JP3333126B2 - 振込入金データの自動仕訳機能付き会計システム - Google Patents

振込入金データの自動仕訳機能付き会計システム

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JP3333126B2
JP3333126B2 JP32652797A JP32652797A JP3333126B2 JP 3333126 B2 JP3333126 B2 JP 3333126B2 JP 32652797 A JP32652797 A JP 32652797A JP 32652797 A JP32652797 A JP 32652797A JP 3333126 B2 JP3333126 B2 JP 3333126B2
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幸弘 木村
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株式会社ビジネスブレイン太田昭和
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金融情報ネットワ
ークからの振込データに一致する請求元の請求データを
自動的に検索する会計システムに関する。
【0002】
【従来の技術】請求元(支払い先ともいう)となる会社
Aが請求先(以下取引先ともいう)となる会社Bに対し
て支払いを要求する場合は、会社Aの経理従事者がコン
ピュータで会社Bに対する請求書(請求年月日、振込期
日、取引先名、請求元の振込口座番号、請求金額等)を
作成して会社Bに発送させると共に、売掛伝票を生成し
て元帳(総称して請求データともいう)に転記する。
【0003】会社Bの経理従事者は会社Aからの請求書
を受け取ると、内容をチェックし、適切な請求書の場合
は、会社Bのメインバンクの振込依頼書に会社Bからの
請求書の金額等(支払い側の振込期日、支払い側名、支
払い側の振込口座番号、振込金額、支払い先名、支払い
先の口座番号)を書き込んで会社Bのメインバンクに持
ち込むと共に、支払台帳に転記する。
【0004】会社Bのメインバンク側は、会社Bの振込
依頼書の金額が会社Bの口座にあるかどうかをチェック
し、口座にある場合は、その金額を振込日に会社Aの指
定のバンクに振り込む。
【0005】会社Aのバンクは、会社Bのメインバンク
からの振込があったことを会社Aに通知する。この通知
は、振込日と会社名と振込金額とを通知する。
【0006】一方、会社Aの経理従業者は、会社Aのバ
ンクから通知された振込情報(振込日と、振込金額と、
振込会社名)と、請求データとを手作業でチェック(マ
ッチング処理業務ともいう)して振込を確認していた。
【0007】この確認は、一般に振込手数料等を差し引
いて振り込まれるのが一般的であるので、会社Aの経理
従事者は、振込情報の振込金額に、振込手数料等を加算
し、この合計が請求金額と一致しているときに請求金額
にあった振込があったとして、元帳からの消し込み処理
を行っていた。
【0008】また、振込金額と請求金額とが一致した時
は、振込手数料先方負担として仕訳伝票を起こして元帳
からの消し込み処理を行っていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の方式におけるマッチング処理業務は、全て
経理従事者が手作業で行っているので、経理従事者の作
業工数が増大するという課題があった。
【0010】また、会社Aから会社Bに対して複数種の
請求がある場合は、会社Bはそれらの請求伝票の合計金
額を振込期日までに銀行に振り込むのが一般的である。
【0011】このため、会社Aの経理従事者は、通帳に
記帳されている合計金額から複数の請求書の各金額を割
り出すと共に、手数料等を差し引いて、通帳に記帳され
た合計金額が請求データに一致するかを確認しなければ
ならない。
【0012】特に、振込先名、日付、金額が微妙に異な
ることが多いため、マッチング業務のコンピュータ化は
困難であった。
【0013】従って、請求元は、請求先に対する請求デ
ータが複数あっても、請求先からの振込金額に関連する
請求データを自動的に引き当てることができる会計シス
テムが望ましい。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の振込入金データ
の自動仕訳機能付き会計システムは、振込や取引内容の
照会を可能にする金融情報ネットワークと、請求元のホ
ストとを接続した会計システムにおいて、前記ホスト
は、年月と取引先名とからなる請求先への請求先情報と
該請求先の請求金額とからなる請求データとが関係付け
られて予め複数記憶された請求書ファイルと、前記請求
先情報と振込予定データとが関係付けられて記憶される
振込予定ファイルと、前記請求書ファイルから前記月単
位の請求先情報を検索し、該請求先情報と同じ取引名の
請求書データを全て検索し、これらの月単位の請求書デ
ータの金額を合計した振込予定金額と前記請求先情報と
からなる振込予定データとを関係つけて予め前記振込予
定ファイルに記憶する振込予定データ生成部と、前記金
融情報ネットワークを介して前記請求先から年月日、振
込先名及び金額とからなる振込データが入力すると、こ
の振込データに一致する取引先名を有する前記振込予定
データが前記振込予定ファイルに存在するかどうかを判
断するマッチング処理部と、前記マッチング処理部で振
込予定データと一致する振込予定データが存在すると判
定したときは、前記請求書ファイルから前記一致すると
判定した振込予定データの請求先名を有する請求書デー
タを消し込む請求書データ消込部とを備えたことを要旨
とする。
【0015】
【発明の実施の形態】<実施の形態1>図1は本発明の
実施の形態1のオンライン会計システムの概略構成図で
ある。請求元である会社Aの会計システム1は図1に示
すように、端末2a、2b、…とホストコンピュータ3
(以下単にホストという)とからなり、この会計システ
ム1が端末2aを介してファームバンキング4(以下F
B4という)と通信可能に専用回線5で結ばれている。
【0016】この会社Aのホスト3は、予め会社B、
C、……の請求伝票に基づく振込予定データ(振込予定
年月日、振込期日、取引先名、請求元の振込口座番号、
入金予定金額等)を生成しておいて、FB4から会社A
に対する振込データを受け取り、この振込データに一致
する振込予定データをファイルから検索する。
【0017】そして、振込データの振込金額に手数料が
含まれているかどうかを自動的に確認し、手数料が適当
な場合は、その会社B、C、……の振込金額と、入金予
定額との一致を確認する。そして、これらが全て一致し
た場合は、請求データの消し込み処理を行わせる。
【0018】前述の振込金額と入金予定額との一致判断
は、入金予定額から振込金額を減算した値qiを得た後
に、このqiを入金予定額から減算した値を、新たな入
金予定額として振込金額と比較することで判断する。
【0019】<ホスト3の構成>図2は本発明のホスト
3の実施の形態の概略構成図である。ホスト3は図2に
示すように、請求先に対する請求書伝票データFi(請
求年月日、振込期日、取引先名、請求元の振込口座番
号、請求金額等)が記憶された請求書ファイル6と、こ
の請求書ファイル6の請求書伝票データFiを所定の形
式の振込予定データHiにして振込予定ファイル7に記
憶する振込予定データ生成部8とを備えている。
【0020】また、FB4からの振込データKiを読み
取り、この振込データKiを仮受ファイル10に記憶す
る振込データ読取部11と、仮受ファイル10の振込デ
ータKi(仮受データともいう)に該当する振込予定デ
ータHiを検索するマッチング処理部12と、マッチン
グ処理部12で検索された振込予定データHiに関連す
る請求データに対して消し込み処理を行う請求データ消
込部13と、マッチング処理部12で修正された振込金
額の仕訳伝票データ(手数料を含む)を生成する仕訳伝
票生成部14とを備えている。この仕訳伝票はプリンタ
15から発行可能である。
【0021】<各部の説明>請求書ファイル6に記憶さ
れる請求書伝票データFiは、請求元である会社Aの経
理従事者が作成したものであり、取引先コードfaと、
請求元口座番号fbと、請求金額fcと、振込期日fd
と、取引先名feとからなり、取引先コード毎に複数記
憶されている。
【0022】振込予定データ生成部8は、請求書ファイ
ル6から同じ取引先コードを持つ請求書伝票データFi
を全て検索し、これらの請求書伝票データFiの請求金
額fc(F1はfc1、F2はfc2、…)を全て合計
した金額を書き込んだ振込予定データHi(振込予定年
月日、振込期日、取引先名、請求元の振込口座番号、入
金予定金額等)を生成して振込予定ファイル7に記憶す
る。
【0023】すなわち、請求書ファイル6に、例えば図
3の(a)に示すように請求元である会社Aの請求書伝
票データF1、F2が記憶されている場合は、図3の
(b)に示すように、これらの請求書伝票データの請求
金額fc1とfc2とを加算し、かつ入金日を入金月と
した1個の予定データPiを生成する。
【0024】そして、振込予定ファイル7にこの予定デ
ータPiを記憶する際は、図4に示すように、取引先コ
ードha、請求元の口座番号hb、振込予定金額hc、
入金予定日hd、取引先名heからなるレコードの振込
予定データHiにして記憶する。
【0025】但し、振込予定金額hcは、振込額hca
と手数料hcbとからなり、取引先名heは複数種の表
現からなる。例えば、請求元が会社Aの場合において、
請求先である取引先が「ビィビィエス(以下簡単にBB
Sと記す)」の場合には、取引先名1には「ビジネス・
ブレイン オオタショウワ」、取引先名2には「BB
S」、取引先名3には「ビジネスブレイン オオタショ
ウワ」、…と書き込んで記憶する。つまり、請求元は取
引先名をカタカナで複数種記憶している。
【0026】マッチング処理部12は、振込予定データ
検索手段20と、振込予定額修正手段21と、照合手段
22とを備えている。
【0027】振込予定データ検索手段20は、振込デー
タKi(取引側の振込金額kc、取引側の振込期日k
d、取引先側名ke)が振込ファイル10に取り込まれ
ると、この振込データKiの振込月kbと、取引先名k
eに一致する振込予定データHiを振込予定データファ
イル7から引き当てる。
【0028】この取引先名keの一致の判定は、例え
ば、振込データKiの取引先側名keが[BBS」であ
る場合において、振込予定データHiの取引先名heの
取引先名1が「ビジネス・ブレイン オオタショウ
ワ」、取引先名2が「BBS」、取引先名3が「ビジネ
スブレイン オオタショウワ」、…と書き込まれている
場合は、2番目の取引先名2と比較したときに一致す
る。
【0029】振込予定額修正手段21は、振込予定デー
タ検索手段20が引き当てた振込予定データHiの振込
予定金額hcと振込データKiの振込金額kcとが一致
していない場合は、振込予定金額hcから振込金額kc
を減算した値qiを得た後に、このqiが手数料hcb
範囲内かどうかを判断し、手数料hcb範囲の場合は振
込予定額hcから減算した値を、新たな入金予定額hc
とする。
【0030】照合手段22は、振込予定データ検索手段
20が引き当てた振込予定データHiの振込予定金額h
cと振込データKiの振込金額kcとを比較し、両方の
金額が一致しているかどうかを判定する。
【0031】請求データ消込部13は、仕訳伝票生成部
14で生成された仕訳伝票データを読み、この仕訳伝票
データに関連する請求データに対して消し込み処理す
る。
【0032】仕訳伝票生成部14は、マッチング処理部
12の振込予定額修正手段21で求めた値qiが手数料
hcbに一致していると判定したとき、前述の値qiを
手数料とした振込金額の仕訳伝票データを生成してプリ
ンタ15から送出させる。
【0033】上記のように構成された会計システムにつ
いて以下に動作を説明する。図5、図6、図7及び図8
は実施の形態1の会計システムの動作を説明するフロー
チャートである。
【0034】ホスト3の振込予定データ生成部8は、請
求書ファイル6を読み(S1)、同じ取引先コードを持
つ請求書伝票データFiを検索し(S2)、同じ取引先
コードの請求書伝票データFiが複数記憶されているか
どうかを判定する(S3)。
【0035】ステップS3において、同じ取引先コード
を持つ請求書伝票データFiが複数と判定したときは、
これらの請求書伝票データFi(Fi:F1、F2、
…)の請求金額fc(fc;fc1、fc2、…)を全
て合計する(S4)。
【0036】次に、各請求伝票データFiの振込年月日
から日を除いた(S5)、図3の(b)に示すような予
定データPiを生成し、振込予定ファイル7にこの振込
予定データPiを記憶する際は、図4に示すように、取
引先コードha、請求元口座番号hb、振込予定金額h
c、入金予定日hd、取引先名heからなるレコードの
振込予定データHiにして予め記憶する(S6)。
【0037】次に、請求書ファイル6にステップS2で
検索した取引先コードの請求書伝票データFiと相違す
るものがないかどうかを判断し(S7)、相違するもの
が記憶されている場合は、その相違する取引先コードの
請求書伝票データFiに更新して処理をステップS2に
戻す。
【0038】一方、マッチング処理部12の振込予定デ
ータ検索手段20は、振込データ読取部11がFB4か
ら振込データKi(請求元口座番号kb、取引先側の振
込金額kc、取引先側名ke)を受け取って仮受ファイ
ル10に記憶すると、図6に示すように、その振込デー
タKiを引き当てる(S10)。
【0039】そして、この振込データKiの取引先側名
keを読み(S11)、この取引先側名keに一致する
取引先名heを有する振込予定データHiを振込予定フ
ァイル7から引き当てる処理を行う(S12)。この引
当処理について図7を用いて説明する。
【0040】この引当処理は、図7に示すように、振込
予定データHiの取引先名heを設定し(S12a)、
この取引先名heと、振込データKiの取引先側名ke
とを比較し(S12b)、両方の名称が一致したかどう
かを判定する(S12c)。
【0041】ステップS12cにおいて、両方の名称が
不一致と判定したときは、振込予定データHiに取引先
名hiが他にあるかどうかを判定する(S12d)。ス
テップS12dで取引先名hiが他にある場合は、その
取引先名hiに更新して(S12e)処理をステップS
12aに戻して名称の比較を行う。
【0042】また、ステップS12dにおいて、取引先
名heが他に存在しない場合は、名称が不一致であるこ
とを知らせる(S12f)。さらに、ステップS12c
で両名称が一致していると判定したときは、両名称が一
致したことを知らせる(S12g)。
【0043】次に、図6に示すように、照合手段22が
振込データKiの振込期日kdの月と振込予定データH
iの月hdと比較し(S13)、両方の月が一致してい
るかどうかを判断する(S14)。ステップS14で月
同士が一致すると判定した場合は、一致する振込予定デ
ータHiの入金予定金額hcと振込データKiの振込金
額kcとを比較し(S15)、両方の金額が一致してい
るかどうかを判定する(S16)。
【0044】ステップS16において両方の金額が一致
している場合は、仕訳伝票生成部14が仕訳伝票伝デー
タを生成する(S17)。次に、請求データ消込部13
は、この仕訳伝票データを用いて請求データを消し込み
処理する(S18)。この消し込み処理は、例えば、元
帳に12月のBBSに対する請求金額が500,000
の第1の請求データと、請求金額が500,000の第
2の請求データがある場合において、BBSから12月
に1,000,000の振込がある場合は、第1の請求
データは、振込金額が500,000で残高「0」、第
2の請求データは、振込金額が500,000で残高
「0」とする処理をいう。
【0045】また、ステップS14において、振込予定
データHiの月と振込データKiの月とが不一致と判定
した場合は、他の処理(請求書外入金処理等)を行って
本処理を終了する(S19)。
【0046】また、ステップS16において、振込予定
データHiの入金予定金額hcと振込データKiの振込
金額kcとが一致していないと判定したときは、振込予
定修正手段21が図8に示すように、振込予定データH
iの振込予定金額hcから振込データKiの振込金額k
cを減算した値qiを演算する(S21)。そして、こ
のqiが手数料hcbの範囲かどうかを判断(適当かど
うかを)する(S22)。次に、手数料hcbが適当と
判定した場合は振込予定額hcからqiを減算した値
を、新たな入金予定額hcとする(S23)。前述の手
数料の判定は、例えば、振込金額が3万円未満で不足額
が500円以下のときに、その不足額を手数料とする。
また、振込金額が3万円以上で不足額が1,000円以
下のとき、その不足額を手数料と判定する。
【0047】そして、再び照合手段22は、振込予定デ
ータ検索手段20が引き当てた振込予定ファイル7の振
込予定データHiの振込予定金額fcと振込金額kcと
を比較し(S24)、一致している場合は、振込データ
Kiの振込金額kcは振込金額範囲内と判定する(S2
5)。そして、図6のステップS17に戻して図9に示
すような手数料の仕訳伝票データを生成させる。
【0048】すなわち、本会計システムは、同じ取引先
の請求書伝票を検索し(図10のa)、これらの請求書
伝票の請求金額を合計した振込予定データHiを予め作
成しておく(図10のb)。図10の(a)、(b)に
おいては、請求金額が500,000の請求書伝票デー
タF1、F2を合計した金額(1,000,000)に
した振込予定データHiを予め記憶していることを示
す。
【0049】そして、図10の(c)に示すようにFB
4からの振込データKiの振込金額kcが999,47
5で入力すると、図10の(d)に示すように、1,0
00,000−999,475=525(手数料)と演
算し、振込予定金額hc(1,000,000)から5
25を引いた値を新たな振込金額hc(999,47
5)として再び照合する。
【0050】すなわち、取引先から振込予定月に振込が
あると、その振込人(取引先側)の名称が予め用意して
いるいずれかの振込人(取引先側)名に一致し、かつ振
込金額kcが手数料を考慮した振込金額範囲である場合
は、振込予定データHiの振込データと判定している。
【0051】そして、図10の(e)に示すように、請
求先の請求伝票データF1(請求額500,000)と
請求伝票データF2(請求額500,000)とを消し
込み処理している。
【0052】<実施の形態2>図11は実施の形態2の
概略を説明するフローチャートである。図11に示すよ
うに実施の形態2では、振込データKiの口座番号が振
込予定データHiの口座番号の一致(S30)と、振込
データKiの振込金額が振込金額範囲内かどうかの判定
(S31)と、この振込データKiの入金日が振込予定
データHiの入金予定日範囲内かどうかの判定(S3
2)と、取引先名の判定(S33)とを行った後に消込
処理(S34)を行う。
【0053】このため、振込予定データHiは図12に
示すように、取引先コードha、取引先口座番号hb、
振込予定金額hc、入金予定年月日hd、取引先名he
の他に調整範囲日hfが設けられたレコードの振込予定
データHiにして記憶されている。
【0054】この調整範囲日hfは、前2日hfaと後
2日hfbとからなっている。すなわち、土曜日と日曜
日とを考慮した調整範囲日となっている。
【0055】図12、図13及び図14は実施の形態2
の会計システムの動作を説明するフローチャートであ
る。
【0056】マッチング処理部は振込データKi(請求
元口座番号kb、振込金額kc、取引先側の振込年月日
kd、取引先側名ke等)を引き当てる(S40)。
【0057】そして、この振込データKiの取引先側名
keとを読み(S41)、この取引先側名keに一致す
る振込予定データHiを、実施の形態1と同様な方法で
振込予定ファイル7から引き当てる(S42)。次に、
振込データKiの振込年月日kdと振込予定データHi
の入金予定年月日hdとを比較し(S43)、両方の年
月日が一致しているかどうかを判断する(S44)。ス
テップS44で年月日同士が一致すると判定した場合
は、一致する振込予定データHiの入金予定金額hcと
振込データKiの振込金額kcとを比較し(S45)、
両方の金額が一致しているかどうかを判定する(S4
6)。ステップS46において両方の金額が一致してい
る場合は、仕訳伝票データを生成し、この仕訳伝票デー
タを用いて請求データに対する消し込み処理を行う(S
47)。
【0058】また、ステップS44で入金予定年月日h
dと取引先からの振込年月日kdとが一致していない場
合は、図14に示すように、振込データKiの振込年月
日kdに振込予定データHiの調整日hfを加算したか
どうかを判定する(S50)。
【0059】ステップS50において、調整日hfを加
算していないと判定したときは、振込年月日kdに調整
日hf(前2日又は後2日)を加算して(S51)、処
理をステップS43に戻して、再び入金予定年月日と振
込年月日とを比較する。
【0060】ステップS50において、調整日hfを加
算したと判定した場合は、振込予定ファイル7に振込予
定データHiが他にあるかどうかを判定する(S5
2)。
【0061】ステップS52において、振込予定データ
Hiが他に存在しない場合は、上記実施の形態1と同様
な他の処理を実施して(S53)、本処理を終了する。
【0062】また、ステップS52において、振込予定
データHiが他に存在すると判定したときは、処理をス
テップS42に戻して、他の振込予定データHiと読み
込んだ振込データKiとの比較を行う。
【0063】さらに、ステップS46において、両方の
金額が一致しないと判定した場合は、図14に示すよう
に、振込予定データHiの振込予定金額hcから振込デ
ータKiの振込金額kcを減算した値qiを演算する
(S61)。そして、このqiが手数料hcb範囲かど
うかを判断(適当かどうかを)する(S62)。次に、
手数料hcbが適当な振込予定額hcからqiを減算し
た値を、新たな入金予定額hcとする(S63)。
【0064】そして、引き当てた振込予定ファイル7の
振込予定データHiの振込予定金額fcと振込金額kc
とを比較し(S64)、一致している場合は、振込デー
タKiの振込金額kは振込金額範囲内と判定する(S6
5)。そして、処理を図13のステップS47に戻して
図9に示すような仕訳伝票を自動発行させる処理を行わ
せる。すなわち、入金予定日の前後2日は誤差の範囲と
してマッチングを行っている。
【0065】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、年月と
取引先名と請求金額とを対応(関係づけた)させた請求
書データを複数、記憶した請求書ファイルから、月と取
引先名とが一致する請求書データを全て検索し、これら
の請求書データの金額を合計し、この合計金額、月と取
引先名(請求書情報)を月の前記請求先の振込予定デー
タとして振込予定ファイルに記憶しておく。そして、金
融情報ネットワークを介して請求先から年月日、振込先
名及び金額とからなる振込データが入力すると、この振
込データに一致する取引先名を有する振込予定データが
前記振込予定ファイルに存在するかどうかを判断し、一
致する振込予定データが存在すると判定したときは、請
求書ファイルからその請求書データを消し込む。
【0066】
【0067】従って、マッチング処理業務は、経理従事
者が介入しなくともよいので、経理従事者の作業工数が
低減するという効果が得られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1のオンライン会計システムの概略
構成図である。
【図2】請求元の端末の概略構成図である。
【図3】振込予定データ生成部の処理を説明する説明図
である。
【図4】振込予定データの説明図である。
【図5】振込予定データ生成部の動作を説明するフロー
チャートである。
【図6】マッチング処理部の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図7】名称での引当を説明するフローチャートであ
る。
【図8】マッチング処理部の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図9】仕訳伝票の説明図である。
【図10】実施の形態2の概念を説明する説明図であ
る。
【図11】実施の形態2の概念を説明するフローチャー
トである。
【図12】実施の形態2の振込予定データの説明図であ
る。
【図13】実施の形態2の詳細を説明するフローチャー
トである。
【図14】実施の形態2の詳細を説明するフローチャー
トである。
【符号の説明】
4 FB 6 請求書ファイル 7 振込予定ファイル 8 振込予定データ生成部 10 振込ファイル 11 振込データ読取部 12 マッチング処理部 13 振込予定データ消去部 14 調整伝票生成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−297709(JP,A) NELSON,Stephen L.,Microsoft Mone y:Guide to Persona l Finance,Microsof t Press,1996.06(2nd e d.),(pp.128−130) LYONS,Daniel,”HKM uses EDI to ease bank reconciliatio n hassles”,InfoWor ld,vol.17,no.17,1995. 04.24,p.80 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/60 G06F 19/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振込や取引内容の照会を可能にする金融
    情報ネットワークと、請求元のホストとを接続した会計
    システムにおいて、 前記ホストは、年月と取引先名とからなる請求先への請
    求先情報と該請求先の請求金額とからなる請求データと
    が関係付けられて予め複数記憶された請求書ファイル
    と、 前記請求先情報と振込予定データとが関係付けられて記
    憶される振込予定ファイルと、 前記請求書ファイルから前記月単位の請求先情報を検索
    し、該請求先情報と同じ取引名の請求書データを全て検
    索し、これらの月単位の請求書データの金額を合計した
    振込予定金額と前記請求先情報とからなる振込予定デー
    タとを関係つけて予め前記振込予定ファイルに記憶する
    振込予定データ生成部と、 前記金融情報ネットワークを介して前記請求先から年月
    日、振込先名及び金額とからなる振込データが入力する
    と、この振込データに一致する取引先名を有する前記振
    込予定データが前記振込予定ファイルに存在するかどう
    かを判断するマッチング処理部と、 前記マッチング処理部で振込予定データと一致する振込
    予定データが存在すると判定したときは、前記請求書フ
    ァイルから前記一致すると判定した振込予定データの請
    求先名を有する請求書データを消し込む請求書データ消
    込部とを有することを特徴とする振込入金データの自動
    仕訳機能付き会計システム。
  2. 【請求項2】 前記振込予定データの請求先情報は、振
    込予定年月、振込予定金額及び請求先の複数種の名称が
    書き込まれたレコードにされ、前記マッチング処理部
    は、前記振込データの振込先側の名称と、前記検索され
    た振込予定データのいずれかの請求先の名称とが一致し
    ているとき、その振込予定データを引当ることを特徴と
    する請求項1記載の振込入金データの自動仕訳機能付き
    会計システム。
  3. 【請求項3】 前記振込データから仮受伝票を生成して
    仮受ファイルに保存した後に、この仮受伝票の振込デー
    タを前記マッチング処理部に渡して、該振込データに一
    致する前記振込予定データを検索させる振込データ読取
    部とを有することを特徴とする請求項1又は2記載の振
    込入金データの自動仕訳機能付き会計システム。
  4. 【請求項4】 前記マッチング処理部は、前記仮受ファ
    イルからの振込データの振込金額と前記振込予定金額と
    が一致していない場合は、前記振込予定金額から前記振
    込金額を減算した金額を求め、この金額を前記手数料と
    して、前記振込予定金額から減算し、該減算した後に、
    その減算した振込予定金額と前記振込金額との一致を再
    び判定することを特徴とする請求項1、2又は3記載の
    振込入金データの自動仕訳機能付き会計システム。
  5. 【請求項5】 前記マッチング処理部は、前記減算した
    金額が所定範囲金額かどうかを判定し、所定金額範囲内
    の場合は、その金額を前記金融情報ネットワークの前記
    手数料と判定することを特徴とする請求項1、2、3又
    は4記載の振込入金データの自動仕訳機能付き会計シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記振込予定金額から前記振込金額を減
    算した金額を求めた手数料が正しいと判定したときは、
    消し込みのための前記振込金額の仕訳伝票データを自動
    的に生成する仕訳伝票生成部とを有することを特徴とす
    る請求項1、2、3、4又は5記載の振込入金データの
    自動仕訳機能付き会計システム。
  7. 【請求項7】 前記マッチング処理部で検索された振込
    予定データに関連する請求データに対して消し込み処理
    を行う請求データ消込部とからなる請求項1、2、3、
    4、5又は6記載の振込入金データの自動仕訳機能付き
    会計システム。
  8. 【請求項8】 前記請求データ消込部は、前記仕訳伝票
    生成部で生成された仕訳伝票データを用いて前記消し込
    み処理を行うことを特徴とする請求項7記載の振込入金
    データの自動仕訳機能付き会計システム。
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