JP3317611B2 - ハニカムパネル - Google Patents

ハニカムパネル

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JP3317611B2 JP18482695A JP18482695A JP3317611B2 JP 3317611 B2 JP3317611 B2 JP 3317611B2 JP 18482695 A JP18482695 A JP 18482695A JP 18482695 A JP18482695 A JP 18482695A JP 3317611 B2 JP3317611 B2 JP 3317611B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハニカムパネルに関す
る。すなわち、ハニカムコアの開口端面に表面板が接合
された、ハニカムパネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、この種従来例のハニカムパネル
の正断面説明図であり、(1)図は分解した状態を、
(2)図は接合した状態を示す。同図にも示すように、
ハニカムパネル1は、セル壁2にて区画形成された中空
柱状のセル3の平面的集合体である芯材たるハニカムコ
ア4の開口端面に、それぞれ表面板5が接合されてな
る。そして、ハニカムコア4のセル壁2と表面板5間の
当接接合構造は、従来、縦に直線的なセル壁2端部と、
このセル壁2端部の横にスライスされた当接面たる端面
および表面板5間に接合材にて形成された接合部6と、
接合部6の周囲付近に接合材にて形成されたフィレット
部7と、から構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来例にあっては、次の問題が指摘されていた。まず第
1に、ハニカムコア4の縦に直線的なセル壁2端部を横
にシャープにスライスした当接面たる端面と、対向する
表面板5との間に、接着剤等の接合材にて形成され、両
者間を接合する接合部6の面積が小さい、という指摘が
あった。すなわち、ハニカムコア4のセル壁2と表面板
5間の当接接合構造については、従来、両者間の接合材
による接合部6の面積が小さく、もって、ハニカムコア
4と表面板5間の接合強度が不足し、強度面に不安があ
るという問題が指摘されていた。
【0004】第2に、更にこのような接合部6の周囲付
近に、接合材にて補強的に形成されるフィレット部7に
ついても、その面積,大きさが一般的に小さく形成され
やすい、という指摘があった。すなわち、ハニカムコア
4のセル壁2と表面板5間の当接接合構造については、
従来、両者間の接合材によるフィレット部7の面積,大
きさが小さく、もってこの面からも、ハニカムコア4と
表面板5間の接合強度が不足し、強度面に不安があると
いう問題が指摘されていた。
【0005】第3に、なおこのように接合部6の面積
や、フィレット部7の面積,大きさ等が小さくても、強
力で特殊な接着剤等の接合材を使用すれば、この強度面
の不安を解消することも可能であるが、このような強力
な接着剤等は特殊で非常に高価であり、コスト面に問題
が生じる。例えばハニカムパネル1によっては、このよ
うな高価な接着剤等を使用すると、その価格の大半を占
めることになるという指摘があり、建材等の用途にはと
ても使用できないという難点があった。
【0006】本発明は、このような実情に鑑み、上記従
来例の問題点を解決すべくなされたものであって、ハニ
カムコアのセル壁と表面板間の当接接合構造について、
セル壁の端部を座屈したことにより、第1に、接合部の
面積が増大すると共に、第2に、フィレット部の面積,
大きさも増大し、第3に、しかもこれらが簡単容易に実
現できる、ハニカムパネルを提案することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明の技術的手段は、次のとおりである。すなわち、この
ハニカムパネル8は、セル壁9にて区画形成された中空
柱状のセル10の平面的集合体よりなる芯材たるハニカ
ムコア11の開口端面に、表面板12が接合されてな
る。そして、該ハニカムコア11のセル壁9と該表面板
12間の当接接合構造が、該セル壁9端部13と接合部
14とフィレット部15と、から構成されている。該接
合部14は、接合材にて形成されている。そして、該接
合部14を形成する該接合材は、該ハニカムコア11の
セル壁9端部13の当接面16と、該当接面16と対向
する表面板12との間に、介装されている。該フィレッ
ト部15は、接合材にて形成されている。そして、該フ
ィレット部15を形成する該接合材は、該接合部14の
周囲付近について、該ハニカムコア11のセル壁9端部
13の外周と付近の該表面板12との間に、該セル壁9
端部13を中に埋め込むように、断面略三角形状でアー
ル状の結合隅肉状をなしている。そして、このようなハ
ニカムパネル8において、該ハニカムコア11の該セル
壁9端部13が、座屈Bせしめられている。又、該接合
部14を形成する該接合材は、該セル壁9端部13の座
屈Bにより当接面16が屈曲して面積が増大しているの
で、その分だけ面積が増大している。該フィレット部1
5を形成する該接合材は、該セル壁9端部13の座屈B
により、座屈Bによる屈曲を中に埋め込み・包み込むよ
うに形成されるので、その分だけ面積,大きさが増大し
ていること、を特徴とする。
【0008】本発明は、このような手段よりなるので、
次のようになる。このハニカムパネル8は、ハニカムコ
ア11の開口端面に、表面板12が接合されてなる。そ
して、ハニカムコア11のセル壁9と表面板12間の当
接接合構造は、座屈Bされたセル壁9の端部13と、
セル壁9の端部13の当接面16(つまり座屈Bした
端部13の屈曲面)およびこれと対向する表面板12間
に、接合材にて形成された接合部14と、このような
接合部14の周囲付近に接合材にて形成されたフィレッ
ト部15と、から構成されている。ハニカムコア11の
セル壁9と表面板12間は、このような接合部14とフ
ィレット部15にて、接合されている。そこで第1に、
このハニカムパネル8は、このように座屈Bした分だけ
(つまり座屈Bした端部13の屈曲面の分だけ)、セル
壁9の端部13について、表面板12と対向する当接面
16の面積が増大する。もって、当接面16と表面板1
2間に接合材にて形成される接合部14の面積も増大
し、ハニカムコア11と表面板12間の接合強度が向上
する。第2に、このハニカムパネル8は、セル壁9の端
部13と表面板12間に接合材にて形成される、フィレ
ット部15の面積,大きさが増大する。すなわち、セル
壁9の端部13が座屈Bしているので、この座屈Bによ
る屈曲に保持されることにより、つまり座屈Bの屈曲を
包み込み・埋め込むことにより、フィレット部15が、
大きな面積,大きさで安定的に形成される。もってこの
面からも、ハニカムコア11と表面板12間の接合強度
が向上する。第3に、しかもこれらは、ハニカムコア1
1のセル壁9の端部13を、座屈Bしたことにより、簡
単容易に実現される。
【0009】
【実施例】以下本発明を、図面に示すその実施例に基づ
いて、詳細に説明する。図1は、本発明の実施例の要部
を拡大した正断面説明図であり、(1)図はその1例の
上部を示し、(2)図は他の例の下部を示す。図2は、
同実施例の正断面説明図であり、(1)図は分解した状
態を、(2)図は接合した状態を示す。図3は、ハニカ
ムコアの斜視図である。
【0010】まずハニカムパネル8について、一般的に
説明する。ハニカムパネル8は、セル壁9にて区画形成
された中空柱状のセル10の平面的集合体よりなる、芯
材たるハニカムコア11の開口端面に、表面板12が接
合されてなる。これらについて更に詳述すると、まずハ
ニカムコア11は、図3にも示したように、セル壁9に
て各々独立空間に区画された、中空柱状の多数のセル1
0の平面的集合体よりなる。セル壁9そしてセル10の
断面形状は、図示のように正六角形状が代表的である
が、台形状,三角形状,四角形状,その他各種形状のも
のが可能である。セル壁9つまりハニカムコア11の母
材としては、アルミニウム箔その他の金属箔を始め,繊
維強化プラスチックシート(FRPシート),クラフト
紙やアラミド紙その他の特殊紙,塩ビシートその他のプ
ラスチックシート,その他の有機系や無機系の複合材等
々、各種の金属や非金属が用いられる。ハニカムコア1
1は、重量比強度に優れ、軽量であると共に高い剛性・
強度を備えるのを始め、平面精度,保温性,断熱性,遮
音性等々にも優れる、という特性が知られている。そし
て、このようなハニカムコア11の両開口端面に、スキ
ン材たる表面板12が、接着剤やろう材等の接合材Aを
用い加熱加圧により接合されており、表面板12の材質
は上述したハニカムコア11に準じ、各種の金属や非金
属が適宜選択使用される。そしてハニカムパネル8は、
上述したハニカムコア11の諸特性に基づき、壁材や床
材その他の建材を始め、各種の構造材として広く各種の
用途に用いられている。
【0011】以下、本発明について説明する。このハニ
カムパネル8にあっては、ハニカムコア11のセル壁9
と表面板12間の当接接合構造が、座屈Bせしめられた
セル壁9の端部13と、セル壁9の座屈Bした端部13
にて面積が増大した接合材Aよりなる接合部14と、セ
ル壁9の座屈Bした端部13にて面積,大きさが増大し
た接合材Aよりなるフィレット部15と、から構成され
ている。すなわち、まずハニカムコア11のセル壁9の
端部13の座屈Bは、セル壁9に圧力を加え、その圧縮
強度以上の座屈荷重を作用させることにより形成され
る。接合部14は、ハニカムコア11のセル壁9の端部
13の当接面16、つまり座屈Bした端部13の屈曲最
上面や屈曲最下面等を形成する当接面16と対向する表
面板12との間に、介装された接着剤等の接合材Aにて
形成される。フィレット部15は、このような接合部1
4の周囲付近について、セル壁9の端部13外周と付近
の表面板12との間に、接着剤等の接合材Aにて形成さ
れ、断面略三角形状・結合隅肉状・アール状をなし、セ
ル壁9の端部13の座屈Bを中に埋め込むように形成さ
れる。
【0012】ここで、セル壁9への座屈B形成の諸態様
について述べておく。まず、ハニカムコア11が非金
属製よりなると共に、接合材Aとして水溶系の接着剤が
用いられる場合は、次のとおり。この場合は、ハニカム
コア11のセル壁9の端部13や表面板12に、水溶系
の接着剤たる接合材Aを塗布することにより、セル壁9
の端部13の水分が増大し、比較的小さな加圧力にてセ
ル壁9を座屈Bさせることが可能となる。特に、加熱加
圧による接合つまり接着を実施すると、短時間の内に表
面板12そしてセル壁9の端部13中の水分が染み出
し,増大するので、容易にセル壁9に座屈Bが発生す
る。次に、ハニカムコア11が非金属製よりなると共
に、接合材Aとして溶剤系やホットメルト系の接着剤が
用いられる場合は、次のとおり。この場合は、加熱加圧
による接合つまり接着を実施すると、表面板12そして
セル壁9の端部13中に含まれた水分や接着剤中の水分
が染み出し、セル壁9について急激な水分過多となり、
容易にセル壁9に座屈Bが発生する。
【0013】更に、ハニカムコア11が非金属製より
なる場合は、表面板12やセル壁9の端部13に予め水
分や揮発性の溶剤を付与してから、圧力を加えることに
よりセル壁9の端部13を座屈Bせしめ、しかる後、接
着剤等の接合材Aをセル壁9の端部13や表面板12に
塗布して、加熱加圧による接合を実施するようにしても
よい。又、ハニカムコア11が非金属製よりなる場合
は、まず接着剤等の接合材Aをセル壁9の端部13や表
面板12に塗布して、両者を組み付けてから、スチーム
や揮発性の溶剤を付与し、それから加熱加圧により接合
を実施することにより、セル壁9の端部13を座屈Bす
るようにしてもよい。
【0014】他方、ハニカムコア11が金属製よりな
る場合、特に、セル10のサイズが大きいかセル壁9の
肉厚が薄い低密度のハニカムコア11の場合は、接合材
Aによる接合用の加熱加圧に際し、初期の加圧力を増大
させて、セル壁9への初期荷重を座屈荷重として作用さ
せることにより、容易にセル壁9の端部13に座屈Bを
発生させることができる。なお座屈B後は、通常の接合
用の加圧力つまりq=1.0kgf/cm2 程度で、加熱加圧
が実施される。例えば、上述した,,,,の
諸態様のように、ハニカムパネル8の成形時、つまりハ
ニカムコア11と表面板12間の接合材Aによる接合時
の加熱加圧を利用し、ハニカムコア11のセル壁9の端
部13を、容易に座屈Bさせることができる。
【0015】本発明は以上説明したように構成されてい
る。そこで以下のようになる。このハニカムパネル8
は、ハニカムコア11の開口端面に表面板12が接合さ
れてなる。そして、このハニカムコア11のセル壁9と
表面板12間の当接接合構造は、座屈Bされたセル壁9
の端部13と、セル壁9のこのように座屈Bした端部1
3の当接面16(つまり座屈Bした端部13の屈曲最上
面や屈曲最下面)およびこれと対向する表面板12間に
接合材Aにて形成された接合部14と、このような接合
部14の周囲付近に接合材Aにて補強的に形成されたフ
ィレット部15と、から構成されている。そして、ハニ
カムコア11のセル壁9と表面板12間は、このような
接合部14とフィレット部15にて接合されている。さ
てそこで、このハニカムパネル8にあっては、次の第
1,第2,第3のようになる。
【0016】第1に、このハニカムパネル8は、ハニカ
ムコア11のセル壁9と表面板12間の当接接合構造に
ついて、そのセル壁9の端部13が座屈Bされている。
そこで、この座屈Bした分だけ、セル壁9の端部13に
ついて、表面板12と対向する当接面16(つまり座屈
Bした端部13の屈曲最上面や屈曲最下面)の面積が増
大するので、両者間に接合材Aにて形成される接合部1
4の面積も増大し、ハニカムコア11と表面板12間の
接合強度が向上する。
【0017】第2に、このハニカムパネル8は、同様
に、ハニカムコア11のセル壁9と表面板12間の当接
接合構造について、そのセル壁9の端部13が座屈Bさ
れている。そこで、この座屈Bにより屈曲した分だけ、
接合部14の周囲付近について、セル壁9の端部13と
表面板12間に補強的に接合材Aにて形成されるフィレ
ット部15の面積,大きさが増大する。すなわち、セル
壁9の端部13が座屈Bしているので、この座屈Bによ
る屈曲に保持されることにより、つまり座屈Bの屈曲を
包み込み・埋め込むことにより、フィレット部15が、
よりスムーズかつ自然に、一段と大きな面積,大きさで
安定的に形成されるようになり、この面からも、ハニカ
ムコア11と表面板12間の接合強度が向上する。
【0018】第3に、しかもこのような接合部14の面
積の増大や、フィレット部15の面積,大きさの増大
は、ハニカムコア11のセル壁9の端部13を座屈Bし
たことにより、簡単容易にコスト面にも優れて実現され
る。なお、座屈Bによるセル壁9の強度低下は、座屈B
箇所が外側からフィレット部15にて包み込まれ・埋め
込まれることにより、十分に補強されており、座屈Bに
よる強度低下を考慮する必要はない。
【0019】
【発明の効果】本発明に係るハニカムパネルは、以上説
明したように、ハニカムコアのセル壁と表面板間の当接
接合構造について、セル壁の端部を座屈したことによ
り、次の効果を発揮する。
【0020】第1に、接合部の面積が増大する。すなわ
ち、このハニカムパネルは、ハニカムコアのセル壁と表
面板間の当接接合構造について、両者間の接合材による
接合部の面積が増大するので、前述したこの種従来例に
比し両者間の接合強度が向上し、強度面に優れている。
【0021】第2に、フィレット部の面積,大きさが増
大する。すなわち、このハニカムパネルは、ハニカムコ
アのセル壁と表面板間の当接接合構造について、両者間
の接合材によるフィレット部の面積,大きさが増大する
ので、この面からも、前述したこの種従来例に比し両者
間の接合強度が向上し、強度面に優れている。
【0022】第3に、しかもこれらは簡単容易に、コス
ト面にも優れて実現される。すなわち、上述した第1,
第2の点は、ハニカムパネルのハニカムコアのセル壁の
端部を座屈させることにより、簡単容易に安価に実現さ
れると共に、前述したこの種従来例のように、特殊で高
価な接着剤等の接合材を使用することもなく、コスト面
にも優れて実現される。このように、この種従来例に存
した問題点が一掃される等、本発明の発揮する効果は、
顕著にして大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハニカムパネルの実施例の要部を
拡大した正断面説明図であり、(1)図はその1例の上
部を示し、(2)図は他の例の下部を示す。
【図2】同実施例の正断面説明図であり、(1)図は分
解した状態を、(2)図は接合した状態を示す。
【図3】ハニカムコアの斜視図である。
【図4】従来例のハニカムパネルの正断面説明図であ
り、(1)図は分解した状態を、(2)図は接合した状
態を示す。
【符号の説明】
1 ハニカムパネル(従来例のもの) 2 セル壁(従来例のもの) 3 セル(従来例のもの) 4 ハニカムコア(従来例のもの) 5 表面板(従来例のもの) 6 接合部(従来例のもの) 7 フィレット部(従来例のもの) 8 ハニカムパネル(本発明のもの) 9 セル壁(本発明のもの) 10 セル(本発明のもの) 11 ハニカムコア(本発明のもの) 12 表面板(本発明のもの) 13 端部 14 接合部(本発明のもの) 15 フィレット部(本発明のもの) 16 当接面 A 接合材 B 座屈
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−68677(JP,A) 特開 平6−316009(JP,A) 特開 平5−31589(JP,A) 特開 平2−223434(JP,A) 特開 平2−162032(JP,A) 特開 平2−78536(JP,A) 特開 昭55−103948(JP,A) 実開 平7−23535(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セル壁9にて区画形成された中空柱状の
    セル10の平面的集合体よりなる芯材たるハニカムコア
    11の開口端面に、表面板12が接合されたハニカムパ
    ネル8であって、 該ハニカムコア11のセル壁9と該表面板12間の当接
    接合構造が、該セル壁9端部13と接合部14とフィレ
    ット部15と、から構成されており、 該接合部14は、接合材にて形成されており、該接合部
    14を形成する該接合材は、該ハニカムコア11のセル
    壁9端部13の当接面16と、該当接面16と対向する
    表面板12との間に、介装されており、 該フィレット部15は、接合材にて形成されており、該
    フィレット部15を形成する該接合材は、該接合部14
    の周囲付近について、該ハニカムコア11のセル壁9端
    部13の外周と付近の該表面板12との間に、該セル壁
    9端部13を中に埋め込むように、断面略三角形状でア
    ール状の結合隅肉状をなしており、このような該ハニカ
    ムパネル8において、 該ハニカムコア11の該セル壁9端部13は、座屈Bせ
    しめられており、 該接合部14を形成する該接合材は、該セル壁9端部1
    3の座屈Bにより当接面16が屈曲して面積が増大して
    いるので、その分だけ面積が増大しており、 該フィレット部15を形成する該接合材は、該セル壁9
    端部13の座屈Bにより、座屈Bによる屈曲を中に埋め
    込み・包み込むように形成されるので、その分だけ面
    積,大きさが増大していること、 を特徴とするハニカムパネル。
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