JP3320484B2 - 漂白活性化剤及び漂白剤組成物 - Google Patents

漂白活性化剤及び漂白剤組成物

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JP3320484B2
JP3320484B2 JP06989993A JP6989993A JP3320484B2 JP 3320484 B2 JP3320484 B2 JP 3320484B2 JP 06989993 A JP06989993 A JP 06989993A JP 6989993 A JP6989993 A JP 6989993A JP 3320484 B2 JP3320484 B2 JP 3320484B2
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    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/39Organic or inorganic per-compounds
    • C11D3/3902Organic or inorganic per-compounds combined with specific additives
    • C11D3/3905Bleach activators or bleach catalysts
    • C11D3/3907Organic compounds
    • C11D3/3917Nitrogen-containing compounds
    • C11D3/3927Quarternary ammonium compounds

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は漂白活性化剤及び漂白剤
組成物に関するものであり、更に詳細には、親水性汚れ
及び疎水性汚れいずれにも高い漂白活性を有する漂白活
性化剤及びそれを含有する漂白剤組成物に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に漂白が必要とされる汚れとして
は、紅茶汚れのような親水性の汚れと、下着の黄ばみな
どの疎水性汚れに大別される。このような汚れを漂白す
る漂白剤としては、塩素系漂白剤や酸素系漂白剤が用い
られている。しかし、塩素系漂白剤は使用できる繊維に
制限があり、また色、柄物には使用できず、さらに独特
の匂いを有していることなどから、これらの欠点のない
酸素系漂白剤が最近著しく普及しはじめている。
【0003】この酸素系漂白剤としては、過炭酸ナトリ
ウム、過ほう酸ナトリウムが漂白性能及び安定性などの
面から特に利用されている。しかしながら、これらの酸
素系漂白剤は塩素系漂白剤に比べて漂白力が弱く、各種
漂白活性化剤が併用されている。例えば、テトラアセチ
ルエチレンジアミン、テトラアセチルグリコリルウリ
ル、グルコースペンタアセテート、トリアセチルグリセ
ロールなどが代表的な漂白活性化剤として使用されてい
る。これらの漂白活性化剤は、洗濯浴中あるいは漂白浴
中で過炭酸ナトリウム又は過ほう酸ナトリウムなどの無
機過酸化物と反応し、漂白活性種である過酢酸を生成す
る。過酢酸は水溶性が高く、疎水性汚れに対する親和性
が少ないために親水性の汚れに対しては効果はあるが、
疎水性の汚れに対しては効果が小さいという問題があ
る。
【0004】また、上記漂白活性化剤のアセチル基を親
油性のアルカノイル基に変更した、例えば、トリオクタ
ノインやテトラオクタノイルエチレンジアミンを漂白活
性化剤として用いた場合、通常の洗濯、あるいは漂白と
いった穏和な条件では有機過酸の生成量が非常に少な
く、そのため漂白活性を示さないという問題がある。
【0005】また、親油性アルカノイル基を有し、親水
性及び疎水性いずれの汚れにも効果のある漂白活性化剤
として、アルカノイルオキシ−p−ベンゼンスルホン酸
ナトリウム(特公昭63−12520号)、グリコラー
トエステル過酸前駆体(特開昭63−152696号)
あるいはトリメチル−(2−アルカノイルオキシエチ
ル)−塩化アンモニウム(特開昭61−179300
号)などが開示されている。しかし、アルカノイルオキ
シ−p−ベンゼンスルホン酸ナトリウムや、グリコラー
トエステル過酸前駆体では漂白中に副生するp−フェノ
ールスルホン酸ナトリウムなどが生成した有機過酸を分
解することや、トリメチル−(2−アルカノイルオキシ
エチル)−塩化アンモニウムではカチオンであることか
らアニオン系の洗剤とはコンプレックスを形成するため
漂白活性が低下するなどの問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題を解決した親水性汚れ及び疎水性汚れのいずれにも
高い漂白効果を有する漂白活性化剤及びそれを含有する
漂白剤組成物を提供することを目的としてなされたもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の問
題点を克服した高漂白力を有する漂白活性化剤及びそれ
を含有する漂白剤組成物を得るべく鋭意研究した結果、
アルコール側のβ−位に特定の電子吸引基を有するエス
テル化合物が漂白活性化剤として非常に優れた性能を有
することを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】すなわち本発明は、一般式(I)で表され
る化合物からなる漂白活性化剤、及びこの漂白活性化剤
と、過酸化水素あるいは水溶液中で過酸化水素を発生す
る化合物とを含有することを特徴とする漂白剤組成物を
提供するものである。
【0009】
【化3】
【0010】〔式中、X', Z';-SO3 -、-SO3M 、-OS
O3 -、-OSO3M、-OR6、-N+(R6)3、-N+(R6)3・A-、-OCO
R7、-COO-、-COOM 、-NO2又はハロゲン原子であり、
れらは同一あるいは異なっていてもよい。ここでR6は置
換されていてもよい炭素数1〜20のアルキル基、アルケ
ニル基、ヒドロキシアルキル基、又は置換されていても
よいアリール基を示し、R7は置換されていてもよい炭素
数1〜3のアルキル基、アルケニル基又はヒドロキシア
ルキル基を示す。Mはアルカリ金属、アルカリ土類金
属、アンモニウム塩又はアルカノールアンモニウム塩を
示し、 Aは無機あるいは有機の陰イオンを示す。R 8
R 9 ,B, n ;R 8 は置換基を有していてもよいあるいは分
岐していてもよい炭素数4〜18のアルキル基、アルケニ
ル基、ヒドロキシアルキル基又は置換されていてもよい
アリール基を示し、R 9 は炭素数1〜3のアルキレン基を
示す。さらにBはメチレン基、
【0011】
【化4】
【0012】を示し、n は0又は1の数を示す。
【0013】但し、X'及び Z'が共に-OCOR 7 で、かつnが
0である場合を除く。〕上記一般式(I)で表される化
合物は、エステルのアルコール側のα−位に上記のよう
な電子吸引基を有し、R8-(B-R9)n-COO- で示される基の
電子吸引能と相まって、R8-(B-R9)n-COO-で示される基
が脱離して有機過酸を形成しやすくなっている。
【0014】上記一般式(I)で表される化合物として
は、特にX'が-N+(R6)3 又は-N+(R6)3・A- 、Z'が-S
O3 - 、-SO3M 、-OSO3 -、-OSO3M、-COO-あるいは-COOM(R
6, A 及びM は前述と同一の意味を示す)である化合物
が好ましい。
【0015】上記一般式(I)で表される化合物は、例
えばエピクロルヒドリンから誘導することができ、その
具体例としては、
【0016】
【化5】
【0017】(各式中、R8,R9, B 及びn は前述と同一
の意味を示す。)などのスルホベタイン、スルファトベ
タイン、カルボベタイン化合物や
【0018】
【化6】
【0019】(各式中、R8,R9, B 及びn は前述と同一
の意味を示す。)などのスルホン酸塩あるいは硫酸エス
テル塩あるいはハロゲン化物などが挙げられる。これら
の内スルホベタイン、スルファトベタイン、カルボベタ
イン化合物は特開昭61−179300号に示されてい
るカチオン化合物とは明らかに異なるものである。カチ
オン化合物は、アニオン洗剤に使用した場合、コンプレ
ックスの形成により漂白活性が著しく低下するが、本発
明における各ベタイン化合物はこれらコンプレックスの
形成が見られず、アニオン系洗剤中でも高い漂白活性を
示す。
【0020】また上記一般式(I)において、X'及び
Z’が-OCOR 7 (R 7 は前述と同一の意味 を示す)で、nが1
である化合物の具体例としては、以下に示す化合物が挙
げられる。
【0021】
【化7】
【0022】(式中、R 8 ,R 9 及びBは前述と同一の意味
を示し、n は1である。) この化合物はグリセリンの酢
酸によるエステル化と、続いて式R8-(B-R9)n-COOH(式
中、R8,R9 及びBは前述と同一の意味を示し、n は1で
ある)で表される化合物によるエステル化を行うことで
合成できる。
【0023】上記一般式(I)で表される化合物の内、
特に(a) 〜(d) のスルホベタイン、スルファトベタイ
ン、カルボベタイン、及び(k)のグリセリン誘導体に高
い漂白活性があり、好ましい。
【0024】これらの一般式(I)で表される化合物は
洗濯浴中、あるいは漂白浴中という穏和な条件で過酸化
水素と反応し、R8-(B-R9)n-COOOHの構造を有する有機過
酸を生成し、これが漂白活性種となる。この有機過酸R8
-(B-R9)n-COOOHの構造が漂白活性に影響する。例えば、
有機過酸が過酢酸(CH3COOOH)である場合、親水性汚れ
には効果があるが、油汚れなどの疎水性汚れには過酢酸
が親水性であることから効果が低い。また、長鎖アルキ
ル基を有する有機過酸は油性汚れには効果的であるが、
親油性汚れにはほとんど効果を示さない。本発明におい
ては、生成してくるR8-(B-R9)n-COOOHの親水性と親油性
のバランスを調整する、即ち親水性と親油性のバランス
が調整されたR8-(B-R9)n-COO- で表される基を有する一
般式(I)で表される化合物を漂白活性化剤として用い
ることにより、親水性及び疎水性汚れのいずれにも高い
漂白活性を有する漂白剤組成物を提供することができた
のである。
【0025】一般式(I)中の式R8-(B-R9)n-COO- で表
される基において、R8は置換基を有していてもよいある
いは分岐していてもよい炭素数4〜18、より好ましくは
6〜12のアルキル基、アルケニル基、ヒドロキシアルキ
ル基又は置換されていてもよいアリール基であり、R9
炭素数1〜3のアルキレン基であり、さらに Bはメチレ
ン基あるいは
【0026】
【化8】
【0027】から選ばれる基であり、n は0又は1の数
である。ここでR6は置換されていてもよい炭素数1〜20
のアルキル基、アルケニル基、ヒドロキシアルキル基、
又は置換されていてもよいアリール基を示し、 Aは無機
あるいは有機の陰イオンである。より具体的な式R8-(B-
R9)n-COO- で表される基としては、C5H11COOH、C7H15CO
OH、C9H19COOH 、C11H23COOH、iso-C8H17COOH 、2−エ
チルヘキサン酸などの分岐あるいは直鎖の脂肪族カルボ
ン酸残基、あるいは安息香酸、サリチル酸、フタール
酸、テレフタール酸、フェノキシ酢酸などの芳香族カル
ボン酸残基、あるいはC8H17OCH2COOH 、C10H21OCH2COO
H、C12H25OCH2COOH、C8H17OC2H4COOH、C10H21OC2H4COOH
、C12H25OC2H4COOH などのエーテルカルボン酸残基、
あるいはC7H15COOCH2COOH 、C9H19COOCH2COOH 、C11H23
COOCH2COOH、C7H15OCOC2H4COOH、C9H19OCOC2H4COOH、C
11H23OCOC2H4COOHなどのエステルカルボン酸残基、ある
いはC7H15CONHCH2COOH 、C9H19CONHCH2COOH、C11H23CON
HCH2COOH 、C7H15NHCOC2H4COOH 、C9H19NHCOC2H4COOH
、C11H23NHCOC2H4COOHなどのアミドカルボン酸残基、
さらに
【0028】
【化9】
【0029】などのカチオン基などが挙げられる。
【0030】本発明の漂白剤組成物は、必須成分として
上記の一般式(I)で表される化合物からなる漂白活性
化剤と、過酸化水素あるいは水溶液中で過酸化水素を発
生する化合物を含有する。水溶液中で過酸化水素を発生
する化合物としては、具体的には、過炭酸ナトリウム、
トリポリリン酸ナトリウム・過酸化水素付加物、ピロリ
ン酸ナトリウム・過酸化水素付加物、尿素・過酸化水素
付加物、又は4Na2SO4・2H2O2・NaCl、過ほう酸ナトリ
ウム一水化物、過ほう酸ナトリウム四水化物、過酸化ナ
トリウム、過酸化カルシウム等が例示される。このなか
で特に過炭酸ナトリウム、過ほう酸ナトリウム一水化
物、過ほう酸ナトリウム四水化物が好ましい。
【0031】本発明の漂白剤組成物中の過酸化水素又は
水溶液中で過酸化水素を発生する化合物(イ)と、一般
式(I)で表される化合物(ロ)との配合割合は、
(イ)/(ロ)(モル比)=99.9/0.1 〜20/80が好ま
しく、さらに好ましくは99/1〜50/50である。
【0032】本発明の漂白剤組成物は、漂白剤や漂白洗
浄剤等として用いることができ、上記必須成分の他に通
常添加される公知の成分を添加することができる。例え
ばビルダーとして、硫酸塩、炭酸塩、重炭酸塩、ケイ酸
塩、リン酸塩等の水溶性無機ビルダー、ゼオライト等の
水不溶性無機ビルダーの他、エチレンジアミン四酢酸
塩、ニトリロトリ酢酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩等の有
機ビルダーを用いることができる。また過酸化物あるい
は過酸化水素付加体の安定剤として公知の硫酸マグネシ
ウム、ケイ酸マグネシウム、塩化マグネシウム、ケイフ
ッ化マグネシウム、酸化マグネシウム、水酸化マグネシ
ウムなどのマグネシウム塩及びケイ酸ソーダのようなケ
イ酸塩類を用いることができる。さらに必要に応じてカ
ルボキシメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ポ
リエチレングリコールのような再汚染防止剤、アルキル
硫酸塩、アルカンスルホン酸塩、アルキルエーテル硫酸
塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフィンス
ルホン酸塩、高級脂肪酸石鹸などの陰イオン界面活性
剤、ポリオキシエチレンアルキルフェノールエーテル、
ポリオキシエチレンアルキルエーテル、高級脂肪酸のモ
ノあるいはジエタノールアミド、アミンオキシドなどの
非イオン界面活性剤、ベタインなどの両性界面活性剤、
プロテアーゼ、リパーゼ、アミラーゼ、セルラーゼなど
の酵素、蛍光増白剤、染料、顔料、香料などを添加する
ことができる。また、本発明の漂白剤組成物は、従来公
知の衣料用洗剤と混合して使用することもできる。
【0033】
【発明の効果】本発明の漂白剤組成物は、親水性汚れ及
び疎水性汚れのいずれにも優れた漂白効果を示す。
【0034】
【実施例】以下、製造例及び実施例により本発明を説明
するが、本発明はこれらの例に制限されるものではな
い。
【0035】製造例1:化合物(1) の合成
【0036】
【化10】
【0037】滴下ロート、温度計、冷却管、メカニカル
スターラーを取り付けた2リットル4つ口フラスコに35
%重亜硫酸ナトリウム水溶液 500g(MW 104.0、1.68mol)
を仕込み、60℃まで昇温した。滴下ロートよりエピクロ
ルヒドリン155.6g(MW 92.5、1.68mol)を約2時間かけて
滴下した。80℃で2時間熟成後、室温まで冷却し、30%
トリメチルアミン水溶液663.0g(MW 59.1、3.4mol) を仕
込み、60℃まで昇温した。60℃で5時間熟成後、エバポ
レーターにより過剰のトリメチルアミンと水を減圧留去
した。得られた結晶を減圧乾燥器により80℃で一昼夜乾
燥させ、3−(トリメチルアンモニオ)−2−ヒドロキ
シ−1−プロパンスルホナートを321.3g(MW 197.1 、1.
63mol)得た。収率97%であった。次に3−(トリメチル
アンモニオ)−2−ヒドロキシ−1−プロパンスルホナ
ート 100g(0.51mol)及びDMF 300gを滴下ロート、温
度計、冷却管、メカニカルスターラーを取り付けた1リ
ットル4つ口フラスコに仕込み、滴下ロートよりカプリ
ル酸クロリド82.5g(MW 162.7、0.51mol)を約30分かけて
滴下した。その後60℃で2時間熟成し、エバポレーター
によりDMFを減圧留去した。得られた結晶をアセトン
で数回洗浄し、乾燥することにより、化合物(1)を149.1
g(MW 323.3、0.43mol)得た。収率85%、純度94%であっ
た。
【0038】製造例2:化合物(2) の合成
【0039】
【化11】
【0040】滴下ロート、温度計、冷却管、メカニカル
スターラーを取り付けた1リットル4つ口フラスコにD
L−塩酸カルニチン 100g(MW 197.0、0.51mol)及びDM
F 300gを仕込み、滴下ロートよりラウリン酸クロリド
110.7g(MW 218.8、0.51mol)を約30分かけて滴下した。
60℃で約1時間熟成後、エバポレーターによりDMFを
減圧留去した。アセトンで数回洗浄後、乾燥し、化合物
(2)を157.4g(MW 343.5、0.38mol)得た。収率74%、純度
82%であった。
【0041】製造例3:化合物(3) の合成
【0042】
【化12】
【0043】滴下ロート、温度計、冷却管、メカニカル
スターラーを取り付けた2リットル4つ口フラスコに35
%重亜硫酸ナトリウム水溶液 500g(MW 104.0、1.68mol)
を仕込み、60℃まで昇温した。滴下ロートよりエピクロ
ルヒドリン 155.6g(MW 92.5、1.68mol)を約2時間かけ
て滴下した。80℃で2時間熟成後室温まで冷却し、亜硫
酸ナトリウムの粉末 211.7g(MW 126.0、1.68mol)及びイ
オン交換水 500gを仕込んだ。90℃で7時間熟成後、エ
バポレーターで水を減圧留去し、得られた結晶を減圧乾
燥器により80℃で一昼夜乾燥させ、2−ヒドロキシ−
1,3−プロパンジスルホン酸ナトリウム 542g(MW 26
4.0、1.68mol)を得た。収率99%、純度82%であった。
次に2−ヒドロキシ−1,3−プロパンジスルホン酸ナ
トリウム122g(0.38mol) 、ジメチルオクチルアミン71.7
g(MW 157.3、0.46mol)及びDMF 300gを滴下ロート、
温度計、冷却管、メカニカルスターラーを取り付けた1
リットル4つ口フラスコに仕込み、滴下ロートよりクロ
ロアセチルクロリド 42.9g(MW112.9 、0.38mol)を氷冷
下約1時間かけて滴下した。2時間熟成後、ジメチルオ
クチルアミン59.8g(0.38mol)を添加し、60℃で約5時間
反応させた。エバポレーターでDMFを減圧留去した
後、アセトンで数回洗浄し、副生したアミン塩酸塩を除
去した。さらにメタノールに溶解させ、析出した食塩を
濾別し、濾液中のメタノールをエバポレーターで減圧留
去した。得られた結晶を減圧乾燥器にて50℃で5時間乾
燥させることにより、化合物(3) を96.7g(MW 439.2、0.
19mol)得た。収率51%、純度88%であった。
【0044】製造例4:化合物(4) の合成
【0045】
【化13】
【0046】滴下ロート、温度計、冷却管、メカニカル
スターラーを取り付けた2リットル4つ口フラスコに35
%重亜硫酸ナトリウム水溶液 500g(MW 104.0、1.68mol)
を仕込み、60℃まで昇温した。滴下ロートよりエピクロ
ルヒドリン155.6g(MW 92.5、1.68mol)を約2時間かけて
滴下した。80℃で2時間熟成後エバポレーターで水を減
圧留去し、減圧乾燥器により80℃で一昼夜乾燥させるこ
とで、3−クロロ−2−ヒドロキシ−1−プロパンスル
ホン酸ナトリウム 326.8g(MW 196.5、1.66mol)を得た。
収率99%であった。次に3−クロロ−2−ヒドロキシ−
1−プロパンスルホン酸ナトリウム 100g(0.51mol) 、
酢酸ナトリウム 41.7g(MW 82.0、0.51mol)及びDMF 3
00gを滴下ロート、温度計、冷却管、メカニカルスター
ラーを取り付けた1リットル4つ口フラスコに仕込み、
150℃で約4時間反応させた。冷却後、ジメチルオクチ
ルアミン96.1g(0.61mol)を仕込み、氷冷下、滴下ロート
よりクロロアセチルクロリド57.5g(0.51mol)を約1時間
かけて滴下した。1時間熟成後、ジメチルオクチルアミ
ン80.1g(0.51mol)を追加し、60℃で5時間反応した。D
MFを減圧留去した後、残渣をアセトンで数回洗浄する
ことで副生したアミンの塩酸塩を除去し、エタノール/
アセトン溶媒で再結晶することで、化合物(4) を 135.5
g(MW 395.2、0.33mol)得た。収率64%、純度95%であっ
た。
【0047】製造例5:化合物(5) の合成
【0048】
【化14】
【0049】2つの滴下ロート、冷却管、pH電極、メ
カニカルスターラーを取り付けた2リットル5つ口フラ
スコにβ−アラニン100g(MW 89.1、1.12mol)、イオン交
換水0.5リットルを仕込み、5%NaOH水溶液により
pH9に調整した。滴下ロートよりラウリン酸クロリド
245.6g(MW 218.8、1.12mol)を、もう一つの滴下ロート
より5%NaOH水溶液を同時に滴下し、系内が常にp
H9〜10に保たれるように約2時間かけて滴下した。2
時間熟成後、35%HCl水溶液をpH3になるまで添加
すると結晶が析出した。この結晶を濾取し、イオン交換
水及びアセトンで数回洗浄し、乾燥することにより、3
−ラウロイルアミノプロピオン酸を213.2g (MW 271.4、
0.79mol)得た。収率70%であった。次に滴下ロート、冷
却管、温度計、メカニカルスターラーを取り付けた1リ
ットル4つ口フラスコにメタノールを 100gとBF3
エーテル錯体2gを仕込み、還流するまで昇温した。滴
下ロートよりエピクロルヒドリン 92.5g(1.0mol)を約2
時間かけて滴下した。還流下10時間熟成後、メタノール
を減圧留去し、蒸留することで、3−メトキシ−2−ヒ
ドロキシ−1−クロロプロパン 102.1g (MW124.5 、0.8
2mol)を得た。収率82%であった。
【0050】次に先に合成した3−ラウロイルアミノプ
ロピオン酸 100g(0.37mol)と3−メトキシ−2−ヒドロ
キシ−1−クロロプロパン45.9g(0.37mol)、キシレン20
0g、p−トルエンスルホン酸1gをディーンスターク脱
水管、温度計、メカニカルスターラーを取り付けた1リ
ットル3つ口フラスコに仕込み、還流するまで昇温し
た。生成した水を留去しながら約15時間反応させた。そ
の後、p−トルエンスルホン酸と当量のNaOHで中和
し、キシレンを減圧留去した。次にこの残渣にイオン交
換水300g、エタノール200g及び亜硫酸ナトリウムの粉末
72.7g(MW 196.5、0.37mol)を仕込み、90℃で約5時間反
応させた。その後、水及びエタノールを減圧留去し、メ
タノールに溶解させ析出した無機塩を濾別した。濾液を
濃縮し、得られた結晶をアセトンで数回洗浄し、乾燥す
ることにより、化合物(5) を102.1g(MW 493.5 、0.18mo
l)得た。収率49%、純度87%であった。
【0051】製造例6:化合物(6) の合成
【0052】
【化15】
【0053】製造例4で合成した3−クロロ−2−ヒド
ロキシ−1−プロパンスルホン酸ナトリウム 100g(0.51
mol)、製造例5で合成した3−ラウロイルアミノプロピ
オン酸 138.4g(MW 271.4、0.51mol)とキシレン200g、D
MF 300g 及びp−トルエンスルホン酸1gをディーン
スターク脱水管、温度計、メカニカルスターラーを取り
付けた1リットル3つ口フラスコに仕込み、還流するま
で昇温した。生成した水を留去しながら約15時間反応さ
せた。その後p−トルエンスルホン酸と当量のNaOH
で中和し、キシレン、DMFを減圧留去した。得られた
結晶をアセトンで数回洗浄することで、化合物(6) を 2
34.5g(MW 449.9、0.41mol)得た。収率80%、純度78%で
あった。
【0054】製造例7:化合物(7) の合成
【0055】
【化16】
【0056】(X1, Y1, Z1の内少なくとも1つがC8H17N
+(CH3)2・Cl--CH2COO-であり、残りがCH3COO-である混
合物)滴下ロート、冷却管、温度計、メカニカルスター
ラーを取り付けた1リットル4つ口フラスコにグリセリ
ン 94.1g(MW 94.1、1.0mol) を仕込み、 120℃まで昇温
した。滴下ロートより無水酢酸 204.2g(MW 102.1、2.0m
ol) を約5時間かけて滴下した。 120℃で5時間熟成
後、副生した酢酸を減圧留去した。残渣を10℃まで冷却
後、ジメチルオクチルアミン 188.8g(MW 157.3、1.2mo
l) を添加し、氷冷下、滴下ロートよりクロロアセチル
クロリド 112.9g(MW 112.9、1.0mol) を約1時間かけて
滴下した。熟成1時間後、アセトン200g及びジメチルオ
クチルアミン157.3g(1.0mol)を添加し、60℃で5時間反
応させた。冷却後、静置させると粘度のある液体部分と
アセトン層に分層した。アセトン層をデカンテーション
で除き、粘性のある液体をアセトンで数回洗浄した。こ
のものを乾燥することで、化合物(7) を341.8g(平均MW
411.8、0.83mol)得た。収率83%であった。
【0057】製造例8:化合物(8) の合成
【0058】
【化17】
【0059】(X2, Y2, Z2の内少なくとも1つがC9H19C
OOCH2COO- であり、残りがCH3COO- である混合物)滴下
ロート、冷却管、温度計、メカニカルスターラーを取り
付けた1リットル4つ口フラスコにグリセリン 94.1g(M
W 94.1、1.0mol) を仕込み、 120℃まで昇温した。滴下
ロートより無水酢酸 204.2g(MW 102.1、2.0mol) を約5
時間かけて滴下した。 120℃で5時間熟成後、副生した
酢酸を減圧留去した。残渣を10℃まで冷却後、トリエチ
ルアミン 101.2g(MW 101.2、1.0mol) を添加し、氷冷
下、滴下ロートよりクロロアセチルクロリド 112.9g(MW
112.9、1.0mol) を約1時間かけて滴下した。熟成1時
間後、アセトン300gを添加すると、トリエチルアミンの
塩酸塩の結晶が析出する。このものを濾別し、アセトン
を減圧留去した。
【0060】この残渣及びカプリン酸ナトリウム 194.3
g(MW 194.3、1.0mol) 、DMF 300gを冷却管、温度
計、メカニカルスターラーを取り付けた1リットル3つ
口フラスコに仕込み、 150℃で約6時間反応させた。析
出したNaClを濾別後、DMFを減圧留去し、残渣を
蒸留することにより、化合物(8) を323.9g(平均MW 39
0.3、0.83mol)得た。収率83%であった。
【0061】実施例1〜8 上記製造例で合成した化合物(1) 〜(8) について、下記
の方法により漂白性能を測定した。結果を表1に示す。 <漂白性能の測定法> 20℃の水 300mlに有効酸素が0.05%となるように過炭酸
ナトリウムを溶解させ、さらに市販重質洗剤を0.0833%
となるように添加した。この溶液中に過酸化水素の1/16
当量になるように上記製造例で合成した化合物(1) 〜
(8) を添加し、下記の方法で調製した各種汚染布5枚を
用いて30分間浸漬漂白を行い、水洗い、乾燥後、下式に
より漂白率を求めた。
【0062】
【数1】
【0063】尚、反射率は日本電色工業(株)製NDR-10
1DP で 460nmフィルターを使用して測定した。 ・紅茶汚染布の調製法 日東紅茶(黄色パッケージ)80gを3リットルのイオン
交換水にて約15分間煮沸後、糊抜きしたさらし木綿でこ
し、この液に木綿金布#2003を浸し、約15分間煮沸し
た。そのまま火よりおろし、約2時間程度放置後自然乾
燥させ、洗液に色がつかなるなるまで水洗し、脱水、プ
レス後、10cm×10cmの試験片とし、実験に供した。 ・カレー汚染布 大塚製薬製ボンカレーを濾過し、濾液に木綿金布#2003
を浸し、約15分加熱した。その後2時間程度放置後、2
回水洗し、自然乾燥させた。プレス後、10cm×10cmの試
験片とし、実験に供した。 ・血液汚染布 エンパ111 を一般の洗浄剤で2回洗浄し、水洗後、脱
水、プレス後、10cm×10cmの試験片とし、実験に供し
た。
【0064】比較例1〜3 製造例で合成した漂白活性化剤の代わりに従来の漂白活
性化剤であるテトラアセチルエチレンジアミン及びトリ
アセチルグリセロールを用いるか、または漂白活性化剤
を添加せずに、実施例1〜8と同様にして漂白性能を測
定した。結果を表1に示す。
【0065】
【表1】
【0066】表1から明らかなように、紅茶汚染布は親
水性汚れであることから本発明品は比較品とほぼ同等の
漂白性能を示すが、カレー汚染布、血液汚染布などの疎
水性の汚れに対しては本発明品は比較品より優れた漂白
活性を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C11D 7/54 C11D 7/26 C11D 7/32 C11D 7/34 D06L 3/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I)で表される化合物からなる
    漂白活性化剤。 【化1】 〔式中、X', Z'; -SO3 -、-SO3M 、-OSO3 -、-OSO3M、-OR6、-N+(R
    6)3、-N+(R6)3・A-、-OCOR7、-COO-、-COOM 、-NO2又は
    ハロゲン原子であり、これらは同一あるいは異なってい
    てもよい。ここでR6は置換されていてもよい炭素数1〜
    20のアルキル基、アルケニル基、ヒドロキシアルキル
    基、又は置換されていてもよいアリール基を示し、R7
    置換されていてもよい炭素数1〜3のアルキル基、アル
    ケニル基又はヒドロキシアルキル基を示す。Mはアルカ
    リ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム塩又はアルカ
    ノールアンモニウム塩を示し、 Aは無機あるいは有機の
    陰イオンを示す。R 8 ,R 9 ,B, n ;R 8 は置換基を有して
    いてもよいあるいは分岐していてもよい炭素数4〜18の
    アルキル基、アルケニル基、ヒドロキシアルキル基又は
    置換されていてもよいアリール基を示し、R 9 は炭素数1
    〜3のアルキレン基を示す。さらにBはメチレン基、 【化2】 を示し、n は0又は1の数を示す。 但し、X'及び Z'が
    共に-OCOR 7 で、かつnが0である場合を除く。〕
  2. 【請求項2】 X'が-N+(R6)3 又は-N+(R6)3・A- 、Z'が
    -SO3 - 、-SO3M 、-OSO3 -、-OSO3M、-COO-あるいは-COOM
    (R6, A 及びM は前述と同一の意味を示す)である請求
    記載の漂白活性化剤。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の漂白活性化剤と、過酸化
    水素あるいは水溶液中で過酸化水素を発生する化合物と
    を含有することを特徴とする漂白剤組成物。
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