JP3311043B2 - ガンマカメラ - Google Patents

ガンマカメラ

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JP3311043B2
JP3311043B2 JP28580492A JP28580492A JP3311043B2 JP 3311043 B2 JP3311043 B2 JP 3311043B2 JP 28580492 A JP28580492 A JP 28580492A JP 28580492 A JP28580492 A JP 28580492A JP 3311043 B2 JP3311043 B2 JP 3311043B2
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    • G01T1/00Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
    • G01T1/16Measuring radiation intensity
    • G01T1/161Applications in the field of nuclear medicine, e.g. in vivo counting
    • G01T1/164Scintigraphy
    • G01T1/1641Static instruments for imaging the distribution of radioactivity in one or two dimensions using one or several scintillating elements; Radio-isotope cameras
    • G01T1/1642Static instruments for imaging the distribution of radioactivity in one or two dimensions using one or several scintillating elements; Radio-isotope cameras using a scintillation crystal and position sensing photodetector arrays, e.g. ANGER cameras

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定の臓器や組織に吸
収され又は集中する医薬品を放射性同位元素(radioiso
tope;以下単に「RI」という)で標識(ラベル)して
被検体内に投与し、そこからランダムに放出されるγ線
を一定期間検出することにより被検体内における放射性
同位元素の分布画像(シンチグラム)を求めるシンチレ
ーションカメラ(ガンマカメラとも言う)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシンチレーションカメラ
は、特定角度で入射するγ線だけを通過させるコリメー
タの後方に例えばヨウ化ナトリウム(NaI) を発光物質と
したシンチレータを装着し、そしてこのシンチレータに
複数本の光電子増倍管をちょう密に配列したカメラ本体
で、γ線の入射毎にその入射位置信号(XY信号)と入
射γ線のエネルギに比例するエネルギ信号(Z信号)と
を測定し、このXY信号およびZ信号をリニアリティ補
正やエネルギ補正を行う補正回路を介して、ウインドウ
回路に送り、そこでZ信号が予定エネルギ範囲(ウイン
ドウ)に入るγ線のみ選別し、そのγ線のXY信号に特
定される画像メモリの画素を1カウントずつ計数し、こ
れを一定期間継続することでγ線の分布画像を得るもの
である。
【0003】このようなシンチレーションカメラの診断
能を向上するための一要素として、γ線の分布画像から
コリメータやシンチレータなどで生じる散乱線成分を除
去することがある。このための方法の一つに、この分布
画像を微小なエネルギピッチ毎に分解し、各ピッチの計
数値合計をエネルギ軸に沿って分布したいわゆるエネル
ギスペクトラムを作成し、このエネルギスペクトラムを
用いて光電ピーク付近に混入する散乱線成分の割合を予
め求め記憶しておき、この割合に基づいて実際に収集し
た分布画像から散乱線成分を除去するという方法があ
る。
【0004】しかし、この方法は、散乱線成分の混入割
合がγ線の入射位置毎、つまり分布画像の画素毎に異な
るため、良好に散乱線成分を除去することはできなかっ
た。この不具合を解決するような方法が、近年検討され
ていて、その一つに、点線源をシンチレータ前面で移動
させながら各位置での散乱線成分の混入割合を実測しこ
の実測値を用いて実際に収集した分布画像の各位置毎に
散乱線成分を除去しようとする方法があるが、測定点の
細かさにも限界がある上、測定作業が非常に手間のかか
るという問題、さらには光電子増倍管などの感度が変動
するために一定の期間が経過する毎にこの測定作業をや
り直す必要があり、好ましい方法ではなかった。
【0005】また、臓器機能の定量的な検査には、多核
種で各別にラベルした複数種類の放射性医薬品を被検体
に投与し、核種毎の分布状況を比較検討することが有効
とされている。この場合、従来のシンチレーションカメ
ラはウインドウの設定を核種毎に変えながら核種毎に分
布画像を得ようとするが、例えば各核種の光電ピークが
近接していて、各ウインドウが重なり合うような場合な
ど、互いに核種成分が混入し、核種毎に分布画像を分離
することはできなかった。
【0006】さらには、上記エネルギスペクトラムに
は、上述したような散乱線成分、クロストーク、光電ピ
ークの重なりなど診断に有効な多くの情報が含まれてい
るが、従来のシンチレーションカメラはこのエネルギス
ペクトラムを有効に活用するものではなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に対処すべくなされたもので、その目的は、分布画像
の画素毎のエネルギスペクトラムを作成できるシンチレ
ーションカメラを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるガンマカメ
ラは、被検体内に投与した放射性同位元素から放出され
るγ線を検出して、前記γ線のエネルギと入射位置とを
測定するカメラ本体と、前記測定されたγ線のエネルギ
と入射位置とに基づいて、エネルギ軸に対するγ線の入
射回数の変化を表すエネルギスペクトラムを前記γ線の
入射位置毎に生成する手段と、関心領域を設定する手段
と、前記設定された関心領域内に該当する複数のエネル
ギスペクトラムを合成する手段と、前記合成されたエネ
ルギスペクトラムを表示する手段とを具備したことを特
徴とする。 本発明によるガンマカメラは、さらに、前記
合成されたエネルギスペクトラムの表示エネルギ範囲を
任意に設定する手段をさらに備えたことを特徴とする。
本発明によるガンマカメラは、さらに、前記合成された
エネルギスペクトラムの表示エネルギ範囲を前記投与さ
れる放射性同位元素の核種又は光電ピークに応じて自動
設定する手段をさらに備えたことを特徴とする。 本発明
によるガンマカメラは、被検体内に投与した第1放射性
同位元素と、前記第1放射性同位元素と光電ピークが近
接している第2放射性同位元素とから放出されるγ線を
検出して、前記γ線のエネルギと入射位置とを測定する
カメラ本体と、前記測定されたγ線のエネルギと入射位
置とに基づいて、エネルギ軸に対するγ線の入射回数の
変化を表すエネルギスペクトラムを前記γ線の入射位置
毎に生成する手段と、前記エネルギスペクトラム各々か
ら散乱線成分を除去すると共に、この散乱線成分を除去
されたエネルギスペクトラム各々を、光電ピークを挟ん
でエネルギスペクトラムが略左右対称になる左右対称性
を利用して、前記第1放射性同位元素に対応するエネル
ギスペクトラムと、前記第2放射性同位元素に対応する
エネルギスペクトラムとに分離する手段とを具備したこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明によるガンマカメラによれば、γ線の入
射位置毎のエネルギスペクトラムと、関心領域内に該当
する複数のエネルギスペクトラムの合成による関心領域
(局所)に関するエネルギスペクトラムとの両方を生成
することができる。 また、本発明によるガンマカメラに
よれば、エネルギスペクトラムに対する散乱線成分除去
と核種分離とを、γ線入射位置ごとに個別に行うので、
散乱線成分除去と核種分離の精度を向上することができ
る。
【0010】
【実施例】以下、図面を用いて本発明一実施例を説明す
る。
【0011】図1は、第1の実施例のブロック図であ
る。カメラ本体1は、コリメータ2の後方に例えばヨウ
化ナトリウム(NaI) を発光物質としたシンチレータ3を
配置し、このシンチレータ3の後方に複数の光電子増倍
管(PMT)4をちょう密に配列してなり、γ線が入射
する毎に光電子増倍管4からの出力に基づいて位置計算
部5でその入射位置を計算し位置信号(XY信号)を出
力すると共に、各光電子増倍管4の出力を加算して入射
γ線エネルギに応じたエネルギ信号(Z信号)を出力す
るものである。
【0012】補正回路6は、カメラ本体1の出力を受け
てリニアリティ補正およびエネルギ補正を行ない、XY
信号をメモリコントローラ7に送り、Z信号をウインド
ウ回路8に送る。ウインドウ回路8は、このZ信号をコ
ントローラ9からのウインドウW(下限エネルギELOW
≦W≦上限エネルギEUP)で選別し、Z信号がこのウイ
ンドウWに入っているときにだけZ信号をチャンネル判
別回路10に出力する。チャンネル判別回路10は、ウ
インドウ回路8からのZ信号の強度(入射γ線エネル
ギ)に応じたチャンネル信号Cを、コントローラ9から
の微小エネルギピッチ△Eを用いて判別する。ここで、
チャンネルとは、ウインドウWを微小なエネルギピッチ
△Eで分割したときのELOW ,ELOW +△E … EUP
−△E,EUPまで各エネルギ順位のことをいい、チャン
ネル数は例えばn(n=W/△E+1)である。
【0013】メモリコントローラ7は、補正回路6から
のXY信号およびチャンネル判別回路10からのチャン
ネル信号Cを受けて、このXY信号およびチャンネル信
号Cをアドレスとしてメモリ群11に出力しその記憶動
作を制御する。
【0014】メモリ群11は、各チャンネルに対応する
n枚の2次元メモリ111 〜11nを備えていて、メモ
リコントローラ7の制御のもと、チャンネル信号Cに対
応したいずれか一のメモリ101 〜10n のXY信号に
特定される画素が1カウントずつカウントアップされ
る。
【0015】エネルギスペクトラム作成部12は、メモ
リ111 〜11n の同一XY位置の各画素の画素値(計
数値)をエネルギ軸に沿って展開して、図4に示すよう
なエネルギスペクトラムを画素毎に作成する。
【0016】局所エネルギスペクトラム作成部13は、
図示しない入力装置を介して入力した関心部分(m×m
画素の局所)に関する局所エネルギスペクトラムを作成
するものであり、この局所に含まれる各画素のエネルギ
スペクトラムをエネルギスペクトラム作成部12から取
り出し、それらを合成して局所エネルギスペクトラムを
作成し、その局所エネルギスペクトラムをモニタ14に
表示する。
【0017】画像再構成処理部15は、エネルギスペク
トラム作成部12から各画素のエネルギスペクトラムを
入力し、表示ウインドウ設定部16で設定した表示ウイ
ンドウ内の光電ピーク面積、すなわち表示ウインドウ内
の総面積(計数値の積算値)から散乱線成分を除去した
光電ピーク面積を、各エネルギスペクトラム毎に、すな
わち画素毎に求め、この光電ピーク面積を元の画素配列
にしたがって2次元に展開して、分布画像を再構成する
ものであるが、この再構成手順についての詳細は後述す
る。以上のように構成された本実施例の作用について説
明する。
【0018】図2は、データ収集から画素毎のエネルギ
スペクトラムの作成までの処理の流れを示す流れ図であ
る。なお、分布画像はS×S画素のマトリクスサイズで
あるものとする。そして、ここでは、光電ピークの十分
離間した3つの核種A,B,Cで各別にラベルした放射
性医薬品を被検体に投与するものとする。
【0019】まず、データ収集に先立って、少なくとも
核種A,B,Cの各光電ピークエネルギおよび散乱線成
分を含む比較的広いウインドウWを設定し、またチャン
ネルピッチを決めるエネルギピッチ△Eを設定する(ス
テップ100)。なお、このときのチャンネル数はnと
する。
【0020】データ収集を開始すると(ステップ10
1)、γ線入射毎にカメラ本体1でXY信号およびZ信
号が測定され(ステップ102)、補正回路6でリニア
リティ補正およびエネルギ補正された後、XY信号はメ
モリコントローラ7に送られ、Z信号はウインドウ回路
8に送られる。ウインドウ回路8では、このZ信号をウ
インドウWで選別し(ステップ103)、Z信号がこの
ウインドウWに入っていないときにはステップ102に
戻り次のγ線入射を待機し、一方、Z信号がこのウイン
ドウWに入っているときにはこのZ信号をチャンネル判
別回路10に送る。チャンネル判別回路10では、この
Z信号の強度に一致するチャンネルが判別され、(ステ
ップ104)、そのチャンネル信号Cがメモリコントロ
ーラ7へ出力される。
【0021】メモリコントローラ7では、このXY信号
およびチャンネル信号Cを受けて、このXY信号および
チャンネル信号Cをアドレスとして、メモリ群10のチ
ャンネル信号Cに対応したいずれか一のメモリ101
10n のXY信号に特定される画素を1カウントだけカ
ウントアップする(ステップ105)。このようなステ
ップ102からステップ105までの処理をデータ収集
開始時刻から所定時間経過するまで繰り返す(ステップ
106)。この結果、エネルギの異なるn枚の画像がメ
モリ群10に格納される。
【0022】次に、画素毎のエネルギスペクトラムは、
エネルギスペクトラム作成部12で次のように処理され
作成される。まず、画素を定めるワードi,jを1にセ
ットし(ステップ107)、メモリ群10から各メモリ
101 〜10n の画素(Xi,Yj)に記憶されている
各計数値を取り出し、これらをチャンネル方向に展開
し、画素(Xi,Yj)に関するエネルギスペクトラム
を作成する(ステップ108)。そして、ワードiまた
はjに1を加算して(ステップ109)、このワード
i,jを画素数Sと比較し(ステップ110)、ワード
i,jが共に画素数Sを越えない間、すなわち全ての画
素が上記ステップ108およびステップ109の処理を
実行されるまで繰り返されて、全ての画素毎のエネルギ
スペクトラムが完成する(ステップ111)。
【0023】ここで、所望の関心部分についての局所エ
ネルギスペクトラムを表示し各種情報を得たいときに
は、図示しない入力装置を操作して分布画像内の任意の
位置にROI、(例えばm×m画素サイズ、もちろん1
画素でもよい)が設定されると、局所エネルギスペクト
ラム作成部13で当該ROIに含まれるm×m画素の各
エネルギスペクトラムがエネルギスペクトラム作成部1
2から読み出され、各エネルギスペクトラムの計数値が
チャンネル毎に加算されて当該ROIに関する局所エネ
ルギスペクトラムが作成され、モニタ14に表示され
る。したがって、オペレータにあっては、任意のROI
についての局所エネルギスペクトラムを随時観察し、診
断に供することができる。
【0024】次に、画像再構成処理部15で、核種毎の
分布画像の分離処理の流れについて図3および図4を用
いて説明する。なお、図3は、核種Aについての画像の
作成手順を示すものであるが、核種B,Cについても表
示ウインドウの設定範囲のみ相違し、他の処理は同一で
ある。図4は、ある画素(Xi,Yj)についてのエネ
ルギスペクトラムを示す図である。
【0025】まず、核種Aについての表示ウインドウW
A (Em ≦WA ≦En )を設定する(ステップ12
0)。この表示ウインドウWA の設定は、エネルギスペ
クトラムを参照しながら人為的に設定しても良いし、自
動的に、例えば核種Aに固有の光電ピークエネルギEPA
を中心に例えばEPAの20%の幅に自動的に設定しても
よいし、また他の方法を採用して好適に設定すればよ
い。
【0026】ステップ120で表示ウインドウWA の設
定が完了すると、まずワードi,jが1に設定され(ス
テップ121)、画素(Xi,Yj)のエネルギスペク
トラムがエネルギスペクトラム作成部12から読み出さ
れる(ステップ122)。
【0027】そして、表示ウインドウWA 内の各計数値
が積算され、総面積TA が算出される(ステップ12
3)。この総面積TA から散乱線成分を引算して、散乱
線成分を含まない光電ピーク面積PA を求めるのである
が、この方法は、ここでは特願平3−63443に記載
された方法に基づいた方法を採用することとするが、も
ちろん他の方法を採用してもよい。
【0028】この方法の場合、散乱線成分を含むベース
成分面積BA を台形近似により求め(ステップ12
4)、表示ウインドウWA 内の総面積TA からベース成
分面積BA を引算することで、散乱線成分を含まない光
電ピーク面積PA を求める(ステップ125)。この光
電ピーク面積PA を、画像再構成処理部14内の画像メ
モリの当該画素(Xi,Yj)に記憶する。
【0029】そして、ワードi又はjに1を加算して
(ステップ127)、このワードiおよびjを画素数S
に比較し(ステップ128)、両方が画素数Sを越えな
い間、上記ステップ122からステップ127までの処
理を繰り返すことで、全ての画素個々について光電ピー
ク面積PA が求められ、散乱線成分や他の核種B,C成
分が混入しない核種A単独の分布画像IA が完成する
(ステップ129)。このように収集された画像I
A は、各画素値に応じた明るさでモニタ14に表示さ
れ、診断や検査に供される。
【0030】なお、以上の説明では、核種Aについての
画像の作成処理手順について説明したが、核種B,Cに
ついても表示ウインドウをWB やWC に設定し、核種A
と同様の処理を実行することにより各核種単独の分布画
像を得ることができる。
【0031】このように本実施例は、画素毎のエネルギ
スペクトラムを作成できるので、このエネルギスペクト
ラムを用いれば散乱線成分を画素単位で除去でき、した
がって高精度で散乱線成分を除去した核種毎の分布画像
を作成することができる。次に第2の実施例について説
明する。
【0032】上述した第1実施例は、光電ピークエネル
ギの十分離間した多核種を同時投与する場合を対象にし
たものであり、核種毎に異なる表示ウインドウを設定す
ることで核種毎に分布画像を分離していたので、光電ピ
ークエネルギが近接し互いのウインドウが重なり合うよ
うな核種を同時投与する場合には各核種成分が混在し各
核種の分布画像を分離することはできないという不具合
があるが、本実施例はこの不具合を解決するものであ
る。
【0033】本実施例は、図1に示した第1の実施例の
構成と同じであるので構成の説明を省略し、画像再構成
処理部における核種毎の分布画像の分離処理についての
み以下説明する。
【0034】なお、ここでは、光電ピークエネルギが近
接し互いのウインドウが一部重なるような核種として、
Tc-99m(光電ピークエネルギ;141KeV )とI-123 (光電
ピークエネルギ;159KeV )を例に掲げて説明するものと
する。
【0035】この分布画像の分離処理に先だって、ウイ
ンドウ回路8のウインドウを、少なくとも核種Tc-99mの
光電ピークと核種I-123 の光電ピークおよび散乱成分を
含むウインドウWを設定し、このウインドウWで、デー
タ収集を行い、第1実施例と同様に、画素毎のエネルギ
スペクトラムがエネルギスペクトラム作成部12で作成
されている。
【0036】図5は、散乱線成分を除去し、かつTc-99m
成分とI-123 成分を分離し、Tc-99m単独の分布画像を作
成する処理手順を示す流れ図であり、図6および図7は
画素(Xi,Yj)に関するエネルギスペクトラムを示
す図である。
【0037】まず、図5に示すように、表示ウインドウ
設定部16をして、Tc-99mの光電ピークエネルギを中心
に例えば20%の幅のTc-99mについての表示ウインドウ
Tcと、I-123 の光電ピークエネルギを中心に例えば2
0%の幅のI-123 についての表示ウインドウWI を設定
する(ステップ200)。そして、ワードi,jが1に
設定され(ステップ201)、画素(Xi,Yj)のエ
ネルギスペクトラムがエネルギスペクトラム作成部12
から読み出される(ステップ202)。
【0038】そして、表示ウインドウWTcと表示ウイン
ドウWI とを重ね合わせたウインドウW内に含まれる散
乱線成分Bを、第1実施例で説明したように特願平3−
63443に記載された方法などにより求め、散乱線成
分Bを予め除去し(ステップ203)、散乱線成分を含
まない図6に点線で示した新たなエネルギスペクトラム
を整形する(ステップ204)。
【0039】図7は、この新たなエネルギスペクトラム
だけを取り出した図である。このエネルギスペクトラム
から核種Tc-99mの新たな光電ピークエネルギEPTc'を探
索する(ステップ205)。
【0040】そして、この光電ピークエネルギEPTc'
り低エネルギ側のa点からb点までの分布曲線tを、矢
印で示したように光電ピークエネルギEPTc'を挟んで高
エネルギ側に折り返し、この分布曲線t´と分布曲線t
とを光電ピークでa点で連結することで、核種I-123 成
分を核種Tc-99mから分離し、核種Tc-99m単独のエネルギ
スペクトラムを形成することができる(ステップ20
6)。これは、エネルギスペクトラムが散乱線成分を含
まないとき、すなわち光電ピーク成分だけのとき、光電
ピークエネルギを挟んでほぼ左右対称になる左右対称特
性を利用したものである。
【0041】この核種Tc-99m単独のエネルギスペクトラ
ムが得られると、斜線で示した核種Tc-99mの光電ピーク
面積PTcを計算し(ステップ207)、当該画像再構成
処理部内の画像メモリの画素(Xi,Yj)にこの光電
ピーク面積PTcを記憶する(ステップ208)。
【0042】そして、次の画素について同様の処理を実
行するべく、ワードi又はjに1を加算して(ステップ
209)、このワードiおよびjを画素数Sに比較し
(ステップ210)、上記ステップ202からステップ
209までの処理を繰り返すことで、全ての画素個々に
ついて光電ピーク面積PTcが求められ、散乱線成分や核
種I-123 成分が混入しない核種Tc-99m単独の分布画像I
I が完成する(ステップ211)。このように収集され
た画像II は、各画素値に応じた明るさでモニタ14に
表示され、診断や検査に供される。なお、以上の説明で
は、Tc-99mの分布画像を分離する処理手順について説明
したが、核種I-123 の場合も同じ処理を実行すればよ
い。
【0043】このように本実施例は、第1実施例と同様
の効果を得られると共に、第1実施例では不可能であっ
た光電ピークエネルギが近接し互いのウインドウが一部
重なるような核種を同時投与する場合にも核種毎の分布
画像を分離することができる。 次に第3の実施例につ
いて説明する。
【0044】本実施例は、図1に示した第1の実施例の
構成と同じであるので構成の説明を省略し、画像再構成
処理部における核種毎の分布画像の分離処理についての
み以下説明する。
【0045】なお、本実施例が対象とする同時投与する
核種は、2以上の光電ピークを有する核種として例えば
Tl-201(光電ピークエネルギ;71KeVと167KeV)と、Tl-2
01の一方の光電ピークエネルギに接近したI-123 (光電
ピークエネルギ;159KeV )を例に掲げて説明するものと
する。
【0046】この分布画像の分離処理に先だって、ウイ
ンドウ回路8のウインドウを、少なくとも核種Tl-201の
2つの光電ピークと核種I-123 の光電ピークおよび散乱
成分を含むウインドウWを設定し、このウインドウW
で、データ収集を行い、第1実施例と同様に、画素毎の
エネルギスペクトラムがエネルギスペクトラム作成部1
2で作成されている。
【0047】図8は、散乱線成分を除去し、かつTl-201
成分とI-123 成分を分離し、I-123単独の分布画像を作
成する処理手順を示す流れ図であり、図9は画素(X
i,Yj)に関するエネルギスペクトラムを示す図であ
る。
【0048】まず、図8に示すように、表示ウインドウ
設定部16をして、Tl-201の2つの光電ピークに対応し
た低エネルギ側の表示ウインドウWTlL および高エネル
ギ側の表示ウインドウWTlH 、そして、I-123 の表示ウ
インドウWI を設定する(ステップ300)。そして、
ワードi,jが1に設定され(ステップ301)、画素
(Xi,Yj)のエネルギスペクトラムがエネルギスペ
クトラム作成部12から読み出される(ステップ30
2)。
【0049】そして、Tl-201の低エネルギ側の表示ウイ
ンドウWTlL 内に含まれる散乱線成分BTlL を、第1実
施例で説明したように特願平3−63443に記載され
た方法などにより求め、表示ウインドウWTlL 内の総面
積(計数値合計)からこの散乱線成分BTlL を引算する
ことにより、Tl-201の低エネルギ側の光電ピーク面積P
TlL を求める(ステップ303)。
【0050】次に、I-123 の表示ウインドウWI を用い
て、この表示ウインドウWI 内の散乱線成分を除去し、
図9に斜線で示した光電ピーク面積P1 を求める(ステ
ップ304)。ただし、この光電ピーク面積P1 には、
Tl-201の高エネルギ側の成分が一部混入しているので、
I-123 単独の成分を取り出すためには、この一部、すな
わち、Tl-201の高エネルギ側の光電ピーク面積PTlH
内、I-123 の表示ウインドウWI 内に含まれる光電ピー
ク面積P2 を光電ピーク面積P1 から引算しなければな
らない。このTl-201の高エネルギ側の光電ピーク面積P
TlH の内、I-123 の表示ウインドウWI 内に含まれる光
電ピーク面積P2 は、次のように求める。
【0051】まず、ステップ305で、Tl-201の高エネ
ルギ側の光電ピーク面積PTlH を、核種に固有のエネル
ギに応じたγ線放出割合と壊変率とを利用して、Tl-201
の低エネルギ側の光電ピーク面積PTlL から求める。つ
まり、Tl-201の低エネルギ側の光電ピークエネルギ(71
KeV )に対する高エネルギ側の光電ピークエネルギ(16
7KeV)のγ線放出割合は、既知であり、11%であり、
また壊変率が96%であるので、Tl-201の高エネルギ側
の光電ピーク面積PTlH は、次式(1)で求めることが
できる。 PTlH =PTlL ×0.11×0.96 …(1)
【0052】次に、ステップ306で、このTl-201の高
エネルギ側の光電ピーク面積PTlHから、I-123 の表示
ウインドウWI 内に含まれる光電ピーク面積P2 を、Tl
-201の高エネルギ側の光電ピーク面積PTlH に、Tl-201
の高エネルギ側の表示ウインドウWTlH に対するI-123
の表示ウインドウWI と重なり合う範囲Wd の割合R
(R=Wd /WTlH )を乗算することにより、推定する
ことができる。
【0053】この光電ピーク面積P2 が得られると、光
電ピーク面積P1 からP2 を引算することで、散乱線成
分およびTl-201成分の含まないI-123 単独の光電ピーク
面積PI を求めることができる(ステップ307)。そ
して、このI-123 単独の光電ピーク面積PI を当該画像
再構成処理部内の画像メモリの画素(Xi,Yj)に記
憶する(ステップ308)。
【0054】さらに、次の画素について同様の処理を実
行するべく、ワードi又はjに1を加算して(ステップ
309)、このワードiおよびjを画素数Sに比較し
(ステップ310)、さらに上記ステップ302からス
テップ309までの処理を繰り返すことで、全ての画素
個々についてI-123 単独の光電ピーク面積PI を求める
ことができ、したがって、散乱線成分を除去しかつTl-2
01成分から分離したI-123 単独の分布画像II が完成す
る(ステップ311)。このように収集された分布画像
I は、各画素値に応じた明るさでモニタ14に表示さ
れ、診断や検査に供される。
【0055】このように本実施例は、第1実施例と同様
の効果を得られると共に、2以上の光電ピークを有する
核種とその一方の光電ピークエネルギに接近した核種と
を同時投与した場合でも、核種毎の分布画像に分離する
ことができる。
【0056】本発明は上述した実施例に限定されること
なく、種々変形して実施例可能である。例えば、上述の
説明では、同時投与する核種の組み合わせの相違により
各実施例に別けて説明したが、上記第1から第3までの
各実施例を1台のシンチレーションカメラに装備させ、
各実施例の分離方法を選択的に使用できるようしてもよ
い。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、γ線の入射位置毎のエ
ネルギスペクトラムと、任意に設定される関心領域内に
該当する複数のエネルギスペクトラムの合成による関心
領域(局所)に関するエネルギスペクトラムとの両方を
生成することができる。 また、本発明によるガンマカメ
ラによれば、エネルギスペクトラムに対する散乱線成分
除去と核種分離とを、γ線入射位置ごとに個別に行うの
で、散乱線成分除去と核種分離の精度を向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例のブロック図。
【図2】データ収集から画素毎のエネルギスペクトラム
の作成までの処理手順を示す流れ図。
【図3】画素毎の散乱線成分の除去および分布画像を核
種毎に分離する処理手順を示す流れ図。
【図4】図3の処理手順を説明するための図。
【図5】第2実施例による画素毎の散乱線成分の除去お
よび分布画像を核種毎に分離する処理手順を示す流れ
図。
【図6】図5の散乱線成分の除去の処理手順を説明する
ための図。
【図7】図5の分布画像を核種毎に分離する処理手順を
説明するための図。
【図8】第3実施例による画素毎の散乱線成分の除去お
よび分布画像を核種毎に分離する処理手順を示す流れ
図。
【図9】図8の処理手順を説明するための図。
【符号の説明】
1…カメラ本体、2…コリメータ、3…シンチレータ、
4…光電子増倍管、5…位置計算部、6…補正回路、7
…メモリコントローラ、8…ウインドウ回路、9…コン
トローラ、10…チャンネル判別回路、11…メモリ
群、12…エネルギスペクトラム作成部、13…局所エ
ネルギスペクトラム作成部、14…モニタ、15…画像
再構成処理部、16…表示ウインドウ設定部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−145970(JP,A) 特開 昭60−95375(JP,A) 特開 平3−246481(JP,A) 特開 昭59−173784(JP,A) 特開 昭50−94983(JP,A) 特開 昭51−62084(JP,A) 特開 平2−257084(JP,A) 特開 昭57−39369(JP,A) 特開 平1−320491(JP,A) 特開 平4−355393(JP,A) 特開 平2−290585(JP,A) 特開 昭56−107182(JP,A) 特開 平5−87933(JP,A) 特開 昭58−111746(JP,A) 特開 平3−123881(JP,A) 特開 平4−36682(JP,A) 実開 昭58−184762(JP,U) 実開 昭61−14392(JP,U) 特表 平3−502729(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01T 1/164

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体内に投与した放射性同位元素から
    放出されるγ線を検出して、前記γ線のエネルギと入射
    位置とを測定するカメラ本体と、 前記測定されたγ線のエネルギと入射位置とに基づい
    て、エネルギ軸に対するγ線の入射回数の変化を表すエ
    ネルギスペクトラムを前記γ線の入射位置毎に生成する
    手段と、 関心領域を設定する手段と、 前記設定された関心領域内に該当する複数のエネルギス
    ペクトラムを合成する手段と、 前記合成されたエネルギスペクトラムを表示する手段と
    を具備したことを特徴とするガンマカメラ。
  2. 【請求項2】 前記合成されたエネルギスペクトラムの
    表示エネルギ範囲を任意に設定する手段をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1記載のガンマカメラ。
  3. 【請求項3】 前記合成されたエネルギスペクトラムの
    表示エネルギ範囲を前記投与される放射性同位元素の核
    種又は光電ピークに応じて自動設定する手段をさらに備
    えたことを特徴とする請求項1記載のガンマカメラ。
  4. 【請求項4】 被検体内に投与した第1放射性同位元素
    と、前記第1放射性同位元素と光電ピークが近接してい
    る第2放射性同位元素とから放出されるγ線を検出し
    て、前記γ線のエネルギと入射位置とを測定するカメラ
    本体と、 前記測定されたγ線のエネルギと入射位置とに基づい
    て、エネルギ軸に対するγ線の入射回数の変化を表すエ
    ネルギスペクトラムを前記γ線の入射位置毎に生成する
    手段と、 前記エネルギスペクトラム各々から散乱線成分を除去す
    ると共に、この散乱線成分を除去されたエネルギスペク
    トラム各々を、光電ピークを挟んでエネルギスペクトラ
    ムが略左右対称になる左右対称性を利用して、前記第1
    放射性同位元素に対応するエネルギスペクトラムと、前
    記第2放射性同位元素に対応するエネルギスペクトラム
    とに分離する手段とを具備したことを特徴とするガンマ
    カメラ。
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