JP3338513B2 - ディスク駆動装置 - Google Patents

ディスク駆動装置

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JP3338513B2 JP14275793A JP14275793A JP3338513B2 JP 3338513 B2 JP3338513 B2 JP 3338513B2 JP 14275793 A JP14275793 A JP 14275793A JP 14275793 A JP14275793 A JP 14275793A JP 3338513 B2 JP3338513 B2 JP 3338513B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスク駆動装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、動圧流体軸受部を備えたディスク
駆動装置としては、図5に示すものがあった。
【0003】このディスク駆動装置は、トップカバーa
とベースプレートbに固定された固定軸cと、記録ディ
スクdが装着されるハブeと、を備えており、固定軸c
にハブeのボス部fが回転可能に外嵌される。
【0004】固定軸cの先端側には、円環状スラストプ
レートgが固着されており、ハブeの先端側に形成され
た凹部hにスラストプレートgが内装され、凹部hはス
ラストカバーiにて施蓋される。
【0005】スラストプレートgの両端面には夫々動圧
発生溝が形成されると共に、凹部h内には油等の動圧発
生用の流体が充填され、これにより、ハブeを軸心方向
所定位置に保持する動圧流体スラスト軸受部j,jが形
成される。
【0006】また、固定軸cの外周面、又はボス部fの
内周面にも複数本の動圧発生溝k…が形成され、ハブe
のボス部fと固定軸cの間に動圧発生用の流体が充填さ
れ、これにより、ハブeを回転自在に枢支する動圧流体
ラジアル軸受部m,mが形成される。
【0007】なお、ハブeの内側には、環状に設けられ
たロータマグネットpが固着される。そしてこのロータ
マグネットpに対向して、ベースプレートbにはステー
タnが配設されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のデ
ィスク駆動装置では、軸心方向への動圧を発生させるた
めのスラストプレートgやスラストカバーiが必要であ
った。従って、駆動装置全体の軸方向寸法が大きくな
り、しかも、構造が複雑化し、部品点数が増加するた
め、加工・組立の工数及びコストが高くなる問題があっ
た。
【0009】また、ディスク駆動装置が小型(例えばデ
ィスク径が1.8 インチ以下の装置)となると、ディスク
駆動装置に占めるスラストプレートgやスラストカバー
iの大きさが相対的に大きくなる。これにより、内装さ
れるロータマグネットp及びステータnによる磁気回路
部品の装着空間が狭くなって、所要の回転特性を得にく
くなる問題があった。
【0010】そこで、本発明は従来のこのような問題点
を解決して、構造が簡単で部品点数・部品加工が少なく
てすみ、薄型化が図れるディスク駆動装置を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、トップカバーに固定軸の先端部を固着すると共に、
該トップカバーと平行なベースプレートに該固定軸の基
端部を固着し、かつ、円筒ボス部を有するハブの該円筒
ボス部を、該固定軸に回転可能に外嵌し、該円筒ボス部
の先端面を微小間隙をもって上記トップカバーに直接又
は間接に対面させて、第1動圧流体スラスト軸受部を形
成すると共に、該円筒ボス部の基端面を微小間隙をもっ
て上記ベースプレートに直接又は間接に対面させて、第
2動圧流体スラスト軸受部を形成したものである。
【0012】
【作用】円筒ボス部の先端面をトップカバーに直接又は
間接に対面させて、第1動圧流体スラスト軸受部を形成
し、かつ、円筒ボス部の基端面をベースプレートに直接
又は間接に対面させて、第2動圧流体スラスト軸受部を
形成して、トップカバーやベースプレート等を第1・第
2動圧流体スラスト軸受部の一部として利用しているの
で、従来必要であったスラストプレートやスラストカバ
ーを省略できる。
【0013】従って、装置全体の軸方向寸法を小さくで
き、しかも、形状・構成が簡略化され、部品点数が少な
くなる。また、駆動装置を小型化しても、磁気回路の空
間を十分とれるので、特性が損なわれない。
【0014】
【実施例】以下実施例を示す図面に基づいて本発明を詳
説する。
【0015】図1は本発明に係るディスク駆動装置のモ
ータ部を中心に示しており、このディスク駆動装置は、
樹脂製のトップカバー1と、トップカバー1と平行に配
設された金属製ベースプレート2と、トップカバー1と
ベースプレート2に直交状に固定された固定軸3と、円
筒ボス部4を有するハブ5と、ベースプレート2に配設
されたステータ6と、円環平板状のロータマグネット7
と、を備えている。
【0016】金属製ベースプレート2は、ディスク駆動
装置における底部のみならず、図示省略の側壁も含めた
箱体状として一体に塑性加工され形成されている。そし
て樹脂製のトップカバー1により駆動装置の内部が閉塞
される。
【0017】しかして、固定軸3の(同図の上方側の)
先端部はビス8等によりトップカバー1に固着され、固
定軸3の(同図の下方側の)基端部はベースプレート2
に溶接あるいはカシメ等により固着される。この固定軸
3に、ハブ5の円筒ボス部4が回転可能に外嵌される。
【0018】また、円筒ボス部4には、外径方向に突出
する円盤状受け部9が一体形成される。このように、ハ
ブ5は円筒ボス部4と受け部9からなる。
【0019】この受け部9の先端面9aに保持されると
共に、円筒ボス部4の先端側外周面により同軸状に位置
決めされ、記録ディスク10,10及びスペーサ11が装着さ
れる。図例では、ポリアミド、ゴム又は金属等からなる
クランプ部材12にて記録ディスク10,10が固定されてい
るが、溶接や圧入にて固定するも自由である。
【0020】受け部9の基端面9bには、ステータ6に
対応してロータマグネット7が固着され、ステータ6の
先端面6aとロータマグネット7の基端面7aは微小間
隙をもって対面する。
【0021】ステータ6は、空芯でもって巻設したコイ
ルからなり、ベースプレート2の内面13に、所要の磁極
数分のコイルが所定間隔をおいて環状に配設され、接着
等により固定される。
【0022】ベースプレート2の内面13側には、絶縁層
を介して図示省略のプリント回路基板が一体形成されて
おり、さらにその表面には絶縁層が設けられる。このプ
リント回路基板は、ステータ6のコイルと電気的に接続
される。
【0023】すなわち、ベースプレート2は金属を基部
としたプリント回路基板であり、従って駆動装置を構成
するハウジングと、電気配線板との両方を兼ね備えてい
る。このため、必要な配線作業が最小ですむと共に、部
品構成が簡略化されて、省スペース化がはかれ、駆動装
置の薄型化がはかれる。なお、ベースプレート2に磁性
体の鋼鉄板を用いることにより、ロータマグネット7か
らステータ6へ透過される磁束を実質的に増加させ、モ
ータの駆動特性の向上をはかっている。
【0024】また、トップカバー1の内面14には、ハブ
5の円筒ボス部4の先端面15に対応して、円環平板状の
リング体16が固着され、リング体16のボス部対応面17
と、先端面15は微小間隙をもって対面する。リング体16
は、耐摩耗性を有するテトラフルオロエチレン系やポリ
アミド系の合成樹脂、又は銅系の金属から成る。トップ
カバー1に樹脂を用いていることにより、リング体16と
同材質にて一体成形を行え、あるいは、リング体16をイ
ンサート成形する等が可能となる。
【0025】そして、円筒ボス部4の先端面15をトップ
カバー1にリング体16を介して間接に対面させて、第1
動圧流体スラスト軸受部18を形成すると共に、円筒ボス
部4の基端面19を微小間隙をもってベースプレート2に
直接に対面させて、第2動圧流体スラスト軸受部21を形
成する。
【0026】また、ハブ5は、一対の動圧流体ラジアル
軸受部22,22にて、固定軸3に回転自在に枢支され、ベ
ースプレート2のプリント回路基板を介して流れる制御
電流によって、ハブ5が所定方向に回転する。
【0027】ハブ5が回転すると、第1・第2動圧流体
スラスト軸受部18,21にて発生する動圧により、ハブ5
が軸心方向所定位置に位置決めされる。
【0028】しかして、図1と図2に示すように、第1
動圧流体スラスト軸受部18は、リング体16のボス部対応
面17と円筒ボス部4の先端面15との間に充填された(図
示省略の)油等の動圧発生用流体と、円筒ボス部4の先
端面15に形成された複数本の動圧発生溝23…と、からな
る。
【0029】なお、リング体16がトップカバー1に設け
られているのは、ハブ5が回転停止時あるいは起動時に
おいて、軸心方向に何らかの力が作用し、円筒ボス部4
がトップカバー1側に接触しても、樹脂製のトップカバ
ー1に損傷を与えないようにするためである。そのため
にリング体は前述のとおり耐摩耗性材料が用いられてい
るものである。
【0030】またリング体16は、ハブ5を軸心方向に位
置決めする調整用スペーサとしても機能し、併せて、寸
法の異なる別の円筒ボス部を有したハブを用いる際にも
有効である。従って、本実施例では示していないが、次
に説明する第2動圧液体スラスト軸受部21側にも、同様
のリング体を設けることも可能である。すなわち、具体
的には、リング体をベースプレート2の内面13に固着す
る。
【0031】さらに、第2動圧流体スラスト軸受部21
は、ベースプレート2の内面13のボス部対応面20と円筒
ボス部4の基端面19との間に充填された(図示省略の)
油等の動圧発生用流体と、円筒ボス部4の基端面19に形
成された複数本の動圧発生溝24…と、からなる。
【0032】なお、第2動圧流体スラスト軸受部21にお
いては、ハブ5の回転停止時に、円筒ボス部4の基端面
19がベースプレート2の内面13に接触している。このた
めハブ5の回転起動時の接触損失を低減するために、基
端面19の中心部側(固定軸3側)には、環状突部40が設
けられている。また、ハブ5が回転停止して、環状突部
40がベースプレート2の内面13に接触している状態にお
いて、隙間41に動圧発生用流体である油が毛管現象によ
り保持されて貯留される。
【0033】この動圧発生溝23…,24…は、ハブ5の回
転によって動圧発生用流体である油が内径方向へ流れる
ようなスパイラル形状に、配設するのが好ましいが、ヘ
リングボーン状の溝であっても構わない。
【0034】なお、動圧発生溝23…は、円筒ボス部4の
先端面15でなく、リング体16のボス部対応面17に形成し
てもよい。
【0035】同様に、動圧発生溝24…も、円筒ボス部4
の基端面19でなく、ベースプレート2のボス部対応面20
に形成してもよく、この場合、ベースプレート2のボス
部対応面20の地肌(絶縁層を除去した金属露出部)に、
エッチング加工やプレス加工により動圧発生溝を形成す
る(図示省略)。特に本実施例では、ベースプレート2
は、金属を基部としたプリント回路基板であるため、所
要のプリント導電パターンの形成の際に、エッチング加
工により、容易に動圧発生溝を設けることができる。
【0036】次に、動圧流体ラジアル軸受部22は、ハブ
5の円筒ボス部4の内周面と固定軸3の外周面との間に
充填された(図示省略の)油等の動圧発生用流体と、固
定軸3の外周面に形成された複数本の動圧発生溝25…
と、からなる。
【0037】この動圧流体ラジアル軸受部22の動圧発生
溝25…は、ハブ5の回転によって動圧発生用流体である
油が軸心方向内方へ流れるようなスパイラル形状に、配
設するのが好ましい。
【0038】このようにすれば、動圧流体ラジアル軸受
部22,22と第1・第2動圧流体スラスト軸受部18,21
は、ポンプインとなって、自己シール機能を有し、シン
プルな設計にて良好な圧力バランスを得ることができ
る。もちろん、動圧流体ラジアル軸受部22,22と第1・
第2動圧流体スラスト軸受部18,21をポンプイン以外の
構成にするも自由である。
【0039】なお、動圧発生溝25…は、固定軸3の外周
面でなく、円筒ボス部4の内周面に形成してもよい。
【0040】ところで、本実施例では、動圧発生流体に
油を用いており、これら、第1,第2動圧流体スラスト
軸受部18, 21及び動圧流体ラジアル軸受部22, 22に内在
される油が、漏れ出る恐れがある。このため、トップカ
バー1の内面14、そしてベースプレート2の内面13にお
ける、それぞれの軸受対応部には、はつ油剤が塗布して
ある。特に、第2動圧流体スラスト軸受部21には、円筒
ボス部4の環状突部40による隙間41に油が貯留されるた
め、油の漏出が防止されることに、相まってより効果が
高められる。さらに、図示しないが上記はつ油剤塗布部
に、環状壁部を設ける等もよい。
【0041】また、図1の実施例は、磁気回路を構成す
るステータ6とロータマグネット7が軸心方向で対面す
るアキシャルギャップ型であるから、部品加工及び組立
が容易となる利点がある。
【0042】次に、図3は他の実施例であって、ステー
タ6とロータマグネット7が径方向で対面するラジアル
ギャップ型で、かつ、アウターロータタイプのものを示
している。
【0043】この場合、固定軸3は、その基端部にフラ
ンジ部26を一体に有しており、該フランジ部26がカシメ
Rによりベースプレート2に固定され、固定軸3の先端
部はトップカバー1に固着される。
【0044】また、フランジ部26の外周縁にはステータ
6が固着される。このステータ6は、ステータコア27
と、ステータコア27に巻設されたコイル28とからなる。
【0045】ハブ5は、固定軸3に回転可能に外嵌され
る円筒ボス部4と、記録ディスク10を受ける円盤状受け
部29と、内周面にロータマグネット7が固着される周壁
部30とからなり、ロータマグネット7の内周面は、ステ
ータコア27の外周面と微小間隙をもって対面する。
【0046】そして、ハブ5は、前実施例と同様構成の
一対の動圧流体ラジアル軸受部22,22にて、固定軸3に
回転自在に枢支される。
【0047】また、ハブ5の円筒ボス部4の基端面19
と、該基端面19に対応するフランジ部26のボス部対応面
31とは、微小間隙をもって対面する。
【0048】そして、円筒ボス部4の基端面19をベース
プレート2にフランジ部26を介して間接に対面させて、
第2動圧流体スラスト軸受部21を形成すると共に、円筒
ボス部4の先端面15を微小間隙をもってトップカバー1
に直接に対面させて、第1動圧流体スラスト軸受部18を
形成する。
【0049】この第1動圧流体スラスト軸受部18は、ト
ップカバー1の内面14のボス部対応面32と円筒ボス部4
の先端面15との間に充填された(図示省略の)油等の動
圧発生用流体と、円筒ボス部4の先端面15に形成された
(図2と同様の)複数本の動圧発生溝と、からなる。
【0050】さらに、第2動圧流体スラスト軸受部21
は、フランジ部26のボス部対応面31と円筒ボス部4の基
端面19との間に充填された(図示省略の)油等の動圧発
生用流体と、円筒ボス部4の基端面19に形成された(図
2と同様の)複数本の動圧発生溝と、からなる。
【0051】なお、第1動圧流体スラスト軸受部18の動
圧発生溝は、円筒ボス部4の先端面15でなく、トップカ
バー1のボス部対応面32に形成してもよい。
【0052】同様に、第2動圧流体スラスト軸受部21の
動圧発生溝も、円筒ボス部4の基端面19でなく、フラン
ジ部26のボス部対応面31に形成してもよく、この場合、
カシメRと同時にプレス加工により動圧発生溝を形成す
る。
【0053】次に、図4は別の実施例であって、図1の
実施例をラジアルギャップ型でインナーロータタイプと
したものを示している。
【0054】この場合、ベースプレート2のモータ対応
部33を浅皿型に形成し、このモータ対応部33の内周面
に、ステータコア27にコイル28を巻設してなるステータ
6が、固着される。
【0055】さらに、ハブ5の円筒ボス部4の基端側外
周面には、ロータマグネット7が固着され、ロータマグ
ネット7の内周面は、ステータコア27の内周面と微小間
隙をもって対面する。
【0056】また、ハブ5の円筒ボス部4の先端面15
と、トップカバー1の内面14のボス部対応面34とは、微
小間隙をもって対面する。
【0057】そして、円筒ボス部4の先端面15をトップ
カバー1のボス部対応面34に直接に対面させて、第1動
圧流体スラスト軸受部18を形成すると共に、円筒ボス部
4の基端面19を微小間隙をもってベースプレート2に直
接に対面させて、第2動圧流体スラスト軸受部21を形成
する。
【0058】この第1動圧流体スラスト軸受部18は、ト
ップカバー1の内面14のボス部対応面34と円筒ボス部4
の先端面15との間に充填された(図示省略の)油等の動
圧発生用流体と、円筒ボス部4の先端面15に形成された
(図2と同様の)複数本の動圧発生溝と、からなる。
【0059】さらに、第2動圧流体スラスト軸受部21
は、ベースプレート2のモータ対応部33のボス部対応面
20と円筒ボス部4の基端面19との間に充填された(図示
省略の)油等の動圧発生用流体と、円筒ボス部4の基端
面19に形成された(図2と同様の)複数本の動圧発生溝
と、からなる。
【0060】なお、第1動圧流体スラスト軸受部18の動
圧発生溝は、円筒ボス部4の先端面15でなく、トップカ
バー1のボス部対応面34に形成してもよい。
【0061】同様に、第2動圧流体スラスト軸受部21の
動圧発生溝も、円筒ボス部4の基端面19でなく、ベース
プレート2のボス部対応面20に形成してもよく、この場
合、図1の実施例と同様にエッチング加工により動圧発
生溝を形成する。
【0062】上述以外の構成は、図1の実施例と同様で
あるので説明を省略する。
【0063】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されているの
で、次に記載するような著大な効果を奏する。
【0064】トップカバー1やベースプレート2等を、
第1・第2動圧流体スラスト軸受部18,21の一部として
利用しているので、従来のスラストカバーやスラストプ
レートが不要で、装置全体の軸方向寸法を小さくでき、
薄型化を図り得る。
【0065】しかも、形状・構成が簡単で、部品点数・
部品加工が少なくてすみ、組立も容易であるから、生産
コストを低減できる。
【0066】また、駆動装置を小型化しても、磁気回路
部品の装着空間を十分とれるので、所要の回転特性が損
なわれない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面正面図である。
【図2】動圧発生溝の平面図である。
【図3】他の実施例を示す断面正面図である。
【図4】別の実施例を示す断面正面図である。
【図5】従来例を示す断面正面図である。
【符号の説明】
1 トップカバー 2 ベースプレート 3 固定軸 4 円筒ボス部 5 ハブ 15 先端面 18 第1動圧流体スラスト軸受部 19 基端面 21 第2動圧流体スラスト軸受部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トップカバー1に固定軸3の先端部を固
    着すると共に、該トップカバー1と平行なベースプレー
    ト2に該固定軸3の基端部を固着し、かつ、円筒ボス部
    4を有するハブ5の該円筒ボス部4を、該固定軸3に回
    転可能に外嵌し、該円筒ボス部4の先端面15を微小間隙
    をもって上記トップカバー1に直接又は間接に対面させ
    て、第1動圧流体スラスト軸受部18を形成すると共に、
    該円筒ボス部4の基端面19を微小間隙をもって上記ベー
    スプレート2に直接又は間接に対面させて、第2動圧流
    体スラスト軸受部21を形成したことを特徴とするディス
    ク駆動装置。
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