JP3335549B2 - スクリーンへの映像投射方法と投射型ビデオプロジェクタ - Google Patents

スクリーンへの映像投射方法と投射型ビデオプロジェクタ

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JP3335549B2
JP3335549B2 JP08856497A JP8856497A JP3335549B2 JP 3335549 B2 JP3335549 B2 JP 3335549B2 JP 08856497 A JP08856497 A JP 08856497A JP 8856497 A JP8856497 A JP 8856497A JP 3335549 B2 JP3335549 B2 JP 3335549B2
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訓章 川本
宏 宮井
均 野田
淳 畑山
健志 小沢
高幸 木本
哲郎 塩田
博之 前野
貴子 倉本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は投射型ビデオプロジ
ェクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】投射型ビデオプロジェクタには、図30
の(a)に示すように筐体1の前面に設けたスクリーン
2にミラー3を介して背面から画像を投射する背面投射
型と、図30の(b)に示すように筐体4とは別に設け
たスクリーン5に向けて画像を投射する前面投射型とが
存在している。
【0003】背面投射型はその筐体1が大きいので据え
置き型として利用されており、これに対して前面投射型
は設置や運搬が容易であるため、一般家庭用のホームシ
アターとしての市場が期待されている。
【0004】従来の前面投射型ビデオプロジェクタの使
用形態は、図31に示すようにテーブル6の上に載置し
てスクリーン5に投射して使用されているのが現状であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、狭い室
内にテーブル6を設置しての利用形態では、テーブル6
のサイドに利用者が座ってスクリーン5を見ることにな
って、見にくく、狭い場所に座って見なければならない
と言う視聴感を利用者に与える問題がある。
【0006】そこでテーブル6を必要としない新しい前
面投射型ビデオプロジェクタとして図32に示すように
仰角を調節できる反射鏡7を筐体4の前部に設けて、こ
の筐体4を立てた姿勢でスクリーン5に投射したり、こ
の反射鏡付きの筐体4を図33に示すように壁面8の上
部に吊下げてスクリーン5に投射するような新しい構造
のものが考えられる。
【0007】しかし、図32や図33に示す使用形態を
実現できる前面投射型ビデオプロジェクタを製作しよう
とした場合には、反射鏡7としては大きなものが必要で
あって、筐体4の外形寸法が大きくなる問題がある。
【0008】さらに、図32,図33に示すように利用
形態において装置が視聴者より後方に位置する場合、装
置はスクリーンの略センターの高さであることが求めら
れる。このとき、装置からスクリーンに到達する光を遮
らない位置でしか鑑賞できない。装置が生活空間の中で
投射していないときには邪魔になる等の問題がある。
【0009】本発明は小さな反射鏡を使用して図32や
図33に示す形態で使用でき、筐体4の外形寸法を小型
化できる投射型ビデオプロジェクタ、投射画像の鑑賞時
に視聴者の鑑賞位置に規制を与えず、さらに投射しない
ときにも設置しておいて邪魔にならない投射型ビデオプ
ロジェクタを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の投射型ビデオプ
ロジェクタは、仰角可動ミラーを、光学系本体の光軸に
対して交差する方向に摺動自在に支持したことを特徴と
する。
【0011】また、ミラー投射を可能としながらもスク
リーンセンタと装置位置とをずらしたことを特徴とす
る。この本発明によると、小さな反射鏡を使用して前面
投射することができ、筐体の外形寸法を小型化できる。
また、投射しないときにも設置しておいて邪魔にならな
い投射型ビデオプロジェクタを実現できる。
【0012】
【発明の実施の形態】請求項1記載の投射型ビデオプロ
ジェクタは、映像信号を再生した画像を前面から投射
し、投射画像の上下方向を反転させる反転手段と、この
反転手段を介して投射する第1の状態と反転手段を介さ
ずに投射する第2の状態とに切り換える選択手段とを有
した光学系本体が組み込まれたビデオプロジェクタ本体
と、ビデオプロジェクタ本体に一体または着脱自在で前
記光学系本体から出射した光に作用しない位置あるいは
前記光学系本体から出射した光の方向を折り曲げる位置
に回動自在に取り付けられ、かつ光学系本体の光軸に対
して直交する方向に摺動自在に支持した仰角可動ミラー
とを備えたことを特徴とする。
【0013】この構成によると、仰角可動ミラーを光学
系本体の光軸に対して交差する方向に摺動させて調整し
た位置で前面に反射させることによって、小さな仰角可
動ミラーでも映像を投射できる。さらにこの構成による
と、壁面の上部に吊下げて前面のスクリーンに投射する
場合に、壁面側にビデオプロジェクタ本体の底面を向け
て取り付け、選択手段を第1の状態に切り換えて使用す
ることによって、正立像を前面のスクリーンに投射す
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】本発明の請求項2記載の投射型ビデオプロ
ジェクタは、請求項1において、ビデオプロジェクタ本
の内部には、放電電極の対向方向が重力方向と交差す
る方向になるように光源用の放電ランプを配設し、かつ
ビデオプロジェクタ本体の前面部に取り付けた投射レン
ズの光軸に対して放電ランプの光軸が直交するように光
路系を構成し、スクリーンに対向してビデオプロジェク
タ本体を配置した場合、スクリーンが設置されている室
内でスクリーンと対向する壁面の上部に投射レンズから
下向きに投射光が出射するように取り付けた場合、ある
いはスクリーンが設置されている室内の床面に投射レン
ズから上向きに投射光が出射するように配置してた場合
のいずれであっても放電電極の対向方向が重力方向と交
差する方向であることを特徴とする。
【0019】本発明の請求項3記載の請求項1記載の投
射型ビデオプロジェクタを用いたスクリーンへの映像投
射方法は、スクリーンに映像を投射するに際し、ビデオ
プロジェクタ本体の投射レンズから出射した投射光の光
路を、反射鏡によって前記スクリーンに向かう方向に折
り曲げて投射する際に、ビデオプロジェクタを、スクリ
ーンが設置されている室内でスクリーンと対向する壁面
の上部に投射レンズから下向きに投射光が出射するよう
に取り付けて、前記第1の状態と第2の状態を切り換え
て正規の映像をスクリーンに投射し、かつ前記仰角可動
ミラーの仰角および摺動方向を調整し最適な画角を得る
ことを特徴とする。
【0020】この構成によると、スクリーンに対向して
ビデオプロジェクタ本体を配置しなくても画像をスクリ
ーンに投射できる。また、投射型ビデオプロジェクタ
を、スクリーンが設置されている室内でスクリーンと対
向する壁面の上部に投射レンズから下向きに投射光が出
射するように取り付けてスクリーンに映像を投射するこ
とを特徴とする。
【0021】この構成によると、居住空間の邪魔になら
ない場所に据え付けて鑑賞できる。本発明の請求項4記
載の請求項1記載の投射型ビデオプロジェクタを用いた
スクリーンへの映像投射方法は、スクリーンに映像を投
射するに際し、ビデオプロジェクタ本体の投射レンズか
ら出射した投射光の光路を、反射鏡によって前記スクリ
ーンに向かう方向に折り曲げて投射する際に、ビデオプ
ロジェクタを、スクリーンが設置されている室内の床面
に投射レンズから上向きに投射光が出射するように配置
して、前記第1の状態と第2の状態を切り換えて正規の
映像をスクリーンに投射し、かつ前記仰角可動ミラーの
仰角および摺動方向を調整し最適な画角を得ることを特
徴とする。
【0022】この構成によると、テーブルなどの台の上
にビデオプロジェクタ本体を載置しなくても適当な高さ
のスクリーンに投射して鑑賞できる。本発明の請求項5
記載のスクリーンへの映像投射方法は、請求項3または
請求項4において、投射レンズの光軸と液晶表示パネル
本体の中心を通り液晶表示パネル本体のパネル面に略垂
直な光軸を互いに平行のまま移動してスクリーン上での
画像の歪みを補正しながら画像高さを調整することを特
徴とする。
【0023】この構成によると、居住空間の邪魔になら
ない場所にビデオプロジェクタ本体を設置してスクリー
ンに適正な画像を投射することができ、スクリーンの中
央に視聴者がいても投射光が視聴者によって遮られない
状態を作り出せる。
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】以下、本発明の各実施の形態を図1〜図1
6に基づいて説明する。 (実施の形態1) 図1〜図10は(実施の形態1)を示す。
【0032】図1と図2に示すように、(実施の形態
1)の前面投射型ビデオプロジェクタは、映像信号を再
生した画像を前面から投射するように光学系本体9が組
み込まれたビデオプロジェクタ本体10と、ビデオプロ
ジェクタ本体10の前部に着脱自在の仰角可動ミラー1
1と、ビデオプロジェクタ本体10の後部に着脱自在の
支持枠12とで構成されている。
【0033】光学系本体9は、図3に示すようにビデオ
プロジェクタ本体10の内部で後部よりに配設されたラ
ンプ13と反射板14と、ビデオプロジェクタ本体10
の前部に配設されたレンズ系15と、ビデオプロジェク
タ本体10の内部でランプ13とレンズ系15の間に配
設された液晶表示パネル16とで構成されている。
【0034】外部から入力された映像信号は液晶表示パ
ネル16に映像として再生される。ランプ13と反射板
14からの光は、液晶表示パネル16を透過してレンズ
系15を介してビデオプロジェクタ本体10の前方位置
のスクリーン5に向けて投射される。仰角可動ミラー1
1は、図3と図4に示すようにビデオプロジェクタ本体
10の前部に着脱自在でレンズ系15に対応する部分に
開口17が形成された枠体18と、開口17を開閉自在
に枠体18に摺動ブロック19を介して取り付けられた
蓋体20と、蓋体20の内面に取り付けられた鏡21と
で構成されている。詳しくは、枠体18の開口17の両
側壁22にはレンズ系15の光軸に対して交差する方向
に延びる長孔23が穿設されている。
【0035】この長孔23に前記摺動ブロック19に一
体に形成されている突部24が係合して左右の摺動ブロ
ック19が摺動自在で、また、摺動ブロック19に一体
に形成されている軸25も長孔23を介して開口17の
内側に突出し、蓋体20の基端部の両側に一体に成形し
た把時部26で軸25の先端を挟持して蓋体20は軸2
5の軸芯周りに回動自在である。
【0036】なお、把時部26には切り割り27が形成
されており、ねじ28によって切り割り27の幅を調節
することによって軸25と蓋体20の把時部26との間
に適度の摩擦を発生させることができ、蓋体20を必要
な仰角まで手動操作で回動させてセットしてその手を離
してもそのセット位置で蓋体20を停止させることがで
きる。
【0037】図3に示す蓋体20の回動位置は光学系本
体9から出射した光に作用しない位置にセットされてお
り、図30に示すような使用形態で光学系本体9から出
射した光を直接にスクリーン5に投射する場合を示して
いる。図5は蓋体20を閉じて収納した状態を示してい
る。
【0038】図31に示すようにビデオプロジェクタ本
体10を立てた姿勢でスクリーン5に投射する使用形態
の場合には、先ず、準備過程として図6の(a)に示す
ように蓋体20を長孔23に沿って光軸に近付く方向
〔矢印A方向〕へスライドさせた後に、図6の(b)に
示すように蓋体20を上方〔矢印B方向〕に開いてスク
リーン5に投射する。図7はこの場合の投写像Cと液晶
表示パネル16での画像Dとの関係を示しており、光学
系本体9から出射した光は蓋体20の内面に取り付けら
れた鏡21で進行方向がスクリーン5の方向に折り曲げ
られて、スクリーン5に投写像Cが投影されている。
【0039】この図7において仮想線29は光軸に近付
く方向へスライド自在に構成しなかった場合に前面のス
クリーン5に投射するのに必要な鏡の大きさを示してお
り、光軸に近付く方向へスライド自在に鏡21を構成す
ることによって小さな鏡で済むことが分かる。このこと
は図5に示した収納状態においてビデオプロジェクタ本
体10の高さ内に鏡21が納まって、ビデオプロジェク
タ本体10の外形寸法、具体的にはビデオプロジェクタ
本体10の高さを大きくしなくても製品化することがで
きる。
【0040】なお、ビデオプロジェクタ本体10の背面
から電源接続コード,映像信号接続コードを出し入れす
るように構成している場合には、ビデオプロジェクタ本
体10を立ててスクリーン5に投射する使用形態では、
電源接続コード,映像信号接続コードにビデオプロジェ
クタ本体10の荷重が作用することが考えられるが、こ
の実施の形態では、支持枠12をビデオプロジェクタ本
体10の後部に取り付けているため、ビデオプロジェク
タ本体10の荷重が支持枠12によって支持されて電源
接続コード,映像信号接続コードにビデオプロジェクタ
本体10の荷重が作用しない状態になっている。
【0041】さらに、支持枠12の裏面には図1に示す
ように軸30で回動自在に脚31が枢支されており、ビ
デオプロジェクタ本体10を立ててスクリーン5に投射
する使用形態では、図8に示すように脚31を回動させ
て先端が支持枠12の幅内から外側に突出した展開位置
で使用することによって、ビデオプロジェクタ本体10
の倒れを防止できビデオプロジェクタ本体10の姿勢が
安定する。
【0042】図32に示すように壁面8の上部にビデオ
プロジェクタ本体10を吊下げてスクリーン5に投射す
る使用形態の場合には、図9に示すように仰角可動ミラ
ー11を下側にしてビデオプロジェクタ本体10を壁面
8に取り付ける。ただし、この場合にはビデオプロジェ
クタ本体10の底面32を壁面8の側にして設置し、こ
の状態でスクリーン5に正立像を投射するためには、図
10に示すように外部から入力された映像信号33を反
転手段34を介して液晶表示パネル16に信号を供給し
て液晶表示パネル16の上での画像は図3と図7の場合
とは上下が反転している。反転手段34の出力と液晶表
示パネル16の入力との間に介装されている選択手段3
5は、図3と図7に示す使用形態の場合には反転手段3
4を通過していない映像信号33を直接に液晶表示パネ
ル16に供給するように切り換えて使用される。
【0043】(実施の形態2) 図11〜図13は(実施の形態2)を示す。(実施の形
態1)では支持枠12はビデオプロジェクタ本体10の
後部に着脱自在であったが、この(実施の形態2)では
図11に示すように支持枠12はビデオプロジェクタ本
体10の後部にねじ36によって、図12に示すように
背面を下側にした据え置き状態で接続コードを保護する
使用状態と、図13に示すように背面を露出させる操作
状態とに回動自在に取り付けられている。
【0044】このように構成した場合には、図13に示
す操作状態で接続コードの結線作業を実施でき操作性が
良好である。上記の各実施の形態では、仰角可動ミラー
11はビデオプロジェクタ本体10の前部に着脱自在に
構成されていたが、仰角可動ミラー11をビデオプロジ
ェクタ本体10の前部に一体に成形しても同様の効果を
期待できる。なお、仰角可動ミラー11をビデオプロジ
ェクタ本体10の前部に着脱自在に構成した場合には、
仰角可動ミラー11をビデオプロジェクタ本体10から
取り外すことによって図30に示すような使用形態を実
現できるため、仰角可動ミラー11を光学系本体9から
出射した光に作用しない位置に回動自在に構成すること
は必須の構成用件ではない。
【0045】上記の各実施の形態では、液晶表示パネル
16の外部で映像の上下を反転できるように構成した
が、図14に示すように液晶表示パネル16を構成する
ことによって液晶表示パネル16の外部に反転手段34
を必要としない。
【0046】具体的には、図14に示す液晶表示パネル
16は、マトリクス状に画素が配置された液晶表示パネ
ル本体37と、この液晶表示パネル本体37を映像信号
33に応じて駆動する駆動回路38とで構成し、駆動回
路38を、映像信号をシリアルインで受け入れて液晶表
示パネル本体37の水平画素ライン39へパラレルアウ
トする水平方向シフトレジスタ40と、液晶表示パネル
本体37の垂直画素ラインのうちの駆動ラインを一方向
にシフトさせるとともに反転指示信号42を検出してシ
フト方向を切り換える垂直方向シフトレジスタ41とで
構成されている。液晶表示パネル本体37の垂直画素ラ
インが上方から下方に向かって1番ラインから480番
ラインの順に配列されている場合に、垂直方向シフトレ
ジスタ41は通常は1番ラインから480番ラインに向
かって駆動信号ラインを順にシフトさせて、水平方向シ
フトレジスタ40からパラレルアウトされた信号を下方
に向かってシフトさせて画像を表示している。画像の反
転を指示された場合には、垂直方向シフトレジスタ41
は480番ラインから1番ラインに向かって駆動信号ラ
インを順にシフトさせて、水平方向シフトレジスタ40
からパラレルアウトされた信号を上方に向かってシフト
させて画像を表示している。
【0047】上記の各実施の形態では光源の光軸と投射
レンズ15の光軸とは同一線上に存在していたが、図1
5または図16に示すように投射レンズ15の光軸に対
して光源の光軸をずらせて構成することもできる。
【0048】具体的には、図17と図18に示すように
投射レンズ15の光軸43に対して光源14の光軸44
をずらせて構成したビデオプロジェクタ45aを壁面8
に取り付けた場合と、投射レンズ15の光軸43と光源
14の光軸14とが一致したビデオプロジェクタ45b
を壁面8に取り付けた場合とで、次のような違いがあ
る。
【0049】投射レンズ15の光軸43と光源14の光
軸44が一致したビデオプロジェクタ45bを壁面8に
取り付けた場合には、視聴者46がスクリーン5の幅方
向の中央に位置すると、図17にハッチング47で示す
ように投射光を遮断してしまう。したがって、図18に
示すようにスクリーン5の中央から左右のどちらかにず
れた位置P1,P2においてのみ鑑賞できる。さらに、
壁掛けの高さVが低い場合には日常生活において邪魔に
なる。
【0050】投射レンズ15の光軸43とパネル中心を
通りパネル面に垂直な光軸44を互いに平行なまま、そ
の間隔を可変にした場合には、スクリーン上での画像の
歪みを補正したまま画像高さを調整することができ、ス
クリーン5の中央に視聴者が位置しても投射光を遮断す
ることがない。
【0051】特に、投射レンズ15の光軸43に対して
光源の光軸をずらせて構成した壁掛け時には、比較的高
い位置に設置できることから日常生活の邪魔にならない
ものとでき、スクリーン5の高さを適当に選ぶことによ
って、室内の扉の上部,襖の上部,鴨居部分,窓やカー
テンの上部などの設置位置の自由度を飛躍的に改善でき
る。
【0052】上記の各実施の形態では、図3と図4に示
すように鏡21を有する蓋体20は、スライド自在の軸
25の軸芯周りに回動自在に構成したが、図19の
(a)〜(c)に示すように構成することによって使用
状態での蓋体20の姿勢を安定に出来る。
【0053】具体的には、図19の(c)は格納状態を
表している。ビデオプロジェクタ本体10の側で蓋体2
0の格納部の両側壁10aの内側には、鏡21を有する
蓋体20がスライド自在の第1の長孔48aと、第1の
長孔48aの途中から分岐した第2の長孔48bが形成
されている。蓋体20には第1,第2の長孔48a,4
8bに係合する軸49a,49bが形成されている。
【0054】使用に際しては、図19の(b)に示すよ
うに蓋体20を上方へ引き上げた後に図19の(a)に
示すように蓋体20を回動させて軸49bを第2の長孔
48bに係合させて使用状態での鏡21の傾きを第2の
長孔48bで規定している。
【0055】上記の各実施の形態では、図8と図11に
示すように支持枠12に取り付けた脚31を展開位置で
使用することによって、ビデオプロジェクタ本体10の
姿勢を安定にしたが、図20,図21に示すように構成
しても同様の効果を期待できる。
【0056】図20の(a)は格納状態を示し、脚50
は軸51で回動自在に支持枠12に取り付けられてい
る。図20の(b)は脚50の展開状態を示している。
図21の(a)は格納状態を示し、長孔52が穿設され
た脚53a,53bはピン54に係合してスライド自在
に支持枠12に取り付けられている。図21の(b)は
脚53a,53bの展開状態を示している。
【0057】上記の各実施の形態では、図1に示すよう
に支持枠12をビデオプロジェクタ本体10に対して着
脱自在、または図13に示すように回動自在に支持枠1
2を取り付けたが、図22に示すように支持枠12をビ
ス54a〜54dでビデオプロジェクタ本体10に取り
付けることもできる。
【0058】上記の各実施の形態のランプ13として、
電極間でアーク放電させるメタルハライドランプを使用
した場合には、高輝度と良好な分光特性と長寿命化を得
ることができるが、その反面、使用状態のビデオプロジ
ェクタ本体10の姿勢によっては重力の影響でアーク放
電の形状が変化して、投射性能が変化することが考えら
れる。しかし、この点については、図23〜図25に示
すように構成することによって改善できた。
【0059】具体的には、光源ユニット55は図23に
示すように構成されている。反射鏡14に対してメタル
ハライドランプ13aは、反射鏡14の光軸56の上に
電極13b,13cが並ぶように取り付けられている。
【0060】図24はビデオプロジェクタ本体10の光
学系本体9を示す平面図で、ビデオプロジェクタ本体1
0の内部には、放電電極13b,13cの対向方向が重
力方向と交差する方向〔図24の紙面と直交する方向〕
になるように配設するとともに、投射レンズ15と光源
ユニット55との間の光路系9が、投射レンズ15の光
軸に対して放電ランプの光軸が直交するように構成され
ている。
【0061】光路系9は次のように構成されている。光
源ユニット55から出た光は、紫外赤外カットフィルタ
57を通過して青透過ダイクロミラー58に入射する。
ここで青色光Bだけが透過し、赤色光Rと緑色光Gの光
路が90°曲げられる。
【0062】青透過ダイクロミラー58を透過した青色
光Bは、ミラー59によって光路が90°曲げられ、青
色信号でドライブされている青色用液晶パネル16Bを
透過し、赤反射ダイクロミラー60を透過して、さらに
緑反射ダイクロミラー61を透過して投射レンズ15に
入射する。
【0063】青透過ダイクロミラー58で反射された赤
色光Rと緑色光Gは、赤色光Rが赤反射ダイクロミラー
62によって光路が90°曲げられ、赤色信号でドライ
ブされている赤色用液晶パネル16Rを透過し、赤反射
ダイクロミラー60によってさらに光路が90°曲げら
れ、緑反射ダイクロミラー61を透過して投射レンズ1
5に入射する。緑色光Gは、赤反射ダイクロミラー62
を透過し、緑色信号でドライブされている緑色用液晶パ
ネル16Gを透過し、ミラー63で光路が90°曲げら
れ、緑反射ダイクロミラー61で反射されて投射レンズ
15に入射する。
【0064】このように構成された光学系本体9を有す
るビデオプロジェクタを図25に示すように平面に置い
て使用する場合と、壁掛けで使用する場合とで、光源ユ
ニット55のメタルハライドランプ13aには、何れの
使用状態の場合にも、アーク放電が発生する電極13
b,13cの方向〔矢印64方向〕が重力方向〔矢印G
方向〕と同じように交差しており、アーク放電の形状が
安定しており、使用状態に係わらずに投射性能が安定し
ている。
【0065】上記の各実施の形態では、光源ユニット5
5の着脱の構造について記載されていないが、具体的に
は、図26,図27のように構成することによって、操
作性が改善される。
【0066】図26は壁掛け使用状態のビデオプロジェ
クタに対して光源ユニット55を交換する状態を示して
いる。支持枠12を取り外した状態のビデオプロジェク
タ本体10の背面には、開口65aが形成されており、
この開口65aから光源ユニット55を挿入することに
よって光源ユニット55の表面に形成された給電電極
〔図示せず〕が開口65aの内側に形成されている電極
に接触して電気回路が構成される。開口65aにセット
された光源ユニット55は、図24に示す規定位置に配
設される。
【0067】図27も壁掛け使用状態のビデオプロジェ
クタに対して光源ユニット55を交換する状態を示して
いる。ビデオプロジェクタ本体10の上面には、開口6
5bが形成されており、この開口65bから光源ユニッ
ト55を挿入することによって光源ユニット55の表面
に形成された給電電極〔図示せず〕が開口65bの内側
に形成されている電極に接触して電気回路が構成され
る。開口65bにセットされた光源ユニット55は、図
24に示す規定位置に配設される。この場合には、壁掛
けにしたビデオプロジェクタを壁から取り外さない状態
で光源ユニット55の交換が容易である。
【0068】上記の各実施の形態では、ビデオプロジェ
クタ本体10の壁面への着脱の構造について記載されて
いないが、具体的には、図28,図29のように構成す
ることによって、ビデオプロジェクタの着脱が容易であ
る。
【0069】図28に示すようにビデオプロジェクタ本
体10の底面には、脚66a,66bが取り付けられる
と共に孔67が穿設されている。一方、壁面8に取り付
けられる取付具68は、脚66a,66bに係合する受
け部69を、図28に示すように板金折り曲げ加工され
た折り曲げ片68a,68bに形成すると共に、孔67
の位置に対応して切り起こし加工された切り起こし片6
8bに突起70が設けられている。
【0070】取付具68は螺子71a,71b,71c
で壁面8に取り付けられ、図29に示すように取付具6
8にビデオプロジェクタ本体10が引っ掛けて壁掛けさ
れている。
【0071】上記の各実施の形態では、ビデオプロジェ
クタ本体10の内部で発生する熱を放熱する構成につい
て記載されていないが、具体的には、図28に示すよう
にビデオプロジェクタ本体10には、背面に穿設されて
いる排気口72から排気するように配設されたファンモ
ータ73が内蔵されており、ファンモータ73の運転に
よってビデオプロジェクタ本体10の底部に穿設された
吸気孔74から吸い込まれた外気がビデオプロジェクタ
本体10の内部を排気口72に向かって流れて必要箇所
を強制空冷している。
【0072】このようにビデオプロジェクタ本体10の
背面から排気することによって、壁面取り付けの場合
に、下方から上方に向かう対流方向の空気の流れである
ため、効率よくビデオプロジェクタ本体10の内部の熱
を逃がすことができる。
【0073】なお、背面に排気口72を形成したことに
よって運転休止中にこの排気口72から埃が内部に進入
し易くなるが、この点に関しては、排気口72の上部に
設けた支持枠12が埃の流入を防いでいる。支持枠12
には図2などに示すように放熱孔75が適当に形成され
ていて、熱放出を妨げない。
【0074】
【発明の効果】以上のように本発明によると、仰角可動
ミラーを、光学系本体の光軸に対して交差する方向に摺
動自在に支持したため、小さな反射鏡を使用して前面投
射することができ、筐体の外形寸法を小型化できる。
【0075】また、光学系本体は、投射画像を上下反転
させる反転手段と、この反転手段を介して投射する第1
の状態と反転手段を介さずに投射する第2の状態とに切
り換える選択手段とを設けることによって、壁面の上部
に吊下げて前面のスクリーンに投射する場合に、壁面側
にビデオプロジェクタ本体の底面を向けて取り付け、選
択手段を第1の状態に切り換えて使用することによっ
て、正立像を前面のスクリーンに投射することができ
る。
【0076】また、ビデオプロジェクタ本体は、背面か
ら接続コードを出し入れするように構成するとともに、
ビデオプロジェクタ本体の前記背面を下側にした据え置
き状態で接続コードを保護する支持枠をビデオプロジェ
クタ本体に一体または着脱自在に構成することによっ
て、ビデオプロジェクタ本体の背面を下側にして立てた
使用形態においても、背面から出し入れしている接続コ
ードを支持枠によって保護できる。
【0077】また、ビデオプロジェクタ本体は、背面か
ら接続コードを出し入れするように構成するとともに、
ビデオプロジェクタ本体の後部には、前記背面を下側に
した据え置き状態で接続コードを保護する使用状態と前
記背面の少なくとも一部を露出させる操作状態とに回動
自在に支持された支持枠を設けることによって、背面か
ら出し入れしている接続コードを支持枠によって保護で
きるとともに、接続コードの着脱時には支持枠を回動さ
せてビデオプロジェクタ本体の背面が露出した操作状態
で行える。
【0078】また、支持枠には、支持枠本体の幅内に格
納される格納位置と支持枠本体の幅内から外側に突出す
る展開位置とに切り換え可能な脚を設けることによっ
て、ビデオプロジェクタ本体の背面を下側にして立てた
使用形態において、脚を展開位置に切り換えるとビデオ
プロジェクタ本体の姿勢が安定して倒れ防止できる。
【0079】また、映像信号を再生した画像を前面から
投射するように光学系本体が組み込まれたビデオプロジ
ェクタ本体と、ビデオプロジェクタ本体に着脱自在で前
記光学系本体から出射した光の方向を折り曲げるよう回
動自在に取り付けられた仰角可動ミラーとを設け、かつ
前記仰角可動ミラーを、光学系本体の光軸に対して交差
する方向に摺動自在に支持することによって、使用形態
に応じて仰角可動ミラーをビデオプロジェクタ本体から
取り外した状態と取り付けた状態を選択して使い分ける
ことができる。
【0080】また、ビデオプロジェクタ本体を、映像信
号を再生する液晶表示パネルと、液晶表示パネルに光を
入射させる光源と、液晶表示パネルの透過光を前面へ投
射するレンズ系とで構成した場合には、液晶表示パネル
本体の垂直画素ラインのうちの駆動ラインを一方向にシ
フトさせるとともに反転指示を検出してシフト方向を切
り換える垂直方向シフトレジスタを設けることによって
液晶表示パネル本体の外部に上記のような反転手段を設
ける必要がなく、構成を簡単にできる。
【0081】また、スクリーンに映像を投射するに際
し、ビデオプロジェクタ本体の投射レンズから出射した
投射光の光路を、反射鏡によって前記スクリーンに向か
う方向に折り曲げて投射することによって、スクリーン
に対向してビデオプロジェクタ本体を配置しなくても画
像をスクリーンに投射できる。
【0082】また、上記のスクリーンへの映像投射方法
において、投射型ビデオプロジェクタを、スクリーンが
設置されている室内でスクリーンと対向する壁面の上部
に投射レンズから下向きに投射光が出射するように取り
付けてスクリーンに映像を投射したり、スクリーンが設
置されている室内の床面に投射レンズから上向きに投射
光が出射するように配置してスクリーンに映像を投射す
ることによって、テーブルなどの台の上にビデオプロジ
ェクタ本体を載置しなくても適当な高さのスクリーンに
投射して鑑賞でき、居住空間の邪魔にならない場所に据
え付けて鑑賞できる。
【0083】また、上記のスクリーンへの映像投射方法
において、投射レンズの光軸と液晶表示パネル本体の中
心を通り液晶表示パネル本体のパネル面に略垂直な光軸
を互いに平行のまま移動してスクリーン上での画像の歪
みを補正しながら画像高さを調整することによって、居
住空間の邪魔にならない場所にビデオプロジェクタ本体
を設置してスクリーンに適正な画像を投射することがで
き、スクリーンの中央に視聴者が居ても投射光が視聴者
によって遮られない状態を作り出せる。
【0084】また、ビデオプロジェクタ本体の前面に投
射レンズを配設し、ビデオプロジェクタ本体の前面と対
向する背面に排気口を穿設し、ビデオプロジェクタ本体
の内部で発生する熱を前記の排気口から放出することに
より、ビデオプロジェクタ本体の背面を上にして壁掛け
した使用状態において、下方から上方に向かう対流方向
の空気の流れであるため、効率よく内部の熱を逃がすこ
とができる。
【0085】また、光源バルブと反射鏡とを組み合わせ
た光源ユニットをビデオプロジェクタ本体に対して着脱
自在に構成し、ビデオプロジェクタ本体の底面を除く外
装面に光源ユニットの着脱口を形成し、より具体的に
は、光源ユニットの着脱口をビデオプロジェクタ本体の
底面と対向する面側に設けた場合には、ビデオプロジェ
クタ本体を壁掛けした状態のままでも光源ユニットを交
換できるようにもでき、交換に際して重量物であるビデ
オプロジェクタ本体を取り外さなくても済み、操作性が
向上する。
【0086】また、ビデオプロジェクタ本体の内部に
は、放電電極の対向方向が重力方向と交差する方向にな
るように光源用の放電ランプを配設し、かつビデオプロ
ジェクタ本体の前面部に取り付けた投射レンズの光軸に
対して放電ランプの光軸が直交するように光路系を構成
したため、ビデオプロジェクタ本体の姿勢に係わらずア
ーク放電状態が安定し、投射性能が安定している。
【0087】また、ビデオプロジェクタ本体の底面に脚
を設け、使用場所の壁面に取り付けられると共に前記の
脚に係合する受け部が形成された取付具を設けたため、
ビデオプロジェクタ本体よりも軽量に構成できる取付具
を壁面に取り付け、この取り付けられた取付具の受け部
にビデオプロジェクタ本体の脚を載せることによって壁
面取り付けを実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の(実施の形態1)の投射型ビデオプロ
ジェクタの分解斜視図
【図2】同実施の形態の外観斜視図
【図3】同実施の形態の断面図
【図4】同実施の形態の仰角可動ミラーの構成を示す斜
視図
【図5】同実施の形態の収納状態の断面図
【図6】同実施の形態の投射型ビデオプロジェクタを立
てて使用する場合の仰角可動ミラーのセッティング過程
を示す断面図
【図7】同実施の形態の投射型ビデオプロジェクタを立
てて使用する場合の断面図
【図8】同実施の形態の投射型ビデオプロジェクタを立
てて使用する場合の外観斜視図
【図9】同実施の形態の投射型ビデオプロジェクタを壁
面に吊下げて使用する場合の断面図
【図10】同実施の形態の液晶表示パネルに入力する映
像信号の供給経路の構成図
【図11】本発明の(実施の形態2)の投射型ビデオプ
ロジェクタの分解斜視図
【図12】同実施の形態の投射型ビデオプロジェクタの
外観斜視図
【図13】同実施の形態の接続コード結線作業中の斜視
【図14】本発明の別の実施の形態の要部の構成図
【図15】本発明の別の実施の形態の断面図
【図16】本発明の別の実施の形態の断面図
【図17】本発明の軸ずらし状態の説明図
【図18】本発明の軸ずらし状態の説明図
【図19】本発明の反射鏡の支持構造の使用状態と格納
途中の状態と格納状態を示す断面図
【図20】本発明の別の実施の形態の脚の格納状態の背
面図と展開状態の背面図
【図21】本発明の別の実施の形態の脚の格納状態の背
面図と展開状態の背面図
【図22】本発明の別の実施の形態の支持枠の取り付け
構造を示す斜視図
【図23】本発明の別の実施の形態の光源ユニットの内
部構成を示す断面図
【図24】本発明の別の実施の形態のビデオプロジェク
タ本体の内部の配置を示す平面図
【図25】本発明の別の実施の形態の使用状態と光源ユ
ニットの放電ランプとの関係を示す斜視図
【図26】本発明の別の実施の形態の光源ユニットの着
脱構造を示す構成図
【図27】本発明の別の実施の形態の光源ユニットの着
脱構造を示す構成図
【図28】本発明の別の実施の形態の取付具を示す斜視
【図29】本発明の別の実施の形態の取付具を使用した
取付状態の側面図
【図30】従来の背面投射型と前面投射型のビデオプロ
ジェクタの構成図
【図31】従来の前面投射型ビデオプロジェクタの使用
形態を示す斜視図
【図32】前面投射型ビデオプロジェクタの別の使用形
態を示す斜視図
【図33】前面投射型ビデオプロジェクタの別の使用形
態を示す斜視図
【符号の説明】
5 スクリーン 9 光学系本体 10 ビデオプロジェクタ本体 11 仰角可動ミラー 12 支持枠 13 ランプ 14 反射板 15 レンズ系 16 液晶表示パネル 17 開口 18 枠体 19 摺動ブロック 20 蓋体 21 鏡 23 長孔 24 突部 25 軸 26 把時部 27 切り割り 28 ねじ 31 脚 55 光源ユニット 68 取付具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野田 均 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 畑山 淳 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 小沢 健志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 木本 高幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 塩田 哲郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 前野 博之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 倉本 貴子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−116543(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 21/00 H04N 5/74

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号を再生した画像を前面から投射
    し、投射画像の上下方向を反転させる反転手段と、この
    反転手段を介して投射する第1の状態と反転手段を介さ
    ずに投射する第2の状態とに切り換える選択手段とを有
    した光学系本体が組み込まれたビデオプロジェクタ本体
    と、ビデオプロジェクタ本体に一体または着脱自在で前
    記光学系本体から出射した光に作用しない位置あるいは
    前記光学系本体から出射した光の方向を折り曲げる位置
    に回動自在に取り付けられ、かつ光学系本体の光軸に対
    して直交する方向に摺動自在に支持した仰角可動ミラー
    とを備えたことを特徴とする投射型ビデオプロジェク
    タ。
  2. 【請求項2】ビデオプロジェクタ本体の内部には、放電
    電極の対向方向が重力方向と交差する方向になるように
    光源用の放電ランプを配設し、かつビデオプロジェクタ
    本体の前面部に取り付けた投射レンズの光軸に対して放
    電ランプの光軸が直交するように光路系を構成し、スク
    リーンに対向してビデオプロジェクタ本体を配置した場
    合、スクリーンが設置されている室内でスクリーンと対
    向する壁面の上部に投射レンズから下向きに投射光が出
    射するように取り付けた場合、あるいはスクリーンが設
    置されている室内の床面に投射レンズから上向きに投射
    光が出射するように配置してた場合のいずれであっても
    放電電極の対向方向が重力方向と交差する方向であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の投射型ビデオプロジェク
    タ。
  3. 【請求項3】スクリーンに映像を投射するに際し、ビデ
    オプロジェクタ本体の投射レンズから出射した投射光の
    光路を、反射鏡によって前記スクリーンに向かう方向に
    折り曲げて投射する際に、ビデオプロジェクタを、スク
    リーンが設置されている室内でスクリーンと対向する壁
    面の上部に投射レンズから下向きに投射光が出射するよ
    うに取り付けて、前記第1の状態と第2の状態を切り換
    えて正規の映像をスクリーンに投射し、かつ前記仰角可
    動ミラーの仰角および摺動方向を調整し最適な 画角を得
    ることを特徴とする請求項1記載の投射型ビデオプロジ
    ェクタを用いたスクリーンへの映像投射方法。
  4. 【請求項4】スクリーンに映像を投射するに際し、ビデ
    オプロジェクタ本体の投射レンズから出射した投射光の
    光路を、反射鏡によって前記スクリーンに向かう方向に
    折り曲げて投射する際に、ビデオプロジェクタを、スク
    リーンが設置されている室内の床面に投射レンズから上
    向きに投射光が出射するように配置して、前記第1の状
    態と第2の状態を切り換えて正規の映像をスクリーンに
    投射し、かつ前記仰角可動ミラーの仰角および摺動方向
    を調整し最適な画角を得ることを特徴とする請求項1記
    載の投射型ビデオプロジェクタを用いたスクリーンへの
    映像投射方法。
  5. 【請求項5】投射レンズの光軸と液晶表示パネル本体の
    中心を通り液晶表示パネル本体のパネル面に略垂直な光
    軸を互いに平行のまま移動してスクリーン上での画像の
    歪みを補正しながら画像高さを調整する請求項3または
    請求項4記載のスクリーンへの映像投射方法。
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