JP3328390B2 - シート - Google Patents

シート

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JP3328390B2
JP3328390B2 JP23154393A JP23154393A JP3328390B2 JP 3328390 B2 JP3328390 B2 JP 3328390B2 JP 23154393 A JP23154393 A JP 23154393A JP 23154393 A JP23154393 A JP 23154393A JP 3328390 B2 JP3328390 B2 JP 3328390B2
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JP
Japan
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fluid
mats
seat
mat
valve
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JP23154393A
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JPH0779838A (ja
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田 糾 吉
原 直 明 星
山 国 男 西
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Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
Aisin Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、シートに関するもので
ある。
【0003】
【従来の技術】従来、この種のシートとしては、特開昭
59−75014号公報に示されるものが知られてい
る。これは、シートの左右両側部に連結管により連結し
たエアマツトを配し、しかも、連結管に連結管を閉じて
各エアマツト間の連通を遮断する圧力感知型遮断弁を配
設したものであつて、常時は、各エアマツト間の連通が
許容されてシートに着座した着座者の体型にフイツトし
た着座面の形状が得られるようになつており、車両旋回
時等、シートの左右両側部に圧力が加わつた際には、圧
力感知型遮断弁を自動的に作動させて各エアマツト間の
連通を遮断し、これにより、着座面の形状を固定して車
両旋回時等における着座者の確実な保持を可能とてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
装置であると、圧力が加わつたことを感知して着座面の
形状が固定されるので、エアマツトの配置は、圧力が加
わる部分に限定されることとなる。従つて、かならずし
も、着座者の体型にフイツトしたシートとすることが困
難であり、十分満足できる座り心地が得られないもので
あつた。
【0005】故に、本発明は、着座者を確実に保持する
ことができ、しかも、着座者の体型により確実にフイツ
トしたシートを提供することを、その技術的課題とする
ものである。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術課題を解決する
ために本発明において講じた技術的手段は、シートクツ
シヨン又はシートバツクの着座面を形成するカバーとそ
の内側のパツドとの間に配置された複数の流体マツト
と、該複数の流体マツトの全てを相互に連結する連結管
と、前記連結管に配設され着座者の操作に応じて着座前
には前記複数の流体マツトの相互連通を許容し、着座後
には前記複数の流体マツトの相互連通を遮断する開閉弁
と、前記複数の流体マツト及び前記連結管の内部に封入
された一定量の流体とを有してなり、前記各流体マツト
に対する流体の給排が前記複数の流体マツトの間の前記
連結管を介した前記一定量の流体の移動のみによって行
われるようにしたことである。
【0008】
【作用】上記技術的手段によれば、着座者がシートに着
座する際には、開閉弁が開状態であるので、各流体マツ
ト間での流体の流入・流出が許容され、結果、着座面の
形状が着座者の体型にフイツトしたものとなる。又、着
座者がシートに着座したの後は、開閉弁が閉状態である
ので、各流体マツト間での流体の流入・流出が遮断さ
れ、結果、着座面の形状が固定され着座者の保持がなさ
れる。従つて、各流体マツトの配置が着座面の所定部位
に限定されず、着座者を確実に保持することができ、し
かも、着座者の体型により確実にフイツトしたシートと
なり得る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0010】図1に示されるように、シート1は、車両
のフロア(図示せず)に固定されるシートクツシヨン2
と、シートクツシヨン2の後部に配置されるシートバツ
ク3とから構成されている。
【0011】図1及び図2に示されるように、シートク
ツシヨン2は、着座者の尻部分及び太股部分を支持する
ものであつて、内部に所定形状に形成されたパツド21
及びパツド21上に載置された複数のマツト22,2
3,24を有しており、カバー25により被覆されてい
る。マツト22,23,24は、内部に流体が封入され
たものであつて、マツト22は着座面2aの前部分,マ
ツト23は着座面2aの中央部分及び後部分,マツト2
4は着座面2aの両側部分に夫々分割されて配置されて
いる。
【0012】図1ないし図4に示されるように、マツト
22,23,24は、連結管25,26を介して連結さ
れている。この連結管25,26の交差する部位27に
は開閉弁28が配設されている。開閉弁28は、部位2
7において、シール材29を介して連結管25にスライ
ド自在に嵌挿された弁体28aを備えており、この弁体
28aには連結管25,26を開放する通路部28b及
び連結管25,26を閉塞する壁部28cが形成されて
いる。又、弁体28aと連結管25との間にはスプリン
グ28dが配設されており、弁体28aは、このスプリ
ング28dの付勢力を受けて壁部28cによつて連結管
25,26を閉塞する配置(図3示)となるように常時
付勢されている。
【0013】上記した構成において、着座者がシート1
に着座する際、弁体28aをスプリング28dの付勢力
に抗して押下げ、通路部28bによつて連結管25,2
6が開放されるようにする。これにより、各マツト2
2,23,24間の連通が許容され、この状態で着座者
がシート1に着座すると、各マツト22,23,24間
での流体の流出・流入がなされ、結果、着座面2aの形
状が着座者の体型にフイツトしたものとなる。着座がシ
ート1に着座した後、便体28aの押下げを解除すと、
壁部28cによつて連結管25,26が閉塞されるよう
になる。これにより、各マツト22,23,24間の連
通が遮断され、各マツト22,23,24間での流体の
流出・流入が防止される。結果、着座面2aの形状が所
定形状で固定され、着座者の確実な保持がなされる。
【0014】このように、着座者がシート1に着座する
際及び着座した後の開閉弁28の作動によつて各マツト
22,23,24間での流体の流出・流入が許容又は遮
断されて、着座者の体型にフイツトし、しかも、着座者
を保持するものとなる。よつて、各マツト22,23,
24の配置は限定されず、着座面2a全域においてその
配置が可能となる。
【0015】図1に示されるように、シートバツク3は
着座者の背中を支持するものであつて、シートクツシヨ
ン2と同様に構成されており、着座面3aの形状を着座
者の体型にフイツトし且つ所定形状で固定されるもので
ある。尚、その具体的構成及び作用についてはシートク
ツシヨン2と同様であるので省略する。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、着座者がシートに着座
する際及び着座した後の開閉弁の作動によつて各流体マ
ツト間での連通が許容又は遮断されて、着座者の体型に
確実にフイツトし、しかも、着座者を確実に保持するも
のとなる。これにより、各流体マツトの配置は限定され
ず、シートの着座面略全域においてその配置を可能なも
のとすることができる。結果、従来に比べ、着座者の体
型によりフイツトするシートとすることができ、座り心
地を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシートの断面図である。
【図2】図2のA方向矢視図である。
【図3】開閉弁の閉状態における図2のB部拡大断面図
である。
【図4】開閉弁の開状態における図2のB部拡大断面図
である。
【符号の説明】
1 シート21 パツド 21aカバー 22 マツト(流体マツト) 23 マツト(流体マツト) 24 マツト(流体マツト) 25 連結管 26 連結管 28 開閉弁 2a 着座面 3a 着座面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 合議体 審判長 田中 秀夫 審判官 石川 伸一 審判官 平上 悦司

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートクツシヨン又はシートバツクの着
    座面を形成するカバーとその内側のパツドとの間に配置
    された複数の流体マツトと、該複数の流体マツトの全て
    を相互に連結する連結管と、前記連結管に配設され着座
    者の操作に応じて着座前には前記複数の流体マツトの相
    互連通を許容し、着座後には前記複数の流体マツトの相
    互連通を遮断する開閉弁と、前記複数の流体マツト及び
    前記連結管の内部に封入された一定量の流体とを有して
    なり、前記各流体マツトに対する流体の給排が前記複数
    の流体マツトの間の前記連結管を介した前記一定量の流
    体の移動のみによって行われることを特徴とするシー
    ト。
JP23154393A 1993-09-17 1993-09-17 シート Expired - Lifetime JP3328390B2 (ja)

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JP2009082527A (ja) * 2007-10-01 2009-04-23 Kokuyo Co Ltd 家具の張り部材
JP2010172474A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Kokuyo Co Ltd 椅子
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