JP3148058B2 - キーレスエントリーシステム装置 - Google Patents
キーレスエントリーシステム装置Info
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Description
キーレスエントリーシステム装置に関するものである。
る。従来、この種のキーレスエントリーシステムは、図
示のように自動車1とは独立し、空中伝播信号を発する
発振回路5と電源6とを備えた送信器2と、自動車1に
装着され、電源装置7と、唯一コード化されたコード化
信号bを納めた記憶器8と、受信されたコード化信号a
と比較する比較器9とを備えた受信器3とで構成され、
前記コード化信号aとbの両者が一致した場合に、ドア
のロック、アンロック信号がコントローラ4へ出力され
るようになっている。なお、図中の送信器2において、
2bは操作スイッチ、13は発振出力で駆動されるトラ
ンジスタ、14は送信信号を出力する赤外発光ダイオー
ドであり、受信器3において15は受光部である。
例を図8(a)〜図8(c)で説明すると、コード化信
号は24bitで構成されていて、1つのパルスの幅t
は0.6[msec]、周波数約38[kHz]で変調
されている。各パルスの間隔を2tのときは“0”、4
tのときは“1”として、0、1の2進数でコード化信
号化して、コード化信号aとして送信している。
来のキーレスエントリーシステム装置は、コード化信号
aが単純なために市販の機器でコード化信号がコピーさ
れやすく、セキュリティー上課題があった。
るものであり、コード化信号をコピーできないようにし
て、セキュリティーを保つことができる優れたキーレス
エントリーシステム装置を提供することを目的とするも
のである。
するため、送信信号の前段をベースバンド信号あるいは
正規の変調周波数とは異なる信号とし、後段を正規の変
調周波数の正規のコード化信号で構成したものである。
信号あるいは正規の変調周波数とは異なる信号としたの
で、コピーしようとする機器は、送信の方式を変調周波
数方式ではなくベースバンド方式と、あるいは変調周波
数を誤認することになり、正規のコード化信号のコピー
を防止し、キーレスエントリーシステムのセキュリティ
ーの向上ができるものである。
る。なお、従来技術として説明した構成部と、同一構成
部は同一符号を付して説明する。図1、図2において、
1は自動車、2aは送信器、3aは受信器、4はコント
ローラを示しており、この送信器2aはスイッチ2bと
発振回路5aと電源6などからなり、受信器3aは受光
部15と電源装置7と記憶器8aと比較器9aなどから
構成されている。
もので、正規のキャリア周波数で変調されたコード化信
号10と、このコード化信号10の前に挿入されたベー
スバンド信号(無変調信号)11で構成されている。
に説明する。送信器2aの操作スイッチ2bを押すと、
発振回路5aが作動して、発振出力によりトランジスタ
13が駆動され、赤外発光ダイオード(以下、LEDと
いう)14から送信信号が出力される。LED14から
の送信信号を受信器3aの受光部15で受光し、この光
信号を電気信号にかえて、記憶部8aにあらかじめ記憶
させた信号とを比較器9aで比較して、信号が全く同じ
であれば、ドアのロック、またはアンロック信号を出力
させる。比較した信号が異なっていた場合は、ロック、
アンロックの信号は出力しないように構成している。
する送信信号の一例について説明すると、図4のように
正規のコード化信号10は25パルスで24bitの信
号を時間tにより“0”,“1”の区別けをして、10
00000000000001と構成されて、各パルス
発生時は、変調周波数38[kHz]で変調されたパル
スとして送信されるが、図3(a)のようにこの前にベ
ースバンド信号11を挿入している。このベースバンド
信号11は、パルス幅とパルス間隔を正規コード化信号
とは異なる幅で、かつ、電池の寿命を考えて(キーレス
エントリーシステムの送信器は、ボタン電池が主流であ
る)パルス幅は10[μsec]に設定し、パルス間隔
は、応答速度を考えて200[μsec]とし、パルス
数は300bitとして、図3(a)のように全体のb
it数を372bitにしている。
信信号をベースバンド信号11とコード化信号10とし
て、送信信号の前段である先頭部分で、コピー機器が有
するリモコン信号の記憶方法の内、リモコン信号をRA
Mに記憶させる手順の中の送信信号を、ベースバンド信
号か変調信号かに判定する機能の判定をベースバンド信
号と判定させてしまい、その後、正規のコード化した変
調信号を送信するので、コピー機器でのコピーを防止で
きるものである。なお、ベースバンド信号も変調信号も
記憶できるコピー機器であったとしても、前段である先
頭のベースバンド信号を300bit送信することによ
って、学習リモコン器の記憶容量がオーバーフローして
しまい(一般的にはコピー機能を有する学習リモコン器
の容量は150bit程度である)、正規コード化信号
のコピーは極めてむずかしくなり、これによって、ドア
が開錠されてしまう可能性はなくなり、セキュリティー
性は向上するものである。
の送信信号を示すものであり、正規の変調周波数で変調
されたコード化信号10と、このコード化信号の前に挿
入された正規コード化信号10の変調周波数とは異なる
周波数で変調をかけたコード化信号12から構成されて
いる。この実施例では、コピー機器におけるリモコン信
号の記憶方法のうち、1つの変調周波数のみ記憶するこ
とに着目して(通常のリモコン信号の変調周波数は1つ
しかない)、送信信号の前段側である先頭部分に例えば
正規コード化信号10の変調周波数38[kHz]より
も高いダミーの変調周波数56[kHz]を送信するこ
とによって、コピー機器でコピーさせた後のコピー機器
の再生信号は全て56[kHz]のコード化信号とな
り、受信器3aは38[kHz]の変調周波数の信号し
か受信しないように構成しておけば、これによって、ド
アが開錠されてしまう可能性はなくなり、セキュリティ
ー性は向上する。
z]と正規の変調周波数より高くしたのは、送信器に内
蔵するクロック信号からこのダミーの変調周波数を作る
場合、分周によって容易に作製しやすいためである。
に、送信信号(リモコン信号)全体のうち、前段である
先頭部分に正規コード化信号とは異なるベースバンド信
号(無変調信号)あるいは正規の変調周波数信号とは異
なる変調周波数信号を送信することによって、コピー機
器の記憶機能を混乱させ自動車のキーレスエントリーシ
ステム装置のセキュリティー性の向上ができるものであ
る。
置の一実施例の要部である送信器のブロック図 (b)同受信側のブロック図
調周波数のコード化信号図 (c)同送信信号の要部であるコード化信号図
を説明する説明図
Claims (3)
- 【請求項1】 コード化信号を発信する送信手段および
これの電源を備えた送信器と、この送信器からのコード
化信号を受信するための受信手段と、電源装置とコード
化されたコード化信号を納めた記憶器と、前記受信手段
で受信されたコード化信号と比較して、両者が一致した
場合に信号を出すようにした比較器を備えた受信器から
なり、前記送信器からの送信信号のうち、前段である先
頭信号をベースバンド信号とし、後部信号を正規コード
化変調信号としたことを特徴とするキーレスエントリー
システム装置。 - 【請求項2】 コード化信号を発信する送信手段および
これの電源を備えた送信器と、この送信器からのコード
化信号を受信するための受信手段と、電源装置とコード
化されたコード化信号を納めた記憶器と、前記受信手段
で受信されたコード化信号と比較して、両者が一致した
場合に信号を出すようにした比較器を備えた受信器から
なり、送信器からの送信信号の変調周波数を前段側を正
規でない変調周波数とし、後段側に受信器が受信可能な
正規の変調周波数としたキーレスエントリーシステム装
置。 - 【請求項3】 前段側の正規でない変調周波数を正規の
変調周波数より高く設定した請求項2記載のキーレスエ
ントリーシステム装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25268593A JP3148058B2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | キーレスエントリーシステム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25268593A JP3148058B2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | キーレスエントリーシステム装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07107576A JPH07107576A (ja) | 1995-04-21 |
JP3148058B2 true JP3148058B2 (ja) | 2001-03-19 |
Family
ID=17240821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25268593A Expired - Fee Related JP3148058B2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | キーレスエントリーシステム装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3148058B2 (ja) |
-
1993
- 1993-10-08 JP JP25268593A patent/JP3148058B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07107576A (ja) | 1995-04-21 |
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