JP3345445B2 - キーシステム - Google Patents

キーシステム

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JP3345445B2
JP3345445B2 JP32026892A JP32026892A JP3345445B2 JP 3345445 B2 JP3345445 B2 JP 3345445B2 JP 32026892 A JP32026892 A JP 32026892A JP 32026892 A JP32026892 A JP 32026892A JP 3345445 B2 JP3345445 B2 JP 3345445B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キーロータケースに回
転可能に保持され、直径方向に貫通する複数の孔が形成
されたキーロータのキープレート挿入穴へキープレート
を差込み、前記溝に摺動可能に設けられ、前記キーロー
タケースの内壁面に軸方向に設けられた長溝に係合可能
なタンブラを前記キーロータ内で整列させ、前記キーロ
ータを回動させるキーシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車に用いられるキーシステム
おいては、マスターキーとサブキーとを備え、トランク
ルーム,グローブボックス等プライバシーに関する箇所
のキーシステムは、マスターキーのみ使用でき、サブキ
ーでは施錠/開錠できないようになっている。
【0003】この様な、マスターキー及ぶサブキーを用
いるキーシステムの構造は、大別して、 タンブラ方
式, キーガイド方式 の二種類ある。 タンブラ方式 図9はメインキーを挿入した場合のキーシステムの要部
部分断面構成図、図10はサブキーを挿入した場合のキ
ーシステムの要部部分断面構成図である。
【0004】これらの図において、1はキーロータ2を
回転可能に保持するキーロータケースである。キーロー
タ2には、直径方向に貫通する複数の孔3が形成されて
いる。又、キーロータケース1の内壁面には、軸方向に
溝4が形成されている。
【0005】そして、孔3の中央部にはキープレートが
挿通する穴が形成され、孔3より突出する方向に付勢さ
れたタンブラ5が摺動可能に設けられている。尚、この
タンブラ5は、キープレートが挿入されていない状態に
おいては、キーロータケース1の溝4に押込まれ、キー
ロータケースの回転を禁止している。又、キーロータ2
の先端部側のタンブラ5′は、マスターキーとサブキー
とを識別する識別タンブラと呼ばれ、イグニッションキ
ーシステム,ドアキーシステム等、サブキー,マスターキ
ーとも施錠/開錠できるキーシステムには、設けられて
いない。
【0006】図9において、6はマスターキーであり、
図10において、7はサブキーである。これら2つのキ
ープレートの相違点は、キープレート先端部の山切端面
の形状である。つまり、マスターキー6はタンブラ5′
をキーロータ1内に整列させる山切端面を有している
が、サブキー7はタンブラ5′をキーロータ1内に整列
させる山切端面を有していない。
【0007】次に、上記構成の作動を説明する。マスタ
ーキー6を挿入すると、マスターキー6の山切端面によ
って、タンブラ5はキーロータ2内に整列し、キーロー
タ2は回転可能な状態となり、施錠/開錠可能な状態と
なる。
【0008】一方、サブキー7を挿入すると、キーロー
タ1の先端部以外のタンブラ5はキーロータ2内に整列
するが、キーロータ2の先端部のタンブラ5′は、キー
ロータ2内に整列せず、キーロータケース1の溝4に押
込まれ、キーロータ2の回転を禁止し、キーシステムの
施錠/開錠ができない。 キーガイド方式 本方式は、キープレートの断面形状と、キーシステムの
キーロータの先端面のキー挿入穴の形状とを変えること
によって、マスターキー,サブキーとも使用できるキー
システムと、メインキーのみ使用できるキーシステムと
を実現するものである。
【0009】図11はマスターキーの断面形状を示す
図、図12はサブキーの断面形状を示す図、図13はマ
スターキー,サブキーとも使用できるキーシステムのキ
ーロータの先端面のキー挿入穴の形状を示す図、図14
はマスターキーのみが使用できるキーシステムのキーロ
ータの先端面のキー挿入穴の形状を示す図である。
【0010】図13,図14において、10,11はキー
ロータである。このキーロータの10,11の端面に
は、キープレート挿入穴12,13がそれぞれ形成され
ている。そして、キープレート挿入穴12,13の相違
点は、図14に示すマスターキーしか使用できないキー
ロータ11のキープレー挿入穴13には、ガイド突起1
3aが形成されているのに対し、図13に示すマスター
キー,サブキーとも使用できるキーロータ10のキープ
レート挿入穴12には、キーガイドが形成されていな
い。
【0011】一方、図11,図12において、14はマ
スターキー,15はサブキーである。マスターキー14
にはキーロータ11のガイド突起13aに係合可能なガ
イド溝14aが形成されているのに対し、サブキー15
には、ガイド溝14aより深さが浅く設定されたガイド
溝15aが形成されている。
【0012】この様な構成において、マスターキー1
4,サブキー15とも使用できるキーシステムには、図
13に示すように、ガイド突起13aが形成されていな
いので、マスターキー14,サブキー15ともキープレ
ート挿入穴12に挿入し、キーシステムの施錠/開錠を
行なうことができる。
【0013】一方、マスターキー14しか使用できない
キーシステムには、図14に示すように、ガイド突起1
3aが形成されているので、ガイド溝14aが形成され
たマスターキー14は挿入でき、キーシステムの施錠/
開錠ができるが、浅いガイド溝15aが形成されたサブ
キー15は、ガイド突起13aによって、挿入が阻止さ
れ、キーシステムの使用ができない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成のキ
ーシステムに下記の様な問題点がある。 タンブラ方式 識別タンブラ5′及びこの識別タンブラ5′を付勢する
スプリングが必要である。従って、コストアップとな
る。
【0015】 キーガイド方式 (i) 図13に示すマスターキー14,サブキー15と使
用できるキーシステムのキープレート挿入穴12には、
ガイド突起が無いので、ドライバー等をキープレート挿
入穴12に挿入し、容易にタンブラをキーロータ10内
に整列させることが可能であり、盗難防止性が低い。
【0016】(ii) キープレートを製造する際に、マス
ターキー14,サブキー15のガイド溝14a,15aの
溝の深さが異なるので、ガイド溝の加工 (縦溝切り) が
別工程になり、コストアップになる。
【0017】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、盗難防止性を確保しつつ、コストも
安いキーシステムを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1記載の発明は、キーロータケースに回転可能に保持
され、直径方向に貫通する複数の孔が形成されたキーロ
ータのキープレート挿入穴へキープレートを差込み、前
記孔に摺動可能に設けられ、前記キーロータケースの内
壁面に軸方向に設けられた長溝に係合可能なタンブラを
前記キーロータ内で整列させ、前記キーロータを回動さ
せるキーシステムにおいて、タンブラ整列位置におい
て、前記タンブラを前記キーロータ内で整列させる山切
端面を有するマスターキーと、タンブラ整列位置までの
挿入を禁止する形状の山切端面を有するサブキーとを具
備するものである。
【0019】次に、請求項2記載の発明は、キーロータ
ケースに回転可能に保持され、直径方向に貫通する複数
の孔が形成されたキーロータのキープレート挿入穴へキ
ープレートを差込み、前記孔に摺動可能に設けられ、前
記キーロータケースの内壁面に軸方向に設けられた長溝
に係合可能なタンブラを前記キーロータ内で整列させ、
前記キーロータを回動させるキーシステムにおいて、前
記キーロータのキープレート挿入穴の先端部に前記キー
ロータの先端側が小径部となる段部を設け、先端部が前
記キーロータの小径部に挿入可能な形状に形成されたマ
スターキーと、前記キーロータの小径部に挿入される先
端部の長さを前記マスターキーよりも短く設定されたサ
ブキーとを具備したものである。
【0020】最後に、請求項3記載の発明は、キーロー
タケースに回転可能に保持され、直径方向に貫通する複
数の孔が形成されたキーロータのキープレート挿入穴へ
キープレートを差込み、前記孔に摺動可能に設けられ、
前記キーロータケースの内壁面に軸方向に設けられた長
溝に係合可能なタンブラを前記キーロータ内で整列さ
せ、前記キーロータを回動させるキーシステムにおい
て、前記キーロータのキープレート挿入穴の基端部近傍
に前記キーロータの先端部側が小径部となる段部を設
け、キープレート挿入穴に挿入し、ショルダーが前記段
部に当接する時に、タンブラ整列位置に位置するマスタ
ーキーと、前記マスターキーのショルダーよりも、先端
部側にショルダーが形成されたサブキーとを具備したも
のである。
【0021】
【作用】請求項1記載の発明のキーシステムにおいて、
マスターキーはタンブラ挿入位置迄挿入することができ
るので、キーシステムは施錠/開錠可能な状態となる。
【0022】一方、サブキーを挿入しても、キープレー
トはタンブラ整列位置まで挿入できないので、キーシス
テムの施錠/開錠はできない。請求項2記載の発明のキ
ーシステムにおいて、マスターキーをキープレート挿入
穴に挿入すると、マスターキーの先端部はキーロータの
先端部形成された小径部まで挿入され、タンブラはキー
ロータ内で整列し、キーロータは回転可能となり、キー
システムは施錠/開錠可能な状態となる。
【0023】一方、サブキーをキープレート挿入穴に挿
入すると、サブキーの先端部はキーロータの先端部に形
成された小径部に完全には挿入できず、タンブラはキー
ロータケースの内壁面に軸方向に設けられた長溝に係合
し、キーロータの回転は禁止され、キーシステムの施錠
/開錠はできない。
【0024】請求項3記載の発明のキーシステムにおい
て、マスターキーをキープレート挿入穴に挿入すると、
ショルダーが段部に当接すると、タンブラはキーロータ
内で整列し、キーロータは回転可能となり、キーシステ
ムは施錠/開錠可能な状態となる。
【0025】一方、サブキーをキープレート挿入穴に挿
入すると、サブキーのショルダーが段部に当接し、それ
以上の挿入が禁止されても、タンブラはキーロータケー
スの内壁面に軸方向に設けられた長溝に係合し、キーロ
ータの回転は禁止され、キーシステムの施錠/開錠はで
きない。
【0026】
【実施例】次に図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。先ず、図1から図6を用いて本発明の第1の実施例
を説明する。図1は本発明の第1の実施例のキーシステ
ムにおいて、マスターキーを挿入した時の軸方向の断面
構成図、図2は図1において、サブキーを挿入した時の
軸方向の断面構成図、図3は図1におけるマスターキー
の平面構成図、図4は図2におけるサブキーの平面構成
図、図5は図1における A-A 断面構成図、図6は図5
におけるキープレート非挿入状態を説明する図、図7は
図1における B-B 断面図である。
【0027】これらの図において、21はキーロータ2
2を回転可能に保持するキーロータケースである。キー
ロータ22の端面中央部にはキープレート挿入穴23が
開設されている。このキープレート挿入穴23には、2
つの段部18,19が形成され、これら段部18,19を
境として基端側より大径部23a,大径部23aよりも
径が小さく設定された中径部23b,中径部23bより
径が小さく設定された小径部23cが形成されている。
【0028】更に、キーロータ22の中径部23bには
直径方向に貫通する孔24が複数刻設 され、ここにタ
ンブラ25が摺動可能に配設されている。タンブラ25
は、図5に示すように略中央部に後述のキープレートが
挿通する空間25aが形成されている。そして、外側側
部にはスプリング当接突起25bが形成されている。
【0029】26は一端がスプリング当接突起25b
に、他端がキーロータ22の孔24の壁面に形成された
段部24aに当接し、タンブラ25をキープレートの非
挿入状態では、キーロータケース21の内壁面に軸方向
に設けられた長溝27内へ押し込む圧縮コイルスプリン
グである。尚、本実施例では、この長溝27は約90°ピ
ッチで 4 本形成され、対向する 1 組の長溝がロック
(施錠 : LK) 用、他の 1組がアンロック (開錠 : UL)
用である。
【0030】次に、図3及び図4を用いて、本実施例の
キープレートとしてのマスターキー30とサブキー31
との説明を行なう。これらのキーには、山切端面30
a,31aが形成され、山切端面30a,31aの基端部
は、キーロータ22の段部18に当接し、それ以上のキ
ープレートのキーロータ内への挿入を禁止するショルダ
ー30b,31bとなっている。
【0031】本実施例のマスターキー30とサブキー3
1との相違点は、山切端面の先端部S の形状である。す
なわち、マスターキー30とサブキー31との先端部に
おいて、キーロータ22の小径部23cに挿入可能な長
さ L,L′ (図1及び図2参照) が異なるように山切端面
が形成されている。33,34はガイド溝である。
【0032】又、図7に示すように、キーロータの孔2
4以外のキープレート挿入穴23には、マスターキー3
0及びサブキー31のガイド溝33,34が係合するガ
イド突起35,36が形成されている。
【0033】次に、上記構成の作動を説明する。先ず、
図6に示すように、キープレートがキーロータ22に差
込まれていない状態においては、圧縮コイルスプリング
26の付勢力により、タンブラ25はキ―ロ―タケ―ス
21の長溝27に押込まれているので、キーロータ22
の回動は禁止されている。
【0034】次に、マスターキー30をキーロータ22
のキープレート挿入穴23へ差込む。すると、マスター
キー30のガイド溝33がキーロータ22の突起35,
36に係合することによって、マスターキー30はキー
ロータ22の先端部方向へ案内され、ショルダー30b
が段部18に当接し、マスターキー30がタンブラ整列
位置に来る。すると、マスターキー30の山切端面によ
って、タンブラ25はキーロータ22の孔24内に整列
し、キーロータ22は回転可能な状態となり、キーシス
テムの施錠/開錠が可能となる。
【0035】一方、サブキー31をキーロータ22に差
込む場合には、サブキー31の先端部 S のキーロータ
22の小径部23cへの挿入可能な長さが、マスターキ
ー30より短いので、ショルダー31bがキーロータ2
2の段部18に当接する前に(サブキー31がタンブラ
整列位置に来る前に) 、サブキー31の先端部 S が、
キーロータ22の段部19に当接し、それ以上のサブキ
ー31の挿入を禁止する。よって、タンブラ25はキー
ロータ22内に整列せず、一部のタンブラ25はキーロ
ータケース21の長溝27へ押込まれた状態にあるの
で、キーロータ22の回転が禁止され、キーシステムの
施錠/開錠はできない。
【0036】上記構成によれば、サブキー31では、キ
ーシステムの施錠/開錠を行なえない。又、マスターキ
ー30とサブキー31は、山切端面の形状を変えること
で、サブキーでは施錠/開錠できないキーシステムが製
造でき、サブキー用のタンブラや、キーロータのガイド
溝の加工等が必要な従来のキーシステムに比べて、コス
トが安くすむ。
【0037】更に、キーロータ22のキープレート挿入
穴23には、キープレートのガイド溝が係合するガイド
突起35,36が形成されているので、ドライバー等を
用いた盗難に対して、盗難防止性を確保することができ
る。
【0038】次に、図1及び図8を用いて、本発明の第
2の実施例を説明する。図8は第2の実施例のキーシス
テムにおいてサブキーを挿入した時の軸方向の断面構成
図である。尚、本実施例において、第1の実施例と同一
部分には、同一符号を付し、それらの説明は省略する。
【0039】本実施例と第1の実施例との相違点は、マ
スターキー30とサブキー51とのショルダー30b,
50bの形状である。サブキー51のショルダー51b
は、マスターキー50のショルダー30b (図8におい
て、破線で示す) よりも先端部側 (図8において実線で
示す) に形成されている。
【0040】上記構成によれば、サブキー51をキーロ
ータ22に差込む場合には、サブキー31のショルダー
51bが段部18に当接して、それ以上の挿入が禁止さ
れても、サブキー51はタンブラ整列位置に至らず、タ
ンブラ25はキーロータ22内に整列せず、一部のタン
ブラ25はキーロータケース21の長溝27へ押込まれ
た状態にあるので、キーロータ22の回転が禁止され、
キーシステムの施錠/開錠はできない。
【0041】上記構成によっても、サブキー51では、
キーシステムの施錠/開錠を行なえない。又、マスター
キー30とサブキー51は、山切端面の形状を変えるこ
とで、サブキーでは施錠/開錠できないキーシステムが
製造でき、サブキー用のタンブラや、キーロータのガイ
ド溝の加工等が必要な従来のキーシステムに比べて、コ
ストが安くすむ。
【0042】更に、キーロータ22のキープレート挿入
穴23には、キープレートのガイド溝が係合するガイド
突起35,36が形成されているので、ドライバー等を
用いた盗難に対して、盗難防止性を確保することができ
る。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、盗難
防止性を確保しつつ、コストも安いキーシステムを実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のキーシステムにおい
て、マスターキーを挿入した時の軸方向の断面構成図で
ある。
【図2】図1において、サブキーを挿入した時の軸方向
の断面構成図である。
【図3】図1におけるマスターキーの平面構成図であ
る。
【図4】図2におけるサブキーの平面構成図である。
【図5】図1における A-A 断面構成図である。
【図6】図5におけるキープレート非挿入状態を説明す
る図である。
【図7】図1における B-B 断面構成図である。
【図8】本発明の第2の実施例のキーシステムにおいて
サブキーを挿入した時の軸方向の断面構成図である。
【図9】メインキーを挿入した場合のキーシステムの要
部部分断面構成図である。
【図10】サブキーを挿入した場合のキーシステムの要
部部分断面構成図である。
【図11】マスターキーの断面形状を示す図である。
【図12】サブキーの断面形状を示す図である。
【図13】マスターキー,サブキーとも使用できるキー
システムのキーロータの先端面のキー挿入穴の形状を示
す図である。
【図14】マスターキーのみが使用できるキーシステム
のキーロータの先端面のキー挿入穴の形状を示す図であ
る。
【符号の説明】
18,19 段部 21 キーロータケース 22 キーロータ 23 キープレート挿入穴 24 溝 25 タンブラ 30 マスターキー 31,51 サブキー 30b,31b,51b ショルダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−147988(JP,A) 特開 昭56−39276(JP,A) 特開 昭53−93998(JP,A) 実開 平2−47363(JP,U) 実公 昭48−25654(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 29/00 E05B 27/00 E05B 19/14 E05B 65/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーロータケース(21)に回転可能に
    保持され、直径方向に貫通する複数の孔(24)が形成
    されたキーロータ(22)のキープレート挿入穴(2
    3)へキープレートを差込み、前記孔(24)に摺動可
    能に設けられ、前記キーロータケース(21)の内壁面
    に軸方向に設けられた長溝(27)に係合可能なタンブ
    ラ(25)を前記キーロータ(22)内で整列させ、前
    記キーロータ(22)を回動させるキーシステムにおい
    て、 タンブラ整列位置において、前記タンブラを前記キーロ
    ータ内で整列させる山切端面を有するマスターキーと、 タンブラ整列位置までの挿入を禁止する形状の山切端面
    を有するサブキーと、 を具備することを特長とするキーシステム。
  2. 【請求項2】 キーロータケース(21)に回転可能に
    保持され、直径方向に貫通する複数の孔(24)が形成
    されたキーロータ(22)のキープレート挿入穴(2
    3)へキープレートを差込み、前記孔(24)に摺動可
    能に設けられ、前記キーロータケース(21)の内壁面
    に軸方向に設けられた長溝(27)に係合可能なタンブ
    ラ(25)を前記キーロータ(22)内で整列させ、前
    記キーロータ(22)を回動させるキーシステムにおい
    て、 前記キーロータ(22)のキープレート挿入穴(23)
    の先端部に前記キーロータ(22)の先端側が小径部と
    なる段部(19)を設け、 先端部が前記キーロータ(22)の小径部に挿入可能な
    山切端面を有するマスターキー(30)と、 前記キーロータ(22)の小径部に挿入される山切端面
    の先端部の長さを前記マスターキー(30)よりも短く
    設定されたサブキー(31)と、 を具備したことを特長とするキーシステム。
  3. 【請求項3】 キーロータケース(21)に回転可能に
    保持され、直径方向に貫通する複数の孔(24)が形成
    されたキーロータ(22)のキープレート挿入穴(2
    3)へキープレートを差込み、前記孔(24)に摺動可
    能に設けられ、前記キーロータケース(21)の内壁面
    に軸方向に設けられた長溝(27)に係合可能なタンブ
    ラ(25)を前記キーロータ(22)内で整列させ、前
    記キーロータ(22)を回動させるキーシステムにおい
    て、 前記キーロータ(22)のキープレート挿入穴(23)
    の基端部近傍に前記キーロータ(22)の先端部側が小
    径部となる段部(18)を設け、 キープレート挿入穴(23)に挿入し、ショルダー(3
    0b)が前記段部(18)に当接する時に、タンブラ整
    列位置に位置するマスターキー(30)と、 前記マスターキー(30)の山切端面のショルダー(3
    0b)よりも、先端部側にショルダー(51b)が形成
    されたサブキー(51)と、 を具備したことを特長とするキーシステム。
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