JP3309724B2 - 車両用表示装置 - Google Patents
車両用表示装置Info
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- JP3309724B2 JP3309724B2 JP21759396A JP21759396A JP3309724B2 JP 3309724 B2 JP3309724 B2 JP 3309724B2 JP 21759396 A JP21759396 A JP 21759396A JP 21759396 A JP21759396 A JP 21759396A JP 3309724 B2 JP3309724 B2 JP 3309724B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばインストル
メント内のメータ前面にて、ナビゲーションにおける経
路誘導の画像表示を行う車両用表示装置に関する。
メント内のメータ前面にて、ナビゲーションにおける経
路誘導の画像表示を行う車両用表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、車両の現在地を検出して現在地付
近の地図を表示し、目的地が設定されたときに目的地に
対する経路誘導表示を行うようにしたナビゲーション装
置が種々提案されている。このものにおいては、センタ
ーコンソール等に地図あるいは経路誘導表示を行うナビ
ゲーション用の表示装置を配置している。なお、経路誘
導表示を行う場合には、目的地への経路上で交差点等の
所定距離手前で、進行すべき方向および交差点までの距
離を画像表示する。
近の地図を表示し、目的地が設定されたときに目的地に
対する経路誘導表示を行うようにしたナビゲーション装
置が種々提案されている。このものにおいては、センタ
ーコンソール等に地図あるいは経路誘導表示を行うナビ
ゲーション用の表示装置を配置している。なお、経路誘
導表示を行う場合には、目的地への経路上で交差点等の
所定距離手前で、進行すべき方向および交差点までの距
離を画像表示する。
【０００３】しかしながら、地図あるいは経路誘導表示
をセンターコンソール等で表示した場合、運転席から表
示が見づらいという問題がある。また、車両の運転者
は、走行中にナビゲーションに関する情報を必要とする
場合、地図よりも経路誘導表示の方を必要とする。そこ
で、運転席前方、例えばインストルメントパネルに経路
誘導用の表示装置を設け、経路誘導表示を見やすくする
ことが考えられる。
をセンターコンソール等で表示した場合、運転席から表
示が見づらいという問題がある。また、車両の運転者
は、走行中にナビゲーションに関する情報を必要とする
場合、地図よりも経路誘導表示の方を必要とする。そこ
で、運転席前方、例えばインストルメントパネルに経路
誘導用の表示装置を設け、経路誘導表示を見やすくする
ことが考えられる。
【０００４】この場合、ナビゲーション装置から経路誘
導用の表示装置に、経路誘導表示のための映像信号を送
出するように構成すると、その映像信号の送出に時間が
かかるため、ナビゲーション装置側での処理負担が大き
くなるという問題がある。
導用の表示装置に、経路誘導表示のための映像信号を送
出するように構成すると、その映像信号の送出に時間が
かかるため、ナビゲーション装置側での処理負担が大き
くなるという問題がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題に鑑
みたもので、車両前方にて経路誘導を画像表示させる場
合、ナビゲーション装置側での処理負担を増大させない
ようにすることを目的とする。
みたもので、車両前方にて経路誘導を画像表示させる場
合、ナビゲーション装置側での処理負担を増大させない
ようにすることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１に記載の発明においては、車両の運転席前
方に経路誘導の画像表示を行う表示手段（２）を設け、
ナビゲーション装置（１０）から経路誘導の画像表示を
示すコード信号を出力するようにし、このコード信号に
より、表示制御手段（３）が、記憶手段（３３）からコ
ード信号に対応した画像データを読み出して表示手段に
経路誘導の画像表示を行わせるようにしたことを特徴と
している。
め、請求項１に記載の発明においては、車両の運転席前
方に経路誘導の画像表示を行う表示手段（２）を設け、
ナビゲーション装置（１０）から経路誘導の画像表示を
示すコード信号を出力するようにし、このコード信号に
より、表示制御手段（３）が、記憶手段（３３）からコ
ード信号に対応した画像データを読み出して表示手段に
経路誘導の画像表示を行わせるようにしたことを特徴と
している。
【０００７】従って、ナビゲーション装置からは、経路
誘導の画像表示を示すコード信号を出力すればよいた
め、ナビゲーション装置側での処理負担を増大させるこ
となく車両前方にて経路誘導を画像表示させることがで
きる。
誘導の画像表示を示すコード信号を出力すればよいた
め、ナビゲーション装置側での処理負担を増大させるこ
となく車両前方にて経路誘導を画像表示させることがで
きる。
【０００８】
【０００９】さらに、請求項１に記載の発明では、イン
ストルメントパネルにおいて車両に関する情報を表示す
る車両情報表示部の前面に透明ＥＬ表示器（２）を配置
し、この透明ＥＬ表示器に経路誘導の画像表示を行わせ
るときにその背面にある車両情報表示部の表示輝度を低
下させるようしたことを特徴としている。このようにす
れば、透明ＥＬ表示器の表示を明瞭にすることができ
る。なお、車両情報表示の表示輝度を低下させるとは、
車両情報表示にランプ等の照明手段を必要とする場合に
その照明手段を消灯させるものも含むものである。
ストルメントパネルにおいて車両に関する情報を表示す
る車両情報表示部の前面に透明ＥＬ表示器（２）を配置
し、この透明ＥＬ表示器に経路誘導の画像表示を行わせ
るときにその背面にある車両情報表示部の表示輝度を低
下させるようしたことを特徴としている。このようにす
れば、透明ＥＬ表示器の表示を明瞭にすることができ
る。なお、車両情報表示の表示輝度を低下させるとは、
車両情報表示にランプ等の照明手段を必要とする場合に
その照明手段を消灯させるものも含むものである。
【００１０】
【発明の実施の形態】図１に本発明の一実施形態にかか
る車両用表示装置の全体構成を示す。コンビネーション
メータ１は、インストルメントパネルに設置され、車速
メータ、タコメータ、水温計、燃料計等を有する。この
コンビネーションメータ１は自発光メータであり、メー
タの指針（ポインター）や文字盤が蛍光管やＬＥＤ、ラ
ンプ等の照明手段によって昼夜常時発光している。
る車両用表示装置の全体構成を示す。コンビネーション
メータ１は、インストルメントパネルに設置され、車速
メータ、タコメータ、水温計、燃料計等を有する。この
コンビネーションメータ１は自発光メータであり、メー
タの指針（ポインター）や文字盤が蛍光管やＬＥＤ、ラ
ンプ等の照明手段によって昼夜常時発光している。
【００１１】このコンビネーションメータ１の前面にお
いて、タコメータ、燃料計の表示部に重ねて、サブディ
スプレイとしての透明ＥＬ表示器２が設置されている。
この透明ＥＬ表示器２は、走査電極とデータ電極とが交
差してマトリクス表示を行うように構成されており、ナ
ビゲーションにおける経路誘導の画像表示等を行う。Ｅ
Ｌ表示制御回路３は、透明ＥＬ表示器２とフレキシブル
プリントプレート２ａで電気的に接続されており、ナビ
ゲーション装置１０からの外部信号により、透明ＥＬ表
示器２に経路誘導の画像表示を行わせる。
いて、タコメータ、燃料計の表示部に重ねて、サブディ
スプレイとしての透明ＥＬ表示器２が設置されている。
この透明ＥＬ表示器２は、走査電極とデータ電極とが交
差してマトリクス表示を行うように構成されており、ナ
ビゲーションにおける経路誘導の画像表示等を行う。Ｅ
Ｌ表示制御回路３は、透明ＥＬ表示器２とフレキシブル
プリントプレート２ａで電気的に接続されており、ナビ
ゲーション装置１０からの外部信号により、透明ＥＬ表
示器２に経路誘導の画像表示を行わせる。
【００１２】ナビゲーション装置１０において、ナビゲ
ーション本体１１は、車速センサ１２からの車速信号、
方位センサ１３からの方位信号、ＧＰＳ１４からの現在
地信号に基づき、車両の現在地を演算し、また操作部１
５に目的地が設定されたときに目的地に対する経路誘導
の演算処理を実行する。そして、地図情報記録媒体（Ｃ
Ｄ−ＲＯＭ）１６からの地図情報に基づき、地図表示装
置１７に車両の現在地を含む地図を表示させるととも
に、経路誘導を行うときには、目的地への経路上で交差
点等の進路変更を要する地点の所定距離手前に達すると
進行すべき方向を画像表示させる。なお、経路誘導の画
像表示に代えて、経路誘導を音声にて行うようにしても
よい。このような地図および経路誘導については従来の
ものと同じである。
ーション本体１１は、車速センサ１２からの車速信号、
方位センサ１３からの方位信号、ＧＰＳ１４からの現在
地信号に基づき、車両の現在地を演算し、また操作部１
５に目的地が設定されたときに目的地に対する経路誘導
の演算処理を実行する。そして、地図情報記録媒体（Ｃ
Ｄ−ＲＯＭ）１６からの地図情報に基づき、地図表示装
置１７に車両の現在地を含む地図を表示させるととも
に、経路誘導を行うときには、目的地への経路上で交差
点等の進路変更を要する地点の所定距離手前に達すると
進行すべき方向を画像表示させる。なお、経路誘導の画
像表示に代えて、経路誘導を音声にて行うようにしても
よい。このような地図および経路誘導については従来の
ものと同じである。
【００１３】また、ナビゲーション本体１１は、上記し
た経路誘導の画像表示を行うときに、その画像表示を示
すコード信号および交差点名の文字コード（ＪＩＳコー
ドやＡＳＣＩＩコード）等を外部信号としてＥＬ表示制
御回路３に送信する。ＥＬ表示制御回路３の構成を図２
に示す。ナビゲーション本体１１から送信された外部信
号は、ラインドライバＩＣ３１を介してＣＰＵ３２に入
力される。ＣＰＵ３２は、外部信号に含まれる受信コー
ドに応じ、画像表示を行うための画像データが予め記憶
されているＲＯＭ３３の特定領域の内容を読み出してフ
レームメモリ３４に転送する。すなわち、ＲＯＭ３３に
は、図３に示すように、各アドレスで指定される領域
に、右折画面、左折画面等の経路誘導を行うための画像
データが記憶されており、ＣＰＵ３２は、受信コードか
ら対応するアドレスを指定して画像データをフレームメ
モリ３４に転送する。
た経路誘導の画像表示を行うときに、その画像表示を示
すコード信号および交差点名の文字コード（ＪＩＳコー
ドやＡＳＣＩＩコード）等を外部信号としてＥＬ表示制
御回路３に送信する。ＥＬ表示制御回路３の構成を図２
に示す。ナビゲーション本体１１から送信された外部信
号は、ラインドライバＩＣ３１を介してＣＰＵ３２に入
力される。ＣＰＵ３２は、外部信号に含まれる受信コー
ドに応じ、画像表示を行うための画像データが予め記憶
されているＲＯＭ３３の特定領域の内容を読み出してフ
レームメモリ３４に転送する。すなわち、ＲＯＭ３３に
は、図３に示すように、各アドレスで指定される領域
に、右折画面、左折画面等の経路誘導を行うための画像
データが記憶されており、ＣＰＵ３２は、受信コードか
ら対応するアドレスを指定して画像データをフレームメ
モリ３４に転送する。
【００１４】また、ＲＯＭ３３には、文字コードにより
文字表示を行わせるためのフォントが記憶されており、
ＣＰＵ３２は、外部信号に文字コードが含まれている場
合、ＲＯＭ３３に記憶されているフォントを用いて文字
コードに対応した文字表示を行わせる。なお、フォント
はＲＯＭ３３でなく、専用の漢字ＲＯＭに記憶するよう
にしてもよい。
文字表示を行わせるためのフォントが記憶されており、
ＣＰＵ３２は、外部信号に文字コードが含まれている場
合、ＲＯＭ３３に記憶されているフォントを用いて文字
コードに対応した文字表示を行わせる。なお、フォント
はＲＯＭ３３でなく、専用の漢字ＲＯＭに記憶するよう
にしてもよい。
【００１５】また、ＣＰＵ３２は、表示コントローラ３
５に対し、フレームメモリ３４上の読み出しアドレス
等、透明ＥＬ表示器２を決められた周波数で線順次走査
するために必要な内部レジスタの設定を行う。表示コン
トローラ３５は、その内部レジスタに書き込まれた読み
出しアドレス等に従って、フレームメモリ３４からデー
タを読み出し、データ側ドライバＩＣ３６に画像データ
を出力させると同時に、垂直同期信号、水平同期信号信
号、ドットクロック信号をタイミング発生回路３７に出
力する。
５に対し、フレームメモリ３４上の読み出しアドレス
等、透明ＥＬ表示器２を決められた周波数で線順次走査
するために必要な内部レジスタの設定を行う。表示コン
トローラ３５は、その内部レジスタに書き込まれた読み
出しアドレス等に従って、フレームメモリ３４からデー
タを読み出し、データ側ドライバＩＣ３６に画像データ
を出力させると同時に、垂直同期信号、水平同期信号信
号、ドットクロック信号をタイミング発生回路３７に出
力する。
【００１６】タイミング発生回路３７は、表示コントロ
ーラ３５からの信号に基づき、データ側ドライバＩＣ３
６、走査側ドライバＩＣ３８の制御に必要なラッチ信号
等を各ドライバＩＣ３６、３８に出力する。走査側ドラ
イバＩＣ３８の駆動は、透明ＥＬ表示器２の駆動に通常
用いられるようにロウコンポジット信号を出力する回路
３９、ロウコンポジット信号と前記ラッチ信号等を重畳
させるためのアイソレーション回路４０を用いて行う。
ーラ３５からの信号に基づき、データ側ドライバＩＣ３
６、走査側ドライバＩＣ３８の制御に必要なラッチ信号
等を各ドライバＩＣ３６、３８に出力する。走査側ドラ
イバＩＣ３８の駆動は、透明ＥＬ表示器２の駆動に通常
用いられるようにロウコンポジット信号を出力する回路
３９、ロウコンポジット信号と前記ラッチ信号等を重畳
させるためのアイソレーション回路４０を用いて行う。
【００１７】また、透明ＥＬ表示器２による表示を運転
者に知らせるためのブザー発生回路４１が設けられてい
る。図４に自発光メータの照明制御を行う回路を示す。
図では、照明手段としてランプ５０を用い、ランプ５０
により１つの自発光メータ（例えばタコメータ）を照明
する例を示している。
者に知らせるためのブザー発生回路４１が設けられてい
る。図４に自発光メータの照明制御を行う回路を示す。
図では、照明手段としてランプ５０を用い、ランプ５０
により１つの自発光メータ（例えばタコメータ）を照明
する例を示している。
【００１８】制御信号Ｓ１はランプ５０を点灯させると
きＨレベル、消灯させるときＬレベルになる信号であ
り、制御信号Ｓ２はランプ５０を減光させるときＨレベ
ル、減光させないときＬレベルになる信号である。制御
信号Ｓ１がＬレベルのときにはＡＮＤ回路５１、５２の
出力がいずれもＬレベルになるため、トランジスタ５
３、５４がオフして、ランプ５０を消灯させる。また、
制御信号Ｓ１がＨレベルで制御信号Ｓ２がＬレベルのと
き、ＡＮＤ回路５１の出力がＨレベル、ＡＮＤ回路５２
の出力がＬレベルになり、トランジスタ５３のみがオン
してランプ５０を点灯させる。また、制御信号Ｓ１がＨ
レベルで制御信号Ｓ２がＨレベルのとき、ＡＮＤ回路５
２の出力がＨレベルになり、またＮＯＴ回路５５により
ＡＮＤ回路５１の出力がＬレベルになるため、トランジ
スタ５４のみがオンし、ランプ５０を減光させる。抵抗
５６は、減光用の電流制限抵抗である。
きＨレベル、消灯させるときＬレベルになる信号であ
り、制御信号Ｓ２はランプ５０を減光させるときＨレベ
ル、減光させないときＬレベルになる信号である。制御
信号Ｓ１がＬレベルのときにはＡＮＤ回路５１、５２の
出力がいずれもＬレベルになるため、トランジスタ５
３、５４がオフして、ランプ５０を消灯させる。また、
制御信号Ｓ１がＨレベルで制御信号Ｓ２がＬレベルのと
き、ＡＮＤ回路５１の出力がＨレベル、ＡＮＤ回路５２
の出力がＬレベルになり、トランジスタ５３のみがオン
してランプ５０を点灯させる。また、制御信号Ｓ１がＨ
レベルで制御信号Ｓ２がＨレベルのとき、ＡＮＤ回路５
２の出力がＨレベルになり、またＮＯＴ回路５５により
ＡＮＤ回路５１の出力がＬレベルになるため、トランジ
スタ５４のみがオンし、ランプ５０を減光させる。抵抗
５６は、減光用の電流制限抵抗である。
【００１９】ここで、車両運転時のイグニッションスイ
ッチオンと連動させて制御信号Ｓ１をＨレベルにし、昼
間で減光を必要としないときに制御信号Ｓ２をＬレベル
にすると、ランプ５０が点灯する。また、夜間で減光を
行うときに制御信号Ｓ２をＨレベルにするとランプ５０
が減光する。また、後述する演算処理により、経路誘導
表示を行うときに制御信号Ｓ１をＬレベルにすると、ラ
ンプ５０が消灯する。
ッチオンと連動させて制御信号Ｓ１をＨレベルにし、昼
間で減光を必要としないときに制御信号Ｓ２をＬレベル
にすると、ランプ５０が点灯する。また、夜間で減光を
行うときに制御信号Ｓ２をＨレベルにするとランプ５０
が減光する。また、後述する演算処理により、経路誘導
表示を行うときに制御信号Ｓ１をＬレベルにすると、ラ
ンプ５０が消灯する。
【００２０】なお、図に示すように、抵抗５７、５８を
挿入すれば、制御信号Ｓ１がＬレベルになったときに、
ランプ５０を消灯させず、抵抗５７、５８を介してラン
プ５０に電流をわずかに流して、ランプ５０を減光させ
ることができる。図５にＣＰＵ３２の演算処理を示す。
ＣＰＵ３２はその演算処理の開始において透明ＥＬ表示
器２を非発光状態にして、その背面のタコメータ、水温
計が透明ＥＬ表示器２を透過して見えるようにしてお
く。その後、図５に示す演算処理を繰り返し実行する。
挿入すれば、制御信号Ｓ１がＬレベルになったときに、
ランプ５０を消灯させず、抵抗５７、５８を介してラン
プ５０に電流をわずかに流して、ランプ５０を減光させ
ることができる。図５にＣＰＵ３２の演算処理を示す。
ＣＰＵ３２はその演算処理の開始において透明ＥＬ表示
器２を非発光状態にして、その背面のタコメータ、水温
計が透明ＥＬ表示器２を透過して見えるようにしてお
く。その後、図５に示す演算処理を繰り返し実行する。
【００２１】まず、ステップ１０１において、ナビゲー
ション装置本体１１からの外部信号を受信する処理を実
行する。外部信号を受信すると、その外部信号に含まれ
る受信コードを判別する。例えば、受信コードが“右
折”のときには、ステップ１０２において、受信コード
に対応するＲＯＭ３３のアドレスを指定して、右折の画
像データをフレームメモリ３４に転送する。また、外部
信号に含まれる交差点名の文字コードからフォントに変
換して文字表示のデータもフレームメモリ３４に記憶さ
せる。受信コードが他の画像を表示させるときも同様の
処理を行う（ステップ１０３等）。
ション装置本体１１からの外部信号を受信する処理を実
行する。外部信号を受信すると、その外部信号に含まれ
る受信コードを判別する。例えば、受信コードが“右
折”のときには、ステップ１０２において、受信コード
に対応するＲＯＭ３３のアドレスを指定して、右折の画
像データをフレームメモリ３４に転送する。また、外部
信号に含まれる交差点名の文字コードからフォントに変
換して文字表示のデータもフレームメモリ３４に記憶さ
せる。受信コードが他の画像を表示させるときも同様の
処理を行う（ステップ１０３等）。
【００２２】また、ステップ１０４においてタコメー
タ、水温計の照明手段を消灯させる。この場合、図４に
示す制御信号Ｓ１をＬレベルにして、それぞれのメータ
に対応したランプ等を消灯させる。また、ブザー発生回
路４１に信号を出力して、一定時間ブザーを発生させる
（ステップ１０７）。このようにして、ナビゲーション
装置１０とは別の場所に設けられた透明ＥＬ表示器２に
て経路誘導の画像表示を行わせることができる。また、
その表示と同時に一定時間ブザーが鳴るようにしている
から、運転者に経路誘導の画像表示を知らせることがで
きる。
タ、水温計の照明手段を消灯させる。この場合、図４に
示す制御信号Ｓ１をＬレベルにして、それぞれのメータ
に対応したランプ等を消灯させる。また、ブザー発生回
路４１に信号を出力して、一定時間ブザーを発生させる
（ステップ１０７）。このようにして、ナビゲーション
装置１０とは別の場所に設けられた透明ＥＬ表示器２に
て経路誘導の画像表示を行わせることができる。また、
その表示と同時に一定時間ブザーが鳴るようにしている
から、運転者に経路誘導の画像表示を知らせることがで
きる。
【００２３】図６に、左折の経路誘導表示を行っている
場合の例を示す。なお、図中の「桜町」は交差点名を示
す。また、経路誘導の表示を消去させる旨の外部信号が
ナビゲーション本体１１から送信された場合には、ステ
ップ１０５において、透明ＥＬ表示器２を非発光状態に
し、ステップ１０６においてタコメータ、水温計の照明
手段を点灯させる。このことにより、経路誘導表示を行
う前の表示状態に復帰する。
場合の例を示す。なお、図中の「桜町」は交差点名を示
す。また、経路誘導の表示を消去させる旨の外部信号が
ナビゲーション本体１１から送信された場合には、ステ
ップ１０５において、透明ＥＬ表示器２を非発光状態に
し、ステップ１０６においてタコメータ、水温計の照明
手段を点灯させる。このことにより、経路誘導表示を行
う前の表示状態に復帰する。
【００２４】本実施形態では、図５に示す演算処理とと
もに、図８に示す演算処理を実行している。まず、ステ
ップ２０１において車速センサからの車速信号により車
両が停止しているか否かを判定し、車両が停止している
ことを判定すると、ステップ２０２において透明ＥＬ表
示器２にメッセージを表示させ、ステップ２０３におい
てタコメータ、水温計の照明手段を消灯させる。この場
合、メッセージ表示として例えばシートベルト着用警告
を行うときには、図８に示すようなシートベルト画面を
表示させる。
もに、図８に示す演算処理を実行している。まず、ステ
ップ２０１において車速センサからの車速信号により車
両が停止しているか否かを判定し、車両が停止している
ことを判定すると、ステップ２０２において透明ＥＬ表
示器２にメッセージを表示させ、ステップ２０３におい
てタコメータ、水温計の照明手段を消灯させる。この場
合、メッセージ表示として例えばシートベルト着用警告
を行うときには、図８に示すようなシートベルト画面を
表示させる。
【００２５】また、車両が走行開始すると、ステップ２
０４、２０５において、透明ＥＬ表示器２を非発光状態
にし、タコメータ、水温計の照明手段を点灯させる。な
お、メッセージ表示としては、シートベルト着用警告表
示以外に、車両の自己診断情報（水温、内気温、電気配
線の断線チェック等）のメッセージ表示としてもよい。
０４、２０５において、透明ＥＬ表示器２を非発光状態
にし、タコメータ、水温計の照明手段を点灯させる。な
お、メッセージ表示としては、シートベルト着用警告表
示以外に、車両の自己診断情報（水温、内気温、電気配
線の断線チェック等）のメッセージ表示としてもよい。
【００２６】また、車両の停車は車速センサからの車速
信号を用いて判別する以外に、パーキングブレーキのオ
ンにて判断するようにしてもよい。なお、上記した実施
形態においては、画像表示をコンビネーションメータ１
の前面に設けた透明ＥＬ表示器２により行うものを示し
たが、透明ＥＬ表示器２の代わりに液晶表示器を用いて
もよく、また経路誘導表示を行う表示器をインストルメ
ントパネルのフードに設け、コンビネーションメータの
前面にハーフミラーを設けて、ハーフミラーによる虚像
表示にて運転席前方に経路誘導表示を行わせるようにし
てもよい。さらに、フロントガラスにて表示を行うヘッ
ドアップディスプレイを用いて経路誘導表示を行うよう
にしてもよい。
信号を用いて判別する以外に、パーキングブレーキのオ
ンにて判断するようにしてもよい。なお、上記した実施
形態においては、画像表示をコンビネーションメータ１
の前面に設けた透明ＥＬ表示器２により行うものを示し
たが、透明ＥＬ表示器２の代わりに液晶表示器を用いて
もよく、また経路誘導表示を行う表示器をインストルメ
ントパネルのフードに設け、コンビネーションメータの
前面にハーフミラーを設けて、ハーフミラーによる虚像
表示にて運転席前方に経路誘導表示を行わせるようにし
てもよい。さらに、フロントガラスにて表示を行うヘッ
ドアップディスプレイを用いて経路誘導表示を行うよう
にしてもよい。
【００２７】さらに、車両情報を表示する車両情報表示
部として、タコメータ、水温計を示したが、他の表示で
あってもよく、また、指針式のアナログメータに限ら
ず、液晶等によりディジタル表示を行うものであっても
よい。
部として、タコメータ、水温計を示したが、他の表示で
あってもよく、また、指針式のアナログメータに限ら
ず、液晶等によりディジタル表示を行うものであっても
よい。
【図１】本発明の一実施形態にかかる車両用表示装置の
全体構成を示す図である。
全体構成を示す図である。
【図２】ＥＬ表示制御回路３の構成を示す図である。
【図３】ＲＯＭ３３における画像データの記憶状態を示
す図である。
す図である。
【図４】自発光メータの照明制御を行う回路図である。
【図５】ＣＰＵ３２における経路誘導処理を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図６】右折の経路誘導表示を行っている表示例を示す
図である。
図である。
【図７】ＣＰＵ３２におけるメッセージ表示処理を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図８】シートベルト着用のメッセージ表示を行ってい
る表示例を示す図である。
る表示例を示す図である。
１…コンビネーションメータ、２…透明ＥＬ表示器、３
…ＥＬ表示制御回路、１０…ナビゲーション装置、３２
…ＣＰＵ、３３…画像データを記憶するＲＯＭ。
…ＥＬ表示制御回路、１０…ナビゲーション装置、３２
…ＣＰＵ、３３…画像データを記憶するＲＯＭ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平７−105493（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−240653（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−218438（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−139959（ＪＰ，Ａ) 実開 昭63−118076（ＪＰ，Ｕ) 実開 平５−16450（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G01C 21/00 B60K 31/00 - 37/06
Claims (1)
- 【請求項１】 目的地に対する経路誘導の演算処理を行
うとともに、経路誘導の画像表示を行うときに、その画
像表示を示すコード信号を出力するナビゲーション装置
（１０）と、 車両の運転席前方にて経路誘導の画像表示を行う表示手
段（２）と、前 記コード信号に対する画像データを記憶した記憶手段
（３３）を有し、前記ナビゲーション装置から前記コー
ド信号を受信すると、前記記憶手段からそのコード信号
に対応した画像データを読み出して前記表示手段に経路
誘導の画像表示を行わせる表示制御手段（３）とを備
え、 前記表示手段は、インストルメントパネルにおいて車両
に関する情報を表示する車両情報表示部の前面に配置さ
れた透明ＥＬ表示器（２）であり、 前記表示制御手段は、前記透明ＥＬ表示器の表示を行う
ときに前記車両情報表示部の表示輝度を低下させる こと
を特徴とする車両用表示装置。
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|---|---|---|---|
| JP21759396A JP3309724B2 (ja) | 1996-08-19 | 1996-08-19 | 車両用表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP21759396A JP3309724B2 (ja) | 1996-08-19 | 1996-08-19 | 車両用表示装置 |
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|---|---|
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Family
ID=16706734
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP21759396A Expired - Fee Related JP3309724B2 (ja) | 1996-08-19 | 1996-08-19 | 車両用表示装置 |
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| JP (1) | JP3309724B2 (ja) |
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-
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- 1996-08-19 JP JP21759396A patent/JP3309724B2/ja not_active Expired - Fee Related
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