JP3315430B2 - パルス発生装置 - Google Patents

パルス発生装置

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JP3315430B2 JP14127092A JP14127092A JP3315430B2 JP 3315430 B2 JP3315430 B2 JP 3315430B2 JP 14127092 A JP14127092 A JP 14127092A JP 14127092 A JP14127092 A JP 14127092A JP 3315430 B2 JP3315430 B2 JP 3315430B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は所定時間の間に所望の数
のパルスを均等な間隔で発生させるパルス発生装置に関
し、特に基準クロックの供給が途切れる直前のクロック
と同じ信号を維持するクロック制御装置に利用するパル
ス発生装置に関する。
【0002】伝送網のディジタル交換機、同期端局装置
などに同一周波数のクロックを供給して、タイムスロッ
トの交換、回線設定、多重分離等を行う網同期方式に
は、網同期装置が必要である。網同期装置は、位相同期
回路(PLL:phase-locked loop)により、自局内に置
かれた高安定な発振器からの信号を、上位局からの基準
クロックに同期させ、安定なクロックを局内の各種装置
に分配する装置である。特に、ディジタル形PLLを適
用した網同期装置では、入力周波数と出力周波数との位
相比較結果をディジタル化し、数秒間の位相差データを
平均化し、極めて低周波数の位相変動のみを検出して発
振周波数を制御している。これにより、ジッタのカット
オフ周波数を低くすることができるとともに、位相比較
結果を一旦ディジタル値に変換しているため、この値を
メモリ内に記憶しておくことが可能である。この記憶機
能により、上位局からの基準クロックが供給されなくな
っても、数日間安定なクロックを局内各装置および下位
局へ供給可能となる。
【0003】
【従来の技術】従来、こうしたディジタル形PLLを適
用した網同期装置では、上位局からの基準クロックの供
給が途絶えたときに、途絶える直前のディジタル化され
た位相比較結果に応じて、予め用意された複数のパルス
パターンの中から適切なパルスパターンを選択し、その
選択されたパルスパターンを、PLLの固定発振器出力
パルスに加えたり、または、それから除いたりすること
を行ない、これによって、基準クロックの供給が途絶え
ても、途絶える直前のクロックと同じクロックを維持す
ることが行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、途絶える前の
基準クロックに正確に一致するクロックを発生させるに
はパルスパターンの種類を多数用意する必要があるが、
パルスパターンの種類が増えるに従い、装置の回路規模
が増大してしまうという問題点があった。
【0005】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、回路規模を増大させずに一定時間に所望の数
のパルスを均等な間隔で出力するパルス発生装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、図1に示すような、第1の所定時間の間
に所望の数のパルスを均等な間隔で発生させるパルス発
生装置が提供される。このパルス発生装置は、第1の所
定時間よりも短い第2の所定時間を計時し、計時終了毎
に終了信号を出力する計時手段1と、前記所望の数が設
定され、計時手段1からの終了信号の入力毎に前記所望
の数のパルスを発生するパルス発生手段2と、パルス発
生手段2から発生されたパルスを、第1の所定時間を第
2の所定時間で除算して得られる商の値で分周する分周
手段3とを有することを特徴とする。
【0007】
【作用】以上の構成により、図1において、パルス発生
手段2は、第1の所定時間の間に、第2の所定時間毎
に、前記所望の数のパルスを発生する。すなわち、所望
の数をm、第1の所定時間を第2の所定時間で除算して
得られる商をnとすれば、パルス発生手段2から、第1
の所定時間の間に、m×nの数のパルスが発生する。分
周手段3は、m×nの数のパルスをnで分周する(パル
ス周波数を1/nにする)から、結局、入力したm×n
の数のパルスをn個毎に出力することになる。したがっ
て、分周手段3から、第1の所定時間の間に、所望の数
m個のパルスが均等な間隔で出力される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2は本発明の実施例であるレートマルチプライ
ヤの構成を示すブロック図である。レートマルチプライ
ヤ20は、所定時間T1 に所望の数mのパルスを均等な
間隔で発生させるパルス発生装置であり、まず、ダウン
カウンタ21には、所定時間T1 に発生させたいパルス
の数mを示すロード値がパラレル入力される。また、ダ
ウンカウンタ21には、タイマ22がLOAD端子に接
続され、さらに、クロック信号(CLK)がCLK端子
に入力する。
【0009】タイマ22にもクロック信号(CLK)が
入力し、タイマ22は、クロック信号の数をカウントし
て計時を行い、所定時間T1 の整数分の1であるT2
間毎にパルスの立ち上がりを、ダウンカウンタ21のL
OAD端子に出力する。
【0010】ダウンカウンタ21は、タイマ22からパ
ルスの立ち上がりが入力する度に、所望の数mをカウン
ト値にロードし、その後に入力するクロック信号毎にカ
ウント値をディクレメントする。カウント値が0に至る
とその値は、次のロードまで保持される。そして、ダウ
ンカウンタ21は、タイマ22からのパルスの立ち上が
りタイミングで立ち下がり、ダウンカウンタ21のカウ
ント値が0に至るタイミングで立ち上がるパルス(ボロ
ーアウト出力)をOR回路23へ出力する。
【0011】OR回路23のもう1つの入力端子にはク
ロック信号(CLK)が入力され、ダウンカウンタ21
からのボローアウト出力が低レベルである間、クロック
信号が分周器24に出力される。分周器24は、OR回
路23からの出力パルスをn(n=T1 /T2 )で分周
して(パルス周波数を1/nにして)出力する。
【0012】図3および図4は、以上のように構成され
るレートマルチプライヤ20の各部における信号形態を
示すタイミングチャートである。図3(A)はクロック
信号(CLK)を示し、同様に(B)はタイマ22の出
力を、(C)はダウンカウンタ21のカウント値を、
(D)はダウンカウンタ21の出力を、(E)はOR回
路23の出力を示す。
【0013】すなわち、タイマ22は、例えばクロック
パルス11個の立ち上がり毎(T2時間の経過に相当)
に立ち上がるパルスを出力する(B)。ダウンカウンタ
21には、タイマ22出力の立ち上がりタイミングで所
望の数m(例えば3)がロードされ、そのロードされた
カウント値は、その後のクロック信号の立ち上がり毎に
ディクレメントされる(C)。ダウンカウンタ21の出
力は、タイマ22の出力パルスの立ち上がりタイミング
で立ち下がり、ダウンカウンタ21のカウント値が0に
至るタイミングで立ち上がる(D)。クロック信号
(A)とダウンカウンタ21の出力(D)とが入力する
OR回路23からは、T2 時間毎に所望の数mのパルス
が発生する(E)。
【0014】図4(F)は、図3(B)に相当し、タイ
マ22の出力を示し、図4(G)は、図3(E)に相当
し、OR回路23の出力を示し、また、図4(H)は、
分周器24の出力を示す。
【0015】すなわち、所定時間T1 のn(例えば8)
分の1であるT2 時間毎にタイマ22の出力が立ち上が
り(F)、OR回路23からは、T2 時間毎に所望の数
m(例えば3)のパルス(立ち下がり)が発生する
(G)。分周器24からは、OR回路23から入力した
パルスの中からn(例えば8)毎のパルスが出力される
(H)。したがって、分周器24の出力は、所定時間T
1 に均等な間隔で発生した所望の数mのパルスとなる。
【0016】以上のように、レートマルチプライヤ20
は、数mを適当に選択することにより、周波数1/T1
からクロック信号の周波数までの任意の周波数のパルス
信号を発生させることができる。
【0017】図5は上記レートマルチプライヤ20を用
いた周波数制御装置を示すブロック図である。この周波
数制御装置はディジタル形PLLが適用される網同期装
置の一部を構成する。図中、図2に示す構成と同一部分
には同一の符号を付し、それらの説明を省略する。
【0018】周波数制御部51は、ディジタル形PLL
での位相比較結果に基づき、所定時間T1 の間に不足し
たパルスの数または余ったパルスの数を検出する。すな
わち、周波数制御部51は、パルス不足か、またはパル
ス余剰かを示す極性信号をクロック制御部52へ送り、
また、不足したパルスの数、または余ったパルスの数
を、レートマルチプライヤ20のダウンカウンタ21へ
ロード値として送る。レートマルチプライヤ20は、既
に説明したように、所定時間T1 の間にロード値分のパ
ルスを等間隔に出力し、クロック制御部52へ送る。
【0019】固定発振器53は、ディジタル形PLL内
の発振器に相当するものであり、図2に示したクロック
信号(CLK)を発生し、レートマルチプライヤ20の
各部に供給するとともに、クロック制御部52にも供給
する。
【0020】クロック制御部52は、レートマルチプラ
イヤ20からの出力パルスを、固定発振器53からのク
ロック信号に対し、周波数制御部51からの極性信号に
基づき、加える(クロック歯増し)か、または、除く
(クロック歯抜け)かを行い、出力する。
【0021】こうしてクロック制御部52から出力され
たクロック信号は、PLLへ入力した基準クロックに同
期したクロック信号となり、しかも位相比較結果がディ
ジタル値であるため保持可能であるから、上位局からの
基準クロックが供給遮断されても、遮断直前のクロック
状態を安定に維持することが可能となる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、第2の
所定時間毎に所定の数のパルスを発生させ、それを分周
することで、第1の所定時間内に所望の数のパルスを等
間隔に発生させることが可能となる。しかも、所望の数
が、所定の範囲であれば、いかなる数であっても、装置
の回路規模を増大させることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】レートマルチプライヤの構成を示すブロック図
である。
【図3】レートマルチプライヤの各部における信号形態
を示すタイミングチャートである。
【図4】レートマルチプライヤの各部における信号形態
を示すタイミングチャートである。
【図5】周波数制御装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 計時手段 2 パルス発生手段 3 分周手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 3/72 H04L 7/00 H03L 7/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の所定時間の間に所望の数のパルス
    を均等な間隔で発生させるパルス発生装置において、 前記第1の所定時間よりも短い第2の所定時間を計時
    し、計時終了毎に終了信号を出力する計時手段(1)
    と、 前記所望の数が設定され、前記計時手段(1)からの終
    了信号の入力毎に前記所望の数のパルスを発生するパル
    ス発生手段(2)と、 前記パルス発生手段(2)から発生されたパルスを、前
    記第1の所定時間を前記第2の所定時間で除算して得ら
    れる商の値で分周する分周手段(3)と、 を有することを特徴とするパルス発生装置。
  2. 【請求項2】 所定周波数のクロックパルスを発生する
    クロック発生手段をさらに有し、前記パルス発生手段
    (2)は、前記クロック発生手段が接続されたダウンカ
    ウンタおよびOR回路からなり、前記ダウンカウンタに
    は、前記計時手段(1)からの終了信号の入力毎に前記
    所望の数が設定され、前記クロック発生手段からのクロ
    ックパルスが前記所望の数だけ入力する間、低レベル信
    号を前記OR回路に出力するように構成したことを特徴
    とする請求項1記載のパルス発生装置。
  3. 【請求項3】 前記パルス発生手段(2)は、ディジタ
    ル形PLLから出力された、位相比較結果をディジタル
    値に変換したデータを前記所望の数として設定し、前記
    分周手段(3)の出力は、前記ディジタル形PLLの出
    力パルスの周波数制御に用いるように構成したことを特
    徴とする請求項1記載のパルス発生装置。
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