JP3312947B2 - ***作成装置 - Google Patents

***作成装置

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JP3312947B2
JP3312947B2 JP6950093A JP6950093A JP3312947B2 JP 3312947 B2 JP3312947 B2 JP 3312947B2 JP 6950093 A JP6950093 A JP 6950093A JP 6950093 A JP6950093 A JP 6950093A JP 3312947 B2 JP3312947 B2 JP 3312947B2
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は***作成装置に関し、特
に、***作成の専門家や専門業者以外でも容易に所望の
***(押し印)を作成できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】氏や氏名を押捺するための***だけでな
く、これより大型のいわゆるスタンプを含めた***全般
は、専門家や専門業者が作成することが多く、手作業に
よるか機械を用いるかは別として、棒状体の一方の端部
表面を選択的に彫り下げることで***を作成することが
多い。また、***の凹凸と逆の凹凸を有する型を例えば
樹脂で形成し、その後、流動体をその型に流し込み、固
体化させて印面部材を形成して***を作成することも行
なわれている。
【0003】しかしながら、法人や個人が所有を希望す
る***の数は多い。例えば、頻繁に郵送する相手先を捺
印するための***や、経理上の勘定項目を捺印するため
の***や、新入社員等に配布するための***など、種々
の***が求められることが多い。このような場合におい
て、専門家や専門業者に***の作成を依頼する場合、金
銭的な面や作成までの期間的な面で問題となることがあ
る。
【0004】そのため、***作成の専門家や専門業者以
外でも容易に所望の***を作成できるようにすることが
求められており、従来、専門家以外でも***を作成する
ことができる***作成装置(厳密にはキットと呼ぶに相
応しい)が既に市販されている。
【0005】なお、この***作成装置によって作成され
た***は、ゴム印が使用されていた用途に適用されるこ
とが多いと考えられ、後述する本発明の実施例もこの点
は同様である。
【0006】この従来の***作成装置は、図示は省略す
るが、紫外線感光型のフィルムと、紫外線照射装置と、
平面状の紫外線硬化樹脂部材と、台木とを備え、以下の
ようにして***を作成するものであった。なお、紫外線
照射装置は、紫外線螢光灯を内蔵した筐体と、紫外線螢
光灯の点灯時間をユーザによって設定させるためのタイ
マと、上記筐体上面に設けられた紫外線を透光させる透
明載置板と、この透明載置板を透過した紫外線が外部に
洩れることを防止するための開閉自在な蓋体とから構成
されたものである。また、紫外線硬化樹脂部材は、紫外
線に無反応なベース層と紫外線硬化樹脂層とからなるも
のであり、ベース層は紫外線硬化樹脂層より薄いもので
ある。
【0007】この従来の***作成装置によって***を作
成しようとした場合には、まず、トレーシングペーパー
等の紫外線透光紙に、押捺によって紙に転写される文字
や図柄(以下、印影模様と呼ぶ)を筆記して原画を作成
する。
【0008】その後、紫外線照射装置の透明載置板に、
原画及び紫外線感光型のフィルムとを重ね合わせて載置
した後蓋体を閉成し、原画の描かれた紙質に応じた照射
時間をタイマでセットし、紫外線螢光灯からの紫外線を
所定時間だけ照射させる。このようにして露光されたフ
ィルムを所定の液体(市販されている装置では水)で洗
って印影模様をポジネガ反転したネガフィルムを得る。
すなわち、印影模様部分が紫外線に対して透明で、他の
部分が茶(紫外線カット色)のネガフィルムを得る。
【0009】次に、紫外線照射装置の透明載置板に、こ
のネガフィルム及び紫外線硬化樹脂部材とを重ね合わせ
て載置した後蓋体を閉成し、紫外線螢光灯からの紫外線
を所定時間だけ照射させる。この照射によって、紫外線
硬化樹脂部材における紫外線照射部分(印影模様に対応
している)は硬化し、他の部分は硬化しない。このよう
な硬化処理後、紫外線硬化樹脂部材を所定の液体(市販
されている装置では水)で洗って硬化されていない部分
を除去することで印影模様部分の紫外線硬化樹脂層が他
の部分のベース層より突出した印面部材が完成される。
このようにして完成された印面部材にさらに紫外線を照
射して印面を固定化する。
【0010】そして、この印面部材を台木に取り付ける
ことで***が完成される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
***作成装置によれば、原画を作成する作業まで含める
と、非常に多くの作業を***作成者が実行しなければな
らず、作業性が悪く、作成時間が長期になるという問題
を有するものであった。
【0012】原画自体に印影模様が存在するにも拘ら
ず、この情報を印面部材の作成に直接使用できず、すな
わち、ネガフィルムを中間部材として***作成者自らが
作成することを要しており、このネガフィルムの作成が
上述の問題の大きな原因になっている。
【0013】また、原画を意図して手書きで作成する場
合を除き、原画を所定の字体で作成しようとすると、い
わゆるワープロ等を使用することになり、ワープロで作
成した印影模様を電子複写機などを用いて紫外線透光紙
に複写することを要して原画作成にも多くの手間及び時
間がかかるものであった。
【0014】さらに、紫外線透光紙の厚さや原稿の濃さ
等に応じてタイマ時間を設定する必要があり、ある程度
の習熟を要するものであった。
【0015】本発明は、以上の点を考慮してなされたも
のであり、***作成専門家以外でも簡単かつ短時間で所
望の***を作成することができる***作成装置を提供し
ようとしたものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、第1の本発明においては、***作成装置を以下の
うにした。
【0017】すなわち、(1) 所定周波数成分の光線を受
光した部分が他の部分と状態が異なるようになって、所
定流体との作用によって凹凸面を形成できる樹脂製印面
部材と、(2) 印影模様情報を取込む情報処理手段と、
(3) 取込まれた印影模様情報を有するネガフィルムを印
刷処理を通じて作成するネガフィルム作成手段と、(4)
作成されたネガフィルムを照射位置に又は照射位置から
搬送するネガフィルム搬送手段と、(5) 樹脂製印面部材
に、所定周波数成分の光線をネガフィルムを介して照射
する光線照射手段とを備え、上記ネガフィルムが、印刷
処理を通じてインクが部分的に付着した透光性シートで
あることを特徴とする
【0018】また、上記課題を解決するため、第2の本
発明においては、***作成装置を以下のようにした。
なわち、(1)所定周波数成分の光線を受光した部分が他
の部分と状態が異なるようになって、所定流体との作用
によって凹凸面を形成できる樹脂製印面部材と、(2)印
影模様情報を取込む情報処理手段と、(3)取込まれた印
影模様情報を有するネガフィルムを、インクリボンを用
いた印刷処理で印影模様を印刷紙リボンに転写させるこ
とにより作成するものであって、印刷処理を通じてイン
クが部分的に除外された、上記インクリボンの透光性を
有するインク除外部分を上記ネガフィルムとして作成す
るネガフィルム作成手段と、(4)作成されたネガフィル
ムを照射位置に又は照射位置から搬送するネガフィルム
搬送手段と、(5)上記樹脂 製印面部材に、上記所定周波
数成分の光線を上記ネガフィルムを介して照射する光線
照射手段と、(6)上記ネガフィルムを作成するための上
記インクリボンを用いた印刷処理で印影模様が転写され
る印刷紙リボンにおける、印影模様が印刷された印刷紙
リボンの部分を外部に排出する印刷紙リボン搬送手段と
を有することを特徴とする。 第1又は第2の本発明にお
いて、ネガフィルムを樹脂製印面部材と光線照射手段と
の間に停止させて光線照射手段による照射をさせる際に
は、ネガフィルムを樹脂製印面部材に接触させるように
第1の位置をとると共に、ネガフィルムを搬送させる際
には、ネガフィルムを樹脂製印面部材から非接触にさせ
るように第2の位置をとる透明板を有することは好まし
い態様である。
【0019】
【作用】第1及び第2の本発明の***作成装置におい
て、印面部材として、所定周波数成分の光線を受光した
部分が他の部分と状態が異なるようになって、所定流体
との作用によって凹凸面を形成できる樹脂製印面部材を
適用することとしている。
【0020】そして、情報処理手段(ワープロやパソコ
ンやテープ印刷装置やイメージスキャナ装置等の情報処
理構成と同様なもの)は、***作成者によって指示され
た印影模様情報を取込む。ネガフィルム作成手段は、こ
のように取込まれた印影模様情報に対する印刷処理を行
なってネガフィルムを作成する。ネガフィルム搬送手段
は、作成されたネガフィルムを照射位置に搬送したり照
射位置から搬送したりする(なお、照射位置でネガフィ
ルムを作成しても良い)。光線照射手段は、樹脂製印面
部材に、所定周波数成分の光線をネガフィルムを介して
照射し、樹脂製印面部材の印影模様に応じた部分又はそ
の他の部分の状態を変化させる。すなわち、取込まれた
印影模様情報を印面部材に転写させる。このように転写
処理が施された印面部材を、所定流体と作用させること
で、また、塗布インクを除去することで、***としての
凹凸が完成される。
【0021】ここで、第1の本発明は、ネガフィルム
、印刷処理を通じてインクが部分的に付着した透光性
シートであり、ネガフィルムを容易に作成できる。
【0022】また、第2の本発明では、インクリボンを
用いてネガフィルムを作成する場合であり、インクリボ
ンから除去されたインク(印影模様)が印刷されるもの
が必要となり、これを印刷紙リボンとし、印影模様が排
出された印刷紙リボンを外部に排出すると、その部分を
必要に応じて切断し、***本体の頂部に貼り付けるなど
して、印影模様を明らかにするものとして用いることが
できる。 また、ネガフィルムを樹脂製印面部材と光線照
射手段との間に停止させて光線照射手段による照射をさ
せる際には、透明板によってネガフィルムと樹脂製印面
部材とを接触させるようにすると、ネガフィルムでの印
影模様に応じた光線が良好に樹脂製印面部材に照射され
る。なお、透明板は、ネガフィルムの搬送時には邪魔に
ならない位置に位置させる。従って、本発明では、ネガ
フィルムのような中間部材を***作成者が作成する必要
はなく、その結果、簡単かつ短時間で***を作成できる
ようになる。
【0023】
【実施例】(A)第1実施例 以下、本発明による***作成装置の第1実施例を図面を
参照しながら詳述する。この第1実施例の***作成装置
は、***本体と***作成機とからなり、***作製機は、
大きくは、図2に示す電気的構成部(情報処理部や印影
転写制御部など)と、図1に示す機構的光学的構成部
(印刷部や光線照射部など)とから構成されている。な
お、図1は***本体の構成も示している。さらに、図4
及び図5はそれぞれ、この実施例の制御部が実行する基
本的な処理を示すフローチャートである。
【0024】まず、第1実施例の電気的構成部を図2を
参照しながら説明する。
【0025】この電気的構成部は、主として、印影模様
情報を取り込んで機構的光学的構成部を制御するための
ものであって、一種の情報処理装置に該当するものであ
り、他の情報処理装置と同様に、大きくは、入力部1
0、制御部20及び出力部30から構成されている。制
御部20は、入力部10からの情報やその時点の処理段
階等に応じた処理を実行し、その処理結果等に応じて出
力部30を介して機構的光学的構成部を制御するもので
ある。
【0026】入力部10は、詳細の構成は省略するが押
下キーやダイヤルキー等を備えたキー入力部11と、画
像読取部12と、***種類を検出したりインクリボンの
装着を検出したりする各種の検出センサ群13とから構
成されている。キー入力部11は、制御部20に与える
文字コードデータや各種の制御データを発生するもので
ある。画像読取部12は、原稿を読み取って画像データ
を制御部20に与えるものである。
【0027】出力部30は、後述する機構的光学的構成
部の各部を駆動制御する機構的光学的構成部駆動回路群
31と、表示装置33の駆動回路32とから構成されて
おり、各駆動回路31、32は制御部20の制御下で対
応する構成部分を駆動する。表示装置33は、情報処理
装置における表示装置に該当するものであり、***作成
者に対するガイダンスメッセージや、***作成者が入力
している印影模様情報などを表示したりするものであ
る。
【0028】なお、機構的光学的構成部駆動回路群31
は、種々の駆動回路からなっているが、ここではまとめ
て示している。機構的光学的構成部の要素の内には、後
述するように、駆動制御が必要な構成要素が種々あり、
実際上は、その各構成要素毎に駆動回路は存在する。
【0029】制御部20は、例えばマイクロコンピュー
タによって構成されており、CPU21、ROM22、
RAM23、キャラクタジェネレータROM(CG−R
OM)24、入力インタフェース部25及び出力インタ
フェース部26がシステムバス27を介して接続されて
構成されている。
【0030】ROM22には、CPU21が実行する印
章作成のための各種の処理プログラム(図4及び図5参
照)や、かな漢字変換用辞書データ等の固定データが格
納されている。
【0031】RAM23は、CPU21によってワーキ
ングメモリとして用いられるものであり、また、ユーザ
入力に係る固定データが格納されるものである。
【0032】CG−ROM24は、当該***作成機に用
意されている文字や記号のドットパターンを格納してい
るものであり、文字や記号を特定するコードデータが与
えられたときに対応するドットパターンを出力するもの
である。なお、表示用と印影用とで別個のCG−ROM
が設けられていても良い。
【0033】入力インタフェース部25は、入力部10
及び制御部20間のインタフェースを行なうものであ
り、出力インタフェース部26は、出力部30及び制御
部20間のインタフェースを行なうものである。
【0034】CPU21は、入力部10からの入力信号
やそのときの処理段階に応じて定まるROM22内の処
理プログラムを、RAM23をワーキングエリアとして
利用しながら、また、必要ならばROM22やRAM2
3に格納されている固定データを適宜用いて処理するも
のであり、その処理状況や処理結果等を表示装置33に
表示させたり、機構的光学的構成部(図1)の各部を駆
動して***を作成させたりする。
【0035】次に、機構的光学的構成部及び***本体の
構成を、図1を参照しながら説明する。
【0036】***本体40は、棒状の台木(木製でなく
ても良い)41と、この台木41の一端部に取り付けら
れた、押捺時に押圧力や押圧抗力を吸収して印面部材凸
部と紙面とのなじみを高めるためのスポンジ部材43
と、このスポンジ部材43の表面に設けられた平板状の
印面部材42とから構成されている。印面部材42は、
紫外線に無反応なベース層42aと紫外線硬化樹脂層4
2bとからなり、紫外線硬化樹脂層42bが外部に露出
するようになされている。紫外線硬化樹脂層42bの厚
さは、印面の印肉が付着する凸部に求められている突起
量に選定されている。
【0037】従来と同様に、紫外線硬化樹脂層42b
は、硬化した部分以外が所定の液体(例えば水:気体で
あっても良い)によって除去できるものである。
【0038】***本体40は、図示しない取付け機構に
よって***作製機に着脱自在に取り付けられる。例え
ば、断面が矩形形状の***本体40は、矩形の1個の角
が基準点に一致する直交座標系(X−Y座標系)に従う
ように取り付けられ、断面が円形や小判形の***本体4
0は例えば取付け治具を介して装填されることにより断
面が矩形形状の***本体40と同様にして***作製機に
取り付けられる。なお、この***取付時に、紫外線が外
部に洩れないようにすることは好ましい。
【0039】図1に示す機構的光学的構成部は、大きく
は、印刷構成と紫外線照射構成とからなっている。
【0040】印刷構成は熱転写方式に従うものであり、
固定型印刷ヘッド50と、プラテンローラ51と、イン
クリボン52と、印刷紙リボン53と、供給リール54
と、巻取リール55と、インクリボン52の進行方向変
換用のローラ56、57などからなっている。
【0041】この第1実施例の供給リール54には、イ
ンクリボン52及び印刷紙リボン53が重ね合わされて
巻回されており、これらリボンが重ね合わされた状態で
供給リール54から引き出されて、印刷ヘッド50及び
プラテンローラ51間の印刷位置に進む。
【0042】印刷ヘッド50は、制御部20からの制御
下で、発熱駆動回路(図2符号31参照)が駆動動作し
たときに発熱してインクリボン52のインクを印刷紙リ
ボン53に転写させるものである。
【0043】ここで、熱転写方式のインクリボン52に
おいては、転写された部分はインクがなくなって透明と
なる。すなわち、転写後のインクリボン52は、紫外線
を透過できる部分(インクが除去された部分)と紫外線
の透過を阻止する部分(インクが残っている部分)とか
らなる。そこで、第1実施例においては、印影模様を印
刷処理し、印影模様に応じた部分が透明となった転写後
のインクリボン52をネガフィルムとして利用すること
とした。
【0044】印刷ヘッド50及びプラテンローラ51で
なる印刷部を通過した重ね合わされた状態のインクリボ
ン52及び印刷紙リボン53はローラ56に達し、この
ローラ56(及びこのローラ56に関連して設けられて
いるリボン分離機構)によってインクリボン52及び印
刷紙リボン53が分離される。
【0045】分離されたインクリボン52は、***本体
40の紫外線硬化樹脂層42bの直下を通過した後、ロ
ーラ57によって進行方向が変更され、巻取リール55
によって巻き取られるようになされている。なお、紫外
線硬化樹脂層42bの印影模様に応じた部分を硬化させ
るための後述する印影模様の光学的転写処理の際には、
印影模様に応じた部分が透明になっているインクリボン
52の領域(ネガフィルム)が紫外線硬化樹脂層42b
の直下に位置した状態でインクリボン52は停止してい
る。
【0046】一方、分離された印影模様が印刷された印
刷紙リボン53は、排出開口部58から***作製機の外
部に引き出され、図示しない手動式又は自動式のカッタ
によって切断される。このように切断された印刷紙部分
は、印影模様の確認に利用される。また、切断された印
刷紙部分を、***本体40の頂部に貼り付けることによ
り、当該***本体40がどのような印面を有するもので
あるかを視認させることができる。
【0047】紫外線照射構成としては、例えば螢光灯構
成の紫外線照射光源60が例えば固定的に設けられてお
り、制御部20によって点灯及び消灯が制御される。ま
た、図示しない進退動機構によって進退動する透明板6
1が、インクリボン52を挾んで、印面部材42の紫外
線硬化樹脂層42bの反対側に設けられている。すなわ
ち、紫外線照射光源60から射出された紫外線が、透明
板61及びインクリボン52を介して紫外線硬化樹脂層
42bに達するようになされている。透明板61は、進
動位置でネガフィルムとして機能するインクリボン52
と紫外線硬化樹脂層42bとの密着性を高め、退動位置
でインクリボン52の走行を邪魔をしないようになされ
ている。
【0048】透明板61のインクリボン52の進行方向
の両端部は、例えば丸められており、接触時においてイ
ンクリボン52を傷付けないようになされている。ま
た、透明板61の丸められている両端部は、一般面より
僅かに突出しており、透明板61が進動してインクリボ
ン52を印面部材42と接触させる際に、テンションを
高めて密着性を増すように機能する。
【0049】なお、照射光を紫外線硬化樹脂層42b上
に集光させるようなレンズ系やミラー系が、紫外線照射
光源60及び透明板61間に適宜設けられていても良
い。
【0050】また、***本体40の取付け構造にもよる
が、インクリボン52には大きな押圧力が加わるので、
一般的なインクリボンのシート部材の材質より垂直方向
の押圧力に対する耐性が高いシート部材によってインク
リボン52を形成することが好ましい。
【0051】上述した図2に示す電気的構成部と図1に
示す機構的光学的構成部とを有する***作成装置は、例
えば、図3に示すような外観を有する。図3に示す外観
例においては、操作パネル面にはキー入力部11と、表
示装置33と、***本体40の取付け構造70とが適宜
の位置に配置され、画像読取部12はケーブルを介して
***作成機本体71に接続されている。
【0052】次に、図4を参照しながら、CPU21が
中心として行う印影模様情報の取込処理の一例を説明す
る。
【0053】例えば、キー入力部11によって印影模様
情報の取込処理が指示されると、CPU21は、ROM
22に格納されている図4に示す印影模様情報の取込処
理プログラムを開始し、まず、表示装置33に***種類
情報を表示させ、キー入力部11から***作成者が選択
した***種類の情報を取込む(ステップ100)。ここ
で、***種類は、矩形、円形、小判形などの印面形状
や、大形、中形、小形などの大きさで規定されるもので
あり、当該***作成装置が取扱うことができるものが予
め定められてている。
【0054】次に、CPU21は、表示装置33に印影
模様情報をキー入力するかイメージ入力するかを問うメ
ッセージを表示させ、キー入力部11から***作成者が
選択した入力方法の情報を取込んで、選択された入力方
法を判断する(ステップ101)。
【0055】ここで、イメージ入力が選択されると、画
像読取部12に原稿をセットして画像読取部12を起動
することを求めるメッセージを表示装置33に表示さ
せ、画像読取部12が読み取った画像データを取込む
(ステップ102)。そして、その読み取った画像と、
指示された***種類に係る印面の外形輪郭とを表示装置
33に重畳表示させ、読取り画像の内で印影模様に用い
る部分の指定を求め、指示された印影模様部分を取込
み、その部分だけを印影模様イメージとして表示装置3
3に表示させて印影模様情報の取込処理を終了する(ス
テップ103)。例えば、***作成者がキー入力部11
のカーソルキーを操作すると、指示された***種類に係
る印面の外形輪郭表示をその方向に移動させ、キー入力
部11の確定キーを操作すると、その時点の印面の外形
輪郭表示によって囲繞されている読取り画像の部分が印
影模様として指定されたものとして取込む。
【0056】これに対して、印影模様情報の入力方法と
してキー入力方法が選択されたと認識すると、CPU2
1は、印影模様の属性情報を指定することを求めるメッ
セージを表示装置33に表示させ、指定された印影模様
の属性情報を取込む(ステップ104)。印影模様の属
性としては、例えば、枠付き印影か否か、縦書きか横書
きか、行数、文字の大きさ(絶対値指定でも相対値指定
でも良い)、陰刻(表示でいうところの反転表示に対
応)か陽刻(表示でいうところの非反転表示に対応)
か、文字の書体、円形***等で文字の外形変換処理(円
形化処理など)を行うか否か、全体をかすれぎみで作成
するか否か、印影模様部分の外形の大きさ等があり、こ
れらの情報を取込む。指定***の大きさ等の制約から指
定を認めない属性もある。例えば、小形***の場合には
多行を禁止することなどを行なう。
【0057】その後、CPU21は、文字情報の入力
を、表示装置33による表示によって***作成者に求
め、いわゆるワープロ等の情報処理装置と同様な処理に
よってキー入力部11を介して入力された文字情報を取
込む(ステップ105)。なお、この入力処理における
表示は印影模様イメージ的な表示ではない。そして、文
字情報の入力終了が指示されると、CPU21は、入力
された文字情報を、指定された各種属性に従って変換処
理し、印影模様イメージとして表示装置33に表示させ
て***作成者に確認させて、印影模様情報の取込処理を
終了する(ステップ106)。なお、入力文字表示と、
その時点まで入力された文字の印影模様イメージ表示と
をユーザのキー操作に応じて切替えるようにしても良
い。
【0058】***作成者は、印影模様情報の入力操作を
終了すると、直ちに印面部材42への転写処理を起動し
ても良く、また、一旦RAM23(や外部記憶装置)に
記憶させるようにすることもできる。
【0059】例えば、表示装置33に印影模様イメージ
が表示されている状態で(記憶されているものを読出し
て表示させた場合を含む)、***作成者は、キー入力部
11を用いて印面部材42への転写を指令することがで
きる。このときには、CPU21は、ROM22に格納
されている図5に示す印面部材42への転写処理プログ
ラムを開始する。
【0060】そしてまず、CPU21は、***種類検出
センサからの情報を取込んで、***本体40が***作成
機に装着されていること、装着されている***本体40
の種類が指定されたものであることを確認する(ステッ
プ200)。
【0061】ここで、未装着や装着間違いという結果を
得た場合には、表示装置33に、装着を求めるメッセー
ジや装着している***本体40を取り替えることを求め
るメッセージなどを表示するエラー処理を行なう(ステ
ップ201)。
【0062】これに対して装着されている***本体40
の妥当性が確認されると、印刷ヘッド50及び両リボン
の走行機構などを駆動して印影模様の印刷処理を実行
し、インクリボン52にネガフィルムとして機能する部
分を形成させる(ステップ202)。
【0063】その後、印影模様が印刷された印刷紙リボ
ン53を排出切断すると共に、ネガフィルム機能部分を
紫外線硬化樹脂層42bに密着させて光学的な転写準備
を完了し、表示装置33に印影模様の最終確認を求める
メッセージを表示して光学的転写の実行有無を指示する
ことを促し、それに応じて***作成者がキー入力部11
に対して行なった指示内容を判別する(203、20
4)。例えば、***作成者は、切断排出された印刷紙リ
ボン53の印影模様に応じて、大きさや文字形状などが
所望の印影模様となっているかの最終確認を行ない、妥
当な場合に光学的転写を指示し、妥当でない場合に転写
処理の強制終了を指示する。
【0064】なお、印影模様の入力時に表示装置33で
表示させた印影模様と、印面部材42に形成させようと
して印刷処理した印影模様とは、大きさや文字間ピッチ
など多少異なっていることが多い。
【0065】強制終了が指示されると、CPU21は一
連の転写処理を直ちに終了する。これに対して、光学的
転写が指示されると、CPU21は、紫外線照射光源5
6を所定時間点灯させる(ステップ205)。
【0066】そして最後に、CPU21は、転写処理が
終了したことや、***本体40の紫外線硬化樹脂層42
bを所定液体(例えば水)で洗浄することなどを指示し
たメッセージを表示装置33に表示して一連の印影模様
の転写処理を終了する(ステップ206)。
【0067】***作成者が、このような転写処理後の印
章本体40の紫外線硬化樹脂層42bを所定液体で洗う
ことによって、印影模様以外の部分が除去されて印影模
様を構成する凹凸が形成され、***が完成する。
【0068】なお、この後に***本体40を再度***作
成機に取り付けて紫外線を照射させ、樹脂硬化を確実の
ものにすることは好ましい。
【0069】従って、第1実施例によれば、***作成者
がネガフィルムを作成することが不要であり、また、原
画に相当する情報をキー入力部11を用いて容易に作成
できる分だけ、***作成専門家以外の者でも簡単かつ短
時間で所望の***を作成することができる。なお、従来
の***作成装置でも原画をワープロ等で作成すると考え
られるがそれをトレーシングペーパー等に複写する作業
等が必要であって、この点の作業は実施例より多い。
【0070】また、図4及び図5は基本的な処理の流れ
を示したが、実施例は情報処理構成を備えているので、
途中において、***本体の大きさ(従って印影の大き
さ)や印影の属性を変更するようなことも容易に対応で
きる。同様な理由により、***の大きさは異なるが、印
影が相似系の各種の***を1回の印影模様情報の入力処
理によって得ることができる。
【0071】さらに、上記第1実施例によれば、印影模
様を構成する凸部になる部分が硬化によって残る紫外線
硬化樹脂層42bを適用しているので、印刷転写する際
に、入力された印影模様情報を変換することが不要であ
り、すなわち、逆字処理(鏡文字化処理)を行なうこと
が不要であり、情報処理の負担は少ない。
【0072】(B)第2実施例 次に、本発明による***作成装置の第2実施例を図面を
参照しながら詳述する。ここで、図6は、第2実施例の
機構的光学的構成部(印刷部や光線照射部など)を示す
ものであり、上述した図1との同一、対応部分には同一
符号を付して示している。
【0073】この第2実施例も、第1実施例と同様に、
印刷処理を利用して自動的にネガフィルムを作成するこ
とに特徴を有するものであり、ネガフィルムとして機能
するリボンが異なることが最も大きな相違点である。な
お、電気的構成部は第1実施例とほぼ同様であり、以下
では、機構的光学的構成部を中心として第2実施例を説
明する。
【0074】図6において、この第2実施例の印刷紙リ
ボン53は透明シートによって形成されており(この点
からは紙という表現は妥当でないかもしれない)、印刷
処理を通じて印影模様が転写された後も外部に排出され
ることなく、インクリボン52と共に走行し、ローラ6
2を経てローラ63に達する。ローラ63は、図示しな
いリボンの分離機構などを関連して有するものであり、
インクリボン52及び印刷紙リボン53を分離する。分
離され進行方向が変更されたインクリボン52は、巻取
リール55によって巻き取られる。
【0075】これに対して、直進分離れた印刷紙リボ
ン53は、***本体40の紫外線硬化樹脂層42bの直
下を通過した後、ローラ64によって進行方向が変更さ
れ、巻取リール65によって巻き取られるようになされ
ている。なお、紫外線硬化樹脂層42bの印影模様に応
じた部分を硬化させるための後述する印影模様の光学的
転写処理の際には、印影模様が白黒反転印刷された印刷
紙リボン53の領域が紫外線硬化樹脂層42bの直下に
なるように印刷紙リボン53は停止される。
【0076】この第2実施例の紫外線照射構成は第1実
施例の紫外線照射構成と同様であるが、印刷紙リボン5
3を挾んで紫外線硬化樹脂層42bと対向している点が
第1実施例とは異なる。
【0077】CPU21が実行する処理も第1実施例と
同様であり、その説明は省略する。なお、印刷する印影
模様画像は、第1実施例の印刷する印影模様画像と白黒
反転している。
【0078】従って、この第2実施例によっても、印刷
処理を通じてネガフィルム(印刷紙リボン53の一部)
を自動的に作成し、直ちに、紫外線硬化樹脂層42bへ
の転写を実行するようにしたので、第1実施例と同様な
効果を得ることができる。
【0079】(C)他の実施例 なお、本発明は、実施例のものに限定されるものではな
く、種々の変形が可能であり、その変形実施例のいくつ
かを例示すると以下の通りである。
【0080】(1) 硬化樹脂層42bの所定流体による洗
浄工程を行なう構成部分をも***作成機に設けるように
しても良い。例えば、印影転写処理が終了した***本体
40を移動させて、その先端部を、収容容器に収容され
ている所定液体に侵漬させて硬化部分以外や付着インク
を自動的に除去するようにしても良い。
【0081】(2) 台木41と別体になっている印面部材
42だけを***作成機に装着して紫外線硬化樹脂層42
bの硬化処理を行なうものであっても良い。
【0082】(3) 本発明の一部構成要素として、市販の
情報処理装置を適用するようにしても良い。例えば、機
構的光学構成部以外の情報処理構成として、ワープロや
パソコンやテープ印刷装置を適用し、ケーブルを介し
て、機構的光学的構成部の各部を制御するようにしても
良い。
【0083】(4) 印刷処理を、固定印刷ヘッド50では
なく可動ヘッドで行なうようにしても良い。
【0084】(5) 印刷方式は熱転写方式に限定されず、
インクジェット方式やワイヤドット方式を適用するよう
にしても良い。なお、第1実施例に対してはインクジェ
ット方式は適用できない。
【0085】(6) 硬化樹脂層42bに代えて、紫外線以
外の物理的要因によって硬化したり軟化したりするもの
を適用することができる。例えば、可視光硬化樹脂や紫
外線軟化樹脂を用いることができる。
【0086】(7) 印影模様の入力方法として、画像読取
だけを可能にしても良く、キー入力だけを可能にしても
良い。例えば、画像読取だけを行なう***作成装置にお
いて、画像読取部が読み取った画像情報をそのまま印刷
ヘッドに与えて制御するようにしても良く、このような
場合には、CPU自体を省略したり、又はCPUによる
入力制御及び模様パターンの転送制御を省略したりする
ことができる。
【0087】(8) 第2実施例については、印刷処理後の
印刷紙リボン53を排出切断して保存できるようにし、
後日、これを紫外線照射構成に取り付けて再度利用でき
るようにしても良い。
【0088】(9) 上記実施例では、ネガフィルムと紫外
線硬化樹脂層42bとを密着させて印影模様を転写させ
るものを示したが、ネガフィルムと紫外線硬化樹脂層4
2bとを離間させ、その間に対物レンズ等の光学系を設
けて印影模様を転写させるようにしても良い。
【0089】(10)上記実施例においては、ネガフィルム
に相当するインクリボン又は印刷紙リボンを、連続リボ
ン状のまま照射位置に搬送するものを示したが、所定長
さに切断して照射位置に搬送するようにしても良い。
【0090】(11)上記実施例においては、印刷位置(ネ
ガフィルムの作成位置)が紫外線を照射するネガフィル
ムの位置(紫外線照射位置)から離れているものを示し
たが、例えば、可動する印刷ヘッド及びプラテンローラ
などを適用して紫外線照射位置で印刷するようにしても
良い。
【0091】(12)透明板61を固定し、***本体40を
進退動させることでネガフィルムと印面部材とを密着さ
せるようにしても良い。
【0092】
【発明の効果】以上のように、本発明の***作成装置に
よれば、印面部材として、所定周波数成分の光線を受光
した部分が他の部分と状態が異なるようになって、所定
流体との作用によって凹凸面を形成できる樹脂製印面部
材を適用すると共に、ネガフィルム作成手段が、情報処
理手段によって取込まれた印影模様情報に対する印刷処
理を行なってネガフィルムを作成し、ネガフィルム搬送
手段が適宜搬送して照射位置に位置させたネガフィルム
を介して光線を樹脂製印面部材に照射して、樹脂製印面
部材の印影模様に応じた部分又はその他の部分の状態を
変化させるようにしたので、***作成専門家以外でも簡
単かつ短時間で所望の***を作成できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の機構的光学的構成部を示す配置図
である。
【図2】第1実施例の電気的構成部を示すブロック図で
ある。
【図3】第1実施例の外観構成例を示す斜視図である。
【図4】第1実施例の印影模様情報の取込処理を示すフ
ローチャートである。
【図5】第1実施例の印面部材への印面模様転写処理を
示すフローチャートである。
【図6】第2実施例の機構的光学的構成部を示す配置図
である。
【符号の説明】
10…入力部、20…制御部、21…CPU、22…R
OM、23…RAM、30…出力部、40…***本体、
42…印面部材、42b…紫外線硬化樹脂層、50…印
刷ヘッド、52…インクリボン、53…印刷紙リボン、
60…紫外線照射光源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邊 健二 東京都千代田区東神田2丁目10番18号 株式会社キングジム内 (72)発明者 市川 智之 東京都千代田区東神田2丁目10番18号 株式会社キングジム内 (72)発明者 谷口 雄一郎 東京都千代田区東神田2丁目10番18号 株式会社キングジム内 (72)発明者 会田 智恵子 東京都千代田区東神田2丁目10番18号 株式会社キングジム内 (56)参考文献 特開 平2−179783(JP,A) 特開 昭57−46242(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41K 1/02 B41C 1/00 G03F 7/00 502

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定周波数成分の光線を受光した部分が
    他の部分と状態が異なるようになって、所定流体との作
    用によって凹凸面を形成できる樹脂製印面部材と、 印影模様情報を取込む情報処理手段と、 取込まれた印影模様情報を有するネガフィルムを印刷処
    理を通じて作成するネガフィルム作成手段と、 作成されたネガフィルムを照射位置に又は照射位置から
    搬送するネガフィルム搬送手段と、 上記樹脂製印面部材に、上記所定周波数成分の光線を上
    記ネガフィルムを介して照射する光線照射手段とを備
    え、上記ネガフィルムが、印刷処理を通じてインクが部分的
    に付着した透光性シートであることを特徴とする ***作
    成装置。
  2. 【請求項2】 所定周波数成分の光線を受光した部分が
    他の部分と状態が異なるようになって、所定流体との作
    用によって凹凸面を形成できる樹脂製印面部材と、 印影模様情報を取込む情報処理手段と、 取込まれた印影模様情報を有するネガフィルムを、イン
    クリボンを用いた印刷処理で印影模様を印刷紙リボンに
    転写させることにより作成するものであって、印刷処理
    を通じてインクが部分的に除外された、上記インクリボ
    ンの透光性を有するインク除外部分を上記ネガフィルム
    として作成するネガフィルム作成手段と、 作成されたネガフィルムを照射位置に又は照射位置から
    搬送するネガフィルム搬送手段と、 上記樹脂製印面部材に、上記所定周波数成分の光線を上
    記ネガフィルムを介して照射する光線照射手段と、 上記ネガフィルムを作成するための上記インクリボンを
    用いた印刷処理で印影 模様が転写される印刷紙リボンに
    おける、印影模様が印刷された印刷紙リボンの部分を外
    部に排出する印刷紙リボン搬送手段と を有することを特
    徴とする***作成装置。
  3. 【請求項3】 上記ネガフィルムを上記樹脂製印面部材
    と上記光線照射手段との間に停止させて上記光線照射手
    段による照射をさせる際には、上記ネガフィルムを上記
    樹脂製印面部材に接触させるように第1の位置をとると
    共に、上記ネガフィルムを搬送させる際には、上記ネガ
    フィルムを上記樹脂製印面部材から非接触にさせるよう
    に第2の位置をとる透明板を有することを特徴とする請
    求項1又は2に記載の***作成装置。
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