JP3330395B2 - 茎稈結束機の結節装置 - Google Patents

茎稈結束機の結節装置

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JP3330395B2 JP25944392A JP25944392A JP3330395B2 JP 3330395 B2 JP3330395 B2 JP 3330395B2 JP 25944392 A JP25944392 A JP 25944392A JP 25944392 A JP25944392 A JP 25944392A JP 3330395 B2 JP3330395 B2 JP 3330395B2
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信義 稲田
謙二 重松
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Yamamoto Manufacturing Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Yamamoto Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、茎稈結束機の結節装置
にあって、特に、かかる結節装置の紐ホルダ−構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、結束通路を挾んで、上方にニ−ド
ルを下方にビルや紐ホルダ−等からなる結節機構を配設
してなる茎稈結束機において、結節機構のメンテナンス
容易化を図るため、この結節機構を覆うプラットホ−ム
を揺動開閉自在に構成したものは、例えば、実開平1−
125030号公報によって知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる構成のもので
は、プラットホ−ムにてホルダ−スプリングの圧力調整
を行うため、安定したホルダ−荷重が得られない問題が
あった。また、プラットホ−ムをオ−プンすると、ホル
ダ−がフリ−となり挾持している紐が外れるので、オ−
プンする度にホルダ−に紐を挾持し直す必要があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題点を解消
することを目的とし、この目的達成のため、次のような
技術的手段を講じた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ノッタベース
18から突出した駆動回転軸23に嵌装されるホルダ本
体24を、該ホルダ本体の外側から作用するスプリング
26により前記ノッタベース側に付勢して、前記ホルダ
本体の外周面とノッタベースから突出した紐挾持片27
との間で結束用の紐を挾持するように構成した紐ホルダ
において、前記ホルダ本体24を駆動回転軸23に対し
て挿抜自在に構成してあり、前記スプリングの外方端を
支持する受け部材25をホルダ本体の軸芯方向に摺動自
在でかつ外れ止め状態でホルダ本体に支持されると共
に、該受け部材25に連結して押圧操作体31を設け、
該押圧操作体31にはスプリング26に抗して押圧変位
させる押圧操作手段とこの押圧操作を解除するロック解
除機構を設け、結節機構Aを覆うプラットホーム19を
揺動開閉自在に構成すると共に、該プラットホームを閉
じ姿勢に係止維持可能なロック機構を設けてあることを
特徴とする。
【0006】
【作用】第1レバーの操作によりロック機構のロック解
除操作をすると、ロック機構によるプラットホームの閉
じ姿勢のロックが解除される。そして、プラットホーム
を揺動開放操作すると、ビルやホルダー等の結節機構の
下方が大きく開放されることになり、巻き付いた紐など
を取り除くことができる。
【0007】次ぎに、第2レバ−の揺動操作により回転
カムを操作してロック解除機構のロック解除操作をする
と、押圧操作体が下方にスライドすることによってスプ
リング受け部材に対する押圧状態が解除され、ホルダが
下方に解放されると共にホルダスプリングが減圧状態と
なるので、ホルダに溜った紐屑等を簡単に取り除くこと
ができ、ホルダスプリングの荷重調整も容易にできる。
【0008】
【発明の効果】従って、本発明によれば、第1レバ−の
操作によりプラットホ−ムを揺動開放操作すると、ビル
やホルダ−等の結節機構の下方が大きく開放されること
になるため、巻き付いた紐などの除去が容易である。第
2レバ−の操作により、紐の種別による荷重の調整が工
具なしで容易に行い得る。また、専用のレバ−を使用す
るため精度の確保が容易である。
【0009】更に、ホルダ−がフリ−となるので紐屑等
の掃除が容易である。
【0010】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図面に基づいて説
明する。1は脱穀装置からの排藁を横倒れ状態で後方に
向けて搬出する搬送装置で、その下方には排藁カッタ−
2を配設している。前記搬送装置1の後方には排藁の株
端をたたき揃える往復揺動自在な株端揃え板3を有する
株揃え装置4及び排藁を所定量に集束して結束する結束
装置5からなる排藁結束機6を設けている。
【0011】株揃え装置4及び結束装置5はスライドフ
レ−ム7を介してガイドレール8上に沿ってスライド可
能に設置している。9a,9bは掻込搬送チエンで、左
右に並設して回転駆動可能に軸架させている。10は前
記株端揃え板3を往復揺動させるための揺動ア−ム、1
1は揺動駆動ア−ムである。
【0012】そして、前記株揃え装置4及び結束装置5
は、ガイドレール8と同方向に配置された螺旋軸12に
螺合軸架し、モータ13によって螺旋軸12を正逆転駆
動して両装置4,5がガードレール8上を左右横方向同
方向にスライドするよう駆動制御可能に構成している。
次に、駆動制御系について説明すると、株揃え装置4か
ら前方の排藁搬送経路側に向けて延出したフレーム14
に、排藁の株端位置を検出する一対のセンサー15a,
15bを排藁の稈身方向に設置してあり、排藁有無検出
用センサー16の排藁存在検出結果によって前記株端位
置検出用センサー15が検出作動可能な状態になるよう
に構成している。なお、排藁有無検出用センサー16は
株元側の掻込搬送チエン9aの近傍に設けたので、本機
側から搬送される排藁量が少ない場合にも確実に排稈の
有無を検出できる。
【0013】そして、前記株端位置検出センサー15
a,15bにおいて、排藁の株元部が両センサー15
a,15b共に当接しない場合には排藁が短稈であるこ
とを検出し、モータ13を正転駆動し、螺旋軸12を回
転させて、株揃え装置4及び結束装置5を排藁の穂先側
方向に移動させる。そして、穂先側のセンサー15aが
株元部に接触すると、モータ13の駆動を停止させる。
また、株元部が両センサー15a,15b共に接触した
場合は、排藁が長稈であることを検出し、モータ13を
逆転駆動し、螺旋軸12も同様に逆回転させて、株揃え
装置4及び結束装置5を前記とは逆に反穂先側方向に移
動させる構成としている。
【0014】前記結束装置5は、ノッタビルB及び紐ホ
ルダHで構成された結節機構Aと放出ア−ムFとを結束
通路Kの上方に配置すると共に、この結節機構Aに結束
用の紐を供給するニ−ドルN、前記結束通路Kに排藁を
送り込むパッカ−P、結束通路Kに排藁が所定以上送り
込まれたことを検出するドア−Dを結束通路Kの下方に
配置した構成としている。
【0015】結節機構Aは、機体フレ−ム17にノッタ
ビルB及び紐ホルダHを支持するノッタベ−ス18が取
付けられている。そして、機体フレ−ム17の機体前方
側の延出端の横軸芯X周りに、前記結束通路Kの上面を
形成する結節機構案内カバ−としてのプラットホ−ム1
9が揺動自在に軸支されてあり、第1レバ−20の操作
によりロックピン21を孔22に差し込むことによっ
て、プラットホ−ム19を正規の位置で固定するように
構成している。
【0016】ノッタベ−ス18から駆動回転軸23が突
出し、この駆動回転軸23にテ−パ−コ−ン形の外周面
24aを有するホルダ本体24がスプライン構造にて挿
抜自在、かつ、駆動回転軸23の軸芯方向に摺動自在に
取付けられている。このホルダ本体24には、該ホルダ
本体に対して摺動自在、且つ回転自在な受け部材25が
外嵌され、この受け部材25とホルダ本体24の外周面
24a背面との間にスプリング26が介装されている。
ノッタベ−ス18から延出された紐挾持片27内面と前
記ホルダ本体24の外周面24aとの間で結束用の紐を
挾持するように構成されている。
【0017】第2レバ−28のピン軸29周りでの揺動
操作によりカム体30を操作してロック解除機構32の
ロック解除操作をすると、押圧操作体31が下方にスラ
イドすることによってスプリング受け部材25に対する
押圧状態が解除されるようになっている。そして、第2
レバ−28のピン軸29周りでの反揺動操作によりカム
体30を操作してロック解除機構32のロック操作をす
ると、押圧操作体31の上方へのスライドによって、受
け部材25がスプリング26に抗して押圧変位された状
態で固定維持されるようになっている。前記駆動回転軸
23の端面には受け部材25の抜止めビス33が螺子着
されている。
【0018】なお、スプリング受け部材25には、大小
2組の凸状係止部25a,25bが90°位相を変えて
突設してあり、そして、該受け部材25を回すことによ
り、押圧操作体31が大きい凸状係止部25aを押圧支
持するか、又は小さい凸状係止部25bを押圧支持する
かで、スプリング受け部材25のホルダ本体24に対す
る位置を変更することによって、スプリング26の付勢
力を高低2段に切り換えることができ、紐の種類による
荷重の調整を可能にしている。
【0019】図11に示す実施例では、プラットホ−ム
19の回動支点である横軸芯Xは、パッカ−Pが上死点
にあっても揺動開閉できる位置に設定してあり、しか
も、プラットホ−ムをオ−プンしたとき、ドア−Dが邪
魔にならないように、該ドア−をプラットホ−ムの揺動
圏外後方位置に設定し、或は図12に示すように凹状に
形成されたドア−Dの内幅をプラットホ−ム19の幅よ
りも広くすることによってオ−プン可能に構成してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】排藁結束機の側面図である。
【図2】排藁結束機の背面図である。
【図3】排藁結束機の要部の側面図である。
【図4】同要部の側面図である。
【図5】同要部の側面図である。
【図6】図4の要部背面図である。
【図7】図4のS1−S1断面図である。
【図8】図5のS2−S2断面図である。
【図9】ホルダ部の断面図である。
【図10】結節機構部の斜視図である。
【図11】結束装置の側面図である。
【図12】同要部における一部の切断背面図である。
【符号の説明】
1 搬送装置 2 排藁
カッタ− 3 株揃え板 4 株揃
え装置 5 結束装置 6 排藁
結束機 7 スライドフレーム 8 ガイ
ドレ−ル 9 掻込搬送チエン 10 揺動
ア−ム 11 揺動駆動ア−ム 12 螺
旋軸 13 モ−タ 14 フ
レ−ム 15 株端位置検出用センサ− 16 排
藁有無検出用センサ− 17 機体フレ−ム 18 ノ
ッタベ−ス 19 プラットホ−ム 20 第
1レバ− 21 ロックピン 22 孔 23 駆動回転軸 24 ホ
ルダ本体 25 受け部材 26 ス
プッリング 27 紐挾持片 28 第
2レバ− 29 ピン軸 30 カ
ム体 31 押圧操作体 A 結節機構 B ノッ
タビル D ドア− F 放出
ア−ム H 紐ホルダ− K 結束
通路 N ニ−ドル P パッ
カ−
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平1−125030(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 59/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノッタベース18から突出した駆動回転
    軸23に嵌装されるホルダ本体24を、該ホルダ本体の
    外側から作用するスプリング26により前記ノッタベー
    ス側に付勢して、前記ホルダ本体の外周面とノッタベー
    スから突出した紐挾持片27との間で結束用の紐を挾持
    するように構成した紐ホルダにおいて、前記ホルダ本体
    24を駆動回転軸23に対して挿抜自在に構成してあ
    り、前記スプリングの外方端を支持する受け部材25を
    ホルダ本体の軸芯方向に摺動自在でかつ外れ止め状態で
    ホルダ本体に支持されると共に、該受け部材25に連結
    して押圧操作体31を設け、該押圧操作体31にはスプ
    リング26に抗して押圧変位させる押圧操作手段とこの
    押圧操作を解除するロック解除機構を設け、結節機構A
    を覆うプラットホーム19を揺動開閉自在に構成すると
    共に、該プラットホームを閉じ姿勢に係止維持可能なロ
    ック機構を設けてあることを特徴とする茎稈結束機の結
    節装置。
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