JP3328992B2 - Lpg残量警告装置 - Google Patents

Lpg残量警告装置

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LPG(液化石油ガ
ス)を燃料とするフォークリフトのような産業車両に適
用され、車両に搭載されたLPGボンベ内のLPGが減
少してボンベ交換時期又は充填時期に近づいたことを警
告するLPG残量警告装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のLPG残量警告装置としては、圧
力スイッチ方式とレベルセンサ方式とが一般的である。
前者の圧力スイッチ方式は、図3に示すように、LPG
ボンベとレギュレータとをつなぐ燃料供給管路31の途
中に圧力スイッチ32を取付け、この圧力スイッチ32
のオン作用によって警告灯(又はブザー)33を点灯す
る方式である。すなわち、圧力スイッチ32は可動接点
32aを備えたダイヤフラム34の一方の面に燃料供給
管路31と連通する圧力室35の圧力を作用させる一
方、他方の面にスプリング36の押圧力を作用させる構
造であり、LPGの減少に伴う圧力低下に対応してダイ
ヤフラム34がスプリング36に押され、可動接点32
aが固定接点32bに接触してバッテリ37電源を警告
灯33に通電する構成としたものである。
【0003】一方、後者のレベルセンサ方式は、LPG
ボンベにフロートを利用したレベルセンサを設け、この
レベルセンサと機械的に連動するようにLPGボンベに
取付けたレベルメータによってガス量を表示したり又は
レベルセンサの機械的変位量を電気信号に変換して運転
席前方の計器盤に取付けたレベルメータによってガス量
を表示する(又は警告灯やブザーにより警告する)方式
であり、このような方式としては、例えば実開昭61−
88828号公報を挙げることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者の圧力
スイッチ方式の場合は、LPGの蒸気圧が設定値まで低
下して圧力スイッチ作動してからの残量による車両の稼
働時間を特定し難いという点に問題がある。すなわち、
LPGの蒸気圧はLPG成分及びLPG液温によって異
なり、具体的にはプロパン成分が多いほど、またLPG
液温が高いほど高い。そのため、圧力スイッチが作動し
た時点でのLPG残量が一定でなく、その結果、予定よ
り早めに燃料切れが生じてボンベ置場まで走行し得なか
ったりする不具合がある。
【0005】一方、後者のレベルセンサ方式の場合は、
上記の圧力スイッチ方式のような問題がない反面、LP
Gボンベ単位でレベルセンサを備え付ける必要があるこ
とから、LPGボンベとしては特殊なものとなってコス
トが高く付くというような理由から市場性に欠けるもの
であり、またレベルセンサ付きの特定のLPGボンベし
か使用できないという点に問題がある。
【0006】そこで本発明は、上述の問題に鑑み、LP
Gボンベとは別に残量検出用としてのサブタンクを設置
し、警告時の残量が一定でかつ使用ボンベの種類を問わ
ないLPG残量警告装置を提供することを、解決すべき
技術的課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のように構成したものである。すなわ
ち、請求項1の発明は、LPGボンベのLPGが減少し
てボンベ交換時期又はガス充填時期に近づいたことを警
告するLPG残量警告装置であって、前記LPGボンベ
のLPGが液体状態で供給されるLPG供給経路中にサ
ブタンクを設置するとともに、前記サブタンクには該タ
ンク内の液面が設定レベルまで降下したことを検出して
警告灯又は警告ブザー作動用の信号を出力するレベルセ
ンサを設けたことを特徴としている。請求項2の発明
は、請求項1のLPG残量警告装置において、前記レベ
ルセンサが、前記サブタンクの液面に応動するフロート
と、このフロートの機械的変位量を電気信号に変換して
出力するポテンショメータとから構成され、しかも前記
ポテンショメータの出力信号を取り込んで前記液面が設
定レベルまで降下したときに前記警告灯又は警告ブザー
の通電回路をオンさせる制御装置を備えていることを特
徴としている。
【0008】
【作用】上述のように構成された請求項1の発明のLP
G残量警告装置においては、LPGボンベ内に液相が存
在する間はサブタンク内の液面が最高レベルにされたま
まであるが、LPGボンベ内の液体がなくなり全てがガ
ス相になると、その後サブタンク内の液レベルが降下す
る。しかして、サブタンク内の液面が降下すると、その
ことがレベルセンサにより検出され、そして液面が設定
値まで降下したときに警告灯やブザーが作動されてボン
ベ交換時期又はガス充填時期に近づいたことを警告す
る。すなわち、本発明は液レベルを検出する方式ため、
検出時のLPG残量は成分及び液温の如何に関係なく常
に一定であり、またどのようなLPGボンベであっても
使用できる。
【0009】また、請求項2の発明に係るLPG残量警
告装置にあっては、レベルセンサとして、フロートと、
これに連動するポテンショメータを利用しているため、
警告時期を任意に選定することが可能である。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。図1はフォークリフトに適用されている
LPG燃料の供給系統とLPG残量警告装置を示す簡略
図である。LPGボンベ1内のLPGは、矢印で示すよ
うに、燃料供給経路としての高圧ホース2を通り図示省
略のフィルタ及びソレノイドバルブを経てレギュレータ
3へ送られ、さらにこれからメイン燃料供給管4を経て
LPGキャブレター5に送られるとともに、ここで空気
と混合されてエンジン6へ供給される。
【0011】なお、一般にLPGボンベ1は、車体後部
のカウンタウェイト上又はリヤピラー等に横向きの姿勢
で搭載され、LPGが供給される下流側機器よりも高い
位置に配置されている。従って、LPGはLPGボンベ
1とレギュレータ3までの間は液相で供給され、レギュ
レータ3を通過することで気化される。
【0012】しかして、前記LPGボンベ1とレギュレ
ータ3とをつなぐ燃料供給経路中の任意位置、本実施例
の場合ではLPGボンベ1の出口付近にLPG残量検出
用としてのサブタンク7が設置されている。このサブタ
ンク7は手動式開閉バルブ8を備えたLPG取入口9が
LPGボンベ1の手動式開閉バルブ11を備えたLPG
取出口12とホース13を介して接続され、またLPG
出口10が前記高圧ホース2と接続されている。
【0013】なお、LPG取出口12のボンベ内端部に
は取出サイフォン14が接続されており、この取出サイ
フォン14の吸込口は横向きに設置されたLPGボンベ
1のボンベ底に達している。そして、前記サブタンク7
は取出サイフォン14の吸込口よりも低位となるように
その設置位置が定められている。従って、サブタンク7
の液面はLPGボンベ1内の液体がなくなり全てがガス
相となるまでは最高レベルに保たれ、その後に降下する
ことになる。
【0014】LPG残量検出用のサブタンク7はレベル
センサ15を備えている。このレベルセンサ15はサブ
タンク7内の液面に応動して上下動するフロート16
と、このフロート16の機械的変位量を電気的変位量に
変換し、その変位量を制御装置18に出力するポテンシ
ョメータ17とから構成されている。
【0015】一方、前記サブタンク7内の液面が一定レ
ベルまで降下したときに作動して警告を発する警告灯
(又はブザー)19は、運転席前方のたとえば計器盤
(図示省略)に設置される。警告灯19の通電回路には
前記制御装置18によりオン、オフを制御されるスイッ
チ20が挿入されており、スイッチ20のオンによりバ
ッテリ21を電源とする通電回路が導通される。
【0016】すなわち、本実施例に係るLPG残量警告
装置は、LPGボンベ1とは別置きの形態でサブタンク
7を設置し、このサブタンク7内の液面降下を検出して
残量を判断する構成としたものである。従って、サブタ
ンク7内の液面はLPGボンベ1内のLPGの液体がな
くなるまでは最高レベルに保持され、液体がなくなる
と、その後は次第に降下する。そして、液面の降下に伴
いフロート16が下降すると、その機械的変位量がポテ
ンショメータ17により電気的変位量に変換されて制御
装置18に入力される。制御装置18は入力信号(電
圧)と予め設定した基準電圧とを比較し、そして入力信
号が基準値に達すれば、警告灯19の通電回路のスイッ
チ20に駆動信号を出力し、該スイッチ20がオンす
る。
【0017】すなわち、サブタンク7内の液面が予め定
めた設定レベルまで減少したときに警告灯19が点灯す
る。このことにより、オペレータはLPGボンベ1の交
換時期(又は充填時期)が近づいたことを知ることがで
きる。この場合において、液面レベルをもって判断され
る警告灯点灯時のサブタンク7内のLPG残量は、成分
及び液温に関係なく、つまりLPG蒸気圧力の高低に拘
らず常に一定となる。
【0018】従って、オペレータは警告灯19が点灯し
てからの走行可能距離を予め知っておくことにより、正
確な情報に基づいた適切なボンベ交換(充填)を実施す
ることができる。また、本実施例のLPG残量警告装置
においては、ポテンショメータ17によりサブタンク7
の液面変化を連続的に制御装置18に取り込み、該制御
装置18によりスイッチ20のオン、オフを制御するた
め、スイッチ20の作動時期、つまり警告灯19の点灯
時期を自由に設定して点灯後の走行可能距離を変更する
ことができる。
【0019】次に、本発明の他の実施例を図2に基づい
て説明する。この実施例はサブタンク7の液面降下に応
動して下降するフロート16と、警告灯19を点灯させ
るスイッチ20とをレバー又はリンク22により機械的
に連結してスイッチ20をオン、オフさせる構成とした
ものである。すなわち、この実施例はフロート16の機
械的変位で直接スイッチ20を作動させるようにしたも
のであり、その他については前述の実施例と同様に構成
される。従って、この実施例の場合には、前述の実施例
に比べてポテンショメータ16及び制御回路18を省略
できるため、構造上の簡素化及びコストの低減が図れる
点で有利である。
【0020】なお、図示の実施例では、サブタンク7を
LPGボンベ1の取出口付近に設置した場合で説明した
が、LPGが液体で供給されるレギュレータ3までの間
であれば、何処であっても構わない。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
レベルセンサをもってLPG残量を検出するようにした
ので、LPG成分の如何を問わず、また液温の影響を受
けることなく、正確な残量検出が可能であり、しかもこ
の残量検出をLPGボンベと別置きのサブタンクにより
行うため、どのようなLPGボンベでも使用することが
できる。また、警告後のLPG残量が一定であるため、
残量による走行距離が安定化してボンベ置場に向かう途
中で燃料切れを越すといった問題が解決される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るLPG残量警告装置とL
PG燃料供給系統を示す簡略説明図である。
【図2】本発明の他の実施例のLPG残量警告装置を示
す簡略説明図である。
【図3】従来の圧力スイッチ式のLPG残量警告装置を
示す説明図である。
【符号の説明】
1…LPGボンベ 3…レギュレータ 7…サブタンク 15…レベルセンサ 16…フロート 17…ポテンショメータ 18…制御装置 19…警告灯(ブザー) 20…通電用のスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 15/073 B60K 15/077 B60K 15/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LPGボンベのLPGが減少してボンベ
    交換時期又はガス充填時期に近づいたことを警告するL
    PG残量警告装置であって、 前記LPGボンベのLPGが液体状態で供給されるLP
    G供給経路中にサブタンクを設置するとともに、前記サ
    ブタンクには該タンク内の液面が設定レベルまで降下し
    たことを検出して警告灯又は警告ブザー作動用の信号を
    出力するレベルセンサを設けたLPG残量警告装置。
  2. 【請求項2】 前記レベルセンサが、前記サブタンクの
    液面に応動するフロートと、このフロートの機械的変位
    量を電気信号に変換して出力するポテンショメータとか
    ら構成され、しかも前記ポテンショメータの出力信号を
    取り込んで前記液面が設定レベルまで降下したときに前
    記警告灯又は警告ブザーの通電回路をオンさせる制御装
    置を備えた請求項1記載のLPG残量警告装置。
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