JP3291275B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JP3291275B2
JP3291275B2 JP28015799A JP28015799A JP3291275B2 JP 3291275 B2 JP3291275 B2 JP 3291275B2 JP 28015799 A JP28015799 A JP 28015799A JP 28015799 A JP28015799 A JP 28015799A JP 3291275 B2 JP3291275 B2 JP 3291275B2
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps

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  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放電灯点灯装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平8−298190号公報に見られ
る従来の放電灯点灯装置は、図7に示すような構成を有
する。すなわち、直流電源50を電源とし、放電灯52
が必要とする電圧および電力に制御し、交流に変換する
とともに安定化するインバータ回路からなる点灯回路5
1と、放電灯52を始動するために必要な高電圧(例え
ば20kV)を発生させるための始動回路53と、放電
灯52を支持する灯具54とを備えている。
【0003】このように構成される放電灯点灯装置は、
放電灯52の未接続状態において、放電灯点灯装置を動
作させると、始動回路53で発生させた高電圧(例えば
20kV)のため、放電灯52が接続される電極間で放
電する現象がおきる。
【0004】これを防止するための他の従来例として同
じく特開平8−298190号公報に開示されている放
電灯点灯装置を図8に示す。図8においてランプソケッ
ト1は、ソケット部1aの後部の筐体内にパルストラン
ス2aとパルストランス2aの1次巻線2Qにパルス電
圧を発生させるイグナイタメイン回路2bとで構成され
る始動回路2を内蔵し、直流電源9を交流に変換するイ
ンバータ回路からなる点灯回路5の一方の出力線4aを
ソケット部1a外周の外周電極6に、また他方の出力線
4bを始動回路2のパルストランス2aの2次巻線2P
を介して、ソケット部1a中央の中央電極7に接続し、
イグナイタメイン回路2bは電力供給を受けるための一
対の電源端の一方を点灯回路5とパルストランス2aの
2次巻線2Pとの接続点に、他方をランプソケット部1
aの補助電極8に接続した構成となっている。この従来
例の構成は放電灯(図示せず)がソケット部1aに装着
されたとき、放電灯の導電部を通して外周電極6に補助
電極8が接続されてイグナイタメイン回路2bに点灯回
路5から電力が供給され、始動回路2が動作し、放電灯
が未装着の場合にはイグナイタメイン回路2bには電力
が供給されず、始動回路2が動作しないようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の図8に示す放電
灯点灯装置は、放電灯が装着されない状態では始動回路
2が動作しないため、図7に示すものに比べて安全であ
るが、始動回路2のイグナイタメイン回路2bへの電力
供給は点灯回路5の出力電圧がそのまま印加される構成
であるため、始動回路2のイグナイタメイン回路2bに
印加される電圧を任意に選ぶことができず(例えば特開
平6−349586号公報に見られるような点灯回路
(図9参照)では、点灯回路から供給される電圧の2倍
の電圧がパルストランスの1次側に印加される。)、高
圧パルスを発生させるパルストランス2aとして巻数比
の大きなものが必要となり、その結果パルストランス2
aの形状が大きくなものとなる。或いは始動回路2内に
昇圧回路を設ける必要があり、結果として電子部品の数
が多くなり、大きな収納スペースを占有することにな
る。
【0006】よって、上記のような理由で、始動回路内
蔵型のランプソケット(ソケット)内部に重いパルスト
ランスが内蔵されたり、ランプソケットの形状が大きく
なったりした場合、車両用前照灯装置としては特開平8
−315630号公報に示されるように、走行時の振動
により放電灯の光軸ずれが起きやすく、光軸の安定を阻
害する要因となる。また、ランプソケットを小型にでき
ないためにコストアップの要因にもなる。
【0007】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的はソケットの小型化、軽量化および低コ
スト化の可能な放電灯点灯装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、放電灯と、該放電灯を点灯させ
る点灯回路と、前記放電灯を点灯に至らしめる始動回路
を含み前記放電灯を装着するためのソケットとを備え、
前記点灯回路は、前記ソケットに接続されてこのソケッ
トを介して前記放電灯に安定点灯用の電力を送電するた
めの一対の出力線を備えているほか、前記ソケットに接
続されてこのソケットに含まれる始動回路に電力を送電
するための電力供給線を備え、前記放電灯が前記ソケッ
トに装着されたときに、前記放電灯に安定点灯用の電力
を送電するための一対の出力線の一方が、前記始動回路
を介して、前記始動回路に電力を送電するための電力供
給線へ接続され、前記始動回路に直流電力供給する
電手段を付設して成ることを特徴とする。
【0009】よって、放電灯がソケットに未接続である
とき、始動回路に電力が供給されず、ソケットの電極間
に高圧パルスが発生しないため、ソケットの損傷や事故
を防止することが可能で、かつ、始動回路へ電力を供給
する電力供給線を放電灯を安定点灯させる点灯出力用の
一対の出力線とは別に新たに設けたため、始動回路へ供
給する電力を任意に設定することが可能となり、その供
給電力を好適に設定することで、高圧パルスを発生させ
るために始動回路が大型化や重量化されることを防止し
低コスト化を図ることが可能となる。
【0010】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、前記始動回路への電力供給線には、前記点灯
回路から出力線の何れか一方を介して直流電圧が印加さ
れることを特徴とする。よって、一対に出力線の何れか
一方を共用化することができる。
【0011】また、請求項3の発明は、請求項2の発明
において、前記始動回路への電力供給線に印加される直
流電圧は、前記放電灯に高圧パルスを発生させるための
パルストランスへ電力を供給することを特徴とする。よ
って、放電灯に高圧パルスを発生させることができる。
【0012】また、請求項4の発明は、請求項2又は請
求項3の発明において、前記点灯回路はブリッジ回路を
有し、前記直流電圧には前記ブリッジ回路の出力電圧が
含まれるように前記ブリッジ回路を制御したことを特徴
とする。よって、始動回路へ供給される直流電圧を大き
くすることができる。
【0013】また、請求項5の発明は、請求項4の発明
において、前記ブリッジ回路の出力電圧がそれを収納す
る筐体に対して負電位となるようにしたことを特徴とす
る。よって、放電灯を筐体に対して負電位で点灯するこ
とが可能となり、放電灯の寿命が長くなる。
【0014】また、請求項6の発明は、請求項1から請
求項5のいずれかに記載の発明において、前記始動回路
は半導体素子からなるスイッチング素子を有し、該スイ
ッチング素子のスイッチング動作を介して始動回路に高
圧パルスが発生することを特徴とする。本構成は、始動
回路の望ましい実施態様である。
【0015】また、請求項7の発明は、請求項1から請
求項5のいずれかに記載の発明において、前記始動回路
はスパークギャップなるスイッチング素子を有し、該ス
イッチング素子のスイッチング動作を介して始動回路に
高圧パルスが発生することを特徴とする。本構成は、始
動回路の望ましい実施態様である。
【0016】また、請求項8の発明は、請求項1から請
求項7のいずれかに記載の発明において、前記点灯回路
および前記始動回路および前記ソケットが一体となった
ことを特徴とする。本構成は、放電灯点灯装置の望まし
い実施態様である。
【0017】また、請求項9の発明は、請求項1から請
求項8のいずれかに記載の発明において、前記給電手段
が前記放電灯の電極のいずれかを介して前記始動回路へ
電力を供給することを特徴とする。よって、放電灯がソ
ケットへ装着されたときのみ始動回路に電力が供給され
ることが可能となる。
【0018】また、請求項10の発明は、請求項1から
請求項8のいずれかに記載の発明において、前記給電手
段が前記放電灯の電極以外の導電性物質を介して前記始
動回路へ電力を供給することを特徴とする。よって、放
電灯がソケットへ装着されたときのみ始動回路に電力が
供給されることが可能となる。
【0019】また、請求項11の発明は、請求項1から
請求項8のいずれかに記載の発明において、前記給電手
段は前記放電灯が前記ソケットに装着されたときにソケ
ット内部に設けられたスイッチ機構の切り換わることで
前記始動回路へ電力を供給することを特徴とする。よっ
て、放電灯がソケットへ装着されたときのみ始動回路に
電力が供給されることが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本発明の実施形態
1を図1、図2を用いて説明する。図1において従来例
を示す図8と同じものには同じ符号を付している。図1
では放電灯を点灯させる点灯回路5と放電灯が装着され
るソケットであるランプソケット1との間に、放電灯を
安定点灯させる点灯出力用の一対の出力線4a,4bが
接続されている点は図8と同じであるが、新たに始動回
路2に電力を供給し、出力線4a,4bとともに給電手
段を構成する電力供給線10が接続されている点が図8
と異なる。また、図8ではイグナイタメイン回路2bの
一対の電源端の一方が、点灯回路5からの出力線4bと
パルストランス2aの2次巻線2Pとの接続点に接続さ
れているのに対して、図1ではその電源端の一方が電力
供給線10と接続されている点も異なる。ここで、上記
した一対の出力線4a,4b間には、放電灯の始動時に
例えば300〜400V程度の電圧が印加される。ま
た、始動回路2は図8と同様、パルストランス2aとイ
グナイタメイン回路2bにより構成され、ランプソケッ
ト1の内部に配置される。
【0021】図1で示すランプソケット1のソケット部
1aには、図2に示す放電灯が装着される。放電灯22
は、図2に示すように、口金部29、ランプソケット1
の中央電極7が接触する口金部29の中央電極25、ラ
ンプソケット1の外周電極6と補助電極8が接触する口
金部29の外周電極26、口金部29の外周面に設けら
れランプソケット1に放電灯22を保持するための固定
ピン27、中央電極25の外周に位置する周壁部28を
有している。
【0022】ランプソケット1の補助電極8は、外周電
極6と同構成であり中心電極7を中心に外周電極6と同
心円上に設けられており、外周電極6と補助電極8とは
放電灯22の口金部29がランプソケット1に装着され
たとき、口金部29の外周電極26により相接続される
ようになっている。また、放電灯22の口金部29をラ
ンプソケット1に差込回転させることにより、上記固定
ピン27を固定し放電灯をランプソケット1に保持する
取り付けスリット19がランプソケット1に設けられて
いる。
【0023】この放電灯22がランプソケット1に装着
された状態では、点灯回路5からの出力線4bは始動回
路2のパルストランス2aの2次巻線2P、中央電極7
を介して放電灯22に接続され、点灯回路5からの出力
線4aは外周電極6を介して放電灯22と接続される。
【0024】また、放電灯22がランプソケット1に接
続された状態では、上記したようにランプソケット1の
外周電極6と補助電極8とが、放電灯22の口金部29
の外周電極26により相接続されるため、点灯回路5→
電力供給線10→イグナイタメイン回路2b→補助電極
8→放電灯22の外周電極26→外周電極6→出力線4
a→点灯回路5の経路で始動回路2のイグナイタメイン
回路2bに直流電圧が供給され、パルストランス2aを
介して放電灯22の中央電極25と外周電極26の電極
間に高圧パルスを印加することで、放電灯22を放電に
至らしめる。このように、始動回路2への電力供給線1
0には、点灯回路5から出力線4aを介して直流電圧が
印加され、この直流電圧は放電灯22に高圧パルスを発
生させるためのパルストランス2aに電力を供給する。
【0025】上記のように構成することで、ランプソケ
ット1に放電灯22が装着されていない場合は、始動回
路2のイグナイタメイン回路2bに電圧が印加されない
ため、高圧パルスは発生せず、無負荷時においても安全
であり、一方、ランプソケット1に放電灯22が装着さ
れると、上記したように、放電灯22の始動が可能とな
る。
【0026】本実施例によれば、放電灯がランプソケッ
ト1に未接続であるとき、始動回路2に電力が供給され
ず、ランプソケット1の電極間に高圧パルスが発生しな
いため、ランプソケット1の損傷や事故を防止すること
が可能で、かつ、始動回路2へ電力を供給する供給線を
出力線4a,4bとは別に新たに設けたため、始動回路
2へ供給する電力を点灯回路5内で任意に設定すること
が可能となり、その供給電力を好適に設定することで、
高圧パルス発生用のパルストランス2aの昇圧比(巻数
比)が大きくならないように設定でき、パルストランス
2aの小型化、軽量化、低コスト化を図ることができ、
それを内蔵するランプソケット1の小型化、軽量化、低
コスト化を可能とすることができる。
【0027】(実施形態2)次に本発明の実施形態2を
図3を用いて説明する。図3において図1の実施形態と
同じものには同じ符号を付し重複する部分の説明を省略
する。図3では、図1の点灯回路5の内部構成として次
のように構成されている。まず、直流電源9の両端にフ
ライバックトランスT1の1次巻線N1とスイッチング
素子S0の直列回路が接続されており、フライバックト
ランスT1の2次巻線N2の一端はダイオードD1のカ
ソードに接続され、2次巻線N2の他端はフライバック
トランスT1の3次巻線N3に接続されるとともに、2
次巻線N2の他端とダイオードD1のアノード間にはコ
ンデンサC1が接続されている。また、フライバックト
ランスT1の3次巻線N3の2次巻線N2と接続されて
いない一端にはダイオードD2のアノードが接続され、
3次巻線N3の他端とダイオードD2のカソードの間に
はコンデンサC2が接続されている。ここで、フライバ
ックトランスT1の3次巻線N3とダイオードD2とコ
ンデンサC2により直流電圧回路11が構成される。
【0028】コンデンサC1の両端にはスイッチング素
子S1とスイッチング素子S3の直列回路とスイッチン
グ素子S2とスイッチング素子S4の直列回路が接続さ
れており、スイッチング素子S1とスイッチング素子S
3の接続点からは出力線4aが出力され、ランプソケッ
ト1の外周電極6へ接続され、スイッチング素子S2と
スイッチング素子S4の接続点から出力線4bが出力さ
れ、始動回路2のパルストランス2aの2次巻線2Pに
接続されている。ここで、スイッチング素子S1〜S4
によりブリッジ回路FBが構成され、スイッチング素子
S1〜S4は制御部18によりスイッチング制御され
る。
【0029】また、ダイオードD2とコンデンサC2の
接続点は抵抗R1の一端に接続され、抵抗R1の他端は
始動回路2への電力供給線10として始動回路2のイグ
ナイタメイン回路2bに接続されている。尚、直流電源
9の負側がグランドFGに接続されている。
【0030】このように構成された放電灯点灯装置の動
作を説明する。直流電源9はフライバックトランスT
1、スイッチング素子S0、ダイオードD1、コンデン
サC1によって構成されるDC/DCコンバータのスイ
ッチング素子S0のスイッチング動作により、ブリッジ
回路FBの両端(コンデンサC1の両端)に所定の電圧
(放電灯始動時には300〜400V)を発生させる。
このとき、フライバックトランスt1の3次巻線N3を
介してコンデンサC2にも所定の電圧が発生する。
【0031】ここで、放電灯の始動時にはブリッジ回路
FBのスイッチング素子S2,S3がオンするよう制御
部18により制御され、ランプソケット1の中央電極7
と外周電極6との間には放電灯始動時に必要な所定の電
圧が印加される。このとき、放電灯がランプソケット1
に装着されている場合は、コンデンサC2→抵抗R1→
始動回路2のイグナイタメイン回路2b→ランプソケッ
ト1の補助電極8→ランプソケット1の補助電極8およ
び外周電極6に接続される放電灯の電極(図示せず)→
ランプソケット1の外周電極6→出力線4a→スイッチ
ング素子S3→コンデンサC1→コンデンサC2という
経路で始動回路2のイグナイタメイン回路2bに直流電
圧が印加され、パルストランス2aの1次巻線2Qに電
流が流れ、2次巻線2Pに高圧パルスが発生し放電灯が
始動する。
【0032】一方、スイッチング素子S1、S4がオン
となるようにブリッジ回路FBを制御した場合は、ラン
プソケット1の中央電極7と外周電極6の間には放電灯
始動時に必要な電圧が印加されるが、始動回路2のイグ
ナイタメイン回路2bへ印加される電圧はコンデンサC
2の両端電圧のみとなってしまう。
【0033】上記のように、スイッチング素子S2,S
3をオンするようにブリッジ回路FBを制御することに
より、ブリッジ回路FBの出力電圧であるコンデンサC
1の電圧と上記直流電圧回路11の出力電圧であるコン
デンサC2の電圧が加極的に始動回路2へ印加されるた
め、すなわちブリッジ回路FBの出力電圧を含む電圧が
始動回路2へ供給されるので、コンデンサC2の電圧や
フライバックトランスT1の3次巻線N3の巻数を小さ
くすることができ、コンデンサ、フライバックトランス
の小型化、低コスト化が図れる。
【0034】また、放電灯の点灯後は、点灯回路5から
放電灯に供給される電圧は、放電灯が安定に点灯する電
圧まで低下され、始動回路2に供給される電圧は高圧パ
ルスを発生する電圧に至らないため、始動回路2は停止
するとともに、ブリッジ回路FBのスイッチング素子S
1、S3のそれぞれとスイッチング素子S2,S4のそ
れぞれが交互にオンし、かつ対角にあるスイッチング素
子S1,S4のそれぞれとスイッチング素子S2,S3
のそれぞれが同時にオンするスイッチング動作により、
出力線4a,4bを介して放電灯に高周波電流が印加さ
れて放電灯が安定点灯する。
【0035】図3に示す回路では、コンデンサC2や抵
抗R1など値を変更することで、電力供給線10を介し
て始動回路2に供給される電圧を任意に設定することが
できるため、供給電力を好適に設定することで、パルス
トランス2aを大きくしたり昇圧回路を設けることな
く、始動回路2aは所望の供給電力を得ることができ、
それを内蔵するランプソケットの大型化や重量化やコス
トアップを防止することができる。
【0036】(実施形態3)次に、本発明の実施形態3
を図4を用いて説明する。図4において図3と同じもの
には同じ符号を付し重複する部分の説明を省略する。図
4において図3と異なる点は、図4では直流電圧回路1
1をグランドFG(例えば筐体と略同電位であるような
安定した電位)よりも負の電圧が発生するように構成さ
れている点と、図4ではイグナイタメイン回路3bが具
体的にコンデンサC3、抵抗R2,R3,R4、トリガ
素子D3、スイッチング素子であり半導体素子なるサイ
リスタS5、ダイオードD4で構成されている点であ
る。
【0037】すなわち、直流電圧回路11は、それを構
成するフライバックトランスT1の3次巻線N3の一端
がダイオードD1のアノードに接続され、3次巻線N3
の他端がダイオードD2のカソードに接続され、3次巻
線N3の一端とダイオードD2のアノードの間にコンデ
ンサC2が接続されている。そして、ダイオードD2の
アノードとコンデンサC2の接続点に抵抗R1の一端が
接続され、抵抗R1の他端が始動回路2への電力供給線
10として始動回路2のイグナイタメイン回路2bに接
続されている。
【0038】また、イグナイタメイン回路2bとして、
電力供給線10と補助電極8の間にコンデンサC3が接
続されており、コンデンサC3の両端には抵抗R2と抵
抗R3の直列回路が接続されている。また、抵抗R2と
抵抗R3の接続点はトリガ素子D3、抵抗R4を介し
て、コンデンサC3の両端にパルストランス2aの1次
巻線2Qと直列に接続されたサイリスタS5のゲートに
接続されている。このサイリスタS5にはダイオードD
4が逆並列接続されている。
【0039】このように構成された放電灯点灯装置の動
作を説明する。フライバックトランスT1、スイッチン
グ素子S0、ダイオードD1、コンデンサC1によって
構成されるDC/DCコンバータによりブリッジ回路F
Bの両端に所定の電圧を発生させ、スイッチング素子S
1、S4をオン状態とし、ランプソケット1の中央電極
7と外周電極6の間に放電灯始動時に必要な電圧を印加
する。
【0040】同時に、放電灯がランプソケット1に装着
されている場合は、フライバックトランスT1の3次巻
線N3によりコンデンサC2の両端にも所定の電圧を発
生させ、コンデンサC2→コンデンサC1→スイッチン
グ素子S1→ランプソケット1の外周電極6→ランプソ
ケット1の補助電極8および外周電極6に接続される放
電灯の電極(図示せず)→ランプソケットの補助電極8
→コンデンサC3→抵抗R1→コンデンサC2の経路で
イグナイタメイン回路2bの充電用のコンデンサC3に
電圧が充電される。そして、コンデンサC3の両端電圧
の抵抗R2と抵抗R3による分圧がトリガ素子D3のト
リガ電圧を超えると、サイリスタS5がオンしてパスル
トランス2aの1次巻線2Qに電流が流れ、2次巻線2
Pに高圧パルスが印加されて放電灯が始動する。
【0041】図4のように直流電圧回路11を点灯回路
5などが収納される放電灯点灯装置の筐体と略等しいグ
ランド電位よりも負の電圧が発生するよう構成したた
め、図3で述べた効果に加えて、各出力線4a,4bお
よび電力供給線10の電圧を図3の場合に比べて小さく
することができ、放電灯点灯装置の構造を耐圧の小さな
構造とすることが可能となり小型化できる。
【0042】(実施形態4)次に、図5を用いて本発明
の実施形態4を説明する。図5において図3と同じもの
には同じ符号を付し重複する部分の説明は省略する。図
5において図3と異なる点は、図5ではブリッジ回路F
Bのスイッチング素子S1とスイッチング素子S2の接
続点側がグランドFGに接続されて、ブリッジ回路FB
を収納する筐体と同電位となっている点と、始動回路2
のイグナイタメイン回路2bがコンデンサC4と放電用
の抵抗R5とスイッチング素子であるスパークギャップ
(放電ギャップ)S6で構成されている点と、直流電圧
回路11の出力にコンデンサC5とインダクタL1によ
るフィルタ回路Fが接続されている点である。また、図
5ではランプソケット1に放電灯の配光を調節するため
の反射板12が設けられており、グランドFGに接続さ
れて筐体と同電位となっている。
【0043】詳しくは、点灯回路5の直流電圧回路11
に接続された抵抗R1にフィルタ回路FのインダクタL
1の一端が接続され、インダクタL1の他端は電力供給
線10を介して、イグナイタメイン回路2bのコンデン
サC4の一端に接続され、コンデンサC4の他端はラン
プソケット1の補助電極8に接続されている。また抵抗
R1とインダクタL1の接続点にコンデンサC5の一端
が接続され、コンデンサC5の他端はグランドFGに接
続されたブリッジ回路FBのスイッチング素子S1,S
2の接続点に接続される。そして、イグナイタメイン回
路2bのコンデンサC4の両端には抵抗R5が接続さ
れ、抵抗R5の両端にはスパークギャップS6とパルス
トランス2aの1次巻線2Qの直列回路が接続されてい
る。
【0044】このように構成された放電灯点灯装置の動
作を説明する。フライバックトランスT1、スイッチン
グ素子S0、ダイオードD1、コンデンサC1によって
構成されるDC/DCコンバータによりブリッジ回路F
Bの両端(コンデンサC1の両端)に所定の電圧を発生
させ、スイッチング素子S2、S3をオン状態となるよ
うに制御し、ランプソケット1の中央電極7と外周電極
6の間に放電灯始動時に必要な電圧を印加する。
【0045】同時に、放電灯がランプソケット1に装着
されている場合は、フライバックトランスT1の3次巻
線N3によりコンデンサC2の両端にも所定の電圧を発
生させ、コンデンサC2→抵抗R1→インダクタL1→
コンデンサC4→ランプソケット1の補助電極8→ラン
プソケット1の補助電極8および外周電極6に接続され
る放電灯の電極(図示せず)→ランプソケットの外周電
極6→スイッチング素子S3→コンデンサC1→コンデ
ンサC2の経路で、イグナイタメイン回路2bのコンデ
ンサC4に電圧が充電される。コンデンサC4の両端電
圧がスパークギャップS6のトリガ電圧を超えると、ス
パークギャップ6がオンしてパスルトランス2aの1次
巻線2Qに電流が流れ、2次巻線2Pに高圧パルスが印
加されて放電灯が始動する。その他の動作は図3と同様
のため省略する。
【0046】本実施形態においては、ブリッジ回路FB
のスイッチング素子S1,S2の接続点をグランドFG
に接続してブリッジ回路FBの出力電圧を筐体の電位に
対して負電位にしているため、上記各実施形態で述べた
効果に加えて、放電灯を筐体(反射板12)よりも負電
位で点灯することが可能となり、放電灯の寿命が長くな
るという効果がある。
【0047】(実施形態5)次に、図6を用いて本発明
の実施形態5を説明する。図6において図3と同じもの
には同じ符号を付しその説明を省略する。図6において
図3と異なる点は、図6では、ランプソケット1に放電
灯が装着されたときに、放電灯の装着方向(P方向)に
押されて、イグナイタメイン回路2bの電線供給線10
と接続されない側の一端と出力線4aとの間に設けられ
た機構スイッチS7をオンさせるよう移動する機構部品
13がランプソケット1に設けられている点である。
【0048】このために、放電灯がランプソケット1に
装着されると、図3ではコンデンサC2→抵抗R1→始
動回路2のイグナイタメイン回路2b→ランプソケット
1の補助電極8→ランプソケット1の補助電極8および
外周電極6に接続される放電灯の電極(図示せず)→ラ
ンプソケット1の外周電極6→出力線4a→スイッチン
グ素子S3→コンデンサC1→コンデンサC2という経
路で始動回路2に直流電圧が印加されるのに対して、図
6では、コンデンサC2→抵抗R1→始動回路2のイグ
ナイタメイン回路2b→機構スイッチS7→出力線4a
→スイッチング素子S3→コンデンサC1→コンデンサ
C2の経路で始動回路2に直流電圧が印加される。ここ
で、図6ではランプソケット1に補助電極8が設けられ
ていない。
【0049】図6では、図3のように放電灯の電極を介
して始動回路2に電力を供給するのではなく、放電灯が
ソケットランプ1に装着されたときにソケットランプ1
の内部に設けられた機構スイッチS7と機構部品13か
らなるスイッチ機構がオンとなるように切り換わること
で始動回路2に電力が供給される。
【0050】このように本実施形態では、図3のように
ランプソケット1の補助電極8、外周電極6を介して始
動回路2へ電力が供給される構成ではないため、外周電
極6と接続された出力線4aとは別の電力線を点灯回路
5より配線して、その電力線と電力供給線10の2線に
より、ブリッジ回路FBの出力電圧と関与しない直流電
圧を点灯回路5から始動回路2へ供給することが可能と
なる。
【0051】また、図3の実施形態では放電灯の電極を
介して点灯回路5から始動回路2へ直流電圧を供給する
ようにしているが、放電灯の口金部に電極以外の導電性
物質を設けそれを介して始動回路2に電力を供給しても
よい。
【0052】また、上記各実施形態において、点灯回路
5と始動回路2とランプソケット1が一体となるよう形
成されるようにしてもよい。
【0053】尚、上記各実施形態では、点灯回路5のイ
ンバータ部がフライバック方式のDC/DCコンバータ
(フライバックトランスT1、スイッチング素子S0、
ダイオードD1、コンデンサC1)とフルブリッジイン
バータ(ブリッジ回路FB)で構成され、直流電圧回路
11をフライバックトランスT1の3次巻線N3、ダイ
オードD2、コンデンサC2で構成されると述べたが、
本発明の要点は、ソケットに放電灯が装着されたときに
のみ、ソケット内部の始動回路に点灯回路から直流電圧
が供給されるように給電手段を設けたことであるので、
他の回路構成であってもよいのは言うまでもない。
【0054】
【発明の効果】上記したように、請求項1の発明は、放
電灯と、該放電灯を点灯させる点灯回路と、前記放電灯
を点灯に至らしめる始動回路を含み前記放電灯を装着す
るためのソケットとを備え、前記点灯回路は、前記ソケ
ットに接続されてこのソケットを介して前記放電灯に安
定点灯用の電力を送電するための一対の出力線を備えて
いるほか、前記ソケットに接続されてこのソケットに含
まれる始動回路に電力を送電するための電力供給線を備
え、前記放電灯が前記ソケットに装着されたときに、前
記放電灯に安定点灯用の電力を送電するための一対の出
力線の一方が、前記始動回路を介して、前記始動回路に
電力を送電するための電力供給線へ接続され、前記始動
回路に直流電力供給する給電手段を付設して成るた
め、放電灯がソケットに未接続であるとき、始動回路に
電力が供給されず、ソケットの電極間に高圧パルスが発
生しないので、ソケットの損傷や事故を防止することが
可能で、かつ、始動回路へ電力を供給する電力供給線を
放電灯を安定点灯させる点灯出力用の一対の出力線とは
別に新たに設けることで、始動回路へ供給する電力を任
意に設定することが可能となり、その供給電力を好適に
設定することで、高圧パルスを発生させるために始動回
路が大型化や重量化されることを防止し低コスト化を図
ることが可能となる。
【0055】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、前記始動回路への電力供給線には、前記点灯
回路から出力線の何れか一方を介して直流電圧が印加さ
れるため、一対の出力線の何れか一方を共用化すること
ができる。
【0056】また、請求項3の発明は、請求項2の発明
において、前記始動回路への電力供給線に印加される直
流電圧は、前記放電灯に高圧パルスを発生させるための
パルストランスへ電力を供給するため、放電灯に高圧パ
ルスを発生させることができる。
【0057】また、請求項4の発明は、請求項2又は請
求項3の発明において、前記点灯回路はブリッジ回路を
有し、前記直流電圧には前記ブリッジ回路の出力電圧が
含まれるように前記ブリッジ回路を制御したため、始動
回路へ供給される直流電圧を大きくすることができる。
【0058】また、請求項5の発明は、請求項4の発明
において、前記ブリッジ回路の出力電圧がそれを収納す
る筐体に対して負電位となるようにしたため、放電灯を
筐体に対して負電位で点灯することが可能となり、放電
灯の寿命が長くなる。
【0059】また、請求項6の発明は、請求項1から請
求項5のいずれかに記載の発明において、前記始動回路
は半導体素子からなるスイッチング素子を有し、該スイ
ッチング素子のスイッチング動作を介して始動回路に高
圧パルスが発生するため、各請求項と同様の効果が得ら
れる。
【0060】また、請求項7の発明は、請求項1から請
求項5のいずれかに記載の発明において、前記始動回路
はスパークギャップなるスイッチング素子を有し、該ス
イッチング素子のスイッチング動作を介して始動回路に
高圧パルスが発生するため、各請求項と同様の効果が得
られる。
【0061】また、請求項8の発明は、請求項1から請
求項7のいずれかに記載の発明において、前記点灯回路
および前記始動回路および前記ソケットが一体となった
ため、各請求項と同様の効果が得られる。
【0062】また、請求項9の発明は、請求項1から請
求項8のいずれかに記載の発明において、前記給電手段
が前記放電灯の電極のいずれかを介して前記始動回路へ
電力を供給するため、放電灯がソケットへ装着されたと
きのみ始動回路に電力が供給されることが可能となる。
【0063】また、請求項10の発明は、請求項1から
請求項8のいずれかに記載の発明において、前記給電手
段が前記放電灯の電極以外の導電性物質を介して前記始
動回路へ電力を供給するため、放電灯がソケットへ装着
されたときのみ始動回路に電力が供給されることが可能
となる。
【0064】また、請求項11の発明は、請求項1から
請求項8のいずれかに記載の発明において、前記給電手
段は前記放電灯が前記ソケットに装着されたときにソケ
ット内部に設けられたスイッチ機構の切り換わることで
前記始動回路へ電力を供給するため、放電灯がソケット
へ装着されたときのみ始動回路に電力が供給されること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に対応する放電灯点灯装置
の構成を示す回路図である。
【図2】本発明の実施形態1に対応する放電灯点灯装置
における放電灯の構造を示す一部破断の断面図である。
【図3】本発明の実施形態2に対応する放電灯点灯装置
の構成を示す回路図である。
【図4】本発明の実施形態3に対応する放電灯点灯装置
の構成を示す回路図である。
【図5】本発明の実施形態4に対応する放電灯点灯装置
の構成を示す回路図である。
【図6】本発明の実施形態5に対応する放電灯点灯装置
の構成を示す回路図である。
【図7】従来の放電灯点灯装置の構成を示す構成図であ
る。
【図8】従来の他の放電灯点灯装置の構成を示す回路図
である。
【図9】従来の更に他の放電灯点灯装置の構成を示す回
路図である。
【符号の説明】
1 ランプソケット 2 始動回路 2a パルストランス 2b イグナイタメイン回路 4a 出力線 4b 出力線 5 点灯回路 6 外周電極 7 中央電極 8 補助電極 9 直流電源 10 電力供給線

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電灯と、該放電灯を点灯させる点灯回
    路と、前記放電灯を点灯に至らしめる始動回路を含み前
    記放電灯を装着するためのソケットとを備え、 前記点灯回路は、前記ソケットに接続されてこのソケッ
    トを介して前記放電灯に安定点灯用の電力を送電するた
    めの一対の出力線を備えているほか、前記ソケットに接
    続されてこのソケットに含まれる始動回路に電力を送電
    するための電力供給線を備え、前記放電灯が前記ソケッ
    トに装着されたときに、前記放電灯に安定点灯用の電力
    を送電するための一対の出力線の一方が、前記始動回路
    を介して、前記始動回路に電力を送電するための電力供
    給線へ接続され、前記始動回路に直流電力供給する
    電手段を付設して成ることを特徴とする放電灯点灯装
    置。
  2. 【請求項2】 前記始動回路への電力供給線には、前記
    点灯回路から出力線の何れか一方を介して直流電圧が印
    加されることを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装
    置。
  3. 【請求項3】 前記始動回路への電力供給線に印加され
    る直流電圧は、前記放電灯に高圧パルスを発生させるた
    めのパルストランスへ電力を供給することを特徴とする
    請求項2記載の放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】 前記点灯回路はブリッジ回路を有し、前
    記直流電圧には前記ブリッジ回路の出力電圧が含まれる
    ように前記ブリッジ回路を制御したことを特徴とする請
    求項2又は請求項3記載の放電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】 前記ブリッジ回路の出力電圧がそれを収
    納する筐体に対して負電位となるようにしたことを特徴
    とする請求項4記載の放電灯点灯装置。
  6. 【請求項6】 前記始動回路は半導体素子からなるスイ
    ッチング素子を有し、該スイッチング素子のスイッチン
    グ動作を介して始動回路に高圧パルスが発生することを
    特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の放
    電灯点灯装置。
  7. 【請求項7】 前記始動回路はスパークギャップなるス
    イッチング素子を有し、該スイッチング素子のスイッチ
    ング動作を介して始動回路に高圧パルスが発生すること
    を特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の
    放電灯点灯装置。
  8. 【請求項8】 前記点灯回路および前記始動回路および
    前記ソケットが一体となったことを特徴とする請求項1
    から請求項7のいずれかに記載の放電灯点灯装置。
  9. 【請求項9】 前記給電手段が前記放電灯の電極のいず
    れかを介して前記始動回路へ電力を供給することを特徴
    とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の放電灯
    点灯装置。
  10. 【請求項10】 前記給電手段が前記放電灯の電極以外
    の導電性物質を介して前記始動回路へ電力を供給するこ
    とを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載
    の放電灯点灯装置。
  11. 【請求項11】 前記給電手段は前記放電灯が前記ソケ
    ットに装着されたときにソケット内部に設けられたスイ
    ッチ機構の切り換わることで前記始動回路へ電力を供給
    することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか
    に記載の放電灯点灯装置。
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