JP3329368B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents
インクジェットプリンタInfo
- Publication number
- JP3329368B2 JP3329368B2 JP2105697A JP2105697A JP3329368B2 JP 3329368 B2 JP3329368 B2 JP 3329368B2 JP 2105697 A JP2105697 A JP 2105697A JP 2105697 A JP2105697 A JP 2105697A JP 3329368 B2 JP3329368 B2 JP 3329368B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- paper
- recording
- discharge
- printing surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Ink Jet (AREA)
- Handling Of Sheets (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタに関し、より詳細には、紙搬送経路に配設される
紙案内板に特徴を有するインクジェットプリンタに関す
る。
リンタに関し、より詳細には、紙搬送経路に配設される
紙案内板に特徴を有するインクジェットプリンタに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】プリンタは一般に、記録書込み部への記
録紙の送り込み動作と、記録書込み動作とを同期させて
いる関係上、インクジェット式のプリンタにおいては、
給紙側でジャムが発生したり、あるいは給紙不良が生じ
た場合には、空打ちされたインク滴が印字面を汚した
り、吐出したインクが駆動ローラや電源部側に流れ落ち
て紙送り機能を損ねたり、安全性を損ねるといった問題
が生じる。
録紙の送り込み動作と、記録書込み動作とを同期させて
いる関係上、インクジェット式のプリンタにおいては、
給紙側でジャムが発生したり、あるいは給紙不良が生じ
た場合には、空打ちされたインク滴が印字面を汚した
り、吐出したインクが駆動ローラや電源部側に流れ落ち
て紙送り機能を損ねたり、安全性を損ねるといった問題
が生じる。
【０００３】このような問題を解決するために、印字面
にインク吸収材を取り付けて、インクが他の部分に垂れ
落ちないようにしたものも提案されているが、このよう
に構成したものでは、吸収材に含まれたインクによって
記録紙の裏面を汚染させるといった不都合が生じる。
にインク吸収材を取り付けて、インクが他の部分に垂れ
落ちないようにしたものも提案されているが、このよう
に構成したものでは、吸収材に含まれたインクによって
記録紙の裏面を汚染させるといった不都合が生じる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
インク滴の空打ちが生じても印字面からこれを早期に乾
燥させたり、支障なく排出することのできる新たなイン
クジェットプリンタを提供することにある。
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
インク滴の空打ちが生じても印字面からこれを早期に乾
燥させたり、支障なく排出することのできる新たなイン
クジェットプリンタを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はこの
ような課題を達成するためのインクジェットプリンタと
して、記録書込み部に送り込まれた記録紙に、インク滴
によって記録書込みを行う形式のインクジェットプリン
タであって、記録ヘッドと対向する印字面に紙搬送方向
下手側に向けて低くなる傾斜角を付与するとともに、印
字面の下端部にインク排出用の溝を連設したものであ
る。
ような課題を達成するためのインクジェットプリンタと
して、記録書込み部に送り込まれた記録紙に、インク滴
によって記録書込みを行う形式のインクジェットプリン
タであって、記録ヘッドと対向する印字面に紙搬送方向
下手側に向けて低くなる傾斜角を付与するとともに、印
字面の下端部にインク排出用の溝を連設したものであ
る。
【０００６】
【発明の実施の形態】そこで以下に本発明の実施例につ
いて説明する。図１は本発明の一実施例を示すもので、
図中符号１は、プリンタ本体で、このプリンタ本体１
は、図示しない給紙トレイからの記録紙Ｓを紙送りロー
ラ対２、２により記録書込み部へ送り込み、キャリッジ
３に搭載された記録ヘッド４によって記録書込みを行っ
た後に、紙搬送方向下手側に配設された第１、第２の排
紙ローラ５、６によって図示しないスタッカに排出する
ように構成されている。
いて説明する。図１は本発明の一実施例を示すもので、
図中符号１は、プリンタ本体で、このプリンタ本体１
は、図示しない給紙トレイからの記録紙Ｓを紙送りロー
ラ対２、２により記録書込み部へ送り込み、キャリッジ
３に搭載された記録ヘッド４によって記録書込みを行っ
た後に、紙搬送方向下手側に配設された第１、第２の排
紙ローラ５、６によって図示しないスタッカに排出する
ように構成されている。
【０００７】ところで、図中符号１１は、紙送りローラ
対２、２の下手側に配設された紙案内板で、この紙案内
板１１の記録ヘッド４と対向する部分には、紙搬送方向
下手側に向けて低くなる傾斜角を付与した印字面１２が
形成され、さらにこの下手側には、印字面１２からの流
下したインクを排出するための断面Ｕ字形をしたインク
排出用の溝１３が排紙ローラ５を収容する凹部と兼ねる
ようにして一体的に形成されており、このインク排出用
の溝１３は、図示しない排インクタンクへと通じてい
る。
対２、２の下手側に配設された紙案内板で、この紙案内
板１１の記録ヘッド４と対向する部分には、紙搬送方向
下手側に向けて低くなる傾斜角を付与した印字面１２が
形成され、さらにこの下手側には、印字面１２からの流
下したインクを排出するための断面Ｕ字形をしたインク
排出用の溝１３が排紙ローラ５を収容する凹部と兼ねる
ようにして一体的に形成されており、このインク排出用
の溝１３は、図示しない排インクタンクへと通じてい
る。
【０００８】このように構成された実施例において、い
ま、給紙側でジャムが発生したり給紙不良が生じたりし
て、記録書込み部に記録紙Ｓが送り込まれなかった場合
には、空打ちされたインク滴が、印字面１２上に直接吐
出される。
ま、給紙側でジャムが発生したり給紙不良が生じたりし
て、記録書込み部に記録紙Ｓが送り込まれなかった場合
には、空打ちされたインク滴が、印字面１２上に直接吐
出される。
【０００９】ところが上述したように、この印字面１２
は、紙搬送方向下手側に向けて下っているため、ここに
吐出されたインク滴は、傾斜に沿ってインク排出用の溝
１３へと流れ落ちて、ここから排インクタンクへ排出さ
れる。また、印字面１２に付着したインクは直ちに乾燥
して、この部分に記録紙が接触するようなことがあって
も、残量インクによって汚染される事態を未然に防ぐこ
とができる。
は、紙搬送方向下手側に向けて下っているため、ここに
吐出されたインク滴は、傾斜に沿ってインク排出用の溝
１３へと流れ落ちて、ここから排インクタンクへ排出さ
れる。また、印字面１２に付着したインクは直ちに乾燥
して、この部分に記録紙が接触するようなことがあって
も、残量インクによって汚染される事態を未然に防ぐこ
とができる。
【００１０】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、記録
ヘッドと対向する印字面を紙搬送方向下手側に向けて下
り傾斜を付与するとともに、この印字面の下端部にイン
ク排出用の溝を連設したので、給紙不安定によって例え
インク滴の空打ちが生じても、印字面に吐出されたイン
クを直ちに排出溝に流れ落とし、印字面の乾燥を速め
て、記録紙の汚染を未然に防ぐことができる。
ヘッドと対向する印字面を紙搬送方向下手側に向けて下
り傾斜を付与するとともに、この印字面の下端部にイン
ク排出用の溝を連設したので、給紙不安定によって例え
インク滴の空打ちが生じても、印字面に吐出されたイン
クを直ちに排出溝に流れ落とし、印字面の乾燥を速め
て、記録紙の汚染を未然に防ぐことができる。
【００１１】しかも、このインク排出溝の内部を排紙ロ
ーラの配設空間として利用するようにしたので、インク
排出溝を設けたにも拘りなく、プリンタをコンパクトに
構成することができる。
ーラの配設空間として利用するようにしたので、インク
排出溝を設けたにも拘りなく、プリンタをコンパクトに
構成することができる。
【図１】本発明の一実施例を示すインクジェットプリン
タの側面図である。
タの側面図である。
４ 記録ヘッド ５ 排紙ローラ １１ 紙案内板 １２ 印字面 １３ インク排出用の溝 Ｓ 記録紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B41J 2/01 B41J 11/02 B41J 13/02
Claims (1)
- 【請求項１】 紙送りローラにより記録書込み部に送り
込まれた記録紙にインク滴によって記録書込みを行う形
式のインクジェットプリンタであって、紙案内板の記録
ヘッドと対向する部分に紙搬送方向下手側に向けて低く
なる傾斜角を付与した印字面を形成するとともに、該印
字面の下手側にインク排出用の溝を形成して、該インク
排出用の溝を排紙ローラの収容凹部となしたことを特徴
とするインクジェットプリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2105697A JP3329368B2 (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | インクジェットプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2105697A JP3329368B2 (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | インクジェットプリンタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10202854A JPH10202854A (ja) | 1998-08-04 |
| JP3329368B2 true JP3329368B2 (ja) | 2002-09-30 |
Family
ID=12044260
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2105697A Expired - Fee Related JP3329368B2 (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | インクジェットプリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3329368B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5340254B2 (ja) * | 2010-11-29 | 2013-11-13 | キヤノン株式会社 | プリント装置 |
-
1997
- 1997-01-20 JP JP2105697A patent/JP3329368B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10202854A (ja) | 1998-08-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020619 |
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