JP3332684B2 - 枚葉印刷機の排紙部真空吸引車 - Google Patents

枚葉印刷機の排紙部真空吸引車

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JP3332684B2 JP22340995A JP22340995A JP3332684B2 JP 3332684 B2 JP3332684 B2 JP 3332684B2 JP 22340995 A JP22340995 A JP 22340995A JP 22340995 A JP22340995 A JP 22340995A JP 3332684 B2 JP3332684 B2 JP 3332684B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、枚葉印刷機の排紙
部に設けられる真空吸引車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術について、図5ないし図10
により説明する。図5のaは枚葉印刷機の全体の概略構
成を示し、bはa中矢視Pで示す排紙部を拡大して示す
ものである。
【0003】枚葉印刷機は主なユニットとして給紙装置
17、印刷装置2、排紙装置1及び積載装置4等々で構
成されている。給紙装置17のテーブル18上へ積重し
たシート(枚葉紙)3は最上段側より1枚ずつ順次下流
へ送り出された後、次工程印刷装置2に於いて所定の印
刷が施される。
【0004】続いて搬送装置であるエンドレスチェン1
9に具備させたチェングリッパ20を介し先端を把持さ
れて排紙装置1迄搬送され、積載装置4の排紙テーブル
5上にチェングリッパ20から解放されて落下積重する
よう構成されている。
【0005】前記エンドレスチェン19、チェングリッ
パ20等の搬送手段により移送されて来た枚葉紙3を前
記シート積載装置4の排紙テーブル5上へ安定的に積重
させる手段、即ち紙揃えを確実にする手段として前記シ
ート積載装置4の入口部上方に位置し真空吸引車6が設
備されている。該真空吸引車6は印刷する枚葉紙3の長
さに対応して前後方向へ移動させる事ができるようにな
っている。
【0006】このような基本配置において、従来の代表
的な真空吸引車6は、図6に示すようにシート3の横幅
方向、つまり枚葉紙3の搬送と直角方向へ複数組を一列
に並設したもので、各真空吸引車6はそれぞれ独立的に
設備した開閉弁21、吸入パイプ22を介して吸気源で
ある真空ポンプ11へ接続されており、作動、非作動を
任意に設定できるようになっている。
【0007】この真空吸引車6に具備した開閉弁22の
一例は図7に示すとおりであり、真空吸引車6へ連らな
る空気通路の途上に於いて軸方向へ直交する通気孔23
を形成した回動軸24から成る開閉弁21を具備し、モ
ータ或いは電磁弁を介して駆動するロータリアクチュエ
ータ25にて前記回動軸24を回動させる事によって空
気通路を開閉するように構成されている。
【0008】また、他の例は図8に示すように、真空吸
引車6へ連らなる空気通路の途上に於いて軸方向へ直交
する通気孔23を形成した摺動軸26から成る開閉弁2
1を具備し、電磁弁27を介して作動するアクチュエー
タ28にて前記摺動軸26を図中左右方向へ移動させる
事によって空気通路を開閉するように構成されている。
尚、これらの図中29は真空吸引車6の外筒セル、30
は内筒、31はブラケット、32は前記外筒セル29の
群を一体的に回転させる回転軸である。
【0009】上記構造のもと、真空ポンプ11を駆動さ
せると開口した開閉弁21から空気が抜き取られ、これ
によって内筒30の中空部が負圧になり上側面に形成し
た長孔33及び外筒セル29周面へ穿設した複数個の孔
34を介して外部の空気を吸入する事ができる。
【0010】外筒セル29の上側面へ転接する枚葉紙3
は前記外筒セル29外周面へ穿設した孔34への吸入空
気により吸着された後、低速回転する外筒セル29にて
速度を制動されながら積載装置4へ送り込まれる。以
下、同挙動の繰り返しにより枚葉紙3は順次移送されて
所定テーブル5上へ落下投入される事になる。
【0011】尚、横幅の広い紙(図6中のB)の場合は
総べての真空吸引車6を作動させ、又、横幅の狭い紙
(図6中のB0 )の場合は両幅端の開閉弁を閉じ図6中
の中央3ヵ所の真空吸引車6のみを作動させる。これら
の制御によって真空圧の圧力損失を防止し吸引力を適正
かつ安定して保つ事ができるようになっている。
【0012】また、図9、図10に従来の他のシート真
空吸引車の例を示す。この装置は、吸込ローラ35、複
数組設けられた吸気供給区分36、ここでは図示しない
が図6に示したような真空ポンプ11、それぞれの吸気
供給区分36を同真空ポンプ11と連結する接続管3
7、ホース38及び該ホース38の経路途上に設けた遮
断弁21等々によって構成されている。
【0013】吸込ローラ35は図9に示すように中実軸
へ軸心を通る複数の貫通孔39を、螺旋状に配列して穿
設したもので、該螺旋は軸中央を基準として両軸端に向
かって逆位相に形成してある。
【0014】吸気供給区分36は吸気口部を前記吸込ロ
ーラ35の外周面へ摺接させたものであり、吸込ローラ
35の軸方向に沿って複数組が分割配置されている。4
0は吸気口部を吸込ローラ35の外周面へ押圧するスプ
リングである。
【0015】上記構造のもと真空ポンプ11を駆動する
と共に遮断弁21を開口すれば、対応するホース38、
接続管37、吸気供給区分36内が負圧となり吸込ロー
ラ35の貫通孔39からの空気吸入を介して上面を走行
する枚葉紙3を吸着する事ができる。
【0016】紙3への制動機能、吸引横幅の設定に係る
遮断弁21の機能は前記図6ないし図8で説明した例と
同様である。本装置は吸込ローラ35に穿設した貫通孔
39を螺旋状に配設した構造上、紙3へのブレーキ作用
と共に横幅方向への引張力が得られ、しわを伸ばす機能
がある。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】前記したように従来の
ものに於ては、排紙装置へ設備したこれ迄の真空吸引車
6はシート(枚葉紙)3の横幅方向、つまりシート搬送
に対し直角方向へ一列に複数組の真空吸引手段を設備
し、各々の真空吸引手段へ独立的に具備した開閉弁(遮
閉弁)21を開閉作動させる事によって積重させるシー
ト3の横幅に対応させていた。つまり、横幅の狭いシー
ト3の場合両幅端部の吸引車6、或いは空気供給区分3
6の開閉弁21を閉じ、真空圧の漏洩損失を防止すべく
制御していた。
【0018】しかし、従来型の真空吸引車(手段)6は
軸方向に於いて複数に分割して設備させているため、分
割した各々に開閉弁21を具備させる必要から、構造が
複雑になり、故障が増加する。又、保守、修理も困難に
なる。
【0019】加えて、真空吸引装置部の構造が大型化
し、広い設置スペースが必要になる。更に、印刷する紙
寸法が変わった場合、真空吸引車6の紙流れ方向の位置
を印刷前に調整する必要があるが、移動させるホース等
が多く移動が困難又は移動装置が複雑になる等々、いろ
いろな問題があった。
【0020】本発明はこれらの問題点を解消し、効率的
に稼動する新たな装置を得ることを課題とするものであ
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するべくなされたもので、その外周に軸方向に沿って
直線的に配設された通気孔を有する中空の吸引管、その
外周に軸方向に沿って直線的に配設された通気孔の列を
円周方向で位相をずらせて複数列設けると共に各列の通
気孔配設の軸方向長さをそれぞれ異らせて構成し上記吸
引管の外側に遊嵌された中空のバルブ、同バルブに接続
されたバルブの回動位置決め手段、その外周面に軸方向
中央を基準として対称的にかつ複数条の螺旋状に配設さ
れた複数の孔を有し正規回転時に螺旋条が中央から両端
に進行する向きで上記バルブの外側に遊嵌された中空の
吸引シェルよりなる枚葉印刷機の排紙部真空吸引車を提
供するものである。
【0022】また、本発明は、上記中空の吸引シェルの
孔は、その軸方向線上の孔面積の回転方向の変化度合を
50%以下にした枚葉印刷機の排紙部真空吸引車を提供
するものである。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図1ない
し図4に基づいて説明する。
【0024】なお、枚葉印刷機としての全体的構成は、
図5に説明したものと同じであり、また、各部分の構成
が従来のものと同一又は対応するものもいくつかあるの
で、同一又は対応する構成部分については、同一の符号
を付して示し、説明が重複する部分については、繰り返
しての説明は省略する。
【0025】本実施の形態は、枚葉印刷機の排紙装置1
の上流へ配設され、前工程印刷装置2から順次搬送され
て来るシート(枚葉紙)3の走行速度を制動し、積載装
置4のテーブル5上へ安定的に積重させるためのシート
真空吸引車6に関するものであるが、シート3下面を吸
着し低速回転する事によってシートの走行速度を減速さ
せ、所定位置へ落下投入させるといった基本機能は前記
従来技術の項に於いて説明したものと同様である。
【0026】一方、この中心となる真空吸引車6は、図
1に示すように、それぞれ中空の吸引管7、バルブ8及
び回転吸引シェル9を同軸上へ内側から順次組み込んで
構成されている。
【0027】上記真空吸引車6の一番内側になる吸引管
7は、図2−aに平面を、また図2−bにそのB−B断
面を示すように、略全長に亘って貫通した中空軸で構成
されており、中空部の両端は、図1に示すように導管1
0を介して真空ポンプ11へ接続されている。
【0028】同吸引管7の外周部には通気孔となる複数
個の長穴12が穿設され、軸方向に沿って直線的に配列
されている。なお、ここでは複数の長穴12で示した
が、同長穴12の配置位置に亘って連続する1個の長
穴、又は複数の丸穴等で替えうるものである。
【0029】いずれにせよ長穴12等の通気孔の、軸方
向の両最外端は印刷する最大シート(枚葉紙)の横幅よ
りも若干広く形成してある。尚、吸引管7は長穴12を
シートを吸引する方向にした状態で固定してある。
【0030】次に、吸引管7の外側へわずかの隙間を持
って回動可能に遊装させたバルブ8は図3−a、図3−
bに示すように中空軸外周の軸方向に沿って直線的に穿
設した1個、或いは複数個の通気孔13を、中空軸の円
周方向の位相角度を変えて複数個所、それぞれ軸方向の
長さを変えて形成すると共に、図1に示すように該軸の
端部にレバー43を固設し、これをエアシリンダ41と
リンク42で連接した回動位置決め手段を具備してい
る。
【0031】次にバルブ8の外側へ嵌装する回転吸引シ
ェル9は図4に示すように、吸気容量の削減、真空度の
維持を図ることを意図して外周面の特定領域に於いて複
数個の孔14を穿設しており、該孔14は軸方向中央を
基準として略左右対称に、かつ複数条の螺旋状に配設し
てある。
【0032】前記した螺旋のネジレ方向は、シェル9の
回転そしてシートの走行に伴い、シート3の横幅方向、
中央側から順次両端側へ螺旋条が進行しこれに伴い吸引
力が同様に移動して作用するよう設定してある。
【0033】すなわち、シェル19の軸方向中央に近い
側の孔14から先行して吸着し、両端側の孔14程シェ
ル9回転方向に対し吸引力が遅れて作用するよう設定し
てある。同構成により、搬送されて来る枚葉紙3のシワ
を伸ばす機能が得られる。又、各領域内のシェルに穿設
した孔14の軸方向線上に於ける面積の総和変動を50
%以下に設定している。
【0034】つまり、軸線上に於ける孔開口面積の総和
の最大値をA1 とし、軸線上に於ける孔開口面積の総和
の最小値をA2 とした場合、面積変化度合=(A1 −A
2 )/A1 ≦0.5(50%)とし、これを極力小さく
設定した事によって吸引領域から紙3が離れる瞬間のブ
レーキ力(制動力)の変動が小さくなるので紙揃えが良
くなり、シート(紙)3の積重状態を安定化させる事が
できるようになった。前記した面積変化度合は、実験上
20〜30%位に設定すれば、より望ましいことがわか
った。尚、回転吸引シェル9は軸端に結合したモータ1
5を介して回転駆動されるようになっている。
【0035】このような本実施の形態によれば、真空ポ
ンプ11によって負圧にされた吸引管7の中空部へは、
上面の長穴12、外装したバルブ8の通気口13及び回
転吸引シェル9の孔14を通って外部の空気が吸入さ
れ、該吸入作用によって回転吸引シェル9の上側周面へ
転接して走行するシート(枚葉紙)3を吸着する。
【0036】バルブ8は回動手段を介して印刷された枚
葉紙3の横幅を基準として最も理想とする吸引幅の通気
口13が選択的に設定されており、外部回転吸引シェル
9はモータ15の駆動により枚葉紙3の搬送速度よりも
はるかに遅い適度な周速度となる様回転が制御されてい
る。
【0037】上記した本装置のバルブ8は所定角度への
位相設定によって吸引管7の長穴12を遮閉し、吸引力
をカットする事が可能で、制動力を付加せず生産途上に
於ける印刷状態の検査用等として下流端のストッパ16
を開放し枚葉紙3を進行方向へ適宜抜き取る事ができる
ようになっている。
【0038】そして本実施の形態では、真空吸引車6の
基本構造、つまり真空吸引管7、真空域(横幅)を設定
するバルブ8及びシート(枚葉紙)3の下面を吸着し制
動力を付加する回転吸引シェル9を軸中心側より順次同
軸上へ組み込み三重構造とした事により真空吸引車6を
非常にコンパクトにでき、これによって排紙装置部全体
の小型化が図れるようになった。
【0039】又、この真空吸引車6の各構成要素につい
てみれば、まず、吸引管7では、軸両端側から空気を吸
入する事によって管軸方向、つまり走行する紙の横幅方
向に於ける吸引力の差異が小さくでき、シートの斜行や
紙揃えのバラツキ等がなくなると共に、真空吸引車6全
体を紙の走行方向に調節の為移動させるのが容易になる
ものである。
【0040】また、バルブ8は、エアシリンダ41、リ
ンク42、レバー43等で構成した回動位置決め手段
で、軸の回転方向に於ける位相設定により紙の横幅方向
に於ける吸引域(吸引有効長さ)が短時間で変更設定で
き、又、従来型開閉弁等部品(摩耗部品)点数が少なく
なるため耐久性が増加し、保守、修理等に要する作業時
間が短縮できる。
【0041】また、吸引シェル9は、吸入孔14を特定
領域に於いて、かつシェル回転に伴い吸着作用力がシー
トの両横幅方向へ移動すべく螺旋状に配置した事により
シート移送中のシワの発生を抑制し、シワを伸ばせるこ
とができる。
【0042】なお、軸方向線上に於ける孔14の面積の
総和の変化度合を50%以下(好ましくは20〜30
%)に設定する事によって吸引領域から紙が離れる瞬間
の制動力変動が小さくなり紙揃えがよくなる。これらに
よりシート積載装置に於けるシート積重状態が安定、か
つ正確に行えるようになった。
【0043】以上、本発明を図示の実施の形態について
説明したが、本発明はかかる実施の形態に限定されず、
本発明の範囲内でその具体的構造に種々の変更を加えて
よいことはいうまでもない。
【0044】
【発明の効果】以上本発明によれば、以下に列挙するよ
うな種々の効果を奏しうるものである。
【0045】(1)真空吸引車を構成する真空吸引管を
中心として吸引域(横幅)を規定するバルブ、シート
(枚葉紙)を吸着し制動力を付加する回転吸引シェルを
同軸上へ組み込み三重構造とした事により全体を非常に
コンパクトに形成する事が可能となった。また、真空吸
引車の紙流れ方向の調節も容易になった。
【0046】(2)真空吸引管の中空部両側端を真空源
(真空ポンプ)へ接続した事により管内の真空度が均一
化しシート横幅方向に於ける吸着力のバラツキ(差位)
が少なくなるため紙揃えが安定する。
【0047】(3)バルブの構造として、軸方向に沿っ
て通気孔を直線的に穿設し、吸引有効長さを設定すると
共に該吸引有効長さの異なる複数種の通気孔を円周方向
に於いて複数個所配設し、バルブを適宜の位相に切替え
る事によってシート横幅に対応する所定吸引幅の変更設
定が簡単に行える。又、本形式のバルブは従来型開閉弁
に比べて摩耗及びそれに伴う故障が少なく、保守、調整
(修理)が簡単になる。
【0048】(4)回転吸引シェルの構造として、外周
面の特定領域に於いて複数の孔を軸方向中央を基準とし
て対称に、かつ複数条の螺旋状に配置しており、又、前
記螺旋のネジレ方向をシート幅方向中央側から順次シェ
ル両端側へ吸引力が作用するよう設定すると共に、特に
請求項2の発明では各領域内のシェルに穿設した孔の軸
線上の面積の総和の変動を50%以下にしたことによっ
て、吸気損失を抑え、真空度を確保できると共に吸引作
用点の横幅方向外側への移動によって枚葉紙へのシワ発
生を抑制し、かつシワを伸ばせる。又、吸引シェルの回
転に伴う吸引力の極端な変化をなくす事ができ、紙が離
れる瞬間の制動力変動が少なく紙揃えがよくなるため安
定積重ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す説明図。
【図2】図1の実施の形態における吸引管を示し、aは
その平面、bはaのB−B断面の説明図。
【図3】図1の実施の形態におけるバルブを示し、aは
その平面、bはaから90°位相をずらした面、cはa
のX−X矢視、dはbのY−Y矢視の説明図。
【図4】図1の実施の形態におけるシェルの説明図。
【図5】通常の枚葉印刷機の全体を示し、aはその全体
構成、bはaの矢視P部の詳細を拡大した説明図。
【図6】従来の真空吸引車の配列と関連構成を示す説明
図。
【図7】従来の真空吸引車の開閉弁の説明図。
【図8】従来の真空吸引車の他の開閉弁の説明図。
【図9】従来の他の真空吸引車のローラを示す説明図。
【図10】図9のローラと吸引構造の関連を示す説明
図。
【符号の説明】
6 真空吸引車 7 吸引管 8 バルブ 9 吸引シェル 12 通気孔 13 通気孔 14 孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 29/24 B41F 21/00 B65H 29/68

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その外周に軸方向に沿って直線的に配設
    された通気孔を有する中空の吸引管、その外周に軸方向
    に沿って直線的に配設された通気孔の列を円周方向で位
    相をずらせて複数列設けると共に各列の通気孔配設の軸
    方向長さをそれぞれ異らせて構成し上記吸引管の外側に
    遊嵌された中空のバルブ、同バルブに接続されたバルブ
    の回動位置決め手段、その外周面に軸方向中央を基準と
    して対称的にかつ複数条の螺旋状に配設された複数の孔
    を有し正規回転時に螺旋条が中央から両端に進行する向
    きで上記バルブの外側に遊嵌された中空の吸引シェルよ
    りなることを特徴とする枚葉印刷機の排紙部真空吸引
    車。
  2. 【請求項2】 上記中空の吸引シェルの孔は、その軸方
    向線上の孔面積の回転方向の変化度合を50%以下にし
    たことを特徴とする請求項1に記載の枚葉印刷機の排紙
    部真空吸引車。
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