JP3340490B2 - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

Info

Publication number
JP3340490B2
JP3340490B2 JP00788493A JP788493A JP3340490B2 JP 3340490 B2 JP3340490 B2 JP 3340490B2 JP 00788493 A JP00788493 A JP 00788493A JP 788493 A JP788493 A JP 788493A JP 3340490 B2 JP3340490 B2 JP 3340490B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
examples
layer
charge
pigment represented
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP00788493A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05273773A (ja
Inventor
成昭 武藤
圭介 住田
栄一 宮本
宏昭 岩崎
靖之 花谷
恒生 沖
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP00788493A priority Critical patent/JP3340490B2/ja
Publication of JPH05273773A publication Critical patent/JPH05273773A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3340490B2 publication Critical patent/JP3340490B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電式複写機やレーザ
ービームプリンタ等の、電子写真法を利用した画像形成
装置に使用される電子写真感光体に関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】カールソ
ンプロセス等の電子写真法は、コロナ放電により、電子
写真感光体の表面を均一に帯電させる工程と、帯電した
電子写真感光体の表面を露光して、当該表面に静電潜像
を形成する露光工程と、形成された静電潜像に現像剤を
接触させて、この現像剤に含まれるトナーにより、静電
潜像をトナー像に顕像化する現像工程と、トナー像を紙
等に転写する転写工程と、転写されたトナー像を定着さ
せる定着工程と、転写工程後、感光体上に残留するトナ
ーを除去するクリーニング工程とを含んでいる。
【0003】上記電子写真法に使用される電子写真感光
体としては、従来、セレンや硫化カドミウム等の無機光
導電体が使用されていたが、これらは毒性があり、しか
も生産コストが高いという欠点がある。そこで近時、安
全で加工性および経済性に優れ、しかも機能設計の自由
度が大きい、いわゆる有機感光体が広く使用されるよう
になってきた。この有機感光体は、露光により電荷を発
生する電荷発生材料と、発生した電荷を輸送する電荷輸
送材料とを、結着樹脂からなる感光層中に含有させたも
ので、感光層としては、電荷発生材料を含む層と電荷輸
送材料を含む層とを積層した積層型感光層と、上記両材
料を単一の層中に含有させた単層型感光層とがある。
【0004】電荷発生材料としては、フタロシアニン系
顔料、アゾ系顔料、ピロロピロール系顔料等が使用さ
れ、特に、カップラーの種類の選択により、感度領域等
の機能設計を比較的自由に変更できる、モノアゾやビス
アゾ等のアゾ系顔料が、好適に使用されている。ところ
が、従来のアゾ系顔料は、特に露光後の残留電位が高い
等、感光体の感度特性の点で問題がある他、繰り返し露
光した際の熱や光により劣化して、感光体の感度特性が
不安定化する等、感光体の耐久性の点でも問題があっ
た。また、従来のアゾ系顔料は、組み合わせる電荷輸送
材料の種類によっては、互いに機能を阻害し合って、そ
れぞれの材料の持つ特性が十分に発揮されなくなり、そ
の結果、感光体の感度や耐久性がより一層悪化するおそ
れもあり、使用可能な電荷輸送材料が限定されてしまう
という問題もあった。
【0005】本発明は、以上の事情に鑑みてなされたも
のであって、感光体の感度特性や耐久性に影響を与え
ず、しかも、電荷輸送材料の選択範囲が限定されない電
荷発生材料を含有し、感度特性、耐久性に優れた電子写
真感光体を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】近時、上記の問題をある
程度解決できる電荷発生材料として、下記一般式(1)で
表されるビスアゾ顔料が提案された(特開平1−202
757号公報参照)。
【0007】
【化3】
【0008】(式中、Aはカップラー残基を示し、R1
は水素原子、アルキル基、アリール基、または複素環式
基を示す。アルキル基、アリール基、複素環式基は置換
基を有していてもよい。nは0または1を示す)しか
し、このビスアゾ顔料を使用しても、特に感光体の感度
特性や耐久性の点で、問題を完全に解消することはでき
なかった。
【0009】そこで、本発明者らは、上記ビスアゾ顔料
を他の電荷発生材料と組み合わせて、感光体の感度特
性、耐久性をさらに向上することを考え、併用する電荷
発生材料について種々検討を行った結果、下記一般式
(2) :
【0010】
【化4】
【0011】(式中、R2、R3、R4、R5は同一または
異なって水素原子、アルキル基、アルコキシ基またはア
リ−ル基を示す。)で表されるペリレン顔料を、上記一
般式(1)で表されるビスアゾ顔料と組み合わせればよ
いことを見出し、本発明を完成するに至った。
【0012】すなわち、本発明の電子写真感光体は、導
電性基体上に、上記一般式(1)で表されるビスアゾ顔
料と、一般式(2)表されるペリレン顔料とを、電荷発
生材料として含有する保存性の高められた塗布液を用い
感光層を設けたことを特徴とする。
【0013】とくに、前記一般式(1)で表されるビス
アゾ顔料と、前記一般式(2)で表されるペリレン顔料
とを併用することにより、単一分散状態にある感光層用
塗布液の保存中に発生する塗布液のゲル化(凝固)現象
を有効に阻止することができ、塗布液の安定性を高める
ことができる。
【0014】前記ゲル化現象は、例えば、ビスアゾ顔料
同士が水素結合などで会合するために生じると推測され
る。これに対して、ビスアゾ顔料をペリレン顔料等と混
合する場合は、上記会合が分子構造的に阻害されるた
め、塗布液の安定性が高まる。
【0015】前記一般式(1) で表されるビスアゾ顔料に
おいて、式中の基R1 に相当するアルキル基としては、
例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、ペンチル
基、ヘキシル基などがあげられ、アリール基としては、
フェニル基、o−ターフェニル基、ナフチル基、アント
リル基、フェナントリル基等があげられ、複素環式基と
しては、例えばチエニル基、ピロリル基、ピロリジニル
基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、チアゾリル
基、イソチアゾリル基、イミダゾリル基、2H−イミダ
ゾリル基、ピラゾリル基、トリアゾリル基、テトラゾリ
ル基、ピラニル基、ピリジル基、ピベリジル基、ピペリ
ジノ基、3−モルホリニル基、モルホリノ基、チアゾリ
ル基などがあげられる。また、芳香族環と縮合した複素
環式基であってもよい。
【0016】上記基に置換する置換基としては、例えば
ハロゲン原子、アミノ基、水酸基、エステル化されてい
てもよいカルボキシル基、シアノ基、炭素数1〜6のア
ルキル基、炭素数1〜6のアルコキシ基、アリール基を
有することのある炭素数2〜6のアルケニル基などがあ
げられる。式中の基Aに相当するカップラー残基として
は、例えば、下記一般式(a) 〜(g) に示す基があげられ
る。
【0017】
【化5】
【0018】各式中R30は、カルバモイル基、スルファ
モイル基、アロファノイル基、オキサモイル基、アント
ラニロイル基、カルバゾイル基、グリシル基、ヒダント
イル基、フタルアモイル基、および、スクシンアモイル
基を表す。これらの基は、ハロゲン原子、置換基を有し
ていてもよいフェニル基、置換基を有していてもよいナ
フチル基、ニトロ基、シアノ基、アルキル基、アルケニ
ル基、カルボニル基、カルボキシル基等の置換基を有し
ていてもよい。
【0019】R31は、上記R30および水酸基を有するベ
ンゼン環と縮合して芳香族環、多環式炭化水素または複
素環を形成するのに必要な原子団を表し、これらの環は
前記と同様な置換基を有してもよい。R32は、酸素原
子、硫黄原子、または、イミノ基を表す。R33は、2価
の鎖式炭化水素または芳香族炭化水素を表し、これらの
基は前記と同様な置換基を有してもよい。
【0020】R34は、アルキル基、アラルキル基、アリ
ール基、または、複素環基を表し、これらの基は前記と
同様な置換基を有してもよい。R35は、2価の鎖式炭化
水素、芳香族炭化水素、または、上記一般式(e)(f)中
の、下記式(h)
【0021】
【化6】
【0022】で表される部分とともに複素環を形成する
のに必要な原子団を表し、これらの環は前記と同様な置
換基を有してもよい。R36は、水素原子、アルキル基、
アミノ基、カルバモイル基、スルファモイル基、アロフ
ァノイル基、カルボキシル基、カルボキシル基のエステ
ル、アリール基、または、シアノ基を表し、水素原子以
外の基は前記と同様な置換基を有していてもよい。
【0023】R37中、アルキル基またはアリール基を表
し、これらの基は前記と同様な置換基を有してもよい。
アルキル基としては、例えばメチル基、エチル基、プロ
ピル基、イソプロプル基、ブチル基、イソブチル基、te
rt−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基等の、炭素数1
〜6の低級アルキル基があげられる。
【0024】アリール基としては、例えばフェニル基、
トリル基、キシリル基、ビフェニル基、ナフチル基、ア
ントリル基、フェナントリル基などがあげられる。アル
ケニル基としては、例えばビニル基、アリル基、2−ブ
テニル基、3−ブテニル基、1−メチルアリル基、2−
ペンテニル基、2−ヘキセニル基等の、炭素数2〜6の
低級アルケニル基があげられる。
【0025】ハロゲン原子としては、塩素原子、臭素原
子、ヨウ素原子、フッ素原子があげられる。前記R31
おいて、R30および水酸基を有するベンゼン環と縮合し
て芳香族環を形成するのに必要な原子団としては、例え
ばメチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基
等のアルキレン基があげられる。
【0026】上記R31と、R30および水酸基を有するベ
ンゼン環との縮合により形成される芳香族環としては、
例えばナフタリン環、アントラセン環、フェナントレン
環、ピレン環、クリセン環、ナフタセン環等があげられ
る。前記R31において、R30および水酸基を有するベン
ゼン環と縮合して多環式炭化水素を形成するのに必要な
原子団としては、例えばメチレン基、エチレン基、プロ
ピレン基、ブチレン基等の、炭素数1〜4のアルキレン
基があげられる。
【0027】上記R31と、R30および水酸基を有するベ
ンゼン環との縮合により形成される多環式炭化水素とし
ては、例えばカルバゾール環、ベンゾカルバゾール環、
ジベンゾフラン環等があげられる。また、R31におい
て、R30および水酸基を有するベンゼン環と縮合して複
素環を形成するのに必要な原子団としては、例えばベン
ゾフラニル基、ベンゾチオフェニル基、インドリル基、
1H−インドリル基、ベゾオキサゾリル基、ベンゾチア
ゾリル基、1H−インダドリル基、ベンゾイミダゾリル
基、クロメニル基、クロマニル基、イソクロマニル基、
キノリニル基、イソキノリニル基、シンノリニル基、フ
タラジニル基、キナゾニリル基、キノキサリニル基、ジ
ベンゾフラニル基、カルバゾリル基、キサンテニル基、
アクリジニル基、フェナントリジニル基、フェナジニル
基、フェノキサジニル基、チアントレニル基等があげら
れる。
【0028】上記R31と、R30および水酸基を有するベ
ンゼン環との縮合により形成される芳香族性複素環基と
しては、例えばチエニル基、フリル基、ピロリル基、オ
キサゾリル基、イソオキサゾリル基、チアゾリル基、イ
ソチアゾリル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、トリ
アゾリル基、テトラゾリル基、ピリジル基、チアゾリル
基があげられる。また、さらに他の芳香族環と縮合した
複素環基(例えばベンゾフラニル基、ベンゾイミダゾリ
ル基、ベンゾオキサゾリル基、ベンゾチアゾリル基、キ
ノリル基など)であってもよい。
【0029】前記R33,R35において、2価の鎖式炭化
水素としては、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基
等があげられ、2価の芳香族炭化水素としては、フェニ
レン基、ナフチレン基、フェナントリレン基等があげら
れる。前記R34において、複素環基としては、ピリジル
基、ピラジル基、チエニル基、ピラニル基、インドリル
基等があげられる。
【0030】前記R35において、前記式(h) で表される
部分とともに複素環を形成するのに必要な原子団として
は、例えばフェニレン基、ナフチレン基、フェナントリ
レン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基等があ
げられる。上記R35と、前記式(h) で表される部分とに
より形成される芳香族性複素環基としては、例えばベン
ゾイミダゾール基、ベンゾ[f]ベンゾイミダゾール
基、ジベンゾ[e,g]ベンゾイミダゾール基、ベンゾ
ピリミジン基等があげられる。これらの基は前記と同様
な置換基を有してもよい。
【0031】前記R36において、カルボキシル基のエス
テルとしては、メチルエステル、エチルエステル、プロ
ピルエステル、ブチルエステル等があげられる。上記一
般式(a) 〜(g) で表わされるカップラー残基Aの具体例
としては、以下のような基があげられる。
【0032】
【化7】
【0033】
【化8】
【0034】
【化9】
【0035】
【化10】
【0036】前記一般式(1) で表されるビスアゾ顔料
は、相当する2価のアミノ体を常法によってアゾ化し、
次いで、対応するカップラーをアルカリの存在したでカ
ップリングするか、または、2価のアミノ体のジアゾニ
ウム塩をホウフッ化塩あるいは塩化亜鉛複酸塩等の形
で、一旦単離した後、適当な溶媒中で、アルカリの存在
下、カップラーとカップリングすることにより合成する
ことができる。
【0037】上記ビスアゾ顔料とともに、電荷発生材料
として感光層に含有される、前記一般式(2) で表される
ペリレン顔料において、式中の基R2 、R3 、R4 、R
5 に相当するアルキル基、アリール基としては、前記ビ
スアゾ顔料で説明したのと同じ基があげられる。また、
アルコキシ基としては、例えばメトキシ基、エトキシ
基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、t−ブトキシ基、
ヘキシルオキシ基などがあげられる。これらアルキル
基、アリール基およびアルコキシ基は、アルキル基、ア
ルコキシ基、ハロゲン原子等の置換基を有していてもよ
い。
【0038】上記ペリレン顔料の具体例としては、例え
ば下記式に示すもの等があげられる。
【0039】
【化11】
【0040】上記ペリレン顔料を、一般式(1)で表さ
れるビスアゾ顔料と併用した場合には、残留電位を著し
く低下させることができるとともに、繰り返し特性が著
しく改善されるので、感度特性、耐久性に優れた電子写
真感光体が得られる。
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】
【0045】
【0046】
【0047】
【0048】
【0049】本発明の感光体は、電荷発生材料として、
前記一般式(1)で表されるビスアゾ顔料の1種または
2種以上と、ペリレン顔料とを含有した感光層を備えた
ものである。なお、一般式(1)で表されるビスアゾ顔
料と併用されるペリレン顔料はその2種以上を併用する
こともできる。
【0050】一般式(1)で表されるビスアゾ顔料と、
一般式(2)で表されるペリレン顔料との配合割合は、
本発明では特に限定されないが、電荷発生材料の総量中
に占めるビスアゾ顔料の割合が10〜80重量%の範囲
内となるように、ビスアゾ顔料とペリレン顔料とを配合
するのが好ましい。電荷発生材料の総量中に占めるビス
アゾ顔料の割合が10重量%未満では所望の感度が得ら
れず、逆に80重量%を超えると、ペリレン顔料を併用
した効果が十分に得られず、残留電位が高く、繰り返し
帯電・露光による表面電位の変化量が大きくなる。
【0051】感光層には、前述したように単層型と積層
型とがあるが、本発明は、このいずれにも適用可能であ
る。単層型の感光体を得るには、一般式(1) で表される
ビスアゾ顔料を含む電荷発生材料と、適当な電荷輸送材
料と、結着樹脂等とを含有する感光層を、塗布等の手段
により導電性基体上に形成すればよい。
【0052】また、積層型の感光体を得るには、導電性
基体上に、蒸着または塗布等の手段により、一般式
(1)で表されるビスアゾ顔料と、一般式(2)で表さ
れるペリレン顔料とを含有する電荷発生層を形成し、こ
の電荷発生層上に、電荷輸送材料と結着樹脂とを含有す
る電荷輸送層を形成すればよい。また、上記とは逆に、
導電性基体上に電荷輸送層を形成し、次いで電荷発生層
を形成してもよい。さらに、上記積層型感光層において
は、電荷発生層にも、電荷輸送材料を含有させてもよ
い。
【0053】なお、電荷発生材料としては、前記例示の
各顔料の他に、所望の領域に吸収波長域を有するように
電子写真感光体の感度領域を拡げる等の目的のため、さ
らに、従来公知の他の電荷発生材料を併用することもで
きる。他の電荷発生材料としては、セレン、セレン−テ
ルル、セレン−ヒ素、アモルファスシリコン、ピリリウ
ム塩、一般式(1) で表されるビスアゾ顔料以外のアゾ系
顔料、インジゴ系顔料、トリフェニルメタン系顔料、ス
レン系顔料、トルイジン系顔料、ピラゾリン系顔料、キ
ナクリドン系顔料、ピロロピロール系顔料、X型メタル
フリーフタロシアニン以外のフタロシアニン系顔料等が
あげられる。
【0054】但し、上記各電荷発生材料については、一
般式(1) で表されるビスアゾ顔料、および、前記例示の
各顔料と併用した際に、感光体の特性に、却って悪影響
を及ぼすおそれのあるものもあるので、その使用量はで
きるだけ少ないのが好ましく、できれば使用しないのが
よい。電荷輸送材料としては、従来公知の種々の電子吸
引性化合物、または電子供与性化合物を用いることがで
きる。
【0055】電子吸引性化合物としては、例えば、2,
6−ジメチル−2′,6′−ジtert−ジブチルジフ
ェノキノン等のジフェノキノン誘導体、マロノニトリ
ル、チオピラン系化合物、テトラシアノエチレン、2,
4,8−トリニトロチオキサントン、3,4,5,7−
テトラニトロ−9−フルオレノン、ジニトロベンゼン、
ジニトロアントラセン、ジニトロアクリジン、ニトロア
ントラキノン、ジニトロアントラキノン、無水コハク
酸、無水マレイン酸、ジブロモ無水マレイン酸等が例示
される。
【0056】また、電子供与性化合物としては、2,5
−ジ(4−メチルアミノフェニル)、1,3,4−オキ
サジアゾール等のオキサジアゾール系化合物、9−(4
−ジエチルアミノスチリル)アントラセン等のスチリル
系化合物、ポリビニルカルバゾール等のカルバゾール系
化合物、1−フェニル−3−(p−ジメチルアミノフェ
ニル)ピラゾリン等のピラゾリン系化合物、ヒドラゾン
系化合物、トリフェニルアミン系化合物、インドール系
化合物、オキサゾール系化合物、イソオキサゾール系化
合物、チアゾール系化合物、チアジアゾール系化合物、
イミダゾール系化合物、ピラゾール系化合物、トリアゾ
ール系化合物等の含窒素環式化合物、縮合多環式化合物
が例示される。
【0057】これらの電荷輸送材料は、1種または2種
以上混合して用いられる。なお、ポリビニルカルバゾー
ル等の成膜性を有する電荷輸送材料を用いる場合には、
結着樹脂は必ずしも必要ではない。結着樹脂としては、
種々の樹脂を使用することができる。例えばスチレン系
重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−ア
クリロニトリル共重合体、スチレン−マレイン酸共重合
体、アクリル共重合体、スチレン−アクリル酸共重合
体、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩
素化ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエステル、アル
キド樹脂、ポリアミド、ポリウレタン、ポリカーボネー
ト、ポリアリレート、ポリスルホン、ジアリルフタレー
ト樹脂、ケトン樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリ
エーテル樹脂等の熱可塑性樹脂や、シリコーン樹脂、エ
ポキシ樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、メラミン樹
脂、その他架橋性の熱硬化性樹脂、さらにエポキシアク
リレート、ウレタン−アクリレート等の光硬化性樹脂等
があげられる。これらの結着樹脂は1種または2種以上
を混合して用いることができる。
【0058】単層型および積層型の各有機感光層には、
増感剤、フルオレン系化合物、酸化防止剤、紫外線吸収
剤等の劣化防止剤、可塑剤等の添加剤を含有させること
ができる。また、電荷発生層の感度を向上させるため
に、例えばターフェニル、ハロナフトキノン類、アセナ
フチレン等の公知の増感剤を電荷発生材料と併用しても
よい。
【0059】積層型感光体において、電荷発生層を構成
する電荷発生材料と結着樹脂とは、種々の割合で使用す
ることができるが、結着樹脂100重量部に対して、電
荷発生材料5〜500重量部、特に10〜300重量部
の割合で用いるのが好ましい。また、電荷発生層は、適
宜の膜厚を有していてもよいが、0.01〜5μm、特
に0.1〜3μm程度に形成されるのが好ましい。
【0060】電荷輸送層を構成する電荷輸送材料と結着
樹脂とは、電荷の輸送を阻害しない範囲および結晶化し
ない範囲で、種々の割合で使用することができるが、光
照射により電荷発生層で生じた電荷が容易に輸送できる
ように、結着樹脂100重量部に対して、電荷輸送材料
を10〜500重量部、特に25〜200重量部の割合
で用いるのが好ましい。また、積層型の感光層の厚さ
は、電荷発生層が0.01〜5μm程度、特に0.1〜
3μm程度に形成されるのが好ましく、電荷輸送層が2
〜100μm、特に5〜50μm程度に形成されるのが
好ましい。
【0061】単層型の感光体においては、結着樹脂10
0重量部に対し、電荷発生材料が0.1〜50重量部、
特に0.5〜30重量部、電荷輸送材料が40〜200
重量部、特に50〜100重量部の割合で配合されるの
が適当である。また、単層型の感光層の厚さは5〜10
0μm、特に10〜50μm程度に形成されるのが好ま
しい。
【0062】単層型感光体にあっては、導電性基体と感
光層との間に、また、積層型感光体にあっては、導電性
基体と電荷発生層との間や、導電性基体と電荷輸送層と
の間、または電荷発生層と電荷輸送層との間に、感光体
の特性を阻害しない範囲でバリア層が形成されていても
よく、感光体の表面には、保護層が形成されていてもよ
い。
【0063】上記各層が形成される導電性基体として
は、導電性を有する種々の材料を使用することができ、
例えばアルミニウム、銅、スズ、白金、銀、バナジウ
ム、モリブデン、クロム、カドミウム、チタン、ニッケ
ル、パラジウム、インジウム、ステンレス鋼、真鍮等の
金属単体や、上記金属が蒸着またはラミネートされたプ
ラスチック材料、ヨウ化アルミニウム、酸化スズ、酸化
インジウム等で被覆されたガラス等が例示される。
【0064】導電性基体はシート状、ドラム状等のいず
れであってもよく、基体自体が導電性を有するか、ある
いは基体の表面が導電性を有していればよい。また、導
電性基体は、使用に際して、充分な機械的強度を有する
ものが好ましい。上記各層を、塗布の方法により形成す
る場合には、前記例示の電荷発生材料、電荷輸送材料、
結着樹脂等を、適当な溶剤とともに、公知の方法、例え
ば、ロールミル、ボールミル、アトライタ、ペイントシ
ェーカーあるいは超音波分散器等を用いて分散混合して
塗布液を調製し、これを公知の手段により塗布、乾燥す
ればよい。
【0065】塗布液をつくるための溶剤としては、種々
の有機溶剤が使用可能で、例えばメタノール、エタノー
ル、イソプロパノール、ブタノール等のアルコール類、
n−ヘキサン、オクタン、シクロヘキサン等の脂肪族系
炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭
化水素、ジクロロメタン、ジクロロエタン、四塩化炭
素、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、ジメチル
エーテル、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、エ
チレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコ
ールジメチルエーテル等のエーテル類、アセトン、メチ
ルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、酢酸
エチル、酢酸メチル等のエステル類、ジメチルホルムア
ルデヒド、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド等があげられる。これらの溶剤は1種または2種以上
を混合して用いることができる。
【0066】さらに、電荷輸送材料や電荷発生材料の分
散性、感光層表面の平滑性等をよくするために界面活性
剤、レベリング剤等を使用してもよい。なお、電荷発生
層は、前記電荷発生材料を蒸着することにより形成して
もよい。
【0067】
【実施例】以下、実施例および比較例をあげて本発明を
詳細に説明する。実施例1 電荷発生材料としての、下記式(11):
【0068】
【化15】
【0069】で表されるビスアゾ顔料3重量部と、前記
式(21)で表されるペリレン顔料5重量部と、電荷輸送材
料としての、下記式(B1):
【0070】
【化16】
【0071】で表される化合物50重量部と、同じく電
荷輸送材料としての、下記式(B2):
【0072】
【化17】
【0073】で表される化合物50重量部と、結着樹脂
としてのポリカーポネート樹脂100重量部とを、所定
量のテトラヒドロフランとともに、超音波分散機を用い
て2分間分散させて、単層型感光層用の塗布液を作製し
た。なお、電荷輸送材料としてのビスアゾ顔料およびペ
リレン顔料は、予めボールミルで粉砕したものを使用し
た。そして、この塗布液を、導電性基体としてのアルミ
ニウムシートの表面に、ワイヤーバーを用いたバーコー
ト法により、膜厚が25〜30μmとなるように塗工
し、110℃で30分間乾燥させて、単層型感光層を有
するシート状の電子写真感光体を作製した。
【0074】また、上記塗布液を、導電性基体としての
アルミニウム素管(外径78mm、長さ350mm)の表面
に、ディップコート法によって、膜厚が25〜30μm
となるように塗工し、110℃で30分間乾燥させて、
単層型感光層を有するドラム状の電子写真感光体を作製
した。実施例2〜4、比較例1,2 前記式(11)で表されるビスアゾ顔料と、式(21)で表され
るペリレン顔料とを、表1に示す量だけ配合したこと以
外は、上記実施例1と同様にして、単層型感光層を有す
るシート状の電子写真感光体と、ドラム状の電子写真感
光体を作製した。
【0075】
【表1】
【0076】上記各実施例、比較例の電子写真感光体に
ついて以下の試験を行い、その特性を評価した。初期表面電位の測定 静電式複写試験装置(川口電気社製のEPA−810
0)による流し込み電流値を調整して、実施例、比較例
で作製したシート状の電子写真感光体の表面を+800
V前後に帯電させた際の、初期表面電位Vs.p.(V)を
測定した。
【0077】残留電位の測定I 上記初期表面電位の測定で帯電状態となったシート状の
電子写真感光体を、静電式複写試験装置の露光光源であ
る白色ハロゲンランプを用いて、露光強度10lux の条
件で露光して、露光開始後0.3秒経過した時点の表面
電位を測定し、残留電位V1r.p. (V)とした。
【0078】残留電位の測定II 上記初期表面電位の測定で帯電状態となったシート状の
電子写真感光体を、白色蛍光灯を用いて、露光強度10
0lux 、除電時間1.0秒の条件で除電した後の表面電
位を測定し、残留電位V2r.p. (V)とした。耐久性試験 実施例、比較例で作製したドラム状の電子写真感光体の
初期表面電位V1s.p.(V)を、上記と同様にして測定
した後、静電式複写機(三田工業社製の品番DC165
7)に装填して、帯電−露光−除電のプロセスを100
0回繰り返し行い、その後、再び表面電位V2s.p.
(V)を測定して、下記式により、表面電位の変化量Δ
Vs.p.(V)を求め、電子写真感光体の耐久性を評価し
た。
【0079】ΔVs.p.=V2s.p. −V1s.p. 以上の結果を表2に示す。
【0080】
【表2】
【0081】上記表2の結果より、実施例1〜4の電子
写真感光体は、何れも、ビスアゾ顔料を単独で用いた比
較例1,2に比べて、ほぼ同等の表面電位(約800
V)に設定した場合、露光後の残留電位については殆ど
差はないものの除電後の残留電位が著しく低いことか
ら、感度が極めて高いことが判った。また、繰り返し露
光による表面電位の変化量が小さいことから、耐久性に
優れていることが判った。
【0082】実施例5 前記式(11)で表されるビスアゾ顔料に代えて、下記式(1
2)で表されるビスアゾ顔料4重量部を使用したこと以外
は、上記実施例2と同様にして、単層型感光層を有する
シート状の電子写真感光体と、ドラム状の電子写真感光
体を作製した。
【0083】
【化18】
【0084】実施例6 前記式(11)で表されるビスアゾ顔料に代えて、下記式(1
3)で表されるビスアゾ顔料4重量部を使用したこと以外
は、上記実施例2と同様にして、単層型感光層を有する
シート状の電子写真感光体と、ドラム状の電子写真感光
体を作製した。
【0085】
【化19】
【0086】実施例7 前記式(11)で表されるビスアゾ顔料に代えて、下記式(1
4)で表されるビスアゾ顔料3重量部を使用したこと以外
は、上記実施例1と同様にして、単層型感光層を有する
シート状の電子写真感光体と、ドラム状の電子写真感光
体を作製した。
【0087】
【化20】
【0088】実施例8 電荷発生材料のうち、前記式(11)で表されるビスアゾ顔
料の配合量を6重量部にするとともに、式(21)で表され
るペリレン顔料5重量部に代えて、前記式(22)で表され
るペリレン顔料1重量部を使用したこと以外は、上記実
施例1と同様にして、単層型感光層を有するシート状の
電子写真感光体と、ドラム状の電子写真感光体を作製し
た。
【0089】実施例9 上記式(22)で表されるペリレン顔料に代えて、前記式(2
3)で表されるペリレン顔料1重量部を使用したこと以外
は、上記実施例8と同様にして、単層型感光層を有する
シート状の電子写真感光体と、ドラム状の電子写真感光
体を作製した。
【0090】上記各実施例の電子写真感光体について、
前記初期表面電位の測定、残留電位の測定IIおよび耐久
性試験の各試験を行い、その特性を評価した。結果を表
3に示す。
【0091】
【表3】
【0092】上記表3の結果より、実施例5〜7の電子
写真感光体は、何れも、ビスアゾ顔料を単独で用いた前
記比較例1,2に比べて、ほぼ同等の表面電位(約80
0V)に設定した場合、露光後の残留電位については殆
ど差はないものの除電後の残留電位が著しく低いことか
ら、感度が極めて高いことが判った。また、繰り返し露
光による表面電位の変化量が小さいことから、耐久性に
優れていることが判った。
【0093】実施例8,9の電子写真感光体は、繰り返
し露光による表面電位の変化量が小さいことから、耐久
性に優れていることが判った。また、実施例5〜7に比
べてペリレン顔料の含有量が少ないにも拘らず、前記比
較例2に比べて、除電後の残留電位が低く、感度が高い
ことから、実施例5〜7と同程度までペリレン顔料の含
有量を多くすれば、さらに感度を向上できることが期待
された。
【0094】
【0095】
【0096】
【0097】
【0098】
【0099】
【0100】
【0101】塗布液の安定性試験 上記各実施例および比較例で作製した単層型感光層用の
塗布液を室温で2週間保存した後、上記と同様にして正
帯電型の単層型電子写真感光体を得た。保存後の塗布液
を用いて得た各実施例および比較例の電子写真感光体に
ついて、実施例1と同様にして電気特性および耐久性の
試験を行い、その特性を評価した。その結果を表に示
す。
【0102】
【表4】
【0103】表4の結果から明らかなように、比較例1
および2では、露光後の残留電位V1r.p.および除電後
の残留電位V2r.p.の値が高く、これらの数値は、保存
前の塗布液を用いた感光体について得た表2の結果と比
較しても、高いものになっている。また、感光体の耐久
性を示す表面電位の変化量ΔVs.p.も高くなっている。
【0104】これに対して、実施例1〜では、露光後
の残留電位V1r.p.および除電後の残留電位V2r.p.の
値は、比較例1、2と比べて低く、さらに保存前の塗布
液を用いた表2および表3の結果と比較すると、大きな
変化は認められない。また、表面電位の変化量ΔVs.p.
も、保存前の塗布液を使用した感光体と殆ど差がない。
【0105】これらの結果から、実施例1〜の塗布液
は保存中にゲル化するのが阻止され、保存安定性が向上
しているため、感光体の感度低下や耐久性の低下が阻止
されていることがわかる。
【0106】
【発明の効果】以上のように、本発明の電子写真感光体
によれば、電荷発生材料として、前記式(1)のビスア
ゾ顔料と、前記式(2)のペリレン顔料とを併用するこ
とにより、高感度、かつ高耐久性を実現している。とく
に、上記電荷発生材料の併用により、感光層用塗布液の
保存安定性が増大するため、塗布液の保存によって感光
体の感度や耐久性が低下するのを防止することができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩崎 宏昭 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)発明者 花谷 靖之 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)発明者 沖 恒生 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−278063(JP,A) 特開 平1−202757(JP,A) 特開 平3−89251(JP,A) 特開 平3−37658(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 5/06 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電性基体上に、下記一般式(1): 【化1】 (式中、Aはカップラー残基を示し、R1は水素原子、
    アルキル基、アリ−ル基、または複素環式基を示す。ア
    ルキル基、アリ−ル基、複素環式基は置換基を有してい
    てもよい。nは0または1を示す。)で表されるビスア
    ゾ顔料と、下記一般式(2): 【化2】 (式中、R2、R3、R4、R5は同一または異なって水素
    原子、アルキル基、アルコキシ基またはアリ−ル基を示
    す。)で表されるペリレン顔料とを、電荷発生材料とし
    て含有する保存性の高められた塗布液を用いて感光層を
    設けたことを特徴とする電子写真感光体。
JP00788493A 1992-01-22 1993-01-20 電子写真感光体 Expired - Fee Related JP3340490B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00788493A JP3340490B2 (ja) 1992-01-22 1993-01-20 電子写真感光体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP932692 1992-01-22
JP4-9326 1992-01-22
JP00788493A JP3340490B2 (ja) 1992-01-22 1993-01-20 電子写真感光体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05273773A JPH05273773A (ja) 1993-10-22
JP3340490B2 true JP3340490B2 (ja) 2002-11-05

Family

ID=26342269

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00788493A Expired - Fee Related JP3340490B2 (ja) 1992-01-22 1993-01-20 電子写真感光体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3340490B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016159244A1 (ja) * 2015-04-03 2016-10-06 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 正帯電単層型電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5959686A (ja) * 1982-09-29 1984-04-05 Mitsubishi Chem Ind Ltd ビス(イミダゾピリドノ)ペリレン化合物及びこれを含有する感光層を有する電子写真用感光体
JPS62226156A (ja) * 1986-03-27 1987-10-05 Fuji Electric Co Ltd 電子写真用感光体
JPS6381358A (ja) * 1986-09-26 1988-04-12 Dainichi Color & Chem Mfg Co Ltd 光導電性有機材料
JPS63287955A (ja) * 1987-05-21 1988-11-25 Alps Electric Co Ltd 光導電性被膜およびそれを用いた電子写真感光体
JPS63301048A (ja) * 1987-05-30 1988-12-08 Toshiba Corp 積層型正帯電電子写真感光体
JPH01202757A (ja) * 1988-02-08 1989-08-15 Mitsubishi Paper Mills Ltd 電子写真感光体
JP2591647B2 (ja) * 1988-03-29 1997-03-19 コニカ株式会社 電子写真感光体
JP2591648B2 (ja) * 1988-03-29 1997-03-19 コニカ株式会社 電子写真感光体
JPH0228662A (ja) * 1988-07-18 1990-01-30 Konica Corp 感光体
JPH0253068A (ja) * 1988-08-17 1990-02-22 Fuji Xerox Co Ltd 電子写真感光体
JPH0734119B2 (ja) * 1989-03-30 1995-04-12 三田工業株式会社 電子写真感光体
JPH0734121B2 (ja) * 1989-03-30 1995-04-12 三田工業株式会社 電子写真感光体
JPH0324059A (ja) * 1989-06-13 1991-02-01 Xerox Corp ペリレン化合物の精製方法
JPH0337658A (ja) * 1989-07-04 1991-02-19 Konica Corp 感光体
JPH0389251A (ja) * 1989-08-31 1991-04-15 Fuji Electric Co Ltd 電子写真用感光体
JPH03188459A (ja) * 1989-12-18 1991-08-16 Konica Corp 画像形成方法
JP2770539B2 (ja) * 1990-03-08 1998-07-02 富士電機株式会社 電子写真用感光体
JP2774178B2 (ja) * 1990-03-27 1998-07-09 三菱製紙株式会社 電子写真感光体

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05273773A (ja) 1993-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0627702A (ja) 電子写真感光体
JPH07301928A (ja) 電子写真感光体
JP3340490B2 (ja) 電子写真感光体
JP3131614B2 (ja) 電子写真感光体
JPH07301929A (ja) 電子写真感光体
JP3079293B2 (ja) 電子写真感光体
JP3105359B2 (ja) 電子写真感光体
JPH07120949A (ja) 電子写真感光体
JPH0792707A (ja) 電子写真感光体
JPH06130701A (ja) 電子写真感光体
JPH07199493A (ja) 電子写真感光体
JPH07104492A (ja) 電子写真感光体
JPH07152175A (ja) 電子写真感光体
JPH07306535A (ja) 電子写真感光体
JPH0627700A (ja) 電子写真感光体
JPH0627699A (ja) 電子写真感光体
JPH05197173A (ja) 電子写真感光体
JPH05197174A (ja) 電子写真感光体
JPH0611871A (ja) 電子写真感光体
JPH06130702A (ja) 電子写真感光体
JPH07120950A (ja) 電子写真感光体
JPH0675403A (ja) 電子写真感光体
JPH0627698A (ja) 電子写真感光体
JPH07128885A (ja) 電子写真感光体
JPH05142810A (ja) 電子写真感光体

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070816

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080816

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080816

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090816

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees