JP3314465B2 - キーレスエントリーシステム - Google Patents
キーレスエントリーシステムInfo
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- JP3314465B2 JP3314465B2 JP19217393A JP19217393A JP3314465B2 JP 3314465 B2 JP3314465 B2 JP 3314465B2 JP 19217393 A JP19217393 A JP 19217393A JP 19217393 A JP19217393 A JP 19217393A JP 3314465 B2 JP3314465 B2 JP 3314465B2
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- Japan
- Prior art keywords
- signal
- coded signal
- coded
- transmitter
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- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は主に自動車用に用いられ
るキーレスエントリーシステムに関するものである。
るキーレスエントリーシステムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術を図５〜図７（ｃ）により説
明する。従来、この種のキーレスエントリーシステムは
自動車とは独立した空中伝播信号を発する発振回路５と
電源６とを備えた送信器２と、この送信器２のスイッチ
２ｂの操作により送信器２から送信されたコード化信号
ａを、自動車１に装着された、前記送信器２から送信さ
れたコード化信号ａを受信するための受光部１５と、電
源装置７と、唯一コード化されたコード化信号ｂを納め
た記憶器８と、前記受光部１５で受信されたコード化信
号ａと比較する比較器９とを備えた受信器３とで構成さ
れ、このコード化信号ａとｂの両者が一致した場合に、
ドアのロック、アンロック信号がコントローラ４へ出力
されるようになっている。
明する。従来、この種のキーレスエントリーシステムは
自動車とは独立した空中伝播信号を発する発振回路５と
電源６とを備えた送信器２と、この送信器２のスイッチ
２ｂの操作により送信器２から送信されたコード化信号
ａを、自動車１に装着された、前記送信器２から送信さ
れたコード化信号ａを受信するための受光部１５と、電
源装置７と、唯一コード化されたコード化信号ｂを納め
た記憶器８と、前記受光部１５で受信されたコード化信
号ａと比較する比較器９とを備えた受信器３とで構成さ
れ、このコード化信号ａとｂの両者が一致した場合に、
ドアのロック、アンロック信号がコントローラ４へ出力
されるようになっている。
【０００３】このコード化信号のａまたはｂの構成の一
例を図７（ａ）〜（ｃ）で説明するとコード化信号は２
４ｂｉｔで構成されていて、１つのパルス幅ｔは０．６
［ｍｓｅｃ］、周波数約４０[ＫＨｚ]で変調されてい
る。各パルスの間隔を２ｔの時は“０”、４ｔの時は
“１”として、“０”、“１”の２進数でコード化信号
化して、コード化信号ａとして送信している。
例を図７（ａ）〜（ｃ）で説明するとコード化信号は２
４ｂｉｔで構成されていて、１つのパルス幅ｔは０．６
［ｍｓｅｃ］、周波数約４０[ＫＨｚ]で変調されてい
る。各パルスの間隔を２ｔの時は“０”、４ｔの時は
“１”として、“０”、“１”の２進数でコード化信号
化して、コード化信号ａとして送信している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のキーレスエントリーシステムはコード化信号ａが単
純なために、市販の学習リモコンのようなコピー機能を
有するコピー機器で、コード化信号がコピーされやす
く、セキュリティー上課題があった。
来のキーレスエントリーシステムはコード化信号ａが単
純なために、市販の学習リモコンのようなコピー機能を
有するコピー機器で、コード化信号がコピーされやす
く、セキュリティー上課題があった。
【０００５】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、コード化信号をコピーできないようにし
て、セキュリティーを保つことができる優れたキーレス
エントリーシステムを提供することを目的とするもので
ある。
るものであり、コード化信号をコピーできないようにし
て、セキュリティーを保つことができる優れたキーレス
エントリーシステムを提供することを目的とするもので
ある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、送信器からのコード化信号を少なくとも
２連送以上とし、この２連送のコード化信号を１回目と
２回目でインクリメントして異ならせ、更に、学習リモ
コンのコード化信号記憶容量をオーバフローさせるよう
に、コード化信号とは異なるダミー信号としたダミーコ
ードを前記コード化信号の連送途中のいずれかに挿入す
るようにしたものである。
決するために、送信器からのコード化信号を少なくとも
２連送以上とし、この２連送のコード化信号を１回目と
２回目でインクリメントして異ならせ、更に、学習リモ
コンのコード化信号記憶容量をオーバフローさせるよう
に、コード化信号とは異なるダミー信号としたダミーコ
ードを前記コード化信号の連送途中のいずれかに挿入す
るようにしたものである。
【０００７】
【作用】したがって、本発明によれば、送信器からのコ
ード化信号を少なくとも２連送し、かつ前記２連送のコ
ード化信号を、前・後で異ならせ、更にコード化信号と
は異なるダミー信号を前記コード化信号の連送途中のい
ずれかに挿入することによって、コピーしようとする他
のコピー機器の記憶容量のオーバフローを図り、かつ、
コードの判別を混乱させることができ、キーレスエント
リーシステムのセキュリティーの向上を図るものであ
る。
ード化信号を少なくとも２連送し、かつ前記２連送のコ
ード化信号を、前・後で異ならせ、更にコード化信号と
は異なるダミー信号を前記コード化信号の連送途中のい
ずれかに挿入することによって、コピーしようとする他
のコピー機器の記憶容量のオーバフローを図り、かつ、
コードの判別を混乱させることができ、キーレスエント
リーシステムのセキュリティーの向上を図るものであ
る。
【０００８】
【実施例】本発明の一実施例を図１〜図４（ｂ）により
説明する。なお、従来技術と同一部分は同一番号を付し
て説明する。同図によると、１は自動車、２ａは送信
器、３ａは受信器、４はコントローラを示しており、こ
の送信器２ａはスイッチ２ｂと発振回路５ａと電源６な
どからなり、受信器３ａは受光部１５と電源装置７と記
憶器８ａと比較器９ａから構成されている。図３は、本
発明の送信信号全体を示したもので、コード化信号１０
とダミー信号となるダミーコード１１と、コード化信号
１０をインクリメントしたコード化信号１２から構成さ
れている。
説明する。なお、従来技術と同一部分は同一番号を付し
て説明する。同図によると、１は自動車、２ａは送信
器、３ａは受信器、４はコントローラを示しており、こ
の送信器２ａはスイッチ２ｂと発振回路５ａと電源６な
どからなり、受信器３ａは受光部１５と電源装置７と記
憶器８ａと比較器９ａから構成されている。図３は、本
発明の送信信号全体を示したもので、コード化信号１０
とダミー信号となるダミーコード１１と、コード化信号
１０をインクリメントしたコード化信号１２から構成さ
れている。
【０００９】次に上記実施例の構成の詳細を動作ととも
に説明する。送信器２ａの操作スイッチ２ｂを押すと、
発振回路５ａが作動して、発振出力によりトランジスタ
１３が駆動され、赤外発光ダイオード（以下、ＬＥＤと
いう）１４から送信信号が出力される。ＬＥＤ１４から
の送信信号を受信器３ａの受光部１５で受光し、この光
信号を電気信号にかえて、記憶器８ａに予め記憶させた
信号とを比較器９ａで比較して、信号が全く同じであれ
ば、ドアのロック、又はアンロック信号を出力させる。
比較した信号が異なっていた場合は、ロック、アンロッ
クの信号は出力しないように構成している。
に説明する。送信器２ａの操作スイッチ２ｂを押すと、
発振回路５ａが作動して、発振出力によりトランジスタ
１３が駆動され、赤外発光ダイオード（以下、ＬＥＤと
いう）１４から送信信号が出力される。ＬＥＤ１４から
の送信信号を受信器３ａの受光部１５で受光し、この光
信号を電気信号にかえて、記憶器８ａに予め記憶させた
信号とを比較器９ａで比較して、信号が全く同じであれ
ば、ドアのロック、又はアンロック信号を出力させる。
比較した信号が異なっていた場合は、ロック、アンロッ
クの信号は出力しないように構成している。
【００１０】次に発振回路５ａが発信するコード化信号
の一例について説明すると、図４（ａ）のように１回目
のコード化信号１０は２５パルスで２４ｂｉｔの信号を
時間ｔにより“０”、“１”の区分けをして、１０００
０００００００００００００００００００１と構成され
て送信され、この信号を連送した２回目のコード化信号
１２は図４（ｂ）のように１回目のコード化信号１０を
１つだけインクリメントした１０００００００００００
００００００００００１０とコード化して送信してい
る。
の一例について説明すると、図４（ａ）のように１回目
のコード化信号１０は２５パルスで２４ｂｉｔの信号を
時間ｔにより“０”、“１”の区分けをして、１０００
０００００００００００００００００００１と構成され
て送信され、この信号を連送した２回目のコード化信号
１２は図４（ｂ）のように１回目のコード化信号１０を
１つだけインクリメントした１０００００００００００
００００００００００１０とコード化して送信してい
る。
【００１１】１回目のコード化信号１０と２回目のコー
ド化信号１２の間に挿入されるダミー信号となるダミー
コード１１はパルス幅ｔとパルス間隔を正規コード化信
号とは異なる幅で、かつ、相手受信器３ａの応答速度
（遅延時間）を考えて、０．１［ｍｓｅｃ］に設定し、
パルス数を２００ｂｉｔとして、図３（ａ）のごとく全
体のｂｉｔ数を２４８ｂｉｔにしている。
ド化信号１２の間に挿入されるダミー信号となるダミー
コード１１はパルス幅ｔとパルス間隔を正規コード化信
号とは異なる幅で、かつ、相手受信器３ａの応答速度
（遅延時間）を考えて、０．１［ｍｓｅｃ］に設定し、
パルス数を２００ｂｉｔとして、図３（ａ）のごとく全
体のｂｉｔ数を２４８ｂｉｔにしている。
【００１２】このように上記実施例によれば、全体の送
信信号を１回目、２回目のコード化信号１０，１２とし
て少なくとも２連送以上送信し、かつ、ダミー信号とな
るダミーコード１１を間に入れ、更に１回目 、 ２回目の
コード化信号１０，１２を１回目と２回目でインクリメ
ントして、異なる信号としたために、コード化信号をコ
ピーしようとしても、ダミー信号となるダミーコード１
１によって他のコピー機器（図示せず）の記憶容量がオ
ーバフローしてしまい（一般的にはコピー機能を有する
コピー機器の容量は１５０ｂｉｔ程度である）、かつ、
仮に記憶容量の範囲内でコピーして送信出力したとして
も、１回目と２回目のコード化信号１０，１２をインク
リメントして異なるコード化信号としたので、受信器３
ａ側はコード化信号とは判断できずに、これによって、
ドアが開錠されてしまう可能性はなくなりセキュリティ
ーは向上するものである。
信信号を１回目、２回目のコード化信号１０，１２とし
て少なくとも２連送以上送信し、かつ、ダミー信号とな
るダミーコード１１を間に入れ、更に１回目 、 ２回目の
コード化信号１０，１２を１回目と２回目でインクリメ
ントして、異なる信号としたために、コード化信号をコ
ピーしようとしても、ダミー信号となるダミーコード１
１によって他のコピー機器（図示せず）の記憶容量がオ
ーバフローしてしまい（一般的にはコピー機能を有する
コピー機器の容量は１５０ｂｉｔ程度である）、かつ、
仮に記憶容量の範囲内でコピーして送信出力したとして
も、１回目と２回目のコード化信号１０，１２をインク
リメントして異なるコード化信号としたので、受信器３
ａ側はコード化信号とは判断できずに、これによって、
ドアが開錠されてしまう可能性はなくなりセキュリティ
ーは向上するものである。
【００１３】なお、上記実施例においては（コード化信
号１０＋ダミーコード１１＋コード化信号１２）を送信
器２ａで予め記憶し、受信器３ａの記憶器８ａに同様の
コード化信号を記憶させておくものとして説明したが、
送信器２ａの発振回路５ａ内にコード化信号メモリ手段
と、演算手段を設け、コード化信号メモリ手段からのコ
ード化信号を規定した回数を演算する演算手段に取り入
れ、演算されるごとにコード化信号がインクリメントさ
れ且つ、コード化信号として発信されるようにし、更に
ダミーコード発生手段を設け、適宜このコード化信号間
にダミーコード手段からのダミーコードを挿入して送信
するようにすれば、送信器２ａは大きなメモリ容量を持
たなくても大きな容量の送信信号を送信することができ
る。
号１０＋ダミーコード１１＋コード化信号１２）を送信
器２ａで予め記憶し、受信器３ａの記憶器８ａに同様の
コード化信号を記憶させておくものとして説明したが、
送信器２ａの発振回路５ａ内にコード化信号メモリ手段
と、演算手段を設け、コード化信号メモリ手段からのコ
ード化信号を規定した回数を演算する演算手段に取り入
れ、演算されるごとにコード化信号がインクリメントさ
れ且つ、コード化信号として発信されるようにし、更に
ダミーコード発生手段を設け、適宜このコード化信号間
にダミーコード手段からのダミーコードを挿入して送信
するようにすれば、送信器２ａは大きなメモリ容量を持
たなくても大きな容量の送信信号を送信することができ
る。
【００１４】又、受信器３ａにおいても、受信されたコ
ード化信号を比較器９ａより前の段階にダミーコード除
去手段を設けることによって、コード化信号のみを比較
するだけで良くなり、受信器３ａの記憶器８ａのメモリ
容量も小さくできるものである。
ード化信号を比較器９ａより前の段階にダミーコード除
去手段を設けることによって、コード化信号のみを比較
するだけで良くなり、受信器３ａの記憶器８ａのメモリ
容量も小さくできるものである。
【００１５】
【発明の効果】本発明は上記実施例より明らかなよう
に、コード化信号を２連送以上送信するとともに、１回
目のコード化信号と２回目のコード化信号を異ならせ、
更に、ダミーコードを付加してコード化信号を市販のコ
ピー機器のメモリ容量より大きいものとして自動車のキ
ーレスエントリーシステムのセキュリティーの向上を図
ったものである。
に、コード化信号を２連送以上送信するとともに、１回
目のコード化信号と２回目のコード化信号を異ならせ、
更に、ダミーコードを付加してコード化信号を市販のコ
ピー機器のメモリ容量より大きいものとして自動車のキ
ーレスエントリーシステムのセキュリティーの向上を図
ったものである。
【図１】（ａ）本発明のキーレスエントリーシステムの
要部である送信器のブロック図 （ｂ）同要部である受信器のブロック図
要部である送信器のブロック図 （ｂ）同要部である受信器のブロック図
【図２】同システムの概要を説明する説明図
【図３】（ａ）同送信信号の全体図 （ｂ）同送信信号の要部であるコード化信号図 （ｃ）同要部であるダミーコード図
【図４】（ａ）同コード化信号のパルス波形図 （ｂ）（ａ）のコード化信号をインクリメントしたコー
ド化信号のパルス波形図
ド化信号のパルス波形図
【図５】従来のキーレスエントリーシステムの概要を説
明する説明図
明する説明図
【図６】（ａ）同送信器のブロック図 （ｂ）同受信器のブロック図
【図７】（ａ）同送信信号の全体図 （ｂ）同送信信号の要部であるコード化信号図 （ｃ）０，１判定の状態を示すパルス波形図
２ａ 送信器 ３ａ 受信器 ４ コントローラ ５ａ 発振回路 ６ 電源 ８ａ 記憶器 ９ａ 比較器 １０ コード化信号 １１ ダミーコード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｈ０４Ｑ 9/00 ３１１ Ｈ０４Ｑ 9/00 ３１１Ｎ (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) E05B 1/00 - 75/00 H03J 9/00 - 9/06 H04Q 9/00 - 9/16
Claims (1)
- 【請求項１】 コード化信号を発信する送信手段を備え
た送信器と、この送信器からのコード化信号を受信する
ための受信手段、前記送信器のコード化信号と同じコー
ド化信号をあらかじめ記憶させた記憶器、前記受信手段
で受信されたコード化信号と前記記憶器にあらかじめ記
憶されたコード化信号とを比較して、両者が一致した場
合に信号を出すようにした比較器を備えた受信器からな
るキーレスエントリーシステムにおいて、前記送信器か
らのコード化信号を少なくとも２連送し、前記２連送の
コード化信号のうち２回目のコード化信号は１回目のコ
ード化信号をインクリメントして異ならせ、更に他のコ
ピー機器の記憶容量をオーバフローさせる前記１回目、
２回目のコード化信号とは異なるダミー信号を前記コー
ド化信号の２連送の前・中・後のいずれかに入れたこと
を特徴とするキーレスエントリーシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19217393A JP3314465B2 (ja) | 1993-08-03 | 1993-08-03 | キーレスエントリーシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19217393A JP3314465B2 (ja) | 1993-08-03 | 1993-08-03 | キーレスエントリーシステム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0746681A JPH0746681A (ja) | 1995-02-14 |
| JP3314465B2 true JP3314465B2 (ja) | 2002-08-12 |
Family
ID=16286900
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19217393A Expired - Fee Related JP3314465B2 (ja) | 1993-08-03 | 1993-08-03 | キーレスエントリーシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3314465B2 (ja) |
-
1993
- 1993-08-03 JP JP19217393A patent/JP3314465B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0746681A (ja) | 1995-02-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |