信号処理回
路、(14)はビデオテープ、(31)はビットリダクショ
ン回路、(32)はフレームメモリ、(33)はメモリコン
トローラ、(34)はシリアル・パラレル変換回路、(3
5),(36)及び(37)はデジタル・アナログ変換器、
(42)は静止画記録スイッチである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静止画像データを出力する撮像手段と、 ビューファインドと、 上記静止画像データをデジタル変換するデジタル変換手
    段と、 上記デジタル変換された静止画像データを処理して輝度
    信号と色信号を生成する信号処理手段と、 上記撮像手段から任意のタイミングで得られ、上記信号
    処理された静止画像データをビットリダクションするビ
    ットリダクション手段と、 上記ビットリダクションされた静止画像データを複数枚
    分一時記憶するメモリ手段と、 上記メモリ手段から上記ビットリダクションされた静止
    画像データを読み出すメモリコントロール手段と、 上記メモリ手段から読み出された上記ビットリダクショ
    ンされた静止画像データを所定の記録媒体に順次記録す
    る記録手段と、 を備え、一時記憶する上記メモリ手段の空きが無くなっ
    た場合、空きが無いことを上記ビューファインダ内に表
    示することを特徴とする映像信号記録装置。
JP20204290A 1990-07-30 1990-07-30 映像信号記録装置 Expired - Lifetime JP3348724B2 (ja)

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