JP3339837B2 - 回動扉をもったオーバーヘッドキャビネット - Google Patents

回動扉をもったオーバーヘッドキャビネット

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、閉成状態の回動扉
をキャビネット等による扉取付体の上位側まで開動操作
して収置可能としたオーバーヘッドキャビネットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】本発明に係る回動扉をもったオーバーヘ
ッドキャビネットとしては、既に旧来のものを改善した
特願平8−143507号(特開平9−303038
号)に記載のものが知られている。上記従来例によると
きは以下に説示するように回動扉の裏側にスライドレー
ルを配設しておかなければ、回動扉を扉取付体の上位側
まで回動収置することができなかった欠陥を、キャビネ
ット等の扉取付体として特異な構成のものを採択するこ
とによって、上記のスライドレールを不要にしてしまう
と共に、扉取付体に固設する開閉用腕金具として極めて
簡潔なものを使用することができるようにし、しかも上
記の従来技術にあって用いられている開閉用ダンパー金
具を用いることによっても、より快適な回動扉の開閉操
作を行い得るようにしている。
【0003】そこで、前掲従来のオーバーヘッドキャビ
ネットにつき、特に本発明でも用いられる開閉用ダンパ
ー金具を含めて以下詳細に説示すると、図11ないし図
14に示されている通り、扉取付体1における天板1a
の前端縁1bに、ヒンジ1cの一端部が取着され、その
他端部を回動扉1dの裏面に埋設したスライドレール1
eにおけるインナーレール1fに固設されている。従っ
て回動扉1dの下端部を手前側へ持ち上げることで、当
該回動扉1dはヒンジ1cの枢支ピン1gを中心として
開動させることができ、この回動扉1dは上記の開動
後、押し込むようにすることでインナーレール1fに対
してアウターレール1hがスライドし、これにより回動
扉1dを天板1a上に図13のように回動収置すること
ができる。さらに図12と図14とにより理解される通
り、上記の扉取付体1にあって、その側板内壁1iにお
ける開口部1jの上端側に、開閉用ダンパー金具Aを取
着するのであり、当該取着の向きは適宜選択することが
可能であるが、図示例では縦長となるよう固定したもの
が例示されており、もちろん例えば横長の向きで取着し
たりするようにしてもよい。そして当該開閉用ダンパー
金具Aは、ビス2aなどにより側板内壁1iに固定され
る取着ケース2と、この取着ケース2に昇降動自在で、
かつ所要本数の圧縮スプリング3により、当該図示例で
は横方向ではなく、下方へ付勢された状態にて収納され
ているスプリング保持走行体4を備えている。
【0004】ここで図14に例示した取着ケース2は、
側板内壁1iに取着の補強カバープレート2bと、これ
に内嵌の取着ケース本体2cとにより構成され、同上図
の2dは前記ビス2a用として補強カバープレート2b
に穿設した取着孔、2eは補強カバープレート2bの天
板部2fに穿設の通孔で、2gは取着ケース本体2cの
天板端部2hに刻設した取着螺孔を示し、補強カバープ
レート2bの取着ケース本体2cを内嵌した状態で、図
示しないビスを通孔2eから、取着螺孔2gに螺合締着
することにより、取着ケース2が一体に構成される。さ
らに、図14にあって2iは前記天板部2fの両側端か
ら、取着板2jに沿って立設された側板部、2kは取着
ケース本体2cの上記天板端部2hから、ケース表板2
mに沿って立設された内側板部を示し、かくて取着ケー
ス本体2cには、前記スプリング保持走行体4が昇降動
自在なるよう内嵌される収納空所2nが画成されてい
る。また、上記の側板部2iに設けた一対の貫通孔2p
と、内側板部2kに穿設した内側貫通孔2qには、一本
のスプリング押止杆2rが貫通固定され、これに前記圧
縮スプリング3の上端が押当している。
【0005】図示のスプリング保持走行体4は、前壁4
a、背壁4bそして左右の側壁4cとにより上端開口の
箱状に形成され、一対の側壁4cと、これに併設の区画
壁4dによって、スプリング挿通空所4eが図示例では
3箇形成され、これに収納した3本の圧縮スプリング3
は、前記のように上記がスプリング押止杆2rに当接す
ると共に、その下部がスプリング保持走行体4の側壁4
cに横向固設の受圧杆4fを押圧する。従って、このス
プリング保持走行体4は収納空所4e内にあって、その
側壁4cが、取着ケース2の内側板部2kにおける内壁
面に対し摺動することにより、圧縮スプリング3を押縮
することになる上方と、当該圧縮スプリング3が伸長状
態となる下方へ向けて図示例では昇降動自在となってい
る。
【0006】また、図14に明示の如く上記内側板部2
kの内壁面にあって昇降案内溝条2sが夫々縦設されて
おり、これにスプリング保持走行体4の側壁4cが係装
されて昇降動するよう形成され、従ってスプリング保持
走行体4が降下した場合、上記の案内溝条2sの下端に
形成されたストッパー2tに突き当たることで、当該ス
プリング保持走行体4の図示例では下降限度としての所
定限度が規制されることになる。すなわち、このような
状態にあっては、圧縮スプリング3の復元力が、最早後
述する次段の部材に作用されないこととなる。さらに上
記スプリング保持走行体4には、リンクアーム5の上端
部が軸ピン5aにより回動自在なるよう枢着され、取着
ケース2の下部にはアーム軸6aにより回動自在であ
り、かつ当該アーム軸6aの周辺にあって連枢軸ピン5
bにより、上記リンクアーム5の下端部が、回動アーム
6における回動基部6bに連枢されている。そして、こ
の回動基部6bから延出された回動アーム6のアーム6
cは、その先端部が回動扉1dに取着された座金7と、
扉開閉用ピン6aにより枢着されている。
【0007】ここで上記リンクアーム5を軸ピン5aに
よりスプリング保持走行体4に対し枢着するため、図1
にあってはスプリング保持走行体4の下端中央部にあ
って、単なる通孔を穿設するのでなく、図示例では縦向
きの溝4gが前壁4aと後壁4bとにあって、下端開口
の状態で穿設されており、この溝4gに軸ピン5aが昇
降動自在となるよう係嵌されている。また回動アーム6
には厚さ方向に間隙6eが離間形成され、これにリンク
アーム5の図示例では下端部が挿入された状態にて、連
枢軸ピン5bにより回動基部6bに枢着され、アーム部
6cと座金7そして扉開閉用ピン6dの相対関係も、上
記と同じである。
【0008】また、前記の回動アーム6とアーム軸6a
との関係は、回動アーム6の回動がアーム軸6aに伝達
されるように、図示例ではアーム軸6aに形成の係止突
起6fが、回動基部6bにあって穿設した軸孔6gの係
止凹部6hに係嵌するよう構成されており、上記のアー
ム軸6aは、取着ケース2の下部に設けられているダン
パー機構8の回動軸8aと同軸に連結されている。従っ
て、回動アーム6が回動することで、ダンパー機構8内
の図示されていない粘性流体に基づく制動力により、回
動扉1dの閉成方向または開閉成各方向に対する緩衝作
用を発揮し得ることになる。
【0009】上記ダンパー機構8として図示されている
ものは、従来と同じであり、同図の8bは取着ケース本
体2cの下部に設けられたダンパー軸承部、8cは回動
軸8aに係嵌されて回動自在な可動ディスク、8dは可
動ディスク8cに臨設されて、回動が阻止状態にある固
定ディスク、8eと8fはOリング、8gはダンパー機
構8の蓋体であり、図示されていない止螺子により補強
カバープレート2bの止孔2uを介して固定される。
【0010】上記の如き構成にあって重要なことは、リ
ンクアーム5の図示例では下端部を、回動アーム6にお
ける回動基部6bにあって、連枢軸ピン6により枢着す
る際、その枢着点Pを、どのような位置に選定するかで
ある。そこで、先ず閉扉状態にあっては、軸ピン5aと
アーム軸6aとを結ぶ軸心垂直線Lに対し、上記の枢着
点Pが回動扉1d側寄りに連枢されている。この結果、
図11によって理解されるように、圧縮スプリング3は
圧縮状態となっており、これによる復元力によってリン
クアーム5へは図示例の場合下向きの力が作用してい
る。従って枢着点Pを介して回動アーム6の回動基部6
bには矢印R1方向への回動力が作用し、この結果アー
ム部6cは矢印R2方向へ回動されることとなり、この
ため回動扉1dは当該閉扉状態が保持されるようにな
り、不本意な開扉が阻止されることになる。
【0011】次に図11の閉扉状態から回動扉1dの下
部を持ち、手前側へ引き上げることで開扉動させると、
図12の如く枢着点Pは左回動して、上記軸心垂直線L
上位置である思案点を通過することで、反扉側寄りに回
動転移することになれば、圧縮スプリング3の復元力は
前記矢印R1とは反対の矢印R3方向へ回動基部6bを
回動させることとなり、回動アーム6は矢印R4のよう
に開扉方向への回動を助勢することになる。従って圧縮
スプリング3の復元力を利用して、比較的小さな力によ
り開扉操作を行うことで回動扉1dを天板1aの上まで
回動収置することが可能となっている。
【0012】さらに、天板1a上に収置の回動扉1dを
閉扉する際には、これを手前側へ引き下せばよく、その
後は手動を解除しても回動扉1dは、その重力によって
閉動し、この際次第に圧縮スプリング3を伸長状態から
圧縮して行くことになるため、閉扉動は、圧縮スプリン
グ3の弾力による緩衝作用により緩徐に進行し、図11
の閉扉状態に復元して、当該状態が圧縮スプリング3の
復元力にて保持されるに至る。
【0013】さらに、前記の如くダンパー機構8が付設
されている場合には、図示されていないがワンウエイク
ラッチなどにより、閉扉動に際してだけ、ダンパー機構
8が制動力を発揮するようにすれば、閉扉状態にあって
作用する当該制動力により、前説の場合よりも、さらに
緩徐かつ円滑な閉扉を行うことができる。もちろんダン
パー機構8の制動力が開扉時にも、また閉扉時にも発揮
されるようにすることもでき、このようにすれば開扉時
に、これを助勢する圧縮スプリング3の復元力が、上記
の制動力により抑制されることになるが、全体として開
扉の助勢力が大となるように調整しておけばよく、この
場合ワンウエイクラッチは不要となる。
【0014】また前記のように図11の閉扉状態から開
扉状態が終結する以前にあって圧縮スプリング3により
押下されて来たスプリング保持走行体4が案内溝条2s
におけるストッパー部2tに衝当し、このことにより圧
縮スプリング3の復元力は、最早回動アーム6に対して
作用しない状態となる。この結果、回動扉1dは完全に
自由な状態となるから、図12の状態より回動扉1dを
天板1aへ押し込んで行くことができ、この際スプリン
グ保持走行体4に縦長溝4gが穿設されていることか
ら、図12の状態ではまだ軸ピン5aが溝4gの上端縁
に位置しているが、その後の開扉手動操作により、当該
軸ピン5aは次第に縦長溝4g内を降下し、このため
13の如く回動扉1dを天板1a上に収置するまで押し
込んで行くことができる。もちろんこの際の押し込み
は、インナーレール1fに対してアウターレール1iが
スライドして行くことで許容されることになる。また、
前記の如くダンパー機構8を、上説の如く溝4gを設け
た開閉用ダンパー金具Aに付加した場合には、前記と同
様の付加的作用が発揮されることになる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き回動扉をも
ったオーバーヘッドキャビネットによるときは、その開
閉用ダンパー金具Aの構成に基づく作用により、回動扉
1dを簡易に回動操作して天板1a上に載置すること
も、また緩徐に当該天板1a上の回動扉1dを閉動する
ことができるのであるが、図11ないし図13につき詳
記した通り回動扉1dを天板1aに対してヒンジ1cに
より枢着するだけでは、当該回動扉1dの開閉動操作を
行うことはできず、その裏面にあって比較的高価につく
スライドレール1eを埋設しなければならないだけでな
く、そのインナーレール1fにヒンジ1cを連設しなけ
ればならない。またスライドレール1eを埋設するの
で、回動扉1dもまたフラットなものを使用しなければ
ならず、従って湾曲した回動扉の使用が不能となり、さ
らに図示の如く扉取付体1としては単なるボックス状の
ものを用い、その開口部1jを回動扉1dにより閉成す
るだけのものであるため、正面における比較的狭い開口
部1jから扉取付体1内へ物品を収納したり、取り出し
たりする際の出入に関し、使用者に対して充分な操作性
を保証することが困難である。
【0016】本発明は上記従来技術の難点につき検討の
結果、請求項1の回転扉をもったオーバーヘッドキャビ
ネットにあっては、これまでの如き単なるボックス状の
扉取付体に回動扉を閉成吊下するのではなく、当該扉取
付体の箱状固設部に対して、複数のヒンジ部により回動
扉を含む複数の板体を連枢することで上記箱状固設部の
開口箇所を閉成自在とし、かつ極めて簡潔な開成用腕金
具を扉取付体と回動間に連枢させるだけで、回動扉の
開成操作で、前記連枢の板体を箱状固設部の直上位側で
収置自在とし、これにより従来例のスライドレールを無
用として大幅なコストダウンを可能となし、かつ物品の
出入操作を行い易くしようとしている。
【0017】さらに上記請求項1にあっては扉取付体の
箱状固設部について従来の如き天板でなく、奥側固設天
板を用い、これにヒンジ部の一つである天板用ヒンジを
介して板体の一つである扉側可動天板を上下動自在に枢
着し、当該扉側可動天板の自由端側に他の板体である回
動扉を他のヒンジ部である扉用ヒンジにより連枢するよ
う構成し、このことで前記した請求項1の目的を確実に
達成しようとしている。
【0018】 そして請求項にあっては、前同箱状固設
部について従来の天板を用いることなく、扉取付体の背
板または側板に一方のヒンジである天板用基端ヒンジを
介して回動天板が枢支され、さらにこの回動天板に他方
のヒンジ部である扉用ヒンジを介して他の板体としての
回動扉を閉成吊下させるよう構成し、これによって同じ
く請求項1と同様の目的を果し得るようにしている。
【0019】 請求項の回動扉をもったオーバーヘッド
キャビネットにあっては、扉取付体の側板内壁に前説従
来例と同じ開閉用ダンパー金具を使用して、その回動ア
ームを回動扉に連枢するのであるが、扉取付体について
は請求項と同じく奥側固設天板に天板用ヒンジを介し
て扉側可動天板を上下動自在に枢着し、当該扉側可動天
板の自由端側に回動扉を扉用ヒンジにより連枢するよう
構成する。このようにすることで、開扉完了状態にあっ
ては奥側固設天板上に順次扉側可動天板と回動扉とが折
畳状態で折曲載置可能となし、かくて従来例におけるス
ライドレールの使用を無用として、安価にして製作し易
くすると共に扉取付体の開口部側上位にあって回動扉が
横向載置されることにより、物品の開口部側から行う出
入操作を簡易迅速になし得るようにしている。
【0020】 そして請求項にあっては、請求項の構
成における開閉用ダンパー金具に関し、これに前説の如
くダンパー機構を付加することで、請求項の圧縮スプ
リングによる場合に比し、回動扉の開閉動を、より一層
緩徐にしてかつ円滑に行い得るようにしており、さらに
請求項では、これまた前説の通り請求項の構成に溝
やストッパー部付きの案内溝条を付加することになり、
回動扉を取付体の奥側固設天板上に折畳状態にて収置し
ようとする際にあって、手動操作だけで緩徐に回動扉を
静かに載置したり、これを閉扉する際にあっても小さな
力で回動扉の引きおろしを始動することができるように
し、使い勝手のよいオーバーヘッドキャビネットを提供
しようとするのが、その目的である。そして請求項
は上記請求項に対して、前記と同様にしてダンパー機
構を付加することで、閉扉時における回動扉の動きを、
人手なしに緩徐な動きとなるようにし、閉扉完了時にあ
って強く扉が扉取付体に対し衝当することのないように
するのが、その目的である。
【0021】 そして請求項にあっては、これまた扉取
付体の構成に相違があり、請求項と同じくその背板ま
たは側板に天板用ヒンジにて回動天板を枢着し、この回
天板に扉用ヒンジにより回動扉を閉成吊下させると共
に、開閉用ダンパー金具の取着位置を背板寄りにあって
側板に選定することで、これまたスライドレールを不要
とし、開扉完了の状態にあっては、扉取付体の天端開口
部から背板よりにて回動天板と、これに折伏状態となっ
た回動扉とを上向きに突出させ得るようにして、扉取付
体に対する物品の出入操作を、より行い易くしようとし
ている。そして請求項ないし請求項10は、前記の請
求項に対する請求項ないし請求項につき前記した
通りの目的を夫々達成しようとしている。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、請求項では回動扉が枢着の扉取付体と、
これに固設の開閉用腕金具とからなり、当該扉取付体は
底板と側板と背板そして天板とを具備していると共に、
上記の天板は奥側固設天板と、これに天板用ヒンジを介
して上下方向へ開閉動自在な扉側可動天板とからなり、
当該扉側可動天板における扉取付体の開口部側である前
端縁にあって、前記の回動扉が扉用ヒンジにより開閉動
自在なるよう閉成吊下され、前記の開閉用腕金具は、扉
取付体の側板内壁に固定される取着部と、これに回動自
在なるよう軸装の回動アームとからなり、当該回動アー
ムの自由端部を前記の回動扉に扉開閉ピンにより枢着す
ることで、閉成状態にある回動扉の開動操作によって、
奥側固設天板上に順次扉側可動天板と回動扉とが、前記
の天板用ヒンジと扉用ヒンジとによる折曲により重積さ
れて開動載置状態となるようにしたことを特徴とする回
動扉をもったオーバーヘッドキャビネットを提供しよう
としている。
【0023】 請求項にあっては、回動扉が枢着の扉取
付体と、これに固設の開閉用腕金具とからなり、当該扉
取付体は底板と側板と背板そして当該背板または側板に
天板用基端ヒンジにより枢着されて、扉取付体の天端開
口部を閉成自在とした回動天板とを具備していると共
に、当該回動天板における扉取付体の開口部側である回
動前端縁にあって、前記の回動扉が扉用ヒンジにより開
閉自在なるよう閉成吊下され、前記の開閉用腕金具は、
扉取付体の背板寄りにあって側板内壁に固設される取着
部と、これに回動自在なるよう軸装の回動アームとから
なり、当該回動アームの自由端部を前記の回動扉におけ
る下側に扉開閉ピンにより枢着することで、閉成状態
にある回動扉の開動操作によって、扉取付体の天端開口
部から背板寄りにあって、回天板と、これに前記扉用
ヒンジによる折曲により先鋭に転送された回動扉とが、
上向きに突出される開動停止状態となるようにしたこと
を特徴とする回動扉をもったオーバーヘッドキャビネッ
トがその内容である。
【0024】 請求項にあっては回動扉が枢着の扉取付
体と、これに固設の開閉用ダンパー金具とからなり、当
該扉取付体は底板と側板と背板そして天板とを具備して
いると共に、上記の天板は奥側固設天板と、これに天板
用ヒンジを介して上下方向へ開閉動自在な扉側可動天板
とからなり、当該扉側可動天板における扉取付体の開口
部側である前端縁にあって、前記の回動扉が扉用ヒンジ
により開閉動自在なるよう閉成吊下され、前記の開閉用
ダンパー金具は、扉取付体の側板内壁に固定された取着
ケースと、これに摺動自在にして圧縮スプリングにより
付勢状態で収納されているスプリング保持走行体と、こ
のスプリング保持走行体に軸ピンにより回動自在なるよ
う一端部が枢着されているリンクアームと、前記の取着
ケースにアーム軸により回動自在であり、かつ、当該ア
ーム軸の周辺にあって、連枢軸ピンにより上記リンクア
ームの他端部が枢着されている回動基部および当該回動
基部から延出されて先端部が、回動扉に扉開閉用ピンに
て枢着されたアーム部とからなる回動アームとを具備
し、上記連枢軸ピンによるリンクアームと回動アームの
回動基部との枢着点位置が、閉成状態にある回動扉の開
動操作によって、奥側固設天板上に順次扉側可動天板と
回動扉とが、前記天板用ヒンジと扉用ヒンジとによる折
曲により重積されて開動載置状態となる間にあって、当
該開動操作が圧縮スプリングの復元力により助勢されて
開動転移するよう選定されていることを特徴とする回動
扉をもったオーバーヘッドキャビネットを提供しようと
している。
【0025】 請求項にあっては、上記請求項6の構成
にアーム軸が、取着ケースに設けられて回動扉の閉方向
または開閉各方向へ粘性流体による制動力をもったダン
パー機構の回動軸に連結されていることを付加するよう
にしている。請求項では、前記請求項の構成に比
し、開閉用ダンパー金具におけるスプリング保持走行体
が、圧縮スプリングにより付勢されているものの、取着
ケースに対して上記のスプリング保持走行体が所定限度
を規制されて摺動自在であることが第1の相違点であ
る。そして第2の相違点は奥側固設天板上に順次扉側可
動天板と回動扉とが、前記天板用ヒンジと扉用ヒンジと
による折曲により重積されて開動載置状態となる間にあ
って、その前期状態では、当該開動操作が圧縮スプリン
グの復元力により助勢されて回動転移するよう選定さ
れ、後期状態では、前記の圧縮スプリングが取着ケース
により前記所定限度に規制されて、上記圧縮スプリング
の復元力による開動操作への助勢が消去され、前記の軸
ピンがそれまでの枢着点位置から、所要長だけ前記スプ
リング保持走行体の溝により遊動することにより、回動
扉の開動操作が許容されるようにしたことである。そし
て請求項の場合には、上記した請求項の構成に加え
て、アーム軸が、取着ケースに設けられて回動扉の閉方
向または開閉各方向へ粘性流体による制動力をもったダ
ンパー機構の回動軸に連結されている。
【0026】 請求項にあっては、回動扉が枢着の扉取
付体と、これに固設の開閉用ダンパー金具とからなり、
当該扉取付体は底板と側板と背板そして当該背板または
側板に天板用基端ヒンジにより枢着されて、扉取付体の
天端開口部を閉成自在とした回動天板とを具備している
と共に、当該回動天板における扉取付体の開口部側であ
る回動前端縁にあって、前記の回動扉が扉用ヒンジより
開閉動自在なるよう閉成垂下され、前記の開閉用ダンパ
ー金具は、扉取付体の背板寄りにあって側板内壁に固定
された取着ケースと、これに摺動自在にして圧縮スプリ
ングにより付勢状態で収納されているスプリング保持走
行体と、このスプリング保持走行体に軸ピンにより回動
自在なるよう一端部が枢着されているリンクアームと、
前記の取着ケースにアーム軸により回動自在であり、か
つ、当該アーム軸の周辺にあって、連枢軸ピンにより上
記リンクアームの他端部が枢着されている回動基部およ
び当該回動基部から延出されて先端部が、回動扉に扉開
閉用ピンにて枢着されたアーム部とからなる回動アーム
とを具備し、上記連枢軸ピンによるリンクアームと回動
アームの回動基部との枢着点位置が、閉成状態にある回
動扉の開動操作によって、扉取付体の天端開口部から背
板寄りにあって、回動天板と、これに前記扉用ヒンジと
による折曲により先鋭に添装された回動扉とが、上向き
に突出される開動停止状態となる間にあって、当該開動
操作が圧縮スプリングの復元力により助勢されて回動転
移するよう選定されていることを特徴とする回動扉をも
ったオーバーヘッドキャビネットを提供しようとしてい
る。
【0027】 そして請求項の場合は、請求項7の構成
に対してダンパー機構が付加されており、また請求項
では請求項の構成に比し、既に請求項にあって既説
の如く、スプリング保持走行体の摺動につき、その所定
限度が規制されていることを第1の相違点としている。
さらに第2の相違点は、上記連枢軸ピンによるリンクア
ームと回動アームの回動基部との枢着点位置が、閉成状
態にある回動扉の開動操作によって、扉取付体の天端開
口部から背板寄りにあって、回動天板と、これに前記扉
用ヒンジとによる折曲により先鋭に添装された回動扉と
が、上向きに突出される開動載置状態となる間にあっ
て、その前期状態では、当該開動操作が圧縮スプリング
の復元力により助勢されて回動転移するよう選定され、
後期状態では、前記の圧縮スプリングが取着ケースによ
り前記所定限度に規制されて、上記圧縮スプリングの復
元力による開動操作への助勢が消去され、前記の軸ピン
がそれまでの枢着点位置から、所要長だけ前記スプリン
グ保持走行体の溝により遊動することにより、回動扉の
開動操作が許容されるようにしたことである。さらに請
求項10では前記の請求項と同様に、上記請求項
構成にダンパー機構が付加されている。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明につき先ず請求項1につい
て、図1に示す一実施態様により詳記すると回動扉10
aを備えた扉取付体10と、これに固設の開閉用腕金具
Bとからなり、この扉取付体10における可動性ない
箱状固設部10Aは、図示例の場合底板10bと一対の
側壁10cそして背板10d、そして天板10eにおけ
る奥側固設天板10fとにより構成されている。記の
箱状固設部10Aには、複数のヒンジ部によって上下方
向へ回動自在である前記の回動扉10aを含む複数の板
体を連枢することにより、当該箱状固設部10Aの開口
箇所10Bを閉成して、回動扉10aが扉取付体10に
おける開口部10iに閉成吊下されている。
【0029】 そして前掲開閉用腕金具Bは扉取付体10
の側板内壁10mに固設される取着部B1と、これに回
動自在なるよう軸杆B2によって軸装される回動アーム
B3とからなり、この回動アームB3の自由端部B4
を、回動扉10aに扉開閉ピンB5により枢着するので
ある。さらに、請求項1では上記の閉成状態にある回動
扉10aの上下方向への開動操作により、前記の連枢さ
れた板体、すなわち扉側可動天板10hと回動扉10a
とを、複数のヒンジすなわち天板ヒンジ10gと扉用ヒ
ンジ10kにて折曲させることにより、前記箱状固設部
10Aの直上位側まで開動操作することで収置自在とす
るのである。ここで当該収置状態とは図1〜図3にあっ
て明示の如く、上記の回動扉10aを開動操作すること
によって、奥側固設天板10f上に順次扉側可動天板1
0hそして回動扉10aが、図1(B)に開示の如く天
板用ヒンジ10gと扉用ヒンジ10kとによる折曲によ
り重積されて開動載置状態となるのである。
【0030】 次に 請求項につき説示すると図4と図5
により理解される通り、これまた回動扉10aと扉取付
10そして開閉用腕金具Bとを具備しているが、扉
付体10における箱状固設部10Aの構成が、底板10
bと側板10cそして背板10dとによって形成されて
おり、ここで複数のヒンジ部は天板用基端ヒンジ10w
と扉用ヒンジ10kであって、また複数の板体としては
回動天板10vと回動扉10aとが採択されている。そ
して上記の回動天板10vは背板10dまたは側板10
cに、天板用基端ヒンジ10wを介して枢着されること
で、扉取付体10の天端開口部10xを閉成自在として
おり、回動天板10vにおける扉取付体10の開口部1
0i側である回動前端縁10yにあって、回動扉10a
が上記の扉用ヒンジ10kにより開成動自在なるよう閉
成吊下されている。
【0031】 また上記の開閉用腕金具Bの構成について
も前説の内容と略同様であるが、取付体10の側板内壁
10mにあって背板10d寄りに取着部B1が固設され
ており、閉成状態にある回動扉10aの開動操作によっ
て、扉取付体10の天端開口部10xから背板10d寄
りにあって、回動天板10vと、これに扉用ヒンジ10
kによる折曲により先鋭に添装された回動扉10aと
が、上向きに箱状固設部10Aの直上位置まで突出され
る開動停止状態となることで、前記の収置状態が完了す
ることになる。従ってこの場合には図(B)に明示の
如く回動扉10aの全開状態にあって、開口部10iだ
けでなくこれに連続の天端開口部10xも大きく開成で
きるので、箱状固設部10Aに対する物品の出入操作も
容易となる。
【0032】 以下説示する請求項から請求項10まで
の回動扉をもったオーバーキャビネットは、前説の請求
1と請求項2に示す各扉取付体10を採択するように
しているが、開閉用腕金具Bを用いるのではなく既に従
来例として説示した開閉用ダンパー金具を用いるように
したものであり、従って当該開閉用ダンパー金具につい
ては前説を援用し、これを構成する各種の部材について
も同一符号を用いるようにしている。そして先ず請求項
3につき図6ないし図8を参照して以下詳記すると、回
動扉10aが枢着される扉取付体10と、これに固設し
て使用される開閉用ダンパー金具Aとからなっており、
この扉取付体10は底板10bと左右の側板10cと背
板10dそして天板10eを具備している。
【0033】 そして上記天板10eは、前説請求項
同じく固設された一枚板とは違って、側板10cや背板
10dに固設された奥側固設天板10fと、これに天板
用ヒンジ10gを介して上下方向へ開閉動自在に枢着し
た扉側可動天板10hとからなっている。さらに上記扉
側可動天板10hには、その扉取付体10の開口部10
i側である前端縁10jにあって、上記の回動扉10a
が扉用ヒンジ10kによって枢着され、これにより開閉
動自在なるよう閉成吊下されている。従って図(A)
にあって天板用ヒンジ10gと扉用ヒンジ10kとは、
夫々その各ヒンジの回動中心が、奥側固設天板10fの
厚さ方向上位側と、扉側可動天板10hの厚さ方向下位
側とに夫々枢支されている。
【0034】 さて、前記の開閉用ダンパー金具Aは、扉
取付体10の側壁内壁10mに前説の如く縦長状態とな
るよう固定した取着ケース2と、これに昇降動自在にし
て圧力スプリング3により図示例では下方へ付勢状態で
収納されているスプリング保持走行体4と、これに軸ピ
ン5aにより回動自在なるよう図示例では上端部、すな
わち一端部が枢着されているリンクアーム5と、前記の
取着ケース2の、これまた図示例では下部にアーム軸6
aにより回動自在である回動アーム6が軸装されてい
る。しかもアーム軸6aの周辺にあって、連枢軸ピン5
bにより前説したリンクアーム5の図示例では下端部す
なわち他端部が枢着されている回動基部6b、および当
該回動基部6bから延出されて先端部が、回動扉10a
に取着されてた座金7と扉開閉用ピン6dにて枢着され
たアーム部6cからなる回動アーム6とを具備してい
る。
【0035】 ここで図(A)に示した閉扉状態にあっ
ては、上記した連枢軸ピン5bによるリンクアーム5と
回動アーム6の回動基部6bとの枢着点P位置が、軸ピ
ン5aとアーム軸6aの軸心を結ぶ軸心垂直線Lよりも
前記の如く回動扉10a寄りに存し、このため回動アー
ム6に対して圧縮スプリング3による復元力が矢印R2
方向へ作用し、このことで回動扉10aには矢印R2方
向である閉扉力が作用し、回動扉10aに対する閉扉保
持力が作用するようにしてある。しかし、このような閉
扉保持力は、場合によっては不必要なこともあり得る
が、本発明では当該枢着点P位置が、閉扉状態にある回
動扉10aの回動操作によって、奥側固設天板10f上
に順次扉側可動天板10hと回動扉10aとが、天板用
ヒンジ10gと扉用ヒンジ10kによる折曲により折畳
まれて重積状態となり、この結果図(B)の如き全開
である開動載置状態すなわち開動完了状態となる間にあ
って、当該回動操作が圧縮スプリング3の復原力により
助勢されて、安易に回動転移するよう選定されている。
【0036】 すなわち図(A)の閉扉状態から、図
の如く手動により開扉させたときは、扉側可動天板10
hと回動扉10aとは鈍角の交差状態となり、さらに開
動を進行させることで図の如く扉側可動天板10hと
回動扉10aとは鋭角の交差状態となった後、図
(B)の開動完了状態に達することになる。従って本発
明によるときは前述の従来例のようにスライドレールを
回動扉の裏側に設置することなく、回動扉10aの開閉
操作を行い得ることになると共に、開口部10iの上位
にあって回動扉10aが横向状態となることから、扉取
付体10の間口が広くなったこととなり、物の出し入れ
が容易となる。
【0037】 次に請求項につき説示すると、ここでは
扉取付体10の構成が請求項の場合と同じであり、開
閉用ダンパー金具Aについては請求項における構成
に、前記従来例につき図14によって詳細に説示した如
きダンパー機構8が付勢されている。従って、これまた
従来例において付言されている通り、この際ワンウエイ
クラッチなどにより、閉扉動に際してだけダンパー機構
8が制動力を発揮するようにすれば、閉扉状態にあって
作用する当該制動力により、請求項の場合よりも、さ
らに緩徐かつ円滑な閉扉を行うことができ、当該制動力
を開扉と閉扉の双方にあって発揮させるようにしてもよ
く、このようにした場合は全体としての開扉助勢力が大
きくなるように調整しておくこととなる。
【0038】 さらに請求項の場合では、これまた扉取
付体10の構成が前同であり、前説の開閉用ダンパー金
具Aに関しては既に従来例にあって詳記した通り、前掲
14の如くストッパー部2tを備えた案内溝条2sに
より、開扉完了の直前にあって圧縮スプリング3により
図示例では横向きへの摺動ではなしに、押下されて来た
スプリング保持走行体4が停止されることとなり、これ
により圧縮スプリング3の復元力は回動アーム6に対し
て作用しなくなる。この結果回動扉10aは完全に自由
状態となり、その後の開扉手動操作により、軸ピン5a
は図14により理解される通り、溝4g内を図示例では
遊動降下して図(B)の如く奥側固設天板10f上に
扉側可動天板10h、そして回動扉10aが重積される
開扉完了状態とすることができる。そして閉扉操作は最
初小さな力で作動させることができ、その後請求項
つき説示したように圧縮スプリング3に対する押圧力を
利用して、開扉動を緩徐に降動させることが可能とな
る。さらに請求項にあっては上記した請求項の構成
に対して、前記の請求項と請求項との関係と同じ
く、粘性流体による制動力をもったダンパー機構8が前
述の如く付加されている。
【0039】 さらに、請求項について図ないし図
によって以下詳記すると、これまた開閉用ダンパー金
具Aは前同様構成を有するが、扉取付体10は前記請
求項と同様に、底板10bと側板10cと背板10d
そして背板10dか側板10cに対して回動天板10v
が、天板用基端ヒンジ10wにより枢着されて、扉取付
体10の天端開口部10xを閉成自在としている。さら
に、上記の回動天板10vにおける扉取付体10の開口
部10i側である回動前端縁10yにあって、回動扉1
0aが扉用ヒンジ10kにより開閉動自在なるよう閉成
吊下され、さらに前記した開閉用ダンパー金具Aは、こ
れまでの場合と違って扉取付の背板10d寄りにあっ
て、しかも図示例では下位側における側板内壁10m
に、その取着ケース2が固定されている。
【0040】 そして連枢軸ピン5bによるリンクアーム
5と回動アーム6の回動基部6bとの枢着点P位置につ
いては、閉成状態にある回動扉10aの上向きに押し上
げる回動操作によって、扉取付体10の天端開口部10
xから背板10d寄りにあって、回動天板10vと、こ
れに前記扉用ヒンジ10kによる折曲により先鋭状態に
て添装された回動扉10aとが、上向きに突出される開
動停止状態となる間にあって、当該開動操作が圧縮スプ
リング3の復元力により助勢されて回動転移するよう選
定されている。さらに図に示した閉扉状態にあって
は、回動アーム6のアーム部6cが略水平状態となって
おり、この際枢着点位置Pは軸心垂直線Lよりも背板1
0d寄りに位置しているが、この状態にあって回動扉1
0aが開扉するよう調整され、開動操作の初期から圧縮
スプリング3の復元力が、開扉を助勢し得るようにして
あり、図10(B)の如く開動停止状態にあったとき
は、枢着点P位置が回動して軸心垂直線Lに近寄って来
るが、依然として背板10d寄りに位置し、これにより
回動扉10aと回動天板10vとの閉動降下を阻止する
ようにしている。
【0041】 そして 、請求項ないし請求項10にあっ
ては、前記請求項に対する請求項ないし請求項
同様に、請求項に順次繰り返し既説の各構成を付加し
たものであるので、ここでの詳説は省略されている。ま
た請求項ないし請求項10についての作用効果も、請
求項ないし請求項と同等であり、何れもスライドレ
ールを不要とし、かつ物の出し入れが容易である等の作
用効果を具有するが、請求項ないし請求項10にあっ
ては、開扉の状態にあって開口部10iだけでなく、天
端開口部10xも大きく開成の状態となることから、こ
れに対する物の出入操作を一層容易にすることが可能と
なる。
【0042】
【発明の効果】本発明は以上のようにして構成されるか
ら、請求項1によるときは扉取付体の箱状固設部に奥側
固設天板を用い、これに扉側可動天板と回動扉を順次連
枢すると共に、この回動扉と側板内壁との間にあって開
閉用腕金具を連枢するようにしたので、上記した連枢の
扉側可動天板と回動扉とを開成操作により箱状固定設部
の直上位側に収置でき、これにより従来の如きスライド
レールを無用として安価な提供が可能となるだけでな
く、物品の出入操作が容易となる。
【0043】 そして請求項2では、前記した箱状固定部
に従来の天板を用いず、扉取付体の背板か側板に天板基
端ヒンジを介して回動天板を枢支し、この回動天板に回
動扉を閉成吊下させるよう構成し、請求項1と同じく、
この回動扉と側板内壁との間に開閉用腕金具を連枢した
ので、これまた請求項1と同等の上記目的を達成するこ
とができる。
【0044】 次に、請求項では扉取付体の天板を奥側
固設天板とこれに枢支の扉側可動天板とにより構成し、
側板内壁に固設の開閉用ダンパー金具を、回動アームに
より回動扉に枢着して、圧縮スプリングによる復元力を
効果的に利用可能としたので、従来例の如く回動扉にス
ライドレールを埋設する必要が全くなくなり、簡潔な構
成にて物の出入にも至便なオーバヘッドキャビネットを
提供することが可能となった。そして請求項ないし請
求項では、上記請求項の構成に適切な構成を付加す
ることで、圧縮スプリングのみでなくダンパー構成によ
り、特に閉扉を緩除に行い得るようにしたり、また開動
扉の開動載置状態となる以前に圧縮スプリングによる弾
力の影響を遮断してしまい、開扉の完成を手動だけで行
うようにしたり、また閉扉の初動操作時に圧縮スプリン
グの弾力なしに小さな力で操作できるようにすることで
使い勝手をよくするといった効果をも期待することが可
能となる。
【0045】 そして請求項にあっては、天板として天
板用基端ヒンジにて上下に回動自在な回動天板を用い、
この回動天板に回動扉を枢支すると共に、前同開閉用ダ
ンパー金具を側板内壁における背板よりに取着するよう
にしたので、これまでのように開動載置状態にあって折
畳重積の状態ではなく、回動天板と回動扉とが天端開口
部から鋭角状態で突出されることとなるから、この場合
にもスライドレールなしに、しかも天端開口部の開成に
より、一層物品の出入操作を容易にすることが可能とな
る。そして請求項ないし請求項10の効果について
は、請求項に対して、これまた前説の請求項ないし
請求項と同様の効果が夫々付加されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の請求項1に係る回動扉をもったオーバー
ヘッドキャビネットを示し、(A)はその閉扉状態の縦
断側面略示図で、(B)は開扉完了状態の縦断側面略示
図である。
【図2】同上オーバーヘッドキャビネットの開扉初期状
態を示した縦断側面略示図である。
【図3】同上オーバーヘッドキャビネットの開扉後期状
態を示した縦断側面略示図である。
【図4】 本願の請求項に係る回動扉をもったオーバー
ヘッドキャビネットを示し、(A)はその閉扉状態の縦
断側面略示図で、(B)は開扉完了状態の縦断側面略示
図である。
【図5】 同上オーバーヘッドキャビネットを示し、
(A)はその開扉初期状態、(B)は開扉後期状態の縦
断側面略示図である。
【図6】 本願の請求項に係るオーバーヘッドキャビネ
ットを示し、(A)はその閉扉状態の縦断側面略示図
で、(B)は開扉完了状態の縦断側面略示図である。
【図7】 同上オーバーヘッドキャビネットの開扉初期状
態を示した縦断側面略示図である。
【図8】 同上オーバーヘッドキャビネットの開扉後期状
態を示した縦断側面略示図である。
【図9】 本願の請求項に係るオーバーヘッドキャビネ
ットを示し、(A)はその閉扉状態の縦断側面略示図
で、(B)は開扉初期状態を示す縦断側面略示図であ
る。
【図10】 同上オーバーヘッドキャビネットにあって、
(A)はその開扉後期状態を示す縦断側面略示図で、
(B)は開扉完了状態の縦断側面略示図である。
【図11】 従来の回動扉をもったオーバーヘッドキャビ
ネットの閉扉状態を示した一部切欠の縦断側面図であ
る。
【図12】 同上オーバーヘッドキャビネットの開扉後期
状態を示す一部切欠の縦断側面略示図である。
【図13】 同上オーバーヘッドキャビネットの開扉完了
状態を示した一部切欠の縦断側面図である。
【図14】 上記従来例に係る開閉用ダンパー金具で、本
発明でも用いられる当該部材の分解斜視説明図である。
【符号の説明】
2 取着ケース 3 圧縮スプリング 4 スプリング保持走行体 4g 溝 5 リンクアーム 5a 軸ピン 5b 連枢軸ピン 6 回動アーム 6a アーム軸 6b 回動基部 6c アーム部 6d 扉開閉用ピン 8 ダンパー機構 8a 回動軸 10 扉取付体 10A 箱状固設部 10B 開口箇所 10a 回動扉 10b 底板 10c 側板 10d 背板 10e 天板 10f 奥側固設天板 10g 天板用ヒンジ 10h 扉側可動天板 10i 開口部 10j 前端縁 10k 扉用ヒンジ 10m 側板内壁 10v 回動天板 10w 天板用基端ヒンジ 10x 天端開口部 10y 回動前端縁 A 開閉用ダンパー金具 B 開閉用腕金具 B1 取着部 B3 回動アーム B4 自由端部 B5 扉開閉ピン P 枢着点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05D 15/24 - 15/46 H05K 5/03 A47B 1/03 B65D 6/18

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動扉が枢着の扉取付体と、これに固設
    の開閉用腕金具とからなり、当該扉取付体は底板と側板
    と背板そして天板とを具備していると共に、上記の天板
    は奥側固設天板と、これに天板用ヒンジを介して上下方
    向へ開閉動自在な扉側可動天板とからなり、当該扉側可
    動天板における扉取付体の開口部側である前端縁にあっ
    て、前記の回動扉が扉用ヒンジにより開閉動自在なるよ
    う閉成吊下され、前記の開閉用腕金具は、扉取付体の側
    板内壁に固定される取着部と、これに回動自在なるよう
    軸装の回動アームとからなり、当該回動アームの自由端
    部を前記の回動扉に扉開閉ピンにより枢着することで、
    閉成状態にある回動扉の開動操作によって、奥側固設天
    板上に順次扉側可動天板と回動扉とが、前記の天板用ヒ
    ンジと扉用ヒンジとによる折曲により重積されて開動載
    置状態となるようにしたことを特徴とする回動扉をもっ
    たオーバーヘッドキャビネット。
  2. 【請求項2】 回動扉が枢着の扉取付体と、これに固設
    の開閉用腕金具とからなり、当該扉取付体は底板と側板
    と背板そして当該背板または側板に天板用基端ヒンジに
    より枢着されて、扉取付体の天端開口部を閉成自在とし
    た回動天板とを具備していると共に、当該回動天板にお
    ける扉取付体の開口部側である回動前端縁にあって、前
    記の回動扉が扉用ヒンジにより開閉自在なるよう閉成吊
    下され、前記の開閉用腕金具は、扉取付体の背板寄りに
    あって側板内壁に固設される取着部と、これに回動自在
    なるよう軸装の回動アームとからなり、当該回動アーム
    の自由端部を前記の回動扉における下側に扉開閉ピン
    により枢着することで、閉成状態にある回動扉の開動操
    作によって、扉取付体の天端開口部から背板寄りにあっ
    て、回天板と、これに前記扉用ヒンジによる折曲によ
    り先鋭に転送された回動扉とが、上向きに突出される開
    動停止状態となるようにしたことを特徴とする回動扉を
    もったオーバーヘッドキャビネット。
  3. 【請求項3】 回動扉が枢着の扉取付体と、これに固設
    の開閉用ダンパー金具とからなり、当該扉取付体は底板
    と側板と背板そして天板とを具備していると共に、上記
    の天板は奥側固設天板と、これに天板用ヒンジを介して
    上下方向へ開閉動自在な扉側可動天板とからなり、当該
    扉側可動天板における扉取付体の開口部側である前端縁
    にあって、前記の回動扉が扉用ヒンジにより開閉動自在
    なるよう閉成吊下され、前記の開閉用ダンパー金具は、
    扉取付体の側板内壁に固定された取着ケースと、これに
    摺動自在にして圧縮スプリングにより付勢状態で収納さ
    れているスプリング保持走行体と、このスプリング保持
    走行体に軸ピンにより回動自在なるよう一端部が枢着さ
    れているリンクアームと、前記の取着ケースにアーム軸
    により回動自在であり、かつ、当該アーム軸の周辺にあ
    って、連枢軸ピンにより上記リンクアームの他端部が枢
    着されている回動基部および当該回動基部から延出され
    て先端部が、回動扉に扉開閉用ピンにて枢着されたアー
    ム部とからなる回動アームとを具備し、上記連枢軸ピン
    によるリンクアームと回動アームの回動基部との枢着点
    位置が、閉成状態にある回動扉の開動操作によって、奥
    側固設天板上に順次扉側可動天板と回動扉とが、前記天
    板用ヒンジと扉用ヒンジとによる折曲により重積されて
    開動載置状態となる間にあって、当該開動操作が圧縮ス
    プリングの復元力により助勢されて開動転移するよう選
    定されていることを特徴とする回動扉をもったオーバー
    ヘッドキャビネット。
  4. 【請求項4】 回動扉が枢着の扉取付体と、これに固設
    の開閉用ダンパー金具とからなり、当該扉取付体は底板
    と側板と背板そして天板とを具備していると共に、上記
    の天板は奥側固設天板と、これに天板用ヒンジを介して
    上下方向へ開閉動自在な扉側可動天板とからなり、当該
    扉側可動天板における扉取付体の開口部側である前端縁
    にあって、前記の回動扉が扉用ヒンジにより開閉動自在
    なるよう閉成吊下され、前記の開閉用ダンパー金具は、
    扉取付体の側板内壁に固定された取着ケースと、これに
    摺動自在にして圧縮スプリングにより付勢状態で収納さ
    れているスプリング保持走行体と、このスプリング保持
    走行体に軸ピンにより回動自在なるよう一端部が枢着さ
    れているリンクアームと、前記の取着ケースにアーム軸
    により回動自在であり、かつ、当該アーム軸の周辺にあ
    って、連枢軸ピンにより上記リンクアームの他端部が枢
    着されている回動基部および当該回動基部から延出され
    て先端部が、回動扉に扉開閉用ピンにて枢着されたアー
    ム部とからなる回動アームとを具備し、上記連枢軸ピン
    によるリンクアームと回動アームの回動基部との枢着点
    位置が、閉成状態にある回動扉の開動操作によって、奥
    側固設天板上に順次扉側可動天板と回動扉とが、前記天
    板用ヒンジと扉用ヒンジとによる折曲により重積されて
    開動載置状態となる間にあって、当該開動操作が圧縮ス
    プリングの復元力により助勢されて開動転移するよう選
    定され、前記アーム軸は、取着ケースに設けられて回動
    扉の閉方向または開閉各方向へ粘性流体による制動力を
    もったダンパー機構の回動軸に連結されていることを特
    徴とする回動扉をもったオーバーヘッドキャビネット。
  5. 【請求項5】 回動扉が枢着の扉取付体と、これに固設
    の開閉用ダンパー金具とからなり、当該扉取付体は底板
    と側板と背板そして天板とを具備していると共に、上記
    の天板は奥側固設天板と、これに天板用ヒンジを介して
    上下方向へ開閉動自在な扉側可動天板とからなり、当該
    扉側可動天板における扉取付体の開口部側である前端縁
    にあって、前記の回動扉が扉用ヒンジにより開閉動自在
    なるよう閉成吊下され、前記の開閉用ダンパー金具は、
    扉取付体の側板内壁に固定された取着ケースと、これに
    所定限度を規制されて摺動自在であり、圧縮スプリング
    により付勢状態で収納されているスプリング保持走行体
    と、このスプリング保持走行体に軸ピンにより回動自在
    なるよう一端部が枢着されているリンクアームと、前記
    の取着ケースにアーム軸により回動自在であり、かつ、
    当該アーム軸の周辺にあって、連枢軸ピンにより上記リ
    ンクアームの他端部が枢着されている回動基部および当
    該回動基部から延出されて先端部が、回動扉に扉開閉用
    ピンにて枢着されたアーム部とからなる回動アームとを
    具備し、上記連枢軸ピンによるリンクアームと回動アー
    ムの回動基部との枢着点位置が、閉成状態にある回動扉
    の開動操作によって、奥側固設天板上に順次扉側可動天
    板と回動扉とが、前記天板用ヒンジと扉用ヒンジとによ
    る折曲により重積されて開動載置状態となる間にあっ
    て、その前期状態では、当該開動操作が圧縮スプリング
    の復元力により助勢されて回動転移するよう選定され、
    後期状態では、前記の圧縮スプリングが取着ケースによ
    り前記所定限度に規制されて、上記圧縮スプリングの復
    元力による開動操作への助勢が消去され、前記の軸ピン
    がそれまでの枢着点位置から、所要長だけ前記スプリン
    グ保持走行体の溝によって遊動することにより、回動扉
    の開動操作が許容されるようにしたことを特徴とする回
    動扉をもったオーバーヘッドキャビネット。
  6. 【請求項6】 回動扉が枢着の扉取付体と、これに固設
    の開閉用ダンパー金具とからなり、当該扉取付体は底板
    と側板と背板そして天板とを具備していると共に、上記
    の天板は奥側固設天板と、これに天板用ヒンジを介して
    上下方向へ開閉動自在な扉側可動天板とからなり、当該
    扉側可動天板における扉取付体の開口部側である前端縁
    にあって、前記の回動扉が扉用ヒンジにより開閉動自在
    なるよう閉成吊下され、前記の開閉用ダンパー金具は、
    扉取付体の側板内壁に固定された取着ケースと、これに
    所定限度を規制されて摺動自在であり、圧縮スプリング
    により付勢状態で収納されているスプリング保持走行体
    と、このスプリング保持走行体に軸ピンにより回動自在
    なるよう一端部が枢着されているリンクアームと、前記
    の取着ケースにアーム軸により回動自在であり、かつ、
    当該アーム軸の周辺にあって、連枢軸ピンにより上記リ
    ンクアームの他端部が枢着されている回動基部および当
    該回動基部から延出されて先端部が、回動扉に扉開閉用
    ピンにて枢着されたアーム部とからなる回動アームとを
    具備し、上記連枢軸ピンによるリンクアームと回動アー
    ムの回動基部との枢着点位置が、閉成状態にある回動扉
    の開動操作によって、奥側固設天板上に順次扉側可動天
    板と回動扉とが、前記天板用ヒンジにと扉用ヒンジとに
    よる折曲により重積されて開動載置状態となる間にあっ
    て、その前期状態では、当該開動操作が圧縮スプリング
    の復元力により助勢されて回動転移するよう選定され、
    後期状態では、前記の圧縮スプリングが取着ケースによ
    り前記所定限度に規制されて、上記圧縮スプリングの復
    元力による開動操作への助勢が消去され、前記のピンが
    それまでの枢着点位置から、所要長だけ前記スプリング
    保持走行体の溝により遊動して、回動扉の開動操作が許
    容され、前記アーム軸は、取着ケースに設けられて回動
    扉の閉方向または開閉各方向へ粘性流体による制動力を
    もったダンパー機構の回動軸に連結されていることを特
    徴とする回動扉をもったオーバーヘッドキャビネット。
  7. 【請求項7】 回動扉が枢着の扉取付体と、これに固設
    の開閉用ダンパー金具とからなり、当該扉取付体は底板
    と側板と背板そして当該背板または側板に天板用基端ヒ
    ンジにより枢着されて、扉取付体の天端開口部を閉成自
    在とした回動天板とを具備していると共に、当該回動天
    板における扉取付体の開口部側である回動前端縁にあっ
    て、前記の回動扉が扉用ヒンジにより開閉動自在なるよ
    う閉成吊下され、前記の開閉用ダンパー金具は、扉取付
    体の背板寄りにあって側板内壁に固定された取着ケース
    と、これに摺動自在にして圧縮スプリングにより付勢状
    態で収納されているスプリング保持走行体と、このスプ
    リング保持走行体に軸ピンにより回動自在なるよう一端
    部が枢着されているリンクアームと、前記の取着ケース
    にアーム軸により回動自在であり、かつ、当該アーム軸
    の周辺にあって、連枢軸ピンにより上記リンクアームの
    他端部が枢着されている回動基部および当該回動基部か
    ら延出されて先端部が、回動扉に扉開閉用ピンにて枢着
    されたアーム部とからなる回動アームとを具備し、上記
    連枢軸ピンによるリンクアームと回動アームの回動基部
    との枢着点位置が、閉成状態にある回動扉の開動操作に
    よって、扉取付体の天端開口部から背板寄りにあって、
    回動天板と、これに前記扉用ヒンジとによる折曲により
    先鋭に添装された回動扉とが、上向きに突出される開動
    停止状態となる間にあって、当該開動操作が圧縮スプリ
    ングの復元力により助勢されて回動転移するよう選定さ
    れていることを特徴とする回動扉をもったオーバーヘッ
    ドキャビネット。
  8. 【請求項8】 回動扉が枢着の扉取付体と、これに固設
    の開閉用ダンパー金具とからなり、当該扉取付体は底板
    と側板と背板そして当該背板または側板に天板用基端ヒ
    ンジにより枢着されて、扉取付体の天端開口部を閉成自
    在とした回動天板とを具備していると共に、当該回動天
    板における扉取付体の開口部側である回動前端縁にあっ
    て、前記の回動扉が扉用ヒンジにより開閉動自在なるよ
    う閉成吊下され、前記の開閉用ダンパー金具は、扉取付
    体の背板寄りにあって側板内壁に固定された取着ケース
    と、これに摺動自在にして圧縮スプリングにより付勢状
    態で収納されているスプリング保持走行体と、このスプ
    リング保持走行体に軸ピンにより回動自在なるよう一端
    部が枢着されているリンクアームと、前記の取着ケース
    にアーム軸により回動自在であり、かつ、当該アーム軸
    の周辺にあって、連枢軸ピンにより上記リンクアームの
    他端部が枢着されている回動基部および当該回動基部か
    ら延出されて先端部が、回動扉に扉開閉用ピンにて枢着
    されたアーム部とからなる回動アームとを具備し、上記
    連枢軸ピンによるリンクアームと回動アームの回動基部
    との枢着点位置が、閉成状態にある回動扉の開動操作に
    よって、扉取付体の天端開口部から背板寄りにあって、
    回動天板と、これに前記扉用ヒンジとによる折曲により
    先鋭に添装された回動扉とが、上向きに突出される開動
    停止状態となる間にあって、当該開動操作が圧縮スプリ
    ングの復元力により助勢されて回動転移するよう選定さ
    れ前記アーム軸は、取着ケースに設けられて回動扉の閉
    方向または開閉各方向へ粘性流体による制動力をもった
    ダンパー機構の回動軸に連結されていることを特徴とす
    る回動扉をもったオーバーヘッドキャビネット。
  9. 【請求項9】 回動扉が枢着の扉取付体と、これに固設
    の開閉用ダンパー金具とからなり、当該扉取付体は底板
    と側板と背板そして当該背板または側板に天板基端用ヒ
    ンジにより枢着されて、扉取付体の天端開口部を閉成自
    在とした回動天板とを具備していると共に、当該回動天
    板における扉取付体の開口部側である回動前端縁にあっ
    て、前記の回動扉が扉用ヒンジにより開閉動自在なるよ
    う閉成吊下され、前記の開閉用ダンパー金具は、扉取付
    体の背板寄りにあって側板内壁に固定された取着ケース
    と、所定限度を規制されて摺動自在であり、圧縮スプリ
    ングにより付勢状態で収納されているスプリング保持走
    行体と、このスプリング保持走行体に軸ピンにより回動
    自在なるよう一端部が枢着されているリンクアームと、
    前記の取着ケースにアーム軸により回動自在であり、か
    つ、当該アーム軸の周辺にあって、連枢軸ピンにより上
    記リンクアームの他端部が枢着されている回動基部およ
    び当該回動基部から延出されて先端部が、回動扉に扉開
    閉用ピンにて枢着されたアーム部とからなる回動アーム
    とを具備し、上記連枢軸ピンによるリンクアームと回動
    アームの回動基部との枢着点位置が、閉成状態にある回
    動扉の開動操作によって、扉取付体の天端開口部から背
    板寄りにあって、回動天板と、これに前記扉用ヒンジと
    による折曲により先鋭に添装された回動扉とが、上向き
    に突出される開動載置状態となる間にあって、その前期
    状態では、当該開動操作が圧縮スプリングの復元力によ
    り助勢されて回動転移するよう選定され、後期状態で
    は、前記の圧縮スプリングが取着ケースにより前記所定
    限度に規制されて、上記圧縮スプリングの復元力による
    開動操作への助勢が消去され、前記の軸ピンがそれまで
    の枢着位置から、所要長だけ前記スプリング保持走行体
    の溝により遊動することにより、回動扉の開動操作が許
    容されるようにしたことを特徴とする回動扉をもったオ
    ーバーヘッドキャビネット。
  10. 【請求項10】 回動扉が枢着の扉取付体と、これに固
    設の開閉用ダンパー金具とからなり、当該扉取付体は底
    板と側板と背板そして当該背板または側板に天板用基端
    ヒンジにより枢着されて、扉取付体の天端開口部を閉成
    自在とした回動天板とを具備していると共に、当該回動
    天板における扉取付体の開口部側である回動前端縁にあ
    って、前記の回動扉が扉用ヒンジにより開閉動自在なる
    よう閉成吊下され、前記の開閉用ダンパー金具は、扉取
    付体の背板寄りにあって側板内壁に固定された取着ケー
    スと、所定限度を規制されて摺動自在であり、圧縮スプ
    リングにより付勢状態で収納されているスプリング保持
    走行体と、このスプリング保持走行体に軸ピンにより回
    動自在なるよう一端部が枢着されているリンクアーム
    と、前記の取着ケースにアーム軸により回動自在であ
    り、かつ、当該アーム軸の周辺にあって、連枢軸ピンに
    より上記リンクアームの他端部が枢着されている回動基
    部および当該回動基部から延出されて先端部が、回動扉
    に扉開閉用ピンにて枢着されたアーム部とからなる回動
    アームとを具備し、上記連枢軸ピンによるリンクアーム
    と回動アームの回動基部との枢着点位置が、閉成状態に
    ある回動扉の開動操作によって、扉取付体の天端開口部
    から背板寄りにあって、回動天板と、これに前記扉用ヒ
    ンジとによる折曲により先鋭に添装された回動扉とが、
    上向きに突出される開動停止状態となる間にあって、そ
    の前記状態では、当該開動操作が圧縮スプリングの復元
    力により助勢されて回動転移するよう選定され、後期状
    態では、前記の圧縮スプリングが取着ケースにより前記
    所定限度に規制されて、上記圧縮スプリングの復元力に
    よる開動操作への助勢が消去され、前記のピンがそれま
    での枢着位置から、所要長だけ前記スプリング保持走行
    体の溝により遊動することにより、回動扉の開動操作が
    許容され、前記アーム軸は、取着ケースに設けられて回
    動扉の閉方向または開閉各方向へ粘性流体による制動力
    をもったダンパー機構の回動軸に連結されていることを
    特徴とする回動扉をもったオーバーヘッドキャビネッ
    ト。
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