JP3343711B2 - 静止型無効電力補償装置 - Google Patents

静止型無効電力補償装置

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JP3343711B2
JP3343711B2 JP31354295A JP31354295A JP3343711B2 JP 3343711 B2 JP3343711 B2 JP 3343711B2 JP 31354295 A JP31354295 A JP 31354295A JP 31354295 A JP31354295 A JP 31354295A JP 3343711 B2 JP3343711 B2 JP 3343711B2
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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配電線または送電
線の力率または無効電力を一定制御する静止型無効電力
補償装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、種々の電気機器が使用されるの
で、配電線または送電線の力率改善がますます重要にな
ってきている。
【0003】以下、従来の無効電力補償装置について図
面を参照しながら説明する。図7は従来の無効電力補償
装置の構成を示すブロック図である。配電線または送電
線の電力損失を抑える目的で静止型無効電力補償装置を
使用し、その無効電力出力を制御して配電線または送電
線の力率を1付近に、または無効電力をゼロ付近に保つ
ように制御している。図7において、1は配電線または
送電線、2は複数のリアクトルと複数のコンデンサと1
つまたは複数個直列のサイリスタの逆並列回路とで構成
され、前記サイリスタの導通角を制御することにより進
みから遅れの無効電力を発生させる主回路、3は配電線
または送電線1の電圧を位相とともに検出するための変
圧器、4は配電線または送電線1に流れる電流を位相と
ともに検出するための第2の変流器、5は配電線または
送電線1の力率または無効電力の目標値を設定する目標
値設定手段、6は配電線または送電線1の力率または無
効電力を演算して求めるとともに、その値が前記目標値
になるように主回路2が発生する無効電力を制御する制
御手段である。
【0004】上記構成において、制御手段6は、配電線
または送電線1に挿入された変圧器3の出力と第2の変
流器4の出力とから制御手段6により配電線または送電
線1の力率または無効電力を演算し、その値が目標値設
定手段になるようにサイリスタの導通角を制御すること
により、配電線または送電線1の力率を1近くに保ち、
配電線または送電線1の電力損失を抑制している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の無効
電力補償装置では、実際の配電線または送電線におい
て、事故時、負荷融通時、または系統変更時などにおい
て潮流方向が反転したときには、力率または無効電力を
継続して一定制御することができなかった。
【0006】本発明は上記の課題を解決するもので、潮
流方向が変わっても力率または無効電力一定制御を継続
してできる静止型無効電力補償装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる本発明
は、配電線または送電線に接続され、進みから遅れの無
効電力を発生する主回路と、前記配電線または送電線の
電圧を検出する変圧器と、前記主回路の入力電流を検出
する第1の変流器と、前記配電線または送電線に前記主
回路の接続点よりも電源側に挿入された第2の変流器と
を備え、前記第2の変流器の出力と前記変圧器の出力と
により前記配電線または送電線の潮流の方向を検出し、
順方向潮流の場合には前記第2の変流器の出力と前記変
圧器の出力とにより力率または無効電力を求め、逆方向
潮流の場合には前記第2の変流器の出力の反転出力に前
記第1の変流器の出力を加算した出力と前記変圧器の出
力とにより力率または無効電力を求め、その値が目標値
になるように前記主回路を制御することにより、潮流潮
流方向にかかわらず前記配電線または送電線の力率また
は無効電力を一定制御するようにした静止型無効電力補
償装置である。
【0008】これにより、潮流方向にかかわらず配電線
または送電線の力率または無効電力を一定制御すること
ができる。また、請求項2に係わる本発明は、配電線ま
たは送電線に接続され、進みから遅れ無効電力を発生さ
せる主回路と、前記配電線または送電線の電圧を検出す
る変圧器と、前記主回路の入力電流を検出する第1の変
流器と、前記配電線または送電線に前記主回路の接続点
よりも負荷側に挿入された第2の変流器とを備え、前記
第2の変流器の出力と前記変圧器の出力とにより前記配
電線または送電線の潮流の方向を検出し、順方向潮流の
場合には前記第2の変流器の出力に前記第1の変流器の
出力を加算した出力と前記変圧器の出力とにより力率ま
たは無効電力を求め、逆方向潮流の場合には前記第2の
変流器の出力の反転出力と前記変圧器の出力とにより力
率または無効電力を求め、その値が目標値になるように
前記主回路を制御することにより、潮流方向にかかわら
ず前記配電線または送電線の力率または無効電力を一定
制御するようにした静止型無効電力補償装置である。
【0009】これにより、潮流方向にかかわらず配電線
または送電線の力率または無効電力を一定制御すること
ができる。
【0010】
【0011】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の本発明は、配電
線または送電線に接続され、進みから遅れの無効電力を
発生する主回路と、前記配電線または送電線の電圧を検
出する変圧器と、前記主回路の入力電流を検出する第1
の変流器と、前記配電線または送電線に前記主回路の接
続点よりも電源側に挿入された第2の変流器と、前記第
2の変流器の出力と前記変圧器の出力とにより前記配電
線または送電線の潮流の方向を検出する潮流方向検出手
段と、前記配電線または送電線の力率または無効電力の
目標値を設定する目標値設定手段と、前記第1の変流器
の出力と前記第2の変流器の出力とを入力し、前記潮流
方向が順方向のときは前記第2の変流器の出力を出力
し、前記潮流方向が逆方向のときは前記第2の変流器の
出力の極性の反転出力と前記第1の変流器の出力との和
を演算して出力する演算手段と、前記変圧器の出力と前
記演算手段出力とにより前記配電線または送電線の力率
または無効電力を演算し、その値が前記目標値設定手段
の目標値に一致するように前記主回路が発生する無効電
力を制御する制御手段とを備え、前記潮流方向検出手段
により潮流の方向を検出し、制御手段は、順方向潮流の
場合には前記第1の変流器の出力と前記変圧器の出力と
により力率または無効電力を求め、逆方向潮流の場合に
は前記第2の変流器の出力の反転出力に前記第1の変流
器の出力を加算した出力と前記変圧器の出力とにより力
率または無効電力を求め、その値が前記目標値設定手段
に設定した目標値になるように前記主回路を制御するこ
とにより、潮流方向にかかわらず前記配電線または送電
線の力率または無効電力を一定制御する静止型無効電力
補償装置である。また、請求項2に記載の本発明は、配
電線または送電線に接続され、進みから遅れ無効電力を
発生させる主回路と、前記配電線または送電線の電圧を
検出する変圧器と、前記主回路の入力電流を検出する第
1の変流器と、前記配電線または送電線に前記主回路の
接続点よりも負荷側に挿入された第2の変流器と、前記
第2の変流器の出力と前記変圧器の出力とにより前記配
電線または送電線の潮流の方向を検出する潮流方向検出
手段と、前記配電線または送電線の力率または無効電力
の目標値を設定する目標値設定手段と、前記第1の変流
器の出力と前記第2の変流器の出力とを入力し、前記潮
流方向が順方向のときは前記第2の変流器の出力と前記
第1の変流器の出力との和を出力し、前記潮流方向が逆
方向のときは前記第2の変流器の出力の極性の反転信号
を出力する演算手段と、前記変圧器の出力と前記演算手
段出力とにより前記配電線または送電線の力率または無
効電力を演算し、その値が前記目標値設定手段の目標値
に一致するように前記主回路が発生する無効電力を制御
する制御手段とを備え、前記潮流方向検出手段により潮
流の方向を検出し、制御手段は、順方向潮流の場合には
前記第2の変流器の出力に前記第1の変流器の出力を加
算した出力と前記変圧器の出力とにより力率または無効
電力を求め、逆方向潮流の場合には前記第2の変流器の
出力の反転出力と前記変圧器の出力とにより力率または
無効電力を求め、その値が前記目標値設定手段に設定し
た目標値になるように前記主回路を制御することによ
り、潮流方向にかかわらず前記配電線または送電線の力
率または無効電力を一定制御する静止型無効電力補償装
置である
【0012】以下、本発明の実施の形態について説明す
る。 (実施の形態1)以下、請求項1に係わる本発明の静止
型無効電力補償装置の一実施形態について図面を参照し
ながら説明する。図1は本実施形態の構成を示す回路図
である。なお、図7に示した従来例と同じ構成要素には
同一番号を付与している。
【0013】図において、1は配電線または送電線、2
はコンデンサとリアクトルとサイリスタよりなる主回路
であり、サイリスタがオフ時はコンデンサによる進み無
効電力が出力され、サイリスタの導通角を増加させるに
従って進み無効電力が減少し、サイリスタがフル導通に
なるとリアクトルとコンデンサ容量との差の分の遅れ無
効電力が発生し、サイリスタの導通角を制御することに
より、進みから遅れまでの無効電力を連続的に制御す
る。7は本静止型無効電力補償装置の入力電流を検出す
る第1の変流器、8は潮流方向検出手段であり、第2の
変流器4と変圧器3とから得られる電圧と電流とから配
電線または送電線1における潮流方向を検出する。潮流
方向の検出方法としては、たとえば、有効電力を演算
し、その値が正の場合は順方向の潮流、負の場合は逆潮
流と判断でき、また、相電圧と電流との位相差が±90
°以内の場合は順方向の潮流、±90°より開いている
場合は逆方向の潮流と判断することができる。なお、他
の方法で潮流方向を検出してもよい。9は演算手段であ
り、潮流が順方向の場合は配電線または送電線1に設置
されている第2の変流器4の信号をそのまま素通して制
御手段6に出力し、潮流が逆方向の場合は第2の変流器
4の反転信号と第1の変流器7の信号との和を演算して
制御手段6に出力する。
【0014】上記構成において、潮流方向検出手段8が
潮流方向が順方向か逆方向であるかを検出して演算手段
9および制御手段6に指示する。潮流方向が順方向であ
る場合には演算手段9は第2の変流器4の出力をそのま
ま制御手段6に与えるので、制御手段6は、従来例と同
様に、第2の変流器4の出力と変圧器3の出力とにより
配電線または送電線1における力率または無効電力を求
め、それらが目標値設定手段5に設定された目標値にな
るように主回路2を制御する。また、潮流方向が逆方向
の場合には、演算手段9は第2の変流器4の反転出力と
第1の変流器7の出力とを加算することにより逆潮流時
における電源側の電流値を制御手段6に出力し、制御手
段6は逆潮流時の力率または無効電力を求め、目標値設
定手段5で設定された力率または無効電力の目標値にな
るように主回路2のサイリスタを制御する。
【0015】なお、本実施形態において図1は単相交流
配電線の場合を示したが、三相交流配電線または送電線
においては、各相ごとに同一の構成を用いて力率または
無効電力制御できることは言うまでもない。また、図4
に示したように、主回路2として、コンデンサ回路とサ
イリスタ回路との並列回路に直列なリアクトルを備えた
ものでもよい。また、配電線または送電線1に取付る変
流器として光電流センサを用いてもよい。光電流センサ
を用いると電線を切断する必要がないので工法上非常に
有利である。
【0016】以下、請求項2に係わる本発明の静止型無
効電力補償装置の一実施形態について図2を参照しなが
ら説明する。なお、図1と同じ構成要素には同一符号
付与して説明を省略する。請求項1に係わる本発明と異
なる点は、配電線または送電線1の第2の変流器4を負
荷側に設置し、演算手段9では、潮流が順方向の場合は
第2の変流器4の信号と静止型無効電力補償装置の入力
電流を検出する第1の変流器7の信号との和を制御手段
6に出力し、逆潮流の場合には第2の変流器4の反転信
号を制御手段6に出力するようにしたことにある。この
場合、第2の変流器4の出力は順方向潮流時の出力極性
を基準としている。
【0017】上記構成において、潮流方向検出手段8
は、実施形態1と同様に潮流の方向を検出して演算手段
9および制御手段6に指示する。順方向潮流の場合に
は、演算手段9は第2の変流器4の出力と第1の変流器
7の出力との和を演算することにより順方向潮流時の電
流を制御手段6に与え、制御手段6は変圧器3の電圧出
力と前記電流とにより力率または無効電力を求め、目標
設定手段5に設定された目標値になるように主回路2の
サイリスタを制御する。また、逆潮流の場合には演算手
段9は第2の変流器4の反転信号により逆潮流時の電流
を制御手段6に出力する。制御手段6はその電流と変圧
器3の電圧出力とにより力率または無効電力を求め、目
標値設定手段5に設定された力率または無効電力の目標
値になるように主回路2のサイリスタを制御する。
【0018】なお、本実施形態において図2は単相交流
配電線の場合を示したが、三相交流配電線または送電線
においては、各相ごとに同一の構成を用いて力率または
無効電力制御できることは言うまでもない。また、図5
に示したように、主回路2として、コンデンサ回路とサ
イリスタ回路との並列回路に直列なリアクトルを備えた
ものでもよい。また、配電線または送電線1に取付る変
流器として光電流センサを用いてもよい。
【0019】(参考例) 以下、本発明の静止型無効電力補償装置に係わる参考例
について図面を参照しながら説明する。図3は本参考例
の構成を示すブロック図である。なお、図1および図2
と同じ構成要素には同一符号を付与して説明を省略す
る。本参考例が実施形態1ないし実施形態2と異なる点
は、配電線または送電線1には、電源側に第2の変流器
4、負荷側に第1の変流器7とを設け、静止型無効電力
補償装置の入力線には設置されず、また、演算手段9で
は潮流が順方向の場合は電源側の第2の変流器4の信号
を制御手段6に出力し、逆潮流の場合は負荷側の第1の
変流器7の信号を制御手段6に出力するようにしたこと
にあり、単に第2の変流器4と第1の変流器7の出力切
り替え動作のみ行う。
【0020】上記構成において、潮流方向検出手段8
は、実施形態1と同様に、潮流の方向を検出して演算手
段9および制御手段6に指示する。制御手段6は、順方
向潮流の場合は第2の変流器4の出力と変圧器3の出力
とにより、また、逆方向潮流の場合には第1の変流器7
と変圧器3の出力とにより、それぞれ力率または無効電
力を求め、目標値設定手段5で設定された力率または無
効電力の目標値になるように主回路2のサイリスタを制
御する。
【0021】なお、本参考例において図3は単相交流配
電線の場合を示したが、三相交流配電線または送電線に
おいては、各相ごとに同一の構成を用いて力率または無
効電力制御できることは言うまでもない。また、図6に
示したように、主回路2として、コンデンサ回路とサイ
リスタ回路との並列回路に直列なリアクトルを備えたも
のでもよい。また、配電線または送電線1に取付る変流
器として光電流センサを用いてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、配電線
または送電線の潮流の方向が変わっても力率または無効
電力制御を継続して一定制御することができる。また、
変流器を光電流センサにより実現すれば、電線を切断す
る必要がないので工法上非常に有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係わる本発明の静止型無効電力補償
装置の一実施例の構成を示す回路図
【図2】請求項2に係わる本発明の静止型無効電力補償
装置の一実施例の構成を示す回路図
【図3】本発明の静止型無効電力補償装置に係わる参考
の構成を示す回路図
【図4】請求項1に係わる本発明の静止型無効電力補償
装置の他の実施例の構成を示す回路図
【図5】請求項2に係わる本発明の静止型無効電力補償
装置の他の実施例の構成を示す回路図
【図6】本発明の静止型無効電力補償装置に係わる参考
の他の構成を示す回路図
【図7】従来の静止型無効電力補償装置の構成を示す回
路図
【符号の説明】
1 配電線または送電線 2 主回路 3 変圧器 4 第2の変流器 5 目標値設定手段 6 制御手段 7 第1の変流器 8 潮流方向検出手段 9 演算手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 3/00 - 5/00 G05F 1/70

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配電線または送電線に接続され、進みか
    ら遅れの無効電力を発生する主回路と、前記配電線また
    は送電線の電圧を検出する変圧器と、前記主回路の入力
    電流を検出する第1の変流器と、前記配電線または送電
    線に前記主回路の接続点よりも電源側に挿入された第2
    の変流器と、前記第2の変流器の出力と前記変圧器の出
    力とにより前記配電線または送電線の潮流の方向を検出
    する潮流方向検出手段と、前記配電線または送電線の力
    率または無効電力の目標値を設定する目標値設定手段
    と、前記第1の変流器の出力と前記第2の変流器の出力
    とを入力し、前記潮流方向が順方向のときは前記第2の
    変流器の出力を出力し、前記潮流方向が逆方向のときは
    前記第2の変流器の出力の極性の反転出力と前記第1の
    変流器の出力との和を演算して出力する演算手段と、前
    記変圧器の出力と前記演算手段出力とにより前記配電線
    または送電線の力率または無効電力を演算し、その値が
    前記目標値設定手段の目標値に一致するように前記主回
    路が発生する無効電力を制御する制御手段とを備え、前
    記潮流方向検出手段により潮流の方向を検出し、制御手
    段は、順方向潮流の場合には前記第2の変流器の出力と
    前記変圧器の出力とにより力率または無効電力を求め、
    逆方向潮流の場合には前記第2の変流器の出力の反転出
    力に前記第1の変流器の出力を加算した出力と前記変圧
    器の出力とにより力率または無効電力を求め、その値が
    前記目標値設定手段に設定した目標値になるように前記
    主回路を制御することにより、潮流潮流方向にかかわら
    ず前記配電線または送電線の力率または無効電力を一定
    制御する静止型無効電力補償装置。
  2. 【請求項2】 配電線または送電線に接続され、進みか
    ら遅れ無効電力を発生させる主回路と、前記配電線また
    は送電線の電圧を検出する変圧器と、前記主回路の入力
    電流を検出する第1の変流器と、前記配電線または送電
    線に前記主回路の接続点よりも負荷側に挿入された第2
    の変流器と、前記第2の変流器の出力と前記変圧器の出
    力とにより前記配電線または送電線の潮流の方向を検出
    する潮流方向検出手段と、前記配電線または送電線の力
    率または無効電力の目標値を設定する目標値設定手段
    と、前記第1の変流器の出力と前記第2の変流器の出力
    とを入力し、前記潮流方向が順方向のときは前記第2の
    変流器の出力と前記第1の変流器の出力との和を出力
    し、前記潮流方向が逆方向のときは前記第2の変流器の
    出力の極性の反転信号を出力する演算手段と、前記変圧
    器の出力と前記演算手段出力とにより前記配電線または
    送電線の力率または無効電力を演算し、その値が前記目
    標値設定手段の目標値に一致するように前記主回路が発
    生する無効電力を制御する制御手段とを備え、前記潮流
    方向検出手段により潮流の方向を検出し、制御手段は、
    順方向潮流の場合には前記第2の変流器の出力に前記第
    1の変流器の出力を加算した出力と前記変圧器の出力と
    により力率または無効電力を求め、逆方向潮流の場合に
    は前記第2変流器の出力の反転出力と前記変圧器の出
    力とにより力率または無効電力を求め、その値が前記目
    標値設定手段に設定した目標値になるように前記主回路
    を制御することにより、潮流方向にかかわらず前記配電
    線または送電線の力率または無効電力を一定制御する静
    止型無効電力補償装置。
  3. 【請求項3】 第1のリアクトルとコンデンサとの第1
    の直列回路と、第2のリアクトルと1つまたは複数個直
    列のサイリスタの逆並列回路との第2の直列回路を並列
    接続して構成され、前記サイリスタの導通角の制御によ
    り進みから遅れまでの無効電力を発生する主回路を備え
    た請求項1または請求項2のいずれかに記載の静止型無
    効電力補償装置。
  4. 【請求項4】 第3のリアクトルと第2のコンデンサか
    ら成る第3の直列回路と、第4のリアクトルと1つまた
    は複数個直列のサイリスタの逆並列回路から成る第4の
    直列回路との並列回路に第5のリアクトルを直列接続し
    て構成され、前記サイリスタの導通角により進みから遅
    れまでの無効電力を発生する主回路を備えた請求項1ま
    たは請求項2のいずれかに記載の静止型無効電力補償装
    置。
  5. 【請求項5】 光電流センサにより第1の変流器と第2
    の変流器のいずれか一方、または両方ともを構成した請
    求項1ないし請求項4のいずれかに記載の静止型無効電
    力補償装置。
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