JP3328619B2 - 粉粒状物質貯留装置 - Google Patents

粉粒状物質貯留装置

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JP3328619B2
JP3328619B2 JP31258199A JP31258199A JP3328619B2 JP 3328619 B2 JP3328619 B2 JP 3328619B2 JP 31258199 A JP31258199 A JP 31258199A JP 31258199 A JP31258199 A JP 31258199A JP 3328619 B2 JP3328619 B2 JP 3328619B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉粒状物質の一時
的な貯留を行う粉粒状物質貯留装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、食品、製粉、薬品等の粉粒状物質
貯留装置は、一般的には、粉粒体プラントの中間に配置
され、ホッパに粉粒状物質供給部と粉粒状物質排出部と
を備え、粉粒状物質をホッパ内部に一時的に貯留した後
に排出するものであり、計量機の有無、或いは空気輸送
設備の有無等に応じて、様々な種類がある。その一適用
例として、図17(a),(b)に示す粉体計量機90
1があり、これは、ホッパ902がロードセル903で
フレーム904に3点で支持され、ブリーザ905、球
形ロットエンド906、3点和算器907を備え、ホッ
パ902の排出口の下にゲート908が設けてある。ホ
ッパ902の上部から粉粒体が投入され一定重量が貯留
されるとゲート908を開放し、排出が終わるとゲート
908を閉めるものである。
【0003】しかしながら、図18の通り、粉粒体は安
息角を形成して堆積する性質があるため、ホッパ902
の上部容器には粉粒体の山が形成され、これに対応する
高さH1が必要となり、また、デッドスペースDが形成
される。また、ホッパ902の下部の傾斜角度は排出を
円滑にするため安息角以上の大きさにする必要があり、
傾斜角度に対応した高さH2が要求される。従ってホッ
パ902の全体の高さHが必然的に大きくなり、高さが
制限される場所での粉粒体計量供給機のスペースの確保
が困難である。計量方式が異なる特開平8−18825
8号の粉粒体計量供給装置等にも同様にホッパの高さの
問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、請求項記載の
発明は、粉粒体状物質貯留装置のケースの高さを減少さ
せることで小型化を計ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み、請求項
1記載の発明は、上面に粉粒状物質の供給部、底面に粉
粒状物質の排出部を有し、前記供給部に導入筒を有する
ケースと、該ケースの底部に横方向に設けられ、前記排
出部から下流側に粉粒状物質を排出する羽根部材と、該
羽根部材を駆動する駆動源とを備えたテーブルフィーダ
と、前記羽根部材よりも上部において横方向に配置さ
れ、駆動源により回転駆動される、粉粒状物質ならし部
材と、を備え、前記供給部から供給される粉粒状物質が
前記排出部から排出されるとともに、前記粉粒状物質な
らし部材で粉粒状物質の安息角を崩し、前記ケースの上
部のデッドスペースに粉粒状物質を貯留できるようにす
ることを特徴とする粉粒状物質貯留装置であって、低型
空気輸送ユニットに計量機が組み込まれた粉粒体計量供
給機を備えた粉粒体計量供給設備に適用され、該粉粒体
計量供給設備は、ハウジングの四隅に複数のタンクの部
分が連結したもので、該タンクの空間とハウジングの空
間とが共有化され、該ハウジングの中央部に粉粒体計量
供給機が設置され、有底の各タンクは、底板を備えたホ
ッパと、該ホッパと接続する筒体と、該筒体の上面に接
続された鏡板と、該鏡板とフランジで接続されたレシー
バフィルタと、前記鏡板の上部中央部に設けられた粉粒
体投入口と、を備え、各タンクに粉粒体が貯留され、前
記底板の裏面にスクリューフィーダが前記粉粒体計量供
給機に向かって集中するように水平に取り付けられ、前
記導入筒と接続され、前記タンクから前記スクリューフ
ィーダを経て粉粒体を前記ケースに供給し、ケース内の
粉粒体の重量が定量になった後、前記ケースから次のセ
クションに排出することを特徴とする粉粒状物質貯留装
である。粉粒状物質ならし部材で粉粒状物質の山を崩
すことで、ケースの高さを低くすることができ、前記課
題が好適に解決できる。代表的態様として、テーブルフ
ィーダの駆動軸が垂直であり、駆動軸に羽根部材が、駆
動軸の上部に粉粒状物質ならし部材が固定され、1つの
モータで同時又は同期的に駆動されるものがある。ま
た、テーブルフィーダの駆動軸が垂直な二重構造であ
り、駆動軸の各々に羽根部材と粉粒状物質ならし部材が
固定され、1つのモータでクラッチ機構を用いるか、又
は別々のモータで独立作動するものが挙げられる。独立
駆動することの意味は、排出用羽根とならし部材を同時
に作動させた場合、排出時は問題ないが、一時的に貯留
する場合、ならし部材のみを作動させて排出用羽根を止
めておかないと、粉粒状物質の物性により排出部が圧密
されて閉塞してしまう可能性があるためである。尚、供
給部へは、空気輸送装置又はスポート配管(シュート配
管)等が接続され、また、排出部へは必要に応じてゲー
トバルブ、ロータリーバルブ、スクリューフィーダ、又
は、スポート配管(シュート配管)等が接続される。ロ
ータリーバルブ、スクリューフィーダ等を接続するの
は、定量排出、或いは、エアロック等をするためであ
る。供給部、排出部への接続物は、目的に応じて適宜組
み合わせて行われる。
【0006】請求項2記載の発明は、上面に粉粒状物質
の供給部、底面に粉粒状物質の排出部を有するケース
と、該ケースの底部に横方向に設けられ、前記排出部か
ら下流側に粉粒状物質を排出する羽根部材と、該羽根部
材を駆動する駆動源とを備えたテーブルフィーダと、前
記羽根部材よりも上部において横方向に配置され、駆動
源により回転駆動される、粉粒状物質ならし部材と、を
備え、前記供給部から供給される粉粒状物質が前記排出
部から排出されるとともに、前記粉粒状物質ならし部材
で粉粒状物質の安息角を崩し、前記ケースの上部のデッ
ドスペースに粉粒状物質を貯留できるようにすることを
特徴とする粉粒状物質貯留装置であって、空気輸送レシ
ーバに計量機が組み込まれたロスインウェイト方式の粉
粒体計量供給機に適用され、該粉粒体計量供給機は、箱
型形状を成したベースケースと、ベースケースの上面に
荷重計を介装させて取り付けられているミドルケース
と、ミドルケースの上部とトップケースの下部とを接続
する接続チューブから構成され、接続チューブにより、
トップケースの重量がミドルケースに加わらないように
縁が切られ、粉粒体供給口と横置き型のレシーバフィル
タがトップケースの上面に設けられ、トップケースは無
底であり、ミドルケースは天井が無く、トップケース、
接続チューブ及びミドルケースは連通し、粉粒体貯留空
間を形成し、有底のミドルケースは、底板にテーブルフ
ィーダを備え、内部は粉粒体が貯留し排出される計量室
となっており、円錐キャップの上端部に粉粒体ならし板
が水平に取り付けられ、テーブルフィーダの駆動力が伝
達され、駆動軸等と一体的に回転できるようになってお
り、空気輸送用レシーバは、ミドルケース、トップケー
ス、接続チューブ、粉粒体供給口、レシーバフィルタ、
テーブルフィーダから構成され、ミドルケースは、ベー
スケースの上面に複数に均等な間隔で設けられている荷
重計で支持され、ベースケースの内部において、粉粒体
排出部の下方に、接続部材を介して、ベースケース内部
に水平にスクリューフィーダが固定され、端部は外部に
突出し、スクリューフィーダ、ミドルケース、テーブル
フィーダ等の重量が、荷重計に加わる風袋重量となって
いることを特徴とする粉粒状物質貯留装置である。代表
的態様として、空気輸送装置におけるレシーバ設備が挙
げられる。フィルタとしては、バグフィルタ等が挙げら
れる。
【0007】請求項3記載の発明は、前記排出部にロー
タリーバルブ又はスクリューフィーダを設け、定量排出
を可能としたことを特徴とする請求項1の粉粒状物質貯
留装置である。代表例態様として、定量供給/排出装
置、例えば、ミキサ上、パッカー上に設備された粉粒状
物質貯留装置が挙げられる。尚、ミキサは2種類以上の
粉粒状物質を混合する混合機のことであり、上部に設け
られた粉粒状物質貯留装置より規定量を供給し、均一に
混合するのである。また、パッカーとは包装機のことで
あり、通常、充填用の袋を計量設備(はかり)の上に載
せ、上部に設けられた粉粒状物質貯留装置より規定量を
充填し、封印するのである。また、ロータリーバルブ
は、バグフィルタ、タンク、スクリューコンベア等の定
量排出機として主に上下の圧力差の少ないところで使用
されるものが挙げられる。
【0008】請求項4記載の発明は、前記排出部を前記
ケースの底板の外周部に複数個配置し前記粉粒状物質を
分配可能としたことを特徴とする請求項1又は2の粉粒
状物質貯留装置である。代表的態様として、ストーンミ
ル等が挙げられる。
【0009】請求項5記載の発明は、前記排出部に空気
輸送装置を配置し、該排出部の閉鎖及び該排出部からの
粉粒状物質の下流側への排出を可能としたことを特徴と
する請求項1の粉粒状物質貯留装置である。代表的態様
として、低型空気輸送ユニットに適用した例が挙げら
れ、これは排出部に空気輸送型のロータリーバルブを設
備したものである。このロータリーバルブは、圧送式空
気輸送におけるレシーバ、サイクロン下等に主に使用さ
れ、空気を遮断しながら、搬送されてきた粉粒状物質の
みを定量排出するため、エアーロッカーとも呼ばれるも
のである。
【0010】請求項6記載の発明は、前記ケースにロー
ドセル等の計量装置を設備したことを特徴とする請求
又は5いずれかの粉粒状物質貯留装置である。代表的
態様として、バッチ式計量機、ロスインウェイト式計量
機に適用された粉粒状物質貯留装置が挙げられる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の粉粒状物質貯留装置が適
用された第1実施形態の粉粒体計量供給機1を図面を参
照して説明する。図1〜図3の通り、粉粒体計量供給機
1は、低型空気輸送ユニットに計量機が合体したもので
あり、下部に移動用の複数のキャスタ2が取り付けられ
箱型形状を成したベースケース3と、ベースケース3の
上面に荷重計4を介装させて取り付けられているミドル
ケース5と、ミドルケース5と、ハウジング6の内部天
井面に固定されたアジャスタ付の取付ベース7と、この
取付ベース7から垂下する吊下支柱8と、この吊下支柱
8の下端部に中央部が固定されているトップケース9
と、ミドルケース5の上部とトップケース9の下部とを
接続する柔軟性素材(ここでは布製)の接続チューブ1
0等から構成されている。接続チューブ10により、ト
ップケース9の重量がミドルケース5に加わらないよう
に縁が切られている。尚、取付ベース7は、トップケー
ス9の吊り下げ位置を上下方向に調節できるようにする
ものである。
【0012】吊下支柱8の外周部のトップケース9の上
表面には放射状に粉粒体供給口11が複数(ここでは4
箇所)均等間隔で設けられて、この粉粒体供給口11
に、粉粒体をトップケース9内部に集合させて導入する
天井を備えた円筒形の導入筒12が接続されている。こ
の導入筒12の外側面は、図1、図2の通り、スクリュ
ーフィーダ13が半径方向に複数(ここでは4本)接続
されて放射状に配置され、粉粒体がこのスクリューフィ
ーダ13によって導入筒12の内部に供給されるように
なっている。スクリューフィーダ13は後端部にモータ
14(図1、図2参照)を備えている。スクリューフィ
ーダ13が複数設けられているのは、複数種類の粉粒体
を適宜配合して計量するためである。尚、スクリューフ
ィーダ13に代えてスクリューコンベアでも良い。ま
た、スクリューフィーダ13は単数或いは複数を問わな
いし、設計条件により、適宜数に設定される。
【0013】トップケース9は、図3に示す通り、円筒
形状の空洞を備え、側面から横置き型のレシーバフィル
タ15が水平に装着されたものである。このレシーバフ
ィルタ15は、ハウジングの内部をセルプレート(図示
略)を介して清浄エアー側と含粉エアー側とに区画し、
セルプレートに複数個設けた取付穴に清浄エアー側から
濾布16を装着したリテーナを挿入した周知の装置で、
清浄エアー側のヘッド部17に取り付けたファン18に
より粉粒体と空気との分離運転が行えるようになってお
り、分離効率を維持するためヘッド部17内部に逆洗装
置(図示略)を備えた横置き型のバグフィルタである。
詳しくは特許第2634042号等を参照されたい。ト
ップケース9は点検扉19を備え、内部の点検、クリー
ニング、メンテナンス等ができるようになっている。ト
ップケース9は無底であり、ミドルケース5は天井が無
く、従って、トップケース9、接続チューブ10及びミ
ドルケース5は連通している。
【0014】有底のミドルケース5は、底板20にテー
ブルフィーダ21を備え、内部は粉粒体が貯留し排出さ
れる計量室22となっている。テーブルフィーダ21
は、底板20の裏側にモータライナ23を介してギヤモ
ータ24が取り付けられている。ギヤモータ24の駆動
軸26は、底板20の上面に垂直に突出し、ボス25が
駆動軸26に取り付けられている。ボス25の上面に
は、粉粒体が留まらないようにするための円錐キャップ
27が被着されている。円錐キャップ27の上端部に長
尺の粉粒体ならし板28が水平に取り付けられ、テーブ
ルフィーダ21の駆動力が伝達され、駆動軸26等と一
体的に回転できるようになっている。また、底板20と
所定のクリアランスを設けてディスチャージブレード2
9が水平に取り付けられている。有底のミドルケース5
の上端は開口である粉粒体供給部30aとなっており、
底板20の外周部に粉粒体排出部30bが設けられてい
る。また、粉粒体排出部30bの反対側となる底板20
の上面には、計量室22の内壁面に片持梁式で水平に取
り付けられた長尺のスクラッチプレート31がボス25
近傍にまで突出するように設けられている。このスクラ
ッチプレート31は、ディスチャージブレード29の上
面に溢れた粉粒体を均して排出させるものである。
【0015】ミドルケース5は、ベースケース3の上面
に複数(ここでは4箇所)に均等な間隔で設けられてい
る荷重計4で支持されている。この荷重計4はロードセ
ルを備え、荷重に起因する金属バーの歪みを電気信号に
変換して検出し、この信号をマイクロコンピュータ等の
制御装置32(図1参照)等で処理して重量を検知する
重量センサの一種である。制御方法は、スクリューフィ
ーダ13のモータ14をインバータ制御し、周波数を変
えることで、大供給、小供給を行うのである。この荷重
計4は制御装置32の入出力回路(図示略)に接続され
ており、制御装置32の操作パネル(図示略)から所望
の数量を入力するか或いは予め設定しておくことで、設
定データと、荷重計4から読み込んだ信号に応じて、ス
クリューフィーダ13のモータ14の回転数を制御する
ようになっている。尚、ミドルケース5の側面には、テ
ーブルフィーダ21の作動状態や底板20の状態を点検
する点検窓33が設けられている。
【0016】ベースケース3の内部において、粉粒体排
出部30bの下方に、接続部材34を介してロータリー
バルブ35が吊り下げられ、地面から浮いて固定されて
いる。ロータリーバルブ35、ミドルケース5、テーブ
ルフィーダ21等の重量が、荷重計4に加わる風袋重量
となる。トップケース9上部はハウジング6に吊り下げ
られ、下端部は接続チューブ10に接続し縁が切られて
いるため、トップケース9の荷重がミドルケース5にか
からないようになっている。丁度、上述の風袋重量が荷
重計4に加わっているとき、重量が0Kgとなるように
設定してある。ロータリーバルブ35の下部にアダプタ
36が装着され、アダプタ36にパイプライン37(図
1参照)が接続され、下流側の粉粒状物質処理装置、例
えば、混合装置等(図示略)に接続されている。
【0017】次に粉粒体計量供給機1を備えた粉粒体計
量供給設備40について図4〜図6を参照して説明す
る。粉粒体計量供給設備40は、ハウジング6の四隅に
複数(ここでは4個)のタンク41の概ね1/4程度の
部分とが連結したもので、タンク41の空間とハウジン
グ6の空間とが共有化されている。ハウジング6の中央
部に粉粒体計量供給機1が設置されている。有底の各タ
ンク41は、底板42aを備えたホッパ42と、ホッパ
42と接続する筒体43と、筒体43の上面に接続され
た鏡板44と、鏡板44とフランジで接続されたレシー
バフィルタ45と、鏡板44の上部中央部に設けられた
粉粒体投入口46(図5参照)と、を備えている。各タ
ンク41に1種類以上4種類以下(ここでは4種類)の
粉粒体が貯留される。底板42aの裏面に前述のスクリ
ューフィーダ13が粉粒体計量供給機1に向かって集中
するように(図6参照)水平に取り付けられ、導入筒1
2と接続されている。各レシーバフィルタ45は、前述
のレシーバフィルタ15と同様な構造を備えているが、
大型(ここでは約2倍)となっている。尚、ハウジング
6の側面に点検扉48、各筒体43の側面に点検扉4
9、レベルセンサ50が備えられている。尚、粉粒体投
入口46に配管及びニ方向切換弁等からなる上流側空気
輸送パイプライン(図示略)が接続される。空気輸送の
例として、ローリー車、開袋機、手切り込みなど様々な
態様が挙げられる。
【0018】次に、粉粒体計量供給設備40及び粉粒体
計量供給機1の作動について説明する。ローリー車、開
袋機、手切り込み装置、サイロ等の上流側の装置から供
給された粉粒体は配管、方向切替弁等を経て各タンク4
1にそれぞれ決められた種類の粉粒体を貯留する。例え
ば、製麺工場に適用されるならば、そば粉、ミックス
粉、端麺材、端麺材(色付)の4種類を貯留し、貯留量
をレベルセンサ50で検出し、方向切替弁等を制御する
ことで供給排出を制御する。レシーバフィルタ45は、
空気輸送されてくる粉粒体と空気とを分離し、空気を排
出するものであり、分離効率を維持するため逆洗装置
(図示略)を備えたバグフィルタである。
【0019】こうして各タンク41に貯留された粉粒体
は、対応する各スクリューフィーダ13によりバッチ式
計量機能を備えた粉粒体計量供給機1へ輸送され、所望
量が配合計量される。そして、制御装置32の操作パネ
ル(図示略)を操作して、例えば、50Kgの粉粒体を
計量するように入力を設定する。制御装置32は、4箇
所のスクリューフィーダ13をインバータ制御、即ち、
電源の周波数を変化させてモータ14の回転数を制御す
る。初期段階では制御装置32はスクリューフィーダ1
3を高速回転で駆動し、粉粒体を高速で空気輸送する。
これが大供給運転であり、粉粒体はスクリューフィーダ
13から導入筒12を通じてトップケース9の内部に高
速で連続的に空気輸送される。こうして粉粒体の大供給
運転が開始されると、トップケース9の内部に投下され
た粉粒体は、接続チューブ10の内部を通過してテーブ
ルフィーダ21の底板20の上面に落下して堆積して行
く。制御装置32はレシーバフィルタ15のファン18
に駆動信号を出力して運転を開始し、粉粒体と空気を分
離し、空気をハウジング6内部へ排出する。これは、粉
粒体の供給が開始されるとトップケース9の内部が正圧
となるためレシーバフィルタ15のファン18を駆動し
てトップケース9の内部の空気を抜く必要があるからで
ある。また、制御装置32はテーブルフィーダ21に駆
動信号を出力して粉粒体の計量中は常時稼動状態とする
ので、駆動軸26により、ディスチャージブレード29
と粉粒体ならし板28とを一体的に回転させて、粉粒体
供給部30a付近の粉粒体の山を崩す。
【0020】底板20の上面に粉粒体が連続供給されて
重量を増すと、荷重計4に加わる重量が増加する。荷重
計4は重力が増す毎に検出した重力データをリアルタイ
ムで制御装置32に出力する。この処理を継続してい
き、荷重計4から検出信号が48Kgを示すと、制御装
置32は、小供給信号をスクリューフィーダ13に出力
する。即ち、インバータの周波数を落としてモータ14
の回転数を下げ、スクリューフィーダ13の回転数を落
として粉粒体の輸送速度を低速にする。こうして底板2
0への粉粒体の供給がゆっくり行われるようになると、
荷重計4が検出する計量データも微量ずつ増加してゆく
ので、精密に重量が測定されることになる。これが小供
給運転である。この小供給運転の際、制御装置32はレ
シーバフィルタ15のファン18に停止信号を出力して
ファン18の運転を停止させ、レシーバフィルタ15か
らのエアーは自然に抜くのみにする。これは、ファン1
8で吸引すると計測値に影響を及ぼして計量誤差を生じ
させるおそれがあるためである。
【0021】こうした小供給運転を行い、荷重計4によ
る粉粒体の重量が50Kgと計量されると、制御装置3
2は小供給停止信号をスクリューフィーダ13のモータ
14に出力する。これによりスクリューフィーダ13は
空気輸送運転を停止し、制御装置32による計量処理は
終了し、排出処理に移る。この際、ミドルケース5の内
部はスクリューフィーダ13で供給された粉粒体で概ね
満杯の状態となっている。そこで、ロータリーバルブ3
5を駆動して、ロータリーバルブ35の排出口に接続さ
れたアダプタ36を介してパイプライン37から次のセ
クションに粉粒体を空気輸送する。
【0022】以上の粉粒体計量供給機1により、次の効
果を生じる。 (1)ミドルケース5に内蔵されているテーブルフィーダ
21の駆動軸26と一体回転する円錐キャップ27の上
部に粉粒体ならし板28を取り付けたことで、ミドルケ
ース5の内部に投入された粉粒体の山は、粉粒体ならし
板28で崩して均せるようになり、導入筒12からミド
ルケース5に粉粒体を投入した際に発生する安息角を崩
して山の高さを無くして、デッドスペースを削除させ
る。これにより、従来例と比較してケースの高さを低く
でき、大掛かりな架台を不要にできる。また、テーブル
フィーダ21の駆動力を利用し粉粒体ならし板28を駆
動するので、駆動機構のスペースが少なくなる。
【0023】(2)また、粉粒体計量供給機1の内部の粉
粒体の投入側から排出側までを最短距離になるように小
型のレシーバフィルタ15、テーブルフィーダ21、ロ
ータリーバルブ35をビルトイン式に内蔵させたこと
で、粉粒体計量供給機1をコンパクトにすることができ
る。これにより、粉粒体計量供給機1を設置する製粉工
場等での設置スペースを有効に利用できるようになると
共に製造工場からの搬出や輸送、製粉工場への搬入や据
付が容易になった。
【0024】(3)トップケース9とミドルケース5とを
布製の接続チューブ10で連結させ、トップケース9を
ハウジング6から吊り下げてトップケース9の重力がミ
ドルケース5に加わらないようにすると共に、粉粒体の
重量を計量する荷重計4がベースケース3の上部に設置
されると共に内部にロータリーバルブ35を吊り下げる
ようにしたことから、測定誤差が少なくなり計量精度が
向上する。
【0025】第2実施形態の粉粒体計量供給機201を
図7を参照して説明する。この実施形態は、第1実施形
態のタンク41、スクリューフィーダ13、導入筒12
を4個から所望数(ここでは6個)に増設したものであ
り、それ以外の構成は第1実施形態と同様であり、説明
は援用する。尚、第1実施形態の要素に対応する第2実
施形態の要素の番号は200番を付加した番号とした。
【0026】第3実施形態の粉粒体計量供給機301を
図8、図9を参照して説明する。この実施形態は、(1)
第1実施形態の取付ベース7及び吊下支柱8を複数本の
スタンド307に、(2)導入筒12の配置を変えると共
に、レシーバフィルタ15の濾布16がトップケース9
の内部にあるのを、レシーバフィルタ315の濾布31
6がトップケース309の外部にあるように設置し、
(3)ミドルケース305、トップケース309及び接続
チューブ310の形状を変更し、(4)キャスタ2を除
去し、(5)ディスチャージブレード329を複数枚と
し、(6)荷重計304を覆うカバー338を設けたもの
であり、それ以外の構成は第1実施形態と概ね同様であ
り、説明は援用する。尚、第1実施形態の要素に対応す
る第実施形態の要素の番号は300番を付加した番号
とした。
【0027】即ち、図8、図9の通り、4本のスタンド
307がベースケース303の四隅に立設され、上部か
ら伸び出す水平なアーム308がトップケース309に
連結している。また、図8、図9の通り、導入筒312
の配置を周辺部に偏らせて隙間を多くし、その隙間に、
レシーバフィルタ315を配置すると共に、トップケー
ス309の天板の開口部に接続させることで、濾布31
6を外部に設置したものである。そして、図8の通り、
ミドルケース305、トップケース309及び接続チュ
ーブ310を略円筒形としたものである。キャスタ2を
除去し、直接、ベースケース303を接地させてアング
ル(図示略)等で固定してある。図9(b)の通り、デ
ィスチャージブレード329が複数枚、ここでは4枚の
羽根を備え、それらが概ね十字形に交差し、その先端が
折り曲げてある。荷重計304を覆うカバー338が図
8、図9の通り短尺の円筒形状とされ、下端部がベース
ケース303の上部縁辺部に接続され、上端部がミドル
ケース305の下部縁辺部に近接するように設けたもの
である。図9(b)中、矢印はディスチャージブレード
329の回転方向を示す。
【0028】以上の第3実施形態によれば、(1)複数本
のスタンド307でトップケース309を支持するの
で、天井面のない場所にも設置でき、(2)レシーバフィ
ルタ315の濾布316がトップケース309の外部に
あるように設置するので、トップケース309の高さを
短縮でき、(3)ミドルケース305、トップケース30
9及び接続チューブ310の形状を変更したので、デザ
イン性が高まり、(4)キャスタ2を除去し床置き型と
したので、高さを短縮でき、(5)ディスチャージブレー
ド329を複数枚とし排出効率を高め、(6)荷重計30
4を覆うカバー338を設け、防塵性を高めることがで
きる。
【0029】以上の第1実施形態ないし第3実施形態は
低型空気輸送ユニットに計量機が組み込まれた粉粒体物
質貯留装置を説明したが、次に、空気輸送用レシーバに
計量機が組み込まれた本発明の粉粒状物質貯留装置が適
用された第4実施形態のロスインウェイト方式の粉粒体
計量供給機401を図10を参照して説明する。対応す
る番号は400番台とし、説明は適宜援用する。粉粒体
計量供給機401は、箱型形状を成したベースケース4
03と、ベースケース403の上面に荷重計404を介
装させて取り付けられているミドルケース405と、ミ
ドルケース405の上部とトップケース409の下部と
を接続する接続チューブ410等から構成されている。
接続チューブ410により、トップケース409の重量
がミドルケース405に加わらないように縁が切られて
いる。
【0030】粉粒体供給口411と横置き型のレシーバ
フィルタ415がトップケース409の上面に設けられ
ている。トップケース409は無底であり、ミドルケー
ス405は天井が無く、従って、トップケース409、
接続チューブ410及びミドルケース405は連通し、
粉粒体貯留空間を形成する。
【0031】有底のミドルケース405は、底板420
にテーブルフィーダ421を備え、内部は粉粒体が貯留
し排出される計量室422となっている。図10は簡略
化されているので、テーブルフィーダ421等の詳細は
第1実施形態を参照されたい。円錐キャップ427の上
端部に粉粒体ならし板428が水平に取り付けられ、テ
ーブルフィーダ421の駆動力が伝達され、駆動軸等と
一体的に回転できるようになっている。ここで、空気輸
送用レシーバ460は、ミドルケース405、トップケ
ース409、接続チューブ410、粉粒体供給口41
1、レシーバフィルタ415、テーブルフィーダ421
等から構成されたものである。
【0032】ミドルケース405は、ベースケース40
3の上面に複数(ここでは4箇所)に均等な間隔で設け
られている荷重計404で支持されている。ベースケー
ス403の内部において、粉粒体排出部430bの下方
に、接続部材434を介して、ベースケース403内部
に水平にスクリューフィーダ461が固定され、端部は
外部に突出している。スクリューフィーダ461、ミド
ルケース405、テーブルフィーダ421等の重量が、
荷重計404に加わる風袋重量となる。粉粒体供給口4
11はパイプライン463を介して、手切り込みサーバ
464の空気輸送型のロータリーバルブ465と接続さ
れている。また、スクリューフィーダ461の下部にパ
イプライン462が接続され、パドルを備えた混合装置
466,467に分岐されて接続されている。混合装置
466,47の上面にフィルタ装置468,469が
設けられ、空気抜きを行う。尚、粉粒体計量供給機40
1は吊り架台等により天井梁等に固定される。
【0033】次に、粉粒体計量供給機401の作動につ
いて説明する。手切り込みサーバ464から供給された
粉粒体はロータリーバルブ465、パイプライン46
3、粉粒体供給口411を経てトップケース409、ミ
ドルケース405へ投入されて、貯留される。フィルタ
装置468,469は、空気輸送されてくる粉粒体と空
気とを分離し、空気を排出するものであり、分離効率を
維持するため逆洗装置(図示略)を備えたバグフィルタ
である。
【0034】こうして各ケース405,409に貯留さ
れた粉粒体は、ロータリーバルブ465を駆動し排出さ
せることで、ロスインウェイト方式で計量され、スクリ
ューフィーダ461により混合装置466,467へ輸
送され混合される。そして、テーブルフィーダ421が
ディスチャージブレード429と粉粒体ならし板428
とを一体的に回転させて、粉粒体の山を崩す。
【0035】以上の粉粒体計量供給機401により、次
の効果を生じる。 (1)ミドルケース405に内蔵されているテーブルフィ
ーダ421と一体回転する円錐キャップ427の上部に
粉粒体ならし板428を取り付けたことで、ミドルケー
ス405の内部に投入された粉粒体の山は、粉粒体なら
し板428で崩して均せるようになり、安息角を崩して
山の高さを無くして、デッドスペースを削除させる。こ
れにより、従来例と比較してケースの高さを低くでき、
粉粒体レシーバの高さを低減できると共に、大掛かりな
架台を不要にできる。また、テーブルフィーダ421の
駆動力を利用し粉粒体ならし板428を駆動するので、
駆動機構のスペースが少なくなる。
【0036】(2)粉粒体計量供給機401の内部の粉粒
体の投入側から排出側までを最短距離になるように小型
のレシーバフィルタ415、テーブルフィーダ421、
スクリューフィーダ461をビルトイン式に内蔵させた
ことで、粉粒体計量供給機401をコンパクトにするこ
とができる。これにより、粉粒体計量供給機401を設
置する製粉工場等での設置スペースを有効に利用できる
ようになると共に製造工場からの搬出や輸送、製粉工場
への搬入や据付が容易になった。
【0037】次に、本発明の粉粒状物質貯留装置が空気
輸送用レシーバに適用された第5実施形態の空気輸送用
レシーバ560を図11ないし図13を参照して説明す
る。この空気輸送用レシーバ560は前述の第4実施形
態から計量機能等を削除したものである。この空気輸送
用レシーバ560は、円筒形状を成したベースケース5
03と、吊架台508、ベースケース503の上面に固
定されたトップケース509、レシーバフィルタ515
等から構成されている。吊架台508は天井梁等に固定
され、空気輸送用レシーバ560を宙吊とするものであ
り、ベースケース503は無くても良いが、覆いとして
設置される。宙吊に代え、床置型とした場合は吊架台5
08は不要である。
【0038】粉粒体供給口511と横置き型のレシーバ
フィルタ515がトップケース509の上面に設けられ
ている。レシーバフィルタ515は、空気輸送されてく
る粉粒体と空気とを分離し、空気を排出するものであ
り、分離効率を維持するため逆洗装置(図示略)を備え
たバグフィルタである。有底のトップケース509の底
板520にテーブルフィーダ521が備えられている。
図は簡略化されているので、テーブルフィーダ521等
の詳細は第1実施形態等を参照されたい。円錐キャップ
527の下端部にディスチャージブレード529が水平
に取り付けられ、また、上端部に粉粒体ならし板528
が水平に取り付けられ、それらは、ギヤモータ524の
駆動力により一体的に回転できるようになっている。
【0039】ベースケース503の内部において、粉粒
体排出部530b(図13(b)参照)に、ロータリー
バルブ或いはスクリューフィーダ等の定量供給/排出装
置(図示略)、或いはシュート配管等が取り付け可能と
なっている。ベースケース503に一対のベース503
aが固定されている。
【0040】次に、空気輸送用レシーバ560の作動に
ついて説明する。粉粒体は粉粒体供給口511を経てト
ップケース509へ投入されて、貯留される。こうして
トップケース509に貯留された粉粒体は、ロータリー
バルブ等により駆動し排出される。また、テーブルフィ
ーダ521がディスチャージブレード529と粉粒体な
らし板528とを一体的に回転させて、粉粒体の山を崩
す。本実施形態の効果は、計量機能を除き、概ね第4実
施形態と同様である。
【0041】次に、本発明の粉粒状物質貯留装置が適用
された第6実施形態の空気輸送用分配装置601を図1
4、図15を参照して説明する。この分配装置601
は、空気輸送されてくる茶葉、或いは、穀類粒、穀物粒
等を受け入れて、粉砕機に分配するものである。分配装
置601は、上流側から空気輸送により供給されてくる
被粉砕物の一例である穀物粒を受け入れる空気輸送用レ
シーバ660と、空気輸送用レシーバ660に配置され
た分配部670と、を備えている。また、粉砕機671
は、分配部670から穀物粒を受け入れて粉砕して穀粉
とする複数個(ここでは6個)の環状に配置された粉砕
部672a〜672fと、6個の粉砕部672a〜67
2fを支持する架台673と、6個の粉砕部672a〜
672fで粉砕された穀粉を内側(中心部)に向かって
回収する回収部674と、回収部674で回収された穀
粉を下流側に空気輸送により排出する空気輸送排出部6
75とを備えている。以下、各要素を詳細に説明する。
【0042】前述の空気輸送用レシーバ660は、天井
と底を備えたトップケース609と、トップケース60
9上部に設けた点検口619と、トップケース609の
上部から突出して設けられ上流側から空気輸送されてく
る穀物粒を投入する供給口611(図15参照)と、穀
物粒と空気を分離し空気を排出するバグフィルタからな
るレシーバフィルタ615とを備えたものである。バグ
フィルタの構造は周知であるから詳細な説明は割愛する
が、レシーバフィルタ615は角型ケース615aと、
点検蓋615bと、トップケース609の内部に突出す
るリテーナに濾布が被着され平面から見て扁平な形態と
された複数のフィルタ616と、含塵側空間と清浄側空
間とを区画するセルプレート617、トップケース60
9から空気を吸引し外部に排気する吸引ファン(図示
略)、フィルタ効率を維持する逆洗装置(図示略)、圧
力センサ(図示略)等を備え、空気輸送されてくる穀物
粒を空気から分離するためのものである。更にトップケ
ース609には、穀物粒の貯留レベルを検出するレベル
センサ680(図15参照)を備え、穀物粒の受入を適
正なものとする。尚、供給口611は図示せぬ上流側の
パイプラインを介して、ローリー車、サイロ、手切込装
置、自動開袋装置等の上流側粉粒体機器と接続されるも
のである。
【0043】分配部670は、トップケース609の底
板の中央部を貫通する垂直な駆動軸626の上部に円錐
キャップ627を備え、駆動ギヤードモータ624で駆
動軸626を駆動させてディスチャージブレード629
及び穀物粒ならし板628を回転させることで穀物粒を
強制的に供給する供給用テーブルフィーダ621と、ト
ップケース609の底面の外周部に円環状に等間隔で複
数(ここでは6個)形成された分配口676a〜676
fと、分配口676a〜676fに垂直に固定され、分
配口676a〜676fから排出される穀物粒を供給す
る6本のホッパ状の供給シュート677a〜677f
と、供給シュート677a〜677fの下端に固定され
た直管状の受入シュート678a〜678fと、受入シ
ュート678a〜678fに接続され穀物粒を上臼68
1に投入するホッパ状の投入シュート679a〜679
fとを備えたものである。
【0044】粉砕部672a〜672fは、円環状に等
間隔で設置されたものであり、それぞれ同様な構造であ
るから、粉砕部672bを挙げて説明する。図14の通
り、粉砕部672bは、円柱体であり互いに同心状に上
下に積み重ねられ回転擦り合せができる上臼681及び
下臼682からなる臼683と、臼683の下方に設け
られ上臼681を駆動する駆動軸684を備え駆動ギヤ
ードモータ685の駆動力により駆動軸684と駆動軸
684に固定された羽根686を回転させると共に下臼
682と共に一体的に回転させる臼用テーブルフィーダ
687と、臼用テーブルフィーダ687及び臼683等
を覆う粉砕用ケース688と、を備えたものである。供
給シュート677bから各上臼681の孔689に被粉
砕物である穀物粒を供給し、その穀物粒を上臼681及
び下臼682により挽き潰して、各上臼681及び下臼
682の間から粉砕物を排出し粉砕用ケース688の排
出孔690から穀粉を排出させるものである。排出孔6
90は、回収用ケース691の底面の中心部に近い方に
配置され、回収用ケース691の入口692と連通して
いる。また、各粉砕用ケース688の底面の内側部分に
は、回収用ケース691の上面の内側部分が等間隔に円
環状に配置されて接続されている。
【0045】架台673は天井面を備えた円筒体693
と、円筒体693の側面に設けた複数のサイド点検口6
94と、円筒体693の上面に複数(ここでは4本)立
設され上端部がトップケース609の外周部の底面を支
持する支持脚695a〜695dとを備えている。
【0046】回収部674は、架台673の内部中央部
の上面に固定された有底、有天の円筒状の回収用ケース
691と、回収用ケース691の上面に設けた円盤状の
上部点検口696と、回収用ケース691の側面に設け
たサイド点検口697と、回収用ケース691の内部底
面に設けられ羽根698を駆動ギヤードモータ699で
回転させることで強制的に穀粉を底板の排出口700か
ら排出する回収用テーブルフィーダ701とを備えたも
のである。回収用ケース691は、粉砕用ケース688
の底面外周部と接続され、排出孔690と連通したもの
であり、粉砕部672a〜672fの下側領域で、か
つ、中央領域に配置されたものである。
【0047】空気輸送排出部675は、回収用ケース6
91の底面の排出口700に接続された排出筒702
と、排出筒702と接続され回収用テーブルフィーダ7
01から排出される穀粉を空気輸送するロータリーバル
ブ703と、ロータリーバルブ703を駆動する駆動ギ
ヤードモータ704と、ロータリーバルブ703と接続
された空気輸送用のアダプタ705と、アダプタ705
と接続され架台673に貫装され、穀粉を下流側に空気
輸送する空気輸送配管706とを備えている。
【0048】次に、空気輸送用分配装置601の作動に
ついて説明する。供給口611に原料供給用のパイプラ
イン(図示略)を接続し、空気輸送配管706に製品輸
送用のパイプライン(図示略)を接続する。この状態で
原料供給ラインと製品輸送ラインが繋がることになり稼
動可能となる。ギヤードモータ等の上述の駆動系に電源
を供給すると共に、コントロールユニット(図示略)を
商用電源に接続し、コントロールパネル(図示略)から
スイッチを投入する。これにより、供給口611から供
給用テーブルフィーダ621の内部に供給された被粉砕
物(穀物粒)は、ディスチャージブレード629で攪拌
しながら底板の外周面に均等間隔で設けられている6箇
所の分配口676a〜676fに排出すると共に、ディ
スチャージブレード629と一体的に穀物粒ならし板6
28を回転させ、粉末の山を崩すことでトップケース6
09の高さを低くする。また、供給用テーブルフィーダ
621の運転が開始されると、レシーバフィルタ615
のモータファンが運転を開始して供給用テーブルフィー
ダ621の内部に空気輸送されてくる穀物粒を含んだ空
気は、穀物粒と空気とに分離され、空気が排出される。
【0049】分配口676a〜676fから排出された
穀物粒は、それぞれ6本の供給シュート677a〜67
7f及び受入シュート678a〜678fを介して臼6
83の上部に分配される。駆動ギヤードモータ685の
駆動力によって下臼682が回転駆動されて穀物粒は粉
砕され、臼用テーブルフィーダ687の羽根686が回
転されて排出孔690から回収用ケース691へ強制的
に排出される。
【0050】回収用テーブルフィーダ701の内部に投
下された穀粉は、駆動ギヤードモータ699により駆動
されている羽根698によって底板の外周面に設けられ
た排出口700から外部に押し出される。回収用テーブ
ルフィーダ701により回収用ケース691の排出口7
00から排出筒702を経て、ロータリーバルブ703
により、アダプタ705、空気輸送配管706を介して
空気輸送用のパイプラインを経て下流側に空気輸送され
る。尚、手動バルブ707を開けることで、回収部67
4からの空気輸送を円滑にすると共に外部への粉塵の漏
れ等を防止できる。
【0051】以上の空気輸送用分配装置601により、
次の効果を生じる。 (1)トップケース609に内蔵されている供給用テーブ
ルフィーダ621と一体回転する円錐キャップ627の
上部に穀物粒ならし板628を取り付けたことで、トッ
プケース609の内部に投入された穀物粒の山は、穀物
粒ならし板628で崩して均せるようになり、安息角を
崩して山の高さを無くして、デッドスペースを削除させ
る。これにより、空気輸送用レシーバ660の高さを低
減できると共に、大掛かりな架台を不要にできる。ま
た、供給用テーブルフィーダ621の駆動力を利用し穀
物粒ならし板628を駆動するので、駆動機構のスペー
スが少なくなる。
【0052】(2)空気輸送用レシーバ660の内部の穀
物粒の投入側から排出側までを最短距離になるように小
型のレシーバフィルタ615、供給用テーブルフィーダ
621をビルトイン式に内蔵させたことで、空気輸送用
レシーバ660をコンパクトにすることができる。これ
により、空気輸送用分配装置601を設置する製粉工場
等での設置スペースを有効に利用できるようになると共
に製造工場からの搬出や輸送、製粉工場への搬入や据付
が容易になった。
【0053】(3)臼683までの原料の分配手段に強制
排出式の供給用テーブルフィーダ621を用い、臼68
3から製品を回収する手段に強制排出式の回収用テーブ
ルフィーダ701を用い、強制的な排出が可能である。
従って、スクリューフィーダ等ではスクリューと筒の間
のクリアランスに粉がたまりデッドストックが生じる
が、このデッドストックは上述のテーブルフィーダによ
り解消される。
【0054】(4) 粉砕機671への原料の分配供給、回
収排出する手段としてスクリューコンベア等の機械的な
もので粉砕物を供給及び排出する場合、例えば、コンベ
ア、ゲート、振動フィーダ等が考えられるが、デッドス
トックやデッドスペースが増大し、不都合であるが、原
料の供給手段や製品の搬送手段に空気輸送システムを導
入したことで、粉砕機671により発生するデッドスト
ックを少なくすることが可能になると共にデッドスペー
スも少なくなる。
【0055】(5)上部に原料を供給する空気輸送用レシ
ーバ660と分配部670、中央部に粉砕部672a〜
672f、空気輸送排出部675を備え、これらを一つ
のユニットとしたことで、粉砕機能の他に集塵機能、分
配供給機能、回収機能、輸送機能等の多機能を備えたに
もかかわらずコストパフォーマンスの優れた装置が実現
する。また、製茶工場等への搬送、据付等の施工が容易
になる。更に、空気輸送用レシーバ660と分配部67
0のケースを共用化することでスペースを一層削減する
効果がある。
【0056】次に、本発明が適用された第7実施形態の
粉粒状物質貯留装置801を説明する。この実施形態は
上述の第1ないし第6実施形態のテーブルフィーダ2
1,321,421,521,621の駆動軸を二重構
造としたものであり、他はほぼ同様の構造であるから説
明は援用する。即ち、図16の通り、このテーブルフィ
ーダ821は底板820の中心部に設置され、排出口8
30bから粉粒体を排出させるものである。テーブルフ
ィーダ821は、底板820の裏側に設けられたモータ
ライナ823と、モータライナ823を介して取り付け
られ外軸826aを矢印方向に回転させるギヤモータ
824a(減速機付直交軸モータ)と、内軸826bを
矢印Aの通り回転させるギヤモータ824bと、外軸8
26aの上部周囲に固定され上下2つの部品に分割され
ボルト821aで連結されたボス825と、このギヤモ
ータ824a内部を回転可能に貫通し底板820の中心
部に設けた貫通孔821bを貫通して底板820の上面
に突出する垂直な二重構造である相対回転可能な外軸8
26a及び内軸826bを嵌合的に備えた垂直軸である
駆動軸826と、ボス825の上面に被着され粉粒体が
侵入しないようにする中空円錐形のキャップ827と、
ボス825の下部が嵌合固定されたディスチャージブレ
ード829等から構成されている。駆動軸826の上部
及び下部はベアリング821d、821eに回転可能に
支持されている。また、外軸826aと内軸826bと
の間にベアリング821fが介装されている。
【0057】次にテーブルフィーダ821の動作を説明
する。投下された粉粒体は、内部を落下して貯留され
る。ギモータ824aを駆動すると、外軸826a
が、ボス825、ディスチャージブレード829、キャ
ップ827等を水平回転させる。これにより、底板82
0の上面に堆積された粉粒体はディスチャージブレード
829によって押し出すように搬送され、底板820に
設けられた排出口830bから外部に排出される。一
方、ギアモータ824bを駆動すると、内軸826bと
粉粒体ならし板828が一体回転され、粉粒体の山が崩
される。従って、前述した実施形態と異なり、粉粒体な
らし板828とディスチャージブレード(排出用羽根)
829とは独立駆動されるのである。これにより、粉粒
体を一時的に貯留する場合、粉粒体ならし828のみ
を作動させてディスチャージブレード829を止め、粉
粒状物質の物性により排出部が圧密されて閉塞してしま
うことを防止できる。なお、1つのモータでクラッチ機
構を用いて同様の機能を実現することも可能である。
【0058】尚、本発明は、上述の実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範
囲に於て、改変等を加えることが出来るものであり、そ
れらの改変、均等物等も本発明の技術的範囲に含まれる
こととなる。例えば、粉粒体を配合する必要の無い場合
には、タンク41、スクリューフィーダ13、導入筒1
2を各1個とした粉粒体計量供給機の発明にも適用でき
る。また、バッチ式計量方式、ロスインウェイト計量方
式等、様々な計量方式の計量供給機にも適用が可能であ
る。第1ないし第4実施形態において、計量機能を削除
したものについても適用が可能であり、空気輸送用レシ
ーバ、低型空気輸送ユニット、定量供給/排出装置等、
様々に活用できる。
【0059】
【発明の効果】請求項記載の発明によれば、粉粒状物質
貯留装置の高さを少なくすることで小型化を計ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の粉粒体計量供給機の正
面図である。
【図2】同粉粒体計量供給機の内部構造を示す右側面図
である。
【図3】同粉粒体計量供給機の平面図である。
【図4】同粉粒体計量供給機が適用された粉粒体計量供
給設備の右側面図である。
【図5】同粉粒体計量供給設備の平面図である。
【図6】同粉粒体計量供給設備の内部構造を示す平面図
である。
【図7】第2実施形態の粉粒体計量供給機の内部構造を
示す平面図である。
【図8】(a)は第3実施形態の粉粒体計量供給機の正
面図、(b)は同粉粒体計量供給機の内部構造を示す側
面図である。
【図9】(a)は同粉粒体計量供給機の平面図、(b)
は図8(b)のVIIIB−VIIIB線に沿って切断
した断面図である。
【図10】第4実施形態の粉粒体計量供給機を含む粉粒
体設備の説明図である。
【図11】第5実施形態の空気輸送用レシーバの正面図
である。
【図12】同空気輸送用レシーバの右側面図である。
【図13】(a)は同空気輸送用レシーバの平面図、
(b)は同底面図である。
【図14】第6実施形態の空気輸送用レシーバ兼用分配
装置の正面断面図である。
【図15】同空気輸送用レシーバ兼用分配装置の平面図
である。
【図16】第7実施形態の粉粒状物質貯留装置の要部の
部分拡大断面図である。
【図17】(a)は従来の粉粒体計量供給機の正面図、
(b)は同側面図である。
【図18】同粉粒体計量供給機の作用説明図である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−1631(JP,A) 特開 昭52−121261(JP,A) 実開 昭63−190229(JP,U) 実開 昭52−166280(JP,U) 特表 平5−502847(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 65/30 - 65/48 B65G 69/02 - 69/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に粉粒状物質の供給部、底面に粉粒
    状物質の排出部を有し、前記供給部に導入筒を有するケ
    ースと、 該ケースの底部に横方向に設けられ、前記排出部から下
    流側に粉粒状物質を排出する羽根部材と、該羽根部材を
    駆動する駆動源とを備えたテーブルフィーダと、 前記羽根部材よりも上部において横方向に配置され、駆
    動源により回転駆動される、粉粒状物質ならし部材と、 を備え、 前記供給部から供給される粉粒状物質が前記排出部から
    排出されるとともに、前記粉粒状物質ならし部材で粉粒
    状物質の安息角を崩し、前記ケースの上部のデッドスペ
    ースに粉粒状物質を貯留できるようにすることを特徴と
    する粉粒状物質貯留装置であって、 低型空気輸送ユニットに計量機が組み込まれた粉粒体計
    量供給機を備えた粉粒体計量供給設備に適用され、該粉
    粒体計量供給設備は、ハウジングの四隅に複数のタンク
    の部分が連結したもので、該タンクの空間とハウジング
    の空間とが共有化され、該ハウジングの中央部に粉粒体
    計量供給機が設置され、有底の各タンクは、底板を備え
    たホッパと、該ホッパと接続する筒体と、該筒体の上面
    に接続された鏡板と、該鏡板とフランジで接続されたレ
    シーバフィルタと、前記鏡板の上部中央部に設けられた
    粉粒体投入口と、を備え、各タンクに粉粒体が貯留さ
    れ、前記底板の裏面にスクリューフィーダが前記粉粒体
    計量供給機に向かって集中するように水平に取り付けら
    れ、前記導入筒と接続され、 前記タンクから前記スクリューフィーダを経て粉粒体を
    前記ケースに供給し、ケース内の粉粒体の重量が定量に
    なった後、前記ケースから次のセクションに排出するこ
    とを特徴とする粉粒状物質貯留装置
  2. 【請求項2】 上面に粉粒状物質の供給部、底面に粉粒
    状物質の排出部を有するケースと、 該ケースの底部に横方向に設けられ、前記排出部から下
    流側に粉粒状物質を排出する羽根部材と、該羽根部材を
    駆動する駆動源とを備えたテーブルフィーダと 前記羽根部材よりも上部において横方向に配置され、駆
    動源により回転駆動される、粉粒状物質ならし部材と、 を備え、 前記供給部から供給される粉粒状物質が前記排出部から
    排出されるとともに、前記粉粒状物質ならし部材で粉粒
    状物質の安息角を崩し、前記ケースの上部のデッドスペ
    ースに粉粒状物質を貯留できるようにすることを特徴と
    する粉粒状物質貯留装置であって、 空気輸送レシーバに計量機が組み込まれたロスインウェ
    イト方式の粉粒体計量供給機に適用され、該粉粒体計量
    供給機は、箱型形状を成したベースケースと、ベースケ
    ースの上面に荷重計を介装させて取り付けられているミ
    ドルケースと、ミドルケースの上部とトップケースの下
    部とを接続する接続チューブから構成され、接続チュー
    ブにより、トップケースの重量がミドルケースに加わら
    ないように縁が切られ、粉粒体供給口と横置き型のレシ
    ーバフィルタがトップケースの上面に設けられ、トップ
    ケースは無底であり、ミドルケースは天井が無く、トッ
    プケース、接続チューブ及びミドルケースは連通し、粉
    粒体貯留空間を形成し、有底のミドルケースは、底板に
    テーブルフィーダを備え、内部は粉粒体が貯留し排出さ
    れる計量室となっており、円錐キャップの上端部に粉粒
    体ならし板が水平に取り付けられ、テーブルフィーダの
    駆動力が伝達され、駆動軸等と一体的に回転できるよう
    になっており、空気輸送用レシーバは、ミドルケース、
    トップケース、接続チューブ、粉粒体供給口、レシーバ
    フィルタ、テーブルフィーダから構成され、ミドルケー
    スは、ベースケースの上面に複数に均等な間隔で設けら
    れている荷重計で支持され、ベースケースの内部におい
    て、粉粒体排出部の下方に、接続部材を介して、ベース
    ケース内部に水平にスクリューフィーダが固定され、端
    部は外部に突出し、スクリューフィーダ、ミドルケー
    ス、テーブルフィーダ等の重量が、荷重計に加わる風袋
    重量となっている ことを特徴とする粉粒状物質貯留装
    置。
  3. 【請求項3】 前記排出部にロータリーバルブ又はスク
    リューフィーダを設け、定量排出を可能としたことを特
    徴とする請求項1の粉粒状物質貯留装置。
  4. 【請求項4】 前記排出部を前記ケースの底板の外周部
    に複数個配置し前記粉粒状物質を分配可能としたことを
    特徴とする請求項1又は2の粉粒状物質貯留装置。
  5. 【請求項5】 前記排出部に空気輸送装置を配置し、該
    排出部の閉鎖及び該排出部からの粉粒状物質の下流側へ
    の排出を可能としたことを特徴とする請求項1の粉粒状
    物質貯留装置。
  6. 【請求項6】 前記ケースにロードセル等の計量装置を
    設備したことを特徴とする請求項3、又は5いずれかの
    粉粒状物質貯留装置。
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