JP3315854B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JP3315854B2
JP3315854B2 JP4173896A JP4173896A JP3315854B2 JP 3315854 B2 JP3315854 B2 JP 3315854B2 JP 4173896 A JP4173896 A JP 4173896A JP 4173896 A JP4173896 A JP 4173896A JP 3315854 B2 JP3315854 B2 JP 3315854B2
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discharge lamp
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俊朗 中村
晋央 加藤
英毅 濱田
亮介 丸山
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/0088Details of electrical connections
    • B60Q1/0094Arrangement of electronic circuits separated from the light source, e.g. mounting of housings for starter circuits for discharge lamps

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両用前照灯装
置等に適用される放電灯点灯装置およびランプソケット
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】メタルハライドランプなどの放電灯を光
源とした車両用前照灯装置に適用された放電灯点灯装置
は、図42のような構成を有する。すなわち、バッテリ
50を電源とし、放電灯52が必要とする電圧および電
力に制御し、交流に変換するとともに安定化するインバ
ータ回路部51と、放電灯52を始動するために必要な
高電圧(たとえば20kV)を発生させるための始動装
置であるイグナイタ回路部53と、放電灯52を支持す
る灯具54とを有する。
【0003】図43はランプソケットに接続する放電灯
52を示し、55は口金部59の中央電極、56は口金
部59の外周電極、57はランプソケットに取付けるた
めの係止ピン、59aは中央電極55の外周に位置する
周壁部である。図44はランプソケットであり、60は
口金部59を挿入する凹部、61は口金部59を凹部6
0に差込み回転することにより係止ピン57を係止する
取付スリット、62は外周電極56に接触する外周電
極、63は中央電極55に接触する中央電極である。
【0004】図45は、放電灯52,ランプソケット7
0,イグナイタ回路部53の関係を示すものであり、ラ
ンプソケット70とイグナイタ回路部53の出力端とが
高圧ハーネス71により接続されている。72はパルス
トランス、73は回路部品、74はインバータ51等に
接続するハーネスである。図46は、放電灯を車輛の車
体の一部を示している。75は車体、76は車体75に
取付けられた灯体、77は灯体76に取付けられた反射
板、78は電源線であり、イグナイタ回路部53および
インバータ回路部51は灯体76に取付けられている。
【0005】この放電灯点灯装置では、放電灯52への
給電が口金部59に設けられた円筒状の中央電極55と
ランプソケット70の中央電極63の接触および口金部
59の一部の外周に設けられた外周電極56とランプソ
ケットの外周電極62との接触を通して行なわれる。し
かし、放電灯52の未接続状態において、放電灯点灯装
置を動作させると、イグナイタ回路部53で発生させた
高電圧たとえば20kVのためランプソケットの中央電
極63と外周電極62間で放電し、ランプソケットの損
傷や事故の原因となる。
【0006】これに対して、第2の従来例(たとえば特
開平4-293630号) は、図47に示すようにソケット形式
ではないが、放電灯52を灯具54に固定する固定金具
80が灯具54の放電灯挿入部に接触することで、放電
灯52の有無を判定し、高電圧の出力を停止するような
インターロック機能部81を有するものがあった。82
は放電灯52の駆動制御回路である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この放電灯点
灯装置は、灯具54や固定金具80にスイッチ機能をも
たせる必要があった。したがって、この発明の目的は、
灯具等を変更することなく放電灯が接続されない状態で
高電圧の印加を防止することができる放電灯点灯装置
よびランプソケットを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の放電灯点
灯装置は、放電灯を接続するランプソケットと、電源に
接続され前記ランプソケットに電圧を出力する安定化回
路と、この安定化回路と前記ランプソケットとの間に接
続されて前記放電灯の放電開始前には能動化され前記放
電灯の放電の開始に必要な高電圧を発生して前記放電灯
を放電させるとともに放電開始後には不能動化される始
動回路と、前記放電灯の前記ランプソケットへの装着・
未装着に応動して未装着時に前記始動回路を不能動化す
る手段とを備え 前記ランプソケットは一対の主電極を
有し少なくとも一方の主電極が前記安定化回路の出力端
に前記始動回路を介して接続され、前記始動回路の入力
部の一方は前記一方の主電極に接続される前記安定化回
路の出力端に接続され、 前記手段は、前記ランプソケッ
トに設けられて前記始動回路の入力部の他方に接続され
た補助電極を有して、この補助電極が前記放電灯の接続
状態で前記放電灯の導電部により他方の主電極に接続さ
れるように構成されているものである。
【0009】請求項1記載の放電灯点灯装置によれば、
放電灯が未装着のとき始動回路を不能動化する手段を設
けたため、放電灯の未装着時に高電圧を発生しないので
ランプソケットの損傷や事故を未然に防止することがで
きる。しかもランプソケットに前記手段によるインター
ロック機構を構成したため、灯具や安定化回路等に変更
を加える必要がない。一方ランプソケットの各電極の表
面に酸化膜が発生したとしても、各電極に加わる電圧を
高くすることにより高い自己回復が期待できる。
【0010】請求項2記載の放電灯点灯装置は、放電灯
を接続するランプソケットと、このランプソケットに接
続されて前記放電灯を安定点灯するものであってランプ
消灯時にはランプ点灯時に比べて高い電圧を発生する安
定化回路と、この安定化回路のランプ消灯時の電圧より
も低くランプ点灯時の電圧よりも高い動作電圧で動作す
るものであって前記ランプソケットに接続されて前記放
電灯を消灯状態から放電開始させる始動回路と、前記ラ
ンプソケットに設けられて前記放電灯が未接続のとき前
記始動回路の入力電圧を前記動作電圧以下に低下させる
手段とを備え 前記ランプソケットは一対の主電極を有
し少なくとも一方の主電極が前記安定化回路の出力端に
前記始動回路を介して接続され、前記始動回路の入力部
の一方は前記一方の主電極に接続される前記安定化回路
の出力端に接続され、 前記手段は、前記ランプソケット
に設けられて前記始動回路の入力部の他方に接続された
補助電極を有して、この補助電極が前記放電灯の接続状
態で前記放電灯の導電部により他方の主電極に接続され
るように構成されているものである。
【0011】請求項2記載の放電灯点灯装置によれば、
放電灯が未接続のとき始動回路の入力電圧を動作電圧以
下に低下させる手段をランプソケットに設けたため、放
電灯の未接続時に高電圧が発生しないのでランプソケッ
トの損傷や事故を未然に防止することができる。しかも
ランプソケットに前記手段によるインターロック機構を
構成したため、灯具や安定化回路等に変更を加える必要
がない。一方ランプソケットの各電極の表面に酸化膜が
発生したとしても、各電極に加わる電圧が比較的高いの
で高い自己回復が期待できる。
【0012】
【0013】 請求項記載の放電灯点灯装置は、請求項
1または請求項2において、前記放電灯の導電部を口金
の外周電極としたものである。請求項の放電灯点灯装
置によれば、請求項と同効果がある。
【0014】請求項記載の放電灯点灯装置は、請求項
1または請求項2において、前記放電灯の導電部を口金
の中央電極としたものである。請求項の放電灯点灯装
置によれば、請求項1または請求項2と同効果がある。
請求項記載の放電灯点灯装置は、請求項1または請求
項2、請求項3または請求項4において、前記ランプソ
ケットの一方の主電極が前記始動回路を介して前記安定
化回路の出力端に接続され、他方の主電極が前記安定化
回路の出力端に直接接続されているものである。
【0015】請求項の放電灯点灯装置によれば、請求
項1または請求項2、請求項3または請求項4と同効果
がある。請求項記載の放電灯点灯装置は、請求項1ま
たは請求項2、請求項3または請求項4において、前記
ランプソケットの前記一対の主電極が、いずれも前記始
動回路を介して前記安定化回路の出力端に接続されてそ
れぞれ正負異なる高電圧が印加されるように構成される
とともに、前記補助電極に高電圧阻止手段を接続したも
のである。
【0016】請求項の放電灯点灯装置によれば、請求
項1または請求項2、請求項3または請求項4の効果の
ほか、始動回路の入力側に高電圧が印加されるのを防止
することができる。請求項記載の放電灯点灯装置は、
請求項において、前記高電圧阻止手段が、前記始動回
路の高圧トランスに設けられ、前記他方の主電極が印加
される高電圧と同極性で略等しい高電圧を発生する2次
巻線であるものである。
【0017】請求項の放電灯点灯装置によれば、請求
と同効果がある。請求項記載の放電灯点灯装置
は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項
5、請求項6または請求項7において、前記補助電極
が、前記放電灯の接続状態で前記放電灯の導電部に接続
されるものであって、その接触位置は前記他方の主電極
と前記放電灯の導電部との接触位置よりも前記ランプソ
ケットの内方側にあるようにしたものである。
【0018】請求項の放電灯点灯装置によれば、請求
項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求
項6または請求項7の効果のほか、放電灯がランプソケ
ットに対して外れかけた状態になり、補助電極が口金の
外周電極とルーズコンタクト状態になって、始動回路の
動作が不安定であっても、高い電圧が印加される外周電
極と中央電極は必ず放電灯と接続されている状態にある
ため、ランプソケットの電極部分での放電現象や始動回
路の入力部への高電圧の印加などによる損傷や事故を防
止することができる。
【0019】請求項9の放電灯点灯装置は、放電灯を接
続するランプソケットと、電源に接続され前記ランプソ
ケットに電圧を出力する安定化回路と、この安定化回路
と前記ランプソケットとの間に接続されて前記放電灯の
放電開始前には能動化され前記放電灯の放電の開始に必
要な高電圧を発生して前記放電灯を放電させるとともに
放電開始後には不能動化される始動回路と、前記放電灯
の前記ランプソケットへの装着・未装着に応動して未装
着時に前記始動回路を不能動化する手段とを備え、 前記
手段は、前記放電灯が前記ランプソケットに未接続のと
き前記安定化回路の出力に対して閉回路を形成し、前記
放電灯の接続により閉回路を開く構成を有するものであ
る。 請求項9の放電灯点灯装置によれば、請求項1と同
効果がある。請求項10の放電灯点灯装置は、放電灯を
接続するランプソケットと、このランプソケットに接続
されて前記放電灯を安定点灯するものであってランプ消
灯時にはランプ点灯時に比べて高い電圧を発生する安定
化回路と、この安定化回路のランプ消灯時の電圧よりも
低くランプ点灯時の電圧よりも高い動作電圧で動作する
ものであって前記ランプソケットに接続されて前記放電
灯を消灯状態から放電開始させる始動回路と、前記ラン
プソケットに設けられて前記放電灯が未接続のとき前記
始動回路の入力電圧を前記動作電圧以下に低下させる手
段とを備え、前記手段、前記放電灯が前記ランプソケ
ットに未接続のとき前記安定化回路の出力に対して閉回
路を形成し、前記放電灯の接続により閉回路を開く構成
を有するものである。請求項10の放電灯点灯装置によ
れば、請求項2と同効果がある。
【0020】請求項11記載の放電灯点灯装置は、請求
項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求
項6、請求項7、請求項8、請求項9または請求項10
において、前記始動回路が、前記ランプソケットとは別
体に構成されているものである。請求項11記載の放電
灯点灯装置によれば、請求項1、請求項2、請求項3、
請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、
請求項9または請求項10と同効果がある。
【0021】請求項12記載の放電灯点灯装置は、請求
項11において、補助電極に接続された前記高電圧阻止
手段が前記ランプソケットに一体に組み込まれたもので
ある。請求項12記載の放電灯点灯装置によれば、請求
項11の効果のほか、高電圧阻止手段から始動回路への
引回し線が低電圧のものでよくなる。
【0022】請求項13記載の放電灯点灯装置は、請求
項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求
項6、請求項7、請求項8、請求項9または請求項10
において、前記始動回路が前記ランプソケットに一体に
組み込まれて構成されているものである。請求項13記
載の放電灯点灯装置によれば、請求項1、請求項2、請
求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請
求項8、請求項9または請求項10と同効果がある。
【0023】請求項14記載の放電灯点灯装置は、請求
項13において、ソケット部,パルストランス収納部お
よびイグナイタ回路ブロック収納部を有するケースを設
け、前記始動回路は、前記パルストランス収納部に収納
され充填材中に埋め込まれたイグナイタ回路の一部を構
成するパルストランスと、前記イグナイタ回路ブロック
収納部に収納され充填材中に埋め込まれたイグナイタ回
路ブロックとを有するものである。
【0024】請求項14記載の放電灯点灯装置によれ
ば、請求項13の効果のほか、ソケット部,パルストラ
ンス収納部およびイグナイタ回路ブロック収納部をケー
スに設けたため、パルストランス等の専用のケースが不
要になるとともに部品点数を少なくでき、小型で低コス
トにすることができる。請求項15記載の放電灯点灯装
置は、請求項14において、前記パルストランス収納部
およびイグナイタ回路ブロック収納部が、隔壁で分離さ
れているものである。
【0025】請求項15記載の放電灯点灯装置によれ
ば、請求項14の効果のほか、パルストランス収納部お
よびイグナイタ回路ブロック収納部の充填材の混合を防
止することができる。請求項16記載の放電灯点灯装置
は、請求項15において、前記ケースの一面側に前記パ
ルストランス収納部を形成し、前記ケースの他面側に前
記イグナイタ回路ブロック収納部を形成したものであ
る。
【0026】請求項16記載の放電灯点灯装置によれ
ば、請求項15の効果のほか、パルストランスおよびイ
グナイタ回路ブロックの収納面を分けることにより、充
填作業中の充填材の混入を防止することができる。請求
項17記載の放電灯点灯装置は、請求項16において、
前記ケースの前記ソケット部のランプ挿入開口部と同じ
向きに前記パルストランス収納部の開口を向けているも
のである。
【0027】請求項17記載の放電灯点灯装置によれ
ば、請求項16と同効果がある。請求項18記載の放電
灯点灯装置は、請求項16において、前記ケースの前記
ソケット部のランプ挿入開口部と同じ向きに前記イグナ
イタ回路ブロック収納部の開口を向けているものであ
る。請求項18記載の放電灯点灯装置によれば、請求項
16と同効果がある。
【0028】請求項19記載の放電灯点灯装置は、請求
項15において、前記ソケット部が前記パルストランス
収納部と前記イグナイタ回路ブロック収納部との間に設
けられているものである。請求項19記載の放電灯点灯
装置によれば、請求項15の効果のほか、重量的なバラ
ンスが良好にすることができる。
【0029】請求項20記載の放電灯点灯装置は、請求
項19において、前記パルストランス収納部および前記
イグナイタ回路ブロック収納部が、前記ケースの前記ソ
ケット部のランプ挿入開口部と同じ向きに開口を向けて
いるものである。請求項20記載の放電灯点灯装置によ
れば、請求項19と同効果がある。請求項21記載の放
電灯点灯装置は、請求項19において、前記パルストラ
ンス収納部および前記イグナイタ回路ブロック収納部
が、前記ケースの前記ソケット部のランプ挿入開口部と
反対向きに開口を向けているものである。
【0030】請求項21記載の放電灯点灯装置によれ
ば、請求項19と同効果がある。請求項22記載の放電
灯点灯装置は、請求項15において、前記隔壁が、前記
ケースと別体に形成されているものである。請求項22
記載の放電灯点灯装置によれば、請求項15の効果のほ
か、パルストランスとイグナイタ回路ブロックをケース
の外部で組立でき、組立性が良くなる。
【0031】請求項23記載の放電灯点灯装置は、請求
項14において、前記ケースが、前記ソケット部のラン
プ挿入開口部の開口方向に略垂直な方向に前記イグナイ
タ回路ブロック収納部および前記パルストランス収納部
に連通する収納用開口を有するものである。請求項23
記載の放電灯点灯装置によれば、請求項14の効果のほ
か、パルストランスおよびイグナイタ回路ブロックを順
次収納し各々において充填材中に埋設するすることによ
り、隔壁が必要でなくなるのでコストダウンが図れると
ともにさらに小型化が可能となる。
【0032】請求項24記載の放電灯点灯装置は、請求
項14において、前記ケースが、前記ソケット部および
前記パルストスラン収納部が一体になった部分と、前記
イグナイタ回路ブロック収納部とに分割し、前記パルス
トランスを収納したパルストランス収納部および前記ソ
ケット部を前記イグナイタ回路ブロック収納部に収納し
充填材中に埋め込まれているものである。
【0033】請求項24記載の放電灯点灯装置によれ
ば、請求項14と同効果がある。請求項25記載の放電
灯点灯装置は、請求項13において、前記始動回路がそ
の重心を前記ランプソケットのソケット軸の後方の延長
線の下方に設定しているものである。請求項25記載の
放電灯点灯装置によれば、請求項13の効果のほか、振
動に対して放電灯の光軸がずれにくく安定性がよくなる
とともに、点灯回路ブロックの全体が放電灯に接近し灯
体の後方と車体との間の空間を大きくできるので放電灯
の交換作業がやりやすくなる。さらに点灯回路ブロック
の高圧トランスの高圧出力を最短距離でソケット部に伝
達できるため効率的であり、かつ高圧ハーネスが不要な
ため、放電灯の交換作業時の安全性が確保される。さら
に重心がソケット軸の回りにあることにより放電灯の取
付部となる反射板に対する強度的負担を少なくすること
ができる。
【0034】請求項26記載の放電灯点灯装置は、請求
項25において、前記始動回路がイグナイタであり、前
記イグナイタのパルストランスを前記ランプソケットの
下方に配置することにより、前記イグナイタの重心を前
記ソケット軸の後方の延長線の下方に配置したものであ
る。請求項26記載の放電灯点灯装置によれば、請求項
25と同様な効果がある。請求項27記載のランプソケ
ットは、ランプの一方の電極に接触する第1の電極の出
力部と、ランプの他方の電極に接触する第2の電極の出
力部と、前記第1の電極および前記第2の電極の一方に
接続される第3の電極の出力部とを備えたものである。
請求項27記載のランプソケットによれば、請求項1と
同様な効果がある。 請求項28記載のランプソケット
は、請求項27において、前記第3の電極がランプ装着
状態において、前記第1の電極および前記第2の電極の
一方に接続されるものである。 請求項28記載のランプ
ソケットによれば、請求項27と同様な効果がある。
求項29記載のランプソケットは、請求項28におい
て、前記第3の電極がランプの電極を介して、前記第1
の電極および前記第2の電極の一方に接続されるもので
ある。 請求項29記載のランプソケットによれば、請求
項28と同様な効果がある。 請求項30記載のランプソ
ケットは、請求項28において、前記第3の電極がラン
プ装着状態において、前記第1の電極および前記第2の
電極の一方が移動することにより接続されるものであ
る。 請求項30記載のランプソケットによれば、請求項
28と同様な効果がある。 請求項31記載のランプソケ
ットは、請求項28において、前記第3の電極がランプ
装着時に、前記第1の電極および前記第2の電極の少な
くとも一方より後に接続されるものである。 請求項31
記載のランプソケットによれば、請求項28と同様な効
果がある。 請求項32記載のランプソケットは、請求項
27において、前記第3の電極がランプ非装着状態にお
いて、前記第1の電極および前記第2の電極の一方に接
されるものである。 請求項32記載のランプソケット
によれば、請求項27と同様な効果がある。
【0035】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
1ないし図5により説明する。すなわち、この放電灯点
灯装置は、車両用前照灯装置に適用したもので、ランプ
ソケット1と、安定化回路2と、始動回路3と、手段4
とを有する。ランプソケット1は放電灯49(図3)に
接続される。放電灯49は図42と同構成である。実施
の形態のランプソケット1では主電極として、放電灯4
9の口金49aの中央電極(図示せず)に接触する中央
電極5と、放電灯49の導電部となる口金49aの外周
電極49bに接触する外周電極6を有し、さらに中央電
極5を間にして外周電極6と対向する位置に外周電極6
と同構成の補助電極7を設けている。この補助電極7と
外周電極6とは放電灯49の口金49aが挿入されたと
き口金49aの外周電極49bによって相接続されるよ
うにしている。8は放電灯49の口金49aの外周面に
設けたランプ保持用の係止ピン49cを、放電灯49の
口金49aをランプソケット1に差込回転することによ
り係止し、放電灯49を保持する取付スリットである。
またランプソケット1の内部には始動回路3を配設して
いる。
【0036】安定化回路2は、電源に接続されランプソ
ケット1に電圧を出力するもので、ランプソケット1に
接続されて放電灯を安定点灯し、ランプ消灯時にはラン
プ点灯時に比べて高い電圧を発生する。この実施の形態
は図41と同構成のインバータ回路を用い、ランプ消灯
時にたとえば300Vの電圧を発生させており、入力端
は電源であるバッテリ9に接続され、出力端は後述の始
動回路3を介してランプソケット1の中央電極5と外周
電極6とに接続されている。矩形波点灯方式におけるイ
ンバータ回路は、バッテリ9にスイッチ(図示せず)を
介して接続され、ノイズフィルタ,逆接続に対する保護
およびサージ吸収の機能を有する入力部と、昇圧および
定電力や高束立上げ等の電力制御の機能を有するDC/
DCコンバータと、矩形波変換する低周波の矩形波イン
バータ、およびノイズフィルタを有する出力部により構
成されている。さらに、点灯状態を制御するため、安定
化回路2をマイコン等により制御する制御部を有する。
【0037】始動回路3は、安定化回路2とランプソケ
ット1との間に接続されて放電灯の放電開始前には能動
化され、放電灯の放電の開始に必要な高電圧を発生して
放電灯を放電させるとともに放電開始後には不能動化さ
れる。実施の形態では安定化回路2のランプ消灯時の電
圧よりも低くランプ点灯時の電圧よりも高い動作電圧で
動作するものであって、ランプソケット1に接続されて
放電灯を消灯状態から放電開始させるものである。この
始動回路3はランプソケット1内に設けられ、動作電圧
たとえば250V以上で動作する図41と同構成の高圧
トランス3aとイグナイタメイン回路3bからなるイグ
ナイタ回路を用いている。そして、イグナイタメイン回
路3bの入力端の一方は安定化回路2の出力端の一方に
接続されたランプソケット1内の出力線に接続点Aで接
続され、他端は補助電極7に接続される。また高圧トラ
ンス3aの出力端は接続点Aと中央電極5との間に接続
されている。
【0038】図2は始動回路3を示す。図2において、
IN1,IN2は安定化回路2に接続される入力端、C
0 〜C3 はコンデンサ、R1 〜R5 は抵抗、Lはインダ
クタンス、D1 ,D2 はダイオード、SBSは電圧応答
素子、TRは双方向サイリスタ、OUT1 ,OUT2
ランプソケット1の外周電極6および補助電極7に接続
される出力端、OUT3 はランプソケット1の中央電極
5に接続される出力端である。
【0039】無負荷時、安定化回路2はたとえば300
V(40Hz)の矩形波を出力する。始動回路3の入力
端IN1,IN2に安定化回路2より矩形波が印加され
ると、抵抗R1 ,R2 ,コンデンサC1 ,C2 ,ダイオ
ードD1 ,D2 からなる矩形波動作を利用した倍電圧充
電回路によって、コンデンサC1 ,C2 の直列充電電圧
が500V以上になる。コンデンサC1 ,C2 の直列充
電電圧を分圧抵抗R3,R4 で検出し、500Vになっ
た時点でSBSがオンし、トライアックTRをオンさせ
る。このときゲートのエネルギはコンデンサC3 より供
給する。コンデンサC1 ,C2 の電荷がインダクタンス
Lを介して高圧パルストランス3bの1次側に流れ、2
次側に高電圧を発生させる。コンデンサC0 はフィルタ
として機能する。
【0040】放電開始後、安定化回路2は2.6A一定
電流動作(ランプ電圧=0〜29V)から遷移期間を経
て35W定常動作(ランプ電圧≧63V)へ移行する。
インバータ出力電圧はランプ電圧と等しく0V〜120
Vとなる。このように、インバータ出力電圧(ランプ電
圧)が120V以下であるので、コンデンサC1 ,C2
の直列充電電圧は500V以下であり、始動回路3は動
作せず、高圧パルスを発生しない。
【0041】不点の場合、安定化回路2は0.6s後に
安定化回路2が停止するので始動回路3も停止し、高圧
パルスを発生しない。ランプ装着時、安定化回路2に接
続された入力端IN1は、出力端OUT1から外周電極
49bを経て出力端OUT2 の経路で始動回路3のイグ
ナイタメイン回路3bに結線され、始動回路3の回路動
作にしたがって高圧パルスを発生する。
【0042】ランプ非装着時、出力端OUT1,OUT
2が非結線であるため、入力端IN1からの電力は始動
回路3に供給されず、高圧パルスは発生しない。なお、
この始動回路3は出力端OUT3より中央電極5を介し
て放電灯49の中央電極に高圧パルスが印加され、出力
端OUT1,OUT2より外周電極6およひ補助電極7
を介した外周電極49bはほぼアース(最大はインバー
タ出力電圧)であるので安全性が高い。
【0043】手段4は、放電灯のランプソケット1への
装着・未装着に応動して未装着時に始動回路3を不能動
化する。実施の形態では、ランプソケット1に設けられ
て放電灯49が未接続のとき始動回路の入力電圧を動
作電圧以下に低下させるものであり、ランプソケット1
に設けられて始動回路3の入力部の1つに接続された補
助電極7を用い、放電灯49の接続状態で放電等の導電
部を兼用した外周電極49bを通して主電極の1つであ
る外周電極6に接続している。
【0044】図3は図1の内部のランプソケット1のボ
ディ内の配置を示す。ランプソケット1の直ぐ後ろ側に
高圧パルストランス3aを配置し、高圧パルストランス
3aの後ろ側にイグナイタメイン回路3bを構成するプ
リント配線板3cを設けている。3dは安定化回路2等
に接続するハーネスである。図4は車体に適用した状態
を示す。40は車体、41は灯体ハウジング、42はア
ウターレンズ、43は反射板、44は反射板固定ねじ、
45は光軸を調整する反射板エーミング用ボルト、46
は反射板43に固定するイグナイタ付ソケット固定ね
じ、47は灯体ハウジング41に固定するインバータ固
定ねじ、48は電源接続線、41aは灯体カバー、41
bは灯体固定ボルト、3eはコネクタ、1aは放電灯4
9を反射板43に固定するためのランプ固定用金具であ
る。
【0045】図5は車両用前照灯装置の組立順序を示
す。矢印に付した○記号内の符号の順序にしたがって、
組立られる。すなわちまず、,のように安定化回路
2がインバータ固定ねじ47により灯体ハウジング41
に固定される。のようにハーネス3dのコネクタ3e
が灯体ハウジング41内に導かれる。,のように反
射板43が反射板固定ねじ44により固定される。の
ようにアウターレンズ42が車体40に装着される。
のように放電灯49が反射板43に挿入され、のよう
にランプ固定用金具1aで放電灯49を反射板43に固
定する。この金具1aは、板ばねにより構成され、反射
板43のランプ挿入口の係合部と係合し、放電灯49を
反射板43に固定する。,○10のようにランプソケ
ット1を放電灯49に装着するとともにソケット固定ね
じ46で反射板43に固定する。○11のように灯体カ
バー41aを灯体ハウジング41に固定する。○12の
ように灯体固定ボルト41bにより灯体ハウジング41
を車体40に固定する。
【0046】この放電灯点灯装置は、ランプソケット1
に放電灯49が接続されていないときは、始動回路3の
イグナイタメイン回路3bの入力端が動作電圧以下であ
り、電力供給が行なわれないので、高電圧が発生せず、
したがってランプ交換等において安全が図れる。またラ
ンプソケット1に放電灯49が接続されると、外周電極
6、放電灯の導電部である外周電極49bおよび補助電
極7を通してイグナイタメイン回路3bに消灯時の電圧
である300Vの入力電圧が印加され、これは動作電圧
250V以上であるので始動回路3が動作し、これによ
り高電圧が発生し、放電灯が始動可能となる。
【0047】この第1の実施の形態によれば、放電灯が
未接続のとき安定化回路2の入力電圧を動作電圧以下に
低下させる手段4をランプソケット1に設けたため、放
電灯49の未接続時に高電圧が発生しないのでランプソ
ケット1の損傷や事故を未然に防止することができる。
しかもランプソケット1に手段4によるインターロック
機構を構成したため、灯具や安定化回路等に変更を加え
る必要がない。またランプソケット1の各電極の表面に
酸化膜が発生したとしても、各電極に加わる電圧が比較
的高い(たとえば消灯時初期電圧300V)ので高い自
己回復が期待できる。
【0048】この発明の第2の実施の形態を図6により
説明する。すなわち、この放電灯点灯装置は、第1の実
施の形態において、補助電極7をランプソケット1の径
方向における外周電極6の外側に外周電極6に対向して
配置している。ランプソケット1に放電灯の口金を挿入
すると、外周電極6が口金の外周電極に接触すると同時
に、外周電極6が口金の径方向の外方に押される。この
とき外周電極6が補助電極7に接触して始動回路3に電
源を供給できるようになる。
【0049】この発明の第3の実施の形態を図7により
説明する。この放電灯点灯装置は、放電灯49の導電部
を口金49bの中央電極としている。すなわち、第1の
実施の形態において、補助電極7を中央電極5に並設
し、放電灯をランプソケット1に接続することにより、
放電灯の中央電極に補助電極7および中央電極5を共に
接触することにより補助電極7と中央電極5とを接続し
ている。この場合、第1の実施の形態と比較して始動回
路3の高圧トランス3aの2次巻線が外周電極6側に接
続されることとなる。
【0050】この発明の第4の実施の形態を図8により
説明する。すなわち、この放電灯点灯装置は、第1の実
施の形態において、ランプソケット1と始動回路3とを
分離したものであり、両者は3本のリード線10a〜1
0cにより接続されている。この放電灯点灯装置も、図
のように、ランプソケット1の主電極5が始動回路3を
介して安定化回路2の出力端に接続され、主電極6が安
定化回路2の出力端に直接接続されている。
【0051】この発明の第5の実施の形態を図9により
説明する。すなわち、この放電灯点灯装置は、第1の実
施の形態において、始動回路3の高圧トランス3aを2
個の2次巻線12,13に分離し、それぞれ中央電極5
および外周電極6の一方に正側の高電圧が印加され、他
方に負側の高電圧を印加するように電極に対して極性を
考慮して直列に接続している。言い換えれば、ランプソ
ケット1の主電極5,6が始動回路3を介して安定化回
路2の出力端に接続されている。
【0052】一方このようにすると、補助電極7にも高
電圧が印加されることになるので、イグナイタメイン回
路3bの電源入力端子に高電圧が印加されないように高
電圧阻止のためのリアクトル14を補助電極7に直列に
接続している。この発明の第6の実施の形態を図10に
より説明する。すなわち、この放電灯点灯装置は、第5
の実施の形態において、リアクトル14に代えて、外周
電極6に接続する2次巻線12とほぼ同等の電圧が発生
する別の2次巻線16を設け、その外周電極6に現れる
電圧に対して同極性の電圧が補助電極7に発生するよう
に接続している。これにより、第5の実施の形態と同様
に補助電極7に印加される高電圧を打ち消すことができ
るので、イグナイタメイン回路3bの入力端に高電圧が
印加されるのを防止することができる。
【0053】この発明の第7の実施の形態を図11によ
り説明する。すなわち、この放電灯点灯装置は、第1の
実施の形態および第4の実施の形態において、放電灯4
9の導電部となる口金49aの外周電極49bと補助電
極7との接触位置を、外周電極6の口金49aの外周電
極49bとの接触位置よりもランプソケット1の内方側
に寸法dだけ移動したものである。
【0054】この場合、外周電極6が口金49aの外周
電極49bに接触する位置では口金49aの中央電極が
中央電極5に接触するように中央電極5を設定してお
り、また放電灯49がランプソケット1に完全に挿入さ
れた状態では外周電極6と補助電極7がともに口金49
aの外周電極49bに接触する関係に補助電極7等が設
定されている。
【0055】この実施の形態によれば、放電灯49がラ
ンプソケット1に対して外れかけた状態になり、補助電
極7が口金49aの外周電極49bとルーズコンタクト
状態になって、始動回路3の動作が不安定であっても、
高い電圧が印加される外周電極6と中央電極5は必ず放
電灯と接続されている状態にあるため、ランプソケット
1の電極部分での放電現象や始動回路3の入力部への高
電圧の印加などによる損傷や事故を防止することができ
る。
【0056】この実施の形態の変形例として図12に示
すように、第3の実施の形態と同様に補助電極7が中央
電極5に位置する場合であって、補助電極7が中央電極
5よりも内方側に設けているものである。この発明の第
8の実施の形態を図13および図14により説明する。
すなわち、この放電灯点灯装置は、第1の実施の形態等
において、放電灯が未接続のとき始動回路3の入力電圧
を始動回路3の動作電圧以下に低下させる手段4が、放
電灯49がランプソケット1に未接続のとき安定化回路
2の出力に対して閉回路を形成し、放電灯49の接続に
より閉回路を開くようにしている。
【0057】実施の形態では、中央電極5と外周電極6
との間に始動回路3の入力端を接続し、中央電極5とこ
れに接続される始動回路3の入力端の接続点Bとの間に
直列に高圧トランスの2次巻線を接続している。また安
定化回路2の出力端の一方は中央電極5に接続される始
動回路3の接続点Bに接続し、他方はサーキットプロテ
クタ33の板ばねで形成した接点部24,25を介して
外周電極6に接続している。また中央電極5に短絡片1
7を延出し、放電灯の未接続で短絡片17の先端に接触
し放電灯49の接続により口金49aの周壁部の先端に
押圧されて開離する補助電極7aを中央電極5に隣接配
置し、外周電極6と補助電極7aとの間にサーキットプ
ロテクタ33の発熱体21を接続し、サーキットプロテ
クタ33の接点部24に外周電極6を接続し、接点部2
5に安定化回路2の出力端の一方を接続している。
【0058】補助電極7aが発熱体21を介して外周電
極6に接続されるため、放電灯49の未接続状態では、
中央電極5と外周電極6は短絡状態に近い比較的低いイ
ンピーダンスで接続されたこととなる。これによって端
子間電圧は著しく低下し、イグナイタメイン回路3bの
動作電圧以下となるため始動回路3は動作せず、したが
って高電圧が中央電極5に印加されることはない。また
ランプの未接続状態において、安定化回路2の出力によ
り中央電極5から補助電極7aに電流が流れるが、安定
化回路2において最大電流値(たとえば2.6A)を超
えないように制御されているので過電流が流れることは
ない。しかし、安定化回路2を停止しないかぎり、この
電流は流れ続けるため、事故などが発生するおそれがあ
る。そこで、補助電極7aに電流が流れた場合、その電
流によってサーキットプロテクタ33を動作させ安定化
回路2からの出力電力を切断している。
【0059】図14はサーキットプロテクタ33を示
し、接点部24,25は常開状態に設けられている。2
3は発熱体21によって加熱されるバイメタルであり、
接点部25を接点部24に接触した状態に係止する係止
爪27を先端に設けている。26はボディ28の貫通孔
29に往復自在に貫通された再セットボタンであり、接
点部24から開離した接点部25を再セットボタン26
を押圧することにより再接触させる。
【0060】このサーキットプロテクタの図13の状態
は、接点部24,25が接触している状態であり、安定
化回路2の出力は外周電極6に出力される。また安定化
回路2の出力により補助電極7aを流れる電流はサーキ
ットプロテクタ33内の発熱体21を加熱し、バイメタ
ル23を図14の矢印の方向に変形し、係止爪27が接
点板25から離れる。接点板25はばね材で形成されて
いるので、バイメタル23が矢印の方向に変形すると、
接点部24,25は離れ、安定化回路2の出力は切断さ
れる。バイメタル23が冷えて元の位置に戻った段階
で、再セットボタン26を押せば接点部24,25が再
び接触し、バイメタル23の係止爪27が接点部25に
係止して接点部24,25の接触状態を維持する。
【0061】一方、ランプソケット1に放電灯49が接
続されると、補助電極7aと中央電極5とは放電灯49
の口金49aによって開放状態に押し開かれるため、高
電圧の発生が可能となり、放電灯49は始動できる。そ
の他は第1の実施の形態と同様である。なお、サーキッ
トプロテクタ33は前記した実施の形態に限らず電磁式
サーキットプロテクタでもよい。
【0062】この発明の第9の実施の形態を図15によ
り説明する。すなわち、この放電灯点灯装置は、第8の
実施の形態において、補助電極7aおよび中央電極5の
短絡片17をランプソケット1の口金挿入部1aを仕切
る仕切り壁30の内側に配設し、仕切り壁30を貫通す
る絶縁部材31をランプソケット1に挿入される口金4
9aにより押圧することにより、短絡片17と補助電極
7aとを分離するものである。短絡片17と補助電極7
aとを絶縁部材31により分離した状態は、印加される
高電圧に対して十分な絶縁距離が得られるように設定さ
れるものとする。なお、32は絶縁部材31をランプソ
ケット1の放電灯の接続方向に付勢するばねであるが、
引張ばねでもよく、また短絡片17と補助電極7aが相
接触するためのばね力の方が大きいときは圧縮ばねでも
よい。その他は第8の実施の形態と同様である。
【0063】この発明の第10の実施の形態を図16に
より説明する。すなわち、この放電灯点灯装置は、第4
の実施の形態において、ランプソケット1から始動回路
3を分離し別体にしたものである。この場合、ランプソ
ケット1内に高電圧阻止手段のリアクトル14を内蔵し
ておくことにより、リアクトル14から始動回路3への
引回し線10aが低電圧のものでよくなる。
【0064】この発明の第11の実施の形態を図17に
より説明する。すなわち、この放電灯点灯装置は車両用
前照灯装置に適用され、始動回路をランプソケットに一
体に組み込んだもので、ケース101と、イグナイタ回
路ブロック1022と、パルストランス1033とを有
する。ケース101は、ソケット部106,始動回路の
パルストランス収納部107および始動回路のイグナイ
タ回路ブロック収納部108を有する。パルストランス
収納部107およびイグナイタ回路ブロック収納部10
8は、隔壁109すなわち実施の形態ではソケット部1
06により分離されている。ソケット部106におい
て、113,114は放電灯の口金(図示せず)に接触
する電極である。
【0065】イグナイタ回路ブロック102は、イグナ
イタ回路ブロック収納部108に収納され、ウレタンを
実施の形態とする充填材111中に埋め込まれている。
112aはイグナイタ回路ブロック102の電子部品、
112bは配線基板である。パルストランス103は、
イグナイタ回路の一部を構成するものであってパルスト
ランス収納部107に収納され、エポキシ樹脂を実施の
形態とする充填材110中に埋め込まれている。この場
合、隔壁109により充填材110,111の混合が防
止される。
【0066】この実施の形態によれば、ソケット部10
6,パルストランス収納部107およびイグナイタ回路
ブロック収納部108をケース101に設けたため、パ
ルストランス等の専用のケースが不要になるとともに部
品点数を少なくでき、小型で低コストにすることができ
る。またパルストランス収納部107およびイグナイタ
回路ブロック収納部108は、隔壁109で分離されて
いるため、パルストランス収納部107およびイグナイ
タ回路ブロック収納部108の充填材110,111の
混合を防止することができる。
【0067】この発明の第12の実施の形態を図18に
示す。すなわち、この車両用前照灯用装置は、第11の
実施の形態において、ケース101の一面101a側に
パルストランス収納部107を形成し、ケース101の
他面101b側にイグナイタ回路ブロック収納部108
を形成している。またパルストランス収納部107とイ
グナイタ回路ブロック収納部108とを隔壁109によ
り分離している。その他の構成は第11の実施の形態と
同様である。
【0068】この実施の形態によれば、パルストランス
103およびイグナイタ回路ブロック102の収納面を
分けることにより、充填作業中の充填材110,111
の混入を防止することができる。この発明の第13の実
施の形態を図19に示す。すなわち、この車両用前照灯
装置は、第12の実施の形態において、ケース101の
ソケット部106のランプ挿入開口部106aと同じ向
きにパルストランス収納部107の開口を向け、これと
反対向きにイグナイタ回路ブロック収納部108を形成
している。その他は第12の実施の形態と同様である。
【0069】この発明の第14の実施の形態を図20に
示す。すなわち、この車両用前照灯装置は、第13の実
施の形態において、ケース101のソケット部106の
ランプ挿入開口部106aと同じ向きにイグナイタ回路
ブロック収納部108の開口を向け、これと反対面向き
にパルトトランス収納部107を形成している。その他
は第13の実施の形態と同様である。
【0070】この発明の第15の実施の形態を図21に
示す。すなわち、この車両用前照灯装置は、第12の実
施の形態において、ソケット部106がパルストランス
収納部107とイグナイタ回路ブロック収納部108と
の間に設けられている。実施の形態では、パルストラン
ス収納部107およびイグナイタ回路ブロック収納部1
08が、ケース1のソケット部106のランプ挿入開口
部106aと同じ向きに開口を向けている。
【0071】この実施の形態によれば、全体的に重量的
なバランスを取ることができる。その他は第12の実施
の形態と同様である。この発明の第16の実施の形態を
図22に示す。すなわち、この車両用前照灯装置は、第
15の実施の形態において、パルストランス収納部10
7およびイグナイタ回路ブロック収納部108が、ケー
ス101のソケット部106のランプ挿入開口部106
aと反対向きに開口を向けている。その他は第15の実
施の形態と同様である。
【0072】この発明の第17の実施の形態を図23に
示す。すなわち、この車両用前照灯装置は、第12の実
施の形態において、隔壁109はケース101と別体に
形成され、パルストランス収納部107とイグナイタ回
路ブロック収納部108との間に配設されている。実施
の形態では、隔壁109にイグナイタ回路ブロック10
2を固定し、配線基板112bの隔壁109で仕切られ
た一方にイグナイタ回路ブロック102の電子部品11
2aを実装し、他方にパルストランス103を実装して
いる。その他は第12の実施の形態と同様である。
【0073】この実施の形態によれば、第12の実施の
形態の作用効果のほか、パルストランス3とイグナイタ
回路ブロック102をケース101の外部で組立できる
ので、組立性が良くなる。この発明の第18の実施の形
態を図24および図25に示す。すなわち、この車両用
前照灯装置は、第11の実施の形態において、ケース1
01が、ソケット部106のランプ挿入開口部106a
の開口方向に略垂直な方向にイグナイタ回路ブロック収
納部107およびパルストランス収納部108に連通す
る収納用開口101cを有する。
【0074】実施の形態では、ケース101に着脱自在
な蓋115を設け、蓋115の上面にソケット部106
を設けている。またパルストランス103をイグナイタ
回路ブロック102の配線基板112aに装着し、パル
ストランス103が収納用開口101cの奥側すなわち
下側となるようにケース101に共に収納し、パルスト
ランス103についてはエポキシ樹脂を実施の形態とす
る充填材110中に埋込み、イグナイタ回路ブロック1
02についてはウレタン樹脂を実施の形態とする充填材
111中に埋め込んでいる。
【0075】この実施の形態によれば、隔壁109など
が必要でなくなるので部品点数が削減でき、コストダウ
ンが図れるとともにさらに小型化が可能となる。この発
明の第19の実施の形態を図26および図27に示す。
すなわち、この車両用前照灯装置は、第11の実施の形
態において、ケース101が、ソケット部106および
パルストスラン収納部107が一体になった部分101
dと、イグナイタ回路ブロック収納部108とに分割
し、パルストランス103を収納したパルストランス収
納部107およびソケット部106をイグナイタ回路ブ
ロック収納部108に収納しウレタン樹脂を実施の形態
とする充填材111中に埋め込んでいる。
【0076】実施の形態では、ケース101の部分10
1dはソケット部106とパルストランス収納部107
とが反対向きに一体に形成され、パルストランス収納部
107にパルストランス103を収納し、エポキシ樹脂
を実施の形態とする充填材110中に埋め込んでいる。
イグナイタ回路ブロック収納部108はイグナイタ回路
ブロック102および部分101dのパルストランス収
納部107を収納できるスペースを有し、パルストラン
ス収納部107がイグナイタ回路ブロック収納部108
に収納された状態でソケット部106がケース101か
ら突出している。またイグナイタ回路ブロック102の
配線基板112bにパルストランス103が装着され
る。組立は、配線基板112bにパルストランス103
およびイグナイタ回路ブロック102の電子部品112
aを実装した後、イグナイタ回路ブロック収納部108
に収納し、充填材111中にイグナイタ回路ブロック収
納部108を埋め込んでいる。
【0077】その他は、第11の実施の形態と同様であ
る。なお、充填材110はエポキシ樹脂を使用し、充填
材111はウレタン樹脂を使用したが、これらに限定さ
れないものとし、また充填材110,111は同じ材料
であってもよい。この発明の第20の実施の形態を図2
8および図29に示す。すなわち、この車両用前照灯装
置は、点灯回路ブロック203が放電灯201を装着す
るソケット部202を一体に有して、点灯回路ブロック
203の重心をソケット部202のソケット軸213の
後方の延長線213aの下方に設定している。202a
は外側電極、202bは中央電極、204は口金、20
5は安定化回路等に接続するハーネス、206は高圧パ
ルストランス、207はプリント基板、208は電子部
品、209は車体、210は灯体、211は反射板、2
12は取付金具、214は係止突起、230はソケット
部202の放電灯の嵌合部、231は点灯回路ブロック
203の重心位置である。
【0078】この実施の形態によれば、走行時に放電灯
201とソケット部202の嵌合部230の回りに生じ
る重心231による点灯回路ブロック203のモーメン
トは、図29の矢印に示すようになるので、振動に対し
て放電灯201の光軸がずれにくく安定性がよくなると
ともに、点灯回路ブロック203の全体が放電灯201
に接近し灯体210の後方と車体209との間の空間C
を大きくできるので放電灯201の交換作業がやりやす
くなる。さらに点灯回路ブロック203の高圧パルスト
ランス206の高圧出力を最短距離でソケット部202
に伝達できるため効率的であり、かつ高圧ハーネスが不
要なため、放電灯201の交換作業時の安全性が確保さ
れる。さらに重心がソケット軸213の回りにあること
により放電灯201の取付部となる反射板211に対す
る強度的負担を少なくすることができる。
【0079】なお、点灯回路ブロック203の重心をソ
ケット軸213の延長線の下方に設定したが、ソケット
軸213の径方向の下方に設定してもよい。この発明の
第21の実施の形態を図30に示す。すなわち、この車
両用前照灯装置は、第20の実施の形態において、パル
ストランス206をソケット部202の下方に配置する
ことにより、点灯回路ブロック203の重心をソケット
軸213の後方の延長線213aの下方に配置してい
る。
【0080】その他は第20の実施の形態と同様であ
る。なお、この実施の形態の点灯回路ブロック203
は、点灯回路の構成要素のうちイグナイタすなわち始動
回路であったが、点灯回路の全体を含めてもよい。この
発明の第22の実施の形態を図31に示す。すなわち、
この車輛用前照灯装置に適用した放電灯点灯装置は、長
方体状のケース250を略3等分に隔壁251,252
で仕切り、一端のスペースにソケット部253を配設
し、中央のスペースに始動回路のパルストランス254
を配設し、他端のスペースにイグナイタ回路ブロック2
55を配設し、パルストランス254とイグナイタ回路
ブロック255はそれぞれ充填材256,257で充填
されている。
【0081】そして、ランプ装着時、周辺電極258
a,258bはランプ周辺電極によって導通し、安定化
回路のインバータからの入力は一方の周辺電極258a
からランプ周辺電極を経て他方の周辺電極258bを通
じてイグナイタ回路に入力される構成となっている。2
59は中央電極、260は電子部品である。この発明の
第23の実施の形態を図32ないし図38に示す。すな
わち、この車輛用前照灯装置は、円筒状の樹脂成形品の
ケース300内の略中央より若干径方向に偏位した位置
にパワートランス収納部301を形成し、パワートラン
ス収納部301の隣接するスペースの大きい方にソケッ
ト部302を一体に形成し、残りの周辺部をイグナイタ
回路収納部303としている(図34,図35)。パワ
ートランス収納部301において、PT1次巻線326
およびPT2次巻線304が巻線されたPT用ボビン3
05が配置され、ボビン305を一側から囲むようにコ
ア306が設けられ、プリント基板307と接合する1
次側入出力のPT端子308、2次側入力のPT端子3
27および2次側出力のPT高電圧出力部309が設け
られている。このパワートランス収納部301はエポキ
シ真空注型されている。
【0082】ソケット部302は始動回路のプリント基
板307と接続されかつランプ周辺電極と接触する周辺
電極310および補助電極311を周辺に設け、ランプ
中央電極と接触しPT高電圧出力部309と接合する中
央電極312を中央に設けている。また開口の縁部には
ランプピン挿入部313を設けているが、放電灯の各電
極とソケット側の各電極との位置決め用であり、回転嵌
合しない構成すなわちランプピン挿入部313を直線状
のスリットに形成している。イグナイタ回路収納部30
3において、307はプリント基板、314は安定化回
路のコネクタ315を接続するコネクタ受け、316は
トライアック、317はコンデンサ、318はインダク
タンスのコイル、323はSBSである。このイグナイ
タ回路収納部303はシリコン注型されている。
【0083】またケース300の外周の3箇所に反射板
に固定する固定部319を張出している。さらにケース
300の正面を除く周面および背面がノイズシールド用
の導電体で形成したカバー320で被覆されている。た
だし、カバー320には固定部319を突出させる穴部
およびコネクタを挿入する穴部を形成している。321
はコネクタ314のインバータ出力をうける端子325
と並んだアース端子であり、リード部321aでカバー
320を接地している。322は中央電極312と周辺
電極310および補助電極311との絶縁を確保するた
めの絶縁壁である。
【0084】この発明の第24の実施の形態を図39な
いし図41に示す。すなわち、この車輛用前照灯装置
は、第23の実施の形態とほぼ共通するが、相違点は、
ケース300とソケット部302が別体に形成され、ソ
ケット部302がケース300に取付手段により取付け
られている。またソケット部302においてランプピン
挿入部313が略L字形のスリットに形成されてランプ
ピンを回転係止し、全体の重量を保持するようにしてい
る。さらにコネクタ314をケース300の軸方向では
なく径方向に向けている。また固定部319が省略され
ている。
【0085】なお、この発明において、前記した各実施
の形態を相互に組み合わせることが可能な場合がある。
また、安定化回路2として、前記した実施の形態のよう
に放電灯の放電開始前後で電圧を変化するものだけでな
く、安定化回路2を定電圧動作させ、ランプ電圧の変化
を直列に挿入したインピーダンスで負担させる方式もあ
る。
【0086】
【発明の効果】請求項1記載の放電灯点灯装置によれ
ば、放電灯が未装着のとき始動回路を不能動化する手段
を設けたため、放電灯の未装着時に高電圧を発生しない
のでランプソケットの損傷や事故を未然に防止すること
ができる。しかもランプソケットに前記手段によるイン
ターロック機構を構成したため、灯具や安定化回路等に
変更を加える必要がない。一方ランプソケットの各電極
の表面に酸化膜が発生したとしても、各電極に加わる電
圧を高くすることにより高い自己回復が期待できる。
【0087】請求項2記載の放電灯点灯装置によれば、
放電灯が未接続のとき始動回路の入力電圧を動作電圧以
下に低下させる手段をランプソケットに設けたため、放
電灯の未接続時に高電圧が発生しないのでランプソケッ
トの損傷や事故を未然に防止することができる。しかも
ランプソケットに前記手段によるインターロック機構を
構成したため、灯具や安定化回路等に変更を加える必要
がない。一方ランプソケットの各電極の表面に酸化膜が
発生したとしても、各電極に加わる電圧が比較的高いの
で高い自己回復が期待できる。
【0088】 請求項の放電灯点灯装置によれば、請求
項1または請求項2と同効果がある。請求項の放電灯
点灯装置によれば、請求項1または請求項2と同効果が
ある。請求項の放電灯点灯装置によれば、請求項1、
請求項2、請求項3または請求項4と同効果がある。
【0089】請求項の放電灯点灯装置によれば、請求
項1、請求項2、請求項3または請求項4の効果のほ
か、始動回路の入力側に高電圧が印加されるのを防止す
ることができる。請求項の放電灯点灯装置によれば、
請求項と同効果がある。請求項の放電灯点灯装置に
よれば、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請
求項5、請求項6または請求項7の効果のほか、放電灯
がランプソケットに対して外れかけた状態になり、補助
電極が口金の外周電極とルーズコンタクト状態になっ
て、始動回路の動作が不安定であっても、高い電圧が印
加される外周電極と中央電極は必ず放電灯と接続されて
いる状態にあるため、ランプソケットの電極部分での放
電現象や始動回路の入力部への高電圧の印加などによる
損傷や事故を防止することができる。
【0090】請求項9の放電灯点灯装置によれば、請求
項1と同効果がある。請求項10の放電灯点灯装置によ
れば、請求項2と同効果がある。請求項11記載の放電
灯点灯装置によれば、請求項1、請求項2、請求項3、
請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、
請求項9または請求項10と同効果がある。
【0091】請求項12記載の放電灯点灯装置によれ
ば、請求項11の効果のほか、高電圧阻止手段から始動
回路への引回し線が低電圧のものでよくなる。請求項1
3記載の放電灯点灯装置によれば、請求項1、請求項
2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項
7、請求項8、請求項9または請求項10と同効果があ
る。
【0092】請求項14記載の放電灯点灯装置によれ
ば、請求項13の効果のほか、ソケット部,パルストラ
ンス収納部およびイグナイタ回路ブロック収納部をケー
スに設けたため、パルストランス等の専用のケースが不
要になるとともに部品点数を少なくでき、小型で低コス
トにすることができる。請求項15記載の放電灯点灯装
置によれば、請求項14の効果のほか、パルストランス
収納部およびイグナイタ回路ブロック収納部の充填材の
混合を防止することができる。
【0093】請求項16記載の放電灯点灯装置によれ
ば、請求項15の効果のほか、パルストランスおよびイ
グナイタ回路ブロックの収納面を分けることにより、充
填作業中の充填材の混入を防止することができる。請求
項17記載の放電灯点灯装置によれば、請求項16と同
効果がある。請求項18記載の放電灯点灯装置によれ
ば、請求項16と同効果がある。
【0094】請求項19記載の放電灯点灯装置によれ
ば、請求項15の効果のほか、重量的なバランスが良好
にすることができる。請求項20記載の放電灯点灯装置
によれば、請求項19と同効果がある。請求項21記載
の放電灯点灯装置によれば、請求項19と同効果があ
る。請求項22記載の放電灯点灯装置によれば、請求項
15の効果のほか、パルストランスとイグナイタ回路ブ
ロックをケースの外部で組立でき、組立性が良くなる。
【0095】請求項23記載の放電灯点灯装置によれ
ば、請求項14の効果のほか、パルストランスおよびイ
グナイタ回路ブロックを順次収納し各々において充填材
中に埋設するすることにより、隔壁が必要でなくなるの
でコストダウンが図れるとともにさらに小型化が可能と
なる。請求項24記載の放電灯点灯装置によれば、請求
項14と同効果がある。
【0096】請求項25記載の放電灯点灯装置によれ
ば、請求項13の効果のほか、振動に対して放電灯の光
軸がずれにくく安定性がよくなるとともに、点灯回路ブ
ロックの全体が放電灯に接近し灯体の後方と車体との間
の空間を大きくできるので放電灯の交換作業がやりやす
くなる。さらに点灯回路ブロックの高圧トランスの高圧
出力を最短距離でソケット部に伝達できるため効率的で
あり、かつ高圧ハーネスが不要なため、放電灯の交換作
業時の安全性が確保される。さらに重心がソケット軸の
回りにあることにより放電灯の取付部となる反射板に対
する強度的負担を少なくすることができる。
【0097】請求項26記載の放電灯点灯装置によれ
ば、請求項25と同様な効果がある。請求項27記載の
ランプソケットによれば、請求項1と同様な効果があ
る。 請求項28記載のランプソケットによれば、請求項
27と同様な効果がある。 請求項29記載のランプソケ
ットによれば、請求項28と同様な効果がある。 請求項
30記載のランプソケットによれば、請求項28と同様
な効果がある。 請求項31記載のランプソケットによれ
ば、請求項28と同様な効果がある。 請求項32記載の
ランプソケットによれば、請求項27と同様な効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の説明図である。
【図2】始動回路の回路図である。
【図3】放電灯を外し、始動回路を組み込んだランプソ
ケットの断面図である。
【図4】放電灯点灯装置を車体に適用した状態の車体の
部分断面図である。
【図5】その組立を説明する説明図である。
【図6】第2の実施の形態の部分断面図である。
【図7】第3の実施の形態の部分断面図である。
【図8】第4の実施の形態の説明図である。
【図9】第5の実施の形態の説明図である。
【図10】第6の実施の形態の説明図である。
【図11】第7の実施の形態の部分断面図である。
【図12】その変形例の部分断面図である。
【図13】第8の実施の形態の説明図である。
【図14】サーキットプロテクタの概略断面図である。
【図15】第9の実施の形態の部分断面図である。
【図16】第10の実施の形態の説明図である。
【図17】第11の実施の形態の断面図である。
【図18】第12の実施の形態の断面図である。
【図19】第13の実施の形態の断面図である。
【図20】第14の実施の形態の断面図である。
【図21】第15の実施の形態の断面図である。
【図22】第16の実施の形態の断面図である。
【図23】第17の実施の形態の断面図である。
【図24】第18の実施の形態の分解断面図である。
【図25】その組立状態の断面図である。
【図26】第19の実施の形態の分解断面図である。
【図27】その組立状態の断面図である。
【図28】第20の実施の形態の放電灯を外した状態の
断面図である。
【図29】その点灯回路ブロックを車体に取付けた状態
の断面図である。
【図30】第21の実施の形態の放電灯を外した状態の
断面図である。
【図31】第22の実施の形態の断面図である。
【図32】第23の実施の形態の放電灯装着側を正面に
みた正面図である。
【図33】その断面図である。
【図34】カバーを破断した状態の背面図である。
【図35】ケースの背面図である。
【図36】ケースにプリント基板を取付けてカバーを破
断した状態の背面図である。
【図37】ケースに高圧パルストランスを取付けた状態
の背面図である。
【図38】ケースに電極を取付けカバーを破断した状態
の背面図である。
【図39】第24の実施の形態の放電灯装着側を正面に
みた正面図である。
【図40】その断面図である。
【図41】カバーを破断した状態の背面図である。
【図42】第1の従来例の説明図である。
【図43】放電灯の一部破断側面図である。
【図44】ランプソケットの一部破断側面図である。
【図45】放電灯を外したランプソケットおよび始動回
路を示す断面図である。
【図46】この放電灯点灯装置を車体に取付けた状態の
車体の部分断面図である。
【図47】第2の従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 ランプソケット 2 安定化回路 3 始動回路 3a 高圧トランス 4 手段 5 中央電極 6 外周電極 7 補助電極 14 高圧阻止手段のリアクトル 49 放電灯 49a 口金 101 ケース 102 イグナイタ回路ブロック 103 パルストランス 106 ソケット部 107 パルストランス収納部 108 イグナイタ回路ブロック収納部 109 隔壁 201 放電灯 202 ソケット部 203 点灯回路ブロック 213 ソケット軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H05B 41/00 (72)発明者 丸山 亮介 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−76965(JP,A) 特開 平5−275182(JP,A) 特開 平5−275181(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 41/24 B60Q 1/04 F21S 8/10 F21V 23/00 F21V 25/00 H05B 41/00

Claims (32)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電灯を接続するランプソケットと、電
    源に接続され前記ランプソケットに電圧を出力する安定
    化回路と、この安定化回路と前記ランプソケットとの間
    に接続されて前記放電灯の放電開始前には能動化され前
    記放電灯の放電の開始に必要な高電圧を発生して前記放
    電灯を放電させるとともに放電開始後には不能動化され
    る始動回路と、前記放電灯の前記ランプソケットへの装
    着・未装着に応動して未装着時に前記始動回路を不能動
    化する手段とを備え 前記ランプソケットは一対の主電極を有し少なくとも一
    方の主電極が前記安定化回路の出力端に前記始動回路を
    介して接続され、前記始動回路の入力部の一方は前記一
    方の主電極に接続される前記安定化回路の出力端に接続
    され、 前記手段は、前記ランプソケットに設けられて前記始動
    回路の入力部の他方に接続された補助電極を有して、こ
    の補助電極が前記放電灯の接続状態で前記放電灯の導電
    部により他方の主電極に接続されるように構成されてい
    放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】 放電灯を接続するランプソケットと、こ
    のランプソケットに接続されて前記放電灯を安定点灯す
    るものであってランプ消灯時にはランプ点灯時に比べて
    高い電圧を発生する安定化回路と、この安定化回路のラ
    ンプ消灯時の電圧よりも低くランプ点灯時の電圧よりも
    高い動作電圧で動作するものであって前記ランプソケッ
    トに接続されて前記放電灯を消灯状態から放電開始させ
    る始動回路と、前記ランプソケットに設けられて前記放
    電灯が未接続のとき前記始動回路の入力電圧を前記動作
    電圧以下に低下させる手段とを備え 前記ランプソケットは一対の主電極を有し少なくとも一
    方の主電極が前記安定化回路の出力端に前記始動回路を
    介して接続され、前記始動回路の入力部の一方は前記一
    方の主電極に接続される前記安定化回路の出力端に接続
    され、 前記手段は、前記ランプソケットに設けられて前記始動
    回路の入力部の他方に接続された補助電極を有して、こ
    の補助電極が前記放電灯の接続状態で前記放電灯の導電
    部により他方の主電極に接続されるように構成されてい
    放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】 前記放電灯の導電部が口金の外周電極で
    ある請求項1または 請求項2記載の放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】 前記放電灯の導電部が口金の中央電極で
    ある請求項1または請求項2記載の放電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】 前記ランプソケットの一方の主電極が前
    記始動回路を介して前記安定化回路の出力端に接続さ
    れ、他方の主電極が前記安定化回路の出力端に直接接続
    されている請求項1、請求項2、請求項3または請求項
    記載の放電灯点灯装置。
  6. 【請求項6】 前記ランプソケットの前記一対の主電極
    は、いずれも前記始動回路を介して前記安定化回路の出
    力端に接続されてそれぞれ正負異なる高電圧が印加され
    るように構成されるとともに、前記補助電極に高電圧阻
    止手段を接続した請求項1、請求項2、請求項3または
    請求項4記載の放電灯点灯装置。
  7. 【請求項7】 前記高電圧阻止手段が、前記始動回路の
    高圧トランスに設けられ、前記他方の主電極が印加され
    る高電圧と同極性で略等しい高電圧を発生する2次巻線
    である請求項記載の放電灯点灯装置。
  8. 【請求項8】 前記補助電極は、前記放電灯の接続状態
    で前記放電灯の導電部に接続されるものであって、その
    接触位置は前記他方の主電極と前記放電灯の導電部との
    接触位置よりも前記ランプソケットの内方側にあるよう
    にした請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求
    項5、請求項6または請求項7記載の放電灯点灯装置。
  9. 【請求項9】 放電灯を接続するランプソケットと、電
    源に接続され前記ランプソケットに電圧を出力する安定
    化回路と、この安定化回路と前記ランプソケットとの間
    に接続されて前記放電灯の放電開始前には能動化され前
    記放電灯の放電の開始に必要な高電圧を発生して前記放
    電灯を放電させるとともに放電開始後には不能動化され
    る始動回路と、前記放電灯の前記ランプソケットへの装
    着・未装着に応動して未装着時に前記始動回路を不能動
    化する手段とを備え、 前記手段は、前記放電灯が前記ランプソケットに未接続
    のとき前記安定化回路の出力に対して閉回路を形成し、
    前記放電灯の接続により閉回路を開く構成を有する放
    灯点灯装置。
  10. 【請求項10】 放電灯を接続するランプソケットと、
    このランプソケット に接続されて前記放電灯を安定点灯
    するものであってランプ消灯時にはランプ点灯時に比べ
    て高い電圧を発生する安定化回路と、この安定化回路の
    ランプ消灯時の電圧よりも低くランプ点灯時の電圧より
    も高い動作電圧で動作するものであって前記ランプソケ
    ットに接続されて前記放電灯を消灯状態から放電開始さ
    せる始動回路と、前記ランプソケットに設けられて前記
    放電灯が未接続のとき前記始動回路の入力電圧を前記動
    作電圧以下に低下させる手段とを備え、 前記手段は、前記放電灯が前記ランプソケットに未接続
    のとき前記安定化回路の出力に対して閉回路を形成し、
    前記放電灯の接続により閉回路を開く構成を有する放
    灯点灯装置。
  11. 【請求項11】 前記始動回路は、前記ランプソケット
    とは別体に構成されている請求項1、請求項2、請求項
    3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項
    8、請求項9または請求項10記載の放電灯点灯装置。
  12. 【請求項12】 補助電極に接続された前記高電圧阻止
    手段が前記ランプソケットに一体に組み込まれた請求項
    11記載の放電灯点灯装置。
  13. 【請求項13】 前記始動回路は前記ランプソケットに
    一体に組み込まれて構成されている請求項1、請求項
    2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項
    7、請求項8、請求項9または請求項10記載の放電灯
    点灯装置。
  14. 【請求項14】 ソケット部,パルストランス収納部お
    よびイグナイタ回路ブロック収納部を有するケースを設
    け、前記始動回路は、前記パルストランス収納部に収納
    され充填材中に埋め込まれたイグナイタ回路の一部を構
    成するパルストランスと、前記イグナイタ回路ブロック
    収納部に収納され充填材中に埋め込まれたイグナイタ回
    路ブロックとを有する請求項13記載の放電灯点灯装
    置。
  15. 【請求項15】 前記パルストランス収納部およびイグ
    ナイタ回路ブロック収納部は、隔壁で分離されている請
    求項14記載の放電灯点灯装置。
  16. 【請求項16】 前記ケースの一面側に前記パルストラ
    ンス収納部を形成し、前記ケースの他面側に前記イグナ
    イタ回路ブロック収納部を形成した請求項15記載の放
    電灯点灯装置。
  17. 【請求項17】 前記ケースの前記ソケット部のランプ
    挿入開口部と同じ向きに前記パルストランス収納部の開
    口を向けている請求項16記載の放電灯点灯装置。
  18. 【請求項18】 前記ケースの前記ソケット部のランプ
    挿入開口部と同じ向きに前記イグナイタ回路ブロック収
    納部の開口を向けている請求項16記載の放電灯点灯装
    置。
  19. 【請求項19】 前記ソケット部は前記パルストランス
    収納部と前記イグナイタ回路ブロック収納部との間に設
    けられている請求項15記載の放電灯点灯装置。
  20. 【請求項20】 前記パルストランス収納部および前記
    イグナイタ回路ブロック収納部は、前記ケースの前記ソ
    ケット部のランプ挿入開口部と同じ向きに開口を向けて
    いる請求項19記載の放電灯点灯装置。
  21. 【請求項21】 前記パルストランス収納部および前記
    イグナイタ回路ブロック収納部は、前記ケースの前記ソ
    ケット部のランプ挿入開口部と反対向きに開口を向けて
    いる請求項19記載の放電灯点灯装置。
  22. 【請求項22】 前記隔壁は、前記ケースと別体に形成
    されている請求項15記載の放電灯点灯装置。
  23. 【請求項23】 前記ケースは、前記ソケット部のラン
    プ挿入開口部の開口方向に略垂直な方向に前記イグナイ
    タ回路ブロック収納部および前記パルストランス収納部
    に連通する収納用開口を有する請求項14記載の放電灯
    点灯装置。
  24. 【請求項24】 前記ケースは、前記ソケット部および
    前記パルストスラン収納部が一体になった部分と、前記
    イグナイタ回路ブロック収納部とに分割し、前記パルス
    トランスを収納したパルストランス収納部および前記ソ
    ケット部を前記イグナイタ回路ブロック収納部に収納し
    充填材中に埋め込まれている請求項14記載の放電灯点
    灯装置。
  25. 【請求項25】 前記始動回路はその重心を前記ランプ
    ソケットのソケット軸の後方の延長線の下方に設定して
    いる請求項13記載の放電灯点灯装置。
  26. 【請求項26】 前記始動回路はイグナイタであり、前
    記イグナイタのパルストランスを前記ランプソケットの
    下方に配置することにより、前記イグナイタの重心を前
    記ソケット軸の後方の延長線の下方に配置した請求項2
    5記載の放電灯点灯装置。
  27. 【請求項27】 ランプの一方の電極に接触する第1の
    電極の出力部と、ランプの他方の電極に接触する第2の
    電極の出力部と、前記第1の電極および前記第2の電極
    の一方に接続される第3の電極の出力部とを備えたラン
    プソケット。
  28. 【請求項28】 前記第3の電極はランプ装着状態にお
    いて、前記第1の電極および前記第2の電極の一方に接
    続される請求項27記載のランプソケット。
  29. 【請求項29】 前記第3の電極はランプの電極を介し
    て、前記第1の電極および前記第2の電極の一方に接続
    される請求項28記載のランプソケット。
  30. 【請求項30】 前記第3の電極はランプ装着状態にお
    いて、前記第1の電極および前記第2の電極の一方が移
    動することにより接続される請求項28記載のランプソ
    ケット。
  31. 【請求項31】 前記第3の電極はランプ装着時に、前
    記第1の電極および前記第2の電極の少なくとも一方よ
    り後に接続される請求項28記載のランプソケット。
  32. 【請求項32】 前記第3の電極はランプ非装着状態に
    おいて、前記第1の電極および前記第2の電極の一方に
    接続される請求項27記載のランプソケット。
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