JP3310891B2 - 扉開閉装置 - Google Patents

扉開閉装置

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JP3310891B2 JP33609096A JP33609096A JP3310891B2 JP 3310891 B2 JP3310891 B2 JP 3310891B2 JP 33609096 A JP33609096 A JP 33609096A JP 33609096 A JP33609096 A JP 33609096A JP 3310891 B2 JP3310891 B2 JP 3310891B2
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俊雄 谷井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、設置スペースの制
約のある場所に適するとともに、車椅子等の使用者にと
っても扉の開閉を容易とする扉開閉装置に関する。
【従来の技術】
【0002】設置スペースの制約された場所等に用いら
れる扉として、たとえば図11に示す開閉ドアが知られ
ている。
【0003】すなわち、開口部10を開閉する吊ドア1
1の上面両端にはドア懸架レール20,21に沿って掛
合滑走する懸垂吊車(図示省略)が取り付けられ、その
下面両端にはドアガイド溝体22,23に沿って係合滑
走するスライドローラ(図示省略)が取り付けられてい
る。
【0004】そして、開口部10を手前側から開ける場
合、吊ドア11の手前側に設けられている凹み持手12
に指を掛けて水平方向に引くと、吊ドア11が戸袋24
側に回動移行し、開口部10が開放される。
【0005】これに対し、開口部10を奥側から開ける
場合、吊ドア11の背面側に設けられている凹み持手1
3に指を掛けて水平方向に引くと、上記同様に、吊ドア
11が戸袋24側に回動移行し、開口部10が開放され
る。
【0006】したがって、開口部10の開放時には、吊
ドア11が戸袋24に納められるので、室内をスッキリ
した感じにすることができるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の開閉ドアの場合、吊ドア11の引込み方向が一方向
であるため、特に車椅子等の使用者が開口部10を奥側
から開けようとすると、車椅子の進行方向に対して凹み
持手13が逃げてしまうために、吊ドア11の開閉が困
難となるものと予想される。
【0008】このことは、腕力の小さい児童、老人、障
害者等にも言えることである。また、吊ドア11全体が
戸袋24に納められる構成であるため、一部屋内に吊ド
ア11全体の戸袋24分のスペースを確保する必要があ
り、戸袋24部分に家具等を置くことができないことか
ら、部屋の利用場所が制限されてしまうという不具合も
ある。
【0009】本発明は、このような事情に対処してなさ
れたものであり、設置スペースの制約を緩和することが
でき、且つ進行方向に加えた力で扉体を開放することが
できる扉開閉装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
扉体を押付け方向に開放可能とする扉開閉装置であっ
て、水平に延びる第1の溝を有した第1の枠体と、この
第1の枠体の略中央部分から直交する方向に延びる第2
の溝を有した第2の枠体と、前記扉体の上又は下端部の
一端側に設けられ、前記第1の溝に沿って移動する第1
の移動手段と、前記扉体の上又は下端部の略中央部分に
設けられ、前記第2の溝に沿って移動する第2の移動手
段とが具備され、前記扉体を押し付けると、前記第2の
移動手段の前記第2の溝に沿っての直線運動及び前記第
2の移動手段を支点とした時計方向又は反時計方向の回
動運動と、これらに連動する前記第1の移動手段の前記
第1の溝に沿っての移動とにより、前記扉体が前記第1
の枠体側に待避し、第2の枠体を境としての扉体の出っ
張り量が第2の移動手段の取付け位置とされることを特
徴とする。
【0011】進行方向に扉体を押し付けると、扉体に設
けられている第2の移動手段が第2の枠体の第2の溝に
沿って、第2の移動手段を支点として時計方向又は反時
計方向に回動しつつ直線移動を行い、これらに連動して
第1の移動手段が第1の枠体の第1の溝に沿って移動す
ることにより、扉体が第1の枠体側に待避し、扉体が開
放される。
【0012】また、扉体が第1の枠体側に待避した状態
では、第2の枠体を境としての扉体の出っ張り量が第2
の移動手段の取付け位置である略半分程度とされる。
【0013】請求項2記載の発明は、前記第1の枠体に
は、前記第1の溝に沿って移動する前記第1の移動手段
を有した補助板体が配設されるとともに、この補助板体
と前記扉体とは両開蝶番を介して連結されており、前記
第2の移動手段の前記第2の溝に沿っての直線運動及び
回動運動と、これらに連動する前記第1の移動手段の前
記第1の溝に沿っての移動とにより、前記扉体が前記第
1の枠体側に待避することを特徴とする。
【0014】この発明では、進行方向に扉体を押し付け
ると、扉体に設けられている第2の移動手段が第2の枠
体の第2の溝に沿って回動しつつ直線移動を行い、これ
らに連動して補助板体に設けられている第1の移動手段
が第1の枠体の第1の溝に沿って移動することにより、
補助板体に対し両開蝶番を介して連結されている扉体が
第1の枠体側に待避し、扉体が開放される。
【0015】請求項3記載の発明は、前記第1及び第2
の溝はレール溝であり、前記第1の移動手段は前記レー
ル溝に嵌り込む戸車であり、前記第2の移動手段は前記
レール溝に嵌り込む吊車であることを特徴とする。
【0016】この発明では、進行方向に扉体を押し付け
ると、扉体に設けられている第2の移動手段である吊車
が第2の枠体の第2の溝であるレール溝に沿って回動し
つつ直線移動を行い、これらに連動して補助板体に設け
られている第1の移動手段である戸車が第1の枠体の第
1の溝であるレール溝に沿って移動することにより、補
助板体に対し両開蝶番を介して連結されている扉体が第
1の枠体側に待避し、扉体が開放される。
【0017】請求項4記載の発明は、前記第1の枠体の
上枠部には、前記補助板体の上端部に取り付けられたガ
イドランナーが嵌り込むためのガイド溝が設けられ、前
記第1の枠体の下枠部には、前記補助板体の下端部に取
り付けられた戸車が嵌り込むためのレール溝が設けら
れ、前記第2の枠体の上枠部には、前記扉体の上端部に
取り付けられた吊車が嵌り込むためのレール溝が設けら
れていることを特徴とする。
【0018】この発明では、進行方向に扉体を押し付け
ると、扉体に設けられている吊車が第2の枠体のレール
溝に沿って回動しつつ直線移動を行い、これらに連動し
て補助板体のガイドランナー及び戸車が第1の枠体の上
下枠部のガイド溝及びレール溝に沿って移動することに
より、補助板体に対し両開蝶番を介して連結されている
扉体が第1の枠体側に待避し、扉体が開放される。
【0019】請求項5記載の発明は、前記第1の枠体の
下枠部には、前記補助板体の下端部に取り付けられたガ
イドランナーが嵌り込むためのガイド溝が設けられ、前
記第1の枠体の上枠部には、前記補助板体の上端部に取
り付けられた吊車が嵌り込むためのレール溝が設けら
れ、前記第2の枠体の上枠部には、前記扉体の上端部に
取り付けられたガイドランナーが嵌り込むためのガイド
溝が設けられ、前記第2の枠体の下枠部には、前記扉体
の下端部に取り付けられた戸車が嵌り込むためのレール
溝が設けられていることを特徴とする。
【0020】この発明では、進行方向に扉体を押し付け
ると、扉体に設けられている吊車が第2の枠体のレール
溝に沿って回動しつつ直線移動を行い、これらに連動し
て補助板体の戸車及びガイドランナーが第1の枠体の上
下枠部のガイド溝及びレール溝に沿って移動することに
より、補助板体に対し両開蝶番を介して連結されている
扉体が第1の枠体側に待避し、扉体が開放される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1乃至図4は、本発明の扉開閉
装置の一実施の形態を示すものである。これらの図に示
すように、扉開閉装置は、枠体100と扉体200とで
構成されている。
【0022】枠体100は、矩形状の戸袋枠体110
と、この戸袋枠体110の略中央部分から直交する方向
に延びるコ字形状のガイド枠体120とで構成されてい
る。
【0023】戸袋枠体110の上枠部111には、後述
する扉体200の補助板体210のガイドランナー21
2が嵌り込むためのガイド溝112が長手方向に沿って
形成されている。
【0024】戸袋枠体110の下枠部113には、後述
する扉体200の補助板体210の戸車215が嵌り込
むためのレール溝114が長手方向に沿って形成されて
いる。
【0025】ガイド枠体120は人が出入りするための
開口部123を有するものであって、ガイド枠体120
の上枠部121には後述する扉体200の扉本体220
の吊車222が嵌り込むためのレール溝122が長手方
向に沿って形成されている。
【0026】扉体200は、補助板体210と扉本体2
20とで構成されている。補助板体210の上端部21
1には、2個のガイドランナー212が取り付けられて
いる。補助板体210の下端部213には、2個のロー
ラ214が組み込まれた戸車215が取り付けられてい
る。扉本体220の上端部221の略中央部分には吊車
222が取り付けられている。
【0027】補助板体210と扉本体220とは、両開
蝶番230によって連結されている。この両開蝶番23
0は、扉本体220を左右に回動自在とするものであっ
て、長板部235,236と短板部238,239とで
構成されている。
【0028】長板部235,236には、対角線上にヒ
ンジ部231〜234が設けられているとともに、複数
の皿穴235a,236aが形成されている。
【0029】短板部238,239には、四隅にヒンジ
部237が設けられているとともに、円形状の逃げ穴2
38a,239aと半円弧状の逃げ穴238b,239
bとが設けられている。
【0030】また、各長板部235,236のヒンジ部
231〜234には、軸ピン230a〜230dを介し
て各短板部238,239のヒンジ部237が取り付け
られている。
【0031】そして、図2に示すように、各長板部23
5,236が軸ピン230b,230cを同一線上とす
る回動と、図3に示すように、各長板部235,236
が軸ピン230a,230dを同一線上とする回動とが
可能となる。このような両開蝶番230の動作により、
補助板体210に対して扉本体220が180度回動可
能とされている。
【0032】続いて、以上のような構成の扉開閉装置の
動作を、図5乃至図10を用いて説明する。
【0033】まず、図5に示すように、ガイド枠体12
0の開口部123が扉体200の扉本体220によって
閉塞されている状態において、扉本体220を手前側か
ら開けて開口部123を開放する場合、扉本体220の
斜線で示す側端部側を押す。
【0034】これにより、図10に示すように、扉本体
220の上端部221の略中央部分に設けられている吊
車222を支点として扉本体220に時計方向の回動力
が与えられる。
【0035】このとき、補助板体210の下端部213
に設けられている戸車215が戸袋枠体110の下枠部
113のレール溝114に沿って転動するとともに、補
助板体210の上端部211に設けられているガイドラ
ンナー212が戸袋枠体110の上枠部111のガイド
溝112に沿って移動することにより、補助板体210
が図6に示す矢印方向に移動する(ちなみに、図10で
は方向)。
【0036】またこのとき、扉本体220の上端部22
1の吊車222がガイド枠体120の上枠部121のレ
ール溝122に沿って転動する。
【0037】よって、これらが同時に移動することによ
り、図7に示すように、ガイド枠体120の開口部12
3が完全に開放される。
【0038】このとき、扉本体220は、戸袋枠体11
0に収納される。また、このとき、ガイド枠体120部
分を境としての扉本体220の突出量は扉本体220の
半分程度となる。
【0039】一方、図5の状態であるガイド枠体120
の開口部123が扉体200の扉本体220によって閉
塞されている状態において、扉本体220を背面側から
開けて開口部123を開放する場合、上記同様に、扉本
体220の斜線で示す側端部側を押す。
【0040】これにより、図10に示すように、扉本体
220の上端部221の略中央部分に設けられている吊
車222を支点として扉本体220に反時計方向の回動
力が与えられる。
【0041】このとき、補助板体210の下端部213
に設けられている戸車215が戸袋枠体110の下枠部
113のレール溝114に沿って上記とは逆方向に転動
するとともに、補助板体210の上端部211に設けら
れているガイドランナー212も戸袋枠体110の上枠
部111のガイド溝112に沿って上記とは逆方向に移
動することにより、補助板体210が図8に示す矢印方
向に移動する(ちなみに、図10では方向)。
【0042】またこのとき、扉本体220の上端部22
1の吊車222がガイド枠体120の上枠部121のレ
ール溝122に沿って転動する。
【0043】よって、これらが同時に移動することによ
り、図9に示すように、ガイド枠体120の開口部12
3が完全に開放される。
【0044】このとき、扉本体220は、戸袋枠体11
0に収納される。また、このとき、ガイド枠体120部
分を境としての扉本体220の突出量は上記同様に扉本
体220の半分程度となる。
【0045】このように、本実施の形態では、進行方向
に扉体200の扉本体220を押し付けると、扉本体2
20に設けられている吊車222が第2の枠体であるガ
イド枠体120の上枠部121のレール溝122に沿っ
て回動しつつ直線移動を行い、これらに連動して補助板
体210のガイドランナー212及び戸車215が第1
の枠体である戸袋枠体110の上下枠部111,113
のガイド溝112及びレール溝114に沿って移動する
ことにより、補助板体210に対し両開蝶番230を介
して連結されている扉本体220が戸袋枠体110に待
避し、扉本体220が開放されるようにしたので、たと
えば車椅子等の使用者等にとっても何等支障なく扉本体
220の開放を容易に行うことができる。
【0046】また、扉本体220が戸袋枠体110側に
待避した状態では、ガイド枠体120を境としての扉本
体220の出っ張り量が吊車222の取付け位置である
略半分程度とされるので、一部屋内では扉本体220の
略半分程度のスペースが確保されればよいことになり、
設置スペースの制約が大幅に緩和される。
【0047】なお、本実施の形態では、補助板体210
の上下端部にガイドランナー212及び戸車215を設
け、戸袋枠体110側にはこれに合わせてガイド溝11
2及びレール溝114を設けた場合について説明した
が、この例に限らず、補助板体210の上端部に吊車を
設け、戸袋枠体110側の上枠部111にレール溝を設
けることで、補助板体210を吊下げ式とすることもで
きる。
【0048】また、本実施の形態では、扉本体220の
上端部221に吊車222を設けた吊下げ式とした場合
について説明したが、この例に限らず、扉本体220の
下端部に戸車を設けることで、引戸式としてもよい。
【0049】さらに、本実施の形態では、補助板体21
0と扉本体220とを両開蝶番230を介して回動自在
に連結した場合について説明したが、この例に限らず、
扉本体220の上及び/又は下端部に吊車やランナー等
を設けることで、戸袋枠体110側に扉本体220を待
避させるようにすることもでき、この場合には、補助板
体210や両開蝶番230の使用を省くことができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の扉開閉装
置によれば、進行方向に扉体を押し付けると、扉体に設
けられている第2の移動手段が第2の枠体の第2の溝に
沿って、第2の移動手段を支点として時計方向又は反時
計方向に回動しつつ直線移動を行い、これらに連動して
第1の移動手段が第1の枠体の第1の溝に沿って移動す
ることにより、扉体が第1の枠体側に待避し、扉体が開
放される。
【0051】また、扉体が第1の枠体側に待避した状態
では、第2の枠体を境としての扉体の出っ張り量が第2
の移動手段の取付け位置である略半分程度とされる。
【0052】したがって、設置スペースの制約を緩和す
ることができ、且つ進行方向に加えた力で扉体を開放す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の扉開閉装置に係る枠体を示す斜視図で
ある。
【図2】本発明の扉開閉装置に係る扉体を示す斜視図で
ある。
【図3】図2の両開蝶番を示す斜視図である。
【図4】図1の枠体に対する図2の扉体の装着状態を示
す一部切欠きの断面図である。
【図5】図1及び図2の扉開閉装置の動作を示す斜視図
である。
【図6】図1及び図2の扉開閉装置の動作を示す斜視図
である。
【図7】図1及び図2の扉開閉装置の動作を示す斜視図
である。
【図8】図1及び図2の扉開閉装置の動作を示す斜視図
である。
【図9】図1及び図2の扉開閉装置の動作を示す斜視図
である。
【図10】図1及び図2の扉開閉装置の動作を示す斜視
図である。
【図11】従来の開閉ドアを示す斜視図である。
【符号の説明】
100 枠体 110 戸袋枠体 111 上枠部 112 ガイド溝 113 下枠部 114 レール溝 120 ガイド枠体 121 上枠部 123 開口部 200 扉体 210 補助板体 211 上端部 212 ガイドランナー 213 下端部 215 戸車 220 扉本体 222 吊車 230 両開蝶番 231〜234,237 ヒンジ部 235,236 長板部 235a,236a 皿穴 238,239 短板部 238a,239a,238b,239b 逃げ穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05D 15/36 E06B 3/50 E05D 15/00 E05D 15/48 E05D 15/58

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉体を押付け方向に開放可能とする扉開
    閉装置であって、水平に延びる第1の溝を有した第1の
    枠体と、この第1の枠体の略中央部分から直交する方向
    に延びる第2の溝を有した第2の枠体と、前記扉体の上
    又は下端部の一端側に設けられ、前記第1の溝に沿って
    移動する第1の移動手段と、前記扉体の上又は下端部の
    略中央部分に設けられ、前記第2の溝に沿って移動する
    第2の移動手段とが具備され、前記扉体を押し付ける
    と、前記第2の移動手段の前記第2の溝に沿っての直線
    運動及び前記第2の移動手段を支点とした時計方向又は
    反時計方向の回動運動と、これらに連動する前記第1の
    移動手段の前記第1の溝に沿っての移動とにより、前記
    扉体が前記第1の枠体側に待避し、第2の枠体を境とし
    ての扉体の出っ張り量が第2の移動手段の取付け位置と
    されることを特徴とする扉開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の枠体には、前記第1の溝に沿
    って移動する前記第1の移動手段を有した補助板体が配
    設されるとともに、この補助板体と前記扉体とは両開蝶
    番を介して連結されており、 前記第2の移動手段の前記第2の溝に沿っての直線運動
    及び回動運動と、これらに連動する前記第1の移動手段
    の前記第1の溝に沿っての移動とにより、前記扉体が前
    記第1の枠体側に待避することを特徴とする請求項1記
    載の扉開閉装置。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2の溝はレール溝であ
    り、前記第1の移動手段は前記レール溝に嵌り込む戸車
    であり、前記第2の移動手段は前記レール溝に嵌り込む
    吊車であることを特徴とする請求項1又は2記載の扉開
    閉装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の枠体の上枠部には、前記補助
    板体の上端部に取り付けられたガイドランナーが嵌り込
    むためのガイド溝が設けられ、 前記第1の枠体の下枠部には、前記補助板体の下端部に
    取り付けられた戸車が嵌り込むためのレール溝が設けら
    れ、 前記第2の枠体の上枠部には、前記扉体の上端部に取り
    付けられた吊車が嵌り込むためのレール溝が設けられて
    いることを特徴とする請求項2又は3記載の扉開閉装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第1の枠体の下枠部には、前記補助
    板体の下端部に取り付けられたガイドランナーが嵌り込
    むためのガイド溝が設けられ、 前記第1の枠体の上枠部には、前記補助板体の上端部に
    取り付けられた吊車が嵌り込むためのレール溝が設けら
    れ、 前記第2の枠体の上枠部には、前記扉体の上端部に取り
    付けられたガイドランナーが嵌り込むためのガイド溝が
    設けられ、 前記第2の枠体の下枠部には、前記扉体の下端部に取り
    付けられた戸車が嵌り込むためのレール溝が設けられて
    いることを特徴とする請求項2又は3記載の扉開閉装
    置。
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