JP3330671B2 - ファクシミリ装置の伝送制御方法 - Google Patents

ファクシミリ装置の伝送制御方法

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JP3330671B2
JP3330671B2 JP11528593A JP11528593A JP3330671B2 JP 3330671 B2 JP3330671 B2 JP 3330671B2 JP 11528593 A JP11528593 A JP 11528593A JP 11528593 A JP11528593 A JP 11528593A JP 3330671 B2 JP3330671 B2 JP 3330671B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の解像度で読み取
り入力した入力画像データを所定のファクシミリ符号化
方式で符号化圧縮してファクシミリ画情報に変換してそ
のファクシミリ画情報を送信するとともに、受信したフ
ァクシミリ画情報を元の画像データに復号化し、その復
号して得た画像データの画像を記録出力するファクシミ
リ装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ファクシミリ装置では、自端末
で読み取って得た入力画像データを所定の符号化方式で
符号化圧縮し、それによって形成した画情報を、指定さ
れた宛先端末に送信するようにしている。また、受信側
では、受信した画情報を復号化し、それによって得た画
像データの画像を記録出力するようにしている。
【0003】一方、ファクシミリ装置の設置場所の近傍
には、パーソナルコンピュータのような情報処理機器が
設置されていて、この情報処理機器でも所定型式の画像
データを取り扱うことができる。また、例えば、情報処
理機器で作成した画像データを他の場所に設置されてい
る同種の情報処理機器に伝送するときには、情報処理機
器に伝送手段を設け、この伝送手段を用い、回線を介し
て画像データをやりとりするようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにして、従来
では、情報処理機器で画像データを伝送するときには、
ファクシミリ装置とは別個の通信回線を設ける必要があ
り、設備投資に無駄があった。また、ファクシミリ装置
には、原稿画像を読み取り入力するためのスキャナが設
けられているが、このスキャナの機能を他の情報処理機
器からは利用することができず、その情報処理機器側に
もスキャナを備えなければならないという不都合を生じ
ていた。
【0005】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、他の情報処理機器との間でデータをやりとり
することのできるファクシミリ装置の伝送制御方法を提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定の解像度
で読み取り入力した入力画像データを所定のファクシミ
リ符号化方式で符号化圧縮してファクシミリ画情報に変
換してそのファクシミリ画情報を送信するとともに、受
信したファクシミリ画情報を元の画像データに復号化
し、その復号して得た画像データの画像を記録出力する
ファクシミリ装置の制御方法において、上記ファクシミ
リ装置は、データ記録媒体を交換可能な媒体交換型の外
部記憶装置と、この外部記憶装置にデータを保存するデ
ータ保存手段と、読み取り入力した入力画像データを所
定形式の画像データに変換する画像変換手段を備え、送
信側は、受信側から通知された通信機能から受信側が受
信可能なデータ形式を判断し、上記画像変換手段によ
り、読み取り入力した入力画像データをその判定した受
信可能なデータ形式の画像データに変換し、その変換後
の画像データを受信側に送信する一方、受信側は、受信
した画像データを上記外部記憶装置に保存するようにし
たものである。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【作用】したがって、ファクシミリ装置のスキャナを用
いて読み取った画像データを、他の情報処理機器のフォ
ーマットに変換するとともに、その画像データをデータ
記録媒体を介して他の情報処理機器との間でやりとりす
ることができる。また、他の情報処理機器で形成した画
像データを、ファクシミリ装置を用いて記録出力した
り、または、他のファクシミリ装置に送信することがで
き、ファクシミリ装置の機能を他の情報処理機器で活用
することができる。
【0012】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例にかかるグルー
プ3ファクシミリ装置を示している。なお、このグルー
プ3ファクシミリ装置は、ECMモードの通信機能を備
えている。
【0014】同図において、CPU1は、このグループ
3ファクシミリ装置の各部の制御処理、および、ファク
シミリ伝送制御手順処理を行うものであり、ROM2
は、CPU1が実行する制御処理プログラム、および、
処理プログラムを実行するときに必要な各種データなど
を記憶するためのものであり、RAM3は、CPU1の
ワークエリアを構成するものであり、DMAC4は、C
PU1を介さずに各要素間で高速にデータをやりとりす
るためのものである。
【0015】スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を
読み取るためのものであり、二値読み取り機能および多
値読み取り機能を備えている。プロッタ6は、所定の解
像度で画像を記録出力するためのものであり、また、操
作表示部7は、このファクシミリ装置を操作するための
もので、各種の操作キー、および、各種の表示器からな
る。
【0016】網制御装置8は、このファクシミリ装置を
公衆電話回線網に接続するためのものであり、自動発着
信機能を備えている。グループ3ファクシミリモデム9
は、グループ3ファクシミリのモデム機能を実現するた
めのものであり、伝送手順信号をやりとりするための低
速モデム機能(V.21モデム)、および、おもに画情
報をやりとりするための高速モデム機能(V.29モデ
ム、V.27terモデム)を備えている。
【0017】画像蓄積装置10は、符号化圧縮された状
態の画情報などを多数記憶するためのものであり、フロ
ッピーディスク装置11は、フロッピーディスク12に
対してデータを記録/再生するためのものであり、符号
化復号化部13は、画信号を符号化圧縮するとともに、
符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化する
ためのものであり、画像変換部14は、多種のフォーマ
ットの画像データを相互に変換するためのものである。
【0018】これらの、CPU1、ROM2、RAM
3、DMAC4、スキャナ5、プロッタ6、操作表示部
7、網制御装置8、グループ3ファクシミリモデム9、
画像蓄積装置10、フロッピーディスク装置11、符号
化復号化部13、および、画像変換部14は、システム
バス15に接続されており、これらの各要素間でのデー
タのやりとりは、主としてこのシステムバス15を介し
て行われている。また、網制御装置10とグループ3フ
ァクシミリモデム9との間のデータのやりとりは、直接
行なわれている。
【0019】ここで、画像変換部14が相互変換可能な
画像データのフォーマットは、ファクシミリ画像データ
(非圧縮データ)、および、いわゆるパーソナルコンピ
ュータの画像データフォーマットとして広まっているT
IFF,PICT,BMPなどである。なお、TIFF
は、アメリカAldus/Microsoft社で規格
化された画像フォーマットであり、PICTは、アメリ
カApple社で規格化された画像フォーマットであ
り、BMPは、アメリカMicrosoft社のウイン
ドウズで用いられている画像フォーマットであり、それ
ぞれ周知のものである。
【0020】また、このファクシミリ装置では、フロッ
ピーディスク装置11に対するデータ記録/再生のため
に必要なファイルシステムを備えている。このファイル
システムは、例えば、このファクシミリ装置に固有のも
のでもよいし、あるいは、他のパーソナルコンピュータ
などのファイルシステムでもよい。
【0021】図2は、スキャナ5の構成例を示してい
る。
【0022】同図において、画像読み取り部21は、所
定解像度で原稿画像をラスタスキャンして読み取り入力
するものであり、この画像読み取り部21から出力され
るアナログ画信号AVは、アナログ画像処理部22に加
えられている。
【0023】アナログ画像処理部22は、アナログ画信
号AVに対して、シェーディング補正演算処理などのア
ナログ画像処理を適用するものであり、その出力は、補
正アナログ画信号AVaとしてアナログ/デジタル変換
器23に加えられている。
【0024】アナログ/デジタル変換器23は、補正ア
ナログ画信号AVaを、所定ビット数の対応するデジタ
ル画信号DVに変換するものであり、このデジタル画信
号DVは、デジタル画像処理部24に加えられている。
【0025】デジタル画像処理部24は、デジタル画信
号DVに対して、γ補正演算処理やMTF補正演算処理
などのデジタル画像処理を適用するものであり、その出
力は、補正デジタル画信号DVaとして、二値化処理部
25および出力回路26の一方の入力端に加えられてい
る。
【0026】二値化処理部25は、補正デジタル画信号
DVaに所定の閾値を適用して、二値化処理するもので
あり、その出力は、二値化画信号BWとして出力回路2
6の他方の入力端に加えられている。
【0027】出力回路26は、スキャナ制御部27から
の指令により、補正デジタル画信号DVaまたは二値化
画信号BWを選択し、その選択した信号を出力画信号P
Pとして、次段のシステムバス15に出力する。
【0028】また、スキャナ制御部27は、このスキャ
ナ5の動作を制御するためのものである。したがって、
上位制御機能から二値読み取りモードが指定されたとき
には、出力回路26に二値化画信号BWを選択させ、上
位制御機能から多値読み取りモードが指定されたときに
は、出力回路26に補正デジタル画信号DVaを選択さ
せる。
【0029】以上の構成で、このグループ3ファクシミ
リ装置は、ファクシミリ画情報は画像蓄積装置10に保
存するとともに、それ以外の画像フォーマットの画像デ
ータ(以下、特定画像データという)は、フロッピーデ
ィスク装置11に装着されたフロッピーディスク12に
保存する。
【0030】操作表示部7が操作入力されて、ユーザか
ら保存機能が選択されたときのこのファクシミリ装置の
動作の一例を図3に示す。
【0031】まず、処理可能な画像フォーマットの一覧
表示を提示して、いずれの画像フォーマットを選択する
のかを問い合わせるガイダンスメッセージを表示して、
ユーザに画像フォーマットを指定入力させる(処理10
1)。
【0032】そして、そのときにファクシミリ画情報が
選択されたかどうかを調べる(判断102)。判断10
2の結果がYESになるときには、スキャナ5に二値読
み取りモードをセットして(処理103)、1ページ分
の原稿画像を読み取り(処理104)、読み取って得た
画像データを符号化復号化部13で符号化圧縮し(処理
105)、それによって得たファクシミリ画情報を画像
蓄積装置10に蓄積する(処理106)。次いで、次の
原稿がスキャナ5にセットされているかどうかを調べて
(判断107)、判断107の結果がYESになるとき
には、処理104に戻って、次のページの画像読み取り
動作を実行する。
【0033】判断107の結果がNOになるときには、
そのときに蓄積したファクシミリ画情報をアクセスする
ための管理情報を作成して、画像蓄積装置10に保存す
る(処理108)。
【0034】また、判断102の結果がNOになるとき
は、いずれかの特定画像データの画像フォーマットが選
択された場合なので、そのときにフロッピーディスク装
置11にフロッピーディスク12がセットされているか
どうかを調べて(判断109)、判断109の結果がN
Oになるときには、フロッピーディスクをセットするよ
うに促すガイダンスメッセージを操作表示部7に表示し
て(処理110)、ユーザがフロッピーディスク12を
セットするまで待つ。
【0035】フロッピーディスク装置11にフロッピー
ディスク12がセットされていて、判断109の結果が
YESになるときは、スキャナ5に多値読み取りモード
をセットした状態で(処理111)、1ページ分の原稿
画像を読み取り(処理112)、読み取って得た画像デ
ータを、画像変換部14により、そのときに指定された
画像フォーマットの特定画像データに変換し(処理11
3)、それによって得た特定画像データをフロッピーデ
ィスク12に保存する(処理114)。
【0036】このようにして、本実施例では、画像フォ
ーマットとして特定画像データが選択されたときには、
原稿画像を多値読み取りするとともに、原稿画像の1枚
について、1つの画像データファイルを形成するように
している。
【0037】したがって、ユーザは、読み取り入力する
画像が記録された原稿をスキャナ5にセットするととも
に、フロッピーディスク装置11にフロッピーディスク
12をセットし、所望の特定画像フォーマットを指定し
た後に、スタートキー(図示略)を操作すると、そのと
きにセットした原稿の画像に対応した特定画像データ
が、セットしたフロッピーディスク12に保存される。
そして、このフロッピーディスク12をパーソナルコン
ピュータにセットすると、保存した特定画像データをこ
のパーソナルコンピュータで利用することができる。
【0038】図4および図5は、送信時の処理例を示し
ている。
【0039】まず、送信する画像ファイルの選択のため
のガイダンスメッセージを表示して、送信画像ファイル
を選択させる(処理201)。このとき、フロッピーデ
ィスク装置11にフロッピーディスク12がセットされ
ているときには、画像蓄積装置10に蓄積されている画
像ファイルとフロッピーディスク12に保存されている
特定画像データのいずれかを選択する内容のガイダンス
メッセージを表示し、フロッピーディスク装置11にフ
ロッピーディスク12がセットされていないときには、
画像蓄積装置10に蓄積されている画像ファイルのいず
れかを選択する内容のガイダンスメッセージを表示す
る。
【0040】次に、その選択した画像ファイルを送信す
る宛先を入力させるためのガイダンスメッセージを表示
して、ユーザに宛先を指定入力させ(処理202)、そ
のときに指定された宛先を発呼する(処理203)。
【0041】相手端末が着信検出して応答する被呼局識
別信号CEDを受信した後に(処理204)、相手端末
が機能通知のために応答する非標準機能信号NSFとデ
ジタル識別信号DISを受信し(処理205)、相手端
末の装置機能を認識する。
【0042】このとき、自端末のユーザが指定した画像
ファイルがファクシミリ画情報であるかどうかを調べ
(判断206)、判断206の結果がNOになるときに
は、その画像ファイルの画像フォーマットを相手端末が
処理できるかどうかを調べる(判断207)。判断20
7の結果がNOになるときには、相手端末が処理できる
画像フォーマットの特定画像データに変換できるかどう
かを調べる(判断208)。
【0043】ここで、判断206の結果がYESになる
ときには、画情報のデータフォーマットをファクシミリ
画情報にセットして(処理209)、そのときに使用す
る伝送機能(モデム速度など)や装置機能(画像フォー
マットなど)などを通知するための非標準機能設定信号
NSSを送出し(処理210)、そのときに通知したモ
デム速度のモデムトレーニング手順を実行し(処理21
1)、そのときに指定された画像ファイルのデータ(フ
ァクシミリ画情報)を送信するための画情報送信手順を
実行する(処理212)。
【0044】そして、画情報の送信を終了すると、所定
の伝送後手順を実行し(処理213)、回線復旧手順を
実行し(処理214)、一連の画像送信動作を終了す
る。
【0045】また、判断207の結果がYESになると
きには、画情報のデータフォーマットとしてそのときの
特定画像データのフォーマットをセットして(処理21
5)、そのときに使用する伝送機能(モデム速度および
ECMモードを指定するデータなど)や装置機能(画像
フォーマットなど)などを通知するための非標準機能設
定信号NSSを送出し(処理216)、そのときに通知
したモデム速度のモデムトレーニング手順を実行し(処
理217)、そのときに指定された画像ファイルのデー
タ(特定画像データ)を送信するためのECMモードの
画情報送信手順を実行する(処理218)。
【0046】そして、画情報の送信を終了すると、所定
の伝送後手順を実行し(処理219)、処理214に移
行し、回線復旧手順を実行して、一連の画像送信動作を
終了する。
【0047】また、判断208の結果がYESになると
きには、画情報のデータフォーマットとして相手端末が
処理可能な特定画像データのフォーマットをセットして
(処理220)、そのときに使用する伝送機能(モデム
速度およびECMモードを指定するデータなど)や装置
機能(画像フォーマットなど)などを通知するための非
標準機能設定信号NSSを送出し(処理221)、その
ときに通知したモデム速度のモデムトレーニング手順を
実行し(処理222)、画像変換部14により、そのと
きに指定された画像ファイルのデータ(特定画像デー
タ)を送信するフォーマットの特定画像データに変換し
(処理223)、変換後の特定画像データのためのEC
Mモードの画情報送信手順を実行する(処理224)。
【0048】そして、画情報の送信を終了すると、所定
の伝送後手順を実行し(処理225)、処理214に移
行し、回線復旧手順を実行して、一連の画像送信動作を
終了する。
【0049】また、判断208の結果がNOになるとき
には、画情報のデータフォーマットとしてファクシミリ
画情報をセットして(処理226)、そのときに使用す
る伝送機能(モデム速度など)や装置機能などを通知す
るための非標準機能設定信号NSSを送出し(処理22
7)、そのときに通知したモデム速度のモデムトレーニ
ング手順を実行し(処理228)、画像変換部14によ
り、そのときに指定された画像ファイルのデータ(特定
画像データ)をファクシミリ画情報に変換し(処理22
9)、変換後のファクシミリ画情報を送信するための画
情報送信手順を実行する(処理230)。
【0050】そして、画情報の送信を終了すると、所定
の伝送後手順を実行し(処理231)、処理214に移
行し、回線復旧手順を実行して、一連の画像送信動作を
終了する。
【0051】このようにして、本実施例では、自端末の
ユーザが指定した画像ファイルを相手端末が処理できな
いときには、相手端末が受信可能な画像フォーマットに
変換して送信するようにしているので、確実に画像送信
動作を実施することができる。また、特定画像データに
ついては、誤り訂正が可能なECMモードで送信するよ
うにしているので、確実なデータ伝送が可能である。
【0052】図6および図7は、着信検出時の処理例を
示している。
【0053】着信検出すると、着信応答(オフフック)
した後に、被呼局識別信号CEDを送出した後に(処理
301)、自端末の機能を通知するための非標準機能信
号NSFおよびデジタル識別信号を送出する(処理30
2)。次いで、非標準機能設定信号NSSを受信して
(処理303)、そのときに指定されたモデム速度でモ
デムトレーニング手順を実行する(処理304)。
【0054】そのときに指定された画像フォーマットが
ファクシミリ画情報であるかどうかを調べ(判断30
5)、判断305の結果がNOになるときには、フロッ
ピーディスク装置11にフロッピーディスク12がセッ
トされているかどうかを調べる(判断306)。
【0055】判断305の結果がYESになるときに
は、ファクシミリ画情報の通常の画情報受信手順を実行
して(処理307)、受信したファクシミリ画情報を符
号化復号化部13によって元の画像データに復号化し
(処理308)、それによって得た画像データをプロッ
タ6に転送して受信画像を記録出力し(処理309)、
所定の伝送後手順を実行した後に(処理310)、所定
の回線復旧手順を実行して(処理311)、一連の画像
受信動作を終了する。
【0056】また、判断306の結果がYESになると
きには、ECMモードで画像データを受信し(処理31
2)、そのときに受信した画像データをフロッピーディ
スク12に保存し(処理313)、所定の伝送後手順を
所定の伝送後手順を実行した後に(処理310)、処理
311に移行して、所定の回線復旧手順を実行し、一連
の画像受信動作を終了する。
【0057】また、判断306の結果がNOになるとき
は、ECMモードで画像データを受信し(処理31
5)、そのときに受信した画像データを画像蓄積装置1
0に一時的に保存し(処理316)、所定の伝送後手順
を所定の伝送後手順を実行した後に(処理317)、所
定の回線復旧手順を実行し(処理318)、一連の画像
受信動作を終了する。
【0058】次いで、フロッピーディスク装置11にフ
ロッピーディスク12がセットするまでの間、フロッピ
ーディスク11をセットするように要求するガイダンス
メッセージを表示して(判断319,処理320のルー
プ)、フロッピーディスク装置11にフロッピーディス
ク12がセットされて、判断319の結果がYESにな
ると、受信ファイルをフロッピーディスク12に移動し
て(処理321)、この動作を終了する。
【0059】このようにして、本実施例では、特定画像
データを受信すると、その特定画像データをフロッピー
ディスク12に保存するとともに、受信時にフロッピー
ディスク装置11にフロッピーディスク12がセットさ
れていないときには、受信データを一時的に画像蓄積装
置10に保存して、フロッピーディスク12がセットさ
れると、受信データをフロッピーディスク12に移動す
るようにしている。なお、データの移動とは、データを
コピーした後に、コピー元のデータを削除する処理を指
す。
【0060】図8は、画像のコピー(記録出力)動作の
一例を示している。
【0061】まず、コピーする画像ファイルの選択のた
めのガイダンスメッセージを表示して、コピー画像ファ
イルを選択させる(処理4401)。このとき、フロッ
ピーディスク装置11にフロッピーディスク12がセッ
トされているときには、画像蓄積装置10に蓄積されて
いる画像ファイルとフロッピーディスク12に保存され
ている特定画像データのいずれかを選択する内容のガイ
ダンスメッセージを表示し、フロッピーディスク装置1
1にフロッピーディスク12がセットされていないとき
には、画像蓄積装置10に蓄積されている画像ファイル
のいずれかを選択する内容のガイダンスメッセージを表
示する。
【0062】次いで、スタートキーが操作されるまで待
つ(判断402のNOループ)。スタートキーが操作さ
れて、判断402の結果がYESになると、そのときに
選択された画像ファイルがファクシミリ画情報であるか
どうかを調べる(判断403)。
【0063】判断403の結果がYESになるときに
は、そのファクシミリ画情報に含まれる1ページ分の画
情報を符号化復号化部13によって元の画像データに復
号化し(処理404)、それによって得た画像データを
プロッタ7に転送してコピー画像を記録出力する(処理
405)。次いで、次のページの画情報があるかどうか
を調べは(判断406)、判断406の結果がYESに
なるときには、処理404に戻って、次のページの画像
を記録出力する。
【0064】また、判断403の結果がNOになるとき
は、そのときに選択された特定画像データを画像変換部
14によってファクシミリ画像データに変換し(処理4
07)、その画像データをプロッタ6に転送してコピー
画像を記録出力する(処理408)。
【0065】このようにして、特定画像データのコピー
動作が指定されたときには、その特定画像データをファ
クシミリ画像データに変換した後に、記録出力するよう
にしているので、ユーザがこのグループ3ファクシミリ
装置の機能を使用して、パーソナルコンピュータで作成
した画像データを記録出力することができる。
【0066】なお、上述した実施例では、グループ3フ
ァクシミリ装置に本発明を適用したが、本発明は、グル
ープ4ファクシミリ装置にも同様に適用することができ
る。また、画像の記録品質が良好なので、プロッタとし
て普通紙を用いるもの(例えば、レーザビームプリンタ
などのページプリンタなど)を用いることが好ましい。
【0067】また、上述した実施例では、媒体交換型の
外部記憶装置としてフロッピーディスク装置を用いた
が、これ以外の装置(例えば、ICカード・メモリ装置
など)を用いることができる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ファクシミリ装置のスキャナを用いて読み取った画像デ
ータを、他の情報処理機器のフォーマットに変換すると
ともに、その画像データをデータ記録媒体を介して他の
情報処理機器との間でやりとりすることができる。ま
た、他の情報処理機器で形成した画像データを、ファク
シミリ装置を用いて記録出力したり、または、他のファ
クシミリ装置に送信することができ、ファクシミリ装置
の機能を他の情報処理機器で活用することができるとい
う利点を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるグループ3ファクシ
ミリ装置を示したブロック図。
【図2】スキャナの一例を示したブロック図。
【図3】画像蓄積時の処理例を示したフローチャート。
【図4】送信時の処理例の一部を示したフローチャー
ト。
【図5】送信時の処理例の他の一部を示したフローチャ
ート。
【図6】受信時の処理例の一部を示したフローチャー
ト。
【図7】受信時の処理例の他の一部を示したフローチャ
ート。
【図8】画像コピー時の処理例を示したフローチャー
ト。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 5 スキャナ 11 フロッピーディスク装置 12 フロッピーディスク 14 画像変換部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の解像度で読み取り入力した入力画
    像データを所定のファクシミリ符号化方式で符号化圧縮
    してファクシミリ画情報に変換してそのファクシミリ画
    情報を送信するとともに、受信したファクシミリ画情報
    を元の画像データに復号化し、その復号して得た画像デ
    ータの画像を記録出力するファクシミリ装置の制御方法
    において、 上記ファクシミリ装置は、データ記録媒体を交換可能な
    媒体交換型の外部記憶装置と、この外部記憶装置にデー
    タを保存するデータ保存手段と、読み取り入力した入力
    画像データを所定形式の画像データに変換する画像変換
    手段を備え、 送信側は、受信側から通知された通信機能から受信側が
    受信可能なデータ形式を判断し、上記画像変換手段によ
    り、読み取り入力した入力画像データをその判定した受
    信可能なデータ形式の画像データに変換し、その変換後
    の画像データを受信側に送信する一方、 受信側は、受信した画像データを上記外部記憶装置に保
    存することを特徴とするファクシミリ装置の伝送制御方
    法。
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