JP3331741B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
- Publication number
- JP3331741B2 JP3331741B2 JP09767994A JP9767994A JP3331741B2 JP 3331741 B2 JP3331741 B2 JP 3331741B2 JP 09767994 A JP09767994 A JP 09767994A JP 9767994 A JP9767994 A JP 9767994A JP 3331741 B2 JP3331741 B2 JP 3331741B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- platen
- ink jet
- jet recording
- recording apparatus
- Prior art date
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録装
置に関し、詳細にはプラテン上の汚れを除去する手段を
有するインクジェット記録装置に関する。
置に関し、詳細にはプラテン上の汚れを除去する手段を
有するインクジェット記録装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、紙送りにプラテンを使用するイン
クジェット記録装置において、記録装置の使用者による
誤操作等により、インクジェット記録ヘッドと対向する
プラテン外周面に印字紙が到着してない状態で、図４に
示す様にインクジェットヘッドよりプラテン外周面にイ
ンクを吐出させ付着させてしまうことがあり、このイン
クを除去しなければ、記録装置を印字状態にした時印字
紙がプラテン外周印字面に接触すると、付着していたイ
ンクが印字紙に吸着されシミとなり印字品質を損なって
しまっていた。
クジェット記録装置において、記録装置の使用者による
誤操作等により、インクジェット記録ヘッドと対向する
プラテン外周面に印字紙が到着してない状態で、図４に
示す様にインクジェットヘッドよりプラテン外周面にイ
ンクを吐出させ付着させてしまうことがあり、このイン
クを除去しなければ、記録装置を印字状態にした時印字
紙がプラテン外周印字面に接触すると、付着していたイ
ンクが印字紙に吸着されシミとなり印字品質を損なって
しまっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような図４に示す
プラテン外周の印字面に付着したインクを除去するため
には、印字紙を記録装置に挿入し、紙送りをしながら印
字紙にインクを吸着させるか、若しくはプラテンを回転
させながらプラテン外周印字面に付着したインクを拭き
とるといった、インクジェット記録装置の使用者にとっ
て手間のかかる面倒な方法を取らさねばならない点にあ
る。
プラテン外周の印字面に付着したインクを除去するため
には、印字紙を記録装置に挿入し、紙送りをしながら印
字紙にインクを吸着させるか、若しくはプラテンを回転
させながらプラテン外周印字面に付着したインクを拭き
とるといった、インクジェット記録装置の使用者にとっ
て手間のかかる面倒な方法を取らさねばならない点にあ
る。
【０００４】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、インクジェット記録
装置の使用者による誤操作等によりプラテン外周の印字
面に付着したインクを除去する構造を備えたインクジェ
ット記録装置を提供することにある。
もので、その目的とするところは、インクジェット記録
装置の使用者による誤操作等によりプラテン外周の印字
面に付着したインクを除去する構造を備えたインクジェ
ット記録装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によるインクジェ
ット記録装置は、記録媒体を搬送するためのプラテン
と、そのプラテンにより搬送される記録媒体にインク滴
を吐出して記録するインクジェット記録ヘッドと、前記
記録ヘッドが配設された位置より前記プラテンの回転方
向下手側に、プラテン外周面のインク汚れを除去するク
リーニング手段とを備えたインクジェット記録装置にお
いて、前記クリーニング手段が、前記プラテン外周面の
インクを掻き取る可撓性を有する樹脂板と、該樹脂板で
掻き取ったインクを吸収し、且つそれを厚い吸収体に導
く薄い吸収体と、掻き取ったインクを前記薄い吸収体を
介して蓄積する厚い吸収体と、およびそれらを保持する
ための凸起を有した保持体とにより構成されていること
を特徴とする。さらに、前記樹脂板は、前記プラテンを
一定圧力で押圧するよう配設されていることを特徴とす
る。さらに、前記厚い吸収体は、前記プラテン側を斜面
にした形状となしていることを特徴とする。
ット記録装置は、記録媒体を搬送するためのプラテン
と、そのプラテンにより搬送される記録媒体にインク滴
を吐出して記録するインクジェット記録ヘッドと、前記
記録ヘッドが配設された位置より前記プラテンの回転方
向下手側に、プラテン外周面のインク汚れを除去するク
リーニング手段とを備えたインクジェット記録装置にお
いて、前記クリーニング手段が、前記プラテン外周面の
インクを掻き取る可撓性を有する樹脂板と、該樹脂板で
掻き取ったインクを吸収し、且つそれを厚い吸収体に導
く薄い吸収体と、掻き取ったインクを前記薄い吸収体を
介して蓄積する厚い吸収体と、およびそれらを保持する
ための凸起を有した保持体とにより構成されていること
を特徴とする。さらに、前記樹脂板は、前記プラテンを
一定圧力で押圧するよう配設されていることを特徴とす
る。さらに、前記厚い吸収体は、前記プラテン側を斜面
にした形状となしていることを特徴とする。
【０００６】
【０００７】
【０００８】
【実施例】以下に本発明を実施例に基づき詳細に説明す
る。
る。
【０００９】図１はインクジェットプリンタを説明する
ための斜視図であり、１は円筒形状のプラテンであり、
Ａ方向に回転して記録媒体である印字紙３を搬送する。
この印字紙３に対向するように記録ヘッド２を配置し、
この記録ヘッド２を領域Ｂを走査しながらインク滴を吐
出させることにより印字紙３に記録画像を形成できるよ
うにしている。
ための斜視図であり、１は円筒形状のプラテンであり、
Ａ方向に回転して記録媒体である印字紙３を搬送する。
この印字紙３に対向するように記録ヘッド２を配置し、
この記録ヘッド２を領域Ｂを走査しながらインク滴を吐
出させることにより印字紙３に記録画像を形成できるよ
うにしている。
【００１０】図２は、プラテン１の外周面に付着したイ
ンク滴を除去するためのインク吸収構造体５を備えたイ
ンクジェット記録装置であり、記録ヘッド２が配された
位置よりもプラテンの回転方向Ａの下手側にプラテン１
の長さとほぼ同等の長さのインク吸収構造体５を配設し
ている。このインク吸収構造体５は、プラテンの印字面
に接触する可撓性を有した合成樹脂板７と、インクを吸
収させる薄い吸収体８と、インク吸収側を斜面にしたイ
ンクを吸収させる厚い吸収体９、およびそれらを保持す
るために凸起１０ａ，１０ｂを有した保持体６により構
成されている。このインク吸収構造体５は、合成樹脂板
７とインクを吸収させる薄い吸収体８と厚い吸収体９に
保持体６のそれぞれの凸起１０ａ，１０ｂを相対する穴
部７ａ，８ａ，９ａ及び７ｂ，８ｂ，９ｂに貫通させ、
凸起１０ａ，１０ｂ先端を折り曲げることにより位置決
めと固定をしている。
ンク滴を除去するためのインク吸収構造体５を備えたイ
ンクジェット記録装置であり、記録ヘッド２が配された
位置よりもプラテンの回転方向Ａの下手側にプラテン１
の長さとほぼ同等の長さのインク吸収構造体５を配設し
ている。このインク吸収構造体５は、プラテンの印字面
に接触する可撓性を有した合成樹脂板７と、インクを吸
収させる薄い吸収体８と、インク吸収側を斜面にしたイ
ンクを吸収させる厚い吸収体９、およびそれらを保持す
るために凸起１０ａ，１０ｂを有した保持体６により構
成されている。このインク吸収構造体５は、合成樹脂板
７とインクを吸収させる薄い吸収体８と厚い吸収体９に
保持体６のそれぞれの凸起１０ａ，１０ｂを相対する穴
部７ａ，８ａ，９ａ及び７ｂ，８ｂ，９ｂに貫通させ、
凸起１０ａ，１０ｂ先端を折り曲げることにより位置決
めと固定をしている。
【００１１】インク吸収構造体５を構成している合成樹
脂板７は、可撓性を有しプラテン外周面に一定の圧力で
接触し、その外周面に付着したインクを掻き取る役割を
果たしている。また、インクを吸収させる薄い吸収体８
は、合成樹脂板７より幅方向を若干狭くした形状とし、
合成樹脂板７に密着させるように固定させ、合成樹脂板
７で掻き取ったインクを吸収し、それをを厚い吸収体９
に導く役割を果たしている。さらに、インクを吸収させ
る厚い吸収体９は、インクを吸収し易くする為にプラテ
ン側を斜面にした形状とし、吸収したインクを蓄積する
役割を果たしている。
脂板７は、可撓性を有しプラテン外周面に一定の圧力で
接触し、その外周面に付着したインクを掻き取る役割を
果たしている。また、インクを吸収させる薄い吸収体８
は、合成樹脂板７より幅方向を若干狭くした形状とし、
合成樹脂板７に密着させるように固定させ、合成樹脂板
７で掻き取ったインクを吸収し、それをを厚い吸収体９
に導く役割を果たしている。さらに、インクを吸収させ
る厚い吸収体９は、インクを吸収し易くする為にプラテ
ン側を斜面にした形状とし、吸収したインクを蓄積する
役割を果たしている。
【００１２】本発明のインクジェット記録装置によれ
ば、図４に示したようなインク滴がプラテン外周面に付
着した場合であっても、常にプラテン１外周面と接触し
ている合成樹脂板７によりインクは掻き取られ、そのイ
ンクは吸収体８を介して吸収体９に蓄積されるため印字
紙３と接するプラテン外周面は常に汚れの無い状態に保
つことができる。
ば、図４に示したようなインク滴がプラテン外周面に付
着した場合であっても、常にプラテン１外周面と接触し
ている合成樹脂板７によりインクは掻き取られ、そのイ
ンクは吸収体８を介して吸収体９に蓄積されるため印字
紙３と接するプラテン外周面は常に汚れの無い状態に保
つことができる。
【００１３】本発明のインク吸収構造体５を、例えばイ
ンク滴が誤って付着したときなどに記録装置本体に設け
たクリーニング釦等により選択的にプラテン１外周面に
当接させてクリーニングさせることも可能である。これ
により、合成樹脂板７の耐久性を向上させることができ
る。また、インク吸収構造体５を複数設けることにより
クリーニング効果が向上することは言うまでもない。さ
らに、インク吸収構造体５を脱着可能に構成することに
より、吸収体８，９を洗浄したり、それ自体を交換する
など方法も取れる。
ンク滴が誤って付着したときなどに記録装置本体に設け
たクリーニング釦等により選択的にプラテン１外周面に
当接させてクリーニングさせることも可能である。これ
により、合成樹脂板７の耐久性を向上させることができ
る。また、インク吸収構造体５を複数設けることにより
クリーニング効果が向上することは言うまでもない。さ
らに、インク吸収構造体５を脱着可能に構成することに
より、吸収体８，９を洗浄したり、それ自体を交換する
など方法も取れる。
【００１４】
【発明の効果】以上通り、本発明のインクジェット記録
装置によれば、プラテン外周面に誤って付着したインク
滴による印字紙の汚れを防止するとともに、使用者がプ
ラテンの汚れを拭き取るといった面倒な方法を取る必要
がなく、常にクリーンな状態にプラテン表面を保つこと
ができるものである。
装置によれば、プラテン外周面に誤って付着したインク
滴による印字紙の汚れを防止するとともに、使用者がプ
ラテンの汚れを拭き取るといった面倒な方法を取る必要
がなく、常にクリーンな状態にプラテン表面を保つこと
ができるものである。
【図１】本発明のインクジェット記録装置を説明するた
めの斜視図である。
めの斜視図である。
【図２】本発明のインクジェット記録装置を説明するた
めの斜視図である。
めの斜視図である。
【図３】本発明のインク吸収構造体の分解斜視図であ
る。
る。
【図４】インク滴がプラテン上に形成された場合を説明
するための斜視図である。
するための斜視図である。
１‥‥プラテン ２‥‥インクジェットヘッド ３‥‥印字紙 ４‥‥インク ５‥‥インク吸収構造体 ６‥‥保持体 ７‥‥合成樹脂板 ８‥‥薄い吸収体 ９‥‥厚い吸収体
Claims (3)
- 【請求項１】 記録媒体を搬送するためのプラテンと、
そのプラテンにより搬送される記録媒体にインク滴を吐
出して記録するインクジェット記録ヘッドと、前記記録
ヘッドが配設された位置より前記プラテンの回転方向下
手側に、プラテン外周面のインク汚れを除去するクリー
ニング手段とを備えたインクジェット記録装置におい
て、 前記クリーニング手段が、前記プラテン外周面のインク
を掻き取る可撓性を有する樹脂板と、該樹脂板で掻き取
ったインクを吸収し、且つそれを厚い吸収体に導く薄い
吸収体と、掻き取ったインクを前記薄い吸収体を介して
蓄積する厚い吸収体と、およびそれらを保持するための
凸起を有した保持体とにより構成されていることを特徴
とするインクジェット記録装置。 - 【請求項２】 前記樹脂板は、前記プラテンを一定圧力
で押圧するよう配設されていることを特徴とする請求項
１記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項３】 前記厚い吸収体は、前記プラテン側を斜
面にした形状となしていることを特徴とする請求項１記
載のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09767994A JP3331741B2 (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09767994A JP3331741B2 (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | インクジェット記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07304236A JPH07304236A (ja) | 1995-11-21 |
| JP3331741B2 true JP3331741B2 (ja) | 2002-10-07 |
Family
ID=14198686
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09767994A Expired - Lifetime JP3331741B2 (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3331741B2 (ja) |
-
1994
- 1994-05-11 JP JP09767994A patent/JP3331741B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07304236A (ja) | 1995-11-21 |
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