JP3328811B2 - トー角及びキャンバー角測定器を組み込んだ複合型車検装置 - Google Patents

トー角及びキャンバー角測定器を組み込んだ複合型車検装置

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JP3328811B2
JP3328811B2 JP2000179458A JP2000179458A JP3328811B2 JP 3328811 B2 JP3328811 B2 JP 3328811B2 JP 2000179458 A JP2000179458 A JP 2000179458A JP 2000179458 A JP2000179458 A JP 2000179458A JP 3328811 B2 JP3328811 B2 JP 3328811B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車検装置に関し、
特に後輪のトー角及びキャンバー角を測定する手段を備
えた複合型車検装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の、複合型車検装置(以下、
車検装置という。)は、前輪載置部と後輪載置部とを有
しており、検査対象となる検査車両を載置するように構
成され、この車検装置に備えられたスピードメータテス
タ部、ブレーキテスタ部によって一般的な検査を実施す
る。前記ブレーキテスタ部は、一対のブレーキローラ
と、この一対のブレーキローラを駆動するためのモータ
と、ブレーキローラを下方から上昇させて、検査対象と
なる車輪の走行面にブレーキローラを当接させるための
昇降装置と、ブレーキローラの抵抗力を制動力として検
出するための制動力検出部とからなっていて、駆動モー
タを駆動し、ブレーキローラを駆動しながら車両のブレ
ーキを作動したときのブレーキローラに作用する制動ト
ルクを制動力として検出するようになっている。
【0003】一方、前記スピードメータテスタは、検査
車両のエンジンによって回転駆動される車輪の回転駆動
力、もしくは車検装置に具備されたモータによって回転
駆動されるスピードメータローラと、このスピードメー
タローラの回転速度を検出する検出装置とから構成され
ていて、車両に搭載されている車速計の検出値と検出装
置の検出値との差異により、検査車速に対する車速計の
適否を検査するようになっている。
【0004】さらに前記一般的な検査手段にあわせて設
けた、サイドスリップテスタ部により、検査車両の車輪
の回転に伴って軸方向に発生する横力に対応して、前記
車輪の軸方向に摺動自在のサイドスリップテストドラム
の摺動量により前記横力を計測可能なローラ式サイドス
リップテスタを備えた複合型車検装置では、規定距離内
を通過する際の車両の横滑り量すなわち横力の測定を、
その横力測定する車輪以外は静止した車両で疑似的に行
える。前記ローラ式サイドスリップテスタ部を備えた複
合型車検装置は「特公平4−23207号」公報に掲載
された特許であり、本出願人が出願したものである。
又、類似例として、「特許第2961403号」も特許
を得ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の車
検装置には、スピードメータテスタ部とブレーキテスタ
部とによって、車速計とブレーキとを検査できるように
構成されているのが一般的である。さらに安全で快適な
走行を確保するには、法定の検査項目以外の項目をも検
査し、ユーザーの任意の選択により信頼性の高い情報を
提供できるようにするのが望まれていたので、走行によ
って発生する車体の横力変化まで測定出来るものもあっ
た。
【0006】しかし、車輪のトー角、キャンバー角まで
も車検整備のついでに検出し、この検査結果に基づいて
車両が整備されれば、より信頼性が向上し、より安全な
運転が実施されることになる。本発明の第1の目的は、
車速計とブレーキの検査にあわせて、走行によって発生
する車体の横力変化、ならびに、後輪のトー角、キャン
バー角を検出し得る複合型車検装置を提供することにあ
る。
【0007】本発明の第2の目的は、従来の車検装置に
前記トー角及びキャンバー角測定器を組み込んだことに
より発生する車幅方向への若干のかさばりを少なくして
省スペース対応とし、尚且つ前記アライメントテスタ盤
をネジ式アジャスタだけにより前記車幅方向へ進退動作
させるよりも、短時間の操作で計測時と不使用時の切換
を素早くできるようにし、作業効率が落ちないようにす
ることである。本発明の第3の目的は、精密部品でなる
摺動尺を複数用いることなく、唯一箇所にのみ設置し
て、トー角及びキャンバー角測定器を構成し、部品点数
を少なく製造容易な設計とし、かつコストダウン対応す
ることである。
【0008】本発明の第4の目的は、トー角及びキャン
バー角を測定した数値を瞬時かつ容易に読み取れるよう
に対応することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、検査車両を乗り入れて載置
する載置台と、前記検査車両の車輪に接するローラによ
り駆動力を付勢しかつその車輪の回転状況に基づいて制
動力を検査するブレーキテスタ部と、前記車輪が走行に
寄与する真の回転速度に対して前記検査車両に付属する
車速計の指示値の誤差を検査するスピードメータテスタ
部と、規定距離内を通過する際の車両の横滑り量の測定
のために前記車輪の回転に伴って軸方向に発生する横力
により軸方向へ移動自在のローラの移動量をリンク機構
により検出し計測可能なローラ式サイドスリップテスタ
部を備えた複合型車検装置において、検査車両の後輪に
その検査車両の外側方向から対面するように位置し、ト
ー角及びキャンバー角測定器をなすアライメントテスタ
盤と、そのアライメントテスタ盤に回転軸支承され、そ
の回転軸の方向が検査車両の車幅方向に一致し、トー角
測定時には所定長さの直線でなるテスタ基準線を検査車
両の進行方向に一致させ、キャンバー角測定時には前記
テスタ基準線を鉛直線上に一致させるように選択的に9
0度回転させ仮固定できる回転部と、前記テスタ基準線
の両端部にある第1の測定点及び第2の測定点から前記
後輪の側面までの車幅方向の距離を測定した、第1の測
定値と第2の測定値との寸法差を測定する距離差センサ
と、前記アライメントテスタ盤が鉛直方向及び前記車幅
方向にそれぞれ移動自在かつ任意の位置で仮固定可能に
設けられたスライドベットマウント機構と、前記寸法差
に基づいて前記テスタ基準線に対する前記後輪の傾きを
表示する表示手段を備えたトー角及びキャンバー 角測定
器を組み込んだ複合型車検装置であって、前記距離差セ
ンサが前記回転部上に展開と縮小を自在とする構造によ
り配設され、使用時には前記車幅方向に起立し仮固定さ
れ、不使用時には前記アライメントテスタ盤の盤面に沿
って展開を閉じるようにした。
【0010】 このようにしたことにより、検査者は後輪
のトー角及びキャンバー角測定を、僅か2分乃至3分程
度の短時間で実行する時以外、すなわち従来からある通
常の法定検査で行う車速計及びブレーキの検査を検査車
両の移動をせずに同一の車検装置で実行する間、前記距
離差センサを使用しないので、それを前記アライメント
テスタ盤の盤面もしく長手方向に沿って展開を閉じてお
くことができる。従って、前記車幅方向のかさばりが少
なくて済み、狭いスペースにおいても検査作業の邪魔に
ならずに効率が良い。又、前記アライメントテスタ盤を
ネジ式アジャスタだけにより前記車幅方向に進退動作さ
せるよりも、短時間の操作で計測時と不使用時の切換を
素早く行うことができる。
【0011】又、請求項2に係る発明は、前記距離差セ
ンサとして先端に第1の接触子を形成する規定長さの棒
が前記第1の測定点から前記車幅方向に起立しており、
前記第2の測定点から前記車幅方向に沿って摺動する前
記第2の測定値を得る摺動尺が起立しており、その摺動
尺の先端をなす第2の接触子が前記後輪の側面に当接
し、かつ前記第1の接触子が前記側面に当接した点を基
準とし、前記寸法差を検出する。
【0012】 このようにしたことにより、精密部品でな
る摺動尺を複数用いることなく、唯一箇所にのみ設置し
て、トー角及びキャンバー角測定器を構成し、部品点数
を少なく製造容易な設計とし、かつコストダウンでき
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図10により、本
発明による実施の一形態について説明する。図1はトー
角及びキャンバー角の測定器Yを組み込んだ複合型自動
車検査装置に検査車両Zを載置した斜視図である。図2
はトー角及びキャンバー角の測定器Yを組み込んだ複合
型自動車検査装置の平面図(a)及び側面図(b)であ
る。
【0014】図1及び図2において、前輪FWを載置さ
れる前輪載置部1は、図示しないモータの回転駆動力を
前輪FWに付与するローラ2及び3と、これらに関連し
回転速度検出装置等により車載された車速計の誤差を検
知する図示しないスピードメータテスタ部と、ローラ2
又は3が前輪FWを回転させている最中に検査車両の運
転席から検査者又はその助手が急ブレーキを踏み前輪F
Wの回転状況の変化を検知し、所定の制動力の効果を検
査するブレーキテスタ部が組み込まれている。尚、前輪
駆動車の場合は前記モータでなく検査車両のエンジンに
より前輪FWに回転力を付与することもある。
【0015】又、後輪載置部4は後輪RWを載置され、
制動力の効果の検査に関し、前輪載置部1と略同等の機
能を果たし得る。尚、車種毎に異なるホイールベースに
対応するために後輪載置部4の底部は鉄車輪5によりレ
ール6の上を前後に調整する動作が自在になるように支
承され、図示するように常に後輪RWの真下に後輪載置
部4が位置できる。従って、後輪RWはテストドラム2
3A,23Bの上に均等に正しく接する。又、前輪載置
部1と同様にスピードメータテスタ部(一部図示せず)
では、テストドラム23A又は23Bにより車輪に付勢
された真の走行速度に対する前記車両に付属する車速計
が指し示す指示値との誤差を検出する。尚、前記スピー
ドメータテスタ部を使用する際に、検査車両自体のエン
ジン駆動力を利用する場合もあるし、車速計の動作は前
輪FWとのみ関連し後輪RWは無関係である車種も多い
ので適宜に対応する。又、前輪載置部1と同様にブレー
キテスタ部(一部図示せず)では、テストドラム23A
又は23Bと共に後輪RWが回転している最中に検査車
両の運転席から検査者又はその助手が急ブレーキを踏み
後輪RWの回転状況の変化を検知し、所定の制動力の効
果を検査する車輪の回転状況により制動力を検査する。
【0016】さらに、サイドスリップテスタ部により、
規定距離内を通過する際の車両の横滑り量すなわち横力
の測定を、その横力測定する車輪以外は静止した車両で
疑似的に行う。その横力の測定のためには軸方向への摺
動を自在とし、後輪RWの回転に伴って軸方向に発生す
る横力に対応した摺動量を計測可能なサイドスリップテ
ストドラム24A,24Bを備えた複合型車検装置を構
成しており、このローラ式サイドスリップテスタを備え
た複合型車検装置が本発明の母体となっている。
【0017】そして、前記母体となるローラ式サイドス
リップテスタを備えた複合型車検装置の側部に、以下の
装置をボルト締めで着脱自在に追加装備している。図3
乃至図5はトー角及びキャンバー角の測定器であり、図
3は斜視図、図4は要部平面図、図5(a)はトー角測
定時の要部斜視図、図5(b)はキャンバー角測定時の
要部斜視図、図5(c)はトー角及びキャンバー角を測
定しない時に距離差センサを折り畳んだ図である。トー
角及びキャンバー角測定器Yは、検査車両Zの後輪RW
をその検査車両Zの外側方向から距離差センサ13が対
面するように位置してなるアライメントテスタ盤7を有
する。そのアライメントテスタ盤7には90度だけ回転
自在の回転部12があり、その回転部12の回転軸14
の方向は検査車両Zの車幅方向Rと一致させてある。
又、回転部12はその回転の行き着く所で、バネ製クリ
ップ機構Sにより仮固定される。そして、回転部12上
の直径でなるテスタ基準線TDの両端部にそれぞれ第1
の測定点Jと、第2の測定点Kがある。又、検査者は回
転部12上にある距離差センサ13により、第1、第2
の測定点J,Kから後輪RWの側面までの車幅方向Rの
距離を測定し、それぞれ第1の測定値と第2の測定値を
得るので、これら第1の測定値と第2の測定値の寸法差
TSを検出できる。但し、本実施形態においては、第1
の測定値を基準とする。
【0018】スライドベットマウント機構11は後輪R
Wの側面に距離差センサ13の先端13aが接触するよ
うに、アライメントテスタ盤7を鉛直方向及び車幅方向
Rにそれぞれ移動自在で任意の位置に仮固定可能とす
る。そのスライドベットマウント機構11を備えたトー
角及びキャンバー角測定器Yは後輪載置部4の側部Eに
ボルト10によるボルト締め等により、着脱自在に設置
されている。そのトー角及びキャンバー角測定器Yによ
り、トー角測定時には第1、第2の測定点J,Kを結ぶ
テスタ基準線TDが検査車両Zの進行方向に一致するよ
うに水平にし、キャンバー角測定時にはテスタ基準線T
Dが鉛直線上に一致するように回転部12を選択的に9
0度回転させ、テスタ基準線TDに対する寸法差TSの
逆正接三角関数によりテスタ基準線TDに対する後輪R
Wの傾き角X度の表示で測定値を得る。
【0019】又、回転部12は図示するように第1、第
2の測定点J,Kを含むテスタ基準線TDを含んで構成
した長板状部材又は棒状部材にしても良いし、図示しな
い円盤形状部材としても良い。
【0020】又、回転部12上の第1、第2の測定点
J,Kにそれぞれ蝶番15で折り畳み自在に規定長さの
棒16と距離差センサ13が配設され、使用時には車幅
方向Rに起立し仮固定するバネ製クリップ機構(図示せ
ず)があり、不使用時には前記アライメントテスタ盤7
の盤面もしくは長手方向に沿って折り畳む構造になって
いる。このようにしたことにより、検査者は後輪RWの
トー角及びキャンバー角測定を、僅か2分乃至3分程度
の短時間で実行し、そのトー角及びキャンバー角測定以
外の法定検査時、すなわち車速計及びブレーキ検査を同
一の車検装置で実行する間は、規定長さの棒16と距離
差センサ13を使用しないので、アライメントテスタ盤
7の盤面もしくは前記回転部12の長手方向に沿って折
り畳む。そうすれば、後輪RWのブレーキ検査等のため
に後輪RWを回転させる時や、検査車両の出し入れ作業
等の邪魔にならずに効率が良い。又、トー角及びキャン
バー角測定器Yを組み込んだことにより発生する車幅方
向Rへの若干のかさばりを少なくして省スペース対応と
し、尚且つ前記アライメントテスタ盤7をネジ式アジャ
スタ8だけにより車幅方向Rへ進退動作させるよりも、
短時間の操作で計測時と不使用時の切換を素早くできる
ようにし、作業効率が落ちないようにできる。
【0021】又、アライメントテスタ盤7には第1の測
定点Jから車幅方向Rに起立した状態である規定長さの
棒16の先端に第1の接触子16aがあり、第2の測定
点Kには車幅方向Rに沿って摺動する摺動尺13bを有
する第2の測定値TSを得る摺動尺13bがある。検査
者がトー角及びキャンバー角測定器Yにより、トー角及
びキャンバー角を測定するには、第1の接触子16aが
後輪RWの同一側面に当接した点を基準点とし、かつ摺
動尺13bの先端をなす第2の接触子13aが後輪RW
の側面に当接する事により摺動尺13bが摺動した摺動
量TSそのものを寸法差TSとして検出する。従って精
密部品でなる摺動尺は13bは2個でなく唯1個です済
む。そして、距離差センサ13には摺動量TSを電気信
号に変換するエンコーダ(図示せず)がある。その電気
信号が意味する寸法差TSと、テスタ基準線TDとの関
係による逆正接三角関数の計算を電気的計数表示器17
により行い、傾き角X度が算出され、直読可能に表示さ
れるので、表示された傾き角X度を検査者がトー角又は
キャンバー角の測定値として読む。
【0022】尚、三角関数の計算は、1度前後又はそれ
以下の微小な角度では逆正接でも逆正弦でも近似してい
るので、どちらで計算しても実用上は問題ない。又、設
計上の都合によりアライメントテスタ盤7の構造は如何
様にも実施形態を変えられ、前記した距離差センサ13
が回転部12上で車幅方向Rに起立させた状態で仮固定
されるバネ製クリップ機構(図示せず)や、既成の摺動
尺13bを棒状に突出させた構造に限るものではなく、
例えば、第1の接触子16aと第2の接触子13aに相
当する2点を含んだ平面でなる接触面全体を後輪RWの
側面に点接触でなく面接触により均等に密接させる構造
(図示せず)としても良い。
【0023】このようにしたことにより、検査者は僅か
2分乃至3分程度の短時間で第1の接触子16aと、第
2の接触子13aを後輪RWの側面に当接し、その傾き
角X度を電気的計数表示器17の判読容易な数字表示を
読むことにより簡単に後輪RWのトー角及びキャンバー
角測定ができる。又、電気的計数表示器17でなる角度
表示手段が表示した計測値と、検査仕様その他の記録を
印刷するプリンター18を備えても良い。このようにす
れば、検査者は多忙な作業中に検査結果等を記帳する負
担を軽減できる上に、プリンター18で印刷された記録
紙をユーザーに手渡せばサービス効果も上がる。
【0024】ここで、図6及び図7により、従来からあ
るトーゲージ又はアライメントテスタによるトー角測定
の原理を説明する。図6はトーゲージとアライメントテ
スタによるそれぞれのトー角測定の様子を同一図面上に
示した平面図である。図6においてトーゲージ51aで
目印A点の狭幅NLを測定した後に検査車両を手で押す
などして(車台52に載置していなければ)後輪RWを
半回転させ、目印B点の広幅WLをトーゲージ51bで
測定し、その広幅WLと狭幅NLとの幅差GS(図示せ
ず)をミリメートルの単位で求めればそれだけで点検整
備の目安になる。例えば初期設定トーイン4mmの規格
仕様に適合し、検査合格とするなどである。
【0025】又、アライメントテスタによる測定方法と
して図6の載置台52の側部で検査車両の進行方向に配
設されたレール53上で前記進行方向及び図示しない鉛
直方向の摺動かつ任意係止が自在にになるようにアライ
メントテスタ54が設定され、後輪RWの回転軸の中心
を目標に対面し、図中に描いた後輪RWのトー角を模写
した概念上の三角形の一辺で示した寸法差TSに相当す
る距離を、所定の手段で計測すれば、テスタ基準線の直
径TDとの関係を逆正接関数計算し、傾き角X度を求め
てトー角測定値とする。又、キャンバー角測定の場合
は、図示しないものの、前記トー角測定と同様の幾何数
学的概念により、目印A点と目印B点を鉛直方向に設定
し、真の鉛直方向に対する傾き角度を得る。その結果、
例えば初期設定キャンバー角マイナス0度40分の規格
仕様に適合し、検査合格などとユーザーに告知する。
【0026】次に図7は車輪の直径600mmの場合の
トー角度と各寸法を示す表である。この表を読んでも分
かることであるが、トー角及びキャンバー角測定で問題
にする程度の微小な角度の場合には以下の2点が知られ
ている。第1点は逆正弦と逆正接の関数計算値が殆ど近
似し、何れの計算結果でも区別の必要も無く有効である
こと。第2点は幅差GSと傾き角Xは略正比例関係なの
で自動車整備の実務上は必ずしも傾き角Xを度数に換算
して表示しなくとも良いこと。すなわち、通称するトー
角は幅差GSのミリメートル表示であり、これを約4m
mに設定していれば、普通の乗用車は良好とされている
のである。従って傾き角Xの度数表示は必要に応じて算
出すれば良い。又、車種ごとに異なるトー角及びキャン
バー角の規格仕様があり、予め記憶されたコンピュータ
データベース等から、車検証の個別記載事項、例えば車
種及び車体番号等により前記規格仕様及び各諸元値等を
検索し、車検等にかかわる点検整備の実務に供するのが
適切である。
【0027】尚、本発明の有効性を発揮させる背景とし
て、アライメントテスタ54は一般の民間車検整備工場
には備えていないのが普通であり、自動車メーカーもし
くは自動車用タイヤの大型専門店等に専用測定器として
備えてあるが、その希少な専用測定器による計測費等の
負担は手軽ではなかった。片や別の問題として、最近で
は自動車の各部品の耐久性を初めとする総合的な品質性
能が向上しており、道路運送車両法の改正に伴って、そ
の法定検査項目を減らす傾向や、ユーザー車検等におけ
る前車検後整備すなわち、正規の点検整備を実施する前
に車検を受けて、もし僅かな不具合点でもあればそこだ
けを車検の後に修繕して車検合格するやり方も通用する
ようになった。そのことでもわかるように、検査車両が
極端に酷使されたり、事故により保安部品等が歴然と損
傷していない限りは、特別な点検整備を施すこと無しに
車検合格するレベルのものも多くなっている。そして、
法的に強制される車検制度そのものに対する規制緩和の
要求も強い。このような背景により、車検は自動車のオ
ーナー及びユーザーにとって極力軽い負担でしかも、ユ
ーザーが普段は見落しがちな不具合点を発見するサービ
スも理想とされる。これらの事情により、本出願人は多
機能で尚且つ使いやすい複合型車検装置を発明し、開示
している。
【0028】図8は複合型自動車検査装置におけるスピ
ードメータとサイドスリップの検査装置を示す平面図で
あり、これを備えた車検装置の運用次第により、前輪F
Wにも後輪RWにも適用できる。そして、そのスピード
メータテストドラム23A,23Bは前記スピードメー
タテスタ部を構成しその目的を果たす。又、サイドスリ
ップテストドラム24A,24Bの移動量により、そこ
に載置された車輪の横力を検出し、リンク20,2
0’,20”を介して角度検知装置24に伝え、テスタ
25で検出結果を表示させる。尚、スピードメータテス
トドラム23A,23Bは図1及び図2と図8では違っ
た形状で示されており、それぞれが本発明の実施の一形
態である。
【0029】図9は図8の一部縦断側面図であり、横力
すなわちサイドスリップを(a)非測定中の形態と、
(b)測定中の形態である。例えば後輪RWがスピード
メータテストドラム23A,23Bに載置され、所定の
走行に相当する回転力を付与された状態でシリンダ33
を励起し、サイドスリップテストドラム24A,24B
を所定押圧力により後輪RWに当接係合し、後輪RWの
回転力を得て回転する。又、前輪FWでも同様にして横
力すなわちサイドスリップを測定できるし、その検査を
受ける車輪にエンジンの駆動力を伴っていない場合は車
検装置に具備したモータにより回転力を付与すれば足り
る。
【0030】図10はサイドスリップ検査装置の要部と
なるドラムと角シャフトの連繋態様を一部断裁をもって
示す図であり、角シャフト25は軸25aで後輪載置部
4に回転自在に支承され、サイドスリップテストドラム
24A,24Bは角シャフト25に対してその軸方向に
移動自在に支承されている。その移動自在である構造は
サイドスリップテストドラム24A,24Bの管内壁に
植設されたコ字金具26に軸17で回転自在に支承され
たローラ28が角シャフト25の角形断面軸の軸平面を
4点支持してなる。これにより、車検装置の載置台に検
査車両を載置し、その車輪以外の車体を静止させた状態
のままに、規定距離内を検査車両が通過する際の車両の
横滑り量を疑似的に測定するために、車輪の回転に伴っ
て軸方向に発生する横力により、軸方向へ移動自在のサ
イドスリップテストドラム24A,24Bの移動量をリ
ンク20、20’及び20”を介して角度検出装置21
で検出し、前記移動量を図示しないエンコーダで電気信
号への変換し、テスタ22に表示する。
【0031】ここで、本発明のトー角及びキャンバー角
測定器を組み込んだ複合型車検装置が、近年の乗用車に
とって、ますます必要かつ効果的となる理由を以下に示
す。 1)サスペンションの4輪独立懸架化により、縁石への
乗り上げ、悪路走行等により、各々のホイールが単独で
勝手な方向に向いてしまいアライメントが狂ってしま
う。 2)燃費改善の目的で軽量化し、シャーシ構造からモノ
コックボディーに代わり、シャーシ構造の車両に対して
剛性が少ないために前後輪両方のアライメントが狂いや
すくなった。 3)後輪アライメントの調整機構を備える車両が、乗用
車の全車種のうち少なくとも80%以上に増大し、調整
を要する場合がある。 4)前輪駆動車の場合は、前輪が後輪を引っ張って走行
するため、後輪アライメントの狂いが高速安定性に大き
く影響を及ぼす。 5)多くのゴム製部品を使用し、路面からの衝撃を和ら
げて乗り心地良くしているが、これらのゴム製部品が経
年劣化により、変形、磨耗してアライメントが狂ってし
まうほか、新車購入時から数カ月で馴染んできてアライ
メントが変化する事もある。 6)トー角及びキャンバー角が狂っているとタイヤが偏
磨耗する。 7)積載荷重満載の4輪駆動者が高速走行する際に、ト
ー角の狂いが、ハンドル操作に何らかの悪影響を及ぼし
て、正面衝突等の重大事故の原因につながる因果関係
も、一部で研究(極秘研究につき書面では未公表)され
ている。以上の理由により、トー角及びキャンバー角測
定が必要かつ効果的であるが、そのための専用測定器で
あるアライメントテスタは従来約1千万円以上、測定時
間は約1時間以上、費用は測定だけでも約2万円。しか
るに、通常車検は1台当たり約15分程度で済ませなけ
ればならないので、一般の自動車整備工場や民間車検場
では商業性に沿わず、トー角及びキャンバー角測定が必
要かつ効果的である事を承知していても実施できないの
が現状であった。
【0032】前記した現状にうまく対応したのが、本発
明のトー角及びキャンバー角測定器を組み込んだ複合型
車検装置であり、以下の要領で効果的に運用する。 1)通常の法定車検を実施する。 2)トー角及びキャンバー角測定を2分乃至3分間で実
施する。 3)ローラ式サイドスリップテスタにより数分間で横力
測定する。 4)予め用意された、検査車両に固有のトー角、キャン
バー角及び横力の規格仕様値と前記で測定した値を比較
し、合否判定し、調整の必要の有無を確認する。 5)トー角もしくはキャンバー角を調整する必要があれ
ば、本発明の複合型車検装置にはピット構造すなわち半
地下の溝があるので、その溝に点検整備作業者が潜り込
んで、約10分乃至20分間で調整作業を実施する。
【0033】以上の要領でトー角、キャンバー角測定及
び調整を実施するのは、通常の法定車検を実施するつい
でのことであり、一つの車検装置から検査車両を移動す
る手間や場所も不要であるため、費用面でも時間的にも
ユーザーの負担を過度に増やさない。従って、一般の自
動車整備工場や民間車検場でも商業性に沿うので、現代
の自動車社会に広く普及させ、交通安全に寄与できる。
【0034】
【発明の効果】本願発明は、検査者は後輪のトー角及び
キャンバー角測定を車速計及びブレーキの検査のついで
に短時間で容易かつ安価に実行でき、しかもそのための
専用の載置台を追加設置する必要もなく、当然に専用の
設置場所もとらず、検査車両の移動も必要としないよう
にした複合型車検装置に対して、以下の点で機能を高め
ることができる。
【0035】請求項1に係る発明によれば、従来の車検
装置に前記トー角及びキャンバー角測定器を組み込んだ
ことにより発生する車幅方向への若干のかさばりを少な
くして省スペース対応とし、尚且つ前記アライメントテ
スタ盤をネジ式アジャスタだけにより車幅方向へ進退動
作させるよりも、短時間の操作で計測時と不使用時の切
換を素早くできるようにし、作業効率が落ちないように
できる。
【0036】又、請求項2に係る発明によれば、精密部
品でなる摺動尺を複数用いることなく、唯一箇所にのみ
設置して、トー角及びキャンバー角測定器を構成したの
で、部品点数を少なく製造容易な設計とし、かつコスト
ダウンできる。
【0037】このように、後輪のトー角及びキャンバー
角測定器を組み込んだ複合型車検装置としたことによ
り、車検整備の際に法定点検整備項目に属するか否かを
問わず、ユーザーの任意の選択により実施することが望
まれるトー角及びキャンバー角測定を、僅か2分乃至3
分程度の短時間で実行でき、もし必要ならば本発明の複
合型車検装置の半地下の溝に点検整備作業者が潜り込ん
で、約10分乃至20分間で調整作業を実施できる。そ
して、なおかつ従来の法定点検整備項目の大半をも一台
でカバーする複合型車検装置を提供するので余分な場所
や車両の移動も必要とせず、従ってさほどのコストアッ
プ無しに有効な検査ができるので交通事故の撲滅に寄与
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す、トー角及びキャ
ンバー角の測定器を組み込んだ複合型自動車検査装置
に、検査車両を載置した斜視図である。
【図2】本発明の実施の一形態を示す、トー角及びキャ
ンバー角の測定器を組み込んだ複合型自動車検査装置の
(a)平面図と、(b)側面図である。
【図3】本発明の実施の一形態を示しており、トー角及
びキャンバー角の測定器の斜視図である。
【図4】は図3の要部平面図である。
【図5】(a)は図3においてトー角測定時の要部斜視
図である。(b)は図3においてキャンバー角測定時の
要部斜視図。(c)は図3においてトー角及びキャンバ
ー角の測定をやらない時に距離差センサを折り畳んだ図
である。
【図6】は原理を説明するために、トーゲージとアライ
メントテスタによるそれぞれのトー角測定の様子を同一
図面上に示した平面図である。
【図7】は輪径600mmの場合のトー角度と各寸法を
示す表である。
【図8】は複合型自動車検査装置におけるスピードメー
タとサイドスリップの検査装置を示す平面図である。
【図9】は図8の一部縦断側面図であり、サイドスリッ
プを(a)非測定中の形態と、(b)測定中の形態であ
る。
【図10】は複合型自動車検査装置におけるローラ式サ
イドスリップ検査装置の要部となるドラムと角シャフト
の連繋態様を一部断裁をもって示す図である。
【符号の説明】
2,3 ローラ 7 アライメントテスタ盤 11 スライドベットマウント機構 12 回転部 13 距離差センサ 13a 第2の接触子 13b 摺動尺 14 アライメントテスタ盤7の回転軸 16 規定長さの棒 16a 第1の接触子 17 電気的計数表示器 20,20’,20” リンク 24A,24B サイドスリップテストドラム 52 載置台 E 側部 J 第1の測定点 K 第2の測定点 RW 後輪 TD テスタ基準線 TS 寸法差 R 車幅方向 X 傾き角 Y トー角及びキャンバー角の測定器 Z 検査車両

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査車両を乗り入れて載置する載置台
    と、前記検査車両の車輪に接するローラにより駆動力を
    付勢しかつその車輪の回転状況に基づいて制動力を検査
    するブレーキテスタ部と、前記車輪が走行に寄与する真
    の回転速度に対して前記検査車両に付属する車速計の指
    示値の誤差を検査するスピードメータテスタ部と、規定
    距離内を通過する際の車両の横滑り量の測定のために前
    記車輪の回転に伴って軸方向に発生する横力により軸方
    向へ移動自在のローラの移動量をリンク機構により検出
    し計測可能なローラ式サイドスリップテスタ部を備えた
    複合型車検装置において、検査車両の後輪にその検査車
    両の外側方向から対面するように位置し、トー角及びキ
    ャンバー角測定器をなすアライメントテスタ盤と、その
    アライメントテスタ盤に回転軸支承され、その回転軸の
    方向が検査車両の車幅方向に一致し、トー角測定時には
    所定長さの直線でなるテスタ基準線を検査車両の進行方
    向に一致させ、キャンバー角測定時には前記テスタ基準
    線を鉛直線上に一致させるように選択的に90度回転さ
    せ仮固定できる回転部と、前記テスタ基準線の両端部に
    ある第1の測定点及び第2の測定点から前記後輪の側面
    までの車幅方向の距離を測定した、第1の測定値と第2
    の測定値との寸法差を測定する距離差センサと、前記ア
    ライメントテスタ盤が鉛直方向及び前記車幅方向にそれ
    ぞれ移動自在かつ任意の位置で仮固定可能に設けられた
    スライドベットマウント機構と、前記寸法差に基づいて
    前記テスタ基準線に対する前記後輪の傾きを表示する表
    示手段を備えたトー角及びキャンバー角測定器を組み込
    んだ複合型車検装置であって、前記距離差センサが前記
    回転部上に展開と縮小を自在とする構造により配設さ
    れ、使用時には前記車幅方向に起立し仮固定され、不使
    用時には前記アライメントテスタ盤の盤面に沿って展開
    を閉じるようにしたことを特徴とするトー角及びキャン
    バー角測定器を組み込んだ複合型車検装置。
  2. 【請求項2】 前記距離差センサとして先端に第1の接
    触子を形成する規定長さの棒が前記第1の測定点から前
    記車幅方向に起立しており、前記第2の測定点から前記
    車幅方向に沿って摺動する前記第2の測定値を得る摺動
    尺が起立しており、その摺動尺の先端をなす第2の接触
    子が前記後輪の側面に当接し、かつ前記第1の接触子が
    前記側面に当接した点を基準とし、前記寸法差を検出す
    ることを特徴とする請求項1に記載の、トー角及びキャ
    ンバー角測定器を組み込んだ複合型車検装置。
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